JP2000185263A - 粒状物色彩選別方法およびその選別機 - Google Patents

粒状物色彩選別方法およびその選別機

Info

Publication number
JP2000185263A
JP2000185263A JP10363401A JP36340198A JP2000185263A JP 2000185263 A JP2000185263 A JP 2000185263A JP 10363401 A JP10363401 A JP 10363401A JP 36340198 A JP36340198 A JP 36340198A JP 2000185263 A JP2000185263 A JP 2000185263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
defective product
light receiving
selecting
defective
granular material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10363401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4235776B2 (ja
JP2000185263A5 (ja
Inventor
Satoru Satake
覺 佐竹
Takafumi Ito
隆文 伊藤
Hiroshi Tanimoto
宏 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP36340198A priority Critical patent/JP4235776B2/ja
Publication of JP2000185263A publication Critical patent/JP2000185263A/ja
Publication of JP2000185263A5 publication Critical patent/JP2000185263A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4235776B2 publication Critical patent/JP4235776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、粒子の端部に不良部分を有する不
良品であっても、的確に選別し、従来よりも選別精度を
向上させることのできる粒状物色彩選別方法及びその選
別機を提供する。 【解決手段】 粒状物色彩選別機1は、被選別物である
粒状物を移送させる移送手段2と、移送される粒状物を
撮像する撮像手段18と、該撮像手段での撮像データを
基に不良品の存在領域を判定する不良品判定手段19,
20,21と、不良品を選別するための複数の選別手段
4と、前記不良品判定手段19,20,21で判定され
た不良品の存在領域を基にして作動させる選別手段4を
選択する選択手段22,26,27と、前記選択手段1
9,20,21及び選別手段4に接続されて選別手段4
の作動を制御する制御手段23,24とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被選別物である粒
状物(例えば穀物や樹脂ペレットなど)に含まれる異色
部分を有する粒状物(以下、「不良品」という)を判定
して選別を行う粒状物色彩選別機に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来から、粒状物色彩選別機としては、一
定の落下軌跡で落下する粒状物に光を照射し、粒状物か
らの反射光及び/又は透過光を検出し、検出した光量値
を基に不良品と良品とを判定し、この判定された不良品
を噴風手段によって噴風除去するというものが知られて
おり、特開平7−155702号公報等に開示されてい
る。
【0003】前記従来の粒状物色彩選別機における受光
センサー、電磁バルブ、噴風口及び不良品との関係につ
いて図11を基に説明する。受光センサー100は連接
された複数の受光素子から構成されており、また、噴風
ノズル110は連接された複数の噴風口110a,11
0b,110c,110d…から構成されている。そし
て、噴風口のそれぞれは、対応した電磁バルブ120
a,120b,120c,120d…に接続されてお
り、例えば、噴風口110aと電磁バルブ120a、ま
た、噴風口110bと電磁バルブ120bのように対応
している。更に、電磁バルブのそれぞれには、複数の受
光素子が対応しており、例えば、受光素子1a,2a,
3a,4aの4つの受光素子が電磁バルブ120cに対
応している。
【0004】このような構成において不良品Aの選別
は、例えば、前記受光素子1a,2a,3a,4aのい
ずれかで不良部分(異色部分)と判定される検出光が受
光されると、対応した電磁バルブ120cが作動し、そ
して、該電磁バルブ120cに対応した噴風口110c
から高圧空気を噴風させることにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不良品
の中には、粒子の端部に不良部分(異色部分)があるも
のがある。同じく図11に示すように、不良品Aの不良
部分aからの検出光は、受光素子1aで受光されるた
め、前述のように受光素子1aに対応した電磁バルブ1
20cが作動して噴風口110cから高圧空気が噴風さ
れることになる。このため、不良品Aは、該端部で高圧
空気を受けるものの、中心部あるいは重心部では高圧空
気を受けないので、その落下軌跡が充分変更されること
なく選別されずに良品に混じってしまうことになる。
【0006】本発明は、粒子の端部などに不良部分を有
する不良品であっても、的確に選別して従来よりも選別
精度を向上させることのできる粒状物色彩選別方法及び
