JP3615212B2 - スイッチング素子基板 - Google Patents

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本発明は、薄膜トランジスタ(TFT)などのスイッチング素子を備えたスイッチング素子基板に関し、特に画素部分における構造に関するものである。
図6は、基板上に周辺駆動回路を形成した従来の液晶表示装置の構成を示す回路図である。
図6において、ガラス基板または石英基板31上には、ゲート駆動回路32、ソース駆動回路33、およびTFT(Thin Film Transistor)アレイ部34とが形成されている。このゲート駆動回路32は、シフトレジスタ32aおよびバッファ32bとから構成されている。また、ソース駆動回路33は、シフトレジスタ33a、バッファ33b、およびビデオライン38のサンプリングを行うアナログスイッチ39とから構成されている。
TFTアレイ部34には、前記ゲート駆動回路32から延びる多数の平行するゲートバス配線116が配設されており、前記ソース駆動回路33からは多数のソースバス配線120が、該ゲートバス配線116に直交して配設されている。また、このゲートバス配線116に平行して、付加容量共通配線114が配設されている。
さらに、上述したような2本のゲートバス配線116、116、ソースバス配線120、120、および付加容量共通配線114、114とに囲まれた矩形の領域には、TFT35、画素36、および付加容量37とが配設されている。このとき、このTFT35のゲート電極は、ゲートバス配線116に接続されており、また、該TFT35のソース電極は、ソースバス配線120に接続されている。
そして、前記TFT35のドレインに接続された画素電極36と対向基板上に形成された対向電極との間に液晶が封入されて、画素が構成されている。また、このとき付加容量共通配線114は、対向電極と同じ電位の電極に接続されている。
図4は、従来の液晶表示装置における画素1個分の構成を示した平面図であり、図5は、図4の液晶表示装置におけるB−B’線断面図を示している。
図4および図5において、絶縁基板110上には、活性層となる多結晶シリコン薄膜111が40nm〜80nmの厚さで形成されており、その上に、スパッタリングもしくはCVD法を用いて、ゲート絶縁膜113が80nm〜150nmの厚さで形成されている。
そして、前記多結晶シリコン薄膜111において、後に付加容量を形成する付加容量部(図4における斜線部分)に、P+ を1×1015(cm-2)の濃度でイオン注入を行い、ゲート電極116aおよび付加容量上部電極114aを、多結晶シリコンを所定の形状にパターニングすることにより形成した。
その後、この薄膜トランジスタの導電型を決定するために、前記ゲート電極116aの上方から、P+ を1×1015(cm-2)の濃度でイオン注入を行い、該ゲート電極116aの下部にチャンネル112を形成した。
さらに、SiO2 もしくはSiNxを用いて、第1の層間絶縁膜115を基板全面に形成後、コンタクトホール118および119の形成を行い、ソースバス配線120および積み上げ電極121をAlなどの低抵抗の金属を用いて形成した。
そして、前記第1の層間絶縁膜115と同様に、SiO2 もしくはSiNxを用いて、第2の層間絶縁膜124を基板全面に形成後、コンタクトホール123の形成を行い、次に、該コンタクトホール123を覆い、TiWを用いてバリアメタル126を形成した。さらに該バリアメタル126を覆ってITOなどの透明導電膜からなる画素電極125の形成を行った。前記バリアメタル126を介して、前記画素電極125と前記積み上げ電極121とのオーミックコンタクトが取られている。
以上の構成による液晶表示装置では、できるだけ小さな面積で大きな付加容量が得られるよう、ゲートバス配線と同一の材料を用いて付加容量共通配線を形成し、直下部のゲート絶縁膜を誘電体とする構成としていた。すなわち、ゲート絶縁膜は厚みが薄く、比誘電率が大きいので、高開口率のまま大きな付加容量を得られる誘電体となる。
前記従来の液晶表示装置においては、高開口率を得ながら、大きな付加容量を得るために、ゲートバス配線と同一の材料を用いて付加容量共通配線を形成し、下部のゲート絶縁膜を誘電体とする構成としていた。しかしながら、従来の液晶表示装置において、付加容量共通配線をゲートバス配線と同じ材料で形成していたので、ゲートバス配線をソースバス配線よりも電気的に高抵抗の材料で形成した場合には、付加容量共通配線での信号の伝搬遅延の問題が発生していた。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、付加容量共通配線での信号の伝搬遅延の問題が無く、ゲート絶縁膜を付加容量の誘電体として用いることができるスイッチング素子基板を提供することにある。
