JP2000183368A - 光電変換装置およびその製造方法 - Google Patents

光電変換装置およびその製造方法

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JP2000183368A JP10361023A JP36102398A JP2000183368A JP 2000183368 A JP2000183368 A JP 2000183368A JP 10361023 A JP10361023 A JP 10361023A JP 36102398 A JP36102398 A JP 36102398A JP 2000183368 A JP2000183368 A JP 2000183368A
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electrode
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Michiko Ono
美智子 小野
Masao Segawa
雅雄 瀬川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な製造工程で歩留まりを向上させた光電
変換装置とその製造方法。 【解決手段】 光電変換装置の配線基板3に開口部6を
設ける場合、予め各接着層11、12を配線基板3に形
成しておき、その状態でプレスによって開口部6を形成
し、その後に光電変換素子2と光学ガラス板4を各々接
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCCD(C
harge Coup1ed Device)素子など
を用いた光電変換装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD素子等を用いた光電変換装置を小
型パッケージ内に収納した電子製品は、カメラ等の応用
範囲が広く、それらの電子製品は軽薄短小化の開発にし
のぎを削っており、それらに対応するように光電変換装
置の開発も活発に展開している。
【0003】一般に用いられている光電変換装置の構造
とその実装方法について、以下に図面を用いて説明す
る。
【0004】図4は光電変換装置の断面構造を示してい
るもので、この光電変換装置は、配線基板23と、光学
ガラス板24と、CCD素子などの光電変換素子22と
を具備している。
【0005】また、パッケージ内には空間部25が形成
されることで、光電変換素子22の受光部21に形成さ
れたマイクロレンズによる集光効果が高められる。ま
た、図5に示すように、受光面21の外側に電極パッド
26が形成されている。
【0006】配線基板23は、図6に示すように、絶縁
基材27に開口部28およびに電極パターン29が形成
されており、開口部28は光学ガラス板24を介して入
光した光を光電変換素子22が受光するために導く透光
部である。
【0007】次に、光電変換装置の製造方法を図7
(a)〜(f)を用いて説明する。
【0008】まず、配線基板23の絶縁基材27の電極
パターン29が形成されていない側の面に例えば紫外線
硬化樹脂または熱硬化性樹脂などからなる接着剤を、デ
ィスぺンス法またはスクリーン印刷法などにより塗布し
第2の接着層31を形成する(図7(a)参照)。
【0009】次に、第2の接着層31の上に光学ガラス
板24を位置決めして接着する(図7(b)〜(c)参
照)。
【0010】続いて、配線基板23の電極パターン29
側面に光電変換素子22と接続するために、異方性導電
膜で第1の接着層32を形成する。第1の接着層32を
形成した後(図7(d)参照)、光電変換素子22を配
線基板23に位置合せして、図示しない熱圧着装置によ
り熱圧着により異方性導電膜で形成した第1の接着層3
2介して接続する(図7(e)〜(f)参照)。
【0011】なお、光電変換素子22の電極パターン2
6には、予め接続用のバンプ33をワイヤボンディング
法等により形成しておく。異方性導電膜の形成は、ぺー
スト状の樹脂をディスぺンス法又はスクリーン印刷法な
どによりパターン塗布するか、シート状の成形品を貼り
合わせることにより形成することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
実装方法では、配線基板に異方性導電膜および光学ガラ
ス板3との接着剤を、デイスぺンサ法またはスクリ−ン
印刷法などにより、安定して精密に塗布することが非常
に難しい。例えば、ぺースト状の材料を用いると、室温
など環境の変化により粘度が増減したり、経時的に樹脂
の硬化が徐々に進行してぺーストが増粘することによ
り、塗布量のばらつきが大きくなる。
【0013】また、シート状の成形品を用いた場合、基
板に対する位置合せ精度、張り付ける際の加圧.加熱制
