JP3360669B2 - 半導体パッケージ素子、3次元半導体装置及びこれらの製造方法 - Google Patents

半導体パッケージ素子、3次元半導体装置及びこれらの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体パッケー
ジ素子、3次元半導体装置及びこれらの製造方法に係
り、詳しくは、リードフレーム構造の半導体パッケージ
素子とその製造方法、及びこの半導体パッケージ素子を
積層した3次元半導体装置とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リードフレーム構造の半導体パッ
ケージ素子を複数個積層して構成された3次元半導体装
置は、例えば、特許2765823号に開示されてお
り、図9及び図10にその概略構造を示している。図9
に示す半導体パッケージ素子は、半導体チップ1と、こ
の半導体チップ1に接続されたリードフレーム3と、封
止樹脂であるパッケージ胴体4とで概略構成されてい
る。この半導体パッケージ素子は、半導体チップ1の上
面にリードフレーム3の内部リード3aが接着剤5を介
して接着され、半導体チップ1上のパッド6とワイヤ7
で接続された構造、いわゆるLOC(Lead On
Chip)構造のものである。
【0003】リードフレーム3は、上記内部リード3a
と、結合リード3bと、半導体パッケージ素子を外部回
路基板に実装するための外部リード3cとで構成され
る。上記結合リード3dは屈曲形成されており、垂直接
続手段8が結合リード3bに取り付けられている。この
結合リード3bは、複数の半導体パッケージ素子を3次
元に積層するとき、上下の半導体パッケージ素子を垂直
接続手段8と一緒に電気的及び機械的に結合する役割を
する。この半導体パッケージ素子の全体はパッケージ胴
体4で樹脂封止されている。樹脂封止を行う際、垂直接
続手段8の下部分の樹脂が除かれるような構造の特殊成
型金型を用いて行っている。図9に示す構造では、外部
リード3cは切断工程により半導体パッケージ素子から
突出しないように切断除去されているが、実装方法、構
造及び手段によっては、鎖線で示すように種々の形状の
成形端部3dとする場合もある。上記半導体パッケージ
素子を多段接続して3次元半導体装置とするときは、ハ
ンダ、導電性ぺ一スト等の導電性の物質を垂直接続手段
8に埋め込み、図10に示すように、この導電性の物質
と結合リード3bの部分とを接合させ、電気的、機械的
な接続を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の半導体パッケージ素子では、多段接続手段であ
る垂直接続手段8の位置が半導体チップ1の外周部に位
置するため、半導体パッケージ素子の外形が半導体チッ
プ1よりも垂直接続手段8及びその周辺の胴体4部分だ
け大きくなり、半導体標準モールドパッケージよりもさ
らに大きくなる。また、垂直接続手段8の構造を確保す
るためには特殊な成型金型が必要であり、金型の設計変
更に時間と費用がかかる。
【0005】さらにまた、成型金型による成型のため、
垂直接続手段8の加工精度には限度があり、狭ピッチ
(150μm以下)に対応できない。したがって、必然
的にパッケージサイズが大きくなり、結果的に高密度実
装が不可能となる。また、リードフレーム3も結合リー
ド3bなどの特殊加工が必要であり高価なものとなる。
また、この構造のリードフレーム3では、厚さ方向の寸
法が約0.12mmと厚くなるため、パッケージ全体の
厚さも厚くなる。以上のように、従来の半導体パッケー
ジ素子は、必然的にパッケージサイズが大きくなる方向
であり、高密度実装に適さないという問題があった。こ
の発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、パッケー
ジサイズが小型化され、高密度実装を可能にすると共
に、モールドのための成形金型を不要とし、低コストで
製造可能な3次元半導体装置、並びに半導体パッケージ
素子及びその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、半導体デバイスと、該半導
体デバイスに接続されたリードフレームと、前記半導体
デバイスを封止する封止樹脂とからなる半導体パッケー
ジ素子に係り、前記封止樹脂は、前記リードフレームの
両面と前記半導体デバイスとに接着された熱可塑性樹脂
で構成されていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の半導体パッケージ素子に係り、前記リードフレーム
は、回路パターンが形成されている金属箔で構成されて
いて、半導体デバイスの側面に対応する縁部にまで延び
ていることを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の半導体パッケージ素子に係り、前記リードフ
