JP2000183701A - 半導体集積回路及びそのデューティ劣化防止方法 - Google Patents

半導体集積回路及びそのデューティ劣化防止方法

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JP2000183701A
JP2000183701A JP10360360A JP36036098A JP2000183701A JP 2000183701 A JP2000183701 A JP 2000183701A JP 10360360 A JP10360360 A JP 10360360A JP 36036098 A JP36036098 A JP 36036098A JP 2000183701 A JP2000183701 A JP 2000183701A
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Satoshi Ishizuka
聡 石塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロセスばらつきの影響を受けずに、Duty劣化
を防止することが可能な半導体集積回路の提供。 【解決手段】Dutyが劣化する第1の回路と、第1の回路
と同一回路、及びレイアウトを持つ第2の回路を、反転
論理で接続する。第1の回路の各ブロックで発生する立
ち上がり/立ち下がり時間tr/tfの差は、第2の回路に
おける第1の回路と対応するブロックにおいて打ち消さ
れ、プロセスばらつきに影響を受けず、ブロックの種
類、分岐、配線容量によるDuty劣化を防止可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路に
関し、特に、伝播する信号のデューティの劣化防止技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化の傾向は、インターネット
での画像・音声の転送や、ディスプレイの高解像度化、
移動体通信の増加等でも見られるように、情報量の増加
と転送速度の高速化が特徴である。
【0003】また、情報化社会を支えるシステムは、ダ
ウンサイジング化の為、高性能化だけでなく、低コスト
化も特に強く求められ、システムの中枢となる半導体集
積回路においても、その傾向は顕著である。
【0004】半導体集積回路においては、高速化と低コ
スト化を実現する為に、複数回路を同一チップ上に集積
化して搭載する1チップ化や、信号線の少数化などの対
策が取られている。
【0005】この為、パラレル−シリアル信号変換
(「P/S変換」という)や、クロック信号を使用せ
ず、データ信号とストローブ信号からクロック信号を生
成する、データーストローブ(Data−Strobe)転送方法
を用いて、信号本数を減らし、より速い転送速度で送受
信をする回路構成が主流となってきている。
【0006】P/S変換では、シリアル信号に対する、
クロック信号のタイミング精度と、シリアル信号の立ち
上がり時間(tr)/立ち下がり時間(tf)の差を低
減すること、つまりシリアル信号の変化率が最大の時の
デューティ比を50%に近づけることが重要となる。
【0007】またデータストローブ転送方法では、デー
タとストローブから生成するクロックのデューティを劣
化させない為に、データとストローブのスキュー低減
と、データとストローブのtr/tf差を低減すること、す
なわちデータとストローブどちらかがクロック信号の周
期で動作する場合のデューティ比を50%に近づけること
が重要となる。
【0008】速い転送速度では、tr/tfの差による
デューティの劣化の影響が顕著に出ることからも、デュ
ーティ比を50%に近づけることは、近年、特に必要な技
術である。
【0009】次に、tr/tfの差がデューティ劣化の原因
となるメカニズムを、図10(a)に示す回路と、図1
0(b)に示すタイミングチャートによって説明する。
【0010】図10(a)を参照すると、この回路は、
インバータをシリアルに接続し、偶数段のインバータの
出力には、次段のインバータとスイッチ付き出力ブロッ
クを接続した、可変遅延回路である。
【0011】この可変遅延回路において、負荷がインバ
ータ1個の場合の立ち上がり時間tr1と立ち下がり時間t
f1を、tr1=tf1、負荷が、インバータ+出力ブロックの
場合の立ち上がり時間tr2と立ち下がり時間tf2を、tr2
