JP2000183279A - 半導体素子のパッケージおよびその製造方法 - Google Patents
半導体素子のパッケージおよびその製造方法Info
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Abstract
ンディングワイヤの倒れ、ボイドの発生、成形樹脂の収
縮による反りを改良し、熱放散性を向上した成形パッケ
ージおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 成形パッケージの少なくとも一部に液状
の熱硬化性樹脂を用い、絶縁層の厚さを保持する手段ま
たは絶縁層を形成するための隙間を確保する手段を伴っ
て真空射出成形し成形パッケージを形成し、成形パッケ
ージに形成したネジ取り付け穴を通してヒートシンクに
取り付ける。
Description
に電力用半導体チップの成形パッケージに関し、ボンデ
ィングワイヤの倒れを無くし、かつ室温で液状の熱硬化
性樹脂を用い大型パッケージに適用可能な液状真空射出
成形による成形が可能で、さらに、半導体チップの発熱
を有効に熱放散させることが可能な絶縁層構造を持つパ
ッケージに関するものである。
を外部環境から保護すること、半導体素子に機械的強度
を持たせた形状にして容易に取り扱えるようにするこ
と、および電気的に外部と接合できる形態にすることを
主な目的とする。
封止型の成形パッケージとしては、金属回路基板または
熱放散用の金属板をセラミック製の絶縁層を介して、半
導体チップを搭載したリードフレームとハンダ接合し一
体にしたものについて、それらの片面のみをトランスフ
ァー成形したもの、またはリードフレーム、半導体チッ
プ、ボンディングワイヤを先にトランスファー成形した
後、絶縁層を再度成形すると同時に金属板と一体に成形
したもの、等が知られている。
造方法においては、ボンディングワイヤの倒れ、ボイド
の発生、成形樹脂の収縮による反り、等の問題があり、
これらは成形パッケージのみならず半導体素子の性能低
下や故障発生の原因となる。従って、それらの問題点を
できるだけ低減する必要がある。
散性の向上(低熱抵抗化)および反りを低減させた大型
成形パッケージに対応できる技術が望まれている。
パッケージの製造方法におけるボンディングワイヤの倒
れ、ボイドの発生、成形樹脂の収縮による反り(特に大
型成形パッケージに関する)、等の問題を改良し、かつ
少ない工程数で、絶縁性、耐水性、熱サイクル性、熱放
散性に優れた半導体素子のパッケージおよびその製造方
法を提供することを目的とする。
の半導体素子のパッケージおよびその製造方法は以下の
通りである。すなわち、本発明の第1の態様は、一面が
露出した金属板と、該金属板の他面上に形成された高熱
伝導性で、かつ高電気抵抗性の絶縁層と、該絶縁層上に
設けられた半導体チップが搭載されたリードフレームと
を有し、少なくとも前記半導体チップおよび前記リード
フレームを覆って常温で液体の熱硬化性樹脂の真空射出
成形による熱硬化性樹脂層が形成されている半導体素子
のパッケージに関するものである。
熱伝導性で、かつ高電気抵抗性の絶縁層と、該絶縁層上
に設けられた半導体チップが搭載されたリードフレーム
とを有し、少なくとも前記半導体チップおよび前記リー
ドフレームを覆って常温で液体の熱硬化性樹脂層の真空
射出成形による熱硬化性樹脂層が形成されている半導体
素子のパッケージに関するものである。
クロスを備える前記のいずれかに記載の半導体素子のパ
ッケージに関するものである。
フィラーを含む前記のいずれかに記載の半導体素子のパ
ッケージに関するものである。
が3.2〜3.6W/m・kである高熱伝導性樹脂から
形成されている前記のいずれかに記載の半導体素子のパ
ッケージに関するものである。
ケージが、熱硬化性樹脂層の周囲に硬質樹脂の成形部材
を備える前記のいずれかに記載の半導体素子のパッケー