御のタイミグなどプロセスが非常に難しい。このため、
しばしば接着剤が開口部のイメージエリアにはみ出して
画像不良が生じたり、封止不良が生じる問題が生じてい
た。
【0014】また、接着剤として紫外線硬化型の接着剤
を使用した場合、光学ガラス板を接着する工程に加え
て、紫外線を照射する工程が必要であった。
【0015】本発明は、上記課題を解決することによ
り、簡便な製造工程で歩留まりを向上した光電変換装置
とその製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、絶縁基材上に電極パターンが設けられた配
線基板と、この配線基板の電極パターン側の面に形成さ
れた第1の接着層と、前記配線基板の電極パターンの反
対側の面に形成された第2の接着層と、前記電極パター
ンに電気的に接続される電極を有し前記第1の接着層を
介して前記配線基板に接合された光電変換素子と、前記
第2の接着層を介して前記配線基板に接合された光学ガ
ラス板とを有する光電変換装置において、前記配線基板
及び前記第1の接着層及び前記第2の接着層を貫通する
開口部が形成され、かつ、前記開口部が形成された後
に、前記第1の接着層及び前記第2の接着層を介して前
記光電素子及び前記光学ガラス板が各別に前記配線基板
に接合されていることを特徴とする光電変換装置であ
る。
【0017】また、請求項2の発明による手段によれ
ば、前記配線基板、前記第1の接着層及び前記第2の接
着層は、貫通した前記開口部がプレス加工により同時に
形成されていることを特徴とする光電変換装置である。
【0018】また請求項3の発明による手段によれば、
前記第1の接着層は、異方性導電膜で形成されているこ
とを特徴とする光電変換装置である。
【0019】また請求項4の発明による手段によれば、
前記光電変換素子の電極には、前記電極パターンに接続
されるバンプが形成されていることを特徴とする光電変
換装置である。
【0020】また請求項5の発明による手段によれば、
前記配線基板の前記電極パターンには、前記光電変換素
子の前記電極に接続されるバンプが形成されていること
を特徴とする光電変換装置である。
【0021】また請求項6の発明による手段によれば、
絶縁基材上に電極パターンが設けられた配線基板に、こ
の配線基板の電極パターン側の面に第1の接着層を形成
し、前記配線基板の電極パターンの反対側の面に第2の
接着層を形成する第1工程と、この第1工程の後に前記
配線基板に前記第1の及び第2の接着層を貫通する開口
部を形成する第2工程と、この第2工程の後に前記第1
の接着層を介して前記電極パターンに接続される電極を
有する光電変換素子を、前記第2の接着層を介して前記
光学ガラス板を前記配線基板に各別に接合する第3工程
とを有することを特徴とする光電変換装置の製造方法で
ある。
【0022】また請求項7の発明による手段によれば、
前記開口部はプレス加工により形成することを特徴とす
る光電変換装置の製造方法である。
【0023】また請求項8の発明による手段によれば、
前記第3工程は、前記第1の接着層を介して前記光電変
換素子を前記配線基板に接合する工程と前記第2接着層
を介して光学ガラス板を前記配線基板に接合する工程と
を同時に行なうことを特徴とする光電変換装置の製造方
法である。
【0024】また請求項9の発明による手段によれば、
前記光電変換素子の電極には、前記電極パターンに接続
されるバンプが形成されていることをを特徴とする光電
変換装置の製造方法である。
【0025】また請求項10の発明による手段によれ
ば、前記配線基板の電極パターンには、前記光電変換素
子の電極と接続する部分にバンプが形成されていること
を特徴とする光電変換装置の製造方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して詳述する。
【0027】図1は、この一実施形態の光電変換装置の
構成を示している。すなわち、この光電変換装置は、例
えば、受光部1がほぼ矩形(例えば5mm×5mm)の
CCD素子などの光電変換素子2と、TAB(Tape
Automated Bonding)テープ等の配
線基板3と、厚さが0.1〜5mm程度の光学ガラス板
4とで構成され、配線基板3の一方の面に光電変換素子
2が、他方の面に光学ガラス板4が各々接着層11,1
2を介して接着固定されている。
【0028】光学ガラス板4は、透光性でその厚さは光
学設計で決定され、また、光学ガラス板4として光学ロ
ーパスフィルターを用いてその機能を併用させてもよ
い。さらに、赤外カットフィルタ等とローパスフィルタ
を積層したガラスを用いてもよい。さらには、汎用ガラ
スに赤外線カットフィルタの蒸着膜を形成した透光性基
板を用いてもよい。また、光学ガラス板4は、透光性の
部材であれば、例えば水晶、シリコン等の無機質あるい
はポリエチレン等の有機材料も用いることができる。
