JP2000183314A - スタック形コンデンサ及びその製法 - Google Patents

スタック形コンデンサ及びその製法

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JP2000183314A
JP2000183314A JP11347459A JP34745999A JP2000183314A JP 2000183314 A JP2000183314 A JP 2000183314A JP 11347459 A JP11347459 A JP 11347459A JP 34745999 A JP34745999 A JP 34745999A JP 2000183314 A JP2000183314 A JP 2000183314A
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dielectric layer
barrier
stacked capacitor
trench
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JP11347459A
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Chenting Lin
リン チェンティング
Knoll Andreas
クノール アンドレアス
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高誘電定数層とバリア層の劣化を防ぐため
に、バリアをシールオフすることによってスタック形コ
ンデンサの容量を改善する。 【構成】 本発明によるスタック形コンデンサは、アク
セスデバイスに接続するためにトレンチの中に配置され
た1つの導電性プラグを含んでいる。1つのバリアは前
記プラグ内に形成され、そしてトレンチの中に配置され
る。誘電体層はトレンチを覆うように形成され、誘電体
層は1つの穴を形成し、その穴を通して少なくともバリ
アの一部を露出させる。第1電極は、穴の中で形成さ
れ、そして穴から延長している。コンデンサ誘電体層は
第1電極上に形成され、そして第2電極から第1電極を
分離させ、さらに誘電体層と第1電極とは、バリアの材
料とコンデンサ誘電体層の材料と、そしてコンデンサ誘
電体層を形成するのに用いられる酸化環境との間での、
化学的相互作用を実質的に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタック型コン
デンサ、そして特に半導体メモリ用のスタック形コンデ
ンサ製造に使用されるバリア層と高誘電定数材料と間の
相互作用を減少させるための延長トレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリセルは、データを蓄積する
ためにトランジスタによってアクセスされるコンデンサ
を含んでいる。データはコンデンサの状態に依存してハ
イ又はローのビットとして蓄積される。コンデンサの電
荷の充電又は放電は、データを読むためにアクセスされ
るときにはハイかローを示しており、またコンデンサ
は、そこにデータを書き込むために充電又は放電され
る。
【0003】スタック形コンデンサは、半導体メモリに
使用されるコンデンサの型式である。スタック形コンデ
ンサは通常、デバイスの基板内に埋め込まれているトレ
ンチ形コンデンサに相対するコンデンサの蓄積ノードに
アクセスするために使用されるトランジスタの上面に位
置する。
【0004】ダイナミックRAM(DRAM)などの半導体メ
モリにおいては、高誘電定数コンデンサ製造工程は、高
誘電率材料の蒸着を含んでいる。高誘電定数コンデンサ
の1つの型式では、バリウムストロンチウムチタニウム
酸化物(BSTO)などの高誘電定数材料の1つの層が酸化雰
囲気中で蒸着される。
【0005】図1を参照すると、スタック形コンデンサ
を持つ構造2が示されている。スタック形コンデンサ3
は、2つの電極を含んでいる。通常はプラチナ(Pt)
である1つのトップ電極又は蓄積ノード4及び誘電体層
18で分離されているボトム電極12である。アクセス
トランジスタ5は、電気的に活性状態にあるとき、ビッ
トライン接触部8を通してビットライン7をプラグ14
に結合するゲート6を含んでいる。プラグ14は、拡散
バリア16を通して電極12に接続される。拡散バリア
は電極12内に電荷を蓄積する。
【0006】電極12は、拡散バリア16によってプラ
グ14と分離される。プラグ14は、多結晶シリコン
(多結晶シリコン又はポリー)であることが望ましい。
処理の間に、誘電体層18は電極12上に蒸着される。
通常、誘電体層18は高誘電定数を持つ材料、例えばB
STO、である。拡散バリア16は、電極12と拡散バ
リア16との間で酸化物層の生成を防ぐために使われて