ジに関するものである。
パッケージが、取り付けネジ用の穴を備える前記のいず
れかに記載の半導体素子のパッケージに関するものであ
る。
持する手段を伴って、金属板上に絶縁層を形成する工程
と、前記絶縁層を介し前記金属板と半導体チップを搭載
させたリードフレームとを真空接着させた後、加圧し絶
縁層の寸法を調整する工程と、前記絶縁層を介して一体
化された前記リードフレームと金属板とを成形金型に挿
入する工程と、前記成形金型に熱硬化性樹脂を室温で真
空射出成形し硬化させる工程とを備える半導体素子のパ
ッケージの製造方法に関するものである。
ための隙間を確保する手段を伴って、半導体チップを搭
載したリードフレームを金属板上に載せ、成形金型に挿
入する工程と、該成形金型に熱硬化性樹脂を真空射出成
形しキャビティ内をフル充填する工程と、さらに加圧し
ながら前記絶縁層を形成するための隙間に前記熱硬化性
樹脂を侵入させ、硬化させる工程とを具える半導体素子
のパッケージの製造方法に関するものである。
るための隙間を確保する手段を伴って、半導体チップを
搭載したリードフレームを成形金型に直接挿入する工程
と、該成形金型に熱硬化性樹脂を真空射出成形しキャビ
ティ内をフル充填する工程と、さらに加圧しながら前記
絶縁層を形成するための隙間に前記熱硬化性樹脂を侵入
させ、硬化させる工程とを具える半導体素子のパッケー
ジの製造方法に関するものである。
法を維持する手段として、前記絶縁層を形成する高熱伝
導性樹脂に該絶縁層の所望の厚さと等しくなるように粒
度管理したガラスビーズを加える前記に記載の半導体素
子のパッケージの製造方法に関するものである。
法を維持する手段または前記絶縁層を形成するための隙
間を確保する手段として、前記金属板と前記半導体チッ
プを搭載したリードフレームとの間にアルミナクロスを
使用する前記に記載の半導体素子のパッケージの製造方
法に関するものである。
法を維持する手段または前記絶縁層を形成するための隙
間を確保する手段として、前記リードフレームに先端を
錐にして尖らせ、絶縁層の所望の厚さと等しくなるよう
に錐の高さを調節した成形樹脂ピンを取り付ける前記の
いずれかに記載の半導体素子のパッケージの製造方法に
関するものである。
倒れ、ボイドの発生、成形樹脂の収縮による反り(特に
大型成形パッケージに関する)を改良した成形パッケー
ジ構造体を1回の成形で製造することを可能にするもの
である。かかる製造では、成形パッケージ構造体におい
て、少なくとも半導体チップおよびボンディングワイヤ
の部分にはボンディングワイヤが倒れないような粘度、
すなわち、成形温度100℃〜150℃において200
〜500ポイズの粘度、を持つ室温で液状の熱硬化性樹
脂を用い、ボイドの発生をなくすために真空射出成形を
用いる。
は、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂といった、通
常、封止に使用される熱硬化性樹脂を用いることがで
き、必要に応じて、該熱硬化性樹脂に、可撓化剤、硬化
剤、硬化促進剤、充填剤、難燃剤、カップリング剤、離
型剤、着色剤、改質剤、等の添加剤を加えても良い。例
えば、応力に関する問題を改善するためには、熱硬化性
樹脂としてエポキシ系樹脂を選択し、該エポキシ系樹脂
にシリカフィラー等の無機フィラーを添加したものを使
用するか、または該エポキシ系樹脂に可撓化剤を添加し
て可撓性樹脂としたものを使用することで熱膨張係数お
よび機械的強度を改善することができる。
空射出成形と同時に、高熱伝導性で、かつ高電気抵抗性
の絶縁層を形成する場合を考慮して、高熱伝導率である
物質を前記熱硬化性樹脂に添加し、熱伝導率を少なくと
も3.2〜3.6W/m・kの範囲に高くすることが望
ましい。ここでは、高熱伝導率であるアルミナフィラー
を添加した熱硬化性樹脂を以下、高熱伝導性樹脂とい
