JP2000186128A - 軟質のポリウレタン発泡体組成物 - Google Patents

軟質のポリウレタン発泡体組成物

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JP2000186128A JP11315802A JP31580299A JP2000186128A JP 2000186128 A JP2000186128 A JP 2000186128A JP 11315802 A JP11315802 A JP 11315802A JP 31580299 A JP31580299 A JP 31580299A JP 2000186128 A JP2000186128 A JP 2000186128A
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サン ファ リ
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ゾン ユン リム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独立気泡セルが物理的ではなく化学的な方法
により自然にオープンになり、人為的なオープン工程な
しで生産性、作業性や不良率等を改善できる軟質のポリ
ウレタン発泡体組成物を提供する。 【解決手段】2〜4個の官能基と6,000〜10,000の分子量
を有するポリエーテルポリオールとアクリロニトリル或
いはスチレン単量体から形成された固体相の重合体が4,
000〜8,000の分子量を有するポリエーテルポリオールに
分散あるいはグラフトされたポリマーポリオールとが9
5:5〜50:50の重量比で混合された80〜95重量%の混合ポ
リオール、0.01〜2.0重量%のアミン系あるいはグリコー
ル系架橋剤、0.2〜3.0重量%の3級アミン系触媒、2.0〜
5.0重量%の水及び0.1〜2.0重量%の有機珪素整泡剤を含
むレジンプリミックスと、20〜40重量%のイソシアネー
ト基を含む有機ポリイソシアネートとが1:0.5〜1:1.5の
当量比で混合される軟質のポリウレタン発泡体組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のクッシ
ョン内装材として用いられている軟質のポリウレタン発
泡体組成物に関するもので、より詳細には、アクリロニ
トリルあるいはスチレン単量体から形成された固体相の
ポリマーがポリエーテルポリオールにグラフトあるいは
分散されたポリマーポリオールとポリエーテルポリオー
ルとの混合されたポリオール、架橋剤、アミン系触媒、
発泡剤及び有機珪素整泡剤を含むレジンプレミックス
と、有機ポリイソシアネートとを反応させることによ
り、独立気泡セルを物理的な方法ではなく化学的な方法
により自然的に粉砕して発泡体の人為的な粉砕工程を頼
りにしなくても生産性、作業性及び不良率等を著しく改
善することができる軟質のポリウレタン発泡体組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】軟質のシートクッションモールド発泡体
は、製造方法によって低温硬化モールド発泡体とホット
硬化モールド発泡体に分けられる。ホット硬化モールド
発泡体は、モールドの中で化学的な作用により自然に発
泡したセルがオープンになるため、脱型の後に人為的に
セルをオープンさせる工程は要らなかったが、低温硬化
モールド発泡体は、独立気泡を形成するために、脱型の
後に人為的なオープンセル化工程(以下、“粉砕”とい
う)が従来必要であった。ホット硬化モールド発泡体の
場合には、原液を注入する時にモールドの温度を35〜40
℃に調節し、100〜200℃の条件下で硬化させる。一方、
低温硬化モールド発泡体は、軟質のウレタン発泡体を製
造するために、50〜70℃の比較的高い温度を有するモー
ルドに原液を注入して50〜70℃の比較的低い温度の条件
下で発泡体を硬化させる生産方式である。原料の特性に
より脱型された発泡体は一定量の独立気泡を含有し、こ
のような独立気泡は発泡体の収縮を誘導することにな
る。従って、低温硬化方式のモールド発泡体は脱型の後
に粉砕工程が必要である。このような独立気泡をオープ
ンさせる方法としては、発泡体よりせまい間隔の元型ワ
