JP6881514B2 - 半導体集積回路及び半導体集積回路のクロック供給方法 - Google Patents
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Description
各回路ブロックには、対応する各タイミング生成回路から、複数の制御クロック信号が入力され、前記各回路ブロックでは、入力された複数の制御クロック信号に夫々対応する、前記複数の制御クロック信号と同数の、複数のクロック分配網が形成され、前記並列処理回路部は各クロック分配網毎に並列に処理可能であり、
前記各クロック分配網は、各制御クロック信号が入力される、入力バッファ回路と、前記入力バッファ回路と直列に接続され、前記回路ブロックの半導体基板の長手方向に対して中央付近に配置されるクロックバッファ回路と、分岐しているクロック配線によって前記クロックバッファ回路と接続され、前記クロックバッファ回路から出力される制御出力クロック信号が分配されて供給される複数の末端素子と、を備え、
前記クロックバッファ回路は、並列接続された複数のインバータ又は複数のトランスファーゲートによって構成された段が、2段以上直列接続された構成であり、
後段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数は、前段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数よりも多いことを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態の半導体集積回路において、2個のタイミング生成回路を左右に配置した場合の構成例を示す。本発明の半導体集積回路1は、1対の長辺と1対の短辺とを備えた長方形形状の半導体基板上に形成されている。本発明の半導体集積回路が形成された半導体基板は、例えば、1次元イメージセンサであるリニアセンサ(リニアイメージセンサ、ラインイメージセンサともいう)等の固体撮像素子等に適用される。
図2は、本発明の半導体集積回路において、4個のタイミング生成回路を下部に設けた場合の構成例を示す。図2の構成例では、半導体集積回路2において4つのタイミング生成回路31〜34を設けており、並列処理回路部10−1において、タイミング生成回路31〜34に対応して4つの回路ブロックを有する点が図1の構成とは異なる。
図3Aは、本発明の並列処理回路部10(10−1)に含まれるクロックバッファ回路51,52をインバータの2段構成とした例を示す。下記、一例として、図3A〜図5Bでは、回路ブロック10aのうちの1つのクロック分配網11xを用いて説明するが、回路ブロック10aの他のクロック分配網111〜11n、及び回路ブロック10b,10c,10dでの各クロック分配網12,13,14内も同様の構成を備えている。
図3Bは、本発明の並列処理回路部10に含まれるクロックバッファ回路を、2出力構成とした例を示す。
図4は、本発明の並列処理回路部に含まれるクロックバッファ回路を非反転信号と反転信号を伝達するように構成した例を示す。
図5Aは、図3Aのクロックバッファ回路の一部分であってインバータの接続構成を示す回路図を示す。
一般的に、末端素子61,62と、クロックバッファ回路51を構成する各インバータとが離れることによって、クロックスキューが発生する。例えば、仮に図1の末端素子61cの近くだけにクロックバッファ回路51が配置された場合、中央部の末端素子61cに供給されるクロックと、両サイドの末端素子611,61pに供給されるクロックに遅延差が発生する。それを避けるために、図5Bの構成では、クロックバッファ回路51αを構成するインバータ210を空間的に分散させ、末端素子611〜61pの近くに夫々の末端素子側のインバータ210bを配置することにより、遅延差(クロックスキュー)を小さくすることができる。
図6は、タイミング生成回路31の入力段と出力段に位相調整回路を配置する例を示す。図6に示すように、位相調整回路33はタイミング生成回路31の入力段に配置され、位相調整回路34はタイミング生成回路31の出力段に配置されている。
図8Aにタイミング生成回路31の入力段に180度位相調整用の位相調整回路35を配置する例を示す。図8Bに、図8Aのタイミング生成回路31(32)の入力段に設けられる、位相調整回路35の構成例を示す。
図9Aに、タイミング生成回路31の出力段に180度位相調整用の位相調整回路36を配置する例を示す。図9Bに図9Aのタイミング生成回路31(32)の出力段に設けられる、位相調整回路36の構成例を示す。
10,10−1 並列処理回路部
10a,10b, 回路ブロック
111〜11n,121〜12n,131〜13n,141〜14n クロック分配網
20 クロック生成回路
201,203 第1段インバータ回路(前段を構成する複数のインバータ)
202,204 第2段インバータ回路(後段を構成する複数のインバータ)
210 インバータ
210a,210a1〜210aN 各インバータ(前段のインバータのセル)
210b,210b1〜210bM 各インバータ(後段のインバータのセル)
211 Pchトランジスタ
212 Nchトランジスタ
301 トランスファーゲート回路(複数のトランスファーゲート)
310 トランスファーゲート
310a1〜310aN 各トランスファーゲート
31,32 タイミング生成回路
33 位相調整回路(入力段側)
34 位相調整回路(出力段側)
35 位相調整回路(入力段、位相180度変換用)
36 位相調整回路(出力段、位相180度変換用)
41,42 入力バッファ回路
51(51α,51β,51γ),52 クロックバッファ回路
