JP2000185447A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2000185447A
JP2000185447A JP10376192A JP37619298A JP2000185447A JP 2000185447 A JP2000185447 A JP 2000185447A JP 10376192 A JP10376192 A JP 10376192A JP 37619298 A JP37619298 A JP 37619298A JP 2000185447 A JP2000185447 A JP 2000185447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼着対象物への方向性を有するラベルの貼着
姿勢に合わせてキャラクタを見やすく印字できる印字装
置を提供する。 【解決手段】 キーボード12から文字列が入力され、
貼着対象物102上でのラベルの指示方向がキーボード
12から入力指定されると、その指示方向がRAM23
のフラグPとして設定される。入力された文字列の印字
が指示されると、制御部21はフラグPの値を判断して
設定された指示方向に応じて、ラベル49が貼着対象物
102に前記設定された指示方向に従った姿勢で貼着さ
れたときに文字列が正立状態で視認できるように、適宜
に文字列の文字の配列順位を変え或いは文字のパターン
の向きを回転させてラベル49に印字する。これによ
り、貼着対象物102への貼着姿勢に応じた見やすい文
字列の印字を簡単に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の方向を指示
する外形形状を有するラベルにキャラクタを印字する印
字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特定の方向を指示する外形形状を
有するラベルにキャラクタを印字するテーププリンタが
提案されている。前記テーププリンタには、テープ状の
剥離台紙上に貼着剤を介して積層されたテープ状の記録
紙をハーフカットで型抜きすることにより矢印形状等の
ラベルをテープの長手方向に沿って整列して形成したテ
ープ状印字媒体が用いられ、このテープ状印字媒体を搬
送しつつ、その印字媒体テープに各ラベルと対応して設
けた印字位置決めマークをテーププリンタに設けたセン
サで検出することにより、サーマルヘッドを駆動して矢
印形状のラベル内に収まるように入力されたキャラクタ
の印字を行なうものである。前記テープ状印字媒体は熱
転写用のインクリボンとともにカセットに収容されてテ
ーププリンタに交換自在に装填される。図16及び図1
7は前記従来のテーププリンタにより印字されたラベル
の印字例を示す。100は印字媒体テープ、101はハ
ーフカットされたラベルを示す。作成されたラベルは剥
離台紙上から剥がされて目的とする対象物上に貼着され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のテーププリンタ
に装填される印字媒体テープ100では、テープ状の台
紙上に一定間隔で連続して配列されるラベル101の指
示方向(矢印の方向)が一定であり、また、上述のテー
ププリンタでは、通常は、キャラクタ列が一定の配列順
で横書き或いは縦書きでラベル上に印字される。従っ
て、印字結果は図16及び図17のようなものとなる
が、その印字されたラベル101を、例えば、図18の
ように対象物102に貼着する場合には問題はないが、
図19のように使用する場合にはキャラクタ列の上下が
反対となり、表示ラベルとして用をなさない。もっと
も、図16のような、矢印がテープ搬送方向の下流側を
向いた右向き矢印の印字媒体の他に、矢印がテープ搬送
方向の上流側を向いた左向き矢印の印字媒体も準備し、
それらを交換して用いれば上記問題を解消することがで
きるが、ラベルを対象物に貼付する状態を予め判断して
適当な印字媒体(カセット)をテーププリンタに装着す
ることは面倒である。また、テーププリンタが倒立(上
下左右反転)したキャラクタを印字する機能を備えてい
たとしても、印字後のラベルの対象物への貼着状態を判
断した上で、それに対応する印字機能を作動させる操作
が繁雑となる。
【0004】本発明は、上述のような課題に鑑みなされ
たもので、方向性を有するラベルの貼着対象物への貼着
姿勢に合わせて、方向性を有するラベルにキャラクタを
見やすく印字できる印字装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる印刷装置は、外形が特定の方向を指示する
