JP2000182119A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JP2000182119A
JP2000182119A JP10358819A JP35881998A JP2000182119A JP 2000182119 A JP2000182119 A JP 2000182119A JP 10358819 A JP10358819 A JP 10358819A JP 35881998 A JP35881998 A JP 35881998A JP 2000182119 A JP2000182119 A JP 2000182119A
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和浩 河本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時保留部37の入金硬貨を収納庫52へ収納中
にフル状態となったとき、収納庫52の空きスペースを有
効に利用して、入金取引を正常に終了させる。 【解決手段】 一時保留部37の入金硬貨を収納庫52の異
なった場所へ収納させる第1および第2の収納庫シュー
ト42,28を設ける。収納庫52に収納した硬貨がフル状態
になったことを検知するフル検知センサを設ける。一時
保留部37の入金硬貨を第1の収納庫シュート42を通じて
収納庫52へ収納中に入金硬貨が山盛りとなってフル状態
が検知されたとき、一時保留部37の残りの入金硬貨を第
2の収納庫シュート28を通じて収納庫52の空きスペース
へ収納させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨の入金処理を
行なう硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、銀行などで使用されるA
TMなどに搭載されて硬貨の入金および出金を行なう硬
貨処理装置では、例えば特開平10−228553号公
報に記載されているように、機体の前部に形成された入
金受部に投入される入金硬貨をホッパに受け入れ、この
ホッパの入金硬貸を繰出手段により1枚ずつ繰り出して
硬貨識別部に送り、この硬貨識別部で識別された入金硬
貨を金種別あるいは一括して一時保留するとともに、入
金承認時に金種別に一時保留している硬貨を金種別出金
部へ収納し、一括して一時保留している硬貨を1つのオ
ーバーフローボックスシュートおよび受入口を通じてオ
ーバーフローボックスヘー括して収納するようにしてい
る。
【0003】入金処理は、オーバーフローボックスがフ
ル状態でないことを条件に開始し、一括して一時保留し
ている硬貨をオーバーフローボックスヘ収納中にオーバ
ーフローボックスがフル状態になると、収納動作を中断
して収納異常扱いとするか、あるいは、収納動作を中断
せずにそのまま収納動作を続行する。収納動作を中断せ
ずにそのまま収納動作を続行した場合には、一時保留硬
貨が多量であると、オーバーフローボックスの受入口か
ら硬貨が溢れ出し、収納動作後に受入口の直前のゲート
の動作不良が発生することがある。
【0004】また、オーバーフローボックスへ受入口か
ら硬貨を収納する際には、硬貨を自由落下させるために
収納硬貨が受入口付近で山状になり、オーバーフローボ
ックスの受入口付近以外には硬貨を収納する空きスペー
スがあるにもかかわらず、受入口近傍に設けたフル検知
手段により硬貨を検知してフル状態と判断してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の硬
貨処理装置では、オーバーフローボックスの空きスペー
スを有効に活用できておらず、また、入金の収納処理で
一括して一時保留している硬貨をオーバーフローボック
スヘ収納中にオーバーフローボックスがフル状態になる
と、入金取引を正常に終了できないという問題点があ
る。
【0006】本発明は上述のような事情からなされたも
のであり、本発明の目的は、入金硬貨を収納庫へ収納中
に硬貨が山盛りとなってフル状態となったとき、収納庫
の空きスペースを有効に利用して、入金取引を正常に終
了させることができる硬貨処理装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の硬貨処理
装置は、入金受部に投入された入金硬貨を1枚ずつ繰り
出して識別し、正常と識別された入金硬貨を一時保留
し、入金承認時に一時保留している入金硬貨を収納する
硬貨処理装置において、前記正常と識別された入金硬貨
