JP2000183129A - 真空処理システム - Google Patents

真空処理システム

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JP2000183129A
JP2000183129A JP36049598A JP36049598A JP2000183129A JP 2000183129 A JP2000183129 A JP 2000183129A JP 36049598 A JP36049598 A JP 36049598A JP 36049598 A JP36049598 A JP 36049598A JP 2000183129 A JP2000183129 A JP 2000183129A
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潤一 神前
Moichi Ueno
茂一 上野
Toshimichi Nishimura
利通 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高いスループットを得ることが可能な真空処理
システムを提供する。 【解決手段】真空処理システム50は、被処理基板を搬
送するための搬送装置20a〜20cが内部を移動可能
なロードロック室として構成された共通搬送室51を有
する。共通搬送室51に対して、複数の真空処理室53
a〜53e、ロード室54、アンロード室55、及び台
車室56がゲート弁59を介して接続される。台車室5
6を待機位置とする搬送装置20bにより、真空処理室
53a〜53e間で被処理基板が搬送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被処理基板を真空雰
囲気内で処理するための真空処理システムに関し、例え
ばガラス基板の表面に対して、プラズマを用いて、プラ
ズマCVD(Chemical Vapor Depo
sition)、スパッタリング、ドライエッチング等
のプラズマ処理を施すための真空処理システム内に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマCVD、スパッタリン
グ、ドライエッチング等のプラズマ処理を施すための真
空処理システム内において、ガラス基板を真空処理室に
対して出し入れを行なう場合、基板を基板ホルダ(トレ
イ)に固定し、該ホルダを基板と一緒に搬送する方法、
即ち「トレイ基板搬送方式」が一般的に採用されてい
る。
【0003】図1は従来のプラズマ処理装置を示す斜視
図である。
【0004】図1図示の如く、このプラズマ処理は、基
板Sを処理するための処理室を形成する真空容器11を
有する。真空容器11の開閉自在の扉12には電極13
が配設される。真空容器11内に単数若しくは複数の基
板Sを収容するため、基板ホルダ(トレイ)15が使用
される。ホルダ15は基板Sを取付けた状態で、真空容
器11内の上部に配設された基板搬送部材16に吊り下
げられる。真空容器11の中央には基板Sを加熱するた
めのヒータ17が配設される。
【0005】基板S及びホルダ15は、移動装置(図示
せず)によって搬送部材16と共に移動される。搬送部
材16に吊り下げられたホルダ15がヒータ17と電極
13との間へ移動され、ここに停止配置される。この状
態で、基板Sの表面に対してプラズマ処理が施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に係るプ
ラズマ処理装置においては、処理用ホルダ15に起因し
て、種々の問題(基板セット用の複雑なロボット、加熱
冷却速度低下、基板割れ、不純物汚染)を伴うだけでな
く、高いスループットを得ることが難しいという問題が
ある。
【0007】本発明はかかる従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、より高いスループットを得ること
が可能な新規な真空処理システムを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点は、
被処理基板を処理するための真空処理システムであっ
て、前記システム内を走行するための台車と、前記被処
理基板を支持するため、前記台車上に配設された支持機
構と、を有する搬送装置と、前記被処理体を支持した状
態の前記搬送装置が内部を移動可能なロードロック室と
して構成された共通搬送室と、前記共通搬送室に対して
ゲート弁を介して夫々接続され、前記搬送装置により前
記被処理基板を搬出入される複数の真空処理室と、前記
共通搬送室に対してゲート弁を介して接続されると共に
前記被処理体を搬入するためのロードロック室として構