いる。
【0007】誘電体層18とバリア16との間の材料特
性は、それぞれの層の材料が相互作用するならば、劣化
していると考えられる。さらに、各層の化合物が接触状
態となるならば、誘電体層18(BSTO)は拡散バリ
ア16と反応する。図1に示される従来のデザインにお
ける、2つの材料の所与の近接状態においては、この反
応が生じる見込みは増加し、それはスタック形コンデン
サ3の特性を劣化させることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、処理と拡
散の結果としての、高誘電定数層とバリア層の劣化を防
ぐために、バリアをシールオフすることによってスタッ
ク形コンデンサの容量を改善する必要性が存在する。さ
らに、ボトム電極の表面エリアを増加させることよって
スタック形コンデンサの容量を増加させる方法に関する
必要性も存在する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるスタック形
コンデンサは、アクセスデバイスに接続するためにトレ
ンチの中に配置された1つの導電性プラグを含んでい
る。1つのバリアは前記プラグ内に形成され、そしてト
レンチの中に配置される。誘電体層はトレンチを覆うよ
うに形成され、誘電体層は1つの穴を形成し、その穴を
通して少なくともバリアの一部を露出させる。第1電極
は、穴の中で形成され、そして穴から延長している。コ
ンデンサ誘電体層は第1電極上に形成され、そして第2
電極から第1電極を分離させ、さらに誘電体層と第1電
極とは、バリアの材料とコンデンサ誘電体層の材料と、
そしてコンデンサ誘電体層を形成するのに用いられる酸
化環境との間での、化学的相互作用を実質的に防止す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるスタック形コンデン
サは、アクセスデバイスに接続するためにトレンチの中
に配置される導電性プラグを含んでいる。バリアはプラ
グ上に形成されて、そしてトレンチの中に配置される。
1つの誘電体層がトレンチを覆うように形成され、その
誘電体層は1つの穴を形成し、それを通して少なくとも
バリアの一部を露出させる。第1電極は穴の中に形成さ
れ、そしてその穴から延長している。コンデンサ誘電体
層は第1電極上に形成され、そして第2電極から第1電
極を分離させ、そして誘電体層と第1電極は、バリアの
材料でコンデンサ誘電体層を形成するときに使われる酸
化環境の化学的相互作用を実質的に防止する。
【0011】本発明による、半導体メモリのための別の
スタック形コンデンサは、アクセストランジスタに接続
するためにトレンチの中に配置された導電性プラグを含
んでいる。バリアはプラグ上に形成されて、そしてトレ
ンチの中に配置される。誘電体層はトレンチを覆うよう
に形成され、誘電体層は1つの穴を形成して、それを通
して少なくともバリアの一部が露出される。第1電極は
穴の中で形成され、そして穴から延長している。第1電
極は導電性の材料から形成される。導電性材料を蒸着さ
せることによって、外輪部が導電性層の上面を形成す
る。ここにおいて外輪部は、表面エリアに第1電極の上
面を提供する。第1電極は、第1電極の実質的に平坦な
上面の表面エリアを超える、表面エリアを提供する。コ
ンデンサ誘電体層は第1電極の上で外輪作りされ、そし
て第2電極から第1電極を分離させる、そして誘電体層
と第1電極は、バリアの材料でコンデンサ誘電体層を形
成するときに使用される酸化環境の化学相互作用を実質
的に防ぐ。
【0012】別の実施例では、誘電体層は窒化物を含む
ことができる。コンデンサ誘電体層は、バリウムストロ
ンチウムチタニウム酸化物を含んでいる。誘電体層の穴
は、意図的に、又は意図せずに、トレンチに対して整合
しない状態となっている。これは誘電体層の一部がバリ
アを覆うように延長され、そして第1電極の一部がトレ
ンチの側壁を越えて延長されている状態である。第1電
極はプラチナを含むことが望ましい。誘電体層は、厚み
において、約20nmと約250nmの間にあることが
望ましい。バリアは少なくともTaN、CoSi、Ti
N、WSiおよびTaSiNの1つを含むことが望まし
い。第1電極の上面の外輪部は、増加させることが望ま
しい。スタック形コンデンサの容量は、平坦な上面を持
つ第1電極を越えて、およそ2.5%からおよそ25%
ほどの間だけ、増加する。
【0013】スタック形コンデンサを製造するための方
法は、トレンチの中に1つのプラグと、そしてプラグ上
に形成された1つのバリアを提供するステップを含み、
トレンチは第1誘電体層の中に形成され、第1誘電体層
上及びバリア層上に第2誘電体層を形成するステップを
含み、少なくともバリアの一部を露出させるために第2
誘電体層内に1つの穴をパターン作りするステップを含
