JP2000187245A - アクティブマトリクス基板及びその製造方法 - Google Patents
アクティブマトリクス基板及びその製造方法Info
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Abstract
のための製造工程の増加を抑えた製造方法を実現する。 【解決手段】 基板上に形成された複数のゲートバス配
線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソー
スバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレ
イン領域、チャネル領域を有する半導体層とを備えた複
数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電
極とを備えたアクティブマトリクス基板であって、前記
ゲート電極は金属もしくは低抵抗の半導体材料によって
形成され、前記ゲートバス配線及び前記付加容量共通配
線は、透光性の導電膜によって形成されることを特徴と
する。
Description
線画像検出器等に用いられるアクティブマトリクス基板
に関するものであり、特に開口率を向上させたアクティ
ブマトリクス基板に関するものである。
表示装置の一例として、周辺駆動回路を基板上に形成し
た液晶表示装置の平面模式図を図12に示す。ガラス基
板または石英基板131上にゲート駆動回路132、ソ
ース駆動回路133、及びTFT(Thin Film
Transistor)アレイ部134が形成されて
いる。ゲート駆動回路132は、シフトレジスタ及びバ
ッファから構成される。ソース駆動回路は、少なくとも
シフトレジスタ132aと、バッファ132bと、ビデ
オライン138のサンプリングを行うアナログスイッチ
139とから構成される。TFTアレイ部134には、
ゲート駆動回路132から延びる多数の平行するゲート
バス配線142が配されている。ソース駆動回路133
からは多数のソースバス配線141がゲートバス配線1
42に直交して配設されている。そしてゲートバス配線
142に平行して付加容量共通配線143が配設されて
いる。2本のゲートバス配線142、ソースバス配線1
41、及び付加容量共通配線143に囲まれた矩形の領
域には、TFT135、画素136、及び付加容量13
7が設けられている。TFT135のゲート電極は、ゲ
ートバス配線142に接続され、ソース電極はソースバ
ス配線141に接続されている。TFT135のドレイ
ン電極に接続された画素電極と対向基板上の対向電極と
の間に液晶が封入され、画素136が構成されている。
また、付加容量共通配線143は対向電極と同じ電位の
電極に接続されている。
アウトパターンを示す。さらに、図16のA−Aにおけ
る断面構造を図17に示す。図16及び図17を用いて
従来例を説明する。まず、絶縁基板110上に活性層と
なる多結晶シリコン薄膜111を40nm〜80nmの
厚さで形成した。次に、スパッタリングもしくはCVD
法を用いて、ゲート絶縁膜を80nm〜150nmの厚
さで形成した。次に、多結晶シリコン薄膜111におい
て、後に付加容量を形成する付加容量部(図16斜線部
分)に、レジストパターンを塗布、露光することによる
開口部を形成し、この部分にP+を1×1015(c
m-2)の濃度でイオンを導入し、この部分の低抵抗化を
行った。このようにゲート電極形成前にイオンを導入し
ているのは、これをゲート電極及び付加容量共通電極形
成後に行うと電極があるために電極下方にイオンが導入
されないためである。
電極114を金属もしくは低抵抗の多結晶シリコンを用
いて所定の形状にパターニングを行った。次に、この薄
膜トランジスタの導電型を決定するために、ゲート電極
上方からP+を1×1015(cm-2)の濃度でイオン注
入を行い、ゲート電極下部にチャンネル112を形成し
た。次に、SiO2もしくはSiNxを用いて、第1の層
間絶縁膜115を全面に形成後、コンタクトホール11
8及び119の形成を行った。次に、ソースバス配線1
41及びドレイン電極121をAlなどの低抵抗の金属
を用いて形成した。次に、第1の層間絶縁膜と同様にS
iO2もしくはSiNxを用いて第2の層間絶縁膜124
を全面に形成後、コンタクトホール123の形成を行
い、次いでITO(Indium−Tin−Oxid
e、以下ITOとする)などの透明導電膜を用いて画素
電極125の形成を行った。電極120及び121にA
lを使用した場合には、電極121と画素電極125と
のオーミックコンタクトをとるためにバリアメタルが、
Ti、Tiw、Mo、MoSi等を用いて形成される。
画素TFTのオフ電流を低減するために画素TFTを、
活性層におけるゲート電極近傍にソースドレインと同一
導電型の低濃度不純物領域もしくはノンドープ領域を設
けた構造としてもよい。
トリクス基板においては、付加容量共通配線及び付加容
量部は非透光性材料によって形成されているので、これ
らは開口率低下の一因となる。特に、高精細のアクティ
ブマトリクス基板においては画素ピッチが100μm以
下、さらには50μm以下となることもあり、このよう
な狭い領域内にゲートバス配線、ソースバス配線、付加
容量、薄膜トランジスタを作り込む必要があり、これら
は通常光を通さないので開口率を向上させるのが困難と
なる。
めのものであり、開口率の高いアクティブマトリクス基
板に関するものである。
ブマトリクス基板によれば、基板上に形成された複数の
ゲートバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバ
ス配線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソー
ス領域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層
を備えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板であ
って、前記付加容量共通配線と前記ドレイン領域の延在
部との間に付加容量が形成され、前記ゲート絶縁膜を前
記付加容量を形成するための絶縁膜とし、かつ前記付加
容量共通配線は透光性の導電膜によって形成される事を
特徴とする。
によれば、前記付加容量共通配線はITOによって形成
されている事を特徴とする。
によれば、前記付加容量共通配線は薄膜の半導体材料に
よって形成されている事を特徴とする。
によれば、前記半導体層における前記ドレイン領域の厚
みは5〜40nmである。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数の
薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電極と
を備えたアクティブマトリクス基板であって、前記ゲー
ト電極は金属もしくは不純物がドープされた半導体によ
って形成され、前記ゲートバス配線及び前記付加容量共
通配線は、透光性の導電膜によって形成されることを特
徴とする。
によれば、前記付加容量共通配線と前記画素電極との間
の絶縁膜は1層である。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数の
薄膜トランジスタと、画素電極とを備えたアクティブマ
トリクス基板であって、前記ゲート電極は金属もしくは
不純物がドープされた半導体によって形成され、前記ゲ
ートバス配線は、透光性の導電膜によって形成され前記
画素電極との重なりを付加容量として利用したことを特
徴とする。
によれば、前記ゲート電極上部には絶縁膜が形成され、
前記ゲートバス配線は前記絶縁膜に形成されたコンタク
トホールを介して前記ゲート電極と接続されていること
を特徴とする。
によれば、前記ゲートバス配線と前記画素電極との間の
絶縁膜は1層である。