い、熱伝導率が3.6W/m・kの高熱伝導性樹脂が最
も好ましい。本発明の一実施態様例では、アルミナフィ
ラーをエポキシ系樹脂に添加したものを使用する。高熱
伝導性樹脂の充分な流動性を確保するためには、粒度分
布が10〜80μmであるアルミナフィラーを使用する
ことが好ましい。また、熱伝導率を向上させるために
は、できるだけ多くのアルミナフィラーを添加すること
が望ましいが、絶縁層の形状を充分維持するために85
〜89重量%(アルミナフィラー+樹脂+各種添加剤の
重量基準)の割合で添加することが好ましい。
施される液状熱硬化性樹脂の真空射出成形は、真空下で
液状熱硬化性樹脂を射出成形することによりボイドの発
生をなくす手段である。その際、狭い隙間に樹脂を侵入
させ、かつ成形サイクルを上げるために、かかる液状熱
硬化性樹脂は速硬化する必要がある。しかしながら、速
硬化すると樹脂の含浸距離が短くなるため、侵入速度を
上げなければならない。そのため、キャビティ内に樹脂
が入るまではボンディングワイヤの倒れを考慮して低圧
で射出し、キャビティ内がフル充填された後は、加圧力
を上げることにより狭い隙間の侵入速度を上げ細密充填
する。その結果、樹脂の硬化における収縮を低減し、ボ
イドの発生をなくすことが可能となる。
るために、成形パッケージにヒートシンクへの取り付け
用ネジ穴を設け、これらをネジ止めして固定する。一般
的に半導体素子のパッケージは、その構造においてバイ
メタルとなるため、大型の成形パッケージは特に反りが
生じやすい。したがって、パッケージ構造体の一部に硬
質樹脂の成形部材を用い、この硬質部材でリードフレー
ムを支持して反りを低減する。そのために硬質成形部材
にリードフレームを差し込むスリットを設け、ヒートシ
ンクへの固定には硬質成形部材に設けたネジ穴を利用す
る。
させるためには、絶縁層の熱伝導率を上げること、およ
び絶縁層の機械的強度に問題が生じない範囲内において
できるだけ薄型化することにより熱抵抗を小さくする必
要がある。本発明の実施態様においては、薄くて均一な
絶縁層を形成するために、以下のような方法を用いた。
すなわち、第1にアルミナクロスの基材厚さを利用する
方法、第2に成形樹脂中に粒径をそろえたガラスビーズ
を配合する方法、第3にリードフレームに成形樹脂ピン
を取り付ける方法である。
の厚さを保持すること、および熱伝導性を向上させるこ
との双方に作用しており、かかる方法は、アルミナクロ
スをプリプレグにして絶縁層を形成する方法と、金属板
とリードフレームの間にアルミナクロスを挟み、成形樹
脂の真空射出成形と同時に絶縁層を形成する方法とに分
けられる。前者におけるアルミナクロスのプリプレグ
は、アルミナクロスを基材にして、例えば、ビスマレイ
ミドトリアジン樹脂、高耐熱エポキシ樹脂といった耐熱
性樹脂に、必要に応じてアルミナフィラーを添加したも
のを塗工することにより実施される。
じてガラスビーズの粒径を変えることができる。ガラス
ビーズは、成形樹脂の3〜5重量%の範囲で配合するこ
とが好ましく、この範囲より低い配合では絶縁層の厚さ
を維持するのに充分でなく、この範囲より高い配合では
熱伝導性を低下させることになる。
の高さを変えることにより所望の厚さの絶縁層を形成す
ることができる。成形樹脂ピンの形状の詳細について
は、以降の実施例において説明する。かかる方法を使用
することにより、成形樹脂の真空射出成形と同時に絶縁
層を形成することができる。
ケージの製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。製
造において用いられた成形樹脂および成形条件は、本発
明の一実施態様であり、これらに限定されるものではな
い。
により形成された可撓性樹脂層1および硬質樹脂の成形
部材2を組み合わせた成形パッケージ構造体を示す断面
図である。図1(b)は、図1(a)の成形パッケージ