み、第2誘電体層上に、及び穴内に、導電性層を蒸着す
るステップを含み、第1電極を形成するために導電性層
をパターン作りするステップを含み、第1電極上にコン
デンサ誘電体層を形成するステップを含み、そしてコン
デンサ誘電体層上に第2電極を形成するステップを含ん
でいる。
【0014】他の方法では、穴をパターン作りするステ
ップが、トレンチに整合しない穴をパターン作りするス
テップを含むこともできる。これは誘電体層の一部がバ
リアを覆って延長し、そして第1電極の一部がトレンチ
の側壁を越えて延長している状態である。第2誘電体層
の上と穴の内部に導電性層を蒸着するステップは、穴の
位置に対応する導電性層の上面の上に外輪部を形成する
ステップを含んでもよい。第1電極を形成するために導
電性層をパターン作りするステップは、上面の上に外輪
部を含む第1電極を形成するステップを含んでもよい。
第1電極の上面の外輪部は、平坦な上面を持つ第1電極
を越えて、スタック形コンデンサの容量をおよそ2.5
%からおよそ25%ほどの間で増加させることが望まし
い。第2誘電体層を形成するステップは、およそ20n
mとおよそ250nmとの間の厚みを持つ誘電体層を形
成するステップを含んでもよい。
【0015】本発明のこれらの、そして他の目的、特色
および利点は、その説明的な実施例の以下の詳細な説明
から明らかになるであろう。これら説明は付随する図面
類と関連させて読まれるべきである。
【0016】この開示は、以下の図面を参照しながら、
以下の望ましい実施例の詳細な説明を提供する。
【0017】
【実施例】この開示は、半導体デバイスのためのスタッ
ク形コンデンサに、そしてより特定すれば半導体メモリ
のためのスタック形コンデンサの製造において、バリア
層と、高誘電定数材料を形成するのに使用される酸化環
境との相互作用を減少させるための延長トレンチに関す
る。延長トレンチはまた、バリア層と高誘電定数材料自
体との相互作用をも防ぐ。本発明は、トレンチを伸ばす
のに使用される誘電体層を含んでいる。このトレンチは
1つのプラグ及び1つのバリア材料を含んでいる。誘電
体層は、スタック形コンデンサのトップ電極とボトム電
極との間に蒸着された高誘電率材料からバリア材料を有
利にシールオフする。高誘電定数材料からバリアをシー
ルオフすることによって、これらの材料間の相互作用
と、そしてその相互作用によって引き起こされる劣化と
が防がれる。誘電体層はトレンチを延長させるのに使用
されるので、ボトム電極が蒸着されるとき、ボトム電極
は外輪部を含んでいる。外輪部はスタック形コンデンサ
の表面エリアを増加させ、その結果、スタック形コンデ
ンサの容量を増加させる。この外輪部は、本明細におい
てより詳細に説明されるであろう。
【0018】図面を特に詳細に参照すると、同様な参照
数字は、いくつかの図面を通して同様な、又は同等な素
子を識別している。図2は、本発明の1つの特色による
スタック形コンデンサ100を示している。誘電体層1
08内にトレンチ105を形成し、そしてその中に導電
性材料を蒸着させることによって、プラグ106が、誘
電体層108の内側に形成されている。上面は例えば、
化学機械的な磨き(CMP)によって平坦化されてい
る。プラグ106は、例えばドーピングされた多結晶シ
リコンのような、多結晶シリコン材料を含むことが望ま
しい。誘電体層108は、シリコン酸化物などの酸化物
を含んでもよい。
【0019】図3を参照すると、プラグ106はエッチ
ング処理によって凹ませられることが望ましい。このエ
ッチング処理は、誘電体層108の材料に選択的なドラ
イエッチングを含んでもよい。この方法の次のステップ
におけるバリア層の蒸着の領域を提供するために、プラ
グ106は、前もって決められた深さに凹ませられる。
【0020】図4を参照すると、プラグ106を凹ませ
た後、拡散バリア110又はバリア110が、プラグ1
06の先端部分上に、そして誘電体層108の上面11
1上に形成される。拡散バリア110は、TaN、Co
Si、TiN、WSi、TaSiNまたは同等な材料を
含んでもよい。拡散バリア110は、当業技術者に公知
の1つの処理又は複数の処理によって蒸着される。拡散
バリア110は、ボトム電極104(図10)とプラグ
106との間での原子の拡散を防ぐことを補助する。
【0021】図5を参照すると、拡散バリア110を形
成するのに使用された材料が上面111から取り除かれ
る。望ましい実施例では、上面111は、機械的化学的
磨き処理を使用して平坦化される。拡散バリア110
は、トレンチ105の中に残っている。その結果、拡散
バリア110の上面109は誘電体層108の上面11
1と実質的に共平面である。
【0022】図6を参照すると、付加的な誘電体層11
2が本発明に従って蒸着される。誘電体層112は、シ
リコン酸化物などの酸化物、シリコン窒化物などの窒化
