JP2000186406A - 階段における手摺りの構造 - Google Patents

階段における手摺りの構造

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JP2000186406A JP36470398A JP36470398A JP2000186406A JP 2000186406 A JP2000186406 A JP 2000186406A JP 36470398 A JP36470398 A JP 36470398A JP 36470398 A JP36470398 A JP 36470398A JP 2000186406 A JP2000186406 A JP 2000186406A
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義裕 大須賀
Fumiaki Mikami
史明 三上
Koichi Imamura
恒一 今村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階段の上り下りに当たって手摺りを手で掴ん
でスムーズに上り下りができる。 【解決手段】 階段1の側部の上方に階段1に沿って階
段手摺り2を階段1の勾配と同じ勾配で傾斜して配設す
る。傾斜した階段手摺り2の上端部を上階床3や踊り場
床の上方まで斜めに延長する。斜めに延長した上延長傾
斜手摺り部4が上階床3や踊り場床の階段1側の端部の
階段1の段板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上方位置まで
伸びている。上延長傾斜手摺り部4の上端部の斜めに延
長した部分の先端と、上階床3や踊り場床の側部の上方
に上階床3や踊り場床に沿って配設した水平手摺り6の
階段1側の端部とを、上連続用手摺り部7で連続させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の手摺りの構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の階段の手摺りは、図6に示すよう
に、階段1の側部の上方に階段1に沿って階段手摺り2
を階段2の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、また、上
階床3や踊り場の側部の上方に上の水平手摺り6を配設
し、更に、下階床8や踊り場の側部の上方に下の水平手
摺り6を配設し、上記傾斜した階段手摺り2、上の水平
手摺り6、下の水平手摺り6をそれぞれ非連続としてい
た。
【0003】この従来例においては下階床8や踊り場か
ら階段2を伝って上り、上階床3や踊り場に移動した
り、あるいは上階床3や踊り場から階段1を伝って下
り、下階床8や踊り場に移動したりする際、下の水平手
摺り6と傾斜した階段手摺り2との持ち替え、傾斜した
階段手摺り2と上の水平手摺り6との持ち替えが必要で
あり、上り下りが不便であり、特に、身体の不自由な人
や老人にとってはいっそう上り下りがし難いという問題
がある。
【0004】そこで、図7に示すように傾斜した階段手
摺り2の上端と上の水平手摺り6の端部とを連続させ、
また、傾斜した階段手摺り2の下端と下の水平手摺り6
の端部とを連続させることが行われているが、このもの
にあっても、単に連続しているのみで、連続部分の角度
が急で連続部分を通してスムーズに掴んでいる手を移動
するのが困難で、結局使用に当たっては下の水平手摺り
6と傾斜した階段手摺り2との持ち替え、傾斜した階段
手摺り2と上の水平手摺り6との持ち替えが必要であっ
た。特に、階段1を上る際には階段手摺り2の足を載せ
ている段板5の上方に位置する部位を手で掴むのではな
く、足を載せている段板5の上の段板5の上方位置に位
置する階段手摺り2の部位を手で掴んで上るものであ
り、このため、階段1の最上段の段板5に足を載せた場
合、上の水平手摺り6を手に掴んで上ろうとして不自然
な姿勢になり、上り難いという問題がある。また、傾斜
した階段手摺り2と下階床8や踊り場の側部上方に配置
した水平手摺り6とが鋭角に連続することになって、手
の持ち替えがしにくく、この点でも問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、階段の上り下りに当たって手
摺りを手で掴んでスムーズに上り下りができ、特に、傾
斜した階段手摺りから上の水平手摺りや下の水平手摺り
