JPS5947222A - ポリウレタンエラストマ−の製造方法 - Google Patents

ポリウレタンエラストマ−の製造方法

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JPS5947222A
JPS5947222A JP57156742A JP15674282A JPS5947222A JP S5947222 A JPS5947222 A JP S5947222A JP 57156742 A JP57156742 A JP 57156742A JP 15674282 A JP15674282 A JP 15674282A JP S5947222 A JPS5947222 A JP S5947222A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は反応射出成形によるポリウレタンエラストマー
の製造方法であり、特に大型成形品めるいは複雑な形状
の成形品の製造に適したポリウレタンエラストマーの製
造方法に関するものである。
ポリオール、鎖延長剤、および有機ポリイソシアネート
を主原料とし反応射出成形によりマイクロセルラーエラ
ストマーるるいは非泡状エラストマーなどのポリウレタ
ンエラストマーを製造することは公知である。反応射出
成形によるポリウレタンエラストマーの製造は、現在自
動車のバンパー外殻を始めとする自動車関連分野の成形
品に採用されているが、最近反応射出成形の利点を更に
発揮させるために大型かつ複雑な形状を有する成形品へ
の展開および成形サイクルの短縮化が必要とされている
。これらの目標に対して現行の原料では特に成形型への
充填力、即ち成形型内での反応性混合物の流れ性、が不
充分な点に問題があり、成形サイクルおよび成形品の物
性を損わずにこの流れ性を改良することが望まれている
反応性混合物とは、ポリオール:鎖延長剤、および有機
ポリイソシアネートからなる主原料と触媒、発泡剤、そ
の他の任意の添加剤が混合された混合物をいう。この反
応性混合物は混合装置で生成した後、直ちに成形型に充
填されるが、通常反応性混合物生成直後から反応が始ま
シ粘度が急上昇して硬化するため反応性混合物が成形型
内に充分充填される前にその流れが困難となり易い。反
応性混合物の反応性を低下させてその急速な粘度上昇を
抑制することは、流れ性を高めることには有効であって
も成形時間が長くなることより成形サイクルの短縮の目
的とは相客れない策である。反応性混合物の生成からそ
れが硬化するまでの時間(以Fキュア時間という)を長
くすることなく反応性混合物の流れ性を改良するために
は原料成分のより詳細な検討が必要である。原料成分、
たとえばポリオールの粘度を低減させることは流れ性の
改良に有効と考えられるかもしれないが、実際上はポリ
オールなどの原料は加熱して使用されるためその粘度の
低減による流れ性改良の寄与は少く、最も必要なことは
原料の反応性の調整に必ると考えられる。
本発明者は、反応性混合物の流れ性の改良を目的として
主にポリオールを中心に検Hk行った。反応射出成形に
よるポリウレタンニジストマーの製造に使用されるポリ
オールは通常高分子量のポリエーテルポリオールである
。ポリエーテルポリオールの反応性は基本的にその水酸
基の種類(通常は第1級あるいは第2級でめる)、その
平均分子量、およびその平均官能基数によって左右され
る。たとえば、第1級水酸基の割合が高い程度応性が高
く、平均分子量が低い程初期の反応性が高く、平均官能
基数が高い程ポリウレタンの網状化が進むため反応性混
合物の粘度が急上昇し易い。従って、キュア時間を短縮
するために第1級水酸基の割合を高くし、流れ性を改良
するために比較的高分子量でかつ平均官能基数の低いポ
リオール、即ちポリエーテルジオールが適当なポリエー
テルポリオールであると予想される。しかしながら、こ
の第1級水酸基を有し比較的高分子量のポリエーテルジ
オールの便用によって得られるポリワレタンエラストマ
ーは物性、%に耐熱性が充分でないことを見い出した。
従って、物性を満足させるためには、このポリエーテル
ジオールは不適当であり、さらに検討を進める必要があ
ることがわかった。
本発明は上記検討の結果、ポリエーテル) IJオール
を主としポリエーテルジオールを副とした混合ポリオー
ルを見い出すに至った。これらトリオールとジオールは
キュア時間を短縮するためいずれも高い割合の第1級水
酸基を含む必要があり、しかもそれらの平均分子量もそ
れぞれある範囲内にある必要がある。1〜かもこれらを
混合した混合ポリオールの平均官能基数は2.3〜2.