物、または硼珪酸塩リンガラス(BSPG)などのガラ
スを含むことができる。誘電体層112は、化学蒸着処
理(CVD)又はプラズマ拡張CVD(PECVD)処
理によって蒸着することができるシリコン二酸化物を含
むことが望ましい。誘電体層112は、およそ20nm
からおよそ250nmの間の厚みを有することが望まし
い。
【0023】図7と図8を参照すると、誘電体層112
は、トレンチ105を延長させるようにパターン作りさ
れている。誘電体層112のパターンは当業技術者には
公知の方法、例えば誘電体層112の上にフォトレジス
ト材料を蒸着させ、適切な領域のフォトレジストをマス
クし、紫外線の光でフォトレジストを露光さし、そして
フォトレジストを現像することによって実行される。次
に、誘電体層112内に穴114を形成するためにフォ
トレジストはエッチマスクとして使用される。穴114
は、図7に示されるようにトレンチ105の壁に整合さ
れてもよい。すなわち、穴114はトレンチ105と同
じサイズである。しかしながら、望ましい実施例では、
穴114は歪曲されて、図8に示されるようにトレンチ
105に同心ではないようにされる。誘電体層112の
穴114の歪曲は、オーバラップ及びアンダーラップを
提供し、不整合に対する許容を増加させる。本発明によ
れば誘電体層112の穴114は、トレンチ105を有
効に延長させる。
【0024】図9を参照すると、ボトム電極104(図
10)は、穴114内に、そして誘電体層112の表面
118上に、導電性材料120を蒸着させることによっ
て拡散バリア110上に形成される。導電性材料120
はプラチナから形成されることが望ましいが、イリジウ
ム(Ir)、ルセニウム(Ru)又はルセニウム酸化物
(RuO2)のような他の導電性材料も使用できる。導
電性材料120は、スパッタリング、または蒸発蒸着処
理などの、物理的蒸気蒸着(PVD)処理によって蒸着
されることが望ましい。導電性材料120は、誘電体層
112を覆い、穴114内を満たしている。その結果、
導電性材料120から形成された外輪部122は、穴1
14の上に形成される。
【0025】図10を参照すると、導電性材料120
は、電極104を形成するためにパターン作りされてい
る。このパターン作りは、当業技術者にとって公知であ
る方法で、例えば写真製版の後のエッチングによって実
行される。電極104は、穴114に同心であるか、ま
たは整合していることが望ましい。電極104のパター
ン作りの後に、外輪部122は電極104の上面に残さ
れる。
【0026】図11を参照すると、高誘電定数の層10
2が電極104の上に蒸着され、パターン作りされる。
高誘電定数の層102は、バリウムストロンチウムチタ
ニウム酸化物(BSTO)から形成されることが望まし
い。BSTOは高温で蒸着されることが望ましい。しか
しながら、高温は拡散を促進させるので、BSTO蒸着
温度は酸素などの材料の拡散を減少させるために制限さ
れなければならない。しかしながら本発明では、層10
2のための蒸着温度は性能を下げないで都合よく増加さ
せることができる。それはバリア層110が電極104
によって高誘電定数の層102から「シールオフ」され
ているためである。処理及び動作の間には、高誘電定数
の層102から及び又は酸化蒸着環境からバリア層11
0への、あるいはその反対の素子の拡散は、誘電体層1
12及び電極104により妨げられる。誘電体層112
は、シリコンが窒化物を含むことが望ましく、そして電
極104はPtを含むことが望ましい。両方の材料には
優れた拡散抵抗性があり、そのため拡散を減少させるこ
とになる。さらに、第1領域124と第2領域126の
インタフェースは歪曲されているため、高誘電定数の層
102および/またはバリア層110からの素子の拡散
経路は、従来技術と比較して、かなり長い。
【0027】図12を参照すると、トップ電極128は
高誘電定数の層102上に形成されている。トップ電極
128とボトム電極104は、本発明に従ってスタック
形コンデンサ100を形成する。スタック形コンデンサ
100は、電極104及び128の表面エリアを増加さ
せるのに、外輪部122を都合よく使用している。これ
は、メモリデバイスの容量を増加させる。例えば、容量
はおよそ2.5%からおよそ25%までの間で増加する
ことができる。このポイントから進展する、スタック形
コンデンサ100の構造を完成させるためのさらなる処
理は、当業技術における通常の技能を有する者にとって
公知である。
【0028】スタック形コンデンサのコンポーネント間
の相互作用を防ぐための延長トレンチに関する望ましい
実施例(これは説明を意図したもので制限することを意
図していない)が説明された。ここで当業技術者にとっ
ては上の説明から種種の変更及び変化をなし得ることに
注目すべきである。したがって、変更は開示された本発