にスムーズに手で移動できる階段における手摺りの構造
を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る階段における手摺りの構造は、階段1の
側部の上方に階段1に沿って階段手摺り2を階段1の勾
配と同じ勾配で傾斜して配設し、傾斜した階段手摺り2
の上端部を上階床3や踊り場床の上方まで斜めに延長
し、この斜めに延長した上延長傾斜手摺り部4が上階床
3や踊り場床の階段1側の端部の階段1の段板5とほぼ
同じ巾寸法の部位の上方位置まで伸びており、上延長傾
斜手摺り部4の上端部の斜めに延長した部分の先端と、
上階床3や踊り場床の側部の上方に上階床3や踊り場床
に沿って配設した水平手摺り6の階段1側の端部とを、
上連続用手摺り部7で連続させて成ることを特徴とする
ものである。このような構成とすることで、階段1を上
る際に階段1の最上段の段板5に足をのせた場合に、上
階床3や踊り場床の階段1側の端部の階段1の段板5と
ほぼ同じ巾寸法の部位の上方位置まで伸びている上延長
傾斜手摺り部4を手に掴んで上階床3や踊り場床に上る
ことで、無理な姿勢をとることなく、上延長傾斜手摺り
部4を手に掴んで上ることができるものであり、しか
も、階段1から上って、上階床3や踊り場床の階段1側
の端部の階段1の段板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上面
に足を載せた際には、上連続用手摺り部7を介して連続
する水平手摺り6を手で掴んで上階床3や踊り場床の階
段1上を歩行することができてスムーズに階段1から上
階床3や踊り場床に手摺りを持って移動できるものであ
る。
【0007】また、階段1の側部の上方に階段1に沿っ
て階段手摺り2を階段1の勾配と同じ勾配で傾斜して配
設し、上階床3や踊り場床の側部の上方に上階床3や踊
り場床に沿って水平手摺り6を配設し、この水平手摺り
6の階段1側の端部を、上階床3や踊り場床の階段1の
上端から階段1の段板5の巾の略3倍の巾寸法だけ離れ
た部位の上方に位置させ、傾斜した階段手摺り2の階段
1の上端の上方に対応する部位と、水平手摺り6の階段
1側端部とを上向きに凸曲した曲線よりなる弧状をした
上連続用手摺り部7により連続させ、凸曲した曲線より
なる弧状をした上連続用手摺り部7の最上端を、上階床
3や踊り場床の階段1の上端から階段1の段板5の巾の
略2倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させて成る
ことを特徴とするものであってもよい。このような構成
とすることで、階段1を上る際に階段1の最上段の段板
5に足をのせた場合に、水平手摺り6の階段1側端部と
を連続する上向きに凸曲した曲線よりなる弧状をした上
連続用手摺り部7を手に掴んで上階床3や踊り場床に上
ることで、無理な姿勢をとることなく、上連続用手摺り
部7を手に掴んで上ることができるものであり、しか
も、階段1から上って、上階床3や踊り場床の階段1側
の端部の階段1の段板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上面
に足を載せた際には、凸曲した曲線よりなる弧状の最上
端の位置が上階床3や踊り場床の階段1の上端から階段
1の段板5の巾の略2倍の巾寸法だけ離れた部位の上方
に位置する上連続用手摺り部7を手で掴んで上階床3や
踊り場床上において第1歩を踏み出すことができてスム
ーズに階段1から上階床3や踊り場床に手摺りを持って
移動でき、更に、凸曲した曲線よりなる弧状の上連続用
手摺り部7と連続する上水平手摺り6の端部が上階床3
や踊り場床の階段1の上端から階段1の段板5の巾の略
3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置しているの
で、弧状の上連結用手摺り部7から上横手摺り6にスム
ーズに手を移動して水平手摺り6を手で掴んで上階床3
や踊り場床の階段1上を歩行することができてスムーズ
に階段1から上階床3や踊り場床に手摺りを持って移動
できるものである。
【0008】そして、階段1の側部の上方に階段1に沿
って階段手摺り2を階段1の勾配と同じ勾配で傾斜して
配設し、下階床8や踊り場床の側部の上方に下階床8や
踊り場床に沿って水平手摺り6を配設し、この水平手摺
り6の階段側の端部を、下階床8や踊り場床の階段の下
端から階段1の段板5の巾の略2倍〜略3倍の巾寸法だ