を一時保留する一時保留部と、この一時保留部の入金硬
貨を収納する収納庫と、前記一時保留部の入金硬貨を前
記収納庫へ収納させる第1の収納庫シュートと、前記一
時保留部の入金硬貨を前記収納庫の前記第1の収納庫シ
ュートとは異なった場所へ入金硬貨を収納させる第2の
収納庫シュートと、前記収納庫が収納された硬貨でフル
状態になったことを検知するフル検知センサと、前記入
金承認時に前記一時保留部から前記第1の収納庫シュー
トを通じて前記収納庫へ入金硬貨を収納中に前記フル検
知センサでフル状態を検知したとき、前記一時保留部か
ら前記第2の収納庫シュートを通じて前記収納庫へ入金
硬貨を収納させる制御部とを具備しているものである。
【0008】そして、収納庫に対して入金硬貨を収納さ
せる第1および第2の収納庫シュートを備え、通常は第
1の収納庫シュートを通じて収納庫に入金硬貨を収納さ
せ、この第1の収納庫シュートで硬貨が収納される付近
で硬貨が山盛りとなって収納庫のフル状態が検知された
とき、収納庫の第2の収納庫シュートで入金硬貨が収納
される付近に空きスペースがあることを利用して、第2
の収納庫シュートを通じて収納庫の空きスペースに残り
の入金硬貨を収納させるので、装置の故障がないにもか
かわらず収納庫の状態によって収納処理ができないとい
う異常を防止し、入金取引を正常に終了させる。
【0009】請求項2記載の硬貨処理装置は、入出金受
部に投入された入金硬貨を1枚ずつ繰り出して識別し、
正常と識別された入金硬貨を一時保留し、入金承認時に
一時保留している入金硬貨を収納し、かつ、金種別出金
部から投出される出金硬貨を1枚ずつ繰り出して識別
し、正常と識別された出金硬貨を入出金受部に払い出す
とともに異常と識別された出金硬貨をリジェクト硬貨と
して回収する硬貨処理装置において、前記正常と識別さ
れた入金硬貨を一時保留する一時保留部と、この一時保
留部の入金硬貨を収納する収納庫と、前記一時保留部の
入金硬貨を前記収納庫へ収納させる収納庫シュートと、
前記出金硬貨で異常と識別されたリジェクト硬貨を収納
するリジェクトボックスと、前記リジェクト硬貨を前記
リジェクトボックスへ収納させるリジェクトボックスシ
ュート部を有するとともに、前記一時保留部の入金硬貨
を前記収納庫の前記収納庫シュートとは異なった場所へ
入金硬貨を収納させる収納庫シュート部を有するリジェ
クトボックスシュートと、このリジェクトボックスシュ
ートの通路をリジェクトボックスシュート部側と収納庫
シュート部側とのいずれかに切り換えるリジェクト通路
切換部と、前記収納庫が収納された硬貨でフル状態にな
ったことを検知するフル検知センサと、前記入金承認時
に前記一時保留部から前記収納庫シュートを通じて前記
収納庫へ入金硬貨を収納中に前記フル検知センサでフル
状態を検知したとき、前記一時保留部から前記リジェク
トボックスシュートの収納庫シュート部を通じて前記収
納庫へ入金硬貨を収納させる制御部とを具備しているも
のである。
【0010】そして、収納庫に対して入金硬貨を収納さ
せる第1および第2の収納庫シュートを備え、通常は第
1の収納庫シュートを通じて収納庫に入金硬貨を収納さ
せ、この第1の収納庫シュートで硬貨が収納される付近
で硬貨が山盛りとなって収納庫のフル状態が検知された
とき、収納庫の第2の収納庫シュートで入金硬貨が収納
される付近に空きスペースがあることを利用して、第2
の収納庫シュートを通じて収納庫の空きスペースに残り
の入金硬貨を収納させるので、装置の故障がないにもか
かわらず収納庫の状態によって収納処理ができないとい
う異常を防止し、入金取引を正常に終了させる。さら
に、収納庫シュートとは別の収納庫シュートとして、出
金でリジェクト硬貨を導くリジェクトボックスシュート
を利用することにより、既存の構成を利用して簡単に構
成し、コストアップを最小限に抑える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0012】図1において、11は機体で、この機体11の
上面前部(なお、図1の機体11の右側を前部、および左
側を後部とし、機体11の前方から見て左右方向を機体幅
方向とする)に入金硬貨の投入または出金硬貨の取り出
しが行なわれる入出金口12が形成され、この入出金口12
には入出口シャッタ13が開閉可能に配設されている。
【0013】入出金口12の下方には、入金硬貨または出
金硬貨を受け入れる入金受部としての入出金受部14が配
設されている。この入出金受部14は、機体幅方向に横長
の略桶状に形成され、硬貨を受け入れる受入姿勢と硬貨