板によれば、基板上に配設された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、前記ゲートバス配線と前
記ソースバス配線の交差部には複数の薄膜トランジスタ
とを備え、前記薄膜トランジスタ上部に形成された層間
絶縁膜と、前記層間絶縁膜上部に形成された透光性の付
加容量共通配線と、前記付加容量共通配線上部に形成さ
れた付加容量用絶縁膜と、前記付加容量用絶縁膜上部に
形成された複数の画素電極と、を備えたアクティブマト
リクス基板であって、 前記付加容量共通配線は格子状
に形成されており、前記付加容量共通配線と前記ゲート
バス配線もしくはソースバス配線との交差部の幅は前記
画素電極と前記付加容量共通配線との重なり幅よりも小
さいことを特徴とする。
板によれば、前記付加容量共通配線は前記画素電極端部
に沿って形成されている。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層を備
えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、
画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製造方
法であって、基板上に半導体層を形成する工程と、ゲー
ト絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極及びソースバス
配線を同時に形成する工程と、前記ゲート電極及びソー
スバス配線上部に第1の絶縁膜を形成する工程と、少な
くとも前記第1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前
記第1の絶縁膜上部にゲート電極と接続されたゲートバ
ス配線と付加容量共通配線を形成する工程と、前記ゲー
トバス配線と前記付加容量共通配線上部に第2の絶縁膜
を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上部に前記付加容
量共通配線と少なくとも一部重なるように画素電極を形
成する工程と、を含むことを特徴とする。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層を備
えた複数の薄膜トランジスタと、画素電極とを備えたア
クティブマトリクス基板の製造方法であって、基板上に
半導体層を形成する工程と、ゲート絶縁膜を形成する工
程と、ゲート電極及びソースバス配線を同時に形成する
工程と、前記ゲート電極及びソースバス配線上部に第1
の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記第1の絶縁
膜に開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上部に
ゲート電極と接続されたゲートバス配線を形成する工程
と、前記ゲートバス配線上部に第2の絶縁膜を形成する
工程と、前記第2の絶縁膜上部に前記ゲートバス配線と
少なくとも一部重なるように画素電極を形成する工程
と、を含むことを特徴とする。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極を備えたアクティブマトリクス基板の製造
方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配線、
ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成する工
程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極及びソースバス配線上部
に上部に第1の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前
記第1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記第1の
絶縁膜上部にゲート電極と接続されたゲートバス配線と
付加容量共通配線とを形成する工程と、前記ゲートバス
配線と付加容量共通配線上部に第2の絶縁膜を形成する
工程と、前記第2の絶縁膜上部に前記付加容量共通配線
と重なるように画素電極を形成する工程と、を含むこと
を特徴とする。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配
線、ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
を形成する工程と、前記ゲート電極及びソースバス配線
上部に第1の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記
第1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記第1の絶
縁膜上部にゲート電極と接続されたゲートバス配線を形
成する工程と、前記ゲートバス配線上部に第2の絶縁膜
を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上部に前記ゲート
バス配線と重なるように画素電極を形成する工程と、を
含むことを特徴とする。
板の製造方法によれば、前記ゲート電極を形成する工程
は、前記ゲート絶縁膜を形成する工程よりも前の工程で
あることを特徴とする。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数の
薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電極と
を備えたアクティブマトリクス基板であって、前記付加
容量共通配線と前記ドレイン領域の延在部との間に付加
容量が形成され、前記ゲート絶縁膜を前記付加容量を形
成するための絶縁膜とし、かつ前記付加容量共通配線は
透光性の導電膜によって形成される事を特徴とするの
で、従来、非透光性であった付加容量部及び付加容量共
通配線が透光性であり、開口率が飛躍的に向上する。ま
た、付加容量の上部電極をゲート電極以外の電極を使用
することで、付加容量の下部電極へ不純物を導入し、低
抵抗化を行うためのプロセスを必要とせず、ソースドレ
インへ不純物の導入をしたと同時に付加容量下部電極の
低抵抗化を行うことができるので、製造工程の増加を抑
えることができる。。また、このアクティブマトリクス
基板を表示装置等に用いた場合には開口率を向上させる
のが困難である高精細の表示装置であっても明るい表示
装置が実現する。
によれば、前記付加容量共通配線はITOによって形成
されている事を特徴とするので、ITOは透過率が高
く、明るいアクティブマトリクス基板が実現する。
によれば、前記付加容量共通配線は薄膜の半導体材料に
よって形成されている事を特徴とするので、パターニン
グのためのエッチング工程等の製造プロセスを容易に行
うことができる。
によれば、前記半導体層における前記ドレイン領域の厚
みは5〜40nmであるので、半導体層は透光し、この
半導体層の延在部も開口部として利用することができ
る。従って、明るいアクティブマトリクス基板を実現す
ることができる。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数の
薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電極と
を備えたアクティブマトリクス基板であって、前記ゲー
ト電極は金属もしくは不純物がドープされた半導体によ
って形成され、前記ゲートバス配線及び前記付加容量共
通配線は、透光性の導電膜によって形成されることを特
徴とするので、従来、非透光性であった付加容量部、付
加容量共通配線、ゲートバス配線が透光性であり、開口
率が飛躍的に向上する。また、付加容量共通配線、ゲー
トバス配線は透光性であり、配線を太く形成しても開口
率の低下はない。従って、これらの配線を太く形成し、
配線に入力された信号の伝播遅延を防止することができ
る。また、ゲート電極を非透光性の材料を使用したとし