け離れた部位の上方に位置させ、傾斜した階段手摺り2
の階段1の下端の上方に対応する部位と、水平手摺り6
の階段側端部とを下向きに凹曲部した曲線よりなる弧状
をした下連続用手摺り部9により連続させることが好ま
しい。このような構成とすることで、階段1から下階床
8や踊り場床に下りる際や下階床8や踊り場床から階段
1に上る際に、水平方向の巾が階段1の段板5の巾の略
2倍〜略3倍の巾寸法となった下向きに凹曲部した曲線
よりなる弧状をした下連続用手摺り部9を手で掴んで、
水平手摺り6から階段手摺り2へと掴んでいる手をスム
ーズに移動したり、あるいは階段手摺り2から水平手摺
り6へと掴んでいる手をスムーズに移動したりしてスム
ーズに歩行できるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0010】図1には本発明の一実施形態が示してあ
る。階段1の側部の上方には階段1に沿って階段手摺り
2が階段1の勾配と同じ勾配で傾斜して配置してあり、
手摺り受け金具11により壁10に取付けることで配設
してある。本実施形態においては、上記傾斜した階段手
摺り2の上端部を上階床3や踊り場床の上方まで斜めに
延長してあり、この斜めに延長した上延長傾斜手摺り部
4は上階床3や踊り場床の階段1側の端部の階段1の段
板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上方位置まで伸びてお
り、上延長傾斜手摺り部4の上端部の斜めに延長した部
分の先端と、上階床3や踊り場床の側部の上方に上階床
3や踊り場床に沿って配設した水平手摺り6の階段1側
の端部とが逆S字状をした上連続用手摺り部7で連続さ
せてある。ここで、図1に示す実施形態においては上延
長傾斜手摺り部4と上連続用手摺り部7とが一体に形成
してあるが、別体に形成して接続金具を介して連続させ
てもよいのはもちろんである。また、上連続用手摺り部
7と階段手摺り2とは別体で接続金具12を介して接続
してある例を示してあるが、一体であってもよい。ま
た、図中Lは階段1の段板5の巾寸法を示しており、傾
斜した上傾斜手摺り2の水平方向の長さをL1、上連続
用手摺り部7の水平方向の長さをL2とした場合、L≒
1≒L2となっている。ちなみに一例を挙げるとL=2
00mmであるが必ずしもこれにのみ限定されるもので
はない。
【0011】しかして、本実施形態において、階段1を
上り下りする際に階段手摺り2を手に掴みながら階段1
の上り下りをするのであるが、特に、階段1を上る際に
は足を載せている段板5の上方に位置する階段手摺り2
の部位を手で掴むのではなく、足を載せている段板5の
上の段板5の上方位置に位置する階段手摺り2の部位を
手で掴んで上るものであり、このため、本実施形態にお
いては階段の最上段の段板5に足を載せた場合、上階床
3や踊り場床の階段1側の端部の階段1の段板5とほぼ
同じ巾寸法の部位の上方位置まで伸びている上延長傾斜
手摺り部4を手に掴んで上階床3や踊り場床に上ること
で、無理な姿勢をとることなく、上延長傾斜手摺り部4
を手で掴んで上ることができることになる。そして、階
段1から上って、上階床3や踊り場床の階段1側の端部
の階段1の段板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上面に足を
載せた際には、上連続用手摺り部7を介して連続する水
平手摺り6を手で掴んで上階床3や踊り場床の階段1上
を歩行することができてスムーズに階段1から上階床3
や踊り場床に手摺りを持って移動できるのである。ま
た、上階床3や踊り場床の上方に配設した水平手摺り6
の階段1側の先端部と上延長傾斜手摺り部4とが逆S字
状をした上連続用手摺り部7で連続させてあることで、
水平手摺り6を手で掴みながら上階床3や踊り場床を歩
行して階段1に下りていく直前に際に逆S字状をした上
連続用手摺り部7に手が当たって、階段手摺り2側に手
が滑るのを防止でき、階段1に下りる直前に安定した姿
勢をとることができて、安定した姿勢で階段1に下りて
いくことができるものである。
【0012】図2には本発明の他の実施形態が示してあ
る。すなわち前述の図1に示す実施形態においては上連
続用手摺り部7を逆S字状をしたものの例を示してが、
本実施形態においては、上連続用手摺り部7の逆S字状
のカーブを緩やかにし、上延長傾斜手摺り部4の上端部
と上連続用手摺り部7との連続部を緩やかに湾曲したも
のとしてある。このものにおいては上延長傾斜手摺り部