クの間に発泡体を通過・粉砕する方法と発泡体に真空を
かけて粉砕する方法を用いて来た。
【0003】このような通常的な軟質の低温硬化モール
ド発泡体を製造するには、50〜70℃の条件下で加熱され
たモールドにイソシアネートとレジンプレミックス混合
物を注入した後、3〜10分の間硬化させてモールドから
成形された発泡体を取り出す。つづいて、発泡体に生成
された独立気泡をオープンするために粉砕工程を通し
て、製品として出荷する。上記発泡体は硬化温度が低
く、硬化時間が早いので、生産性及び作業環境が改めら
れる効果がある。しかし、発泡体に一定量の独立気泡が
含まれているので、粉砕工程を通さないと発泡体が収縮
して不良が発生するし、粉砕マシンに必要なユーティリ
ティ費、電力、人力及びその他の経費等が不必要に増加
する。従って、脱型の後に発泡体の粉砕工程に因る生産
性と作業性の低下と収縮等による不良率の増加を防止す
るために、脱型の前に(発泡体をモールドの内から取り
出す前に)イソシアネートと樹脂プリミックス混合物の
化学反応により、軟質の低温硬化モールド発泡体に自然
なオープンセル構造を持たせて生産性を改められる新た
な技術が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記問題
に鑑み、アクリロニトリルあるいはスチレン単量体から
形成された固体相のポリマーがポリエーテルポリオール
にグラフトあるいは分散された重合体ポリオールとポリ
エーテルポリオールとを混合したポリオール、架橋剤、
アミン系触媒、発泡剤及び有機珪素整泡剤を含む樹脂プ
リミックスと、有機ポリイソシアネートとを反応させる
ことにより、発泡体の伸率を著しく改善し、発泡体を化
学的作用により自然な連続気泡構造に作って沈降度(cr
ushability)の改善と共に、脱型の後に発泡体の粉砕工
程が要らなくなることを確認し、これに基づいて本発明
を完成した。従って、本発明では、独立気泡セルを物理
的な方法ではなく化学的な方法により自然的に粉砕さ
せ、発泡体の人為的な粉砕工程を頼りにしなくても生産
性、作業性及び不良率等を著しく改められる軟質のポリ
ウレタン発泡体組成物を提供することにその目的があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、2〜4個の官能
基と6,000〜10,000の分子量を有するポリエーテルポリ
オールとアクリロニトリル或いはスチレン単量体から形
成された固体相のポリマーが4,000〜8,000の分子量を有
するポリエーテルポリオールに分散あるいはグラフトさ
れたポリマーポリオールとが95:5〜50:50の重量比とし
て混合された80〜95重量%の混合ポリオール、0.01〜2.0
重量%のアミン系或いはグリコール系架橋剤、0.2〜3.0
重量%の3級アミン系触媒、2.0〜5.0重量%の水及び0.1〜
2.0重量%の有機珪素整泡剤を含むレジンプレミックス
と、20〜40重量%のイソシアネート基が含まれた有機ポ
リイソシアネートとが1:0.5〜1:1.5の当量比として混合
された軟質のポリウレタン発泡体組成物をその特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】このような本発明をより詳細に説
明すれば次の通りである。本発明では、別の粉砕工程が
不要であり、レジンプレミックスと有機ポリイソシアネ
ートをモールドの中で化学的作用により反応させて、自
然に粉砕された軟質のウレタンモールド発泡体を製造す
ることにその特徴がある。本発明による発泡体組成物
は、レジンプレミックスと有機ポリイソシアネートとか
ら構成され、レジンプレミックスはポリエーテルポリオ
ールとポリマーポリオールとの混合された混合ポリオー
ルに、架橋剤、触媒、発泡剤及び有機珪素整泡剤を加え
て製造する。
【0007】上記樹脂プリミックスを構成する混合ポリ
オールは、2〜4個の官能基を有し、少なくとも13モル%
は1級ヒドロキシル基を含み、かつ分子量は6,000〜10,0
00であるポリエーテルポリオールと、アクリロニトリル
あるいはスチレン単量体からなる固体相の重合体が、2
〜4個の官能基を有し、少なくとも13モル%は1級ヒドロ
キシル基を含み、かつ分子量が4,000〜8,000であるポリ