レームは、枠状の金属シートから形成されたリードフレ
ーム本体部の先端部にインナーリード部が形成されたも
のであり、該インナーリード部の両面に前記熱可塑性樹
脂が接着されていることを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の半導体パッケージ素子に係り、前記リー
ドフレーム及びその両面の熱可塑性樹脂は、前記半導体
デバイスの両端に沿って折曲げられて内側の熱可塑性樹
脂が前記半導体デバイスに接着され、前記リードフレー
ムの端面が前記半導体デバイスの裏面側で露出されいる
ことを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4のいずれか1に記載の半導体パッケージ素子に係
り、前記リードフレームは前記半導体デバイスの裏面に
沿って折曲げられて折曲リード部が形成され、この折曲
リード部が前記半導体デバイスの裏面で露出しているこ
とを特徴としている。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5のいずれか1に記載の半導体パッケージ素子に係
り、前記リードフレームと前記半導体デバイスは導電性
バンプ及びパッドを介して接続されていることを特徴と
している。
【0012】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれか1に記載の半導体パッケージ素子に係
り、前記熱可塑性樹脂の上面に前記リードフレームの一
部を露出させた開口部が形成されていることを特徴とし
ている。
【0013】請求項8記載の発明は、半導体デバイス
と、該半導体デバイスに接続されたリードフレームと、
前記半導体デバイスを封止する封止樹脂とからなる半導
体パッケージ素子の製造方法に係り、回路パターンが形
成された金属箔からなるリードフレームに内側熱可塑性
樹脂を接着すると共に、該リードフレームに前記内側熱
可塑性樹脂から突出するバンプを形成する工程と、前記
内側熱可塑性樹脂を半導体デバイスに接着させると共に
前記リードフレームのバンプを該半導体デバイスに接続
する工程と、前記リードフレーム及び内側熱可塑性樹脂
を前記半導体デバイスの両端面に沿って折り曲げて接着
する工程と、前記リードフレームに外側熱可塑性樹脂を
接着する工程とを含むことを特徴としている。
【0014】請求項9記載の発明は、半導体デバイス
と、該半導体デバイスに接続されたリードフレームと、
前記半導体デバイスを封止する封止樹脂とからなる半導
体パッケージ素子の製造方法に係り、回路パターンが形
成された金属箔からなるリードフレームの両面に内側及
び外側熱可塑性樹脂を接着すると共に、前記リードフレ
ームに前記内側熱可塑性樹脂から突出するバンプを形成
してフレキシブルリードフレーム部材を形成する工程
と、前記内側熱可塑性樹脂を半導体デバイスに接着させ
ると共に前記リードフレームのバンプを前記半導体デバ
イスに接続する工程と、前記フレキシブルリードフレー
ム部材を前記半導体デバイスの両端面に沿って折り曲げ
て接着する工程とを含むことを特徴としている。
【0015】請求項10記載の発明は、半導体デバイス
と、該半導体デバイスに接続されたリードフレームと、
前記半導体デバイスを封止する封止樹脂とからなる半導
体パッケージ素子の製造方法に係り、金属箔に熱可塑性
樹脂を接着する工程と、該金属箔にレジストを塗布する
工程と、回路パターンに対応したマスクを用いて露光現
像を行う工程と、金属箔をエッチングしてパターニング
を行い回路パターンを形成してリードフレームを形成す
る工程と、該リードフレームにバンプを形成する工程
と、該リードフレームの前記バンプ側にメッキ層を形成
する工程と、該メッキ層上に内側熱可塑性樹脂を接着す
ると共に前記バンプを露出させる工程と、前記リードフ
レームの前記バンプと反対側に外側熱可塑性樹脂を接着
する工程とによりフレキシブルリードフレーム部材を形
成し、前記内側熱可塑性樹脂を前記半導体デバイスに接
着させると共に前記バンプを前記半導体デバイスに接続
し、前記フレキシブルリードフレーム部材を前記半導体
デバイスの両端面に沿って折り曲げて接着することを特
徴としている。
【0016】請求項11記載の発明は、半導体デバイス
と、該半導体デバイスに接続されたリードフレームと、
前記半導体デバイスを封止する封止樹脂とからなる半導
体パッケージ素子の製造方法に係り、金属シートからな
るリードフレーム本体部の前記半導体デバイス近傍に位
置する部分に薄肉のインナーリード部を形成する工程
と、前記リードフレーム本体部及びインナーリード部の
両面に熱可塑性樹脂を接着する工程と、該インナーリー
ド部の内面にバンプ形成する工程とによりリードフレー
ム構造体を形成し、該リードフレーム構造体を前記半導
体デバイス上に搬送し、前記バンプを前記半導体デバイ