てもゲート電極の面積は小さいので大きな開口率の低下
がない。また、前記ゲート電極は金属もしくは不純物が
ドープされた半導体によって形成されるので、ゲートバ
ス配線を透光性の材料を使用し、このゲートバス配線に
接続して金属もしくは不純物がドープされた半導体によ
ってゲート電極を作成することにより、開口率を向上さ
せると同時に特性のよいトランジスタを作成することが
できる。
れば、前記付加容量共通配線と画素電極との間の絶縁膜
は1層であるので、付加容量部の絶縁膜は第2の層間絶
縁膜のみであり、薄いので単位面積当たりの容量値が大
きく効率よく付加容量を形成することができる。従っ
て、1画素のピッチが小さい高精細のパネルにおいても
映像信号を保持することができる付加容量を形成するこ
とができる。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数の
薄膜トランジスタと、画素電極とを備えたアクティブマ
トリクス基板であって、前記ゲート電極は金属もしくは
不純物がドープされた半導体によって形成され、前記ゲ
ートバス配線は、透光性の導電膜によって形成され、前
記画素電極との重なりを付加容量として利用したので、
従来、非透光性であった付加容量部、ゲートバス配線が
透光性であり、開口率が飛躍的に向上する。また、ゲー
トバス配線は透光性であり、配線を太く形成しても開口
率の低下はない。従って、ゲートバス配線を太く形成
し、入力された信号の伝播遅延を防止することができ
る。特に付加容量共通配線を形成していないので、ゲー
トバス配線をその分太く形成することができる。また、
ゲート電極を非透光性の材料を使用したとしてもゲート
電極の面積は小さいので大きな開口率の低下がない。ま
た、前記ゲート電極は金属もしくは不純物がドープされ
た半導体によって形成されるので、ゲートバス配線を透
光性の材料を使用し、このゲートバス配線に接続して金
属もしくは不純物がドープされた半導体によってゲート
電極を作成することにより、開口率を向上させると同時
に特性のよいトランジスタを作成することができる。
れば、前記ゲート電極上部には絶縁膜が形成され、前記
ゲートバス配線は前記絶縁膜に形成されたコンタクトホ
ールを介して前記ゲート電極と接続されているので、ゲ
ート電極材料と画素電極との間の絶縁膜の膜厚よりもゲ
ートバス配線と画素電極との間の絶縁膜の膜厚が薄くな
り、単位面積当たりの容量値が大きく効率よく付加容量
を形成することができる。従って、1画素のピッチが小
さい高精細のパネルにおいても映像信号を保持すること
ができる付加容量を形成することができる。
れば、前記付加容量共通配線と画素電極との間の絶縁膜
は1層であるので、付加容量部の絶縁膜は第2の層間絶
縁膜のみであり、薄いので単位面積当たりの容量値が大
きく効率よく付加容量を形成することができる。
板によれば、基板上に配設された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、前記ゲートバス配線と前
記ソースバス配線の交差部には複数の薄膜トランジスタ
とを備え、前記薄膜トランジスタ上部に形成された層間
絶縁膜と、前記層間絶縁膜上部に形成された透光性の付
加容量共通配線と、前記付加容量共通配線上部に形成さ
れた付加容量用絶縁膜と、前記付加容量用絶縁膜上部に
形成された複数の画素電極と、を備えたアクティブマト
リクス基板であって、前記付加容量共通配線は格子状に
形成されており、前記付加容量共通配線と前記ゲートバ
ス配線もしくはソースバス配線との交差部の幅は前記画
素電極と前記付加容量共通配線との重なり幅よりも小さ
いので、付加容量共通配線に抵抗の高いITO等の透明
導電膜を使用したとしても格子状とすることで低抵抗化
ができ、かつ配線との容量を小さくすることで付加容量
共通配線に入力された信号の伝搬遅延を防止することが
できる。また、付加容量部は光を透過するので、明るい
アクティブマトリクス基板が実現する。
板によれば、前記付加容量共通配線は前記画素電極端部
に沿って形成されているので、付加容量共通配線のパタ
ーンを画素電極とほぼ同様の形状とし、画素電極とのオ
ーバーラップを大きくすることによって画素電極が小さ
くなった場合であっても映像信号を保持するための十分
な付加容量を形成することができる。また、光が透過す
る開口部において付加容量共通配線による段差が発生し
ないので、開口部はほぼ平坦面となり、このアクティブ
マトリクス基板を液晶表示装置に用いた場合には画素電
極上部に形成した配向膜のラビングによる配向処理が確
実に行え、表示品位が向上する。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層を備
えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、
画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製造方
法であって、基板上に半導体層を形成する工程と、ゲー
ト絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極及びソースバス
配線を同時に形成する工程と、それら上部に第1の絶縁
膜を形成する工程と、それら上部にゲート電極と接続さ
れたゲートバス配線と付加容量共通配線を形成する工程
と、その上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、その上
部に前記付加容量共通配線と少なくとも一部重なるよう
に画素電極を形成する工程と、を含むので、金属もしく
は不純物がドープされた半導体によって形成されたゲー
ト電極をソースバス配線と同時に行っているので新たな
工程が発生しない。また、付加容量共通配線と画素電極
との間で付加容量を形成しているが、付加容量部の絶縁
膜は第2の層間絶縁膜の1層のみであり、薄いので効率
よく付加容量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層とを
備えた複数の薄膜トランジスタと、画素電極とを備えた
アクティブマトリクス基板の製造方法であって、基板上
に半導体層を形成する工程と、ゲート絶縁膜を形成する
工程と、ゲート電極及びソースバス配線を同時に形成す
る工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成する工程
と、それら上部にゲート電極と接続されたゲートバス配
線を形成する工程と、その上部に第2の絶縁膜を形成す
る工程と、その上部に前記ゲートバス配線と少なくとも
一部重なるように画素電極を形成する工程と、を含むの
で、金属もしくは不純物がドープされた半導体によって
形成されたゲート電極をソースバス配線と同時に行って
いるので新たな工程が発生しない。また、ゲートバス配
線と画素電極との間で付加容量を形成しているが、付加
容量部の絶縁膜は第2の層間絶縁膜の1層のみであり、
薄いので効率よく付加容量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配
線、ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
を形成する工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、それら上部にゲート電極と接続されたゲート
バス配線と付加容量共通配線とを形成する工程と、その
上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、その上部に前記
付加容量共通配線と重なるように画素電極を形成する工
程と、を含むので、ゲートバス配線と付加容量共通配線
とを同時に形成しているので工程の増加を抑えることが
できる。また、付加容量共通配線と画素電極との間で付
加容量を形成しているが、付加容量部の絶縁膜は第2の
層間絶縁膜の1層のみであり、薄いので効率よく付加容