エーテルポリオールに分散あるいはグラフトされたポリ
マーポリオールとを、95:5〜50:50の重量比として混合
させて得られる。もし、混合比が上記範囲を外れば発泡
体の硬度調節及び成形性、物性が悪くなる。望ましい混
合比は85:15〜65:35の重量比である。上記混合ポリオー
ルに架橋剤、触媒、発泡剤及び有機珪素整泡剤を加えて
レジンプレミックスを製造する。
【0008】架橋剤は、グリコール系或いはアミン系が
使われる。その例としては、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジ
オール、ペンタエリトリトール、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン、エチレンジアミン、トリエチレ
ンテトラアミン、メチレンオルトクロロアニリン、4,4-
ジフェニルメタンジアミン、2,6-ジクロロ-4,4-ジフェ
ニルメタンジアミン、2,4-トルエンジアミン、2,6-トル
エンジアミン等が挙げられる。上記架橋剤は、全体の樹
脂プリミックスの中に0.1〜2.0重量%位含まれることが
望ましい。もし、上記架橋剤の含量が0.1重量%未満であ
れば樹脂プリミックスの架橋結合が不充分であり、2.0
重量%を超過すれば独立気泡セルが増加して粉砕工程が
必要になる。
【0009】また、本発明で用いられる触媒としては、
ポリウレタン発泡体に通常的に用いられるものを利用し
て特別な制限はないが、3級アミン触媒を用いることが
望ましい。例えば、トリエチレンジアミン、ビスジメチ
ルアミノエチルエーテル、トリプロピルアミン、トリイ
ソプロパノールアミン、トリブチルアミン、トリエチル
アミン、N-メチルモルホリン、ジエチレントリアミンビ
ス(2-(N,N-ジエチルアミノ)エチル)エーテル及び上記塩
から選択した1つあるいはそれ以上を混合して用いられ
る。上記触媒は、全体のレジンプレミックスの中、0.2
〜2.0重量%として含まれることが望ましい。万一、上記
触媒の含量が0.2重量%未満であれば反応が遅延して硬化
不良により生産性及び品質が低く、2.0重量%を超過すれ
ば発泡体の耐久性及びフォギングの発生等の問題があ
る。
【0010】また、発泡剤として用いられる水は、全体
のレジンプレミックスの中で2.0〜5.0重量%として含ま
れることが望ましい。
【0011】また、有機珪素整泡剤は、イソシアネート
とレジンプレミックスの中にある水が反応して二酸化炭
素ガスが発生し、上記ガスが反応熱により膨脹して発泡
体にセルが形成する時、生成されたセルの統一と破壊さ
れるのを防止し、均一なセルが形成されるように調整す
る役割をする。その種類は、通常的に軟質の低温硬化モ
ールド発泡体の製造に用いられるものを単独或いは混合
して使用することができるし、全体のレジンプレミック
スの中に0.1〜2.0重量%として含まれることが良い。ま
た、本発明では、必要により各種の安定剤、充填剤、着
色剤、難燃剤、抗菌剤等が一緒に使用される。
【0012】本発明によると、上記樹脂プリミックス
と、イソシアネート基の含量が20〜40重量%である有機
ポリイソシアネートとを、1:0.5〜1:1.5の当量比として
混合・反応させてオープンした軟質の低温硬化モールド
発泡体を製造する。この時、ポリイソシアネートのイソ
シアネート基の含量が20重量%未満であれば製品の成形
比重が増加し、40重量%を超過すれば硬度及び硬化速度
に問題がある。
【0013】本発明により製造されたオープンセル構造
の軟質のポリウレタン発泡体は、その機械的強度(伸
率、耐熱強度及び引張強度)は、一定量の閉め切り(clo
sed-cell)構造を有する軟質のウレタン発泡体に比べて
優れる。
【0014】軟質の低温硬化モールド発泡体は、レジン
プレミックスとポリイソシアネートを1:0.5〜1:1.5の当
量比として混合して50〜70℃で加熱されたモールドに注
入して製造する。発泡体を製造するのに通常的に指数
(インデックス)という用語をしばしば使用する。上記
用語は、レジンプレミックスの中に含まれた活性水素基
を有する化合物の当量と上記活性水素と反応するイソシ
アネートの化学量論的な量に対する指数とする。このよ
うなイソシアネート指数は、次の数式から計算される。 イソシアネート指数 =(実際に使用したイソシアネー