本発明のスイッチング素子基板は、基板上に、多結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板において、前記ソースバス配線と同一工程および同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成された付加容量上部電極と、多結晶シリコンにより形成された付加容量下部電極とを備え、前記付加容量上部電極及び付加容量下部電極によって付加容量が形成されており、そのことにより、上記目的が達成される。
また、前記第1の層間絶縁膜が有機材料によって形成されることが好ましい。また、前記有機材料が感光性を有することが好ましい。
本発明のスイッチング素子基板は、基板上に、非単結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板において、前記第1の層間絶縁膜または第2の層間絶縁膜は、有機材料によって形成されるとともに、前記ソースバス配線と平行かつ同一材料により形成された付加容量共通配線を備え、前記付加容量共通配線と前記多結晶シリコン薄膜とによって付加容量が形成されており、そのことにより上記目的が達成される。また、前記付加容量は、前記ゲート絶縁膜を用いて形成されることが好ましい。
本発明のスイッチング素子基板の製造方法は、基板上に、多結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板の製造方法において、付加容量上部電極を前記ソースバス配線と同一工程および同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成する工程と、付加容量下部電極を多結晶シリコンにより形成する工程とを含むことを特徴とすることにより、上記目的が達成される。
好ましくは、前記第1の層間絶縁膜を感光性を有する有機材料によって形成する工程を含む。
以下、その作用について説明する。
本発明のスイッチング素子基板は、基板上に、非単結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板において、前記ソースバス配線と同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成された付加容量上部電極と、非単結晶シリコンにより形成された付加容量下部電極とを備え、前記付加容量上部電極及び付加容量下部電極によって付加容量が形成されることにより、付加容量上部電極は低抵抗であり、付加容量上部電極に発生する信号の伝搬遅延の問題が生じない。また、付加容量の誘電体としてゲート絶縁膜を使用するので、遮光膜である付加容量部の面積を縮小することができる。
また、前記第1の層間絶縁膜が有機材料によって形成されることにより、ソースバス配線の下部領域が十分に平坦化されるので、薄膜トランジスタやゲートバス配線の段差によるソースバス配線の断線を防止することができる。また、前記有機材料が、感光性を有することにより、第1の層間絶縁膜に形成するコンタクトホールが露光及び現像工程のみにより形成可能となり、製造プロセスを簡単にすることができる。
さらに、第1の層間絶縁膜または第2の層間絶縁膜が有機材料によって形成されることにより、ソースバス配線に対する容量を低減することができ、また、ソースバス配線と平行かつ同一材料によって付加容量共通配線が形成されることにより、この付加容量共通配線によってソースバス配線の容量が増加することもない。そして、ゲート絶縁膜を用いて付加容量が形成されることにより、小さな面積で効率よく付加容量を形成することができるため、付加容量による開口率の低下を防止することができる。
本発明のスイッチング素子基板の製造方法は、基板上に、非単結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板の製造方法において、付加容量上部電極を前記ソースバス配線と同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成する工程と、付加容量下部電極を非単結晶シリコンにより形成する工程とを含むことを特徴とすることにより、従来のスイッチング素子基板の製造方法に、新たな装置や工程を追加することなく、付加容量共通配線における信号の伝搬遅延の問題を解消することができる。また、付加容量の誘電体としてゲート絶縁膜を使用しているので、遮光膜である付加容量部の面積を縮小することが可能となる。
好ましくは、前記第1の層間絶縁膜を感光性を有する有機材料によって形成する工程を含むことにより、第1の層間絶縁膜におけるコンタクトホールの形成を、エッチング不要の光学的手法を用い、簡単な製造プロセスにより行うことが可能となる。この結果、エッチングによるゲート絶縁膜の損傷の問題が生じない。
本発明のスイッチング素子基板によれば、基板上に、非単結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板において、前記ソースバス配線と同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成された付加容量上部電極と、非単結晶シリコンにより形成された付加容量下部電極とを備え、前記付加容量上部電極及び付加容量下部電極によって付加容量が形成されることにより、付加容量上部電極は低抵抗であり、付加容量上部電極に発生する信号の伝搬遅延の問題が生じない。また、付加容量の誘電体としてゲート絶縁膜を使用するので、光を遮断する付加容量部の面積を拡大する、すなわち、開口率を低下させることはない。
