JP2000185495A - ピンバインディング組立体 - Google Patents

ピンバインディング組立体

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JP2000185495A
JP2000185495A JP11363126A JP36312699A JP2000185495A JP 2000185495 A JP2000185495 A JP 2000185495A JP 11363126 A JP11363126 A JP 11363126A JP 36312699 A JP36312699 A JP 36312699A JP 2000185495 A JP2000185495 A JP 2000185495A
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JP
Japan
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sheet holding
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engagement rod
latch
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Application number
JP11363126A
Other languages
English (en)
Inventor
Min Son Jun
ソン ジュン、ミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Leco Stationery Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Leco Stationery Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42FSHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
    • B42F13/00Filing appliances with means for engaging perforations or slots
    • B42F13/30Filing appliances with means for engaging perforations or slots having a set of rods within a set of tubes for a substantial distance when closed

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  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない数の部品を有し、製造が安価に出来、
バインディング組立体の能力が向上され、保持力が増強
され、シート保持部材がラッチ部材から不注意に外れる
可能性を最小限にする、バインディング装置を提供する
こと。 【構成】 バインディング装置10は、ベース部材16
と、少なくとも1つのピンまたは管34、46を有する
シート保持部材12、14から構成されている。シート
保持装置またはベース部材のいずれかは、係合ロッド3
0を有し、また、シート保持装置とベース部材の他方
は、シート保持装置をベース部材に固定するためのラッ
チ部材18、20を含んでいる。ラッチ部材は、係合ロ
ッドにほぼ平行な軸のまわりに、シート保持装置がベー
ス部材に固定される保持位置から、シート保持装置がベ
ース部材から離脱する離脱位置に向けて枢動できるよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙のようなシート状
物体を保持するためのバインディング組立体に関し、よ
り詳細には、シートをバインディング組立体の各側部に
挿入したりまたシートをバインディング組立体の各側部
から取り除いたりすることができるように、ベース部材
から独立に取り外すことができる一組の側部プレートを
有するバインディング組立体に関する。
【0002】
【従来技術】紙のシートやその他の物体のシートを整然
と保持するために、さまざまなバインディング組立体
が、従来技術において知られている。バインディング組
立体は、通常、ノートやバインダーを形成するように、
カバーに取り付けられる。典型的には、複数の孔が紙シ
ートの側部に沿ってあけられており、バインディング組
立体のピン又は管が穴に通され、紙のシートを互いに保
持するようになっている。
