JP2000185815A - 斜め搬送コンベヤ - Google Patents

斜め搬送コンベヤ

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JP2000185815A
JP2000185815A JP10361555A JP36155598A JP2000185815A JP 2000185815 A JP2000185815 A JP 2000185815A JP 10361555 A JP10361555 A JP 10361555A JP 36155598 A JP36155598 A JP 36155598A JP 2000185815 A JP2000185815 A JP 2000185815A
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JP
Japan
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transport
conveying
conveyor
articles
article
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10361555A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Kobayashi
勝寿 小林
Takeshi Takeuchi
武史 武内
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送コンベヤにおいて、簡素な装置構成によ
り、物品の大小にかかわらず、それら物品をスムースに
搬送し、各種物品をコンベヤの型替えなく搬送可能とす
ること。 【解決手段】 斜め搬送コンベヤ10において、複数の
搬送ローラー15A〜15Cを設け、搬送面16の下り
勾配に沿う下位の搬送ローラー15Aの搬送巾と搬送ト
ルクをより上位の搬送ローラー15Bの搬送巾と搬送ト
ルクに比してより小とし、最下位の搬送ローラー15A
による搬送領域の側傍に搬送ガイド18を配置してなる
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は斜め搬送コンベヤに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボトル等の物品(被搬送物品)を
搬送するコンベヤにおいて、搬送方向の先頭の物品をス
トッパにより一時停止し、コンベヤを空動させながら、
それ以後の物品をコンベヤ上で押せ押せ状態として一時
的にストック可能とするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、コンベヤの搬送トルクを一定としているため、以
下の問題点がある。
【0004】コンベヤが通常搬送しようとしている標
準物品より小寸法小重量の小物品を搬送するとき、先頭
物品がストッパで停止せしめられ、それ以後の物品が押
せ押せ状態になると、物品重量に対して過大な搬送トル
クが過大搬送力として押せ押せ状態の中間にある物品を
側方にはじき出したり、押しつぶしてしまう虞れがあ
る。
【0005】標準物品より大寸法大重量の大物品を搬
送するとき、搬送トルクが物品重量に対して過小となっ
てスムースな搬送ができなかったり、先頭物品に対する
ストッパの解除後のそれら物品のスムースな再発進がで
きない虞れがある。
【0006】本発明の課題は、搬送コンベヤにおいて、
簡素な装置構成により、物品の大小にかかわらず、それ
ら物品をスムースに搬送し、各種物品をコンベヤの型替
えなく搬送可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、コンベヤ搬送方向に直交するコンベヤ巾方向に複数
の搬送部材を設け、全搬送部材がコンベヤ巾方向の一方
向に下り勾配をなす同一搬送面を形成し、該搬送面の下
り勾配に沿う下位の搬送部材の搬送巾と搬送トルクをよ
り上位の搬送部材の搬送巾と搬送トルクに比してより小
とし、最下位の搬送部材による搬送領域の側傍に搬送ガ
イドを配置してなるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】斜め搬送コンベヤ10は、ボトル
等の物品1(1A、1B、1C)を搬送可能とし、搬送
方向の先頭の物品1をストッパ(不図示)により一時停
止し、それ以後の物品1を押せ押せ状態として一時的に
ストック可能とする。
【0009】斜め搬送コンベヤ10は、図1、図2に示
す如く、架台11のコンベヤ搬送方向に沿う多数位置の
それぞれに駆動軸12を並置し、各駆動軸12のコンベ
ヤ巾方向の一方向に下り勾配をなすように傾斜配置して
いる。斜め搬送コンベヤ10は、駆動軸12の下り勾配
に沿う上端側に駆動ローラー13を一体結合され、架台
11のコンベヤ搬送方向に沿う両端でそれら駆動軸12
の下方に配置してある両ターンローラー14、14に巻
き回してある駆動ベルト17の上面を各駆動軸12の駆
動ローラー13に圧接し、それら駆動ローラー13及び
駆動軸12を駆動可能としている。このとき、駆動ベル
ト17は、不図示の駆動モータにより駆動される駆動プ
ーリに巻き回されて一定トルクで駆動され、各駆動ロー
ラー13及び駆動軸12を一定のトルクで駆動可能とし
ている。
【0010】斜め搬送コンベヤ10は、各駆動軸12に
複数の搬送ローラー15A、15B、15Cを空転自在
に嵌装している(図3)。搬送ローラー15A〜15C
は、斜め搬送コンベヤ10の搬送方向に直交するコンベ
ヤ巾方向に設けられる本発明の搬送部材を構成し、コン
ベヤ巾方向の一方向に下り勾配をなす同一搬送面16を
形成する。このとき、搬送ローラー15A〜15Cのそ
れぞれは、搬送面16の下り勾配に沿う下位のもの(例
えば15A)の搬送巾(例えばWa )をより上位のもの
(例えば15B)の搬送巾(例えばWb )より小として