明の特定の実施例の中で行われることができると理解さ
れるべきである。これらは添付されている請求項によっ
て概説される本発明の範囲と精神の中にあることは明ら
かである。本発明は詳細に、そして特に特許法による要
求に従って説明され、さらに請求され、そして許可証に
よって保護されるべき事項は添付する請求項に記述され
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタック形コンデンサ及びアクセストランジス
タを含む従来技術によるメモリセルの断面図である。
【図2】誘電体層内に形成されたトレンチと、そしてト
レンチ内に形成された導電性プラグとを持つ誘電体層の
横断面図である。
【図3】プラグを凹ませた後の図2の構造の横断面図で
ある。
【図4】バリア層が蒸着された後の図3の構造の横断面
図である。
【図5】バリア層と誘電体層とを除去平坦化した後の図
4の構造の横断面図である。
【図6】本発明によってその上に付加的な誘電体層を蒸
着した後の図5の構造の横断面図である。
【図7】本発明によってトレンチの側壁と一致してパタ
ーン作りされた付加的な誘電体を示す図6の構造の横断
面図である。
【図8】本発明によってトレンチの側壁に関して歪曲さ
れてパターン作りされた付加的な誘電体を示す図7の構
造の横断面図である。
【図9】本発明によって構造上に蒸着された導電性層を
示す図8の構造の横断面図である。
【図10】本発明による外輪部表面を持つ第1又はボト
ム電極を形成するためにパターン作りされた導電性層を
示す図9の構造の横断面図である。
【図11】本発明によって第1電極上に蒸着され、パタ
ーン作りされた高誘電率コンデンサ誘電体層を示す図1
0の構造の横断面図である。
【図12】本発明に従って高誘電率コンデンサの誘電体
層上に形成された第2電極又はトップ電極を示す図11
の構造の横断面の図である。
【符号の説明】
2 スタック形コンデンサを持つ構造 3 スタック形コンデンサ 4 トップ電極 5 アクセストランジスタ 6 ゲート 7 ビットライン 8 ビットライン接触部 12 ボトム電極 14 プラグ 16 拡散バリア 18 誘電体層 100 スタック形コンデンサ 102 層 104 ボトム電極 105 トレンチ 106 プラグ 108 誘電体層 110 拡散バリア 111 上面 112 誘電体層 114 穴 118 表面 120 導電性材料 122 外輪部 124,126 領域 128 トップ電極

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタック形コンデンサにおいて、 アクセスデバイスに接続するためにトレンチの中に配置
    された1つの導電性プラグと、 プラグ上に形成され、トレンチの中に配置された1つの
    バリアと、 トレンチを覆って形成された1つの誘電体層とを含み、 前記誘電体層は1つの穴を形成し、その穴を通して少な
    くともバリアの一部を露出させ、 穴の中に形成されて、穴から延長している第1電極と、 第1電極上に形成され、第2電極から第1電極を分離さ
    せている1つのコンデンサ誘電体層とを含み、 前記誘電体層及び前記第1電極が、前記バリアの材料と
    の化学的相互作用を実質的に防止している、ことを特徴
    とするスタック形コンデンサ。
  2. 【請求項2】 誘電体層が窒化物を含む、請求項1記載
    のスタック形コンデンサ。
  3. 【請求項3】 コンデンサ誘電体層が、バリウムストロ
    ンチウムチタニウム酸化物を含む、請求項1記載のスタ
    ック形コンデンサ。
  4. 【請求項4】 誘電体層の一部がバリアを覆って延長さ
    れ、そして第1電極の一部がトレンチ側壁を越えて延長
    されているために、誘電体層内の穴がトレンチと整合し
    ていない、請求項1記載のスタック形コンデンサ。
  5. 【請求項5】 第1電極がプラチナを含む、請求項1記
    載のスタック形コンデンサ。
  6. 【請求項6】 誘電体層は厚みにおいて、およそ20n
    mとおよそ250nmとの間にある、請求項1記載のス
    タック形コンデンサ。
  7. 【請求項7】 バリアが少なくともTaN、CoSi、
    TiN、WSiおよびTaSiNの1つを含む、請求項
    1記載のスタック形コンデンサ。
  8. 【請求項8】 半導体メモリのためのスタック形コンデ
    ンサにおいて、 アクセストランジスタに接続するためにトレンチの中に
    配置された1つの導電性プラグと、 プラグ上に形成され、トレンチの中に配置された1つの
    バリアと、 トレンチを覆うように形成された1つの誘電体層とを含
    み、 前記誘電体層は1つの穴を形成し、その穴を通して少な
    くともバリアの一部が露出され、 前記穴の中に形成され、前記穴から延長されている第1