【0003】そのようなバインディング装置の一例が、
米国特許番号4,693,625号に示されており、該
特許は、そこに紙のシートが配置される一組のピンと管
を複数組支持する一組の側部部材を有するバインディン
グ組立体を示している。側部部材は、ノートカバーの背
に固定されるベース部材から取り外し可能である。側部
部材の各々は、ベース部材の中空部に挿入される一組の
係合ロッドを含んでおり、側部部材をベース部材に保持
するようになっている。係合ロッドは、側部部材の長さ
方向にスライド可能な側部部材内に配置されたスライド
プレートによって、それぞれの側部部材の長さ方向に沿
って移動できるようになっている。スライドプレート
は、使用者によって側部部材の長さ方向に加えられた力
を係合ロッドに伝達し、これにより、側部部材がベース
部材から取り外されるようになっている。不幸にも、こ
の機構は複雑であり、製造に費用がかかってしまう。さ
らに、側部部材は、取り外し機構の部品を内部に収容し
なけらばならないので比較的厚くなってしまい、そのた
め、バインダーカバーの幅を固定した場合には紙シート
のための余地が少なくなってしまう。従って、バインデ
ィング組立体の収容力が制限されてしまう。最後に、係
合ロッドのほんの少しの部分だけが、ベース部材の中空
部分によって保持されているので、保持力は制限されて
しまう。
【0004】バインディング装置の他の例が、米国特許
番号5,330,280号に示されている。この特許も
また、そこに紙のシートが配置される一組のピンと管を
複数組支持する一組の側部部材を有するバインディング
組立体を示している。側部部材の各々は、ベース部材の
中空部に挿入される一組の係合ロッドを含んでおり、側
部部材を着脱自在にベース部材に保持するようになって
いる。係合ロッドは、側部部材の長さ方向にスライド可
能な駆動機構によって、それぞれの側部部材の長さ方向
に沿って移動できるようになっている。上記した特許と
同様にして、駆動機構は、使用者によって側部部材の長
さ方向に加えられた力を係合ロッドに伝達し、これによ
り、側部部材がベース部材から取り外されるようになっ
ている。一連の駆動機構は、さまざまな実施例に見ら
れ、そのような機構の全てが、極めて複雑である。しか
し、部品の数が増え、装置の複雑さが増すと、製造コス
トが増し、うまく働かない部品の数も増えることになっ
てしまう。さらに、係合ロッドのほんの少しの部分だけ
が、ベース部材の中空部分によって保持されているの
で、保持力もまた制限されてしまう。
【0005】バインディング装置のもうひとつの例が、
米国特許番号5,634,732号に示されている。こ
の特許もまた、そこに紙のシートが配置される一組のピ
ンと管を複数組支持する一組の側部部材を有するバイン
ディング組立体を示している。側部部材の各々は、ベー
ス部材に設けられる一組のラッチによって保持される一
組の固定係合ロッドを含んでいる。この一組のラッチ
は、ラッチに取り付けられた駆動ノブを押し下げること
によって、ベース部材の幅方向に沿って移動可能にされ
ている。ノブが内側に押されると、ラッチは内側に動
き、これにより、係合ロッドが側部部材を開放するよう
にそこを通過して動くことが出来るようにしている。し
かし、ラッチ組立体のこのような配置と駆動方向は、駆
動ノブがノートバインダーの表紙または裏表紙に接触す
ることによって、側部部材の不注意による開放を促進す
る結果をもたらしてしまう。また、ノート内にゆるく配
置されたその他の物体が、カバー部材と駆動ノブの間に
くさび状に押し込まれ、側部部材の不注意による開放を
結果として引き起こしてしまう。最後に、ラッチ組立体
はプラスチック材料によって形成されており、磨耗や破
損が起こりやすい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
い数の部品を有し、製造が安価に出来るバインディング
装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、バインディング組立
体の能力が向上された、バインディング装置を提供する
ことである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、係合ロッドの
長手方向部分がラッチ機構によって保持されており、こ
れにより保持力が増強された、バインディング装置を提
供することである。
【0009】また、本発明のさらに他の目的は、シート
保持部材がラッチ部材から不注意に外れる可能性を最小
限にする、バインディング装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及びそ
の他の目的は、ベース部材と、少なくとも1つのピンを
