JP2000182471A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2000182471A
JP2000182471A JP10358557A JP35855798A JP2000182471A JP 2000182471 A JP2000182471 A JP 2000182471A JP 10358557 A JP10358557 A JP 10358557A JP 35855798 A JP35855798 A JP 35855798A JP 2000182471 A JP2000182471 A JP 2000182471A
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JP
Japan
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cam groove
lock pin
tip
groove forming
operating member
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Pending
Application number
JP10358557A
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English (en)
Inventor
Yukifumi Yoshida
幸史 吉田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付ける際に、ロックピンの先端部がカム溝
形成領域から外れることを防止する。 【解決手段】 操作部材27のノブホルダ28に、コ字
形のロックピン34を取り付けたロックピンホルダ31
を設け、インシュレータ23の内面にカム溝を有するカ
ム溝形成領域36を設ける。カム溝形成領域36の幅寸
法L2を、ロックピン34の先端部34bの振れ幅より
も大きくなるように設定する。操作部材27をケース本
体22に組み込んだ状態で、インシュレータ23をケー
ス本体22に組み付ける際に、ロックピン34の先端部
34bがどちらか一方に振れていたとしても、その先端
部34bは少なくともカム溝形成領域36内に位置する
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチケースと
操作部材との間に、カム溝とロックピンを有するロック
機構を備えたプッシュロック式のスイッチ装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種のスイッチ装置
の従来例について、図6ないし図8を参照して説明す
る。まず、図6において、スイッチケース1は、開口部
2aを有するケース本体2と、このケース本体2に開口
部2aを塞ぐように装着されるインシュレータ3とから
構成される。ケース本体2には操作部材4を長手方向に
往復移動可能に設け、この操作部材4とケース本体2と
の間に、操作部材4を矢印A方向に付勢する復帰用ばね
5を設ける。そして、操作部材4のインシュレータ3と
対向する面には、ロックピン6を備えた枠状のロックピ
ンホルダ7を設けると共に、可動接点8を設ける。ロッ
クピン6はほぼコ字形をなしていて、基端部がロックピ
ンホルダ7に回動可能に取り付けられ、先端部6aが揺
動するようになっている。ロックピン6の振れ幅は、ロ
ックピンホルダ7によって規制されている。
【0003】インシュレータ3の内面(操作部材4と対
向する面)には、図7に示すようなカム溝形成領域9が
形成されていると共に、固定接点10a,10bが設け
られている。カム溝形成領域9には、係合部9aを有す
るハート形の凸部9bの周りにカム溝9cが形成されて
いると共に、そのカム溝9cの周囲部に囲い部9dが形
成されている。このカム溝形成領域9は、ロックピン6
側に突出している。インシュレータ3は、カム溝形成領
域9が上記ロックピン6の先端部6aと対向する状態で
ケース本体2に組み付けられる。ここで、ロックピン6
の先端部6aはカム溝9cに移動可能に挿入され(図7
の二点鎖線参照)、これらロックピン6とカム溝形成領
域9とによりロック機構を構成する。また、固定接点1
0a,10bと可動接点8とによりスイッチを構成す
る。
【0004】ところで、上記した構成のスイッチ装置に
おいて、図6に示すように、ケース本体2に操作部材4
などを組み込んだ状態で、インシュレータ3をケース本
体2の開口部2aに組み付けた際に、ロックピン6の先
端部6aが左右のどちらか一方に振れていると、図8に
示すように、そのロックピン6の先端部6aがカム溝形
成領域9から外れた状態で組み付けられてしまうことが
あった。このような状態では、ロックピン6の先端部6
aがカム溝9c内を移動できず、ロック機構が機能しな
いため、組付け不良となってしまう。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、組み付ける際に、ロックピンの
先端部がカム溝形成領域から外れることを防止できるス
イッチ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、スイッチケースに往復移動可
能に設けられ、押圧操作される操作部材と、この操作部
材に原位置方向への復帰力を付与する復帰用ばねと、前
記スイッチベース及び操作部材のうちの一方に設けら