その選別機を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の粒状物色彩選
別方法は、被選別物である粒状物を移送させる移送工程
と、移送される粒状物に照明光を照射して該粒状物から
得られる光量を複数の受光素子から構成される受光セン
サーで検出する光量検出工程と、前記光量検出工程で検
出された検出光をしきい値と比較して良・不良を判定す
る不良判定工程と、不良品を選別する複数の選別手段の
各作用幅にはそれぞれ複数の受光素子が対応し、不良と
判定される検出光が受光された受光素子の位置に応じて
作動させる選別手段を選択する選択工程と、選択された
選別手段の作用によって不良品を選別する選別工程とを
有する、という技術的手段を講じるものである。
【0008】よって、不良品を選別するための選別手段
は、不良と判定される検出光が受光された受光素子の位
置に応じて選別手段が選択され、選択された選別手段の
作用によって不良品が選別される、という作用がある。
【0009】請求項2の粒状物色彩選別方法は、被選別
物である粒状物を移送させる移送工程と、移送される粒
状物を撮像する撮像工程と、該撮像工程での撮像データ
を基に不良品の存在領域を判定する不良品判定工程と、
前記不良品判定工程で判定された不良品の存在領域を基
にして作動させる選別手段を選択する選択工程と、選択
された選別手段の作用によって不良品を選別する選別工
程とを有する、という技術的手段を講じるものである。
【0010】よって、不良品を選別するための選別手段
は、判定された不良品の存在領域をを基にして選択さ
れ、選択された選別手段の作用によって不良品が選別さ
れる、という作用がある。
【0011】請求項3の粒状物色彩選別方法は、前記請
求項2に加え、前記不良品判定工程で判定される不良品
の存在領域を基にして該不良品の中心位置を判定する中
心判定工程を有し、前記選択工程は、前記中心判定工程
で判定された中心位置を基にして作動させる選別手段を
選択する、という技術的手段を講じるものである。
【0012】よって、不良品を選別するための選別手段
は、不良品の中心位置を基にして選択され、選択された
選別手段の作用によって不良品が選別される、という作
用がある。
【0013】請求項4の粒状物色彩選別機は、被選別物
である粒状物を移送させる移送手段と、移送される粒状
物に照明光を照射する照明部と複数の受光素子を備えて
粒状物からの検出光を受光する受光センサー部とを有す
る光量検出手段と、前記光量検出手段で検出された検出
光をしきい値と比較して良・不良を判定する不良判定手
段と、作用幅に複数の受光素子が対応している作用部を
それぞれが有する複数の選別手段と、前記不良判定手段
で不良と判定される検出光が受光された受光素子の位置
に応じて作動させる選別手段を選択する選択手段と、前
記選択手段及び選別手段に接続されて選別手段の作動を
制御する選別制御手段とを有する、という技術的手段を
講じるものである。
【0014】よって、不良品を選別するための選別手段
は、不良と判定される検出光が受光された受光素子の位
置に応じて選別手段が選択され、選択された選別手段の
作用によって不良品が選別される、という作用がある。
【0015】請求項5の粒状物色彩選別機は、請求項4
に加え、前記1つの作用部の作用幅に対応した複数の受
光素子は、あらかじめ前記選択手段に、一側受光素子、
他側受光素子及び中央受光素子として認識されており、
前記選択手段は、不良と判定される検出光が中央受光素
子で受光されると、該中央受光素子に対応した選別手段
のみを選択し、一側受光素子で受光されると該一側隣り
の選別手段も共に選択し、他側受光素子で受光されると
該他側隣りの選別手段も共に選択するようにした、とい
う技術的手段を講じるものである。
【0016】よって、不良品を選別するための選別手段
は、不良と判定される検出光が受光された受光素子の位
置、すなわち、一側受光素子、他側受光素子及び中央受
光素子に応じて、1つの選別手段を選択するか、該選別
手段と隣り合う選別手段も選択するか決定される、とい
う作用がある。
【0017】請求項6の粒状物色彩選別機は、被選別物
である粒状物を移送させる移送手段と、移送される粒状
物を撮像する撮像手段と、該撮像手段での撮像データを
基に不良品の存在領域を判定する不良品判定手段と、不
良品を選別するための複数の選別手段と、前記不良品判
定手段で判定された不良品の存在領域を基にして作動さ
せる選別手段を選択する選択手段と、前記選択手段及び
選別手段に接続されて選別手段の作動を制御する制御手
段とを有する、という技術的手段を講じるものである。
【0018】よって、不良品を選別するための選別手段
は、判定された不良品の存在領域をを基にして選択さ
れ、選択された選別手段の作用によって不良品が選別さ
れる、という作用がある。
【0019】請求項7の粒状物色彩選別機は、請求項6
に加え、前記不良品判定手段で判定される不良品の存在
領域を基にして該不良品の中心位置を判定する中心判定
手段を有し、前記選択手段は、前記中心判定手段で判定
された中心位置を基にして作動させる選別手段を選択す
る、という技術的手段を講じるものである。
【0020】よって、不良品を選別するための選別手段
は、不良品の中心位置を基にして選択され、選択された
選別手段の作用によって不良品が選別される、という作
用がある。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、図1〜図10を参考にしながら説明する。
【0022】第1の実施の形態について説明する。図1
に示すように、本発明の粒状物色彩選別機1は、粒状物
を流下させる傾斜状の流下樋2(移送手段)が設けら
れ、該流下樋2の下端から落下する粒状物の落下軌跡を
挟んで対向する位置に光学検出手段3,3が設けられて
いる。そして、前記光学検出手段3,3の下方には、同
じく落下軌跡に沿って設けられた噴風手段4(選別手