スのパッドに接続し、前記インナーリード部とリードフ
レーム本体部を切断分離し、該インナーリード部を前記
半導体デバイスに接着することを特徴としている。
【0017】また、請求項12記載の発明は、請求項7
記載の半導体パッケージ素子が複数個積層された3次元
半導体装置に係り、下層の前記半導体パッケージ素子の
開口部に露出されている前記リードフレームと、上層の
前記半導体パッケージ素子の裏面側に露出されている前
記リードフレームとが電気的に接続されていることを特
徴としている。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の3次元半導体装置に係り、上層の前記半導体パッケー
ジ素子の裏面側に露出されている部分は前記リードフレ
ームの折曲リード部であることを特徴としている。
【0019】請求項14記載の発明は、半導体パッケー
ジ素子が複数個積層された3次元半導体装置の製造方法
に係り、請求項7記載の半導体パッケージ素子を複数個
重ね会わせ、リフロー又は熱圧着法により前記各半導体
パッケージ素子を機械的に接合すると共に、前記開口部
に塗布された導電性の接続材を溶融させて電気的接続を
行うことを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の第1実施例である
半導体パッケージ素子の構成を示す断面図である。この
例の半導体パッケージ素子A1は、半導体デバイス10
と、半導体デバイス10の上方から側方に直角に折曲形
成された金属箔からなるリードフレーム12と、半導体
デバイス10とリードフレーム12とを接続するパッド
14及びバンプ15と、リードフレーム12の内側と半
導体デバイス10との間に設けられた内側熱可塑性樹脂
11と、リードフレーム12の外側に設けられた外側熱
可塑性樹脂13とで概略構成されている。
【0021】リードフレーム12は、金属箔に半導体デ
バイス10に対応した回路パターンが形成された構成の
もので、薄い(好ましくは厚さが50μm以下)の導電
性金属材料、例えば銅箔が使用される。半導体デバイス
10とリードフレーム12は、半導体デバイス10に設
けたパッド14とリードフレーム12に設けたバンプ1
5とにより電気的、機械的に接続されている。なお、バ
ンプ15はリードフレーム12側に設けてもよい。熱可
塑性樹脂11、13の厚さはいずれもリードフレーム1
2と同様に厚さが50μm以下が好ましい。これによ
り、外形形状が半導体アバイス1の外形に近い小型の半
導体パッケージ素子A1が得られる。内外の熱可塑性樹
脂11、13とリードフレーム12、及び内側熱可塑性
樹脂11と半導体デバイス10との接着は、約150〜
350°Cの温度のリフロー又は熱圧着法によって行わ
れる。また、パッド14とバンプ15とについても、バ
ンプ材質によって異なるが、約150〜350°Cの温
度のリフロー又は熱圧着法によって接合される。
【0022】図2は、この発明の第2実施例である半導
体パッケージ素子の構成を示す断面図である。この例の
半導体パッケージ素子A2は、第1実施例(図1)の半
導体パッケージ素子A1と略同一構造、すなわち、半導
体デバイス10と、半導体デバイス10の上方から側方
に直角に折曲形成された金属箔からなるリードフレーム
12と、半導体デバイス10と金属箔3とを接続するパ
ッド14及びバンプ15と、金属箔3の内側と半導体デ
バイス10との間に設けられた内側の熱可塑性樹脂11
と、金属箔3の外側に設けられた外側の熱可塑性樹脂1
3とで概略構成されている。そして、この第2実施例の
半導体パッケージ素子A2が、第1実施例のものと異な
る点は、内側熱可塑性樹脂11の外端部に折曲成形部1
1aを加工成形して半導体デバイス10の裏面10aに
接着し、さらにリードフレーム12の外端部に折曲リー
ド部12aを加工成形して折曲成形部11aの裏面に接
着している。この構成により、半導体パッケージ素子A
2を積層して後述する3次元半導体装置を構成する場
合、折曲リード部12aにより多段接続部の接続面積が
大きく取れるようになる。
【0023】図3は、この発明の第3実施例である3次
元半導体装置の構成を示す断面図である。図3(a)に
示すように、この例では、多段接続するために第1実施
例の半導体パッケージ素子A1と同一構造のものを使用
し、外側熱可塑性樹脂13の上面の両端部に多段接続用
の開口部16を形成してリードフレーム12を露出した
構造とした半導体パッケージ素子A3を構成している。
この開口部16は、リソグフィ技術を用いた樹脂のエッ
チング、あるいはレーザ加工により形成することができ
る。図3(b)に示すように、図3(a)に示す半導体
パッケージ素子A3を最下層と2層と3層に使用し、最
上層には図1の第1実施例と同じ構造の半導体パッケー
ジ素子A1を使用して積層構造としている。上下の半導
体パッケージ素子の電気的接続は、前記開口部16に塗