れ、係合部を有するカム溝を備えると共に、このカム溝
の周囲に囲い部を備えたカム溝形成領域と、前記スイッ
チベース及び操作部材のうち前記カム溝形成領域が設け
られた方とは反対側の部材に基端部が回動可能に取り付
けられると共に、先端部が前記カム溝に移動可能に挿入
され、前記操作部材の移動に基づき前記先端部が前記カ
ム溝に沿って相対的に移動すると共に、その先端部が前
記係合部に係合することにより前記操作部材を作用位置
に保持するロックピンと、前記操作部材の移動に応じて
状態が切り替えられるスイッチとを具備したスイッチ装
置において、前記カム溝形成領域の幅寸法を、前記ロッ
クピンの先端部の振れ幅よりも大きくなるように設定し
たことを特徴とする。
【0007】上記した構成において、ロックピンの先端
部とカム溝形成領域とを対向させた状態で組み付ける際
に、ロックピンの先端部がどちらか一方に振れていたと
しても、カム溝形成領域の幅寸法をロックピンの先端部
の振れ幅よりも大きくなるように設定してあるため、そ
のロックピンの先端部は、少なくともカム溝形成領域内
に位置するようになり、ロックピンの先端部がカム溝形
成領域から外れてしまうことを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図1ないし図5を参照して説明する。まず、図2及
び図3において、スイッチケース21は、箱状をなすケ
ース本体22と、板状をなすインシュレータ23とから
構成される。ケース本体22は、一方向に長い矩形箱状
をなしていて、図2及び図3の上面に開口部22aが形
成されていると共に、一方の端面に開口部22bが形成
されている。上面側の開口部22aの両側縁部には複数
個の係合爪24が設けられている。インシュレータ23
の両側縁部には係合爪24に対応して係合凹部25が複
数個形成されていて、インシュレータ23は、各係合凹
部25に係合爪24を係合させることにより、ケース本
体22の開口部22aを閉塞する状態でそのケース本体
22に装着されるようになっている。ケース本体22の
左右両側壁の内面側には、長手方向に延びるガイド溝2
6が形成されている。
【0009】操作部材27は、ケース本体22の長手方
向に沿って延びるノブホルダ28と、このノブホルダ2
8の一端部に設けられたノブ29とから構成されてい
る。ノブホルダ28の左右両側部には、上記ガイド溝2
6に挿入される凸条部28aが設けらていて、操作部材
27は、ノブホルダ28が開口部22bからケース本体
22内に挿入され、ガイド溝26に沿って長手方向に往
復移動可能に設けられていて、ノブ29が開口部22b
から外方へ突出している。ノブホルダ28の端部とケー
ス本体22内の底部との間には、操作部材27を原位置
方向である矢印A方向へ付勢する復帰用ばね30が配設
されている。なお、操作部材27は、ケース本体22に
対し抜け止めされるようになっている。
【0010】ノブホルダ28において上記インシュレー
タ23と対向する面には、ロックピンホルダ31が固定
状態に設けられていると共に、ノブ29とは反対側の端
部寄りに可動接点32が設けられている。可動接点32
は、ばね33によりインシュレータ23側に付勢されて
いる。ロックピンホルダ31は、図4にも示すように枠
状をなしていて、このロックピンホルダ31に、コ字形
をなすロックピン34の基端部34aが回動可能に取り
付けられていると共に、ロックピン34の先端部34b
をインシュレータ23側に付勢するための押えばね35
が取り付けられている。ロックピン34は、ロックピン
ホルダ31の左右の側部31a,31aにより揺動範囲
が規制されていて、ロックピン34の先端部34bの振
れ幅はL1となっている。
【0011】そして、インシュレータ23の内面側(ノ
ブホルダ28と対向する側)には、ロックピン34側に
突出するようにカム溝形成領域36が一体に設けられて
いると共に、可動接点32に対応する端部寄りの部位に
一対の固定接点37a,37bが設けられている。カム
溝形成領域36には、図5に示すように、係合部38a
を有するハート形の凸部38の周りにカム溝39が形成
され、そのカム溝39の周囲部に囲い部40が形成され
ていると共に、凸部38の下方に位置させて案内凸部4
1が形成されている。
【0012】ここで、カム溝形成領域36の幅寸法L2
は、従来のカム溝形成領域9の幅寸法L3(図5の二点
鎖線参照)より大きくなるように設定していると共に、
上記ロックピン34の先端部34bの振れ幅L1よりも
大きくなるように設定している(L2>L3,L1)。
【0013】しかして、インシュレータ23は、図3に
示すように、ケース本体22に操作部材27などを組み
込んだ状態で、カム溝形成領域36がロックピン34の
先端部34bと対向する状態でケース本体22に組付け
られる。この組付け状態で、ロックピン34の先端部3
4bはカム溝形成領域36のカム溝39に移動可能に挿
入され、これらロックピン34とカム溝形成領域36と
によりロック機構42を構成する。また、固定接点37
a,37bと可動接点32とによりスイッチ43を構成
する。
【0014】上記した構成において、操作部材27が原
位置にある状態(図2参照)では、ロックピン34の先
端部34bは、カム溝39において図5中、凸部38の
上方に位置し(図5の二点鎖線参照)、また、可動接点
32は固定接点37a,37bから離間していて、スイ
ッチ43はオフ状態となっている。
【0015】この状態から、操作部材27を復帰用ばね