成されたロード室と、前記共通搬送室に対してゲート弁
を介して接続されると共に前記被処理体を搬出するため
のロードロック室として構成されたアンロード室と、前
記共通搬送室に対して接続されると共に前記搬送装置を
内部に収容可能な台車室と、を具備することを特徴とす
る。
【0009】本発明の第2の視点は、第1の視点の真空
処理システムにおいて、前記ロード室と前記アンロード
室とは互いに隣合って配設することが可能であることを
特徴とする。
【0010】本発明の第3の視点は、第1または第2の
視点の真空処理システムにおいて、前記ゲート弁が同一
の取付け寸法を有することを特徴とする。
【0011】本発明の第4の視点は、第1乃至第3のい
ずれかの視点の真空処理システムにおいて前記共通搬送
室に対してゲート弁を介して接続されることを特徴とす
る。
【0012】本発明の第5の視点は、第1乃至第4のい
ずれかの視点の真空処理システムにおいて、前記真空処
理室、前記ロード室、前記アンロード室、及び前記台車
室は、前記共通搬送室を中心として放射状に配列される
ことを特徴とする。
【0013】本発明の第6の視点は、第1乃至第4のい
ずれかの視点の真空処理システムにおいて、前記共通搬
送室は矩形形状を有し、前記真空処理室、前記ロード
室、前記アンロード室、及び前記台車室は、前記共通搬
送室の中心軸に対して平行に配列されることを特徴とす
る。
【0014】本発明の第7の視点は、第6の視点の真空
処理システムにおいて、前記真空処理室は前記共通搬送
室の一側面に接続され、前記ロード室及び前記アンロー
ド室は、前記一側面と対向する前記共通搬送室の他側面
に接続されることを特徴とする。
【0015】本発明の第8の視点は、第1乃至第7のい
ずれかの視点の真空処理システムにおいて、前記システ
ム内を走行するための台車と、前記被処理基板を支持す
るため、前記台車上に配設された支持機構と、を有する
第2の搬送装置と、前記被処理基板が互いに受け渡し可
能となるように前記共通搬送室に対して接続されると共
に前記被処理体を支持した状態の前記第2の搬送装置が
内部を移動可能なロードロック室として構成された第2
の共通搬送室と、前記第2の共通搬送室に対してゲート
弁を介して夫々接続され、前記第2の搬送装置により前
記被処理基板を搬出入される複数の真空処理室と、を具
備することを特徴とする。
【0016】本発明の第9視点は、第1乃至第8のいず
れかの視点の真空処理システムにおいて、前記被処理基
板は多角形板状をなすことと、前記搬送装置の前記支持
機構は、前記被処理基板が垂線に対して7°乃至12°
の角度で傾斜するように、前記被処理基板を支持するこ
とと、前記支持機構は、前記被処理基板の底端面に接触
するための底接触面と、前記被処理基板の裏面に接触す
るための第1及び第2裏接触面とを有することと、前記
第1及び第2裏接触面は、前記被処理基板の搬送方向に
おいて互いに独立した第1及び第2支柱に支持された第
1及び第2パッド上に夫々形成されることと、前記第1
及び第2裏接触面は、前記搬送方向における前記被処理
基板の両端部に沿って夫々配置されることと、前記第1
及び第2裏接触面は、前記被処理基板の重心より上で前
記被処理基板の前記裏面と接触する部分を夫々有するこ
とと、を特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
【0018】図2は本発明の実施の形態に係る真空処理
システムで使用可能な搬送装置20を示す(a)斜視
図、(b)側面図、及び(c)正面図である。
【0019】図2図示の如く、搬送装置20は、システ
ム内を走行するための台車21と、2枚の同一寸法の矩
形のガラス基板S1、S2を同時に支持するため、台車
21上に配設された支持機構22と、を有する。なお、
システム構成の上から、支持機構22は、基板1枚のみ
を支持する支持機構とすることも可能である。
【0020】台車21は、例えば、図2(a)図示の如
く、システム内、即ち台車室や真空処理室内の床面上に
敷設されたレール29またはガイドローラ等に沿って移
動される。この場合、移動手段の一例として、台車21
の側面にラックを取付けると共に、レール29にピニオ
ンドライバを配設し、ラックとピニオンとの噛合によ
り、台車21を駆動することができる。
【0021】支持機構22は、搬送方向D1に沿った台
車21の中心軸を挟んで、2枚の基板S1、S2が垂線
に対して約10°の角度θ1で互いに反対側に傾斜する
ように、2枚の基板S1、S2を支持する。また、後述
するように、支持機構22は、各基板S1、S2の重心
より上でその裏面を接触支持する部分を有する。このよ
うな構成の結果、基板S1、S2は、自重により安定し