構造に適用可能な半導体素子の一例を示す平面図であ
る。
うに、成形パッケージ構造に適用可能な半導体素子は、
半導体チップ3を搭載したリードフレーム4が絶縁層5
を介して金属板6と一体化されており、半導体チップ3
とリードフレーム4の上部が可撓性樹脂層1でモールド
されている。その際、半導体チップ3とリードフレーム
4は、80μmのAlのワイヤ7(以下、ボンディング
ワイヤという)でボンディングされている。そして、そ
のような構造体が硬質樹脂の成形部材2と組み合わされ
ている。
パッケージにおける反りまたは応力が問題になる場合に
ついて有効である。製造方法は以下の通りである。
手方向において、取り付けネジ用穴8およびリードフレ
ーム4の差込スリットを有するPPS製の硬質プラスチ
ック成形部材2でホールドする。その際、Al板6に
は、絶縁層5になる熱伝導率が3.6W/m・kである
高熱伝導性樹脂(アルミナフィラーを89wt%、液状
エポキシ樹脂、アミン系硬化剤、減粘剤を11wt%含
む)を250μmの厚さに印刷し、真空度0.4tor
rにおいて前処理し印刷時の巻き込み気泡を抜いた。
レーム4を硬質プラスチック成形部材2でホールドしな
がら、0.3torrの真空中、150℃においてAl
板6と組み合わせ、ボイドなしで接着させた。その際、
硬質プラスチック成形部材2のAl板6との接触部分に
1液性加熱硬化型シリコーン接着剤を塗布しておき、上
述の真空接着の際に一緒に接着させた。
型に挿入して、可撓性樹脂である東芝シリコーン社製の
TSE 3232(商品名)を用いて室温で液状真空射出成形す
ることにより可撓性樹脂層1を形成し、硬化させること
で成形パッケージを製造した。かかる方法に従って製造
された半導体素子の成形パッケージは、モジュールの特
性を満足し、反りが小さく、成形収縮によって半導体チ
ップにかかる応力を低減でき、半導体チップのコートも
兼用した。また、成形パッケージのヒートシンク9など
への締め付け時や熱衝撃試験による外部応力および熱応
力を低減することで、絶縁層にかかる応力も低減でき、
信頼性のある半導体素子のパッケージとなった。
形成された熱硬化性樹脂層1からなる成形パッケージ構
造体を示す断面図である。すなわち、本実施例の構造は
図1に示した硬質樹脂の成形部材2を用いず、熱硬化性
樹脂層1および金属板6に設けた取り付けネジ用穴8を
用いてヒートシンク9などへ半導体素子の成形パッケー
ジを取り付ける。かかる成形パッケージの構造は、パッ
ケージの成形を1回で完了させる際に薄型化した絶縁層
を形成するのに有効な手段を伴う。かかる手段は、以下
の実施例において記述する。
グにしたアルミナクロスを絶縁層5に使用した半導体素
子の断面図、図3(b)は、図3(a)における絶縁層
5の断面拡大図である。 半導体素子および該半導体素
子のパッケージの製造方法は、以下の通りである。
チップ3を搭載したリードフレーム4の間に、アルミナ
クロス10を基材にしたプリプレグを挟み、真空プレス
で接着して厚さ150μmの絶縁層5を形成する。高熱
伝導性にするためにアルミナを基材にしたアルミナクロ
ス10のプリプレグは、アルミナフィラーを65wt%
配合したジシアンジアミド系エポキシ樹脂11を塗工し
たものを用いた。これを真空プレスにより3気圧に加圧
しながら硬化させ、厚さ150μmのボイドのない絶縁
層5にした。この場合の絶縁層の熱伝導率は3.6W/
m・kであった。
半導体チップ3を搭載したリードフレーム4を成形金型
に挿入して、真空度1torrにおいて、5kg/cm
2 でアミン系硬化剤、シリカフィラーをそれぞれ添加し
た脂環式エポキシ樹脂を室温で真空射出成形し、硬化さ
せ成形パッケージを製造した。
は、絶縁層の厚さを保持するために粒径を揃えたガラス
ビーズ12を使用した半導体素子の製造方法を説明する
ための断面図である。半導体素子および該半導体素子の
パッケージの製造方法は、以下の通りである。