量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配
線、ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
を形成する工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、それら上部にゲート電極と接続されたゲート
バス配線を形成する工程と、その上部に第2の絶縁膜を
形成する工程と、その上部に前記ゲートバス配線と重な
るように画素電極を形成する工程と、を含むので、ゲー
トバス配線の形成と同時に付加容量部の下部電極を形成
することとなり、工程の増加を抑えることができる。ま
た、ゲートバス配線と画素電極との間で付加容量を形成
しているが、付加容量部の絶縁膜は第2の層間絶縁膜の
1層のみであり、薄いので効率よく付加容量を形成する
ことができる。
板の製造方法によれば、前記ゲート電極を形成する工程
は、前記ゲート絶縁膜を形成する工程よりも前の工程で
あるので、ゲート絶縁膜として陽極酸化法を利用した絶
縁膜が使用でき、容易に特性のよいトランジスタを作成
することができる。
実施例1における画素1個分のレイアウト図を図2に図
1におけるA−Aの断面図を示す。図1及び図2に従っ
て、本発明を説明する。本実施形態におけるレイアウト
図としては従来例とほぼ同様である。
なる多結晶シリコン薄膜11を5nm〜40nmの厚さ
で形成した。このような厚みであれば、TFTのオンオ
フ特性もよく、かつ光も透過する。
用いて、ゲート絶縁膜13をSiO2もしくはSiNxに
より80nmの厚さで形成した。
をAlもしくは多結晶シリコンを用い、フォトリソグラ
フィー法によるパターニングを行った。次に、この薄膜
トランジスタの導電型を決定するために、ゲート電極を
マスクとして、P+を1×1015(cm-2)の濃度でイ
オンを導入し、活性層にノンドープのチャンネル部12
を形成し、チャンネル部以外の領域は高濃度の不純物領
域とした。このように付加容量の上部電極の形成前に不
純物を導入することにより、ソースドレインの低抵抗化
と同時に付加容量の下部電極の低抵抗化を行なうことが
できる。
量共通配線14をITOを用い、ウエットエッチング法
によるパターニングを行って形成した。このように付加
容量部は、厚みの薄い多結晶シリコン薄膜と透明導電膜
によって形成されているので、付加容量部(斜線部)は
光を透過し、開口部として機能する。また、付加容量共
通配線も透光性の導電膜を使用しているので、この配線
部も開口部として機能し、開口率は飛躍的に向上する。
特に透明導電膜としてITOを用いることにより付加容
量部の透過率を高くすることができる。
後、エッチングを行ってコンタクトホール18及び19
の形成を行った。次に、ソースバス配線20及びドレイ
ン電極21をAlなどの低抵抗の金属を用い、パターニ
ングを行って形成した。次に、第2の層間絶縁膜24を
全面に形成した。
を行って開口部23を形成し、画素電極25のパターニ
ングを行った。
であり、付加容量共通配線も透光性の材料を使用してい
るので開口率が大きく明るいアクティブマトリクス基板
が実現した。
配線としてITOを使用したが、これに限るものではな
く例えば付加容量下部電極と同様に光が透過する5〜4
0nmの厚みの半導体材料を使用してもよい。半導体材
料を用いることにより、ITOよりもパターニングのた
めのエッチング工程にドライエッチング法を使用するこ
とができ、製造プロセスを容易に行い、薄膜トランジス
タへのダメージを低減することができる。
に透光性の材料を使用しているので、この配線を太く形
成したとしても開口率が低下することはなく、付加容量
共通配線の伝播遅延を防止することができる。
2における画素1個分のレイアウト図を図5に図3にお
けるA−Aの断面図を、図6に図3におけるB−Bの断
面図を示す。図3、図5、図6に従って、本発明を説明
する。
性層となる多結晶シリコン薄膜11を5nm〜80nm
の厚さで形成した。
用いて、ゲート絶縁膜13をSiO2もしくはSiNxに
より80nmの厚さで形成した。
定するために、チャネル部を覆うレジストパターンを形
成し、このレジストパターンをマスクとして、P+を1
×1015(cm-2)の濃度で導入し、活性層にノンドー
プのチャンネル部12を形成し、チャンネル部以外の領
域は高濃度の不純物領域とした。次に、ゲート絶縁膜1
3にコンタクトホール38、39を形成した。次に、ゲ
ート電極16を形成すると同時に開口部38を覆ってソ
ースバス配線20、コンタクトホール39を覆ってドレ
イン電極21をAlもしくは多結晶シリコンを用いて形
成した。
の層間絶縁膜15を全面に形成後、ゲート電極16と接
続するためのコンタクトホール40(図6)を第1の層
間絶縁膜に形成した。
うようにゲートバス配線45をITOを用いて形成し
た。ゲート電極16とゲートバス配線45との間にバリ
アメタルを形成してもよい。ゲートバス配線を形成する
と同時に付加容量の下部電極となる付加容量共通配線4
3をITOを用いて形成した。
用いて形成する。この第2の層間絶縁膜は付加容量を形
成するための絶縁膜となり、単位面積当たりの容量が大
きいSiNxを使用したので付加容量を効率よく形成す
ることができる。
絶縁膜24にエッチングを行い、開口部44を形成し、
ドレイン電極21に電気的接続を行うように第2の層間
絶縁膜上部に画素電極25を形成した。
であり、付加容量共通配線43も透光性の材料を使用し
ているので開口率が大きく明るいアクティブマトリクス
基板が実現した。
線43をITOを用いて形成し、付加容量共通配線43
と画素電極25との間で付加容量を形成しているが、図
4に示すようにゲートバス配線45の延在部と画素電極
25との重なり(斜線部)を付加容量として利用するこ
とも可能である。この場合は特に付加容量共通配線のス
ペースを考慮する必要がなく、ゲートバス配線45を容
易に太く形成させることができるので、ゲートバス配線
45に入力した信号の伝播遅延を小さくすることができ
る。ゲートバス配線とソースバス配線20の容量を小さ
くするために、図4に示すようにゲートバス配線とソー
スバス配線の重なり部分は小さくしたほうが好ましい。
加容量部の絶縁層は1層であり、単位面積当たりの容量
値が大きいので付加容量を小さな面積で効率よく形成す
ることができる。従って、1画素のピッチが小さい高精
細のアクティブマトリクス基板であったとしても映像信
号を保持するために十分な付加容量を形成することがで
きる。
3における画素1個分のレイアウト図を示す。図8
(A)〜(D)に図7におけるA−Aの断面図を示す。
図7におけるB−Bの断面図としては、図9(A)〜
(D)に示すようになる。図8、図9は製造工程を示し
ている。本実施形態においては、スタガー型の薄膜トラ
ンジスタを用いたアクティブマトリクス基板について説
明を行う。
を説明する。
0及びドレイン電極51をAl等の金属を用い、300
nmの厚さで図7に示すパターンでパターニングを行っ
て形成した。次に、半導体層52を多結晶シリコンもし
くは非晶質シリコン等の半導体材料を用い、40nmの
厚さでパターニングを行った。(図8(A)、図9
(A))次に、ゲート電極54をTa、Al等の金属を
用いて300nmの厚さでパターニングを行って形成し
た。(図8(B)、図9(B))次に、基板全面にSi
O2、有機材料等の絶縁膜による第1の層間絶縁膜55
を500nmの厚さで形成した。 次に、この第1の層
間絶縁膜55にエッチングを行い、開口部56(図9)
を形成した。
54と電気的接続を行い、ゲートバス配線57をITO
等の透明導電膜を用いてパターニングを行った。ゲート
電極54とゲートバス配線57のオーミックコンタクト
をとるために間にバリアメタルを形成してもよい。
同時に、付加容量の下部電極となる付加容量共通配線5
8をITO等の透明導電膜を用いて形成した。(図8
(C)、図9(C))ゲートバス配線57と付加容量共