た状態で支持機構22上に保持される。
【0022】なお、基板S1、S2の傾斜角度θ1は、
それらの重心と支持位置との関係で決まる。即ち、基板
S1、S2の傾斜角度θ1が浅いと(<7°)、搬送時
に生じた振動等で基板S1、S2の保持の安定性を失い
やすい。逆に、基板S1、S2の傾斜角度θ1が深いと
(12°<)、真空容器のデッドスペース増加と真空容
器間に設置されるゲート弁の大型化とを招き、全体装置
としてデメリットとなる。このような観点から、基板S
1、S2の傾斜角度θ1は7°〜12°の範囲に設定さ
れる。
【0023】支持機構22は、より具体的には、台車2
1上に垂直に固定された互いに独立する同一形状の2つ
のV字型のフレーム23a、23bを有する。2つのV
字型のフレーム23a、23bは、台車21の両端部近
傍に夫々配置され、両者間の間隔は、基板S1、S2の
長さより幾分小さくなるように設定される。
【0024】各フレーム23a、23bのV字型は、搬
送方向D1に沿った台車21の中心軸に対して左右対称
となるように配設された2本の支柱24f、24rによ
り形成される。支柱24f、24rは、夫々垂線に対し
て夫々7°〜12°、望ましくは約10°の角度θ1を
なし、従って、2本の支柱24f、24r間の角度はそ
の倍となる。2つのフレーム23a、23bの左側の支
柱24fの対により基板S1が支持され、右側の支柱2
4rの対により基板S2が支持される。
【0025】4つの支柱24f、24rの夫々の内面の
下側には、段部25が形成される。全ての段部25は同
じ高さに配置され、基板S1、S2の底端面に接触する
ための底接触面を規定する。
【0026】4つの支柱24f、24rの夫々の上側及
び中間には、基板S1、S2に接触するパッドとして機
能する上側梁26及び中間梁27が付設される。上側梁
26及び中間梁27は、全て、支柱24f、24rから
搬送方向D1に沿って外側に水平に延在する。上側梁2
6及び中間梁27の内面は、支柱24f、24rの内面
より幾分突出し、基板S1、S2の裏面に接触するため
の裏接触面を規定する。
【0027】上側梁26及び中間梁27の内面により規
定される裏接触面は、搬送方向D1における基板S1、
S2の両端部に沿って配置される。また、上側梁26の
内面により規定される裏接触面の上縁部は、基板S1、
S2の重心より上で基板S1、S2の裏面と接触するよ
うに配置される。
【0028】なお、システム構成の上から、基板1枚
(S1)のみを搬送する台車を使用することもできる。
この場合、4つの支柱24f、24rの片方のみ、例え
ば、支柱24fのみから構成されるフレームを台車21
の両端部近傍に夫々配設することで対応することができ
る。
【0029】図3は、本発明に至る過程で開発された関
連技術に係る真空プラズマ処理システム30の平面レイ
アウトの一例を概略的に示す図である。
【0030】図3図示の如く、処理システム30は、プ
ラズマ成膜処理等の真空処理を行うための3つの真空処
理室31を具備する。処理システム30はまた、搬送装
置20を収容して待機させるように設計された4つの台
車室32a、32b、32を有する。各台車室32a、
32b、32は、予備真空空間を形成するためのロード
ロック室として構成される。
【0031】3つの真空処理室31及び4つの台車室3
2a、32b、32は、交互に且つ間にゲート弁39を
挟んで直列に接続される。最上流の台車室32a及び最
下流の台車室32bは、夫々ロード室及びアンロード室
として機能する。
【0032】ロード室32aの上流側には、搬送装置2
0内に被処理基板を積込むためのロボットであるローダ
35が、ゲート弁39を介して配設される。ローダ35
は、他の処理システムとのインターフェースとして機能
するカセットステーション37に隣接して配設される。
【0033】アンロード室32bの下流には、搬送装置
20内から被処理基板を取出すためのロボットであるア
ンローダ36が、ゲート弁39を介して配設される。ア
ンローダ36で取出した処理済みの基板をローダ35に
戻すため、基板リターン機構33が配設される。
【0034】図3図示の真空処理システム30において
は、次のような改善すべき課題が見出されている。
【0035】第1の課題:処理済みの基板を基板の搬入
位置近くに戻そうとすると、図3図示の基板リターン機
構33、例えばコンベアローラ等による基板搬送装置が
必要となる。
【0036】第2の課題:処理(例えば成膜処理)速度
の遅い真空処理室があると、システム全体の処理速度が
この遅い真空処理室で決定される速度で律速される。こ
れを回避するため、例えば成膜速度の遅い膜を2〜3室
の真空処理室に分割して成膜処理することが可能であ