>tf2と仮定する。
【0012】入力端子に、デューティが50%の信号が入
力した場合、インバータ偶数段の負荷が大きい回路の接
続では、段数が増加する程、立ち上がりエッジから立ち
下がりエッジの間隔が狭くなる傾向が強く、デューティ
が劣化することが判る。
【0013】この要請に応えるために、例えば、特開平
8−335861号公報には、複数個の同一インバータを直列
に接続し、インバータの偶数段をスイッチ付きの出力ブ
ロックに接続する構成の回路において、出力信号のデュ
ーティ劣化を低減する目的で、インバータ(反転バッフ
ァ)の奇数段にダミー負荷容量(負荷回路)を接続し、
奇数段と偶数段の反転バッファが駆動する容量差をなく
すようにした可変遅延回路構成が提案されている。
【0014】上記公報に開示された手法は、図11に示
すように、インバータの駆動するゲート容量は全て等し
くなり、駆動するゲート容量の差によるデューティ劣化
を防止する。すなわち、可変遅延回路1は、直列に接続
された第1段から第n段まで(nは偶数)の反転バッフ
ァ31、…、3nと、偶数番目の反転バッファ32、34
…、3nのそれぞれの出力端bに接続されたスイッチ回
路51、…、5n/2と、これらスイッチ回路51、…、5
n/2のいずれか一つを選択し、選択されたスイッチ回路
から信号I1を出力させるアップダウンカウンタ回路7
とを有する。また、この可変遅延回路1は、奇数番目の
反転バッファ31、33、…、5n-1のそれぞれの出力端
bに接続され、スイッチ回路51、…、5n/2と等価な負
荷を持つ負荷回路61、…、6n/2を有する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された回路構成では、ブロック間の配線長の
差、及び、隣接配線・交差配線の差によって、配線容量
に差が生じるため、デューティが劣化する、という問題
がある。
【0016】さらには、実際の回路においては、機能の
複雑化やテストモードを実装する為に、異なるブロック
が混在したり、回路上の分岐が存在する構成が必要にな
ることが多い。この様な回路構成においては、各ブロッ
クの駆動能力と負荷の組み合わせにより立ち上がり時間
(tr)/立ち下がり時間(tf)の差が発生することは避
けられず、全ての組み合わせを満足する負荷調整用ブロ
ックを用意して、設計を行うことは、現実的ではない。
【0017】このため、同一ブロックがシリアルに接続
された単純な回路であっても配線容量が原因となり、ま
して異なるブロックが混在したり、分岐を含む回路の場
合では特に、デューティの劣化を防止することは困難で
あった。
【0018】この問題点を以下に例を挙げて詳細に説明
する。
【0019】第1の例として、同一の回路ブロック(イ
ンバータを例とする)をシリアルに接続した構成の一例
を図12(a)に示す。
【0020】インバータ間の配線長の差、交差・隣接す
る配線の差による、配線容量に違いがあり、このためデ
ューティが劣化する。
【0021】第2の例として異なる回路ブロック(イン
バータとNAND回路とする)をシリアルに接続した構成の
一例を図12(b)に示す。ブロックの駆動能力の差、
ブロックの入力容量の差、及び上記第1の例の配線容量
の差によりデューティが劣化する。
【0022】第3の例として、接続が分岐する構成の一
例を図12(c)に示す。回路ブロックの入力容量の
差、及び第1の例の配線容量の差によりデューティが劣
化する。
【0023】実際の半導体集積回路においては、上記し
た第1乃至第3の例が混在しているため、デューティの
劣化を防止することは、更に困難となる。
【0024】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その主たる目的は、配線容
量、ブロックの駆動能力、及び負荷の差により発生する
デューティの劣化を、単純な回路構成で防止する半導体
集積回路を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、第1の回路と、前記第1の回路と同一の回路構
成、及びレイアウトを持つ第2回路を、反転論理回路を
介して接続して構成される。すなわち、上記目的は、特
許請求の範囲の請求項1〜9に記載の本発明によって達
成される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、配線長や交差・隣接配線が異なる接