また、前記第1の層間絶縁膜が有機材料によって形成されることにより、ソースバス配線の下部領域が十分に平坦化されるので、薄膜トランジスタやゲートバス配線の段差によるソースバス配線の断線を防止することができる。これにより歩留まりの向上を望むことができる。
また、前記有機材料が、感光性を有することにより、第1の層間絶縁膜に形成するコンタクトホールが露光及び現像工程のみにより形成可能となり、製造プロセスを簡略化することができる。
本発明のスイッチング素子基板の製造方法は、付加容量上部電極を前記ソースバス配線と同一材料により、前記第1の層間絶縁膜に設けられたコンタクトホールを被覆するように形成する工程と、付加容量下部電極を非単結晶シリコンにより形成する工程とを含むことを特徴とすることにより、従来のスイッチング素子基板の製造方法に新たな装置や工程を追加することなく、付加容量共通電極における信号の伝搬遅延の問題を解消することができる。また、付加容量の誘電体としてゲート絶縁膜を使用しているので、遮光膜である付加容量部の面積を縮小することが可能となり、液晶パネルに適用すれば開口率を向上することができ、この結果、優れた表示品位を有する液晶表示装置を実現することが可能となる。
好ましくは、前記第1の層間絶縁膜を感光性を有する有機材料によって形成する工程を含むことにより、第1の層間絶縁膜におけるコンタクトホールの形成を、エッチング不要の光学的手法により行うことが可能となる。この結果、エッチングによるゲート絶縁膜の損傷の問題が生じないので、信頼性を向上することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態のスイッチング素子基板を用いた液晶表示装置における画素1個分の構成を示した平面図であり、図2は、図1の液晶表示装置におけるA−A´線断面図を示している。
以下に、本実施の形態による液晶表示装置の構成を説明する。
図1および図2において、絶縁基板10上に、多結晶シリコン薄膜11が設けられ、該多結晶シリコン薄膜11の上には、ゲート絶縁膜13が設けられている。該ゲート絶縁膜13上には、Alもしくは多結晶シリコンからなるゲート電極16aが設けられている。該ゲート電極16aの下部にはノンドープのチャンネル部12が設けられ、該チャンネル部12以外の領域は高濃度の不純物領域となっている。さらに、これらを被覆して第1の層間絶縁膜15が設けられており、該第1の層間絶縁膜に形成されたコンタクトホール18、19を介してソースバス配線20及び積み上げ電極21がそれぞれ、前記多結晶シリコン薄膜11と電気的に接続されている。また、コンタクトホール28の内壁には付加容量上部電極14が形成され、さらに、これらの上には第2の層間絶縁膜24が設けられ、該第2の層間絶縁膜24に設けられたコンタクトホール23を介して、画素電極25が前記積み上げ電極21と接続されている。積み上げ電極21と画素電極25とのオーミックコンタクトをとるためにTiW等を用いてバリアメタル26を形成してもよい。
以下に、上記構成の液晶表示装置の製造方法について説明を行う。
図3(a)〜(g)は、図2の液晶表示装置の製造方法を示すフロー図である。
図3(a)において、まず、ガラスまたは石英などからなる絶縁基板10上に、活性層となる多結晶シリコン薄膜11を40nm〜80nmの厚さで形成し、該多結晶シリコン薄膜11の上部に、スパッタリングもしくはCVD法を用いて、SiO2 もしくはSiNxからなるゲート絶縁膜13を80nmの厚さで形成した。
さらに、図3(b)に示すように、前記ゲート絶縁膜13上に、Alもしくは多結晶シリコンからなるゲート電極16aを形成した。その後、この薄膜トランジスタの導電型を決定するために、前記ゲート電極16aの上方から、該ゲート電極16aをマスクとして、P+ を1×1015(cm-2)の濃度でイオン注入を行って、活性層の該ゲート電極16aの下部にノンドープのチャンネル部12を形成し、該チャンネル部12以外の領域に高濃度の不純物領域を形成した。付加容量上部電極をゲート電極16aと同材料で形成した場合には、チャンネル部12形成と同時に付加容量下部電極領域のイオン注入はできない。しかし、本実施の形態1においてはチャンネル部12形成と同時に付加容量下部電極の低抵抗化が可能となる。また、このとき、TFTの活性層において、前記チャンネル部12近傍に低濃度不純物領域もしくはノンドープ領域を設けて、TFTのオフ時にリーク電流を少なくするような構造としてもよい。この後、このゲート絶縁膜13において、後にコンタクトホール18、19が形成されるコンタクト領域58、59の形成を行った。
次に、図3(c)に示すように、前記基板全面に、感光性のアクリル樹脂を用いて、スピンコート法により2.5μmの膜厚で第1の層間絶縁膜15を形成した。ここで、前記第1の層間絶縁膜15を2μm以上積層したことにより、該第1の層間絶縁膜15の下部領域の平坦化を行うことができた。