【0029】配線基板3は、全体の厚さが数十〜数百μ
m程度のポリイミド、ポリアミド、ポリエステル、フェ
ノール.ガラスエポキシ樹脂、紙・ガラス基板等の単体
または複合の絶縁基材5からなり、絶縁基材5の厚さ
は、例えば25〜100μm程度のフィルム状をなして
いる。この絶縁基材5には、矩形をなす開口部6が形成
されている。この開口部6は、光学ガラス板4を介して
入光した光を通過させるためのものである。その表層
(片面または両面)には光電変換素子2の電極9と接続
可能な例えば表面に金メッキ処理を施した銅リード(厚
さ:十〜数十μm程度、幅:百〜数百μm程度)からな
る電極パターン10が形成されている。従って、隣接す
る電極パターン10の間には、常に絶縁基材5が露呈す
る。
【0030】なお、TABテープからなる配線基板3の
代わりに自由に折り曲げることができない薄板状の基板
を用いてもよい。この場合の基板は、黒色とした方がよ
い。これにより反射を防止でき、不要輻射の入射を防止
できる。この場合、黒色の材質の基板を用いてもよい
し、基板に黒色の塗料を塗布してもよい。
【0031】さらに、配線基板3の上には、光学ガラス
2と配線基板3とを接着するための接着剤からなる第2
の接着層11および光電変換素子2と配線基板3の電極
9と電極パターン10とを接続用の例えば金(Au)等
からなるバンプを介して機械的・電気的接続するための
異方性導電膜からなる第1の接着層12が形成されてい
る。この第1の接着層12を形成する異方性導電膜は、
例えば熱硬化型のエポキシ樹脂に、直径がφ1〜10μ
m程度の例えば金などの導電粒子を3〜30容積%程度
分散させ、加熱・加圧することにより形成されている。
【0032】ただし、異方性導電膜は、導電粒子の有無
に関わらず、熱硬化性樹脂のほか、熱可塑性樹脂または
紫外線硬化型樹脂としても良い。また、異方性導電膜
は、他のべアチップICのフリップチップ接続やOLB
(Outer Lead Bonding)として外部
接続用にも用いることができる。
【0033】なお、異方性導電膜又は光学ガラス板4に
通気孔を設けることにより受光空間を外気と同じ環境と
し、高湿中における結露を防止するようにしてもよい。
さらに、防塵を目的として、通気孔をシリコン等の湿度
の出人りの早い樹脂で封止するようにしてもよい。これ
らの構成により、異方性導電膜は電極パターン10とバ
ンプ13を電気的且つ機械的に接続する機能、及び、絶
縁基材5と光学ガラス板4を機械的に接合する機能、及
び、開口部6等により生じた中空部を外部から封止する
機能の3つの機能を果たしている。
【0034】光電変換素子2は、その大きさが数mm角
程度、厚さは数百μm〜数mm程度で、その受光部1の
外側には、百〜数百μm角程度大きさの電極パツドが形
成されている。電極パッドには、高さ数十μmの接続用
バンプ13(突起電極)が形成されている。このバンプ
13は、例えば直径がφ20〜30μm程度の金ワイヤ
を用いてワイヤボンディング法により形成する。さらに
その後、レベリンクにより高さを均一に整形することに
より得ることができる。
【0035】電極パターン10と、これに対応したバン
プ13は、第1の接着層12である異方性導電膜の中に
含有される導電粒子を介して電気的に接続されている。
さらに、光電変換素子2の受光部1には、図示しないマ
イクロレンズ及びカラーフィルタが形成されていて、光
電変換素子2は、開口部6及びマイクロレンズ及びカラ
ーフィルタを介して光を受光するようになっている。
【0036】次に、本発明の製造方法の実施の形態を図
面を参照して説明する。図2(a)乃至(g)は本発明
の製造方法の概要を示す工程説明図である。
【0037】まず、絶縁基材5の上に電極パターン10
が形成された配線基板3(図2(a)参照)の電極パタ
ーン10側に第1の接着層12として異方性導電膜を接
合し、反対側の面に光学ガラス板4を接着するための第
2の接着層11として接着剤を、ディスぺンス法または
スクリーン印刷法などにより塗布(図2(b)参照)す
る。接着剤は、熱硬化性樹脂などを用いることができ
る。
【0038】これにより配線基板3は、両面に接着層1
1、12が形成された3層構造が形成される。この状態
で、図示しないプレス機械により配線基板3の3層を同
時に所定のサイズの孔で打抜いて開口部6を形成する。
プレス機械によって加工されたため開口部6の端面は3
層が揃えられた状態になり、また、各接着層11、12
も加工時に加圧されるため、接着層11、12は双方と
も均一の厚さで均質に整形される(図2(c)参照)。
【0039】次に、配線基板3に第2の接着層11を介
して光学ガラス板4を位置合わせ、積載し仮付けする
(図2(d)および(e)参照)。
【0040】さらに、電極9の上に接続用のバンプ13
が形成された光電変換素子2を配線基板3に光学ガラス