続、異なるブロックが混在した接続、及び分岐が存在す
る接続において、必ず発生する立ち上がり時間(tr)/
立ち下がり時間(tf)の差を、論理を反転した同一回路
を用いて打ち消すようにしたものである。
【0027】信号のデューティがずれる回路接続を第1
の回路とし、反転論理ブロック(図1(a)ではインバ
ータ)を介して、第1の回路と同一の第2の回路を接続
することで、第1の回路で発生する立ち上がり時間(t
r)/立ち下がり時間(tf)の差は、反転論理で同一の
容量を駆動する立ち上がり時間(tr)/立ち下がり時間
(tf)の差で打ち消すことができる。
【0028】第1の回路と第2の回路を接続する反転ブ
ロック(例えばインバータ回路)は、対象とするバファ
リングを最初に駆動する回路ブロックと同一であり、信
号反転後の容量差を打ち消している。
【0029】第2の回路の最終段の回路ブロックは、上
記反転ブロックと同一の入力容量であれば、異なる回路
ブロックでも使用可能である。
【0030】本発明は、回路と同様、好ましくはマスク
パターンも第1の回路と第2の回路で同一のものを使用
する。
【0031】隣接配線については、第1の回路のマスク
パターン上で、隣接配線を防止したい位置に配線禁止領
域を設けるか、もしくは予めダミー配線を設ける等、周
囲回路からの配線が設置できないようにした措置をと
る。第2の回路のマスクパターンは第1の回路のマスク
パターンを使用するため、同様の隣接配線禁止が行われ
る。
【0032】また交差配線については、あらかじめ交差
配線チャネルを設け、使用しないチャネルはダミー配線
として使用しない。
【0033】但し、配置条件や設置面積等の理由で第1
の回路と第2の回路で同一のマスクパターンが使用でき
ない場合には、配線長・交差配線・隣接配線の条件を同
一にしたマスクパターンを設計する。
【0034】異なるブロックの個数や、同一の分岐が偶
数個存在する場合は、ダミー素子は不要であり、奇数個
存在する場合は、ダミー素子は1個の追加だけで対応可
能である。
【0035】図2及び図3は、本発明の一実施の形態に
おける回路設計工程とマスクパターン設計工程のフロー
をそれぞれ示す流れ図である。
【0036】まず図2を参照して、回路設計フローにつ
いて説明する。
【0037】(1)基本回路機能:設計する回路に必要
な機能を確認する。使用するブロック、及び分岐の種類
・数などを洗い出し、本発明の手法を使用しない場合の
最もシンプルな回路を設計する。
【0038】(2)第1の回路設計:設計する全体の回
路を、2つの同一回路が反転論理で接続される構成で実
現する。工程(1)で確認した機能を有する全体回路
が、本発明の手法で実現できるように、第1の回路を設
計する。つまり、第1の回路の反転論理で、同一の第1
の回路と接続すると、全体回路の論理が実現できる様、
回路設計を行う。
【0039】(3)第1の回路と、第2の回路とが同一
であるか否か判定する。
【0040】(4−1)第2の回路設計:第2の回路が、
第1の回路と同一である場合には、第1の回路をそのま
ま第2の回路とする。
【0041】(4−2)第2の回路ブロック変更設計:第
2の回路と第1の回路とが同一でない場合、第1の回路
のブロックにおいて、入力容量・駆動能力が同一である
別ブロックに置き換えた方が、回路構成、消費電力、面
積等、有利である場合は、置き換えを行う。置き換え
は、デューティ劣化を防止するパスにおいて、駆動能力
及び負荷が第1の回路と同一であることに注意する。
【0042】(5)回路のマージ:工程(4−1)と
(4−2)で設計した各回路をマージし、全体回路とす
る。
【0043】(6)全体回路設計:回路全体で、一部論
理変更によってダミー素子の削減が図れる場合、回路変
更を行う。この場合も、デューティ劣化を防止するパス
において、駆動能力及び負荷が、第1の回路と第2の回
路で同一であることに注意する。
【0044】(7)論理・タイミング確認:工程(6)
で設計した回路が、工程(1)で確認した論理に一致し
ているか否か確認する。
【0045】また、全体回路を、シミュレーション等に
より、デューティの劣化が防止できているか確認する。
【0046】問題がある場合は、工程(2)から回路設
計をやり直す。
【0047】(8)回路設計完了:工程(7)の確認で
問題なければ、回路設計完了とする。
【0048】次に図3を参照して、マスクパターン設計
フローについて説明する。
【0049】(1)第1の回路マスクパターン設計:第