    電極を含み、 導電性材料を蒸着させることにより、外輪部が導電性層
    の上面に沿って形成されるように、前記第1電極が導電
    性材料から形成され、 ここにおいて、前記外輪部は、実質的に平坦な第1電極
    の上面の表面エリアを越える第1電極の上面のための表
    面エリアを提供し、 第1電極上に外輪作りされ、そして第2電極から第1電
    極を分離させるコンデンサ誘電体層を含み、 前記誘電体層と前記第1電極とは、バリアとの化学的相
    互作用を実質的に防止する、ことを特徴とする、スタッ
    ク形コンデンサ。
  9. 【請求項9】 誘電体層が窒化物を含む、請求項8記載
    のスタック形コンデンサ。
  10. 【請求項10】 コンデンサ誘電体層が、バリウムスト
    ロンチウムチタニウム酸化物を含む、請求項8記載のス
    タック形コンデンサ。
  11. 【請求項11】 誘電体層の一部はバリアを覆って延長
    し、第1電極の一部はトレンチ側壁を越えて延長するよ
    うに、誘電体層の穴がトレンチに整合していない、請求
    項8記載のスタック形コンデンサ。
  12. 【請求項12】 第1電極がプラチナを含む、請求項8
    記載のスタック形コンデンサ。
  13. 【請求項13】 誘電体層は厚みにおいておよそ20n
    mとおよそ250nmとの間にある、請求項8記載のス
    タック形コンデンサ。
  14. 【請求項14】 バリアが少なくともTaN、CoS
    i、TiN、WSiおよびTaSiNの1つを含む、請
    求項8記載のスタック形コンデンサ。
  15. 【請求項15】 平坦な上面を持っている第1電極を越
    えておよそ2.5%からおよそ25%の間で、第1電極
    の上面の外輪部がスタック形コンデンサの容量を増加さ
    せる、請求項8記載のスタック形コンデンサ。
  16. 【請求項16】 スタック形コンデンサの製造方法にお
    いて、 トレンチの中に1つのプラグと、そしてプラグ上に形成
    された1つのバリアを提供するステップと、 第1誘電体層上に、そしてバリア層上に第2誘電体層を
    形成するステップと、 少なくともバリアの一部を露出させるために第2誘電体
    層内の穴をパターン作りするステップと、 第2誘電体層の上と、そして穴の中に、導電性層を蒸着
    するステップと、 第1電極を形成するために導電性層をパターン作りする
    ステップと、 第1電極上にコンデンサ誘電体層を形成するステップ
    と、 コンデンサ誘電体層上に第2電極を形成するステップと
    を含んでいる、ことを特徴とするスタック形コンデンサ
    の製造方法。
  17. 【請求項17】 穴をパターン作りするステップは、穴
    をトレンチに整合しないようにパターン作りするステッ
    プを含み、 誘電体層の一部がバリアを覆うように延長し、そして第
    1電極の一部がトレンチ側壁を越えて延長する、請求項
    16記載の方法。
  18. 【請求項18】 第2誘電体層の上に、そして穴の中に
    導電性層を蒸着するステップは、穴の位置に対応する導
    電性層の上面に外輪部を形成するステップを含む、請求
    項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 導電性層の第1電極を形成するために
    パターン作りするステップは、上面に外輪部を含む第1
    電極を形成するステップを含む、請求項18記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 第1電極の上面の外輪部は、平坦な上
    面を持っている第1電極を越えて、およそ2.5%から
    およそ25%の間でスタック形コンデンサの容量を増加
    させる、請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 第2誘電体層を形成するステップは、
    およそ20nmとおよそ250nmとの間の厚みを持つ
    誘電体層を形成するステップを含む、請求項16記載の
    方法。
  22. 【請求項22】 コンデンサ誘電体層がバリウムストロ
    ンチウムチタニウム酸化物を含む、請求項16記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 第1電極がプラチナを含む、請求項1
    6記載の方法。
  24. 【請求項24】 バリアが少なくともTaN、CoS
    i、TiN、WSiおよびTaSiNの1つを含む、請
    求項16記載の方法。
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