(a)に示すように、粒径が150μmのガラスビーズ
12を5wt%(高熱伝導性樹脂の重量基準)含む実施
例1と同様の高熱伝導性樹脂11を印刷して、厚さ25
0μmの絶縁層を設けた。その際、真空度0.4tor
rにおいて前処理し、印刷時の巻き込み気泡を抜いた。
0.3torrにおいて、前処理したAl板6とリード
フレーム4とを絶縁層を介して接着させた。その際、3
00g/cm2 で加圧しながら硬化させ、スペーサにな
るガラスビーズ12の直径と同じ寸法である厚さ150
μmの絶縁層を形成した。
導体チップ3を搭載したリードフレーム4を成形金型に
挿入して、真空度1torrにおいて、5kg/cm2
でアミン系硬化剤、シリカフィラーをそれぞれ添加した
脂環式エポキシ樹脂を室温で真空射出し、硬化させ成形
パッケージを製造した。
絶縁層の厚さを保持するために成形樹脂ピン13を使用
する半導体素子の製造方法を説明するための断面図であ
る。
ジの製造方法は、以下の通りである。
り欠きを付けた金属板6上に実施例1と同様の高熱伝導
性樹脂11を印刷して、厚さ250μmの絶縁層を設け
た。その際、真空度0.4torrにおいて前処理し、
印刷時の巻き込み気泡を抜いた。
厚さを保持するために成形樹脂ピン13の錐の高さを1
50μmにして、リードフレーム4のランド間に差し込
み90度まわすことで固定したものと前処理したAl板
6とを、絶縁層を介して真空度0.3torrにおいて
接着させた。その際、50g/ピンで加圧しながら硬化
させ、スペーサになる成形樹脂ピン13の錐の高さと同
じ寸法である厚さ150μmの絶縁層を形成した。
ることができる成形樹脂ピン13の形状を示すものであ
り、図6(a)は正面図、図6(b)は断面図である。
成形樹脂中のフィラーに成形樹脂ピン13の先端がのり
絶縁層の寸法14が大きくならないように、成形樹脂ピ
ンの先端を錐にして尖らせた。また、図6から分かるよ
うに成形樹脂ピン13の表面には凹凸をつけ、成形樹脂
との接着面積を増やし、かつ界面から水分が侵入し難い
形状とした。さらに、上型寸法17は、リードフレーム
と一緒に加圧し接着する際、ボンディングワイヤに当た
らない高さであれば問題無い。
を介して一体化された半導体チップを搭載したリードフ
レームを成形金型に挿入して、真空度1torrにおい
て、5kg/cm2 で絶縁層と同様の高熱伝導性樹脂を
室温で真空射出成形し、硬化させ成形パッケージを製造
した。
は、安定した絶縁寸法および機械的強度を保持し、かつ
熱抵抗に優れており、さらにパッケージの成形を1回で
完了することが可能である。
形で絶縁層および成形パッケージを同時成形することが
可能な成形パッケージ構造体の断面図である。より詳細
には、絶縁層を形成する隙間を確保する方法として、図
7ではアルミナクロス10を使用し、図8では成形樹脂
ピン13を使用している。それぞれの製造方法は以下の
通りである。
る隙間を確保する方法としてアルミナクロス10を使用
したパッケージの製造方法を説明する断面図である。
を付けたAl板6と半導体チップ3を搭載したリードフ
レーム4との間にアルミナクロス10を挟み、絶縁層5
の厚さが150μmになるようにリードフレーム4を押
さえ込むピン18を使い成形金型19で押さえ込む。
だ絶縁層の拡大断面図である。この状態で、図7(c)
に示すように、真空度1torrにおいて、可撓性樹脂
である東芝シリコーン社製のTSE 3232(商品名)を5k
g/cm2 で射出成形しキャビティ内をフル充填し、さ
らに50kg/cm2 で射出成形し細密充填した後、硬
化させることにより成形パッケージを形成し、同時にア
ルミナクロスに成形樹脂を含浸させたボイドのない絶縁
層を形成した。この場合の絶縁層の熱伝導率は3.2W
/m・kであった。
形成する隙間を確保する方法として成形樹脂ピン13を
使用した成形パッケージの断面図である。