8であることが必要でおる。このポリエーテルトリオー
ルとポリエーテルジオールとの混合ポリオールは、その
平均官能基数を変えない範囲で少量(通常は混合ポリオ
ールに対して10重量%以下、特に5重量%以下〕の4
価以上のポリエーテルポリオールを併用してもよいが、
通常はこれら2つのポリエーテルポリオールの併用で良
好なポリウレタンエラストマーを得ることができる。本
発明はこの混合ポリオールを使用するポリウレタンエラ
ストマーの製造方法に関するものであや、即ち、 ポリオール、鎖延長剤、有機ポリイソシアネート、およ
び任意に触媒、発泡剤、その他の添加剤を使用し、反応
射出成形によりマイクロセルラー状らるいは非泡状のポ
リウレタンエラストマーを製造する方法において、ポリ
オールがポリエーテルトリオール90〜50重量%とポ
リエーテルジオール10〜50重量%の組み合せを主成
分とする平均官能基数2.3〜2.8の混合ポリオール
でl)、該ポリエーテルトリオールが平均分子量300
0〜9000、第1級水酸基割合50チ以上のポリエー
テルトリオールであリ、該ポリエーテルジオールが平均
分子量1000〜5000、第1級水酸基割合50チ以
上のポリエーテルジオールであることを特徴とするポリ
ウレタンエラストマーの襄遣方法、である。
ポリエーテルトリオールやポリエーテルジオールなどの
ポリエーテルポリオールは、イニシエーターV(環状エ
ーテルを付加して得られるものが好ましい。イニシエー
ターの官能基数はポリエーテルポリオールの官能基数に
通常−到する。たとえば、ポリエーテルトリオールを製
造する1ζめのイニシェークーは6価のアルコールやア
ルカノールアミンが適当であり、ポリエーテルジオール
を製造するためのイニシェークーとしては2価のアルコ
ールやアルカノールアミンが適当である。また、アミン
やポリアミンもイニシェークーとして使用しつる。最も
好ましいイニシエーターは多価アルコールであり、たと
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、フタ
ンジオール、ジエチレンクリコールその他のポリアルキ
レングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン
、ヘキサントリオールなどの2〜3価のアルコールがあ
る。水を2価のイニシエーターとみなすこともめるが、
通常は水と譲状エーテルの反工6物である2価アルコー
ルがイニシェーク〜とみなされる。4価以上のポリエー
テルポリオールが必要とされる場合は、4価以上のイニ
シェーター、たとえばペンタエリスリトール、ジグリセ
リン、テキストロール、ソルビトールなどが使用される
環状エーテルとしてはアルキレンオキシド、ハロゲン含
有アルキレンオキシドその他のエポキシドが好捷しく橡
、特に炭素数2〜4のアルキレンオキシドが好ましい。
エポキシド以外の環状エーテルたとえばテトラヒドロフ
ランなども使用できる。エポキシドとしてはたとえばエ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、1,2−プチレ
ンオキシド、エピクロルヒドリン、4.4.4− )ジ
クロロ−1,2−ブチレンオキシド、スチレンオキシド
などがめるが、特にエチレンオキシドとプロピレンオキ
シドが好ましい。ポリエーテルポリオールは第1級水酸
基を必要とするので、末端にオキシエチレン基を必要と
する。従って、エポキシド付加は通常順次付加が必要で
あり最後にエチレンオキシド付加が行なわれる。末端ブ
ロック以外はオキシエチレン基を含んでいてもいなくて
もよい。末端ブロック以外にオキシエチレン基を含むポ
リエーテルポリオールは、オキシエチレンと他のエポキ
シドの順次付加や混合付加により行うことができる。好
ましいポリエーテルポリオールはプロピレンオキシドま
たはプロピレンオキシドとエチレンオキシドとを混合し
てらるムは順次イニシエーターに付加し、最後にエチレ
ンオキシドを付加して製造されるポリエーテルポリオー
ルである。
ポリエーテルトリオールやポリエーテルジオールなどの
ポリエーテルポリオールは50チ以上の第1級水酸基を
必要とする。友だし、4価以上のポリエーテルポリオー
ルを使用する場合はそのポリエーテルポリオールにおけ