4から上連続用手摺り部7、上連続用手摺り部7から水
平手摺り部6、又は水平手摺り部6から上連続用手摺り
部7、上連続用手摺り部7から上延長傾斜手摺り部4へ
と手を掴む位置を移す際にスムーズに手を移動して掴む
ことができることになる。
【0013】次に、図3に本発明の更に他の実施形態に
つき説明する。本実施形態においては、傾斜した階段手
摺り2の階段1の上端を階段1の上端の略上方位置とし
てあり、また、水平手摺り6の階段1側の端部を、上階
床3や踊り場床の階段1の上端から階段1の段板5の巾
の略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させてあ
り、傾斜した階段手摺り2の階段1の上端の上方に対応
する部位と、水平手摺り6の階段1側端部とを上向きに
凸曲した曲線よりなる弧状をした上連続用手摺り部7に
より連続させてある。ここで、凸曲した曲線よりなる弧
状をした上連続用手摺り部7の最上端が、上階床3や踊
り場床の階段1の上端から階段1の段板5の巾の略2倍
の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させてある。すな
わち、図3においてL≒L3≒L4≒L5で、L6はLの略
3倍となっている。
【0014】しかして、図3に示す実施形態において
は、階段1を上る際に階段1の最上段の段板5に足をの
せた場合に、水平手摺り6の階段1側端部とを連続する
上向きに凸曲した曲線よりなる弧状をした上連続用手摺
り部7を手に掴んで上階床3や踊り場床に上ることで、
無理な姿勢をとることなく、上連続用手摺り部7を手で
掴んで上ることができるものである。しかも、階段1か
ら上って、上階床3や踊り場床の階段1側の端部の階段
1の段板5とほぼ同じ巾寸法の部位の上面に足を載せた
際には、凸曲した曲線よりなる弧状の最上端の位置が上
階床3や踊り場床の階段1の上端から階段1の段板5の
巾の略2倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置する上
連続用手摺り部7を手で掴んで上階床3や踊り場床の上
において第1歩を踏み出しことができてスムーズに階段
1から上階床3や踊り場床に手摺りを持って移動でき、
更に、凸曲した曲線よりなる弧状の上連続用手摺り部7
と連続する上水平手摺り6の端部が上階床3や踊り場床
の階段1の上端から階段1の段板5の巾の略3倍の巾寸
法だけ離れた部位の上方に位置しているので、弧状の上
連結用手摺り部7から上横手摺り6にスムーズに手を移
動して水平手摺り6を手で掴んで上階床3や踊り場床の
階段1上を歩行することができてスムーズに階段1から
上階床3や踊り場床に手摺りを持って移動できることに
なる。
【0015】図4、図5には階段手摺り2の下端部と下
階床8や踊り場床の側部の上方に配置した水平手摺り6
の端部とを連続させる部分が示してある。すなわち、前
述のように階段1の側部の上方には階段1に沿って階段
手摺り2を階段1の勾配と同じ勾配で傾斜して配設して
ある。下階床8や踊り場床の側部の上方に下階床8や踊
り場床に沿って配設した水平手摺り6の階段1側の端部
が、下階床8や踊り場床の階段の下端から階段1の段板
5の巾の略2倍〜略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方
に位置している。図4には水平手摺り6の階段1側端部
が、下階床8や踊り場床の階段の下端から階段1の段板
5の巾の略2倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置し
ているのを示し、図5には水平手摺り6の階段1側端部
が、下階床8や踊り場床の階段の下端から階段1の段板
5の巾の略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置し
ているのを示している。図において、L7はLの略2
倍、L8はLの略3倍となっている。そして、傾斜した
階段手摺り2の階段1の下端の上方に対応する部位と、
水平手摺り6の階段側端部とを下向きに凹曲部した曲線
よりなる弧状をした下連続用手摺り部9により連続させ
てある。
【0016】しかして、上記下向きに凹曲部した曲線よ
りなる弧状をした下連続用手摺り部9の水平方向の巾は
上記L7、L8と同じになり、したがって、下向きに凹曲
部した曲線よりなる弧状をした下連続用手摺り部9の曲
