JP2000189432A - 内視鏡用処置具における処置部用カップ状採取刃及びその製造方法 - Google Patents

内視鏡用処置具における処置部用カップ状採取刃及びその製造方法

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JP2000189432A
JP2000189432A JP10369949A JP36994998A JP2000189432A JP 2000189432 A JP2000189432 A JP 2000189432A JP 10369949 A JP10369949 A JP 10369949A JP 36994998 A JP36994998 A JP 36994998A JP 2000189432 A JP2000189432 A JP 2000189432A
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Tamoru Asano
多茂留 浅野
Tatsuya Saito
達也 斉藤
Makoto Mori
誠 森
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】カップ刃10の内曲げ部23の外周面及び
内周面においては、それぞれ、複数の凹面24と複数の
凸面25とが周方向へ交互に連続して形成されている。
そのため、内曲げ部23の外周面において、内視鏡のチ
ューブ内周面に対する接触面積が小さくなる。円筒体2
7の外壁28のうち一方の周縁部28aに刃先21を有
するカップ刃素材26、例えば既存の皮膚切除具の円筒
刃を有効に利用して、他方の周縁部28b側で外壁28
の全周に内曲げ部23を成形している。 【効果】内視鏡のチューブ内で両採取刃体6,7の摺動
抵抗が小さくなり、両採取刃体6,7の摺動を円滑に行
うことができる。内曲げ部23を有する採取刃体6,7
を容易に成形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手術や医療検査
等に用いられる内視鏡用処置具において、内視鏡を介し
て体内に挿入される連動部材の先端部に設けた処置部に
係り、特にこの処置部で互いに開閉動可能に支持した一
対の採取刃体をカップ刃とレバーとから構成した処置部
用カップ状採取刃及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
内視鏡用処置具においては、処置部が内視鏡のチューブ
内を通って体内に挿入される。その場合、この処置部の
両採取刃体は、互いに閉動した状態で、内視鏡のチュー
ブ内を摺動する。従って、この両採取刃体の摺動を円滑
に行う必要がある。
【0003】本発明にかかる処置部用カップ状採取刃
は、両採取刃体に特定形状の内曲げ部を設けて、両採取
刃体の摺動を円滑に行うことを目的にしている。本発明
にかかる処置部用カップ状採取刃の製造方法は、特定形
状の内曲げ部を有する採取刃体を容易に成形することを
目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜3に示す第一実施形態、図4に示す第二実施形態)
の符号を援用して、本発明にかかる内視鏡用処置具を説
明する。
【0005】請求項1または請求項2の発明にかかる処
置部用カップ状採取刃においては、いずれも、内視鏡を
介して体内に挿入される連動部材(2)の先端部に設け
た処置部(3)を操作部(1)により遠隔操作して作動
させる内視鏡用処置具にあって、その処置部(3)で互
いに開閉動可能に支持した一対の採取刃体(6,7)を
備えている。この採取刃体(6,7)は、レバー(1
1)と、塑性加工により成形したカップ刃(10)とか
ら構成されている。前記カップ刃(10)は、採取口部
(18a)を開放した採取凹所(18)を形成するよう
に環状をなす周壁(19)を有している。この周壁(1
9)の両周縁部のうち、採取口部(18a)の外周に対
応する一方の周縁部に刃先(21)を形成している。採
取凹所(18)の採取口部(18a)に面して他方の周
縁部側に形成した貫通孔(22)の外周に対応するこの
周壁(19)の全周には内曲げ部(23)を形成してい
る。さらに、第一実施形態に対応する請求項1の発明に
おいて、前記内曲げ部(23)の外周面及び内周面は、
それぞれ、複数の凹面(24)と複数の凸面(25)と