段)があり、更に、その下方の落下軌跡上には、良品を
収容する良品収容筒5が設けられている。前記光学検出
手段3,3には、受光センサー部6、バックグランド7
及び照明部8(蛍光灯)が備えられており、前記受光セ
ンサー部6は、落下軌跡上の光学検出位置Fに焦点が合
わされると共に、対向する側のバックグランド7に視線
が合されている。なお、前記移送手段は、ベルトコンベ
アであってもよい。
【0023】前記受光センサー部6,6には、検出光量
としきい値とを比較して不良部分となる検出光かどうか
を判定する不良判定手段15が接続され、該不良判定手
段15には、不良信号に基づいて作動させる電磁バルブ
を選択する選択手段14が接続されている。そして、該
選択手段14は、遅延回路16及びドライブ回路17か
らなる選別制御手段を介してそれぞれの電磁バルブ12
に接続されている。
【0024】次に、図2及び図3を参照しながら、前記
選別手段の一例として、噴風手段4について説明する。
噴風手段4には、噴風ノズル部9、高圧空気管10、マ
ニーホールド(高圧空気内蔵部)11及び電磁バルブ1
2が備えられている。前記噴風ノズル部9には、高圧空
気を噴風する複数の噴風口(作用部)9a,9b,9c
…が連設されている。前記マニーホールド11は、横断
面がほぼ六角形で、かつ、長尺角柱形状で形成され、内
部に長手方向に沿って形成された一対の空洞部11a,
11aが備えられている。該各空洞部11a,11aに
は、コンプレッサー(図示せず)からの高圧空気を供給
すべく供給管(図示せず)が接続されている。
【0025】前記マニーホールド11の一側の面11b
には複数の孔11c,11c…が設けられている。そし
て、これらの孔11c,11c…は、3つの孔を縦方向
に整列させると共に、長手方向にも同様に各孔が配設さ
れている。一方、前記一側の面11bの反対側に有する
他側の面11d,11e,11fには、前記電磁バルブ
12が前記各孔11c…に対応してそれぞれ設けられて
いる。そして、電磁バルブ12と該電磁バルブ12に対
応する孔11cとはそれぞれ連通路11gで連通してい
る。
【0026】前記各孔11c…にはそれぞれ高圧空気管
10の一端が挿入され、該高圧空気管10の他端は対応
する噴風口に連結されている。具体的に示すと、高圧空
気管10aは噴風口9aに、高圧空気管10bは噴風口
9bに、高圧空気管10cは噴風口9cに、とそれぞれ
が対応して接続されている(図3の一点鎖線参照)。
【0027】図4を参照しながら説明するが、前記受光
センサー部6内に備えられた可視光センサー13(シリ
コンフォトセンサーやCCDセンサーなど)は、連設さ
れた複数の受光素子13a,13b,13c…から構成
され、複数を一組とした受光素子は、所定の電磁バルブ
に対応していると共に、該電磁バルブに対応した噴風口
から噴風される噴風幅(作用幅)S1…に対応してい
る。例で説明すると、一組の受光素子13a,13b,
13c,13dは電磁バルブ12bに対応しており、該
電磁バルブ12bは噴風口9bに対応している。この場
合、図4に示すように、前記受光素子13a,13b,
13c,13dは、噴風口9bの作用幅S1に対応して
いる。また、一組の受光素子13e,13f,13g,
13hは電磁バルブ12cに対応しており、該電磁バル
ブ12cは噴風口9cに対応している。この場合、同じ
く図4に示すように、前記受光素子13e,13f,1
3g,13hは、噴風口9cの作用幅S2に対応してい
る。また、前記可視光センサー13と各電磁バルブ12
a,12b,12c…とは、前記不良判定手段15と、
前記選択手段14、遅延回路16及びドライブ回路17
を介して接続されている。
【0028】次に、該第1の実施の形態の作用につい
て、図1および図4を参照しながら説明する。前記流下
樋2によって移送される原料粒状物は、流下樋2の下端
から一定の流下軌跡で落下する。前記可視光センサー1
3は、流下軌跡上の光学検出位置Fにおいて粒状物から
の反射光及び/又は透過光を検出光として受光する。受
光した検出光は、前記不良判定手段15でしきい値と比
較されて、良・不良の判定がなされる。
【0029】そして、不良信号は、前記選択手段14に
送られ、該選択手段14は、不良の検出光がどの受光素
子で受光されたかによって、作動させるべき電磁バルブ
を選択する。より具体的に説明すると、図4に示した例
の場合、不良品Aの不良部分aの検出光は受光素子13
eで検出される。このとき、前記選択手段14では、一
組の受光素子13e,13f,13g,13hのうち、
受光素子13eは一側受光素子として、また、受光素子
13f,13gは中央受光素子として、更に、受光素子
13hは他側受光素子として、それぞれの受光素子の位
置があらかじめ認識されている。このため、前記選択手
段14では、受光素子13e(一側受光素子)で不良部
分aの検出光を検出すると、作動させる電磁バルブとし
て、この受光素子13eに対応した電磁バルブ12cと
共に、該電磁バルブ12cに対応した噴風口9cの左隣
の噴風口9bに対応した電磁バルブ12bを選択する。
そして、電磁バルブを選択した信号出力は、前記遅延回
路16及びドライブ回路17に送られる。前記電磁バル
ブ12c,12bは、前記遅延回路16及びドライブ回
路17の作用を受けて所定の遅延時間と作動時間で作動
することになり、噴風口(作用部)9c,9bからは高
圧空気が噴風されることになる。この高圧空気は不良品
Aの全体に当たり、不良品Aは確実に選別されることに
なる。
【0030】一方、前記選択手段14は、受光素子13
f,13g(中央受光素子)で不良部分aの検出光を検
出すると、作動させる電磁バルブとして受光素子13
f,13gに対応した電磁バルブ12cのみを選択す
る。更に、選択手段14は、受光素子13h(他側受光
素子)で不良部分aの検出光を検出すると、作動させる
電磁バルブとして受光素子13hに対応した電磁バルブ
12cと共に、該電磁バルブ12cに対応した噴風口9