を放出する放出姿勢とに回動される。
【0014】入出金受部14の下方には、硬貨を受け入れ
て1枚ずつ後述する硬貨搬送部17へ繰り出す繰出部15が
配設されている。この繰出部15は、硬貨を受け入れるホ
ッパ16、このホッパ16内の硬貨を1枚ずつ上方へ拾い上
げて繰り出す図示しない突起付きの回転円板を備えてい
る。
【0015】繰出部15の上部には硬貨搬送部17が接続さ
れている。この硬貨搬送部17は、機体11の上部に前後方
向に沿って配設され、前端側から後端側に向かって硬貨
を搬送する計数搬送部としての識別分類通路部18が形成
されているとともに、この識別分類通路部18の後端から
上側に折り返して前端側の入出金受部14へ硬貨を搬送す
る出金通路部19が形成されている。硬貨搬送部17に沿っ
て硬貨を搬送する搬送手段としての搬送ベルト20が張設
されている。
【0016】識別分類通路部18の始端側には、搬送ベル
ト20で搬送される硬貨の金種や正常・異常を識別する識
別部21が配設されている。識別分類通路部18の識別部21
より後流側には、搬送される硬貨を通路上から分岐させ
て振り分けるために、上流側から順に、1円用の振分ゲ
ート22a 、5円用の振分ゲート22b 、10円用の振分ゲ
ート22c 、50円用の振分ゲート22d 、100円用の振
分ゲート22e 、500円用の振分ゲート22f 、オーバー
フロー用の振分ゲート22g 、リジェクト用の振分ゲート
22h が配設されている。
【0017】金種別の振分ゲート22a 〜22f は、入金処
理時または補充処理時に対応する硬貨を通路上から振り
分けるもので、これら振分ゲート22a 〜22f の下方に
は、振分ゲート22a 〜22f で振り分けられた硬貨を金種
別に一時保留する金種別一時保留部23が配設されてい
る。この金種別一時保留部23は、金種別の保留筒にて構
成され、振分ゲート22a 〜22f で振り分けられる硬貨を
上下方向に集積状態で一時保留し、入金承認時に下方へ
放出し、入金不承認時に機体幅方向の一側(図1手前
側)の後述する横搬送部36へ放出するように構成されて
いる。
【0018】金種別一時保留部23の下方には、金種別に
出金硬貨を収納するとともに金種別出金部24が配設され
ている。この金種別出金部24は、金種別の収納筒25を有
し、この収納筒25内に硬貨を集積状態で上下動可能に支
承し、収納筒25の上部を通じて硬貨の出し入れが可能
で、金種別一時保留部24から放出される硬貨を受入収納
するとともに、収納筒25の上側に配設される図示しない
投出手段によって硬貨が1枚ずつ後述する横搬送部36へ
投出される。
【0019】また、オーバーフロー用の振分ゲート22g
は、入金処理時に金種別一時保留部23または金種別出金
部24に収納しきれない入金硬貨をオーバーフロー硬貨と
して通路上から振り分けるもので、この振分ゲート22g
の下方には、後述する横搬送部36(一括一時保留部37)
へ放出するオーバーフローシュート26が配設されてい
る。このオーバーフローシュート26の途中には、後述す
る補充・回収ボックス53へ回収処理時の硬貨を導く回収
シュート27が接続されているとともに、硬貨をオーバー
フローシュート26の下流側と回収シュート27とのいずれ
かに振り分ける図示しない振分部材が配設されている。
【0020】また、リジェクト用の振分ゲート22h は、
出金処理時または補充処理時のリジェクト硬貨、あるい
は入金処理時の後述する横搬送部36(一括一時保留部3
7)上に一時保留された入金硬貨を分岐するもので、こ
の振分ゲート22h の下方には、第2の収納庫シュートと
して兼用されるリジェクトボックスシュート28が配設さ
れている。図3に示すように、このリジェクトボックス
シュート28の途中には、3つのリジェクトボックスシュ
ート部29,30,31が接続されているとともに、各リジェ
クトボックスシュート部29,30,31の入口部分に硬貨を
各リジェクトボックスシュート部29,30,31内と各リジ
ェクトボックスシュート部29,30,31より下流側とのい
ずれかに振り分けるリジェクト通路切換部32,33,34が
配設されている。各リジェクトボックスシュート部29,
30,31の下端は、上流側のリジェクトボックスシュート
部29,30,31から順に、後述するリジェクトボックス51
の装填リジェクトボックス55、回収リジェクトボックス
56、および取り忘れリジェクトボックス57の上面にそれ
ぞれ連通されている。
【0021】リジェクトボックスシュート28の各リジェ
クトボックスシュート部29,30,31より下流側には収納