を周方向へ交互に連続させたものである。
【0006】さらに、第二実施形態に対応する請求項2
の発明において、前記内曲げ部(23)は、複数の切込
み(30)と、互いに隣接する両切込み(30)間の舌
片部(31)とを周方向へ交互に並設したものである。
【0007】請求項3の発明にかかる処置部用カップ状
採取刃の製造方法は、第一実施形態及び第二実施形態に
対応し、下記のように構成されている。内視鏡を介して
体内に挿入される連動部材(2)の先端部に設けた処置
部(3)を操作部(1)により遠隔操作して作動させる
内視鏡用処置具にあって、その処置部(3)で互いに開
閉動可能に支持した一対の採取刃体(6,7)を製造す
る方法に関するものである。
【0008】両端面側で開放した円筒体(27)の外壁
(28)の両端縁部(28a,28b)のうち一方の端
縁部(28a)に刃先(21)を有するカップ刃素材
(26)にあって、他方の端縁部(28b)側でこの外
壁(28)の全周に内曲げ部(23)を塑性加工により
成形する。その成形により、一方の端縁部(28a)に
ある刃先(21)の内側で採取口部(18a)を開放し
た採取凹所(18)を形成するように環状をなすととも
に他方の端縁部(28b)側で内曲げ部(23)の内側
に貫通孔(22)を形成したカップ刃(10)とする。
このカップ刃(10)の周壁(19)にレバー(11)
を固着する。
【0009】
【発明の実施形態】〔第一実施形態〕まず、本発明の第
一実施形態にかかる内視鏡用処置具を図1〜3を参照し
て説明する。
【0010】<内視鏡用処置具の概略>図1(a)に示
すように、操作部1から引き出された連動部材2は、内
視鏡(図示せず)を介して体内に挿入されるものであっ
て、この連動部材2の先端部に処置部3が取り付けられ
ている。
【0011】この処置部3においては、図1(b)及び
図2(a)(b)に示すように、連動部材2の外周保護
コイル4の先端部にホルダ5が取着され、このホルダ5
に対しカップ状の両採取刃体6,7がその支持孔8で固
定中心支軸9により互いに回動可能に支持されている。
この両採取刃体6,7は、カップ刃10と連動レバー1
1とからなり、後述する開閉リンク機構12により開閉
動する。この開閉リンク機構12は、連動部材2の操作
ワイヤ13を介して操作部1により遠隔操作されて作動
するようになっている。
【0012】* 前記開閉リンク機構12 前記第一採取刃体6の連動レバー11と、前記第二採取
刃体7の連動レバー11とは、第一採取刃体6と第二採
取刃体7とが開閉動する方向を含む平面に対し平行な面
上で互いに交差して並設されている。この第一採取刃体
6の連動レバー11と第二採取刃体7の連動レバー11
とに連結孔14が貫設され、これらの連結孔14にそれ
ぞれ一本のリンクワイヤ15,16が挿通されて引掛け
られている。前記操作ワイヤ13は、この両リンクワイ
ヤ15,16と、操作部1から引き出されたメインワイ
ヤ17とを有している。このメインワイヤ17の先端部
に両リンクワイヤ15,16の端部が溶着等により連結
されている。この両リンクワイヤ15,16は、ある程
度の剛性及び可撓性を有する。
【0013】前記操作部1により遠隔操作して操作ワイ
ヤ13のメインワイヤ17を引くと、前記両リンクワイ
ヤ15,16により第一採取刃体6の連動レバー11と
第二採取刃体7の連動レバー11とが互いに閉じる方向
へ回動し、第一採取刃体6と第二採取刃体7とが互いに
閉じる。また、操作部1により遠隔操作して操作ワイヤ
13のメインワイヤ17を押すと、これに前記保護コイ
ル4の戻り力も加わり、第一採取刃体6の連動レバー1
1と第二採取刃体7の連動レバー11とが互いに開く方
向へ回動し、第一採取刃体6と第二採取刃体7とが互い
に開く。
【0014】<図3(b)(c)に示す前記両採取刃体
6,7>前述したように、この両採取刃体6,7は、カ
ップ刃10と連動レバー11とからなる。
【0015】このカップ刃10は、採取口部18aを開
放した採取凹所18を形成するように環状をなす周壁1
9を有している。前記連動レバー11は一枚の側壁20
を有している。この周壁19の両周縁部のうち、採取口
部18aの外周に対応する一方の周縁部に刃先21が形
成されている。他方の周縁部には採取凹所18の採取口
部18aに面して貫通孔22が形成され、この貫通孔2
2の外周に対応する他方の周縁部側でこの周壁19の全