cの右隣の噴風口9dに対応した電磁バルブ12dを選
択する。
【0031】前記選択手段14に認識させる受光素子の
位置について、上記では、一側受光素子、中央受光素子
及び他側受光素子の3つとしたが、これに限ることなく
前記中央受光素子という認識をせずに、一側受光素子と
して13e,13f、他側受光素子として13g,13
h、のように一側及び他側の位置を認識させるようにし
てもよい。
【0032】このように、第1の実施の形態の作用によ
れば、従来のように、粒子の端部にある不良部分の検出
光が、本来該不良品を選別する噴風手段の隣りの噴風手
段に対応した受光素子で受光された場合でも、不良品を
確実に選別することができる。
【0033】一組とする受光素子の数は適宜設定可能な
ものであるため、前記選択手段14に一側受光素子、中
央受光素子及び他側受光素子のそれぞれとして認識させ
る受光素子の数についても適宜設定可能なものである。
【0034】次に、第2の実施の形態について、図5〜
図10を参照しながら説明する。まず、図5を参照しな
がら、粒状物色彩選別機1の全体的な構成について、前
述の第1の実施の形態の粒状物色彩選別機1と異なる構
成について説明する。同じ構成については、同じ符号を
用いて示し、説明は省略する。
【0035】さて、光学検出手段3にはCCDカメラ
(撮像手段)18が設けられている。以下、CCDカメ
ラ18に接続された制御手段28、つまり、前記CCD
カメラ18で撮像された撮像データを基にして電磁バル
ブを作動させるまでを制御する制御手段28の構成につ
いて説明する。前記CCDカメラ18には、撮像データ
である各画素データの良・不良等を判定する不良判定手
段19が接続され、該不良判定手段19には、前記不良
判定手段19の判定結果に基づいて粒の存在領域を判定
する粒判定手段20が接続されている。該粒判定手段2
0には、後述する第1処理手段32、第2処理手段33
及び第3処理手段34のいずれかを作業者が適宜選択す
る切替手段35が接続されており、該切替手段35に
は、前記第1処理手段32、第2処理手段33及び第3
処理手段34が接続されている。そして、第1処理手段
32、第2処理手段33及び第3処理手段34のそれぞ
れには、各電磁バルブ12…に対応して設けられた遅延
回路23…に接続され、該遅延回路23…はそれぞれに
対応したドライブ回路24…に接続され、更に、該ドラ
イブ回路24…はそれぞれに対応した電磁バルブ12…
に接続されている。
【0036】まず、第1処理手段32の構成について説
明する。該第1処理手段32には、前記粒判定手段20
によって判定された粒のうち不良粒の存在領域を示す画
素集合を基に該各画素を2値化する2値化処理手段21
が接続され、該2値化処理手段21には、2値化された
画素集合に対応した電磁バルブを選択する第1選択手段
22が接続されている。
【0037】次に、第2処理手段33について説明す
る。前記第2処理手段33では、前述の2値化処理手段
21を設け、該2値化処理手段21には、2値化された
画素集合を基に不良粒の中心位置の画素を判定する中心
位置判定手段25が接続されている。更に、該中心位置
判定手段25には、判定された中心位置の画素に対応し
た電磁バルブを選択する第2選択手段26が接続されて
いる。
【0038】次に、第3処理手段34について説明す
る。前記第3処理手段34では、前記第2処理手段33
で述べた2値化処理手段21及び中心位置判定手段25
を設けると共に、該中心位置判定手段25には、判定さ
れた中心位置の画素に対応した電磁バルブと対応した噴
風口の両隣りの噴風口に対応した電磁バルブを選択する
第3選択手段27が接続されている。
【0039】以上のように前記制御手段28は、構成さ
れている。
【0040】次に、図6を参照しながら、前記CCDカ
メラ18に内蔵されたCCDセンサー29、光学検出位
置F、電磁バルブ12a,12b,12c…、噴風ノズ
ル30の噴風口30a,30b,30c…及び制御手段
28のそれぞれの関係について説明する。
【0041】前記CCDセンサー29は連設した複数の
受光素子31で構成され、この受光素子のうち、複数の
受光素子31を一組(図6では、10個の受光素子とし
た)として1つの電磁バルブに対応させている。そし
て、各電磁バルブ12a,12b,12c…は、それぞ
れが一つの噴風口に対応して接続されている。前記各一
組の受光素子31は、前述の第1の実施の形態と同様
に、それぞれが対応する噴風口30a,30b,30c
…の噴風幅(作用幅)S1,S2,S3…に対応してい
る。前記制御手段28は、CCDセンサー29と各電磁
バルブ12a,12b,12c…との間で接続されてい
る。前記各一組の受光素子は、図6において破線で示し
ている幅で光学検出位置Fに対応している。そして、各
噴風口30a,30b,30c…は、同じく図6におい
て2点鎖線で示している幅で光学検出位置Fに対応して
いる。
【0042】次に、該第2の実施の形態の作用につい
て、図5及び図7〜図10を参照しながら説明する。
【0043】まず、前記切替手段35によって前記第1
処理手段32が選択された場合を、作用1として以下に
説明する。
【0044】前記CCDカメラ18は、各受光素子31
が順番に前記光学検出位置Fを横方向に繰り返して走査
して画素データを得る。そして、得られる画素データ
は、前記不良判定手段19に送られる。該不良判定手段
19では、画素データが、「良」であるか、「不良」で
あるか、または、「無」、つまり、粒状物の画素データ
ではない、を判定する。この判定は、画素単位の検出光
量と、あらかじめ設置された「良」、「不良」及び
「無」を区分する各しきい値とを比較することによって
行われる。このようにして各画素単位ごとに判定された
結果の例を図7に示す。
【0045】図7において、符号Pは、前記各受光素子
31によって撮像された撮像データである画素である