る。しかし、この場合、半導体デバイス用の膜ではこの
積層界面によるデバイス特性への影響が懸念される。
【0037】第3の課題:いづれかの真空処理室にトラ
ブル発生したりメンテナンスを施す場合、システム全体
を停止させる必要がある。これは、システムの稼動率を
低下させる要因となる。
【0038】第4の課題:搬送装置が待機するための台
車室が真空処理室1つにつき1つ必要となる。このため
設置スペース及びシステムコストが上昇する要因とな
る。
【0039】図4は、上記の4つの課題を解決するため
に提案された、本発明の実施の形態に係る真空プラズマ
処理システム50の平面レイアウトを概略的に示す図で
ある。
【0040】図4図示の如く、処理システム50は、図
2図示の搬送装置20からなる3つの搬送装置20a、
20b、20cを使用する。処理システム50は、中央
に、被処理体を支持した状態の搬送装置20a、20
b、20cが内部を移動可能な共通搬送室51を有す
る。共通搬送室51の床52の上には、搬送装置20
a、20b、20cが移動するための一例としてレール
29(図2参照)が敷設される。共通搬送室51は予備
真空空間を形成するためのロードロック室として構成さ
れる。ここで、ロードロック室とは、窒素等の不活性ガ
スの供給部材と、同室内を排気する排気部材とを有し、
不活性ガスによる内部雰囲気の置換、減圧、加圧を独立
して行える室を意味する。
【0041】共通搬送室51には、被処理基板、例えば
ガラス基板に対してプラズマ成膜処理等の真空処理を行
うための5つの真空処理室53a〜53eがゲート弁5
9を介して接続される。真空処理室53a〜53eは、
共通搬送室51側から接近及び離反する搬送装置により
被処理基板を搬出入される。各真空処理室53におい
て、搬送装置により搬送されてきた被処理基板は、真空
処理室53内に配設されたハンドリングアーム(図示せ
ず)を介して基板支持部材(図示せず)上に移載され
る。そして、被処理基板は同基板支持部材により所定位
置に保持され、この状態で被処理基板の裏面または表面
に対してプラズマ処理が施される。
【0042】共通搬送室51には、また、被処理体を支
持した状態の搬送装置20a、20b、20cが内部を
通過可能なロード室54及びアンロード室55がゲート
弁59を介して接続される。ロード室54及びアンロー
ド室55は夫々ゲート弁59を介して外部雰囲気、例え
ばクリーンルーム内雰囲気に接続される。共通搬送室5
1には、更に、搬送装置20bを(必要に応じて搬送装
置20a、20cも)収容して待機させるように設計さ
れた台車室56がゲート弁59を介して接続される。ロ
ード室54、アンロード室55、及び台車室56は予備
真空空間を形成するためのロードロック室として構成さ
れる。
【0043】真空処理室53a〜53e、ロード室5
4、アンロード室55、及び台車室56は、共通搬送室
51を中心として放射状に配列される。このため、共通
搬送室51は、正8角形の平面形状を有し、8つの側面
にゲート弁59を装着するための開口及び取付け座が形
成される。全ての開口及び取付け座は同一寸法に設定さ
れ、いずれの取付け座にも、同一寸法及び同一規格のゲ
ート弁59を介して室53a〜53e、54、55、5
6を選択的に取付けることができる。図示の例では、ロ
ード室54及びアンロード室55は、共通搬送室51の
互いに隣合った側面に接続される。また、台車室56は
アンロード室55と対向する側面に接続される。
【0044】図4図示の処理システム50においては、
先ず、被処理基板が外部から搬送装置20aによりロー
ド室54を通して共通搬送室51へ搬入され、ロード室
54と共通搬送室51との間のゲート弁59が閉鎖され
る。なお、全てのゲート弁59の開閉は、真空処理室5
3a〜53e、共通搬送室51、及び台車室56が真空
状態を維持できるように制御される。
【0045】共通搬送室51内で、例えば床52に取付
けた搬送装置20a、20b、20cを移動するための
機構がターンテーブルのように回転されることにより搬
送装置20aがθ方向に回転され、その向きが設定され
る。搬送装置20aは、例えば、先ず、第1真空処理室
53aへの搬入ラインに合致するまでθ方向に回転され
る。そして、第1真空処理室53aのゲート弁59が開
放され、基板が搬送装置20aにより第1真空処理室5
3a内へ搬入される。
【0046】基板が第1真空処理室53aの所定位置に
セットされた後、搬送装置20aは共通搬送室51へ戻
され、第1真空処理室53aのゲート弁59は閉鎖され
る。次に、搬送装置20aは共通搬送室51内でロード
室54への搬入ラインに合致するまでθ方向に回転され
る。そして、ロード室54と共通搬送室51との間のゲ