板4と対向するように第1の接着層12の上に位置合わ
せする(図2(f)参照)。
【0041】その後、図示しない加圧ツールで熱圧着
(百数十度にて数秒〜数分程度の加熱)することによ
り、予め配線基板3の電極パターン10の上に形成され
た第1の接着層12である異方性導電膜の層および接続
用のバンプ13を介して、光電変換素子2と配線基板3
の電極9と電極パターン10とを電気的及び機械的に接
続するとともに、光学ガラス板4を第2の接着層11で
ある接着剤を介して接着固定する(図2(g)参照)。
【0042】図3(a)乃至(d)は、本発明の製造方
法の変形例である。上述の製造方法ではバンプ13を光
電変換素子2の電極9の上に設けたが、この実施の形態
ではバンプ13を配線基板3の電極パターン10の上に
設けている。なお、図2と同一部分には同一符号を付し
ているので、その説明は省略する。
【0043】上述の実施の形態と同様に、配線基板3は
両面に接着層11、12が形成された3層構造に形成さ
れる。ただ、この実施の形態の場合、絶縁基材5の上に
電極パターン10が形成された配線基板3は、電極パタ
ーン10の一部が突出して、光電変換素子2の電極9と
接続可能な接続用のバンプ13が形成されている。
【0044】また、電極パターン10側は第1の接着層
12として異方性導電膜が接合されている。一方、電極
パターン10と反対側の面に光学ガラス板4を接着する
ための第2の接着層11として接着剤を、ディスぺンス
法またはスクリーン印刷法などにより塗布されている。
接着剤は、熱硬化性樹脂などを用いることができる。
【0045】なお、配線基板3の電極パターン10との
接続用バンプ13は、電極パターン10を形成する際、
メッキまたは蒸着などにより形成できる。したがって、
光電変換素子2の電極9にワイヤボンディング法などに
より接続用のバンプ13を形成する必要がない。
【0046】この状態で、図示しないプレス機械により
配線基板3の3層を同時に所定のサイズの孔で打抜いて
開口部6を形成する。プレス機械によって加工されたた
め開口部6の端面は3層が揃えられた状態になり、ま
た、各接着層11、12も加工時に加圧されるため、双
方の接着層11、12は均一の厚さで均質に整形され
る。この状態の配線基板3に光学ガラス板4を位置合せ
する(図3(a)参照)。
【0047】なお、開口部6の形成を例えばドリル加工
等のプレス加工以外の方法によってもよい。
【0048】次に、配線基板3に第2の接着層11を介
して光学ガラス板4を所定位置に位置合わせして積載し
仮付けする(図3(b)参照)。
【0049】さらに、光電変換素子2を配線基板3の第
1の接着層12の上に光学ガラス板4と対向するように
位置合わせする(図3(c)参照)。
【0050】その後、図示しない加圧ツールで熱圧着
(百数十度にて数秒〜数分程度の加熱)することによ
り、予め配線基板3の電極パターン10の上に形成され
た第1の接着層12である異方性導電膜層および接続用
バンプ13を介して、光電変換素子2と配線基板3の電
極9と電極パターン10とを電気的及び機械的に接続す
るとともに、光学ガラス板4を第2の接着層11である
接着剤を介して接着する(図3(d)参照)。
【0051】なお、上述の各実施の形態では、配線基板
3の片面に接着剤を塗布して接着層を形成し、もう一方
の面に異方性導電膜を接合して接着層11、12を形成
したが、両面とも異方性導電膜を用いて接着層を形成す
ることもできる。
【0052】同じく、異方性導電膜の代りに、導電粒子
を含有しない絶縁性樹脂を用いて、接続用バンプ13と
電極パターン10とのメカニカル接合を行うようにして
もよい。
【0053】上述の各実施の形態での構成では、配線基
板3に開口部6を設ける場合、予め各接着層11、12
を配線基板3に形成しておき、その状態でプレスによっ
て開口部6を形成するので、接着層11、12の形成に
用いる接着剤が開口部6にはみ出すことがなく。光電素
子を接合した際にも、そのイメージエリアを接着剤が汚
損することが無い。
【0054】
【発明の効果】本発明の光電変換装置は接着剤がイメー
ジエリアにはみ出して画像不良が生じたり、封止不良が
生じたりすることがない良好なものが得られる。
【0055】また、本発明の光電変換装置の製造方法に
よれば、ディスぺンサ法またはスクリーン印刷法などに
よる精密塗布工程を省略した簡便な製造工程で、生産の
歩留まりをあげることが出来て、かつ、高品質な光電変
換装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す光電変換装置の構成
を示す側面断面図。
【図2】本発明の実施の形態を示す光電変換装置の製造
方法の説明図。
【図3】本発明の実施の形態を示す光電変換装置の製造
方法の変形例の説明図。
【図4】光電変換装置の構成を示す側面断面図。
【図5】光電変換装置の光電変換素子の平面図。