1の回路について、マスクパターン設計を行う。交差配
線チャネルは、周囲回路を考慮して設けて置く。隣接配
線を防止する禁止領域、またはダミー配線を設けて置
く。
【0050】(2)第1の回路のマスクパターンと第2
の回路マスクパターンと同一か否かの判定を行う。
【0051】(3−1)第2の回路マスクパターン設計:
第1の回路と第2の回路が同一であり、マスクパターン
も同一な物が使用できる場合は、第1の回路マスクパタ
ーンを第2の回路のマスクパターンとして流用する。
【0052】第1の回路と第2の回路が同一であるが、
全体配置領域、面積等の理由で同一のマスクパターンと
して流用できない場合は、配線長、交差配線、隣接配線
禁止の条件が第1の回路マスクパターンと同一になるよ
うに、第2の回路マスクパターン設計を行う。
【0053】(3−2)第2の回路ブロック変更設計:第
1の回路と第2の回路の一部が異なり、マスクパターン
のほとんどが第1の回路と同一である場合は、第1の回
路マスクパターンを流用し、変更があるブロックのみ置
き換え、配線する。
【0054】第1の回路と第2の回路の一部が異なり、
全体配置領域、面積等の理由でマスクパターンを流用で
きない場合は、配線長、交差配線、隣接配線禁止の条件
が第1の回路マスクパターンと同一になる様、第2の回路
マスクパターン設計を行う。
【0055】(4)全体マスクパターン設計:第1の回
路と第2の回路のマスクパターンをマージし、全体回路
とする。入力端子と出力端子の位置など、調整が必要な
場合は、第1の回路と第2の回路の配線長、交差配線、隣
接配線禁止の条件が同一になるよう注意して修正する。
【0056】(5)マスク検証:工程(4)で設計した
マスクパターンが、回路と一致しているか確認する。ま
た第1の回路と第2の回路の配線長、交差配線、隣接配
線禁止の条件が同一であるか確認する。問題がある場合
は、工程(1)へ戻り再設計を行う。
【0057】(6)マスクパターン設計完了:工程
(5)の確認で問題なければマスクパターン設計完了と
する。以下具体的な実施例に即して詳細に説明する。
【0058】
【実施例】図4は、本発明の第1の実施例を説明するた
めの図である。
【0059】第1の実施例は、同一のブロック(インバ
ータ)をシリアルに接続した構成である。第1の回路
は、基本駆動ブロックが配線Aと次段のインバータを駆
動し、これ以降、順に配線B、配線Cとインバータが接
続される。第1の回路の配線Aは配線B、Cよりも配線
長が長く、配線Bは交差配線が存在する。
【0060】第2の回路は、反転基準駆動駆動ブロック
を介して第1の回路に接続される。
【0061】第2の回路、およびレイアウトは第1の回
路と同一であり、第1の回路の各配線と対応する配線
が、それぞれA′、B′、C′となる。
【0062】次に第1の回路と第2の回路の各ブロック
における駆動能力と負荷を比較すると、以下のようにな
る。
【0063】[第1の回路]: A:基準駆動ブロックが、配線長A+インバータを駆動 B:インバータが、配線長B+インバータ+交差配線容
量を駆動 C:インバータが、配線長C+基準駆動ブロックを駆動
【0064】[第2の回路]: A′:反転基準駆動ブロックが、配線長A′+インバー
タを駆動 B′:インバータが、配線長B′+インバータ+交差配
線容量を駆動 C′:インバータが、配線長C′+反転基準駆動ブロッ
クを駆動
【0065】第1の回路と第2の回路は駆動能力と負荷
の組み合わせが全て一致し、かつ論理が反転しているの
で、配線長差、交差配線が混在しても、第1の回路の立
ち上がり時間(tr)/立ち下がり時間(tf)の差は、第
2の回路の立ち上がり時間(tr)/立ち下がり時間(t
f)の差により全て打ち消される。
【0066】ここで、第2の回路に設けたダミー交差配
線チャネルは、全て使用する必要はない。
【0067】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図5に、本発明の第2の実施例を示す。この実施例
は、異なるブロック(インバータとNANDを例とする)を
シリアルに接続した構成である。第1の回路は、基本駆
動ブロックが配線Dと次段のインバータを駆動し、以後
順にインバータが配線EとNANDを、NANDが配線Fと反転
基準駆動ブロックを駆動する。
【0068】第2の回路は、反転基準駆動駆動ブロック
を介して第1の回路に接続される。