保持するために錐の高さが150μmである成形樹脂ピ
ンを取り付けたリードフレームを全周に切り欠きを付け
たAl板6の上にのせる。その際、成形樹脂ピン13の後
ろを成形金型に差し込む。尚、ここで使用する成形樹脂
ピン13は、実施例2−3で使用したものと同様であ
る。
実施例1と同様の高熱伝導性樹脂を5kg/cm2 で射
出成形しキャビティ内をフル充填し、さらに50kg/
cm2で射出成形し細密充填した後、硬化させることによ
り図8(b)に示すような成形パッケージとボイドのな
い絶縁層が同時に形成された。
は、安定した絶縁寸法および機械的強度を保持し、かつ
熱抵抗に優れており、さらに絶縁層およびパッケージの
成形を1回で完了することが可能である。
したリードフレームの周囲が全て熱硬化性樹脂層1であ
る成形パッケージ構造体を示す断面図である。かかる成
形パッケージは、絶縁層の厚さを保持するために錐の高
さが150μmである成形樹脂ピンを、半導体チップを
搭載したリードフレームに取り付け、成形金型に挿入し
真空射出成形を行うことを除いて、実施例3−2と同様
に実施することにより製造した。
は、安定した絶縁寸法および機械的強度を保持し、かつ
熱抵抗に優れており、さらに絶縁層およびパッケージの
成形を1回で完了することが可能である。
成形パッケージの製造方法におけるボンディングワイヤ
の倒れ、ボイドの発生、成形樹脂の収縮による反りを改
良した成形パッケージの提供が可能となり、かつ成形回
数が減少されるため生産効率を向上することが可能とな
った。また、熱放散性の向上を考慮した絶縁層を効率よ
く形成することもできる。
を示すものであって、(a)は成形パッケージ構造を示
す断面図、(b)は(a)の成形パッケージ構造に適用
可能な半導体素子の一例を示す平面図である。
を示す断面図である。
導体素子の絶縁層を形成する第1の実施態様を説明する
ための半導体素子の断面図である。
導体素子の絶縁層を形成する第2の実施態様を説明する
ための半導体素子の断面図である。
び該成形パッケージに適用される半導体素子の絶縁層を
形成する第3の実施態様を説明するためのものであっ
て、(a)〜(c)は、各工程に対応した半導体素子の
断面図である。
ピンの形状を示す概略図である。
施例において、該成形パッケージおよび絶縁層を形成す
る第1の実施態様を説明するための断面図である。
施例において、該成形パッケージおよび絶縁層を形成す
る第2の実施態様を説明するための断面図である。
を示す断面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 一面が露出した金属板と、 該金属板の他面上に形成された高熱伝導性で、かつ高電
気抵抗性の絶縁層と、 該絶縁層上に設けられた半導体チップが搭載されたリー
ドフレームとを有し、少なくとも前記半導体チップおよ
び前記リードフレームを覆って常温で液体の熱硬化性樹
脂の真空射出成形による熱硬化性樹脂層が形成されてい
ることを特徴とする半導体素子のパッケージ。 - 【請求項2】 一面が露出した高熱伝導性で、かつ高電
気抵抗性の絶縁層と、 該絶縁層上に設けられた半導体チップが搭載されたリー
ドフレームとを有し、少なくとも前記半導体チップおよ
び前記リードフレームを覆って常温で液体の熱硬化性樹
脂層の真空射出成形による熱硬化性樹脂層が形成されて
いることを特徴とする半導体素子のパッケージ。 - 【請求項3】 前記絶縁層は、アルミナクロスを備える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体素子
のパッケージ。 - 【請求項4】 前記絶縁層は、アルミナフィラーを含む
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半
導体素子のパッケージ。 - 【請求項5】 前記絶縁層は、熱伝導率が3.2〜3.