率半径を大きくとることができ、下連続用手摺り部9が
緩やかなカーブとなって、階段1から下階床や8や踊り
場床に下りる際や下階床8や踊り場床から階段1に上る
際に、水平方向の巾が階段1の段板5の巾の略2倍の巾
寸法となった下向きに凹曲部した曲線よりなる弧状をし
た下連続用手摺り部9を手で掴んで、水平手摺り6から
階段手摺り2へと掴んでいる手を移動したり、あるいは
階段手摺り2から水平手摺り6へと掴んでいる手を移動
したりしてスムーズに歩行できることになる。
【0017】
【発明の効果】上記の請求項1記載の本発明にあって
は、階段の側部の上方に階段に沿って階段手摺りを階段
の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、傾斜した階段手摺
りの上端部を上階床や踊り場床の上方まで斜めに延長
し、この斜めに延長した上延長傾斜手摺り部が上階床や
踊り場床の階段側の端部の階段の段板とほぼ同じ巾寸法
の部位の上方位置まで伸びており、上延長傾斜手摺り部
の上端部の斜めに延長した部分の先端と、上階床や踊り
場床の側部の上方に上階床や踊り場床に沿って配設した
水平手摺りの階段側の端部とを、上連続用手摺り部で連
続させてあるので、階段を上る際に階段の最上段の段板
に足をのせた場合に、上階床や踊り場床の階段側の端部
の階段の段板とほぼ同じ巾寸法の部位の上方位置まで伸
びている上延長傾斜手摺り部を手に掴んで上ることがで
きて、無理な姿勢をとることなく、上階床や踊り場に上
ることができるものであり、また、階段から上って、上
階床や踊り場床の階段側の端部の階段の段板とほぼ同じ
巾寸法の部位の上面に足を載せた際には、上連続用手摺
り部を介して連続する水平手摺りを手で掴んで上階床や
踊り場床の階段上を歩行することができてスムーズに階
段から上階床や踊り場床に手摺りを持って移動できるも
のである。
【0018】また、請求項2記載の発明にあっては、階
段の側部の上方に階段に沿って階段手摺りを階段の勾配
と同じ勾配で傾斜して配設し、上階床や踊り場床の側部
の上方に上階床や踊り場床に沿って水平手摺りを配設
し、この水平手摺りの階段側の端部を、上階床や踊り場
床の階段の上端から階段の段板の巾の略3倍の巾寸法だ
け離れた部位の上方に位置させ、傾斜した階段手摺りの
階段の上端の上方に対応する部位と、水平手摺りの階段
側端部とを上向きに凸曲した曲線よりなる弧状をした上
連続用手摺り部により連続させ、凸曲した曲線よりなる
弧状をした上連続用手摺り部の最上端を、上階床や踊り
場床の上端から階段の段板の巾の略2倍の巾寸法だけ離
れた部位の上方に位置させてあるので、階段を上る際に
階段の最上段の段板に足をのせた場合に、水平手摺りの
階段側端部とを連続する上向きに凸曲した曲線よりなる
弧状をした上連続用手摺り部を手に掴んで上階床や踊り
場床に上ることで、無理な姿勢をとることなく上ること
ができるものであり、しかも、階段から上って、上階床
や踊り場床の階段側の端部の階段の段板とほぼ同じ巾寸
法の部位の上面に足を載せた際には、上連続用手摺り部
を手で掴んで上階床や踊り場床において第1歩を踏み出
すことができてスムーズに階段から上階床や踊り場床に
手摺りを持って移動でき、更に、凸曲した曲線よりなる
弧状の上連続用手摺り部と連続する上水平手摺りの端部
が上階床や踊り場床の階段の上端から階段の段板の巾の
略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置しているの
で、弧状の上連結用手摺り部から上横手摺りにスムーズ
に手を移動して水平手摺りを手で掴んで上階床や踊り場
床の階段上を歩行することができてスムーズに階段から
上階床や踊り場床に手摺りを持って移動できるものであ
る。
【0019】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、あ
るので、階段の側部の上方に階段に沿って階段手摺りを
階段の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、下階床や踊り
場床の側部の上方に下階床や踊り場床に沿って水平手摺
りを配設し、この水平手摺りの階段側の端部を、下階床
や踊り場床や階段の下端から階段の段板の巾の略2倍〜
略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させ、傾斜
した階段手摺りの階段の下端の上方に対応する部位と、
水平手摺りの階段側端部とを下向きに凹曲部した曲線よ