【0069】第2の回路、およびレイアウトは第1の回
路と同一であり、第1の回路の各配線と対応する配線
が、それぞれD′、E′、F′となる。
【0070】次に第1の回路と第2の回路の各ブロック
における駆動能力と負荷を比較すると、以下のようにな
る。
【0071】[第1の回路]: D:基準駆動ブロックが、配線長D+インバータを駆動 E:インバータが、配線長E+NAND入力端子1を駆動 F:NANDが、配線長F+基準駆動ブロックを駆動
【0072】[第2の回路]: D′:反転基準駆動ブロックが、配線長D′+インバー
タを駆動 E′:インバータが、配線長E′+NAND入力端子1を駆
動 F′:NANDが、配線長F′+反転基準駆動ブロックを駆
【0073】第1の回路と第2の回路は駆動能力と駆動
容量の組み合わせが全て一致し、かつ論理が反転してい
るので、異なるブロックが混在しても、第1の回路のtr
/tfの差は、第2の回路のtr/tfの差で打ち消される。
【0074】図6(b)は、図6(a)の各回路ブロッ
ク(ゲート)1〜6の出力(1出力〜6出力)のタイミ
ング動作を示すタイミングチャートである。
【0075】図6(b)において,駆動がインバータ、
負荷がインバータの場合の立ち上がり時間tr1、立ち下
がり時間tf1について、tr1=tf1、駆動がインバータ、負
荷がNANDの立ち上がり時間tr2、立ち下がり時間tf2につ
いて、tr2>tf2、駆動がNAND、負荷がインバータの立ち
上がり時間tr3、立ち下がり時間tf3について、tr3>tf
3(但し、tr3−tf3≠tr2−tf2)とすると、入力端子で
は、デューティ=50%、1、2、3の出力は、駆動力と駆
動容量が異なり、デューティが劣化する。
【0076】3出力で立ち上がりエッジと立ち下がりエ
ッジの間隔が広くなる。
【0077】4、5、6のそれぞれ出力は、1、2、3
のそれぞれの出力と比較して、駆動力と駆動容量が同一
である。1、2、3の出力と4、5、6の出力は論理が
反転しているので、1、2、3の出力のtr/tfのずれ
を、4、5、6の出力のtr/tfのずれが打ち消す。よっ
て、NAND回路6の出力(6出力)のデューティは50%と
なる。
【0078】第1の回路と第2の回路を合わせた全体の
回路において、NANDが1個必要な場合は、第2の回路の
NANDの入力端子2を電源電位VDDレベルにクランプして
ダミー素子として使用する。NANDが2個必要な場合は、
ダミー素子は不要となる。同様の理由により、異なる回
路ブロックが混在する回路の場合、異種の回路ブロック
の個数が奇数である場合には、ダミー素子として使用す
る回路ブロックの個数は1個であり、偶数である場合に
は、ダミー素子として使用する回路ブロックは不要とな
り、ダミー素子の増加を防止することが可能である。
【0079】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。図7に、本発明の第3の実施例の構成を示す。第3
の実施例は、接続が分岐する構成である。
【0080】第1の回路は、基本駆動ブロックが配線G
と次段のインバータを駆動し、次段のインバータが配線
Hとインバータ2個を駆動し、最終段のインバータが配
線Iと反転基準駆動ブロックを駆動する。
【0081】第2の回路は、反転基準駆動駆動ブロック
を介して第1の回路に接続される。第2の回路、および
レイアウトは第1の回路と同一であり、第1の回路の各
配線と対応する配線が、それぞれG′、H′、I′とな
る。
【0082】次に第1の回路と第2の回路の各ブロック
における駆動能力と負荷を比較すると、以下のようにな
る。
【0083】[第1の回路]: G:基準駆動ブロックが、配線長G+インバータを駆動 H:インバータが、配線長H+インバータ2個を駆動 I:インバータが、配線長I+基準駆動ブロックを駆動
【0084】[第2の回路]: G′:反転基準駆動ブロックが、配線長G′+インバー
タを駆動 H′:インバータが、配線長H′+インバータ2個を駆
動 I′:インバータが、配線長I′+反転基準駆動ブロッ
クを駆動
【0085】第1の回路と第2の回路は駆動能力と駆動
容量の組み合わせが全て一致し、かつ論理が反転してい
るので、第1の回路の立ち上がり時間(tr)/立ち下が
り時間(tf)の差は、第2の回路の立ち上がり時間(t
r)/立ち下がり時間(tf)の差で打ち消される。
【0086】第1の回路と第2の回路を合わせた全体の
回路において、分岐が1個必要な場合は、第2の回路の