30の付勢力に抗して矢印Aとは反対方向へ押圧操作す
ると、操作部材27が同方向へ移動すると共に、ロック
ピン34の先端部34bがカム溝39に沿って摺動する
(図5の矢印B1参照)。そして、操作部材27に対す
る押圧力を解除すると、操作部材27が矢印A方向に戻
りながら、ロックピン34の先端部34bがカム溝39
の係合部38aに係合し(図5の矢印B2参照)、これ
により操作部材27は作用位置に保持されるようにな
る。これに伴い、可動接点32が固定接点37a,37
bに接触し、スイッチ43はオン状態となる。
【0016】この後、操作部材27を矢印Aとは反対方
向へ再度押圧操作すると、操作部材27が同方向へ移動
しながらロックピン34の先端部34bの係合部38a
に対する係合が外れる(図5の矢印B3参照)。そし
て、操作部材27に対する押圧力を解除すると、復帰用
ばね30の付勢力により操作部材27が矢印A方向へ移
動して図2に示す原位置に復帰すると共に、ロックピン
34の先端部34bがカム溝39に沿って摺動し、元の
位置に戻る(図5の矢印B4参照)。これに伴い、可動
接点32が固定接点37a,37bから離間し、スイッ
チ43は再びオフ状態となる。
【0017】さて、上記した実施例において、図3に示
すように、ケース本体22に操作部材27などを組み込
んだ状態で、インシュレータ23を、カム溝形成領域3
6がロックピン34の先端部34bと対向する状態でケ
ース本体22に組み付ける際に、ロックピン34の先端
部34bが左右のどちらか一方に振れていたとしても、
カム溝形成領域36の幅寸法L2をロックピン34の先
端部34bの振れ幅L1よりも大きくなるように設定し
てあるため、図1に示すように、そのロックピン34の
先端部34bは、少なくともカム溝形成領域36内に位
置するようになり、ロックピン39の先端部39bがカ
ム溝形成領域36から外れてしまうことを防止できる。
【0018】このため、組付け状態で、仮にロックピン
34の先端部34bが、カム溝形成領域36のカム溝3
9内に挿入されなくても、囲い部40には位置している
ので、その状態で操作部材27を操作することに伴い、
ロックピン34の先端部34bはいずれカム溝39内に
挿入されるようになる。従って、組付け不良の発生を防
止できるようになる。
【0019】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。上記した実施例では、ロックピン34を可動側
の操作部材27に設けると共に、カム溝形成領域36を
固定側のインシュレータ23に設けた例を示したが、こ
れとは逆に、ロックピン34を固定側のインシュレータ
23に設けると共に、カム溝形成領域36を可動側の操
作部材27に設ける構成とすることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロックピンの先端部とカム溝形成領域とを対
向させた状態で組み付ける際に、ロックピンの先端部が
どちらか一方に振れていたとしても、カム溝形成領域の
幅寸法をロックピンの先端部の振れ幅よりも大きくなる
ように設定してあるため、そのロックピンの先端部は、
少なくともカム溝形成領域内に位置するようになり、ロ
ックピンの先端部がカム溝形成領域から外れてしまうこ
とを防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ロックピンの
先端部が一方に振れた状態で組付けられた状態での縦断
正面図
【図2】操作部材が原位置にある状態での縦断側面図
【図3】分解斜視図
【図4】ロックピンをロックピンホルダに組付けた状態
の正面図
【図5】カム溝形成領域部分の正面図
【図6】従来例を示す図3相当図
【図7】図5相当図
【図8】図1相当図
【符号の説明】
21はスイッチケース、22はケース本体、23はイン
シュレータ、27は操作部材、30は復帰用ばね、31
はロックピンホルダ、32は可動接点、34はロックピ
ン、34aは基端部、34bは先端部、36はカム溝形
成領域、37a,37bは固定接点、38は凸部、38
aは係合部、39はカム溝、40は囲い部、42はロッ
ク機構、43はスイッチを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケースに往復移動可能に設けら
    れ、押圧操作される操作部材と、 この操作部材に原位置方向への復帰力を付与する復帰用
    ばねと、 前記スイッチケース及び操作部材のうちの一方に設けら
    れ、係合部を有するカム溝を備えると共に、このカム溝
    の周囲に囲い部を備えたカム溝形成領域と、 前記スイッチケース及び操作部材のうち前記カム溝形成
    領域が設けられた方とは反対側の部材に基端部が回動可
    能に取り付けられると共に、先端部が前記カム溝に移動
    可能に挿入され、前記操作部材の移動に基づき前記先端
    部が前記カム溝に沿って相対的に移動すると共に、その
    先端部が前記係合部に係合することにより前記操作部材
    を作用位置に保持するロックピンと、 前記操作部材の移動に応じて状態が切り替えられるスイ
    ッチとを具備したスイッチ装置において、 前記カム溝形成領域の幅寸法を、前記ロックピンの先端
    部の振れ幅よりも大きくなるように設定したことを特徴
    とするスイッチ装置。
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