【図6】光電変換装置の配線基板の平面図。
【図7】従来技術による光電変換装置の製造方法の説明
【符号の説明】
1、21受光部、2、22光電変換素子、3、23配線
基板、4、24光学ガラス板、5、27絶縁基材、6、
28開口部、9、26電極、10、29電極パターン、
11、31第2の接着層、12、32第1の接着層、1
3、33バンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA08 AA10 AB10 BA10 GC11 GC20 HA20 HA24 HA26 HA27 HA31 HA32 5F088 BA18 BB03 CB20 FA09 JA05 JA20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基材上に電極パターンが設けられた
    配線基板と、この配線基板の電極パターン側の面に形成
    された第1の接着層と、前記配線基板の電極パターンの
    反対側の面に形成された第2の接着層と、前記電極パタ
    ーンに電気的に接続される電極を有し前記第1の接着層
    を介して前記配線基板に接合された光電変換素子と、前
    記第2の接着層を介して前記配線基板に接合された光学
    ガラス板とを有する光電変換装置において、 前記配線基板及び前記第1の接着層及び前記第2の接着
    層を貫通する開口部が形成され、かつ、前記開口部が形
    成された後に、前記第1の接着層及び前記第2の接着層
    を介して前記光電素子及び前記光学ガラス板が各別に前
    記配線基板に接合されていることを特徴とする光電変換
    装置。
  2. 【請求項2】 前記配線基板、前記第1の接着層及び前
    記第2の接着層は、貫通した前記開口部がプレス加工に
    より同時に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の接着層は、異方性導電膜で形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の光電変換
    装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子の電極には、前記電極
    パターンに接続されるバンプが形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記配線基板の前記電極パターンには、
    前記光電変換素子の前記電極に接続されるバンプが形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の光電変換装
    置。
  6. 【請求項6】 絶縁基材上に電極パターンが設けられた
    配線基板に、この配線基板の電極パターン側の面に第1
    の接着層を形成し、前記配線基板の電極パターンの反対
    側の面に第2の接着層を形成する第1工程と、この第1
    工程の後に前記配線基板に前記第1の及び第2の接着層
    を貫通する開口部を形成する第2工程と、この第2工程
    の後に前記第1の接着層を介して前記電極パターンに接
    続される電極を有する光電変換素子を、前記第2の接着
    層を介して前記光学ガラス板を前記配線基板に各別に接
    合する第3工程とを有することを特徴とする光電変換装
    置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記開口部はプレス加工により形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の光電変換装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第3工程は、前記第1の接着層を介
    して前記光電変換素子を前記配線基板に接合する工程と
    前記第2接着層を介して光学ガラス板を前記配線基板に
    接合する工程とを同時に行なうことを特徴とする請求項
    6記載の光電変換装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記光電変換素子の電極には、前記電極
    パターンに接続されるバンプが形成されていることをを
    特徴とする請求項6記載の光電変換装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記配線基板の電極パターンには、前
    記光電変換素子の電極と接続する部分にバンプが形成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の光電変換装置
    の製造方法。
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