るこの条件は必ずしも必須ではない。ポリエーテルトリ
オールやポリエーテルジオールの第1級水酸基割合はよ
り好ましくは75係以上でろる。ポリエーテルトリオー
ルの平均分子量は5000〜9000、より好ましくは
4500〜8000である。
ポリエーテルジオールの平均分子量は1000〜500
0、特に好ましくは2000〜4500である。
混合ポリオールの平均官能基数は2.3〜2.8、特に
好ましくは2.4〜2,7である。平均官能基数(f)
は、たとえばポリエーテルトリオールとポリエーテルジ
オールの2成分からなる混合ポリオールの場合は次の式
で計算される。
f = (5a/Mw(x) +2 b/MW(2) 
)÷(a/Mw(3)+b//Mw(2))MW(3)
“ポリエーテルトリオールの分子量MY(2) :ポリ
エーテルジオールの分子量a:混合ポリオール100重
量部におけるポリエーテルトリオールの割合(重量部)
b:混合ポリオール100重量部におけるポリエーテル
ジオールの割合(重量部)少量の4価以上のポリエーテ
ルポリオールが使用される場合は同様に計算しうる。混
合ポリオールにおいて、ポリエーテル) IJオールと
ポリエーテルジオールの組み合せの割合はポリエーテル
トリオール90〜50][量チ、ポリエーテルジオール
10〜50菫量チであることが必要である。ポリエーテ
ルジオールの割合がこの範囲よりも多くなると得られる
ポリウレタンエラストマーの物性が不充分となり、少く
なると流れ性改良の効果が低くなる。この割合は、上記
平均官能基数(f)の計算式中のdとbの値と同じ意味
であり、この式から明らかなように、必要なfの値の範
囲およびそれぞれの平均分子量とも関係するものでおる
鎖延長剤は分子量400以下の2価以上の化合物、たと
えば多価アルコール、ポリエーテルポリオール、アルカ
ノールアミン、ポリアミンであり、特に2価の化合物が
好ましい。これらは2種以上を併用することもできる。
特に好ましいものは、分子量200以下の化合物、さら
に好ましくは分子量150以下の2価アルコールとジア
ミンでおる。具体的には、エチレングリコール、1,4
−ブタジオール、1,3−プロパンジオール、プロピレ
ングリコール、ジエチレングリコールなどが最も好まし
い。
有機ポリインシーアネートとしてはインシアネート基を
2以上有する化合物でβ95%に芳香族系のポリイソシ
アネートが好ましい。有機ポリイソシアネートとしては
、たとえばトリレンジインシアネート、ジフェニルメタ
ンジイソシアネ−1−、ポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メチレ
ン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート〕、インホロ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなど
がある。これらは種々の化合物や処理で変性したいわゆ
る変性ポリイソシアネートであってもよい。また、2種
以上の化合物を併用することが好ましい。特に好ましい
化合物は、ジフェニルメタンジイソシアネートおよびそ
の変性物である。
上記主原料の使用割合は特に限定されるものでけないが
、ポリオールと鎖延長剤の割合はポリオール1当量に対
して鎖延長剤6〜50当量、特に5〜20当量でるるこ
とが好ましい。有機ポリイソシアネートの使用量はポリ
オールと鎖延長剤の合計100当量に対する当量比(通
常インシアネートインデックスという)で表わして90
〜120、特に95〜110であることが好ましい。
任意に使用しうる添加剤の内通常必須のものは触媒であ
る。代表的な触媒は第3級アミンと有機金属化合物でロ
シ、たとえば、トリエチレンジアミン、N 、 N 、
 N’、 N’−テトラメチルへキサメチレンジアミン
、ジブチルチンジラウレート、スタナスオクトエートな
どがある。%に触媒としては第3級アミンと有機金属化
合物を併用することが好ましい。反応射出成形で得られ
るポリウレタンエラストマーは発泡剤を使用しない場合
であっても通常わずかな量の微細な気泡を有している。
これは原料中に溶存する空気や窒素などが発泡したもの
と考えられる。一般的に反応射出成形でポリウレタンニ
ジストマーを製造する場合少量の発泡剤全便用すること