6W/m・kである高熱伝導性樹脂から形成されている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半
導体素子のパッケージ。 - 【請求項6】 前記半導体素子のパッケージは、前記熱
硬化性樹脂層の周囲に硬質樹脂の成形部材を備えること
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体
素子のパッケージ。 - 【請求項7】 前記半導体素子のパッケージは、取り付
けネジ用の穴を備えることを特徴とする請求項1から6
のいずれかに記載の半導体素子のパッケージ。 - 【請求項8】 絶縁層の寸法を維持する手段を伴って、
金属板上に絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層を介し前記金属板と半導体チップを搭載させ
たリードフレームとを真空接着させた後、加圧し絶縁層
の寸法を調整する工程と、 前記絶縁層を介して一体化された前記リードフレームと
金属板とを成形金型に挿入する工程と、 前記成形金型に熱硬化性樹脂を室温で真空射出成形し硬
化させる工程とを備えることを特徴とする半導体素子の
パッケージの製造方法。 - 【請求項9】 絶縁層を形成するための隙間を確保する
手段を伴って、半導体チップを搭載したリードフレーム
を金属板上に載せ、成形金型に挿入する工程と、 該成形金型に熱硬化性樹脂を真空射出成形しキャビティ
内をフル充填する工程と、 さらに加圧しながら前記絶縁層を形成するための隙間に
前記熱硬化性樹脂を侵入させ、硬化させる工程とを具え
ることを特徴とする半導体素子のパッケージの製造方
法。 - 【請求項10】 絶縁層を形成するための隙間を確保す
る手段を伴って、半導体チップを搭載したリードフレー
ムを成形金型に直接挿入する工程と、 該成形金型に熱硬化性樹脂を真空射出成形しキャビティ
内をフル充填する工程と、 さらに加圧しながら前記絶縁層を形成するための隙間に
前記熱硬化性樹脂を侵入させ、硬化させる工程とを具え
ることを特徴とする半導体素子のパッケージの製造方
法。 - 【請求項11】 前記絶縁層の寸法を維持する手段とし
て、前記絶縁層を形成する高熱伝導性樹脂に該絶縁層の
所望の厚さと等しくなるように粒度管理したガラスビー
ズを加えることを特徴とする請求項8に記載の半導体素
子のパッケージの製造方法。 - 【請求項12】 前記絶縁層の寸法を維持する手段また
は前記絶縁層を形成するための隙間を確保する手段とし
て、前記金属板と前記半導体チップを搭載したリードフ
レームとの間にアルミナクロスを使用することを特徴と
する請求項8または9に記載の半導体素子のパッケージ
の製造方法。 - 【請求項13】 前記絶縁層の寸法を維持する手段また
は前記絶縁層を形成するための隙間を確保する手段とし
て、前記リードフレームに先端を錐にして尖らせ、絶縁
層の所望の厚さと等しくなるように錐の高さを調節した
成形樹脂ピンを取り付けることを特徴とする請求項8、
9または10のいずれかに記載の半導体素子のパッケー
ジの製造方法。
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