周には内曲げ部23が形成されている。前記支持孔8及
び連結孔14はこの連動レバー11の側壁20に貫設さ
れている。なお、前述したように両採取刃体6,7を開
閉動可能に支持する場合に、それらの連動レバー11を
重合させることができるように、この連動レバー11は
屈曲されている。
【0016】前記内曲げ部23の外周面及び内周面は、
それぞれ、複数の凹面24と複数の凸面25とを周方向
へ交互に連続させたものである。 <前記採取刃6,7の製造方法>図3(a)に示すカッ
プ刃素材26は、両端面側で開放した円筒体27の外壁
28の両周縁部28a,28bのうち一方の周縁部28
aに前記刃先21を有している。ちなみに、このカップ
刃素材27としては、既存の皮膚切除具の円筒刃を利用
している。
【0017】このカップ刃素材26に対しプレス加工を
施し、両周縁部28a,28bのうち他方の周縁部28
bに前記内曲げ部23を成形して図3(b)に示す前記
カップ刃10とする。また、図3(b)に示す前記連動
レバー11もプレス加工により一体成形する。
【0018】図3(c)に示すように、このカップ刃1
0の周壁19の外側に連動レバー11を、溶接による溶
着部29により固着する。 <第一実施形態の特徴>第一実施形態は下記*の特徴
(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0019】* 前記処置部3は内視鏡のチューブ内を
通って体内に挿入される。その場合、この処置部3の両
採取刃体6,7は、互いに閉動した状態で、内視鏡のチ
ューブ内を摺動する。その摺動を円滑に行うために、両
採取刃体6,7に前記内曲げ部23を形成して、閉動状
態にある両採取刃体6,7の全体形状が丸くなるように
している。
【0020】* この内曲げ部23の外周面及び内周面
においては、それぞれ、複数の凹面24と複数の凸面2
5とが周方向へ交互に連続して形成されている。そのた
め、内曲げ部23の外周面において、内視鏡のチューブ
内周面に対する接触面積が小さくなる。従って、内視鏡
のチューブ内で両採取刃体6,7の摺動抵抗が小さくな
り、両採取刃体6,7の摺動をより一層円滑に行うこと
ができる。
【0021】* 採取刃体6,7においてカップ刃10
や連動レバー11をプレス加工により一体成形したの
で、採取刃体6,7の製造を容易に行うことができる。 * 円筒体27の外壁28のうち一方の周縁部28aに
刃先21を有するカップ刃素材26、例えば既存の皮膚
切除具の円筒刃を有効に利用して、他方の周縁部28b
側で外壁28の全周に内曲げ部23を成形している。従
って、内曲げ部23を有する採取刃体6,7を容易に成
形することができる。
【0022】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかる内視鏡用処置具を図4を参照して説明す
る。
【0023】<内視鏡用処置具の概略>前述した第一実
施形態と同様である。 <図4(c)(d)に示す両採取刃体6,7>この第二
実施形態は下記の点で第一実施形態と異なる。
【0024】内曲げ部23は、複数の切込み30と、互
いに隣接する両切込み30間の舌片部31とを周方向へ
交互に並設したものである。 <前記採取刃6,7の製造方法>図4(a)に示すカッ
プ刃素材26は、両端面側で開放した円筒体27の外壁
28の両周縁部28a,28bのうち一方の周縁部28
aに前記刃先21を有している。ちなみに、このカップ
刃素材27としては、既存の皮膚切除具の円筒刃を利用
している。
【0025】このカップ刃素材26に対しプレス加工を
施し、円筒体27の両周縁部28a,28bのうち他方
の周縁部28bに、前記各切込み30及び各舌片部31
を図4(b)に示すように成形する。さらに、この各舌
片部31を折曲して前記内曲げ部23を成形し、図4
(c)に示す前記カップ刃10とする。また、図4
(c)に示す前記連動レバー11もプレス加工により一
体成形する。
【0026】図4(d)に示すように、このカップ刃1
0の周壁19の外側に連動レバー11を、溶接による溶
着部29により固着する。 <第二実施形態の特徴>第一実施形態の内曲げ部23に
代えて、第二実施形態の内曲げ部23においては、複数
の切込み30と、互いに隣接する両切込み30間の舌片
部31とが周方向へ交互に並設されている。そのため、