ト量)/(理論的に必要なイソシアネート量)
【0015】レジンプレミックス及び有機ポリイソシア
ネートを混合し、この混合物を攪拌して200×200×200m
mのオープンされたボックスに投入して自由発泡させ
る。最高の高さで気泡が破れた後、沈んだ後に高さの比
率を%として示してセトリング(沈降)を測定する。上
記反応混合物を予め50〜70℃で加熱された400×400×10
0mmのアルミニウム試験モールドに、最少の充填できる
原液量より20%を超過させて注入して栓をしめる。モー
ルドから成形された発泡体は、レジンプレミックスと有
機ポリイソシアネートとの攪拌を始める時点から5分の
後、モールドの中から取り出してすぐ万能材料試験機で
1回目に50%圧縮してかかる力と2回目に50%圧縮してかか
る力の差異を測定して沈降度(crushability)を評価す
る。沈降度は、発泡体内の閉め切り構造のセルをオープ
ンさせることに必要な力を測定するものである。数値が
小さいほど、独立気泡の少ないことを意味し、粉砕工程
の必要性を判断する尺度になる。
【0016】上で述べたように、発明により製造された
軟質のポリウレタンモールド発泡体を実驗した結果によ
ると、独立気泡セルを物理的方法ではなく化学的方法に
より自然的に粉砕して発泡体の人為的な粉砕工程を頼り
にしなくても生産性、作業性及び不良率等を著しく改善
することができる効果がある。
【0017】
【実施例】次に、このような本発明を実施例にもとづい
て詳しく説明するが、本発明が下記実施例により限定さ
れるものではない。 (実施例1〜6)有機ポリイソシアネートとしては、ト
ルエンジイソシアネートの含量は全体のイソシアネート
に対して20〜40重量%であり、イソシアネート基の含量
は36.5重量%であるものを使用した。また、ポリオー
ル、水、触媒、架橋剤、有機珪素整泡剤を、次の表1に
示した組成で混合してレジンプレミックスを製造した。
つづいて、25±1℃に調節された200gの前記レジンプレ
ミックスと25±1℃に調節された92gの前記有機ポリイソ
シアネートとを混合して5秒にわたって激しく攪拌し、2
00×200×200mmのボックスに注入した。沈降を測定し、
翌日に発泡・成形された発泡体の中心部を100×100×50
mmのサイズに切断してコア密度を測定してその結果を次
の表1に示した。レジンプレミックス組成物の中から架
橋剤の量を変化させて比較した結果によると、架橋剤の
量が増加すれば沈降及びコア密度は小さいことが確認さ
れた。
【0018】
【表1】
【0019】(実施例7〜12)次の表2に示した組成
でレジンプレミックスを製造した。25±1℃に調節され
た200gのレジンプレミックスと92gの有機ポリイソシア
ネートを混合して5秒にわたって激しく攪拌し、200×20
0×200mmのボックスに注入した。つづいて、沈降を測定
し、翌日に発泡・成形された発泡体の中心部を100×100
×50mmのサイズに切断してコア密度を測定した。一般的
に、沈降は混合された有機ポリイソシアネートとレジン
プレミックスが反応して安定的な発泡体のセル構造を形
成したかどうか判断する方法であり、数値が小さいほ
ど、安定されたセル構造を形成して製品の安定性、成形
性はよくなるが、閉め切り構造のセルが増加して人為的
なオープンセル化工程が必要になる。また、数値が大き
くなればセルの安定性が劣って成形性が悪くなり、成形
重量が増加することになる。従って、沈降が小さくかつ
沈降度の数値が少ないほうがよい。
【0020】また、ポリオール、水、触媒、架橋剤、整
泡剤を表2に記載した量で混合してレジンプレミックス
を製造し、50〜70℃の条件下で予熱された400×400×10
0mmのアルミニウムモールドに、25±1℃に調節された64
0gのレジンプレミックスと275gの有機ポリイソシアネー
トを、超過の密度で50.0kg/mになるように混合し、5
秒にわたって激しく攪拌して注入した。栓をしめてレジ
ンプレミックスと有機ポリイソシアネートとを混合・攪
拌してから5分の後にモールドの内から取り出してすぐ
万能材料試験機で1回目に50%圧縮してかかる力と2回目
に50%圧縮してかかる力の差異を測定して沈降度を評価
した。
【0021】レジンプレミックス組成物の中から架橋剤
の量を変化させて比較した結果によると、架橋剤の量が