形状に形成されるとともに、一定の方向性をもって供給
されるラベルにキャラクタを印字する印字装置であっ
て、前記ラベルに印字するキャラクタを入力する入力手
段と、前記ラベルが対象物に貼着されたときに、その対
象物上で前記ラベルが指示する方向を指定する指示方向
指定手段と、前記指示方向指定手段の指定に対応して前
記ラベルが前記対象物に貼着されたときに、前記入力手
段から入力されたキャラクタが前記ラベル上に正立状態
で配置されるべく、前記キャラクタを前記ラベルに印字
する印字手段とを具備することを特徴とする。本発明の
請求項1に係わる印刷装置によれば、対象物上でのラベ
ルの指示方向を指定することにより、そのラベルが対象
物に貼着されたときにキャラクタがラベル上に正立した
状態で配置されるべく印字が行われるので、指示方向の
異なるラベルを収容したカセットに交換したりプリンタ
にキャラクタの上下左右を反転した印字を行なわせる等
の、面倒な作業や操作を必要とせずに貼着対象物へのラ
ベルの貼着姿勢に合わせてキャラクタを見やすく印字す
ることができる。
【0006】また、本発明の請求項2に係わる印刷装置
は、前記請求項1に係わる印刷装置にあって、更に、前
記入力手段から入力されるキャラクタを前記ラベルの外
形形状に基づく指示方向に沿って配列するか、又はその
指示方向と交差する方向に配列するかを指定する配列方
向指定手段を備え、前記印字手段は、前記指示方向指定
手段及び前記配列方向指定手段の指定に対応して前記ラ
ベルが前記対象物に貼着されたときに、前記キャラクタ
が前記ラベル上に正立状態で配置されるべく、前記キャ
ラクタを前記ラベルに印字することを特徴とする。この
ような、本発明の請求項2に係わる印刷装置によれば、
更に、キャラクタをラベルの指示方向に沿って配列する
か、それとは交差する方向に配列するかを指定する手段
を備えたことにより、面倒な操作を必要とせずに対象物
へのラベルの貼着姿勢に合わせてキャラクタ列を見やす
く印字することができるとともに、ラベル上のキャラク
タの配列方向を好みに合わせて選ぶことができる。
【0007】また、本発明の請求項3に係わる印刷装置
は、前記請求項1に係わる印刷装置にあって、その印字
手段を、前記ラベルに印字する印字ヘッドと、前記印字
ヘッドに対して前記ラベルを搬送する搬送手段と、前記
入力手段から入力されるキャラクタに対応するパターン
のデータを記憶する記憶手段と、前記入力されたキャラ
クタに基づいて前記記憶手段から対応するパターンを読
み出すとともに、そのパターンを前記指示方向指定手段
の指示に応じて回転処理し印字データとして展開する展
開手段と、前記印字データに基づいて前記印字ヘッドを
駆動するとともに、前記搬送手段を駆動する印字駆動手
段とを備えて構成したものである。この請求項3の発明
によれば、入力されたキャラクタのパターンを、指示方
向指定手段の指示に応じて回転処理し印字データを作成
して印字するので、面倒な操作を必要とせずに対象物へ
のラベルの貼着姿勢に合わせてキャラクタを見やすく印
字することができる。
【0008】また、本発明の請求項4に係わる印刷装置
は、前記請求項1ないし3に係わる印刷装置にあって、
前記ラベルは貼着剤を介してテープ状の台紙に一定の方
向性をもって整列されて配置されることを特徴とする。
このような、本発明の請求項4に係わる印刷装置によれ
ば、テープ状の印字媒体に印字するプリンタ装置に本発
明を適用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の印刷装置の実施形
態に係るテーププリンタの外観構成を示す斜視図であ
る。図1に図示のように、装置本体11の上面には、キ
ーボード12、液晶表示部13が設けられ、開閉自在の
蓋14でカバーされたカセット収容部15が設けられ
る。キーボード12は、電源キー、文字や記号のデータ
を入力するための文字/記号入力キー、入力された文字
列の印刷処理を実行する際に操作される印刷キー、本発
明に係わるラベル印字モードを設定するラベル印字キー
等を備える。16は印刷されたテープTが装置本体11
の外部に排出されるテープ排出口、16aは該テープ排
出口16から排出されたテープTの先頭部分を切断分離
するカッター33を操作するためのカッタ操作レバーで
ある。
【0010】図2は、この実施の形態のテーププリンタ
の回路構成を示すブロック図である。図示のように、こ
のテーププリンタは、制御部21、キーボード12、R
OM22、RAM23、キャラクタジェネレータ24、
液晶表示部13及びプリンタ部25から構成されてい
る。制御部21は、CPU(中央処理装置)によって構