ート弁59が開放され、搬送装置20aがロード室54
内に戻された後、同ゲート弁59が閉鎖される。ロード
室54内の搬送装置20aは、別の被処理基板を外部か
ら順次搬入するため、上記の搬入手順を繰返す。
【0047】第1真空処理室53aで処理例えば成膜処
理が完了すると、第1真空処理室53aの雰囲気が高真
空に保持される。この時、台車室56のゲート弁59が
開放され、基板を支持していない搬送装置、例えば搬送
装置20bが台車室56から共通搬送室51へ移動され
る。次に、搬送装置20bは共通搬送室51内で第1真
空処理室53aへの搬入ラインに合致するまでθ方向に
回転される。そして、第1真空処理室53aのゲート弁
59が開放され、処理済みの基板が第1真空処理室53
aから搬送装置20bに移載される。
【0048】処理済みの基板を受取った搬送装置20b
は共通搬送室51へ戻され、第1真空処理室53aのゲ
ート弁59は閉鎖される。次に、搬送装置20bは共通
搬送室51内で、例えば第2真空処理室53bへの搬入
ラインに合致するまでθ方向に回転される。そして、第
2真空処理室53bのゲート弁59が開放され、第1真
空処理室53aで処理を受けた基板が搬送装置20bに
より第2真空処理室53b内へ搬入される。
【0049】基板が第2真空処理室53bの所定位置に
セットされた後、搬送装置20bは共通搬送室51へ戻
され、第2真空処理室53bのゲート弁59は閉鎖され
る。次に、搬送装置20bは共通搬送室51内で台車室
56への搬入ラインに合致するまでθ方向に回転され
る。そして、台車室56のゲート弁59が開放され、搬
送装置20bが台車室56に戻された後、同ゲート弁5
9が閉鎖される。
【0050】第2真空処理室53bで処理例えば成膜処
理が完了すると、予め定めたプログラムに従い、上述と
同様な手順で、処理済みの基板が第1乃至第5真空処理
室53a〜53eのいずれかに移送され、更に処理例え
ば成膜処理が行われる。そして、最後の処理、例えば第
5真空処理室53eで処理が完了すると、アンロード室
55と共通搬送室51との間のゲート弁59が開放さ
れ、基板を支持していない搬送装置20cがアンロード
室55から共通搬送室51へ移動される。次に、搬送装
置20cは共通搬送室51内で第5真空処理室53eへ
の搬入ラインに合致するまでθ方向に回転される。そし
て、第5真空処理室53eのゲート弁59が開放され、
処理済みの基板が第5真空処理室53eから搬送装置2
0cに移載される。
【0051】処理済みの基板を受取った搬送装置20c
は共通搬送室51へ戻され、第5真空処理室53eのゲ
ート弁59は閉鎖される。次に、搬送装置20cは共通
搬送室51内で、アンロード室55への搬入ラインに合
致するまでθ方向に回転される。そして、アンロード室
55と共通搬送室51との間のゲート弁59が開放さ
れ、全ての処理が完了した基板が搬送装置20cにより
アンロード室53e内へ搬出される。
【0052】なお、図3図示の共通搬送室51の形状は
8角形であるが、これは、基板サイズや処理の必要数に
応じて6乃至10角形の中から適切なものを選択するこ
とができる。また、共通搬送室51の取付け座の内、使
用する必要のないものが生じた場合、盲板で一時的に閉
鎖するか、或いは基板予熱などの別処理をする室を取付
けることが可能となる。更に、搬送装置20は、基板を
2枚搬送する支持機構22を有するが、基板サイズや処
理条件により基板を1枚のみ処理する方が有効となる場
合がある。この場合、図2図示の支持機構22の片側半
分のみ支持機構を有する搬送装置を使用するように真空
処理システムを設計することができる。また、図3図示
の台車室56は1室のみであるが、基板処理速度の観点
から搬送装置20の数が不足する場合は、台車室数を増
設して対応することができる。
【0053】図4図示の処理システム50によれば、図
3図示の処理システム30における4つの課題を次のよ
うに解決することができる。
【0054】第1の課題について:ロード室54とアン
ロード室55とが互いに隣合うように配設されるため、
図3図示の基板リターン機構33が不要となる。
【0055】第2の課題について:処理(例えば成膜処
理)速度の遅い処理については、複数の真空処理室53
a〜53eを並行して使用することが可能となる。
【0056】第3の課題について:メンテナンスが必要
な真空処理室53a〜53eは、ゲート弁59を閉鎖す
ることにより、独立して作業を施すことができ、同メン
テナンス中、他の真空処理室は処理を行うことが可能で
ある。このため処理速度の低下はあってもシステム全体
を停止する必要がなく、稼動率の低下を最小に抑えるこ
とができる。
【0057】第4の課題について:図3図示の複数の台