布された半田又は導電性ペースト等の接続材17を用い
て、上側の半導体パッケージ素子のリードフレーム12
の端面と、下部の半導体パッケージ素子のリードフレー
ム12の露出部分とを接続することにより行う。
【0024】この例の3次元半導体装置の製造は、半導
体パッケージ素子を4段(この個数は自由である)重ね
て、リフロー又は熱圧着法(温度が約150〜350°
C)等により多段接続する。これにより、約150〜3
50°Cで接着性が出る熱可塑性樹脂特性により、各半
導体パッケージ素子が機械的に接合されると同時に、接
続材17が溶融して上述の電気的接続も行われる。前記
リフロー又は熱圧着の温度は、接続材17の材質によっ
て最適の温度が決定される。
【0025】図4は、この発明の第4実施例である3次
元半導体装置の構成を示す断面図である。図4(a)に
示すように、この例では、多段接続するために第2実施
例の半導体パッケージ素子A2と同一構造のものを使用
し、外側熱可塑性樹脂13の上面の両端部に多段接続用
の開口部16を形成し、リードフレーム12を露出した
構造とした半導体パッケージ素子A4を構成している。
この開口部16は、リソグフィ技術を用いた樹脂のエッ
チング、あるいはレーザ加工により形成することができ
る。図4(b)に示すように、図4(a)に示す半導体
パッケージ素子A4を最下層と2層と3層に使用し、最
上層には図2の第2実施例と同じ構造の半導体パッケー
ジ素子A2を使用して積層構造としている。上下の半導
体パッケージ素子の電気的接続は、前記開口部16に塗
布された半田又は導電性ペースト等の接続材17を用い
て、上部の半導体パッケージ素子のリードフレーム12
の折曲リード部12aと、下部の半導体パッケージ素子
のリードフレーム12の露出部分とを接続することによ
り行う。
【0026】この例の3次元半導体装置の製造は、半導
体パッケージ素子を4段(この個数は自由である)重ね
て、リフロー又は熱圧着法(温度が約150〜350°
C)等により多段接続する。これにより、約150〜3
50°Cで接着性が出る熱可塑性樹脂特性により、各半
導体パッケージ素子が機械的に接合されると同時に、接
続材17が溶融して上述の電気的接続も行われる。前記
リフロー又は熱圧着の温度は、接続材17の材質によっ
て最適の温度が決定される。折曲リード部12aにより
多段接続部の接続面積が大きく取れるようになり、安定
した信頼性の高い多段接続構造の3次元半導体装置が得
られる。
【0027】図5は、この発明の第5実施例である半導
体パッケージ素子の製造方法を示す製造工程図である。
図5(a)に示す工程では、金属箔からなるリードフレ
ーム12の内側に、約150°Cの温度で接着性が出る
内側熱可塑性樹脂11をリフロー又は熱圧着し、この内
側熱可塑性樹脂11にバンプ15を形成するための孔1
9を、エッチング、レーザー法等により形成する。この
孔19は金属箔3がむき出しになっていても差し支えな
いが、必要に応じて電解、無電解メッキ法によってNi
−Au、Pdメッキを施してもよい。その後、スタッド
バンプ形成法、ハンダボール法、ハンダ印刷リフロー
法、導電性ぺ一ストによりバンプ15を形成する。な
お、熱可塑性樹脂は、非感光性、感光性のどちらの特性
でもよいが、感光性の方がフォトエッチングの際のプロ
セス数が少なくなるため望ましい材料である。
【0028】図5(b)に示す工程では、リードフレー
ム12のバンプ15と半導体デバイス10のパッド14
をフリップチップボンダを用いて位置合わせを行いリフ
ロー又は熱圧着を行う。このとき、半導体デバイス10
と内側熱可塑性樹脂11とは、約150°Cの温度で接
着性が出る熱可塑性樹脂特性を利用して、パッド14と
バンプ15の部分を除いて全面的に接着させることがで
きる。次に、図5(c)に示すように、リードフレーム
12及び内側熱可塑性樹脂11を半導体デバイス10の
両端面に沿って折り曲げると同時に約150°Cの熱を
加えることによりリフロー又は熱圧着する。なお、内側
熱可塑性樹脂11及びリードフレーム12の端部が半導
体デバイス10の裏面よりはみ出た場合は、同一面にな
るように切断し、好ましくは研磨12を行う。この工程
により、半導体デバイス10のデバイス面(上面)及び
端面10bが熱可塑性樹脂11で樹脂封止された構造と
なる。
【0029】最後に、図5(d)に示すように、外側熱
可塑性樹脂13をリードフレーム12に接着する。すな
わち、約150°Cの温度で接着性が出る特性を利用し
てリードフレーム12の上面及び側面に外側熱可塑性樹
脂13を接着する。これにより、リードフレーム12の
外側も外側熱可塑性樹脂13で樹脂封止される。この工
程により第1実施例の半導体パッケージ素子A1が製造
される。この例の製造方法では、樹脂封止に金型を用い
ることなく、リフロー又は熱圧着等の方法によって安定
した信頼性の高い、チップサイズに近い小型半導体パッ