が、該各画素Pに示した「0」、「1」および「−」
は、前記不良判定手段19が「良」、「不良」及び
「無」にそれぞれ判定して各画素に与えた区別信号であ
る。「0」は「良」、「1」は「不良」、そして、
「−」は「無」であることをそれぞれが意味している。
この判定結果(データ)を基に、前記粒判定手段20で
は、前記「0」及び「1」がひと固まりになっている画
素の集合を判定し、この画素集合を1粒の存在領域(粒
の像)として捕らえることになる。図7に示すように、
符号Bで示した楕円で囲まれた画素が画素集合である。
【0046】次に、前記2値化処理手段21では、前記
画素集合に、「1」(不良)が含まれていれば、その画
素集合を不良品としてまず判定し、画素集合全体を不良
品として認識するために区別信号(例えば、「1」)を
各画素に与えて2値化処理を行う。
【0047】次に、2値化処理された画素集合を基に、
前記第1選択手段22では、各画素Pに対応する電磁バ
ルブ12を判定する。この判定方法は、各画素Pがどの
受光素子に対応しているかを判定し、判定された受光素
子に対応した電磁バルブ12が判定されるというもので
ある。
【0048】そして、前記第1選択手段22は、判定し
た電磁バルブに対応した遅延回路23に信号を送り、該
遅延回路23は、該回路23に対応したドライブ回路2
4に信号を送りる。該ドライブ回路24は、対応する電
磁バルブに信号を送る。これにより該電磁バルブは、所
定の遅延時間及び作動時間で作動させられる。
【0049】図8の(A)において、符号31は受光素
子を示しており、符号Pは画素を示しており、符号C
は、前記画素集合を基にして想像した不良品イメージで
ある。また、破線は、各受光素子31に対応する画素を
示している。符号C−1は不良部分(異色部分)を示し
ている。更に、図8の(B)において、符号Dは、2値
化処理された画素集合を基にして想像した不良品イメー
ジを示しており、符号30a〜30e…は、噴風口を示
し、更に、符号12a〜12f…は、電磁バルブを示
す。同図は、図示しない第1選択手段22が不良品イメ
ージDに対応した画素を基にして選択された電磁バルブ
12c,12dを作動(ON)させた様子を示してい
る。そして、電磁バルブ12c,12dの作動(ON)
によって、これに対応した噴風口30c,30dから
は、同図において、2点鎖線で示す幅で高圧空気が噴風
されることになる。この高圧空気は符号Dで示した不良
品イメージの全体に当たるべく噴風され、不良品は確実
に選別されることになる。
【0050】この作用1(第1処理手段32)によれ
ば、不良品の存在領域に対応した噴風手段を作動させる
ため、粒子の端部に不良部分を有する不良品であっても
確実に選別されると共に、粒状物を粒子の大きさの異な
るものに変更しても、不良品を確実に選別することがで
きる。また、粒状物の粒子の大きさが1つの噴風口の幅
よりも比較的大きい場合であっても、不良品を確実に選
別することができる。
【0051】次に、前記選択手段31によって前記第2
処理手段33が選択された場合を、作用2として以下に
説明する。
【0052】作用2では、作用1と重複する箇所の説明
を省き、異なる箇所である前記中心位置判定手段25及
び第2バルブ選択手段26に関する説明を行う。
【0053】前記中心位置判定手段25では、前記2値
化処理手段21で得られる2値化処理された画素集合を
基に、不良品の中心位置を判定する。この中心位置の判
定方法について、以下に一例を示す。2値化処理された
画素集合について、画素Pを外周から時計回りに一つず
つ取り除き、具体的には、区別信号「1」(不良)を
「0」(良品)または「−」(無)に変更する。そし
て、最後に残った画素Pを画素集合における中心画素
(中心位置)、つまり、不良品の中心位置として認識さ
せる。
【0054】第2選択手段26では、前記中心画素に対
応する電磁バルブが判定される。そして、第2選択手段
26は、判定した電磁バルブに対応した遅延回路23に
信号を送り、該遅延回路23は、該回路23に対応した
ドライブ回路24に信号を送る。該ドライブ回路24
は、対応する電磁バルブに信号を送る。これにより該電
磁バルブは、所定の遅延時間後に所定の作動時間で作動
させられる。
【0055】図9の(A)において、符号31は受光素
子を示しており、符号Pは画素を示しており、符号C
は、画素集合を基にして想像した不良品イメージであ
る。また、破線は、各受光素子31に対応した画素を示
している。符号C−1は不良部分(異色部分)を示して
いる。図9の(B)において、符号Dは、2値化処理さ
れた画素集合を基にして想像した不良品イメージを示し
ている。
【0056】図9の(C)において、符号Eは、前記中
心位置判定手段25で判定された中心位置Nを、前記不
良品イメージDに示した不良品イメージであり、符号3
0a〜30e…は、噴風口を示し、更に、符号12a〜
12e…は、電磁バルブを示す。同図は、図示しない第
2選択手段26が不良品イメージEの中心位置Nに対応
した画素を基にして選択された電磁バルブ12cを作動
(ON)させた様子を示している。そして、電磁バルブ
12cの作動(ON)によって、これに対応した噴風口
30cからは、同図において、2点鎖線で示す幅で高圧
空気が噴風されることになる。この高圧空気は符号Eで
示した、不良品イメージの中心位置Nに当たるべく噴風
され、不良品は確実に選別されることになる。
【0057】この作用2(第2処理手段33)によれ
ば、不良品は、不良品の中心位置Nを的にして噴風され
るため的確に選別されるほか、良品と共に噴風すること
がない。
【0058】次に、前記選択手段31によって前記第3
処理手段34が選択された場合を、作用3として以下に
説明する。
【0059】以下、前述の作用2の説明と同じく異なる
箇所である前記第3選択手段27に関する説明を行う。
【0060】前記中心位置判定手段25にて判定された
中心画素を基に、前記第3選択手段27では、前述のよ