この後、図3(d)に示すように、露光および現像を行って、前記第1の層間絶縁膜15上においてコンタクトホール18、19の形成を行った。さらに、本発明においては、付加容量形成部となるコンタクトホール28を形成した。前記第1の層間絶縁膜15として感光性のものを用いたことにより、エッチングを行わず、露光および現像工程だけで前記コンタクトホール18、19、28の形成が可能となり、製造プロセスを単純にすることができた。エッチングを行わないので、下部のゲート絶縁膜が損傷を受けることがなく、信頼性を向上することができる。
次に、図3(e)に示すように、ソースバス配線20および積み上げ電極21および付加容量上部電極14をAlなどの低抵抗の金属を用いて形成した。該付加容量上部電極14は、コンタクトホール28の内壁を被覆するように形成された。このとき、前記ソースバス配線20の下部領域は、前記第1の層間絶縁膜15により平坦化されているので、前記図1に示したような、該ソースバス配線20とゲートバス配線16との交差部分においても、該ソースバス配線20が該ゲートバス配線16の段差により断線することは無くなる。ここで、前記第1の層間絶縁膜15として用いた感光性有機樹脂材料は、比誘電率が無機材料に比べて小さく、また、膜厚を大きくすることもできるので、前記ソースバス配線20と前記ゲートバス配線16との交差部分での容量は無視することができ、バス配線に発生する信号の伝搬遅延を防止することができる。また、前記付加容量上部電極14及び付加容量共通配線に低抵抗のAlを使用しているので、付加容量配線に発生する信号の伝搬遅延の問題は生じない。さらに、付加容量が、前記付加容量上部電極14直下の前記ゲート絶縁膜13に形成されるので、開口率を低下させることもない。
次に、図3(f)に示すように、第2の層間絶縁膜24を前記第1の層間絶縁膜15と同様に感光性アクリル樹脂を用いて形成した。さらに、図3(g)に示すように、前記第2の層間絶縁膜24の露光及び現像を行い、コンタクトホール23を形成し、透明導電膜により画素電極25をITOを用いて形成した。前記積み上げ電極21及び画素電極25とのコンタクトのオーミック性が問題となる場合には前記コンタクトホール23にバリアメタル26を形成してもよい。
以上のように、本発明のスイッチング素子基板およびその製造方法においては、付加容量共通配線での信号の伝搬遅延の問題が生じず、ゲート絶縁膜を付加容量の誘電体として用いることにより、液晶表示装置に適用した際には、高い開口率を実現することができる。
本発明の実施の形態の液晶表示装置における画素1個分の構成を示した平面図である。 図1の液晶表示装置におけるA−A’線断面図である。 (a)〜(g)は、図2の液晶表示装置の製造方法を示すフロー図である。 従来の液晶表示装置における画素1個分の構成を示した平面図である。 図4の液晶表示装置におけるB−B’線断面図を示している。 基板上に周辺駆動回路を形成した従来の液晶表示装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
10 絶縁基板
11 多結晶シリコン薄膜
12 チャンネル部
13 ゲート絶縁膜
14 付加容量上部電極
15 第1の層間絶縁膜
16 ゲートバス配線
16a ゲート電極
18 コンタクトホール
19 コンタクトホール
20 ソースバス配線
21 積み上げ電極
23 コンタクトホール
24 第2の層間絶縁膜
25 画素電極
26 バリアメタル
28 コンタクトホール
31 基板
32 ゲート駆動回路
32a シフトレジスタ
32b バッファ
33 ソース駆動回路
33a シフトレジスタ
33b バッファ
34 TFTアレイ部
35 TFT
36 画素
37 付加容量
38 ビデオライン
39 アナログスイッチ
58 コンタクト領域
59 コンタクト領域
110 絶縁基板
111 多結晶シリコン薄膜
112 チャンネル
113 ゲート絶縁膜
114 付加容量共通配線
114a 付加容量上部電極
115 第1の層間絶縁膜
116 ゲートバス配線
116a ゲート電極
118 コンタクトホール
119 コンタクトホール
120 ソースバス配線
121 積み上げ電極
123 コンタクトホール
124 第2の層間絶縁膜
125 画素電極
126 バリアメタル

Claims (2)

  1. 基板上に、多結晶シリコン薄膜とゲート絶縁膜とゲートバス配線とが形成され、該ゲートバス配線の上部に、第1の層間絶縁膜とソースバス配線と第2の層間絶縁膜と画素電極とがそれぞれ形成されたスイッチング素子基板において、
    前記第1の層間絶縁膜は、有機材料によって形成されており、前記ソースバス配線と同一材料により、前記ソースバス配線と平行形成された付加容量共通配線を備え、
    前記付加容量共通配線と前記多結晶シリコン薄膜とによって付加容量が形成されていることを特徴とするスイッチング素子基板。
  2. 前記付加容量は、前記ゲート絶縁膜を用いて形成されていることを特徴とする請求項1記載のスイッチング素子基板。
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