有するシート保持装置を含むバインディング装置によっ
て達成される。シート保持装置またはベース部材のいず
れかは、係合ロッドを有し、また、シート保持装置とベ
ース部材の他方は、シート保持装置をベース部材に固定
するためのラッチ部材を含んでいる。ラッチ部材は、係
合ロッドにほぼ平行な軸のまわりに、シート保持装置が
ベース部材に固定される保持位置から、シート保持装置
がベース部材から離脱する離脱位置に向けて枢動できる
ようになっている。
【0011】さらに、本発明の適用され得る範囲は、以
下に述べる詳細な説明から明瞭になるであろう。しか
し、これら詳細な説明及び特定の実施例は、本発明の好
適な実施例を示すものとして、図示されただけのもので
あって、さまざまな変更及び改良が本発明の精神及び範
囲内でなされ得るということは理解されるべきであり、
この詳細な説明から、当業者ならば、さまざまな変更及
び改良を、本発明の精神及び範囲内で実施できること
は、明らかである。
【0012】
【実施例】本発明は、以下に示す詳細な説明から、完全
に理解されるであろう、そして、以下の図面は、例示の
ためだけに与えられたものであり、本発明を何ら制限す
るものではない。図面、特に図1から図3を詳細に参照
すると、本発明のバインディング装置10が示されてい
る。バインディング装置10は、第1及び第2のシート
保持部材12、14を含んでおり、これらシート保持部
材は、それぞれ第1および第2のラッチ機構18、20
によってベース部材16に開放可能に取り付けられてい
る。
【0013】第1及び第2シート保持部材12、14
は、各々、一般に四角形状の側部プレート22からなっ
ている。側部プレート22は、その1つの縁部25に沿
って中央に配置された切り欠き24を有している。切り
欠き部24に隣接している側部プレート22の残りの部
分は、1組の間隔をあけられた延長部26を形成してい
る。延長部26の各々の端部は、管形状を有する1組の
係合ロッド支持管28を形成するように内側に丸められ
ている。係合ロッド30は、係合ロッド支持管28間で
側部プレート22に沿って延びている。係合ロッド30
の2つの端部は、係合ロッド支持管28に固定されてい
る。
【0014】第1の縁部25に対向する第2の縁部31
は、側部プレート22に向けて直角に内側に曲げられて
もかまわないし、折り返し縁部を形成するように折り返
されてもよく、これにより、とがった縁部を少なくし、
側部プレート22を強化することが出来る。側部プレー
ト22はさらに、側部プレートを貫通する1組の開口3
2を含む。開口の中心は、シート状物体の1組の孔の間
の距離に対応する距離だけ隔置されており、バインディ
ング装置10によって保持されるようになっている。
【0015】第1のシート保持部材12において、1組
のピン34は、側部プレート22に固定されており、そ
こから内側に延びている。ピン34は、好適には、中実
で且つほぼ円形の断面を有しているのが望ましい。各ピ
ン34の第1端部36は、ピン34の直径よりも大きな
直径を有する円形フランジ38を含んでいる。各ピン3
4の第1端部36は、フランジ38が側部プレート22
の内面40に当接するまで、側部プレート22の開口3
2内に挿入される。その後、各ピン34の第1端部36
は、例えば、ピン34の第1端部36を側部プレート2
2の外面42に対して押し付けて拡大ヘッドを形成する
ことによって拡大され、ピン34を側部プレート22に
しっかりと固定する。各ピン34の第2端部44は、と
がった縁部を少なくしシート状物体のピン34への配置
を助けるように、丸められている。
【0016】第2のシート保持部材14において、1組
の管46は、側部プレート22に固定されており、そこ
から内側に延びている。管46は、中空で且つほぼ円形
の断面を有している。各管46の第1端部48は、管4
6の直径よりも大きな直径を有する円形フランジ50を
含んでいる。各管46の第1端部48は、フランジ50
が側部プレート22の内面40に当接するまで、側部プ
レート22の開口32内に挿入される。その後、各管4
6の第1端部48は、例えば、管46の第1端部48を
側部プレート22の外面42に対して押し付けて広がっ
たヘッドを形成することによって拡大され、管46を側
部プレート22にしっかりと固定する。各管46の第2
端部52は、シート状物体の管46への配置を助け、ピ
ン34を管46に挿入するのを助けるように、角度をつ
けられている。
【0017】2つのピン34と2つの管46が、本実施
例では示されたけれども、3つのピン34及び管46、
あるいは、いくつのピン34及び管46が用いられても
よいことは、理解されるべきである。
【0018】第1と第2のシート保持装置12、14の