うに中心画素に対応する電磁バルブを判定すると共に、
該電磁バルブに対応した噴風口の両隣りの噴風口にそれ
ぞれ対応する電磁バルブを判定する。
【0061】そして、第3選択手段27は、判定した電
磁バルブに対応した遅延回路23に信号を送り、該遅延
回路23は、該回路23に対応したドライブ回路24に
信号を送る。該ドライブ回路24は、対応する電磁バル
ブに信号を送る。これにより該電磁バルブは、所定の遅
延時間の後に所定の作動時間で作動させられる。
【0062】図10の(A)において、符号31は受光
素子を示しており、符号Pは画素を示しており、符号C
は、画素集合を基にして想像した不良品イメージであ
る。また、破線は、各受光素子31に対応した画素を示
している。符号C−1は不良部分(異色部分)を示して
いる。図10の(B)において、符号Dは、2値化処理
された画素集合を基にして想像した不良品イメージを示
している。
【0063】図10の(C)において、符号Eは、前記
中心位置判定手段25で判定された中心位置Nを前記不
良品イメージDに示した不良品イメージである。同図
は、不良品イメージEの中心位置Nの画素に対応した噴
風口30cと、該噴風口30cの両隣りの噴風口30
b,30dのそれぞれに対応する電磁バルブ12c、1
2b,12dが前記第3選択手段27によって選択さ
れ、これらの電磁バルブ12c、12b,12dが同時
に作動(ON)した様子を示している。同図に示してい
るように前記噴風口30c,30b,30dからは、2
点鎖線で示した幅で高圧空気が噴風される。この高圧空
気は、不良品の中心位置Nを含んだ広い範囲(前記作用
2よりも)に当たることになり、よって、不良品は確実
に選別されることになる。
【0064】この作用3(第3処理手段34)によれ
ば、粒子の端部に不良部分を有する不良品であっても、
不良品には、中心位置Nを含んだ広い範囲に高圧空気が
当たるため、確実に選別できるほか、粒状物の粒子の大
きさが1つの噴風口の幅よりも比較的大きい場合であっ
ても、不良品を選別することができる。
【0065】前記各噴風口の幅については、適宜設定さ
れるものであり、また、作業者が前記選択手段31で第
1処理手段32、第2処理手段33及び第3処理手段3
4のいずれを選択するかの判断基準については、被選別
物である粒状物の粒の大きさと噴風口の幅との関係に応
じて適宜選択すればよい。
【0066】該第2の実施の形態の粒状物色彩選別機1
の構成について、上記の説明では、第1処理手段32、
第2処理手段33及び第3処理手段34の3つの手段を
組み合わせたが、適宜選択し、1つ又は2つにしてもよ
い。
【0067】前記CCDセンサー29を構成する受光素
子31の数は任意に設定されるものである。
【0068】上述の実施の形態において、本発明の選別
手段については、噴風手段を説明したが、これに限るこ
となく出没作用を行う作用部を有する選別手段等であっ
てもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1、請求項4及び請求項5によ
り、粒子の端部に不良部分を有する不良品であっても、
不良品Aの中心部あるいは重心部では高圧空気を受ける
ので、該不良品Aは、確実に選別される。このため、従
来よりも選別精度を向上させることのできる。
【0070】請求項2及び請求項6により、粒子の端部
に不良部分を有する不良品であっても確実に選別される
と共に、粒状物を粒子の大きさの異なる粒状物に変更し
ても、不良品を確実に選別することができる。よって、
従来よりも選別精度を向上させることのできる。また、
粒状物の粒子の大きさが1つの噴風口の幅よりも比較的
大きい場合であっても、不良品を確実に選別することが
できるという効果もある。
【0071】請求項3及び請求項7により、不良品は、
不良品の中心位置Nを的にして噴風されるため、粒子の
端部に不良部分を有する不良品であっても的確に選別さ
れ、これにより、良品を共に噴風することがない。この
ため、従来よりも選別精度を向上させることのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態の粒状物色彩
選別機の要部を示したブロック図である。
【図2】本発明における噴風手段を示し、一部を断面に
した側面図である。
【図3】本発明におけるマニーホールドの各孔と噴風ノ
ズル部の各噴風口の関係を示した図である。
【図4】本発明における可視光センサー、噴風口、電磁
バルブ及び不良品の各作用の関係を示した図である。
【図5】本発明における第2の実施の形態の粒状物色彩
選別機の要部を示したブロック図である。
【図6】本発明におけるCCDセンサー、光学検出位
置、噴風ノズル、電磁バルブ及び制御手段の関係を示し
た図である。
【図7】本発明において、不良品を画素集合により像と
して捕らえた様子を示した図である。
【図8】本発明において、不良品を画素集合により像と
して捕らえ、該画素集合を基にして不良品を選別する様
子を示した図である。
【図9】本発明において、不良品を画素集合により像と
して捕らえ、判定された中心画素を基にして不良品を選
別する様子を示した図である。
【図10】本発明において、不良品を画素集合により像
として捕らえ、該画素集合を基にして不良品を選別する
様子の別の例を示した図である。
【図11】従来における可視光センサー、噴風口、電磁
バルブ及び不良品の各作用の関係を示した図である。
【符号の説明】