通配線58を同時に形成することで、配線を形成する製
造工程の増加を防止できる。
間絶縁膜59を300nmの厚さで形成した。これは、
SiO2や有機材料に比べて比誘電率が大きく、膜質も
よいので小さな面積で効率よく付加容量を形成すること
ができる。
縁膜59に開口部60を形成し、ドレイン電極51と接
続するように画素電極61をITO等の透明導電膜を用
いてパターニングを行い形成した。(図8(D)、図9
(D))このとき画素電極61は付加容量共通配線58
にオーバーラップしており重なり部分は付加容量として
機能し、画素電極に書き込まれた映像信号を保持する。
と付加容量共通配線58は透光性の材料を使用してお
り、これらの配線による開口率の低下はない。また、こ
れらの配線は透光性であるので配線を太く形成したとし
てもそれが開口率に影響を与えることはなく配線による
信号の伝播遅延が発生する場合には、これらの配線を1
画素のピッチの半分程度の太さまで太くすることもでき
る。
57の延在部と画素電極61との重なりを付加容量とし
て利用することも可能である。この場合は特にゲートバ
ス配線57を太く形成させることができるので、ゲート
バス配線45に入力した信号の伝播遅延を小さくするこ
とができる。このように、本実施形態においては、付加
容量部の絶縁層は1層であり、高精細パネルのような小
さい画素領域であっても容量を効率よく形成することが
できる。
であり、付加容量共通配線も透光性の材料を使用してい
るので開口率が大きく明るいアクティブマトリクス基板
が実現した。
逆スタガー型の薄膜トランジスタを用いたアクティブマ
トリクス基板について説明を行う。レイアウト図面とし
ては、図7と同様である。本実施形態における図7のA
−A間断面図を図10にB−B間断面図を図11に示
す。
本発明を説明する。
Ta、Al等の金属を用いて300nmの厚さで形成し
た。次に、ゲート絶縁膜の形成を行うが、ゲート電極を
陽極酸化することによって陽極酸化膜53Aを形成し
た。その後、全面にSiNx53を形成した。
くは非晶質シリコン等の半導体材料を用い、50nmの
厚さでパターニングを行い形成した。
極51をAl等の金属を用い、300nmの厚さで形成
し、パターニングを行った。なお、図示はしていない
が、半導体層とソース、ドレイン電極との間にオーミッ
クコンタクトをとるためにn+層が形成される。
絶縁膜による第1の層間絶縁膜55を500nm〜2μ
mの厚さで形成した。
ト絶縁膜53にエッチングを行い、開口部56(図1
1)を形成した。次に、この開口部56を覆ってゲート
電極と電気的接続を行い、ゲートバス配線57をITO
等の透明導電膜を用いて形成した。この時同時に、付加
容量の下部電極ともなる付加容量共通配線58をITO
等の透明導電膜を用いて形成した。ゲートバス配線57
と付加容量共通配線58を同時に形成することで、配線
を形成する製造工程の増加を防止できる。
間絶縁膜59を300nmの厚さで形成した。次に、こ
の第2の層間絶縁膜59及び第1の層間絶縁膜55に開
口部60を形成し、ドレイン電極51と接続するように
画素電極61をITO等の透明導電膜を用いて形成し
た。このとき画素電極61は付加容量共通配線58にオ
ーバーラップしており重なり部分は付加容量として機能
し、画素電極に書き込まれた映像信号を保持する。
と付加容量共通配線58は透光性の材料を使用してお
り、これらの配線による開口率の低下はない。また、こ
れらの配線は透光性であるので配線を太く形成したとし
てもそれが開口率に影響を与えることはなく配線による
信号の伝播遅延が発生する場合にはこれらの配線を1画
素のピッチの半分程度の太さまで太くすることもでき
る。
配線57の延在部と画素電極61との重なりを付加容量
として利用することも可能である。この場合は特にゲー
トバス配線57を太く形成させることができるので、ゲ
ートバス配線45に入力した信号の伝播遅延を小さくす
ることができる。このように、本実施形態においては、
付加容量部の絶縁層は1層であり、高精細パネルのよう
な小さい画素領域であっても容量を効率よく形成するこ
とができる。
であり、付加容量共通配線も透光性の材料を使用してい
るので開口率が大きく明るいアクティブマトリクス基板
が実現した。
1における画素2個分のレイアウト図を図14に図13
におけるA−Aの断面図を示す。図13及び図14に従
って、本発明を説明する。
晶シリコン薄膜11を5nm〜40nmの厚さで形成し
た。
用いて、ゲート絶縁膜13をSiO2もしくはSiNxに
より80nmの厚さで形成した。
をAlもしくは多結晶シリコンを用い、フォトリソグラ
フィー法によるパターニングを行った。次に、この薄膜
トランジスタの導電型を決定するために、ゲート電極を
マスクとして、P+を1×1015(cm-2)の濃度でイ
オンを導入し、活性層にノンドープのチャンネル部12
を形成し、チャンネル部以外の領域は高濃度の不純物領
域とした。
後、エッチングを行ってコンタクトホール18及び19
の形成を行った。次に、ソースバス配線20及びドレイ
ン電極21をAlなどの低抵抗の金属を用い、パターニ
ングを行って形成した。次に、第2の層間絶縁膜24を
有機材料等を用いて全面に形成した。
量共通配線14をITOを用い、ウエットエッチング法
によるパターニングを行って図13に示す形状で形成し
た。図13に示されるように、付加容量共通配線14は
それぞれの画素に形成され、かつ横方向及び縦方向に接
続されて格子状となっている。また、付加容量共通配線
がソースバスラインとゲートバスラインとオーバーラッ
プする領域においては、重なりによる容量を低減するた
めに配線の幅を付加容量部に比べて小さくしている。こ
れは、付加容量共通配線の容量が大きくなってしまうと
付加容量共通配線に入力された信号の遅延が生じるため
である。また、付加容量共通配線が横方向だけではなく
縦方向にも接続されているので、金属に比べて抵抗の高
いITOを使用した場合であっても付加容量共通配線の
低抵抗化を行うことができ、付加容量共通配線に入力さ
れた信号の遅延を防止することができる。
用いて300nmの厚みで形成した。この絶縁膜は後に
形成する画素電極と付加容量共通配線との間で付加容量
を形成するための絶縁膜となるので比誘電率が大きく、
ピンホールを少なく形成することができるSiNxを使
用する事が好ましい。
間絶縁膜30にエッチングを行って開口部23を形成
し、この開口部を介してドレイン電極21に接続するよ
うに、ITO等の透明導電膜を用いて画素電極25のパ
ターニングを行った。隣り合う画素電極25の分離はゲ
ートバスライン及びソースバスライン上部で行われてお
り、開口率を大きくしている。この画素電極25と付加
容量共通配線14との重なり部分(図13斜線部)によ
って付加容量を形成している。
であり、付加容量共通配線も透光性の材料を使用してい
るので開口率が大きく明るいアクティブマトリクス基板
が実現した。
通配線14のパターンを画素電極25のパターンに沿っ
て形成することもできる。図15においては、画素電極
の右端及び下端の2辺に沿って付加容量共通配線が形成
されている。付加容量共通配線は、画素電極の上端と左
端とは部分的ではあるが沿って形成されている。この図
のように付加容量共通配線14のパターンを画素電極2
5とほぼ同様の形状とし、オーバーラップを大きくする
ことによって画素電極が小さくなった場合であっても映
像信号を保持するための十分な付加容量を形成すること
ができる。また、光が透過する開口部において付加容量
共通配線14による段差が発生しないので、開口部はほ
ぼ平坦面となり、このアクティブマトリクス基板を液晶
表示装置に用いた場合には画素電極上部に形成した配向
膜のラビングによる配向処理が確実に行え、表示品位が
向上する。
板によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、前記ゲートバス配線と前
記ソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層と、
を備えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板であ
って、前記付加容量共通配線と前記ドレイン領域の延在
部との間に付加容量が形成され、かつ前記付加容量共通
配線は透光性の導電膜によって形成される事を特徴とす
るので、従来、非透光性であった付加容量部及び付加容
量共通配線が透光性であり、開口率が飛躍的に向上す
る。また、付加容量の上部電極をゲート電極以外の電極
を使用することで、付加容量の下部電極へ不純物を導入
し、低抵抗化を行うためのプロセスを必要とせず、ソー
スドレインへ不純物の導入をすると同時に付加容量下部
電極の低抵抗化を行うことができるので、製造工程の増
加を抑えることができる。また、このアクティブマトリ
クス基板を表示装置等に用いた場合には開口率を向上さ
せるのが困難である高精細の表示装置であっても明るい
表示装置が実現する。
によれば、前記付加容量共通配線はITOによって形成
されている事を特徴とするので、ITOは透過率が高
く、明るいアクティブマトリクス基板が実現する。
によれば、前記付加容量共通配線は薄膜の半導体材料に
よって形成されている事を特徴とするので、パターニン
グのためのエッチング工程等の製造プロセスを容易に行
うことができる。
によれば、前記半導体層における前記ドレイン領域の厚
みは5〜40nmであるので、半導体層は透光し、この
半導体層の延在部を付加容量を形成するための電極とし
て利用することができる。従って、明るいアクティブマ
トリクス基板を実現することができる。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層とを備えた複数
の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電極
とを備えたアクティブマトリクス基板であって、前記ゲ
ート電極は金属もしくは不純物がドープされた半導体に
よって形成され、前記ゲートバス配線及び前記付加容量
共通配線は、透光性の導電膜によって形成されることを
特徴とするので、従来、非透光性であった付加容量部、
付加容量共通配線、ゲートバス配線が透光性であり、開
口率が飛躍的に向上する。また、付加容量共通配線、ゲ
ートバス配線は透光性であり、配線を太く形成しても開
口率の低下はない。従って、これらの配線を太く形成
し、配線に入力された信号の伝播遅延を防止することが
できる。また、ゲート電極を非透光性の材料を使用した
としてもゲート電極の面積は小さいので大きな開口率の
低下がない。また、前記ゲート電極は金属もしくは不純
物がドープされた半導体によって形成されるので、ゲー
トバス配線を透光性の材料を使用し、このゲートバス配
線に接続して金属もしくは不純物がドープされた半導体
によってゲート電極を作成することにより、開口率を向
上させると同時に特性のよいトランジスタを作成するこ
とができる。
によれば、前記付加容量共通配線と画素電極との間の絶
縁膜は1層であるので、付加容量部の絶縁膜は第2の層
間絶縁膜のみであり、薄いので単位面積当たりの容量値
が大きく効率よく付加容量を形成することができる。従
って、1画素のピッチが小さい高精細のパネルにおいて
も映像信号を保持することができる付加容量を形成する
ことができる。
によれば、基板上に形成された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソース
バス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層とを備えた複数
の薄膜トランジスタと、画素電極とを備えたアクティブ
マトリクス基板であって、前記ゲート電極は金属もしく
は不純物がドープされた半導体によって形成され、前記
ゲートバス配線は、透光性の導電膜によって形成され前
記画素電極との重なりを付加容量として利用したので、
従来、非透光性であった付加容量部、ゲートバス配線が
透光性であり、開口率が飛躍的に向上する。また、ゲー
トバス配線は透光性であり、配線を太く形成しても開口
率の低下はない。従って、ゲートバス配線を太く形成
し、入力された信号の伝播遅延を防止することができ
る。特に付加容量共通配線を形成していないので、ゲー
トバス配線をその分太く形成することができる。また、
ゲート電極を非透光性の材料を使用したとしてもゲート
電極の面積は小さいので大きな開口率の低下がない。ま
た、前記ゲート電極は金属もしくは不純物がドープされ
た半導体によって形成されるので、ゲートバス配線を透
光性の材料を使用し、このゲートバス配線に接続して金
属もしくは不純物がドープされた半導体によってゲート
電極を作成することにより、開口率を向上させると同時
に特性のよいトランジスタを作成することができる。
によれば、前記ゲート電極上部には絶縁膜が形成され、
前記ゲートバス配線は前記絶縁膜に形成されたコンタク
トホールを介して前記ゲート電極と接続されているの
で、ゲート電極材料と画素電極との間の絶縁膜の膜厚よ
りもゲートバス配線と画素電極との間の絶縁膜の膜厚が
薄くなり、単位面積当たりの容量値が大きく効率よく付
加容量を形成することができる。従って、1画素のピッ
チが小さい高精細のパネルにおいても映像信号を保持す
ることができる付加容量を形成することができる。
によれば、前記付加容量共通配線と画素電極との間の絶
縁膜は1層であるので、付加容量部の絶縁膜は第2の層
間絶縁膜のみであり、薄いので単位面積当たりの容量値
が大きく効率よく付加容量を形成することができる。
板によれば、基板上に配設された複数のゲートバス配線
と、複数のソースバス配線と、前記ゲートバス配線と前
記ソースバス配線の交差部には複数の薄膜トランジスタ
とを備え、前記薄膜トランジスタ上部に形成された層間
絶縁膜と、前記層間絶縁膜上部に形成された透光性の付
加容量共通配線と、前記付加容量共通配線上部に形成さ
れた付加容量用絶縁膜と、前記付加容量用絶縁膜上部に
形成された複数の画素電極と、を備えたアクティブマト
リクス基板であって、前記付加容量共通配線は格子状に
形成されており、前記付加容量共通配線と前記ゲートバ
ス配線もしくはソースバス配線との交差部の幅は前記画
素電極と前記付加容量共通配線との重なり幅よりも小さ
いので、付加容量共通配線に抵抗の高いITO等の透明
導電膜を使用したとしても格子状とすることで低抵抗化
ができ、かつ配線との容量を小さくすることで付加容量
共通配線に入力された信号の伝搬遅延を防止することが
できる。また、付加容量部は光を透過するので、明るい
アクティブマトリクス基板が実現する。
板によれば、前記付加容量共通配線は前記画素電極端部
に沿って形成されているので、付加容量共通配線のパタ
ーンを画素電極とほぼ同様の形状とし、画素電極とのオ
ーバーラップを大きくすることによって画素電極が小さ
くなった場合であっても映像信号を保持するための十分
な付加容量を形成することができる。また、光が透過す
る開口部において付加容量共通配線による段差が発生し
ないので、開口部はほぼ平坦面となり、このアクティブ
マトリクス基板を液晶表示装置に用いた場合には画素電
極上部に形成した配向膜のラビングによる配向処理が確
実に行え、表示品位が向上する。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層とを
備えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上に半導体層を形成する工程と、
ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極及びソース
バス配線を同時に形成する工程と、それら上部に第1の
絶縁膜を形成する工程と、それら上部にゲート電極と接
続されたゲートバス配線と付加容量共通配線を形成する
工程と、その上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、そ