成され、キーボード12、ROM22、RAM23、キ
ャラクタジェネレータ24、液晶表示部13、サーマル
ヘッド26を駆動するサーマルヘッド駆動回路28、プ
ラテンローラ30及びインクリボン巻取軸31の駆動用
ステップモータ27を駆動するモータ駆動回路29、カ
セット41(図3参照)に収納されたテープTの種類に
応じて異なる形状の該カセット41に設けられた識別部
41aを検出するカセットセンサ34、及びテープTに
付されたマークを検出するマークセンサ35が接続され
ている。制御部21は、キーボード12から入力された
制御信号に応答して、ROM22に記憶されているプロ
グラムを実行する。
【0011】ROM22は、CPU21が実行する印刷
処理を含む種々の処理プログラムを予め記憶し、また必
要なデータを予め記憶している。RAM23は、CPU
21が実行する処理プログラムのワークエリアとして使
用される。更にRAM23内には各種のデータの記憶領
域が確保される。すなわち、23aはキーボード12の
文字/記号入力キーの操作に応答して入力された印刷す
べき文字列データの各文字コードデータを記憶する入力
バッファ、23bは液晶表示部13に表示すべき文字列
に対応するビットマップデータを記憶する表示バッフ
ァ、23cはプリンタ部25で印刷すべき文字列データ
に対応するビットマップデータ(印刷データ)を記憶す
る印刷バッファである。キャラクタジェネレータ24
は、文字/記号入力キーから入力される文字,数字或い
は記号のコードに対応するビットマップパターンを予め
記憶している。また、表示部13は、液晶表示装置によ
って構成され、キーボード12から入力した文字や印刷
される文字列の像、その他印刷に必要な情報等を表示す
る。
【0012】プリンタ部25は、熱転写方式によって文
字や記号等のキャラクタ、あるいは画像等をテープT上
に印刷する。このプリンタ部25は、図1及び図2に示
すように、サーマルヘッド26、ステップモータ27、
サーマルヘッド駆動回路28、モータ駆動回路29、プ
ラテンローラ30、インクリボン巻取軸31、カセット
センサ34、マークセンサ35等から構成されている。
プリンタ部25には、図1に示すように、それぞれリー
ルに巻かれた帯状のテープTとインクリボンRとを収納
したカセット41が着脱可能に装着される。テープT
は、図3に示すように、印刷面を有するテープ材45の
裏面に貼着剤46が塗布され、そこに剥離紙47が被着
されている。また、テープ材45には型抜きされて特定
の方向を指示する矢印形状のラベル49が形成されてい
る。48は切断線を示す。この切断線48はテープ材4
5にのみ形成され、剥離紙47には形成されていない。
このラベル49はテープ材45の長手方向に沿って所定
の間隔で、かつ一定の方向性をもって連続して配設され
ている。図3では矢印はテープTの搬送方向の下流側
(右側)を向いて配列されている。また、図示しないが
剥離紙47の裏面にはサーマルヘッド26による印字が
ラベル49内で行われるように、印字開始位置を示すマ
ークが各ラベル49に対応して付されている。このマー
クはテープTの搬送中にマークセンサ35により検出さ
れ、その検出に基づいてラベル49内への位置決め印字
が行われる。
【0013】テープTには、型抜き形成されるラベルの
サイズが異なるもの、型抜き形状が矢印とは異なるも
の、型抜きラベルが形成されない単なるテープ状のもの
等、型抜きラベルの有無、そのラベルのサイズ、テープ
幅等の点で異なる多種類が用意されている。それらの種
類は、そのテープTが収納されるカセット41に設けら
れる識別部41aによって識別できるようにされてい
る。すなわち、識別部41aは、テープTの種類に応じ
て異なる形状に形成されるものであり、テープTの種類
に応じて穴や切欠の位置を変えることによりカセットセ
ンサ34の複数のマイクロスイッチを異なる組合せで選
択的にオン・オフ操作するものである。カセットセンサ
34は、カセット収納部15のコーナーに設けられるカ
セット41の受け部に設けられ、複数のマイクロスイッ
チで構成される。
【0014】図1及び図2に示すサーマルヘッド26
は、テープTの幅方向に1列に配列された複数個の発熱
体を有する。後述する印刷データに従ってサーマルヘッ
ド駆動回路28がサーマルヘッド26を駆動することに
よって発熱体が発熱し、インクリボンRに配置されたイ
ンクがテープTに熱転写される。サーマルヘッド26
は、カセット収容部15の蓋14が閉じられると図示し
ないヘッド移動機構によって軸26bを中心に回転移動
して発熱体がインクリボンR及びテープTを間に挾んで