ケージ素子を低コストで製造することができる。
【0030】上記図5に示す第5実施例の製造方法で
は、外側の熱可塑性樹脂13を最後に圧着しているが、
最初にリードフレームの両面に熱可塑性樹脂を圧着して
フレキシブルリードフレーム部材として構成することも
できる。すなわち、図6の第6実施例による製造方法に
示すように、金属箔からなるリードフレーム12に内側
熱可塑性樹脂(約150°Cの温度で接着性が出る熱可
塑性樹)11をリフロー又は熱圧着し、この熱可塑性樹
脂11に孔19を形成し、この孔19にバンプ15を形
成する。ここまでは図5(a)と同じ工程である。次
に、リードフレーム12に外側熱可塑性樹脂13をリフ
ロー又は熱圧着する。これにより、熱可塑性樹脂11、
13が両面に接着封止されたフレキシブルリードフレー
ム部材Fが作成される。このフレキシブルリードフレー
ム部材Fのバンプ15と半導体デバイス10のパッド1
4を位置合わせを行い、フレキシブルリードフレーム部
材Fのリフロー又は熱圧着で半導体デバイス10に接着
し、半導体デバイス10の裏面と同一面となるようにフ
レキシブルリードフレーム部材Fの端部を切断すること
により、図5(d)に示すような半導体パッケージ素子
が製造される。
【0031】図7は、この発明の第7実施例である半導
体パッケージ素子の製造方法を示す製造工程図であっ
て、フレキブルリードフレーム部材を適用した半導体パ
ッケージ素子の製造工程を示している。なお、レジスト
塗布、露光現像等は上方から行われるが、説明のため上
下を逆にして図示している。図7(a)に示すように、
リードフレーム12用の金属箔として、厚さ15〜18
μmの薄い銅箔12Aを用意する。次に、図7(b)に
示すように、銅箔12Aに外側熱可塑性樹脂13を、約
150°Cで接着性が出る熱可塑性樹脂特性を利用して
熱圧着する。次に、図7(c)に示すように、銅箔12
Aを回路パターンに形成するためのレジスト24Aをス
ピンコート法等により塗布する。
【0032】次に、図7(d)に示すように、回路パタ
ーンに対応したマスクを用いて露光現像を行い回路パタ
ーンに対応した現像後レジスト24を形成し、銅箔12
Aのエッチング準備をする。次に、図7(e)に示すよ
うに、銅箔12Aを必要なパターンにエッチングして銅
箔パターニングを行い回路パターン26を形成する。こ
れにより、銅箔12Aは半導体デバイス10に対応した
回路パターン26が形成されたリードフレーム12とし
て構成される。次に、図7(f)に示すように、リード
フレーム12に必要に応じて、電解或いは無電解メッキ
法によりメツキ層18を形成する。メッキ層18は、例
えば、Ni−Au、Pd、Sn/Pb、Sn、Zn等が
使用される。同時に、導電性のバンプ15を、スタッド
バンプ形成法、ハンダボール法、ハンダ印刷リフロー
法、あるいは導電性ぺ一ストによるバンプ形成法等によ
り形成する。なお、バンプ15はメッキ層18の形成の
後でもよい。
【0033】次に、図7(g)に示すように、内側熱可
塑性樹脂11をリードフレーム12のパターン化された
面のメッキ層18上にリフロー又は熱圧着する。このリ
フロー又は熱圧着は、約150°Cで接着性が出る熱可
塑性樹脂特性を利用して行われる。次にバンプ15の形
成部分の熱可塑性樹脂11をエッチングあるいはレーザ
ー法等により加工し、バンプ15を露出させる。なお、
事前に半導体デバイス10の電極パッド14に対応した
位置に孔を形成した熱可塑性樹脂11を接着させるよう
にしてもよい。次に、図7(h)に示すように、外側熱
可塑性樹脂13にリードフレーム12を露出させた孔1
9をエッチング、レーザー法等により形成し、これに多
段接続用のスタックパッド20を形成する。なお、スタ
ックパッド20を形成せず、リードフレーム12が孔1
9からむき出しになっていても差し支えないが、必要に
応じてこの孔の部分のリードフレーム12に電解、無電
解メッキ法によってNi−Au、Pdメッキ等を施す。
この工程により、フレキシブルリードフレーム部材Fが
構成される。
【0034】次に、図7(i)に示すように、フレキシ
ブルリードフレーム部材Fのバンプ15と半導体デバイ
ス10のパッド14とをチップボンダを用いて位置合わ
せし、熱圧着を行う。このとき、約温度150°Cで接
着性がでる特性を利用し、バンプ15の部分を除いて内
側熱可塑性樹脂11を半導体デバイス10に全面的に接
着させることができる。次に、図7(j)に示すよう
に、フレキシブルリードフレーム部材Fを半導体デバイ
ス10の両端面に沿って折り曲げると同時にリフロー又
は熱圧着する。これにより、半導体デバイス10のデバ
イス面及び端面が樹脂封止された構造となり、信頼性の
高い半導体パッケージ素子が得られる。なお、図7
(i)及び(j)に示した2工程は同時処理工程で行う
ことも可能である。
【0035】図8は、この発明の第8実施例である半導
体パッケージ素子の製造方法を示す製造工程図であっ