が通例である。この発泡剤の量は通常ポリオールと鎖延
長剤の合計100重量部に対して15重量部以下、特に
10重量部以下である。発泡剤の使用量が多くなる程、
反応性混合物の流れ性は向上する。これは発泡剤による
発泡圧が反応性混合物の流れ性を高めるからである。し
かし、多量の発泡剤の使用はポリウレタンエラストマー
の物性を低下させルーズスキンやシンクマークなどの表
面欠陥を多くする。従って、発泡剤の使用量は上記範囲
、%に好ましくは2〜8重量部であることが好ましい。
発泡剤としては空気などの不活性ガスや水も使用しうる
が、好ましい発泡剤は低沸点の−・ロゲン化炭化水素、
たとえばトリフルロフルオロメタン、ジクロロジフルオ
ロメタン、塩化メチレンなどである。なお、本発明の特
徴として発泡剤量が多くなっても上記表面欠陥が発生し
難いこともおる。ポリオールとしてポリエーテルトリオ
ールのみを使用した場合、ポリオールと鎖延長剤の合計
100重量部に対して発泡剤の量が約8′M量%以上と
なると表面欠陥が発生するが、本発明においてはその閂
が1oii%を越えてもそのような表面欠陥は発生しな
い。
任意の添加剤として上記通常必要とされる触媒や発泡剤
性に、他の添加剤を便用することもできる。たとえば、
着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、充填剤、強化繊維
、整泡剤難燃剤などを使用できる。
反応射出成形を行う場合、上記原料は2以上の成分、通
常は2成分に分けて使用し混合装置でそれらの成分を急
速に混合して反応性混合物とし、それを成形型に射出し
て成形を行う。混合は通常衝突混合が一般的である。混
合される2成分の内一方は有機ポリイソシアネートであ
り、他方はそれ以外の成分、即ちポリオール、鎖延長剤
、および任意の添加剤の混合物であることが通例である
。添加剤の同有機ポリイソシアネートに対して不活性な
添加剤は有機ポリイソシアネートに混合して使用するこ
とができ、また両成分の両方に分けて添加することもで
きる。反応射出成形はこの2成分を使用する以外[3以
上の成分(たとえばポリオール側の成分を2成分とする
)を使用して行うこともできる。
月下に本発明を実施例や比較例によって説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜3.比較例1〜3 グリセリンにプロピレンオキシドとエチレンオキシドと
をこの順に付加して得られた第1級水酸基割合85チ、
平均分子量約6600のポリエーテルトリオール(以下
ポリオールAという〕およびジプロピレングリコールに
プロピレンオキシドとエチレンオキシドをこの順に付加
して得られた第1級水酸基含量90チ、平均分子量約4
000のポリエーテルジオール(以下ポリオールBとい
う〕とを両者の混合割合を変えて(第1表参照)混合し
混合ポリオールを製造した。この混合ポリオール85重
量部にエチレングリコール15重量部、トリエチレンジ
アミン(商品名:ダブコーS 3 LV ) 0.4i
量部、ジブチルチンジラウレート0−08m1t部およ
びトリクロロフルオロメタン5重量部を加えて混合しポ
リオール成分とした。
このポリオール成分とインシアネートインデックスが1
05となる割合(上記の量のポリオール成分に対し89
重量部)のブレポリツー型変性ジフェニルメタンジイソ
シアネート(インシアネート含量26重量%〕とを使用
し反応射出成形によりマイクロセルラー状のポリウレタ
ンエラストマーを製造した。反応射出成形装置および成
形条件は以下の通りでおる。
装置:クラウスマツファイPU−40780吐出*  
60に9/分 吐出圧力 150に9/cm” 液温:30°C 成形型:温度 65°C 厚さ 2.5簡 第1表に混合ポリオールにおける混合割合、成形性(即
ち流れ性とキュア時間)、および得うしたマイクロセル
ラー状のポリウレタンエラストマーの物性を示す。なお
、流れ性を表わす流れ距離とは一定重量(通常成形時の
約1/2)注入したときの成形物の平均長さを示し、長
い程流れ性が良好で必る。キュア時間は180度折シ曲
げテストでクラックが生じない程度まで硬化した時をも
って硬化終了とした。
第1表から次のことが判断される。平均官能基数が3.