ピン34及び管46の別の配置は、図5に示されてい
る。ここで、側部プレート22の各々は、そこに取り付
けられるピン34と管46を含んでおり、これらは、そ
れぞれ対向する側部プレート22の対応する管46及び
ピン34に一致するようにされている。従って、第1及
び第2シート保持部材12、14が図5に示すように形
成されていても、第1及び第2シート保持部材12、1
4は互いに一致し相互に交換可能であることが、わかる
であろう。従って、第1の実施例に示す2つの異なるシ
ート保持部材12、14の機能を発揮することのできる
単一のシート保持部材を製造することが必要なだけであ
り、これにより、追加の費用を削減することが出来る。
【0019】ベース部材16は、好適には、平坦な金属
シートから形成され、ほぼ四角形の底部プレート60を
含んでいる。底部プレートは、そこを貫通する4つの孔
62を含んでいる。例えば、図6(a)に示すように、
リベット64が、ベース部材16をバインダーカバー部
材66に取り付けるために底部プレート60の孔62に
貫通している。
【0020】底部プレート60の中央領域から4箇所が
打ち抜かれ、底部プレート60にほぼ直角に上方に折り
曲げられて、2組の間隔のあけられた起立支持部68を
形成している。起立支持部68の先端は、外側に曲げら
れ、2組の整合されたピボット軸支持管70を形成して
いる。
【0021】ベース部材16の側部縁72は、底部プレ
ート60にほぼ直角上方に曲げられている。側部縁72
及び底部プレート60の隣接側部は、係合ロッド収容チ
ャンネル74の2つの側部を形成している。
【0022】ベース部材16の一端76は、底部プレー
ト60にほぼ直角上方に曲げられている。端部76の角
は離れておりラッチ機構18、20のための端部支持部
78を形成しており、この構成は後に説明する。
【0023】底部プレート60の4つの角の各々は、シ
ート保持部材12、14がベース部材16に組み立てら
れているときに側部プレート22の係合ロッド支持パイ
プ28のクリアランスを提供する四角形切り欠き部80
を含んでいる。
【0024】第1及び第2ラッチ機構18、20の各々
は、図4に示すような一般にL字状断面を有するラッチ
部材90を含んでいる。L字状断面は、背部92、底部
94及びその間の角部96からなっている。
【0025】背部92は、その上縁100に沿って中央
に配置された切り欠き部98を有している。背部92
の、切り欠き部98に隣接する残りの部分は、管形状を
有する1組の枢動軸支持管102を形成するように内側
に曲げられた端部を有している。枢動軸104は、枢動
軸支持管102の間をラッチ部材90の背部92に沿っ
て延びている。枢動軸104の2つの端部は、枢動軸支
持管102内に配置されている。螺旋状ねじりばね10
6は、背部92の切り欠き部98に配置された枢動軸1
04の一部を取り囲んでいる。
【0026】ラッチ部材90のそれぞれの一端は、使用
者がラッチ機構18、20を駆動するための押圧点を提
供するフィンガーパッド108を含んでいる。
【0027】ラッチ機構18、20は、ベース部材16
の枢動軸支持管70、102とラッチ機構18、20を
整合させて、枢動軸104を整合された枢動軸支持管7
0、102に挿入することによって、ベース部材16に
組み合わせられる。これにより、ねじりばねは、背部9
2の切り欠き部98に配置されるようになる。この組立
状態において、ラッチ部材90の底部94は、係合ロッ
ド収容チャンネル74の第3の側部を形成するようにな
る。
【0028】ねじりばね106の一端110は、ベース
部材16の起立支持68の1つを押し付け、ねじりばね
106の他端112は、ラッチ部材90の背部92を押
し付ける。ねじりばね106は、ラッチ部材90の角部
96をベース部材16の側縁部72に向けて押し付け、
保持位置と考えられる位置に押し付ける。
【0029】ラッチ部材90のそれぞれは、係合ロッド
30に平行でピン34および管46に垂直な軸のまわり
に保持位置から開放位置と考えられる位置までフィンガ
ーパッド108を押圧することによってほぼ45度の角
度で独立に枢動可能にされている。ベース部材16の端
部支持78は、フィンガーパッド108上に加えられた
力を偏奇し、ラッチ機構18、20が開放位置を越えて
回転することを制限する。また、図4に示すように、ラ
ッチ部材90の底部94の先端114は、保持位置の底
部プレート60に接触し、ねじりばね106が保持位置
を越えてラッチ部材90を押し付けることを防止してい
る。
【0030】シート保持部材12、14は、係合ロッド
30をラッチ部材90の背部92およびベース部材16
の側縁72によって設けられた溝内に配置することによ
ってベース部材16に組み立てられる。シート保持部材