611〜61p,621〜62p,631〜63p,641〜64p 末端素子(Pchトランジスタのゲート)
651〜65p 末端素子(Nchトランジスタのゲート)
71,72,73,74 クロック配線
RCK 制御基準クロック
CK1,CKx,CKn 制御クロック信号
CKxOUT 制御出力クロック信号
CKxOUTB 反転制御出力クロック信号
RCKDLY 遅延基準クロック信号
CKxDLY 遅延クロック信号
Claims (8)
- 1対の長辺と1対の短辺とを備えた長方形形状の半導体基板上に形成された半導体集積回路であって、
取得する制御基準クロック信号に基づいて複数の制御クロック信号を生成する同一機能の複数のタイミング生成回路と、
前記複数のタイミング生成回路と同数に、互いに面積が略等しい回路ブロックに分割される並列処理回路部と、を備えており、
各回路ブロックには、対応する各タイミング生成回路から、複数の制御クロック信号が入力され、
前記各回路ブロックでは、入力された複数の制御クロック信号に夫々対応する、前記複数の制御クロック信号と同数の、複数のクロック分配網が形成され、
前記並列処理回路部は各クロック分配網毎に並列に処理可能であり、
前記各クロック分配網は、
各制御クロック信号が入力される、入力バッファ回路と、
前記入力バッファ回路と直列に接続され、前記回路ブロックの半導体基板の長手方向に対して中央付近に配置されるクロックバッファ回路と、
分岐しているクロック配線によって前記クロックバッファ回路と接続され、前記クロックバッファ回路から出力される制御出力クロック信号が分配されて供給される複数の末端素子と、を備え、
前記クロックバッファ回路は、並列接続された複数のインバータ又は複数のトランスファーゲートによって構成された段が、2段以上直列接続された構成であり、
後段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数は、前段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数よりも多いことを特徴とする
半導体集積回路。 - 前記クロックバッファ回路を構成する複数のインバータ又は複数のトランスファーゲートの、各インバータ又は各トランスファーゲートにはPchトランジスタ及びNchトランジスタが含まれており、
前記複数のインバータ又は前記複数のトランスファーゲートにおいて含まれている夫々のPchトランジスタはサイズが共通であり、夫々Nchトランジスタはサイズが共通であることを特徴とする
請求項1に記載の半導体集積回路。 - 前記クロックバッファ回路を構成する、前記複数のインバータの各インバータの間隔、又は前記複数のトランスファーゲートの各トランスファーゲートの間隔を半導体基板の長手方向に広くとることで、前記クロックバッファ回路が前記半導体基板の長手方向に空間的に広がっていることを特徴とする
請求項2に記載の半導体集積回路。 - 前記複数のタイミング生成回路は、それぞれ、前記制御基準クロック信号の位相を任意に調整可能な位相調整回路を備え、位相調整された制御基準クロック信号に基づいて複数の制御クロック信号を生成することを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。 - 前記位相調整回路は、前記制御基準クロック信号と、前記位相調整回路から出力される前記位相調整された制御基準クロック信号との位相差が180度になるように設定されることを特徴とする
請求項4に記載の半導体集積回路。 - 前記並列処理回路部を構成する前記同一機能を有する前記回路ブロックは、アナログ信号処理、A/D変換、およびデジタル信号処理のうち少なくとも1つを実行することを特徴とする
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体集積回路。 - 前記制御基準クロック信号を生成するクロック生成回路を備えており、
前記クロック生成回路は、任意の周波数の制御基準クロック信号を前記複数のタイミング生成回路にそれぞれ出力可能であることを特徴とする
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体集積回路。 - 半導体集積回路のクロック供給方法であって、1対の長辺と1対の短辺とを備えた長方形形状の半導体基板上に形成される当該半導体集積回路は、複数のタイミング生成回路と、前記複数のタイミング生成回路と同数の各回路ブロックを含み、該回路ブロックには複数のクロック分配網が形成されている並列処理回路部とを備えており、
クロック供給方法は、
前記複数のタイミング生成回路で、取得する制御基準クロック信号に基づいて複数の制御クロック信号を生成するステップと、
前記並列処理回路部の各クロック分配網において、各制御クロック信号は、各入力バッファから各クロックバッファ回路へ伝達され、制御出力クロック信号として分配されて複数の末端素子へ供給されるステップと、を有しており、
前記各クロックバッファ回路は、前記回路ブロックの半導体基板の長手方向に対して中央付近に配置され、並列接続された複数のインバータ又は複数のトランスファーゲートによって構成された段が、2段以上直列接続された構成であり、後段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数は、前段を構成する複数のインバータ又はトランスファーゲートの並列接続される個数よりも多いことを特徴とする
半導体集積回路のクロック供給方法。
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