プラテンローラ30に押圧される。また、カセット41
の交換等で蓋14が開けられると、サーマルヘッド26
は図示しないヘッド移動機構によりプラテンローラ30
から開離する方向に移動する。ステップモータ27は、
モータ駆動回路29によって駆動され、図示しない駆動
機構を介してプラテンローラ30,インクリボン巻取軸
31を駆動する。プラテンローラ30は、印刷時にサー
マルヘッド26の発熱駆動に対応してステップモータ2
7によって回転駆動され、テープT及びインクリボンR
を共にテープ排出口16の方向に向けて搬送する。
【0015】インクリボン巻取軸31は、印刷時にステ
ップモータ27によってプラテンローラ30とともに駆
動されて使用済のインクリボンを巻き取る。カッタ33
は、テープTへの印字が終了後に、カッタ操作レバー1
6aの操作に応じ手動で動作させられ、印刷データが印
刷されたテープTを適切な位置で切断するものである。
図1において、32aはカセット41に収納されるテー
プTを巻回するリールの中心が挿入される固定軸であ
り、また32bはカセット41に設けられる図示しない
位置合わせ穴に挿入してカセット41の位置決めを行な
う位置決めピンである。
【0016】次に、前記構成による本発明の実施形態に
係わるテーププリンタの印刷動作について説明する。図
4は前記テーププリンタによるラベル印字処理を示すフ
ローチャートである。キーボード12のラベル印字キー
が操作されると、ラベル印字モードが設定されて型抜き
ラベル印字の処理が開始される。まず、イニシャル処理
(ステップS1)の後に、印字すべき文字等のキャラク
タの入力を促すメッセージが表示部13に表示される
(ステップS2)。印字すべき文字がその文字サイズ等
とともに入力されると、その入力データが入力バッファ
23aに格納されるとともに(ステップS3、S4)、
文字数がラベル49に印字可能な文字数か否かが判断さ
れる(ステップS5)。この文字数の判断は、カセット
センサ34から得られるテープTの情報をROM22に
予め記憶されているテープTの種類に対応した、印字可
能の文字数や文字サイズ等の印字フォーマット情報を参
照して行われる。
【0017】入力された文字数が装着されているラベル
に対して印字不可能な数であれば、再入力が要求され、
印字可能な数であれば、次に貼着対象物に貼着される際
の指示方向(矢印形状のラベルが貼着対象物に貼着され
たときの矢印の向く方向)の入力指定要求画面が表示部
13に表示される(ステップS6)。図5は指示方向の
入力指定要求画面を示すものであり、図示のように、指
示方向は、右向き、左向き、上向き、下向きの4種類か
ら指定できるようにされている。指示方向の入力指定が
あったことが判断されると(ステップS7)、RAM2
3の指定方向フラグPが指定に応じてセットされる(ス
テップS8)。右向きが0、左向きが1、上向きが2、
下向きが3である。
【0018】このような入力設定が済んだ後に、表示部
13には印刷を実行するか否かの選択画面が表示され
(ステップS9)、その画面上で印刷実行の選択がなさ
れると(ステップS10)、以下、印刷処理が実行され
る。まず指示方向フラグPが判断される(ステップS1
1)。Pが0の場合は指示方向が右向きであり、テープ
プリンタにセットされているテープTのラベル49の矢
印の方向もテープTの搬送方向と同じ向き(テーププリ
ンタに向かって右向き)であるので、入力された文字列
の配列順に対応するドットパターンがキャラクジェネレ
ータ24から取り出されて横書きで回転なしで印字バッ
ファ23cに展開された後、その最後の文字の最終ライ
ンから1ラインづつ読み出されてサーマルヘッド26に
転送される。入力された文字が「注意」という、文字列
であるとすると、「意」の文字の末尾から逆に先頭の
「注」の文字に向けて順に印字されることになる(ステ
ップS12、S16、図6)。図6は指示方向が右向き
の指示に基づいて印字されたラベル49aを示す。
【0019】また、Pが1の場合は指示方向が左向き
で、ステップS12の右向きに比べて左右上下が反転す
るので、ステップS12の場合とは文字列の各文字の配
列順を逆にし、かつ各文字を180°回転して印字バッ
ファ23cにドットパターンを展開する。そして、上下
反転した「注」の文字の先頭ラインから同じく上下反転
した「意」の文字の最終ラインまで順に印字する(ステ
ップS13、S16、図7)。図7は指示方向が左向き
の指示に基づいて印字されたラベル49bを示す。ま
た、Pが2の場合は指示方向が上向きで、ステップS1
2の右向きの横書き印字に対して縦書き印字となり、か
つ文字列の配列が逆になるので、ステップS12の場合