車室32を共通搬送室51及び1個の台車室56で置き
換えることができる。真空処理室数が3以上において、
室数が多い程この利点は有効であり、設置スペース及び
システムコストの低減が可能となる。
【0058】図5は、本発明の別の実施の形態に係る真
空プラズマ処理システム60の平面レイアウトを概略的
に示す図である。
【0059】図5図示の如く、処理システム60は、図
4図示の処理システム50を2つ並べたような構造を有
する。即ち、処理システム60は、図4図示の処理シス
テム50の共通搬送室51に対して台車室兼中継室64
を介して接続された第2の共通搬送室61を有する。第
2の共通搬送室61は第1の共通搬送室51と同一の構
成を有し、従って、これに接続される室64、53f〜
63k、66(下記参照)もまた、第2の共通搬送室6
1を中心として放射状に配列される。なお、処理システ
ム60は、図2図示の搬送装置20からなる4つの搬送
装置20a、20b、20c、20dを使用する。
【0060】中継室64は、図4図示の処理システム5
0の台車室56を置換して配置され、搬送装置20bを
(必要に応じて搬送装置20a、20c、20dのいず
れかも)収容して待機させるように設計される。中継室
64は、予備真空空間を形成するためのロードロック室
として構成され、第1及び第2の共通搬送室51、61
に対してゲート弁59を介して接続される。搬送装置2
0bにより、被処理基板が、中継室64を通して第1及
び第2の共通搬送室51、61間で搬送される。
【0061】第2の共通搬送室61には、被処理基板、
例えばガラス基板に対してプラズマ成膜処理等の真空処
理を行うための6つの真空処理室53f〜53kがゲー
ト弁59を介して接続される。真空処理室53f〜53
kは、第2の共通搬送室61側から接近及び離反する搬
送装置により被処理基板を搬出入される。
【0062】第2の共通搬送室61には、また、搬送装
置20dを(必要に応じて搬送装置20a、20b、2
0cのいずれかも)収容して待機させるように設計され
た台車室66がゲート弁59を介して接続される。台車
室66は予備真空空間を形成するためのロードロック室
として構成される。搬送装置20d、搬送装置20bに
より、被処理基板が、真空処理室53f〜53k間で搬
送される。
【0063】図5図示の処理システム60においては、
中継室64を通して第1及び第2の共通搬送室51、6
1間で被処理基板を搬送することにより、11個の真空
処理室53a〜53kを任意に使用して処理を行うこと
ができる。即ち、処理システム60によれば、図4図示
の処理システム50を2台設置する場合と比べて、ロー
ド室、アンロード室を共用できるので、設置スペースと
低コスト化が可能となる。
【0064】例えば、図5図示の処理システム60にお
いては、複数の真空処理を並行して行うように構成する
ことができ、システム全体の処理速度を格段に向上させ
ることができる。具体的には2枚の基板を2つの真空処
理室で別々に成膜すれば、時間当りの処理能力が2倍に
向上することとなる。代わりに、多数の真空処理を連続
的に行うように構成することもでき、この場合、例えば
複雑な多層成膜プロセスを実施することが可能となる。
【0065】図6は、本発明の更に別の実施の形態に係
る真空プラズマ処理システム70の平面レイアウトを概
略的に示す図である。
【0066】図6図示の如く、処理システム70は、図
2図示の搬送装置20からなる3つの搬送装置20e、
20f、20gを使用する。処理システム70は、中央
に、被処理体を支持した状態の搬送装置20e、20
f、20gが内部を移動可能な共通搬送室71を有す
る。共通搬送室71の床72の上には、搬送装置20
e、20f、20gが移動するための一例としてレール
29(図2参照)が敷設される。共通搬送室71は予備
真空空間を形成するためのロードロック室として構成さ
れる。
【0067】共通搬送室71には、被処理基板、例えば
ガラス基板に対してプラズマ成膜処理等の真空処理を行
うための5つの真空処理室73a〜73eがゲート弁7
9を介して接続される。真空処理室73a〜73eは、
共通搬送室71側から接近及び離反する搬送装置により
被処理基板を搬出入される。
【0068】共通搬送室71には、また、被処理体を支
持した状態の搬送装置20e、20f、20gが内部を
通過可能なロード室74及びアンロード室75がゲート
弁79を介して接続される。ロード室74及びアンロー
ド室75は夫々ゲート弁79を介して外部雰囲気、例え
ばクリーンルーム内雰囲気に接続される。共通搬送室7
1には、更に、搬送装置20bを(必要に応じて搬送装
置20a、20cのいずれかも)収容して待機させるよ