の上部に前記付加容量共通配線と少なくとも一部重なる
ように画素電極を形成する工程と、を含むので、金属も
しくは不純物がドープされた半導体によって形成された
ゲート電極をソースバス配線と同時に行っているので新
たな工程が発生しない。また、付加容量共通配線と画素
電極との間で付加容量を形成しているが、付加容量部の
絶縁膜は第2の層間絶縁膜の1層のみであり、薄いので
効率よく付加容量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領
域、ドレイン領域、チャネル領域を有する半導体層とを
備えた複数の薄膜トランジスタと、画素電極とを備えた
アクティブマトリクス基板の製造方法であって、基板上
に半導体層を形成する工程と、ゲート絶縁膜を形成する
工程と、ゲート電極及びソースバス配線を同時に形成す
る工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成する工程
と、それら上部にゲート電極と接続されたゲートバス配
線を形成する工程と、その上部に第2の絶縁膜を形成す
る工程と、その上部に前記ゲートバス配線と少なくとも
一部重なるように画素電極を形成する工程と、を含むの
で、金属もしくは不純物がドープされた半導体によって
形成されたゲート電極をソースバス配線と同時に行って
いるので新たな工程が発生しない。また、ゲートバス配
線と画素電極との間で付加容量を形成しているが、付加
容量部の絶縁膜は第2の層間絶縁膜の1層のみであり、
薄いので効率よく付加容量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配
線、ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
を形成する工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、それら上部にゲート電極と接続されたゲート
バス配線と付加容量共通配線とを形成する工程と、その
上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、その上部に前記
付加容量共通配線と重なるように画素電極を形成する工
程と、を含むので、ゲートバス配線と付加容量共通配線
とを同時に形成しているので工程の増加を抑えることが
できる。また、付加容量共通配線と画素電極との間で付
加容量を形成しているが、付加容量部の絶縁膜は第2の
層間絶縁膜の1層のみであり、薄いので効率よく付加容
量を形成することができる。
板の製造方法によれば、基板上に形成された複数のゲー
トバス配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配
線とソースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電
極、ドレイン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタ
と、画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板の製
造方法であって、基板上にソース電極、ソースバス配
線、ドレイン電極を形成する工程と、半導体層を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート電極
を形成する工程と、それら上部に第1の絶縁膜を形成す
る工程と、それら上部にゲート電極と接続されたゲート
バス配線を形成する工程と、その上部に第2の絶縁膜を
形成する工程と、その上部に前記ゲートバス配線と重な
るように画素電極を形成する工程と、を含むので、ゲー
トバス配線の形成と同時に付加容量部の下部電極を形成
することとなり、工程の増加を抑えることができる。ま
た、ゲートバス配線と画素電極との間で付加容量を形成
しているが、付加容量部の絶縁膜は第2の層間絶縁膜の
1層のみであり、薄いので効率よく付加容量を形成する
ことができる。
板の製造方法によれば、前記ゲート電極を形成する工程
は、前記ゲート絶縁膜を形成する工程よりも前の工程で
あるので、ゲート絶縁膜として陽極酸化法を利用した絶
縁膜が使用でき、容易に特性のよいトランジスタを作成
することができる。
アウト図である。
である。
アウト図である。
アウト図である。
図である。
図である。
アウト図である。
図である。
図である。
面図である。
面図である。
構成を示す図である。
面図である。
面図である。
面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 基板上に形成された複数のゲートバス配
線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソー
スバス配線の交点にはゲート電極、ソース領域、ドレイ
ン領域、チャネル領域を有する半導体層及びゲート絶縁
膜を備えた複数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配
線と、画素電極と、を備えたアクティブマトリクス基板
であって、 前記付加容量共通配線と前記ドレイン領域の延在部とは
オーバーラップし付加容量が形成されており、前記ゲー
ト絶縁膜を前記付加容量を形成するための絶縁膜とし、
前記付加容量共通配線は透光性の導電膜によって形成さ
れる事を特徴とするアクティブマトリクス基板。 - 【請求項2】 前記付加容量共通配線はITOによって
形成されている事を特徴とする請求項1記載のアクティ
ブマトリクス基板。 - 【請求項3】 前記付加容量共通配線は薄膜の半導体材
料によって形成されている事を特徴とする請求項1記載
のアクティブマトリクス基板。 - 【請求項4】 前記半導体層における前記ドレイン領域
の厚みは5〜40nmである請求項1記載のアクティブ
マトリクス基板。 - 【請求項5】 基板上に形成された複数のゲートバス配
線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソー
スバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレ
イン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数
の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電極
とを備えたアクティブマトリクス基板であって、 前記ゲート電極は金属もしくは不純物がドープされた半
導体によって形成され、前記ゲート電極に接続された前
記ゲートバス配線と、前記付加容量共通配線は、透光性
の導電膜によって形成されることを特徴とするアクティ
ブマトリクス基板。 - 【請求項6】 前記付加容量共通配線と前記画素電極と
の間の絶縁膜は1層である請求項5記載のアクティブマ
トリクス基板。 - 【請求項7】 基板上に形成された複数のゲートバス配
線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソー
スバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ドレ
イン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複数
の薄膜トランジスタと、画素電極と、を備えたアクティ
ブマトリクス基板であって、 前記ゲート電極は金属もしくは不純物がドープされた半
導体によって形成され、前記ゲート電極に接続された前
記ゲートバス配線は、透光性の導電膜によって形成され
前記画素電極との重なりを付加容量として利用したアク
ティブマトリクス基板。 - 【請求項8】 前記ゲート電極上部には絶縁膜が形成さ
れ、前記ゲートバス配線は前記絶縁膜に形成されたコン
タクトホールを介して前記ゲート電極と接続されている