1 粒状物色彩選別機 2 流下樋(移送手段) 3 光学検出手段 4 噴風手段 5 良品収容筒 6 可視光センサー部 7 バックグランド 8 照明部 9 噴風ノズル部(選別手段) 10 高圧空気管 11 マニーホールド 11a 空洞部 11b 面 11c 孔 11d 面 11e 面 11f 面 11g 連絡路 13 可視光センサー 14 選択手段 15 不良判定手段 16 遅延回路 17 ドライブ回路 18 CCDカメラ(撮像手段) 19 不良判定手段 20 粒判定手段 21 2値化処理手段 22 第1選択手段 23 遅延回路 24 ドライブ回路 25 中心位置判定手段 26 第2選択手段 27 第3選択手段 28 制御手段 29 CCDセンサー 30 噴風ノズル 31 受光素子 32 第1処理手段 33 第2処理手段 34 第3処理手段 35 切替手段 100 受光センサー 110 噴風ノズル A 不良品 a 不良部分 B 画素集合(存在領域) C 不良品イメージ C−1 不良部分 D 2値化後の不良品イメージ E 中心位置Nを示した不良品イメージ F 光学検出位置 N 中心位置 P 画素
フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 AA04 AA08 DA02 DA03 DA53 2G051 AA04 AB02 AB07 AC21 CA04 CA07 CA12 CB01 CB02 DA06 EA11 EB01 ED07 ED23 3F079 AC13 CA31 CA41 CB25 CB30 CB32 CB35 CB36 CC03 DA06 DA12 EA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被選別物である粒状物を移送させる移送
    工程と、移送される粒状物に照明光を照射して該粒状物
    から得られる光量を複数の受光素子から構成される受光
    センサーで検出する光量検出工程と、前記光量検出工程
    で検出された検出光をしきい値と比較して良・不良を判
    定する不良判定工程と、不良品を選別する複数の選別手
    段の各作用幅にはそれぞれ複数の受光素子が対応し、不
    良と判定される検出光が受光された受光素子の位置に応
    じて作動させる選別手段を選択する選択工程と、選択さ
    れた選別手段の作用によって不良品を選別する選別工程
    とを有することを特徴とする粒状物色彩選別方法。
  2. 【請求項2】 被選別物である粒状物を移送させる移送
    工程と、移送される粒状物を撮像する撮像工程と、該撮
    像工程での撮像データを基に不良品の存在領域を判定す
    る不良品判定工程と、前記不良品判定工程で判定された
    不良品の存在領域を基にして作動させる選別手段を選択
    する選択工程と、選択された選別手段の作用によって不
    良品を選別する選別工程とを有することを特徴とする粒
    状物色彩選別方法。
  3. 【請求項3】 前記不良品判定工程で判定される不良品
    の存在領域を基にして該不良品の中心位置を判定する中
    心判定工程を有し、前記選択工程は、前記中心判定工程
    で判定された中心位置を基にして作動させる選別手段を
    選択することを特徴とする請求項2記載の粒状物色彩選
    別方法。
  4. 【請求項4】 被選別物である粒状物を移送させる移送
    手段と、移送される粒状物に照明光を照射する照明部と
    複数の受光素子を備えて粒状物からの検出光を受光する
    受光センサー部とを有する光量検出手段と、前記光量検
    出手段で検出された検出光をしきい値と比較して良・不
    良を判定する不良判定手段と、作用幅に複数の受光素子
    が対応している作用部をそれぞれが有する複数の選別手
    段と、前記不良判定手段で不良と判定される検出光が受
    光された受光素子の位置に応じて作動させる選別手段を
    選択する選択手段と、前記選択手段及び選別手段に接続
    されて選別手段の作動を制御する選別制御手段とを有す
    ることを特徴とする粒状物色彩選別機。
  5. 【請求項5】 前記1つの作用部の作用幅に対応した複
    数の受光素子は、あらかじめ前記選択手段に、一側受光
    素子、他側受光素子及び中央受光素子として認識されて
    おり、前記選択手段は、不良と判定される検出光が中央
    受光素子で受光されると、該中央受光素子に対応した選
    別手段のみを選択し、一側受光素子で受光されると該一
    側隣りの選別手段も共に選択し、他側受光素子で受光さ
    れると該他側隣りの選別手段も共に選択するようにした
    請求項4記載の粒状物色彩選別機。
  6. 【請求項6】 被選別物である粒状物を移送させる移送
    手段と、移送される粒状物を撮像する撮像手段と、該撮
    像手段での撮像データを基に不良品の存在領域を判定す
    る不良品判定手段と、不良品を選別するための複数の選
    別手段と、前記不良品判定手段で判定された不良品の存
    在領域を基にして作動させる選別手段を選択する選択手
    段と、前記選択手段及び選別手段に接続されて選別手段
    の作動を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    粒状物色彩選別機。
  7. 【請求項7】 前記不良品判定手段で判定される不良品
    の存在領域を基にして該不良品の中心位置を判定する中
    心判定手段を有し、前記選択手段は、前記中心判定手段
    で判定された中心位置を基にして作動させる選別手段を
    選択する請求項6記載の粒状物色彩選別機。
JP36340198A 1998-12-21 1998-12-21 粒状物色彩選別機 Expired - Lifetime JP4235776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36340198A JP4235776B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 粒状物色彩選別機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36340198A JP4235776B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 粒状物色彩選別機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000185263A true JP2000185263A (ja) 2000-07-04