て、金属シートからなる一般的なリードフレームを使用
した場合の製造方法を示している。図8(a)の断面図
及び(b)の平面図に示すように、枠状の金属シートか
らリードフレーム本体部30を形成し、このリードフレ
ーム本体部30の先端部をハーフエッチング法等のエッ
チングを施すことにより薄肉のインナーリード部31を
形成する。このインナーリード31の厚みtはリードフ
レーム本体部30のそれに対し格段に薄く形成されてい
る。例えば、リードフレーム本体部30の厚さが約12
0μmレベルに対して、インナーリード31の部分の厚
さ(寸法t)は、15〜18μm程度の薄肉に形成され
ている。
【0036】次いで、図8(c)に示すように、リード
フレーム本体部30及びインナーリード部31の両面
に、熱可塑性樹脂11、13(共に厚さ50μm以下)
を接着する。その後、熱可塑性樹脂11のバンプ形成部
に当たる領域をエッチング、レーザー等の方法によって
バンプ形成用の孔33を形成する。孔33はインナーリ
ード部31がむき出しになっていても差し支えないが、
必要に応じて電解、無電解メッキ法によってNi−A
u、Pdメッキを施す。その後、スタッドバンプ、ハン
ダバンプ、導電性バンプ等のバンプ15を、スタッドバ
ンプ形成法、ハンダボール法、ハンダ印刷リフロー法、
導電性ぺーストによるバンプ形成法等により形成する。
このように構成されたリードフレーム構造体34は、半
導体デバイス10上に搬送され、インナーリード部31
に設けられたバンプ15が半導体デバイス10のパッド
14に接続される。そして、インナーリード31とリー
ドフレーム本体部30とは切断線35で切断分離され、
インナーリード部31及びその両面の熱可塑性樹脂1
1、13の端部が半導体デバイス10の端面に沿って折
曲げられてリフロー又は熱圧着される。
【0037】この第8実施例では、リードフレーム本体
部30と連携した構造をとっているため、現在までに蓄
積されたリードフレームを用いた半導体装置の組立、選
別検査、その他のプロセスと設備が流用可能となり、上
記各実施例と同様のチップサイズ化された半導体パッケ
ージ素子が低コスト化で製造できる。以上、この発明の
実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこ
の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸
脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含ま
れる。例えば、上記実施例の半導体パッケージ素子は、
3次元半導体装置に好適であるが、これに限定するもの
ではなく、単体でも薄型チップサイズで信頼性の高い半
導体装置として利用可能である。なお、単体の半導体装
置として使用する場合は、半導体デバイス1の裏面にも
内側熱可塑性樹脂11の端面を折曲げて圧着し、半導体
デバイス1の全体を樹脂封止することも可能である。な
お、上記各実施例において、熱可塑性樹脂は、非感光
性、感光性のどちらの特性でも利用可能であるが、感光
性の方がエッチングの際のプロセス数が少なくなるため
望ましい材料である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の半導体
パッケージ素子によれば、リードフレームの両面に接着
された内外の熱可塑性樹脂を半導体デバイスの樹脂封止
として用いる構成にしたので、熱可塑性樹脂が半導体デ
バイスの封止、接着、外装の役目をし、他の接着材料、
外装材料等が不要となり、他種類の材料間による不整合
が生じないため信頼性の高い半導体パッケージ素子及び
3次元半導体装置が得られると共に、熱可塑性樹脂の熱
接着性を利用してリードフレーム及び半導体デバイスと
接着できるので、樹脂モールドのような金型が不要とな
り、低コストで製造できる。また、薄い平坦なリードフ
レームと熱可塑性樹脂により半導体デバイスの外形に近
いチップサイズの小型化された半導体パッケージ素子が
得られる。また、熱可塑性樹脂を使用したことにより、
また、多段接続して3次元半導体装置を構成する場合、
熱可塑性樹脂の特定温度領域で発生する接着特性を利用
して接着できるので簡単なリフロー又は熱圧着操作で容
易にかつ高強度で多段接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である半導体パッケージ
素子の縦断側面図である。
【図2】この発明の第2実施例である半導体パッケージ
素子の縦断側面図である。
【図3】この発明の第3実施例である3次元半導体装置
の縦断側面図であって、(a)は半導体パッケージ素
子、(b)は3次元半導体装置を示す。
【図4】この発明の第4実施例である3次元半導体装置
の縦断側面図であって、(a)は半導体パッケージ素
子、(b)は3次元半導体装置を示す。