内曲げ部23の外周面において、内視鏡のチューブ内周
面に対する接触面積が小さくなる。従って、内視鏡のチ
ューブ内で両採取刃体6,7の摺動抵抗が小さくなり、
両採取刃体6,7の摺動をより一層円滑に行うことがで
きる。
【0027】そのほかの特徴は第一実施形態と同様であ
る。 〔他の実施形態〕前記実施形態以外にも下記*のように
構成してもよい。
【0028】* 第二実施形態の各切込み30における
周方向の幅については、任意に変更してもよく、例えば
筋状の割込みにする。 〔他の技術的思想〕前記実施形態から把握できる技術的
思想(請求項以外)を記載する。
【0029】(イ) 請求項1と請求項2とを組み合わ
せた発明 (ロ) 請求項1または請求項2または上記(イ)に記
載した内視鏡用処置具の処置部用カップ状採取刃におい
て、レバー(連動レバー11)とカップ刃10の周壁1
9とを溶着部29で互いに固着した。従って、互いに分
離して成形したレバー(連動レバー11)とカップ刃1
0とを簡単な固着作業により互いに一体化して採取刃体
6,7の強度を高めることができる。
【0030】(ハ) 請求項1または請求項2または上
記(イ)または上記(ロ)に記載した内視鏡用処置具の
処置部用カップ状採取刃において、塑性加工はプレス加
工である。従って、採取刃体6,7の製造をより一層容
易に行うことができる。
【0031】(ニ) 請求項3に記載した内視鏡用処置
具の処置部用カップ状採取刃の製造方法において、内曲
げ部23の外周面及び内周面は、それぞれ、複数の凹面
24と複数の凸面25とを周方向へ交互に連続させたも
のである。
【0032】(ホ) 請求項3に記載した内視鏡用処置
具の処置部用カップ状採取刃の製造方法において、内曲
げ部23は、複数の切込み30と互いに隣接する両切込
み30間の舌片部31とを周方向へ交互に並設したもの
である。
【0033】(ヘ) 請求項3または上記(ニ)または
上記(ホ)に記載した内視鏡用処置具の処置部用カップ
状採取刃の製造方法において、カップ刃10の周壁19
にレバー(連動レバー11)を溶着部29により固着す
る。
【0034】(ト) 請求項3または上記(ニ)または
上記(ホ)または上記(ヘ)に記載した内視鏡用処置具
の処置部用カップ状採取刃の製造方法において、塑性加
工はプレス加工である。従って、採取刃体6,7の製造
をより一層容易に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明にかかる内視鏡用処置具
の処置部用カップ状採取刃によれば、採取刃体(6,
7)の内曲げ部(23)の外周に凹凸面(24,25)
を形成したので、内視鏡のチューブ内周面に対する内曲
げ部(23)の接触面積を小さくして内視鏡のチューブ
内で採取刃体(6,7)の摺動抵抗を小さくし、採取刃
体(6,7)の摺動を円滑に行うことができる。
【0036】請求項2の発明にかかる内視鏡用処置具の
処置部用カップ状採取刃によれば、採取刃体(6,7)
の内曲げ部(23)の外周に切込み(30)及び舌片部
(31)を形成したので、内視鏡のチューブ内周面に対
する内曲げ部(23)の接触面積を小さくして内視鏡の
チューブ内で採取刃体(6,7)の摺動抵抗を小さく
し、採取刃体(6,7)の摺動を円滑に行うことができ
る。
【0037】請求項3の発明にかかる内視鏡用処置具の
処置部用カップ状採取刃の製造方法によれば、内曲げ部
(23)を有する採取刃体(6,7)を容易に成形する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は第一実施形態にかかる内視鏡用処置
具の全体を示す一部切欠き正面図であり、(b)は両採
取刃体を閉じた処置部を示す(a)の部分拡大正面図で
ある。
【図2】 (a)は図1(b)の正面側断面図であり、
(b)は図1(b)の右側面図である。
【図3】 (a)はプレス加工前のカップ刃素材を示す
斜視図であり、(b)は第一実施形態にかかる採取刃体
においてカップ刃と連動レバーとを分離した状態を示す
斜視図であり、(c)は同じくカップ刃と連動レバーと
を固着した状態を示す斜視図である。
【図4】 (a)はプレス加工前のカップ刃素材を示す
斜視図であり、(b)は(a)のカップ刃素材からカッ
プ刃を成形する途中状態を示す斜視図であり、(c)は
第二実施形態にかかる採取刃体においてカップ刃と連動
レバーとを分離した状態を示す斜視図であり、(d)は