12、14は、係合ロッド30が係合ロッド収容チャン
ネル74内に配置されるまで、下方に押される。各ラッ
チ部材90の背部92は、係合ロッド30を係合ロッド
収容チャンネル74に案内する傾斜面を形成する。係合
ロッド30がラッチ部材90の背部92に沿ってスライ
ドし、係合ロッド収容チャンネル74にはいると、係合
ロッド30はラッチ部材90をねじりばね106によっ
て与えられる押し付け力に対抗して開放位置に向けて外
れるように動かす。
【0031】一旦、係合ロッド30が係合ロッド収容チ
ャンネル74内に配置されると、ねじりばね106は、
ラッチ部材90を保持位置に戻すように押し付け、シー
ト保持部材12、14をベース部材16にしっかりと固
定する。保持位置においては、ラッチ部材90の底部9
4および角部96は、図4に見られるように、係合ロッ
ド30が、係合ロッド収容チャンネル74から外れるの
を防止する。図2およいび3に示されるように、各ラッ
チ部材90の角部96の一部116は、側部プレート2
2の係合ロッド支持管28の一つを収容するように切り
欠かれている。
【0032】第1および第2のシート保持装置12、1
4がベース部材16と組み立てられているときには、側
部プレート22の上縁118が底部プレート60の上縁
120とほぼ整合されている。
【0033】図6から図8は、シート保持部材12、1
4をベース部材16から取り外すさまざまな方法を示し
ている。図6(a)は、例えば、バインダーカバー部材
66の裏表紙122に紙シートが重ねられているノート
の端部の図を示している。図6(b)では、ピン34を
取り付けられたシート保持部材12を拘束するラッチ部
材90が、フィンガーパッド108を押し下げることに
よって駆動され、このシート保持部材12を開放する。
管46を取り付けられたシート保持部材14はまだ、係
合ロッド収容チャンネル74内の係合ロッド30によっ
て拘束されているので、ベース部材16は、係合ロッド
30のまわりにシート保持部材14に対して枢動し、ベ
ース部材16の底部プレート60がシート保持部材14
の側部プレート22にほぼ平行な図6(c)に示す位置
に向けられる。このとき、ピン34を取り付けられたシ
ート保持部材12は、紙が例えばノートバインダーの前
側において管46によって保持されるように取り外され
てもよいし、取り除かれて他の紙が挿入されてもよい。
【0034】図7(a)は、例えば、バインダーカバー
部材66の表紙124に紙シートが重ねられているノー
トの端部の図を示している。図7(b)では、管46を
取り付けられたシート保持部材14を拘束するラッチ部
材90が、フィンガーパッド108を押し下げることに
よって駆動され、このシート保持部材14を開放する。
ピン34を取り付けられたシート保持部材12はまだ、
係合ロッド収容チャンネル74内の係合ロッド30によ
って拘束されているので、ベース部材16は、係合ロッ
ド30のまわりにシート保持部材12に対して枢動し、
ベース部材16の底部プレート60がシート保持部材1
2の側部プレート22にほぼ平行な図7(c)に示す位
置に向けられる。このとき、管46を取り付けられたシ
ート保持部材14は、紙が例えばノートバインダーの後
側においてピン34によって保持されるように取り外さ
れてもよいし、取り除かれて他の紙が挿入されてもよ
い。
【0035】図8(a)は、例えば、バインダーカバー
部材66の背表紙122に紙シートが重ねられているノ
ートの端部の図を示している。図8(b)では、シート
保持部材12、14の両方を拘束するラッチ部材90の
両方が、フィンガーパッド108を押し下げることによ
って駆動され、このシート保持部材12、14を開放す
る。これにより、図8(c)に示すように、シートを整
然と保持したままで、シート保持部材12、14は互い
に完全に取り外すことができる。このとき、シート保持
部材12、14は、所望により、異なるバインダーカバ
ー部材66に再配置されてもよい。
【0036】本発明は、ベース部材16上に設けられた
ラッチ部材90を備えた好適な実施例に関連して説明し
たけれども、ラッチ部材90は、ベース部材16上に設
けられた係合ロッド30を備えて、シート保持部材1
2、14上に配置されてもかまわない。さらに、ピン3
4および管46は、好適にはまっすぐであるが、曲線状
の管に対応して収容できるようにされた曲線状のピン
が、所望に応じて用いられてもかまわない。
【0037】本発明は、このように述べられてきたが、
同様にしていろいろな方法で変更可能であることは自明
であろう。そのような変更は、本発明の精神および範囲
から逸脱するものではなく、当業者にとって自明なその
ような変更の全てが、以下の特許請求の範囲に含まれる
であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】組み立て状態の本発明のバインディング組立体
の斜視図を示す。
【図2】部分的に分解した状態の本発明のバインディン
グ組立体の斜視図を示す。
【図3】本発明のバインディング組立体の分解斜視図を
示す。
【図4】本発明のラッチ機構の拡大断面図を示す。
【図5】本発明のバインディング組立体のピンおよび管
の別の配置を示す分解図を示す。
【図6】本発明のバインディング組立体のピン側の開放
を示す端面図を示す。
【図7】本発明のバインディング組立体の管側の開放を
示す端面図を示す。
【図8】発明のバインディング組立体のピン側および管
側両方の開放を示す端面図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュン、ミン ソン 中華人民共和国 フ ベイ プロビンス、 ウ ハン シティ、ジアン アン ディス トリクト、ダ ジー ロード、ナンバー、 28

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材と、少なくとも1つのピンを
    有するシート保持装置を有し、前記シート保持装置およ
    び前記ベース部材の一つが係合ロッドを有し、前記シー
    ト保持装置と前記ベース部材の他方が前記シート保持装
    置を前記ベース部材に固定するためのラッチ部材を含
    み、前記ラッチ部材が、前記係合ロッドにほぼ平行な軸
    のまわりに、前記シート保持装置が前記ベース部材に固
    定される保持位置から、前記シート保持装置が前記ベー
    ス部材から離脱する離脱位置に向けて枢動できるように
    なっていることを特徴とするバインディング装置。
  2. 【請求項2】 前記軸が、前記ピンにほぼ垂直であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のバインディング装置。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ部材を前記保持位置に向けて
    押し付けるねじりばねをさらに有することを特徴とする
    請求項1に記載のバインディング装置。
  4. 【請求項4】 前記シート保持装置が、前記係合ロッド
    を含み、前記ベース部材が前記ラッチ部材を含むことを
    特徴とする請求項1に記載のバインディング装置。
  5. 【請求項5】 前記係合ロッドが、前記シート保持装置
    のほぼ全長にわたって延びていることを特徴とする請求
    項4に記載のバインディング装置。
  6. 【請求項6】 前記ベース部材から上方に延びる1組の
    間隔をあけて配置された支持管と、前記ラッチ部材に沿
    って延びる枢動軸であって、該枢動軸が前記1組の間隔
    をあけて設けられた支持管を通って前記ラッチ部材を支
    持するようにされた、枢動軸をさらに有することを特徴
    とする請求項4に記載のバインディング装置。
  7. 【請求項7】 前記ラッチ部材を前記保持位置に向けて
    押し付けるための前記枢動軸の部分を取り囲むねじりば
    ねを有し、該ねじりばねの一端が前記支持管の一つに接
    触し、該ねじりばねの他端が前記ラッチ部材に接触する
    ことを特徴とする請求項6に記載のバインディング装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ベース部材がさらに、起立端部を有
    し、該端部が、前記ラッチ部材の枢動中にラッチ部材に
    加えられる力を偏奇し、ラッチ部材の回転が前記開放位
    置を越えないように制限する端部支持を含むことを特徴
    とする請求項4に記載のバインディング装置。
  9. 【請求項9】 前記ラッチ部材の一部が、背部、底部お
    よびその間の角部からなるL字状断面を有することを特
    徴とする請求項4に記載のバインディング装置。
  10. 【請求項10】 ラッチ部材の底部の先端が、保持位置
    におけるベース部材に接触し、ラッチ部材が保持位置を
    越えて動くことを防止することを特徴とする請求項9に
    記載のバインディング装置。
  11. 【請求項11】 ベース部材の側縁が、係合ロッド収容
    チャンネルを形成し、ラッチ部材の底部が、前記ラッチ
    部材が前記保持位置にあるときに係合ロッド収容チャン
    ネルの開口を部分的に閉じて、前記係合ロッドが前記係
    合ロッド収容チャンネルから外れることを防止すること
    を特徴とする請求項9に記載のバインディング装置。