【図5】この発明の第5実施例である半導体パッケージ
素子の製造方法を示す工程図である。
【図6】この発明の第6実施例である半導体パッケージ
素子の製造方法を示す工程図である。
【図7】この発明の第7実施例である半導体パッケージ
素子の製造方法を示す工程図である。
【図8】この発明の第8実施例である半導体パッケージ
素子の製造方法を示す工程図である。
【図9】従来の3次元半導体装置用半導体パッケージ素
子の縦断側面図である。
【図10】従来の3次元半導体装置の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
10 半導体デバイス 11 内側熱可塑性樹脂 12 リードフレーム 12a 折曲リード部 13 外側熱可塑性樹脂 14 パッド 15 バンプ 16 開口部 30 リードフレーム本体部 31 インナーリード部 A1、A2 半導体パッケージ素子 F フレキシブルリードフレーム部材 34 リードフレーム構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−340981(JP,A) 特開 平8−97312(JP,A) 特開 平5−198694(JP,A) 特開 平7−283275(JP,A) 特開 平9−22976(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/28 H01L 21/56 H01L 23/12 501

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイスと、該半導体デバイスに
    接続されたリードフレームと、前記半導体デバイスを封
    止する封止樹脂とからなる半導体パッケージ素子であっ
    て、前記封止樹脂は、前記リードフレームの両面と前記
    半導体デバイスとに接着された熱可塑性樹脂で構成され
    ていることを特徴とする半導体パッケージ素子。
  2. 【請求項2】 前記リードフレームは、回路パターンが
    形成されている金属箔で構成されていて、半導体デバイ
    スの側面に対応する縁部にまで延びていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体パッケージ素子。
  3. 【請求項3】 前記リードフレームは、枠状の金属シー
    トから形成されたリードフレーム本体部の先端部にイン
    ナーリード部が形成されたものであり、該インナーリー
    ド部の両面に前記熱可塑性樹脂が接着されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体パッケージ素
    子。
  4. 【請求項4】 前記リードフレーム及びその両面の熱可
    塑性樹脂は、前記半導体デバイスの両端に沿って折曲げ
    られて内側の熱可塑性樹脂が前記半導体デバイスに接着
    され、前記リードフレームの端面が前記半導体デバイス
    の裏面側で露出されいることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の半導体パッケージ素子。
  5. 【請求項5】 前記リードフレームは前記半導体デバイ
    スの裏面に沿って折曲げられて折曲リード部が形成さ
    れ、この折曲リード部が前記半導体デバイスの裏面で露
    出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1に記載の半導体パッケージ素子。
  6. 【請求項6】 前記リードフレームと前記半導体デバイ
    スは導電性バンプ及びパッドを介して接続されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の半
    導体パッケージ素子。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性樹脂の上面に前記リードフ
    レームの一部を露出させた開口部が形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の半導
    体パッケージ素子。
  8. 【請求項8】 半導体デバイスと、該半導体デバイスに
    接続されたリードフレームと、前記半導体デバイスを封
    止する封止樹脂とからなる半導体パッケージ素子の製造
    方法であって、 回路パターンが形成された金属箔からなるリードフレー
    ムに内側熱可塑性樹脂を接着すると共に、該リードフレ
    ームに前記内側熱可塑性樹脂から突出するバンプを形成
    する工程と、前記内側熱可塑性樹脂を半導体デバイスに
    接着させると共に前記リードフレームのバンプを該半導
    体デバイスに接続する工程と、前記リードフレーム及び
    内側熱可塑性樹脂を前記半導体デバイスの両端面に沿っ