分岐後の不要なインバータをダミー素子として使用する
が、この場合は、インバータと同一の入力容量を持つNA
ND等を使用し、NANDの他入力をGNDにクランプすること
で、ダミー素子が電力消費することを防止できる。
【0087】分岐が2個必要な場合は、ダミー素子は不
要であり、第2の回路の分岐後のインバータと同一の入
力容量を持つブロックを使用するのであれば、インバー
タを使用する必要はない。
【0088】次に本発明の第4の実施例について説明す
る。第4の実施例は、インバータとNANDを使用した分岐
が存在する構成で、フリップフロップ(F/F)へデュー
ティを保持したクロックを供給する回路を示す。
【0089】図8(a)は、本発明の第4の実施例の構
成を示す。この回路を、第1の回路と第2の回路を反転
論理で接続する回路構成に変更する為の手順を以下に、
回路を図8(b)に示す。
【0090】基準となる回路構成V1、N1、V2、V
3を決定する。
【0091】最終段のフリップフロップF2を駆動する
インバータV5と、インバータV2の負荷が同一になる
ように、配線8−4にフリップフロップ(F/F)F1を、
配線8−4′にインバータV7を接続する。
【0092】第1の回路を構成するV1、N1、V2、
V3のブロックと、第2の回路を構成するV4、N2、
V5、V6のブロックを、反転ブロック用インバータ V
4が中心になるよう接続する。
【0093】V3、V7、F1はダミー素子となり、同
一の入力容量を持つ他ブロックと置き換えが可能であ
る。
【0094】さらに、図8(c)においては、図8
(b)のインバータ V7を、同一の入力容量を持つバッ
ファB1に置き換えることで、図8(b)のV3、V6の
素子を省くことが可能である。
【0095】図8(b)において、第1の回路の各配線8
−2、8−3、8−4と対応する第2の回路の各配線は、そ
れぞれ8−2′、8−3′、8−4′となる。
【0096】次に第1の回路と第2の回路の各ブロック
における駆動能力と負荷を比較すると、以下のようにな
る。
【0097】[第1の回路]: 8−2:インバータ V1が、配線8−2+NAND N1を駆動 8−3:NAND N1が、配線8−3+インバータ V2、V3の2個
を駆動 8−4:インバータ V2が、配線8−4+インバータ V4+F
/F F1を駆動
【0098】[第2の回路]: 8−2′:インバータ V4が、配線8−2′+NAND N2を駆動 8−3′:NAND N2が、配線8−3′+インバータ V5、V6の
2個を駆動 8−4′:インバータ V5が、配線8−4′+インバータ V7
+F/F F2を駆動
【0099】第1の回路と第2の回路は駆動能力と駆動
容量の組み合わせが全て一致し、かつ論理が反転してい
るので、第1の回路のtr/tfの差は、第2の回路のtr/
tfの差で打ち消される。
【0100】次に本発明の第5の実施例について説明す
る。本発明の第5の実施例は、分割した回路構成におい
て実施されるものであり、第4の実施例と同等な回路で
ある。
【0101】図9(a)は、本発明の第5の実施例の回
路構成を示している。この回路を、本発明による、第1
の回路と第2の回路を反転論理で接続する回路構成に変
更する為の手順を、図9(b)に示す。
【0102】第2の回路の最終段のフリップフロップF
2を駆動するインバータV10と、その前段のインバー
タV8の負荷が同一になるように、配線9−6にフリップ
フロップF1を、配線9−6′にインバータV11を接続
する。
【0103】上記接続で、V8、V10、F1でグルー
プAの第1の回路、V10、V11、F2でグループA
の第2の回路を構成する。
【0104】インバータ V6とインバータV5の負荷
が互いに同一になるように、配線9−5にインバータV7
を、配線9−5′にインバータV9をそれぞれ接続する。
【0105】上記接続で、V5、V6、V7でグループ
Bの第1の回路、V6、V8、V9でグループBの第2
の回路を構成する。
【0106】V1、V2、N1、V4でグループCの第
1の回路、V3、V4、N2、V5でグループCの第2
の回路を構成する。
【0107】V9、V11、F1はダミー素子となり、
同一の入力容量を持つ他ブロックと置き換えが可能であ
る。
【0108】さらに、図9(c)においては、図9
(b)のインバータ V11を、同一の入力容量を持つ
バッファB1に置き換えることで、図9(b)のV6、