請求項7記載のアクティブマトリクス基板。 - 【請求項9】 前記ゲートバス配線と前記画素電極との
間の絶縁膜は1層である請求項7及び8記載のアクティ
ブマトリクス基板。 - 【請求項10】 基板上に配設された複数のゲートバス
配線と、複数のソースバス配線と、前記ゲートバス配線
と前記ソースバス配線の交差部には複数の薄膜トランジ
スタとを備え、前記薄膜トランジスタ上部に形成された
層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上部に形成された透光性
の付加容量共通配線と、前記付加容量共通配線上部に形
成された付加容量用絶縁膜と、前記付加容量用絶縁膜上
部に形成された複数の画素電極と、を備えたアクティブ
マトリクス基板であって、 前記付加容量共通配線は格子状に形成されており、前記
付加容量共通配線と前記ゲートバス配線もしくはソース
バス配線との交差部の幅は前記画素電極と前記付加容量
共通配線との重なり幅よりも小さいアクティブマトリク
ス基板。 - 【請求項11】 前記付加容量共通配線は前記画素電極
端部に沿って形成されている請求項10記載のアクティ
ブマトリクス基板。 - 【請求項12】 基板上に形成された複数のゲートバス
配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソ
ースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ド
レイン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複
数の薄膜トランジスタと、付加容量共通配線と、画素電
極と、を備えたアクティブマトリクス基板の製造方法で
あって、 基板上に半導体層を形成する工程と、ゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート電極及びソースバス配線を同時に
形成する工程と、前記ゲート電極及びソースバス配線上
部に第1の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記第
1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁
膜上部にゲート電極と接続されたゲートバス配線と付加
容量共通配線を形成する工程と、前記ゲートバス配線と
前記付加容量共通配線上部に第2の絶縁膜を形成する工
程と、前記第2の絶縁膜上部に前記付加容量共通配線と
少なくとも一部重なるように画素電極を形成する工程
と、を含むアクティブマトリクス基板の製造方法。 - 【請求項13】 基板上に形成された複数のゲートバス
配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソ
ースバス配線の交点にはゲート電極と、ソース領域、ド
レイン領域、チャネル領域を有する半導体層を備えた複
数の薄膜トランジスタと、画素電極と、を備えたアクテ
ィブマトリクス基板の製造方法であって、 基板上に半導体層を形成する工程と、ゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート電極及びソースバス配線を同時に
形成する工程と、前記ゲート電極及びソースバス配線上
部に第1の絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記第
1の絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁
膜上部にゲート電極と接続されたゲートバス配線を形成
する工程と、前記ゲートバス配線上部に第2の絶縁膜を
形成する工程と、前記第2の絶縁膜上部に前記ゲートバ
ス配線と少なくとも一部重なるように画素電極を形成す
る工程と、を含むアクティブマトリクス基板の製造方
法。 - 【請求項14】 基板上に形成された複数のゲートバス
配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソ
ースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電極、ドレ
イン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタと、画素電
極とを備えたアクティブマトリクス基板の製造方法であ
って、 基板上にソース電極、ソースバス配線、ドレイン電極を
形成する工程と、半導体層を形成する工程と、ゲート絶
縁膜を形成する工程と、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極及びソースバス配線上部に上部に第1の
絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記第1の絶縁膜
に開口部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上部にゲ
ート電極と接続されたゲートバス配線と付加容量共通配
線とを形成する工程と、前記ゲートバス配線と前記付加
容量共通配線上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、前
記第2の絶縁膜上部に前記付加容量共通配線と重なるよ
うに画素電極を形成する工程と、を含むアクティブマト
リクス基板の製造方法。 - 【請求項15】 基板上に形成された複数のゲートバス
配線と、複数のソースバス配線と、ゲートバス配線とソ
ースバス配線の交点にはゲート電極、ソース電極、ドレ
イン電極、を備えた複数の薄膜トランジスタと、画素電
極と、を備えたアクティブマトリクス基板の製造方法で
あって、 基板上にソース電極、ソースバス配線、ドレイン電極を
形成する工程と、半導体層を形成する工程と、ゲート絶
縁膜を形成する工程と、ゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極及びソースバス配線上部に第1の絶縁膜
を形成する工程と、少なくとも前記第1の絶縁膜に開口
部を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上部にゲート電
極と接続されたゲートバス配線を形成する工程と、前記
ゲートバス配線上部に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜上部に前記ゲートバス配線と重なるよ
うに画素電極を形成する工程と、を含むアクティブマト
リクス基板の製造方法。 - 【請求項16】 前記ゲート電極を形成する工程は、前
記ゲート絶縁膜を形成する工程よりも前の工程である請
求項14、15記載のアクティブマトリクス基板の製造
方法。
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JP2000187245A true JP2000187245A (ja) | 2000-07-04 |
JP3488649B2 JP3488649B2 (ja) | 2004-01-19 |
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JP36415698A Expired - Fee Related JP3488649B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | アクティブマトリクス基板 |
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-
1998
- 1998-12-22 JP JP36415698A patent/JP3488649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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