とは文字列の配列順を逆にし、かつ各文字を270°回
転して印字バッファ23cにドットパターンを展開す
る。そして、回転した「注」の文字の先頭ラインから
「意」の文字の最終ラインまで順に印字する(ステップ
S14、S16、図8)。図8は指示方向が上向きの指
示に基づいて印字されたラベル49cを示す。
【0020】また、Pが3の場合は指示方向が下向き
で、ステップS12の右向きの横書き印字に対して縦書
き印字となり、文字列の配列は同じになるので、ステッ
プS12の場合と文字列の配列順を同じにし、かつ各文
字を90°回転して印字バッファ23cにドットパター
ンを展開する。そして、回転した「意」の文字の最終ラ
インから「注」の文字の先頭ラインまで順に印字する
(ステップS14、S16、図9)。図9は指示方向が
下向きの指示に基づいて印字されたラベル49dを示
す。図10は、このようにして印字された指示方向の異
なるラベル49a〜49dの対象物102への貼着例を
示す。図示のように、文字列が正立した状態で表示され
ている。
【0021】なお、更に、指示方向の指定に加えて、入
力文字列を指示方向に沿った配列で印字するか、それと
も指示方向に直交する方向での配列で印字するのかを指
定できるようにしてもよい。上述の図4の処理に基づく
図6ないし図9の印字例は入力文字列をラベルの外形形
状の指示方向に沿った配列で印字するものである。図1
1ないし図14は夫々指示方向として、右、左、上、下
を指定し、かつ指示方向に直交する方向で文字列を配列
することを指定した場合である。図11のように、右向
きの場合には、「注意」の文字列の各文字を配列順に縦
方向に並べてパターン展開し、その文字列全体のパター
ンを右側のラインから順に読み出してサーマルヘッドに
転送して印字を行なう。また、図12のように、左向き
の場合には、「注意」の文字列の各文字の配列を逆順に
し、かつ各文字を180°回転してパターン展開し、そ
の文字列全体のパターンを右側のラインから順に読み出
してサーマルヘッドに転送して印字を行なう。また、図
13のように、上向きの場合には、「注意」の文字列の
各文字を配列順に縦方向に並べるとともに、各文字を2
70°回転してパターン展開し、その文字列全体のパタ
ーンを右側のラインから順に読み出してサーマルヘッド
に転送して印字を行なう。更に、図14のように、下向
きの場合には、「注意」の文字列の各文字の配列を逆順
にし、かつ各文字を90°回転してパターン展開し、そ
の文字列全体のパターンを右側のラインから順に読み出
してサーマルヘッドに転送して印字を行なう。図15は
図11ないし図14で得られたラベル49A〜49Dの
使用例である。
【0022】このように、入力文字列を指示方向に沿っ
た配列で印字するか、それとも指示方向に直交する方向
での配列で印字するのかを指定できるようにする場合に
は、指示方向を示すフラグPに加えて配列方向を示すフ
ラグQを設け、文字列の配列方向が指示方向に沿った方
向なのか直交する方向かの指定に応じて、そのフラグを
設定し、設定されたフラグが指示方向に沿った配列を示
すものであると判断された場合には(Q=0)、図4に
基づいて説明した処理に従って処理し、設定されたフラ
グが指示方向に直交する方向の配列を示すものであると
判断された場合には(Q=1)、図11ないし図14で
の説明に従った処理を行なえばよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の印刷装置に
よれば、対象物上でのラベルの指示方向を指定すること
により、そのラベルが対象物に貼着されたときにキャラ
クタがラベル上に正立した状態で配置されるべく印字が
行われるので、指示方向の異なるラベルを収容したカセ
ットに交換したりプリンタにキャラクタの上下左右を反
転した印字を行なわせる等の、面倒な操作を必要とせず
に貼着対象物へのラベルの貼着姿勢に合わせてキャラク
タを見やすく印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の実施形態に係るテーププリ
ンタの外観構成を示す斜視図。
【図2】前記テーププリンタの電子回路の構成を示すブ
ロック図。
【図3】テープの斜視図。
【図4】ラベル印字処理のフローチャート。
【図5】表示部の表示例を示す図。
【図6】本発明の印字例を示す図。
【図7】本発明の他の印字例を示す図。
【図8】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図9】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図10】本発明の印字ラベルの使用例を示す図。