増加するほど沈降は小さく、密度は低くなり、沈降度も
よくない。樹脂化触媒(DABCO 33LV)とウレア触媒(NIAX
A-1)の比率が低くなるほど、沈降度は優れることになっ
たが、沈降が大きくなって低密度化は不利なことが評価
された。
【0022】
【表2】
【0023】(実施例13〜18)次の表3に示した組
成によりレジンプレミックスを製造した。25±1℃に調
節された200gのレジンプレミックスと92gの有機ポリイ
ソシアネートを混合して5秒にわたって激しく攪拌し、2
00×200×200mmのボックスに注入した。つづいて、沈降
を測定し、翌日に発泡・成形された発泡体の中心部を10
0×100×50mmのサイズに切断してコア密度を測定した。
また、ポリオール、水、触媒、架橋剤、整泡剤を表3に
記載した量で混合してレジンプレミックスを製造し、50
〜70℃で予熱された400×400×100mmのアルミニウムモ
ールドに、25±1℃に調節されたレジンプレミックスと
有機ポリイソシアネートを表3に記載した比率として超
過率の密度が55.0kg/mになるように混合して5秒にわ
たって激しく攪拌して注入した。栓をしめて樹脂プリミ
ックスと有機ポリイソシアネートを混合・攪拌してから
5分の後にモールドの中から取り出してすぐ万能材料試
験機で1回目に50%圧縮してかかる力と2回目に50%圧縮し
てかかる力の差異を測定して沈降度を評価した。
【0024】表3に示したように、 架橋剤及び触媒を加
えてレジンプレミックスを製造してからレジンプレミッ
クスのアミン値を測定した結果、1級及び2級アミン値と
3級アミン値の変化により沈降度が変わったことが確認
され、1級及び2級アミン値が増加すればするほど沈降が
減少し、密度は低く、沈降度は良くなかった結果を示し
た。即ち、1級アミン値が増加するほど粉砕工程の省略
化には不利なことがわかった。
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】上に述べたように、本発明によれば、軟
質のポリウレタン発泡体組成物は、ポリエーテルポリオ
ールとポリマーポリオールの混合された混合ポリオール
と、アミン系あるいはグリコール系架橋剤、アミン系触
媒、発泡剤及び有機珪素整泡剤を混合してレジンプレミ
ックスを製造し、このレジンプレミックスと有機ポリイ
ソシアネートを一定した当量比で混合したもので、独立
気泡セルが物理的な方法ではなく化学的な方法により自
然的にオープンになり、発泡体の人為的なオープン工程
を頼りにしなくても生産性、作業性及び不良率等を著し
く改善することができる効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 101:00) (72)発明者 リ サン ファ 大韓民国 蔚山 683−360 ブク区 ヒョ ムン洞 260 (72)発明者 パク ヒョン ヒ 大韓民国 ソウル 121−210 マポ区 ソ キョ洞 395−22 7/4 (72)発明者 リム ゾン ユン 大韓民国 全羅南道 550−240 ヨスゥ ミピョン洞 ソンキョンアパート 312− 1102

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2〜4個の官能基と6,000〜10,000の分子
    量を有するポリエーテルポリオールとアクリロニトリル
    或いはスチレン単量体から形成された固体相の重合体が
    4,000〜8,000の分子量を有するポリエーテルポリオール
    に分散あるいはグラフトされたポリマーポリオールとが
    95:5〜50:50の重量比で混合された80〜95重量%の混合ポ
    リオール、0.01〜2.0重量%のアミン系あるいはグリコー
    ル系架橋剤、0.2〜3.0重量%の3級アミン系触媒、2.0〜
    5.0重量%の水及び0.1〜2.0重量%の有機珪素整泡剤を含
    むレジンプリミックスと、 20〜40重量%のイソシアネート基が含まれた有機ポリイ
    ソシアネートとが1:0.5〜1:1.5の当量比で混合されるこ
    とを特徴とする軟質のポリウレタン発泡体組成物。
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