うに設計された台車室76がゲート弁79を介して接続
される。ロード室74、アンロード室75、及び台車室
76は予備真空空間を形成するためのロードロック室と
して構成される。
【0069】共通搬送室71は矩形形状を有し、図6図
示の例では5室からなる真空処理室73a〜73eは、
共通搬送室71の一側面に沿って共通搬送室71の長手
方向中心軸に対して平行に配列される。また、ロード室
74、アンロード室75、及び台車室76は、真空処理
室73a〜73eと対向する他側面に沿って共通搬送室
71の長手方向中心軸に対して平行に配列される。
【0070】このため、共通搬送室71は、上記一側面
の5個所及び上記他側面の3箇所にゲート弁79を装着
するための開口及び取付け座が形成される。全ての開口
及び取付け座は同一寸法に設定され、いずれの取付け座
にも、同一寸法及び同一規格のゲート弁79を介して室
73a〜73e、74、75、76を選択的に取付ける
ことができる。
【0071】共通搬送室71の床72上に配設された移
動手段の一例としてのレール29(図2参照)は、搬送
装置20e、20f、20gがX及びY方向へ移動する
ことができるように設計される。即ち、搬送装置20
e、20f、20gは、図4及び図5図示の如く、θ方
向に回転されることなく、X及びY方向へ直線的に移動
されることにより、各室73a〜73e、74、75、
76への搬送ラインへ合致するよう操作される。
【0072】図6図示の処理システム70によれば、図
4図示の処理システム50で得られる効果に加え、搬送
装置の回転の動作が不要であるため、共通搬送室71の
大きさを、搬送装置がX及びY方向への移動を行うに必
要な最小限のもとのすることができる。また、図4図示
の放射状の配置に比べ、真空処理室73a〜73e間の
スペースの無駄がないため、設置スペースの低減が可能
となる。
【0073】なお、図6図示の真空処理室は5室で、台
車室は1室であるが、処理効率等の理由で、更に夫々の
室数を増設することが可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明に係る真空処理システムによれ
ば、複数の真空処理室のために共通搬送室が配設される
と共に、該共通搬送室にロード室、アンロード室、及び
台車室が接続される。そして、被処理基板は、台車室を
待機位置とする台車型の搬送装置によりこれらの室間で
搬送される。従って、スループット(処理速度)を向上
させると共に、処理室間のクロスコンタミネーションを
低減し、プロセスの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプラズマ処理装置を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係る真空処理システムで
使用可能な搬送装置を示す(a)斜視図、(b)側面
図、及び(c)正面図。
【図3】本発明に至る過程で開発された関連技術に係る
真空プラズマ処理システムの平面レイアウトを概略的に
示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係る真空プラズマ処理シ
ステムの平面レイアウトを概略的に示す図。
【図5】本発明の別の実施の形態に係る真空プラズマ処
理システムの平面レイアウトを概略的に示す図。
【図6】本発明の更に別の実施の形態に係る真空プラズ
マ処理システムの平面レイアウトを概略的に示す図。
【符号の説明】
20、20a〜20g…搬送装置 21…台車 22…支持機構 50、60、60…真空処理システム 51、61、71…共通搬送室 53a〜53k、73a〜73e…真空処理室 54、74…ロード室 55、75…アンロード室 56、66、76…台車室 59…ゲートバルブ 64…中継室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 茂一 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 西村 利通 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 長菱設計 株式会社内 Fターム(参考) 4K030 CA06 CA17 GA12 GA14 KA08 KA11 KA49 5F031 CA05 DA01 FA09 GA58 HA80 MA04 MA07 MA09 MA28 MA29 5F045 AA08 BB08 BB14 DQ14 DQ17 EB08 EM01 EN04 HA24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板を処理するための真空処理シス