JP2000185263A5 JP2000185263A5 (ja) 2005-12-22
JP4235776B2 JP4235776B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=18479223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36340198A Expired - Lifetime JP4235776B2 (ja) 1998-12-21 1998-12-21 粒状物色彩選別機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4235776B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139443A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Kett Electric Laboratory 穀粒等の品質判別装置
JP2009050760A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Satake Corp 光学式穀物選別機
WO2011158656A1 (ja) * 2010-06-18 2011-12-22 株式会社サタケ 色彩選別機
WO2016133175A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 株式会社ガオチャオエンジニアリング 莢果選別システム、莢果選別装置及び莢果選別方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139443A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Kett Electric Laboratory 穀粒等の品質判別装置
JP2009050760A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Satake Corp 光学式穀物選別機
WO2011158656A1 (ja) * 2010-06-18 2011-12-22 株式会社サタケ 色彩選別機
JP2012000575A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Satake Corp 色彩選別機
GB2495050A (en) * 2010-06-18 2013-03-27 Satake Eng Co Ltd Color sorting machine
US8985342B2 (en) 2010-06-18 2015-03-24 Satake Corporation Color sorting machine
GB2495050B (en) * 2010-06-18 2016-05-11 Satake Eng Co Ltd Color sorting machine
WO2016133175A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 株式会社ガオチャオエンジニアリング 莢果選別システム、莢果選別装置及び莢果選別方法
JPWO2016133175A1 (ja) * 2015-02-19 2018-01-25 株式会社ガオチャオエンジニアリング 莢果選別システム、莢果選別装置及び莢果選別方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4235776B2 (ja) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001145855A (ja) 粒状物選別方法及び粒状物選別装置
JP5569799B2 (ja) 色彩選別機
JP5332268B2 (ja) 光学式米粒選別機
JP4438358B2 (ja) 表示調整機構を具えた粒状物色彩選別機
KR20140145163A (ko) 광학식 입상물 선별기
JP2000157936A (ja) 粒状物選別方法及び粒状物選別装置
JP2006142236A (ja) 選別装置
JP2000185263A (ja) 粒状物色彩選別方法およびその選別機
JP2011117866A (ja) 外観検査装置
JP2009119410A (ja) 粒状物等の光学判別装置及び粒状物等の光学式選別装置
JPH11621A (ja) 穀粒色彩選別方法及び装置
JP4461520B2 (ja) 粒状物色彩選別方法及び粒状物色彩選別装置
JP2001264256A (ja) 粉粒体検査装置
JP2000185263A5 (ja)
JPH1157628A (ja) 粒状体の検査装置及び検査システム
JP2009154084A (ja) 光学式穀物選別機
JPH09225413A (ja) 不良検出装置及び不良物除去装置
JP2005230703A (ja) 粒状物色彩選別機
JP3978112B2 (ja) 裂皮豆類の選別装置及び選別方法
JP2981762B2 (ja) Oリング検査方法
JP2005186053A (ja) 粒状物色彩選別機
JPH08201047A (ja) 床タイルの外観検査方法
JP2000176384A (ja) ビン自動選別装置
JP2862822B2 (ja) 穀粒選別機
JP5071712B2 (ja) 光学式胴割選別機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term