V7、V8、V9の素子を省くことが可能である。
【0109】図9(b)において、各グループの第1の
回路の各配線と対応する第2の配線は、それぞれ以下の
ようになる。
【0110】 グループA:9−6′ グループB:9−5′ グループC:9−2′、9−3′、9−4′
【0111】次に第1の回路と第2の回路の各ブロック
における駆動能力と負荷を比較すると、以下のようにな
る。
【0112】[グループC:第1の回路]: 9−6:インバータV8が、配線9−6+インバータ V9+F/
F F1を駆動
【0113】[グループC:第2の回路]: 9−6′:インバータ V9が、配線9−6′+インバータ V1
0+F/F F2を駆動
【0114】[グループB:第1の回路]: 9−5:インバータ V5が、配線9−5+インバータ V6、V7
2個を駆動
【0115】[グループB:第2の回路]: 9−5′:インバータ V6が、配線9−5′+インバータ V
8、V9 2個を駆動
【0116】[グループC:第1の回路]: 9−2:インバータ V1が、配線9−2+インバータ V2を駆
動 9−3:インバータ V2が、配線9−3+NAND N1を駆動 9−4:NAND N1が、配線9−4+インバータ V3を駆動
【0117】[グループC:第2の回路]: 9−2′:インバータ V3が、配線9−2′+インバータ V4
を駆動 9−3′:インバータ V4が、配線9−3′+NAND N2を駆動 9−4′:NAND N2が、配線9−4′+インバータ V5を駆動
【0118】このように全てのグループにおいて、第1
の回路と第2の回路は駆動能力と駆動容量の組み合わせ
が全て一致し、かつ、論理が反転していることから、第
1の回路の立ち上がり時間(tr)/立ち下がり時間(t
f)の差は、第2の回路の立ち上がり時間(tr)/立ち
下がり時間(tf)の差で打ち消される。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動能力と駆動容量の組み合わせが等しく、論理が反転
した同一回路・マスクパターンを接続する為、tr/tfの
差は全て打ち消すことができ、デューティの劣化が無い
為、速い転送速度で信号伝達が可能になる。またデュー
ティの劣化は、プロセスばらつきに影響を受けずに防止
することができる、という効果を奏する。
【0120】本発明によれば、上記効果に加えて、さら
に、次のような効果を奏する。 ・異なる配線長、交差・隣接配線が存在する接続でもデ
ューティの劣化を防止できる。 ・異なるブロックが混在した接続でもデューティの劣化
を防止できる。 ・分岐が存在する接続でもデューティの劣化を防止でき
る。
【0121】上記3項目が混在した接続でも、デューテ
ィの劣化を防止できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路接続図である。
【図2】本発明における回路設計フローを説明する為の
フローチャートである。
【図3】本発明におけるマスクパターン設計工程を説明
するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施例の回路構成を示
す図であり、(b)は各出力のタイミング波形を示すタ
イミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の第5の実施例を示す回路図である。
【図10】(a)は従来の可変遅延回路の構成を示す図
であり、(b)は、各出力のタイミング波形を示すタイ
ミングチャートである。
【図11】特開平8−335861号公報に開示された
可変遅延回路の構成を示す図である。
【図12】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
V1〜V11 インバータ N1〜N2 NAND F1〜F2 F/F B1 Buffer
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月24日(1999.12.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の回路と第2の回路との間に反転論理
    回路を挿入し、前記第1の回路と前記第2の回路とがそ
    れぞれの駆動能力と駆動容量とについて互いに同一の組
    み合せとされ、 前記第1の回路の各ブロックで発生する信号の立ち上が