0から2.77に低下すると流れ性が犬きく向上l−1
さらに2.38から2.17に低下するとキュア時間が
大巾に長くなる。物性面では平均官能基数が低下するに
従い伸びが向上するが、耐熱性(ヒートサグで表わす〕
は2.38から2.17に低下すると大巾に低下し、他
の物性はあまり変化しない。
実施例4〜8.比較例4 実施例1〜6におけるポリエーテルジオールで必るポリ
オールBK代えて平均分子量の異るポリエーテルジオー
ル(以下のポリオールC!、 D。
E)を使用する以外は実施例1〜3と同一の条件でマイ
クロセルラー状ポリウレタンエラストマーを製造した。
ポリオールC:平均分子量が3000であること以外は
ポリオールBと同じ 第1級水酸基割合90%のポ リエーテルジオール。
ポリオールC:平均分子量が2000であること以外は
ポリオールBと同じ 第1級水酸基割合90%のポ リエーテルジオール。
ポリオールC:平均分子量が1000であること以外は
ポリオールBと同じ 第1級水酸基割合90チのポ リエーテルジオール。
結果を第2表に示す。ポリエーテルジオールの分子量が
低下すると流れ性はやや低下する。ネキュア時間は短縮
されるが、物性は犬きく変化しない。混合比を一定にし
て平均官能基数を下げると、平均官能基数2.38と2
.24の間でヒートサグや脆化温度が劣化し、物性的に
満足し得ないものとなる。
実施例9〜11.比較例5,6 実施例1〜5VCおけるポリエーテルトリオールである
ポリオールAに代えて平均分子量の異なるポリエーテル
トリオール(以下のポリオールF、G)を使用する以外
は実施例1〜3と同一の条件でマイクロセルラー状ポリ
ウレタンエラストマーを製造した。
ポリオールII′:平均分子量が5000であり、第1
級水酸基割合が75チで あること以外はボリオールム と同じポリエーテルトリオ− ル。
ポリオールG:平均分子量が5000でメジ、第1級水
酸基割合が75チで あること以外はポリオールA と同じポリニーデルトリオ− ル0 結果を第3表に示す。ポリエーテル) IJオールの分
子量全低下すると流れ性をあまり低下させずにキュア時
間を短縮することが出来るが物性(23) 面で伸びの減少、脆化温度の上昇が犬きくなシ好ましい
結果が得られな藝。特に比較例に示される如く、低分子
量トリオール単独ではキュア性は極めて良いが、流れ性
及び上記物性面でのデメリットが大きく、ポリエーテル
トリオールの分子量が6000以下では、もはや物性上
満足し得ないものとなることが明らかである。
(24)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 ポリオール、鎖延長剤、有機ポリイソシアネート
    、および任意に触媒、発泡剤、その他の添加剤を使用し
    、反応射出成形によシマイクロセルラー状あるいは非泡
    状のポリワレタンエラストマーを製造する方法において
    、ポリオールがポリエーテルトリオール90〜50重量
    %とポリエーテルジオール10〜50重量%の組み合せ
    を主成分とする平均官能基数2.3〜2.8の混合ポリ
    オールでめり、該ポリエーテルトリオールが平均分子量
    3000〜9000、第1級水酸基割合50%以上のポ
    リエーテルトリオールであり、該ポリエーテルジオール
    が平均分子11000〜5000、第1級水酸基割合5
    oqb以上のポリエーテルジオールであることを特徴と
    するポリウレタンニジストマーの製造方法。
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