    テムであって、 前記システム内を走行するための台車と、前記被処理基
    板を支持するため、前記台車上に配設された支持機構
    と、を有する搬送装置と、 前記被処理体を支持した状態の前記搬送装置が内部を移
    動可能なロードロック室として構成された共通搬送室
    と、 前記共通搬送室に対してゲート弁を介して夫々接続さ
    れ、前記搬送装置により前記被処理基板を搬出入される
    複数の真空処理室と、 前記共通搬送室に対してゲート弁を介して接続されると
    共に前記被処理体を搬入するためのロードロック室とし
    て構成されたロード室と、 前記共通搬送室に対してゲート弁を介して接続されると
    共に前記被処理体を搬出するためのロードロック室とし
    て構成されたアンロード室と、 前記共通搬送室に対して接続されると共に前記搬送装置
    を内部に収容可能な台車室と、を具備することを特徴と
    する真空処理システム。
  2. 【請求項2】前記ロード室と前記アンロード室とは互い
    に隣合って配設することが可能であることを特徴とする
    請求項1に記載の真空処理システム。
  3. 【請求項3】前記ゲート弁が同一の取付け寸法を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の真空処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記台車室は前記共通搬送室に対してゲー
    ト弁を介して接続されることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の真空処理システム。
  5. 【請求項5】前記真空処理室、前記ロード室、前記アン
    ロード室、及び前記台車室は、前記共通搬送室を中心と
    して放射状に配列されることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の真空処理システム。
  6. 【請求項6】前記共通搬送室は矩形形状を有し、前記真
    空処理室、前記ロード室、前記アンロード室、及び前記
    台車室は、前記共通搬送室の中心軸に対して平行に配列
    されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の真空処理システム。
  7. 【請求項7】前記真空処理室は前記共通搬送室の一側面
    に接続され、前記ロード室及び前記アンロード室は、前
    記一側面と対向する前記共通搬送室の他側面に接続され
    ることを特徴とする請求項6に記載の真空処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記システム内を走行するための台車と、
    前記被処理基板を支持するため、前記台車上に配設され
    た支持機構と、を有する第2の搬送装置と、 前記被処理基板が互いに受け渡し可能となるように前記
    共通搬送室に対して接続されると共に前記被処理体を支
    持した状態の前記第2の搬送装置が内部を移動可能なロ
    ードロック室として構成された第2の共通搬送室と、 前記第2の共通搬送室に対してゲート弁を介して夫々接
    続され、前記第2の搬送装置により前記被処理基板を搬
    出入される複数の真空処理室と、を具備することを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれかに記載の真空処理シス
    テム。
  9. 【請求項9】前記被処理基板は多角形板状をなすこと
    と、 前記搬送装置の前記支持機構は、前記被処理基板が垂線
    に対して7°乃至12°の角度で傾斜するように、前記
    被処理基板を支持することと、 前記支持機構は、前記被処理基板の底端面に接触するた
    めの底接触面と、前記被処理基板の裏面に接触するため
    の第1及び第2裏接触面とを有することと、 前記第1及び第2裏接触面は、前記被処理基板の搬送方
    向において互いに独立した第1及び第2支柱に支持され
    た第1及び第2パッド上に夫々形成されることと、 前記第1及び第2裏接触面は、前記搬送方向における前
    記被処理基板の両端部に沿って夫々配置されることと、 前記第1及び第2裏接触面は、前記被処理基板の重心よ
    り上で前記被処理基板の前記裏面と接触する部分を夫々
    有することと、を特徴とする請求項1乃至8のいずれか
    に記載の真空処理システム。
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