りなる弧状をした下連続用手摺り部により連続させてあ
るので、階段から下階床や踊り場床に下りる際や下階床
や踊り場床から階段に上る際に、水平方向の巾が階段の
段板の巾の略2倍〜略3倍の巾寸法となった下向きに凹
曲部した曲線よりなる弧状をした下連続用手摺り部を手
で掴んで、水平手摺りから階段手摺りへと掴んでいる手
を移動したり、あるいは階段手摺りから水平手摺りへと
掴んでいる手を移動したりしてスムーズに歩行できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の側面図である。
【図2】同上の他の実施形態の側面図である。
【図3】同上の更に他の実施形態の側面図である。
【図4】同上の更に他の実施形態の側面図である。
【図5】同上の更に他の実施形態の側面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【図7】他の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 階段 2 階段手摺り 3 上階床 4 上延長傾斜手摺り部 5 段板 6 水平手摺り 7 上連続用手摺り部 8 下階床 9 下連続用手摺り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 恒一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E101 HH03 HH15 KK01 KK08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の側部の上方に階段に沿って階段手
    摺りを階段の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、傾斜し
    た階段手摺りの上端部を上階床や踊り場床の上方まで斜
    めに延長し、この斜めに延長した上延長傾斜手摺り部が
    上階床や踊り場床の階段側の端部の階段の段板とほぼ同
    じ巾寸法の部位の上方位置まで伸びており、上延長傾斜
    手摺り部の上端部の斜めに延長した部分の先端と、上階
    床や踊り場床の側部の上方に上階床や踊り場床に沿って
    配設した水平手摺りの階段側の端部とを、上連続用手摺
    り部で連続させて成ることを特徴とする階段における手
    摺りの構造。
  2. 【請求項2】 階段の側部の上方に階段に沿って階段手
    摺りを階段の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、上階床
    や踊り場床の側部の上方に上階床や踊り場床に沿って水
    平手摺りを配設し、この水平手摺りの階段側の端部を、
    上階床や踊り場床の階段の上端から階段の段板の巾の略
    3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させ、傾斜し
    た階段手摺りの階段の上端の上方に対応する部位と、水
    平手摺りの階段側端部とを上向きに凸曲した曲線よりな
    る弧状をした上連続用手摺り部により連続させ、凸曲し
    た曲線よりなる弧状をした上連続用手摺り部の最上端
    を、上階床や踊り場床の上端から階段の段板の巾の略2
    倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置させて成ること
    を特徴とする階段における手摺りの構造。
  3. 【請求項3】 階段の側部の上方に階段に沿って階段手
    摺りを階段の勾配と同じ勾配で傾斜して配設し、下階床
    や踊り場床の側部の上方に下階床や踊り場床に沿って水
    平手摺りを配設し、この水平手摺りの階段側の端部を、
    下階床や踊り場床や階段の下端から階段の段板の巾の略
    2倍〜略3倍の巾寸法だけ離れた部位の上方に位置さ
    せ、傾斜した階段手摺りの階段の下端の上方に対応する
    部位と、水平手摺りの階段側端部とを下向きに凹曲部し
    た曲線よりなる弧状をした下連続用手摺り部により連続
    させて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の階段における手摺りの構造。
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