同じくカップ刃と連動レバーとを固着した状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…操作部、2…連動部材、3…処置部、6,7…採取
刃体、10…カップ刃、11…連動レバー、18…採取
凹所、18a…採取口部、19…周壁、21…刃先、2
2…貫通孔、23…内曲げ部、24…凹面、25…凸
面、26…カップ刃素材、27…円筒体、28…外壁、
28a,28b…周縁部、30…切込み、31…舌片
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 誠 岐阜県関市小屋名1110番地 株式会社貝印 刃物開発センター内 Fターム(参考) 4C060 FF23 GG23 GG26 GG28 4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 GG15 HH56 JJ06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材の先端部に設けた処置部を操作部により遠隔操作して
    作動させる内視鏡用処置具にあって、その処置部で互い
    に開閉動可能に支持した一対の採取刃体を、レバーと、
    塑性加工により成形したカップ刃とから構成した処置部
    用カップ状採取刃において、 前記カップ刃は、採取口部を開放した採取凹所を形成す
    るように環状をなす周壁を有し、この周壁の両周縁部の
    うち、採取口部の外周に対応する一方の周縁部に刃先を
    形成し、採取凹所の採取口部に面して他方の周縁部側に
    形成した貫通孔の外周に対応するこの周壁の全周には内
    曲げ部を形成し、 この内曲げ部の外周面及び内周面は、それぞれ、複数の
    凹面と複数の凸面とを周方向へ交互に連続させたもので
    あることを特徴とする内視鏡用処置具における処置部用
    カップ状採取刃。
  2. 【請求項2】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材の先端部に設けた処置部を操作部により遠隔操作して
    作動させる内視鏡用処置具にあって、その処置部で互い
    に開閉動可能に支持した一対の採取刃体を、レバーと、
    塑性加工により成形したカップ刃とから構成した処置部
    用カップ状採取刃において、 前記カップ刃は、採取口部を開放した採取凹所を形成す
    るように環状をなす周壁を有し、この周壁の両周縁部の
    うち、採取口部の外周に対応する一方の周縁部に刃先を
    形成し、採取凹所の採取口部に面して他方の周縁部側に
    形成した貫通孔の外周に対応するこの周壁の全周には内
    曲げ部を形成し、 この内曲げ部は、複数の切込みと互いに隣接する両切込
    み間の舌片部とを周方向へ交互に並設したものであるこ
    とを特徴とする内視鏡用処置具における処置部用カップ
    状採取刃。
  3. 【請求項3】 内視鏡を介して体内に挿入される連動部
    材の先端部に設けた処置部を操作部により遠隔操作して
    作動させる内視鏡用処置具にあって、その処置部で互い
    に開閉動可能に支持した一対の採取刃体を製造する方法
    において、 両端面側で開放した円筒体の外壁の両周縁部のうち一方
    の端縁部に刃先を有するカップ刃素材にあって、他方の
    端縁部側でこの外壁の全周に内曲げ部を塑性加工により
    成形することにより、一方の端縁部にある刃先の内側で
    採取口部を開放した採取凹所を形成するように環状をな
    すとともに他方の端縁部側で内曲げ部の内側に貫通孔を
    形成したカップ刃とし、 このカップ刃の周壁にレバーを固着することを特徴とす
    る内視鏡用処置具における処置部用カップ状採取刃の製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8317726B2 (en) 2005-05-13 2012-11-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Biopsy forceps assemblies
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