  12. 【請求項12】 ベース部材と、少なくとも1つの管を
    有する第1のシート保持部材と、前記管内に収容可能な
    少なくとも1つのピンを有する第2のシート保持部材
    と、前記シート保持部材の一つに固定される係合ロッド
    と、前記シート保持部材の一つを前記ベース部材に固定
    するために前記ベース部材上に設けられたラッチ部材を
    含み、前記ラッチ部材が、前記係合ロッドにほぼ平行な
    軸のまわりに、前記シート保持部材の一つが前記ベース
    部材に固定される保持位置から、前記シート保持部材の
    一つが前記ベース部材から離脱する離脱位置に向けて枢
    動できるようになっていることを特徴とするバインディ
    ング装置。
  13. 【請求項13】 前記係合ロッドが前記第1のシート保
    持部材に固定され、さらに、バインディング装置が、前
    記第2のシート保持部材に固定される第2の係合ロッド
    と、前記第2のシート保持部材を前記ベース部材に固定
    するために前記ベース部材上に設けられた第2のラッチ
    部材を含み、前記第2のラッチ部材が、前記第2の係合
    ロッドにほぼ平行な軸のまわりに、前記第2のシート保
    持部材が前記ベース部材に固定される保持位置から、前
    記第2のシート保持部材が前記ベース部材から離脱する
    離脱位置に向けて枢動できるようになっていることを特
    徴とする請求項12に記載のバインディング装置。
  14. 【請求項14】 前記ベース部材から上方に延びる1組
    の間隔をあけて配置された支持管と、前記ラッチ部材に
    沿って延びる枢動軸であって、該枢動軸が前記1組の間
    隔をあけて設けられた支持管を通って前記ラッチ部材を
    支持するようにされた、枢動軸と、前記ラッチ部材を前
    記保持位置に向けて押し付けるための前記枢動軸の部分
    を取り囲むねじりばねをさらに有することを特徴とする
    請求項12に記載のバインディング装置。
  15. 【請求項15】 前記ラッチ部材の一部が、背部、底部
    およびその間の角部からなるL字状断面を有することを
    特徴とする請求項12に記載のバインディング装置。
  16. 【請求項16】 ベース部材の側縁が、係合ロッド収容
    チャンネルを形成し、ラッチ部材の底部が、前記ラッチ
    部材が前記保持位置にあるときに係合ロッド収容チャン
    ネルの開口を部分的に閉じて、前記係合ロッドが前記係
    合ロッド収容チャンネルから外れることを防止すること
    を特徴とする請求項15に記載のバインディング装置。
  17. 【請求項17】 バインディング装置を操作する方法で
    あって、ベース部材を提供する工程と、少なくとも1つ
    のピンを有するシート保持装置を提供する工程と、前記
    シート保持装置および前記ベース部材の一つに係合ロッ
    ドを提供する工程と、前記シート保持装置と前記ベース
    部材の他方にラッチ部材を提供する工程と、前記ラッチ
    部材を前記係合ロッドにほぼ平行な軸のまわりに、前記
    シート保持装置が前記ベース部材に固定される保持位置
    と、前記シート保持装置が前記ベース部材から離脱する
    離脱位置の間で枢動する工程からなることを特徴とする
    バインディング装置の操作方法。
  18. 【請求項18】 前記シート保持装置が、前記係合ロッ
    ドを含み、前記ベース部材が前記ラッチ部材を含むこと
    を特徴とする請求項17に記載のバインディング装置の
    操作方法。
  19. 【請求項19】 前記シート保持装置の前記一つと前記
    ベース部材に第2の係合ロッドを提供する工程と、前記
    シート保持部材の一つと前記ベース部材に第2のラッチ
    部材を提供する工程と、前記第2のラッチ部材を前記第
    2の係合ロッドにほぼ平行な軸のまわりに、前記シート
    保持装置が前記ベース部材に固定される保持位置と前記
    シート保持装置が前記ベース部材と選択的に組み立てら
    れあるいは離脱する離脱位置の間で枢動する工程をさら
    に含むことを特徴とする請求項17に記載のバインディ
    ング装置の操作方法。
  20. 【請求項20】 前記係合ロッドを前記ラッチ部材に押
    し付け、前記ラッチ部材を前記保持位置から前記開放位
    置に枢動して前記シート保持装置を前記ベース部材に組
    み立てる工程をさらに含むことを特徴とする請求項17
    に記載のバインディング装置の操作方法。
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