【図11】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図12】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図13】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図14】本発明の更に他の印字例を示す図。
【図15】本発明の他の印字ラベルの使用例を示す図。
【図16】従来の印字例を示す図。
【図17】従来の他の印字例を示す図。
【図18】従来の使用例を説明する図。
【図19】従来の使用例を説明する図。
【符号の説明】 11 装置本体 12 キーボード 13 液晶表示部 14 プリンタ部の蓋 15 カセット収容部 16 テープ排出口 16a カッタ操作レバー 21 制御部(CPU) 22 ROM 23 RAM 23a 入力バッファ 23b 表示バッファ 23c 印刷バッファ 23d 計時レジスタ 23e 付加データ登録領域 24 キャラクタジェネレータ 25 プリンタ部 26 サーマルヘッド 27 ステップモータ 28 サーマルヘッド駆動回路 29 モータ駆動回路 30 プラテンローラ 31 インクリボン巻取軸 32 テープ供給軸 33 カッタ 34 カセットセンサ 41 カセット 41a 識別部 49、49a、49b、49c、49d ラベル 49A、49B、49C、49D ラベル T テープ R インクリボン
フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC05 2C087 AA07 AA11 AA17 BA02 BA03 BA05 BA06 BC05 BD18 BD20 3E095 BA03 CA02 DA03 DA06 DA15 DA66 DA72 DA78 EA02 EA09 FA16 9A001 BB04 HH24 KK42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形が特定の方向を指示する形状に形成
    されるとともに、一定の方向性をもって供給されるラベ
    ルにキャラクタを印字する印字装置であって、 前記ラベルに印字するキャラクタを入力する入力手段
    と、 前記ラベルが対象物に貼着されたときに、その対象物上
    で前記ラベルが指示する方向を指定する指示方向指定手
    段と、 前記指示方向指定手段の指定に対応して前記ラベルが前
    記対象物に貼着されたときに、前記入力手段から入力さ
    れたキャラクタが前記ラベル上に正立状態で配置される
    べく、前記キャラクタを前記ラベルに印字する印字手段
    と、を具備することを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記入力手段から入力されるキャ
    ラクタを前記ラベルの外形形状に基づく指示方向に沿っ
    て配列するか、又はその指示方向と交差する方向に配列
    するかを指定する配列方向指定手段を備え、 前記印字手段は、前記指示方向指定手段及び前記配列方
    向指定手段の指定に対応して前記ラベルが前記対象物に
    貼着されたときに、前記キャラクタが前記ラベル上に正
    立状態で配置されるべく、前記キャラクタを前記ラベル
    に印字することを特徴とする請求項1に記載の印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記印字手段は、 前記ラベルに印字する印字ヘッドと、 前記印字ヘッドに対して前記ラベルを搬送する搬送手段
    と、 前記入力手段から入力されるキャラクタに対応するパタ
    ーンのデータを記憶する記憶手段と、 前記入力されたキャラクタに基づいて前記記憶手段から
    対応するパターンを読み出すとともに、そのパターンを
    前記指示方向指定手段の指示に応じて回転処理し印字デ
    ータとして展開する展開手段と、 前記印字データに基づいて前記印字ヘッドを駆動すると
    ともに、前記搬送手段を駆動する印字駆動手段と、を備
    えることを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記ラベルは貼着剤を介してテープ状の
    台紙に一定の方向性をもって整列されて配置されること
    を特徴とする請求項1ないし4に記載の印字装置。
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