    り時間と立ち下がり時間との差を、前記第2の回路の対
    応する回路ブロックで発生する信号の立ち上がり時間と
    立ち下がり時間との差で打ち消すことで、回路のブロッ
    ク構成、分岐、配線容量によるデューティ劣化を防止す
    る、ことを特徴とする半導体集積回路のデューティ劣化
    防止方法。
  2. 【請求項2】第1の回路と、前記第1の回路と同一の構
    成の第2の回路との間に反転論理回路を挿入し、 前記第1の回路の各ブロックで発生する信号の立ち上が
    り時間と立ち下がり時間の差を、前記第2の回路の対応
    する回路ブロックで発生する信号の立ち上がり時間と立
    ち下がり時間との差で打ち消すことで、回路のブロック
    構成、分岐、配線容量によるデューティ劣化を防止す
    る、ことを特徴とする半導体集積回路のデューティ劣化
    防止方法。
  3. 【請求項3】前記第1、第2の回路の設計工程におい
    て、前記第1の回路と前記第2の回路で同一のマスクパ
    ターンが用いることができない場合には、配線長、交差
    配線、隣接配線の条件を同一にしたマスクパターンを用
    いられることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
    集積回路のデューティ劣化防止方法。
  4. 【請求項4】第1の回路と、前記第1の回路と同一の回
    路構成及びレイアウトを持つ第2回路とが反転論理回路
    を介して接続されてなることを特徴とする半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】縦続接続される第1の回路と、前記第1の
    回路と同一構成の第2の回路のと間に反転論理回路を備
    え、 前記第1の回路の各ブロックで発生する信号の立ち上が
    り時間と立ち下がり時間の差を、前記第2の回路の対応
    する回路ブロックで発生する信号の立ち上がり時間と立
    ち下がり時間の差で打ち消す、ように構成されてなる、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】縦続接続される第1の回路と第2の回路の
    と間に反転論理回路を備え、 前記第1の回路と前記第2の回路とは駆動能力と駆動容
    量を同一の組み合せとして構成されており、 前記第1の回路の各ブロックで発生する信号の立ち上が
    り時間と立ち下がり時間の差を、前記第2の回路の対応
    する回路ブロックで発生する信号の立ち上がり時間と立
    ち下がり時間の差で打ち消す、ように構成されてなる、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】基準駆動回路で駆動される第1の回路と、
    前記第1の回路の出力を入力とする反転基準駆動回路で
    駆動される第2の回路とを備え、 前記第1の回路と前記第2の回路とは、実質的に同一の
    回路構成とされて、互いに駆動能力と駆動容量を同一の
    組み合せとして構成されており、 前記第1の回路の各ブロックで発生する信号の立ち上が
    り時間と立ち下がり時間の差を、前記第2の回路の対応
    する回路ブロックで発生する信号の立ち上がり時間と立
    ち下がり時間の差で打ち消す、ように構成されてなる、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】前記第1の回路前記と第2の回路で、異な
    る回路ブロックが混在する場合、異種回路ブロックの個
    数が奇数である場合にはダミー素子として使用する回路
    ブロックの個数を1個とし、偶数である場合にはダミー
    素子として使用する回路ブロックが不要とされている、
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】前記第1の回路と前記第2の回路を合わせ
    た全体の回路において、分岐が1個必要な場合には、前
    記第2の回路の分岐後の不要な回路ブロックをダミー素
    子とし、分岐が2個必要な場合は、ダミー素子を不要と
    したことを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。
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