    て折り曲げて接着する工程と、前記リードフレームに外
    側熱可塑性樹脂を接着する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体パッケージ素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体デバイスと、該半導体デバイスに
    接続されたリードフレームと、前記半導体デバイスを封
    止する封止樹脂とからなる半導体パッケージ素子の製造
    方法であって、 回路パターンが形成された金属箔からなるリードフレー
    ムの両面に内側及び外側熱可塑性樹脂を接着すると共
    に、前記リードフレームに前記内側熱可塑性樹脂から突
    出するバンプを形成してフレキシブルリードフレーム部
    材を形成する工程と、前記内側熱可塑性樹脂を半導体デ
    バイスに接着させると共に前記リードフレームのバンプ
    を前記半導体デバイスに接続する工程と、前記フレキシ
    ブルリードフレーム部材を前記半導体デバイスの両端面
    に沿って折り曲げて接着する工程とを含むことを特徴と
    する半導体パッケージ素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体デバイスと、該半導体デバイス
    に接続されたリードフレームと、前記半導体デバイスを
    封止する封止樹脂とからなる半導体パッケージ素子の製
    造方法であって、 金属箔に熱可塑性樹脂を接着する工程と、該金属箔にレ
    ジストを塗布する工程と、回路パターンに対応したマス
    クを用いて露光現像を行う工程と、金属箔をエッチング
    してパターニングを行い回路パターンを形成してリード
    フレームを形成する工程と、該リードフレームにバンプ
    を形成する工程と、該リードフレームの前記バンプ側に
    メッキ層を形成する工程と、該メッキ層上に内側熱可塑
    性樹脂を接着すると共に前記バンプを露出させる工程
    と、前記リードフレームの前記バンプと反対側に外側熱
    可塑性樹脂を接着する工程とによりフレキシブルリード
    フレーム部材を形成し、前記内側熱可塑性樹脂を前記半
    導体デバイスに接着させると共に前記バンプを前記半導
    体デバイスに接続し、前記フレキシブルリードフレーム
    部材を前記半導体デバイスの両端面に沿って折り曲げて
    接着することを特徴とする半導体パッケージ素子の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 半導体デバイスと、該半導体デバイス
    に接続されたリードフレームと、前記半導体デバイスを
    封止する封止樹脂とからなる半導体パッケージ素子の製
    造方法であって、 金属シートからなるリードフレーム本体部の前記半導体
    デバイス近傍に位置する部分に薄肉のインナーリード部
    を形成する工程と、前記リードフレーム本体部及びイン
    ナーリード部の両面に熱可塑性樹脂を接着する工程と、
    該インナーリード部の内面にバンプ形成する工程とによ
    りリードフレーム構造体を形成し、該リードフレーム構
    造体を前記半導体デバイス上に搬送し、前記バンプを前
    記半導体デバイスのパッドに接続し、前記インナーリー
    ド部とリードフレーム本体部を切断分離し、該インナー
    リード部を前記半導体デバイスに接着することを特徴と
    する半導体パッケージ素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の半導体パッケージ素子
    が複数個積層された3次元半導体装置であって、 下層の前記半導体パッケージ素子の開口部に露出されて
    いる前記リードフレームと、上層の前記半導体パッケー
    ジ素子の裏面側に露出されている前記リードフレームと
    が接着剤を介して電気的に接続されていることを特徴と
    する3次元半導体装置。
  13. 【請求項13】 上層の前記半導体パッケージ素子の裏
    面側に露出されている部分は前記リードフレームの折曲
    リード部であることを特徴とする請求項12記載の3次
    元半導体装置。
  14. 【請求項14】 半導体パッケージ素子が複数個積層さ
    れた3次元半導体装置の製造方法であって、 請求項7記載の半導体パッケージ素子を複数個重ね会わ
    せ、リフロー又は熱圧着法により前記各半導体パッケー
    ジ素子を機械的に接合すると共に、前記開口部に塗布さ
    れた導電性の接続材を溶融させて電気的接続を行うこと
    を特徴とする3次元半導体装置の製造方法。
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