いる。即ち、搬送ローラー15A〜15Cのそれぞれの
搬送巾をWa 、Wb 、Wc とするとき、Wa <Wb <W
c である。また、搬送ローラー15A〜15Cのそれぞ
れは、同一の駆動軸12に嵌装されていて、該駆動軸1
2との摩擦接触巾をそれぞれ上述の如くWa 、Wb 、W
c (Wa <Wb <Wc )としているから、それらの搬送
トルクTa 、Tb 、Tc をTa <Tb <Tc とするもの
となる。
【0011】斜め搬送コンベヤ10は、架台11におい
て、最下位の搬送ローラー15Aによる搬送領域の側傍
に、コンベヤ搬送方向に沿って物品1を摺接状態でガイ
ドする搬送ガイド18を配置している。これにより、物
品1は、搬送ローラー15A〜15Cが形成する下り勾
配の搬送面16上で、重力の作用により搬送ガイド18
に当接して搬送され、結果として、小寸法小重量の小物
品1Aは下位の狭巾Wa の搬送ローラー15Aに載り、
中寸法中重量の中物品1Bは中位の中巾Wb の搬送ロー
ラー15Bに載り、大寸法大重量の大物品1Cは上位の
広巾Wc の搬送ローラー15Cに載って搬送されるもの
となる。
【0012】(請求項1に対応する作用効果) コンベヤ10の搬送面16の下り勾配に沿う下位の搬
送ローラー(例えば15A)の搬送巾(Wa )と搬送ト
ルク(Ta )をより上位の搬送ローラー(例えば15
B)の搬送巾(Wb )と搬送トルク(Ta )に比してよ
り小とし、最下位の搬送ローラー15Aによる搬送領域
の側傍に搬送ガイド18を配置した。従って、物品1は
搬送面16上を重力の作用により常に搬送ガイド18に
沿って搬送される。これにより、被搬送物品1が標準寸
法、標準重量の標準物品1から、例えば、小寸法小重量
の小物品1A、或いは大寸法大重量の大物品1Cに代わ
るとき、下記(a) 、(b) の作用がある。
【0013】(a) 小物品1Aは、小寸法故に搬送面16
の下位側の狭巾搬送ローラー15Aに載って、その小搬
送トルクTa を受けて搬送される結果、先頭小物品1A
がストッパで停止せしめられ、それ以後の小物品1Aが
押せ押せ状態になっても、過大な搬送力によって中間の
小物品1Aを側方にはじき出したり、押しつぶすことな
く、それら小物品1Aを確実に一時的にストックして搬
送できる。
【0014】(b) 大物品1Cは大寸法故に搬送面16の
上位側の広巾搬送ローラー15Cに載って、その大搬送
トルクTc を受けて搬送される結果、搬送トルクが物品
重量に対して過小となることがなく、それら大物品1C
をスムースに搬送でき、また、先頭大物品1Cに対する
ストッパの解除後のそれら大物品1Cのスムースな再発
進を確実にできる。
【0015】上記(a) 、(b) により、物品1の大小にか
かわらず、それら物品1をスムースに搬送し、各種物品
1をコンベヤ10の型替えなく搬送できる。
【0016】(請求項2に対応する作用効果) 多数の駆動軸12に空転自在に嵌装される複数の駆動
ローラー15A〜15Cを本発明の搬送部材として用い
ることにより、簡素な装置構成により、物品1の大小に
かかわらず、それら物品1をスムースに搬送し、各種物
品1をコンベヤ10の型替えなく搬送できる。
【0017】尚、本発明の実施において、駆動軸12、
搬送ローラー15A〜15Cが形成する搬送面16の下
り勾配θ(図1)は、10〜30度が好適であり、20度がよ
り好適である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送コン
ベヤにおいて、簡素な装置構成により、物品の大小にか
かわらず、それら物品をスムースに搬送し、各種物品を
コンベヤの型替えなく搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は斜め搬送コンベヤを示す正面図である。
【図2】図2は斜め搬送コンベヤを示す平面図である。
【図3】図3は図1のIII−III 線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1(1A、1B、1C) 物品 10 斜め搬送コンベヤ 12 駆動軸 15A、15B、15C 搬送ローラー 16 搬送面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤ搬送方向に直交するコンベヤ巾
    方向に複数の搬送部材を設け、全搬送部材がコンベヤ巾
    方向の一方向に下り勾配をなす同一搬送面を形成し、該
    搬送面の下り勾配に沿う下位の搬送部材の搬送巾と搬送
    トルクをより上位の搬送部材の搬送巾と搬送トルクに比
    してより小とし、最下位の搬送部材による搬送領域の側
    傍に搬送ガイドを配置してなる斜め搬送コンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記コンベヤ搬送方向に沿う多数位置の
    それぞれに駆動軸を並置し、各駆動軸をコンベヤ巾方向
    の一方向に下り勾配をなすように傾斜配置し、各駆動軸
    に空転自在に嵌装した複数の搬送ローラーを前記搬送部
    材としてなる請求項1記載の斜め搬送コンベヤ。
JP10361555A 1998-12-18 1998-12-18 斜め搬送コンベヤ Withdrawn JP2000185815A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223718A (ja) * 2013-04-19 2014-12-04 花王株式会社 物品供給装置
JP2018177539A (ja) * 2013-04-19 2018-11-15 花王株式会社 物品供給方法
KR20230040653A (ko) * 2021-09-16 2023-03-23 김기삼 파우치 정렬장치

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Effective date: 20060307