庫シュート部としてのオーバーフローボックスシュート
部35が形成され、このオーバーフローボックスシュート
部35の下端が後述するオーバーフローボックス52の上面
に連通されている。
【0022】また、金種別出金部24の上端近傍の側方で
かつ繰出部15からオーバーフローシュート26の下方(後
述するオーバーフローボックス52の上方)の領域にわた
って、横搬送部(搬送部)36が配設されている。この横
搬送部36は、硬貨を載せて搬送するベルトコンベヤにて
構成され、入金処理時に金種別一時保留部23から放出さ
れる入金の返却硬貨、またはオーバーフローシュート26
から放出される入金硬貨(オーバーフロー硬貨)を受け
入れるとともに、出金処理時に金種別出金部24から投出
される出金硬貨を受け入れ、ベルトの正転時に硬貨を繰
出部15へ向けて搬送し、逆転時に硬貨を後述するオーバ
ーフローボックス52へ向けて搬送するように構成されて
いる。そして、横搬送部36上のオーバーフローシュート
26の下方域には、オーバーフローシュート26で導かれる
入金硬貨を一括して一時保留する一時保留部としての一
括一時保留部37が形成されている。
【0023】横搬送部36の前端側および後端側の上方に
は横搬送部ゲート38,39が開閉可能に配設され、この横
搬送部ゲート38,39の閉鎖によって横搬送部36の端部か
らの硬貨の落下が規制されるとともに、開放によって横
搬送部36の端部からの硬貨の放出が許容される。図2に
示すように、後端側の横搬送部ゲート39の閉鎖位置と開
放位置とを検知するゲート位置検知センサ40,41が配設
されている。なお、前端側の横搬送部ゲート38について
も、同様に、図示しないゲート位置検知センサが配設さ
れている。
【0024】横搬送部36の後方には、一括一時保留部37
に一時保留された一括一時保留硬貨の収納時に、横搬送
部36の逆転によって横搬送部36の後端から放出される一
括一時保留硬貨を、後述するオーバーフローボックス52
に導く第1の収納庫シュートおよび収納庫シュートとし
てのオーバーフローボックスシュート42が配設されてい
る。
【0025】また、図1に示すように、機体11の後部に
は、リジェクトボックス51、収納庫としてのオーバーフ
ローボックス52、補充・回収ボックス53が上側から下側
にわたってそれぞれ配置されているとともに、各ボック
ス51,52,53とも機体11の後部から着脱可能に構成され
ている。
【0026】リジェクトボックス51は、図3に示すよう
に、装填リジェクトボックス55、回収リジェクトボック
ス56および取り忘れリジェクトボックス57を一体に有
し、これら各リジェクトボックス55,56,57の上面にリ
ジェクトボックスシュート28の対応する各リジェクトボ
ックスシュート部29,30,31からリジェクト硬貨を受け
入れる受入口が形成されている。装填リジェクトボック
ス55には、補充処理時に機体11内に投入される存高管理
されていない補充硬貨において識別部21で異常と識別さ
れたリジェクト硬貨が収納され、また、回収リジェクト
ボックス56には、出金処理時や機体11内での補充処理時
にその機体11内で存高管理されている硬貨において識別
部21で異常と識別されたリジェクト硬貨が収納され、ま
た、取り忘れリジェクトボックス57には、出金処理時に
入出金受部14に払い出された出金硬貨が取り忘れられた
際に回収される取り忘れ硬貨が収納される。
【0027】オーバーフローボックス52は、図2に示す
ように、箱状に形成され、上面には、オーバーフローボ
ックスシュート42の下端部の下方に硬貨を受け入れる受
入口61が形成されているとともに、この受入口61とは別
の位置でリジェクトボックスシュート28のオーバーフロ
ーボックスシュート部35の下端部の下方に硬貨を受け入
れる受入口62が形成され、また、前面下部には、オーバ
ーフローボックス52内の硬貨が繰り出される繰出口63が
形成されている。なお、これら受入口61,62は、オーバ
ーフローボックスシュート42およびオーバーフローボッ
クスシュート部35の下方にそれぞれ個別に形成されてい
てもよいし、大きな開口として共通に形成されていても
よく、この実施の形態では共通に形成されている。
【0028】オーバーフローボックス52内には、オーバ
ーフローボックス52の底面を構成するとともに繰出口63
に向けて硬貨を繰り出すベルトコンベヤにて構成された
繰出搬送部64が配設されているとともに、この繰出搬送
部64上に硬貨を導くガイド体65が配設されている。繰出
搬送部64の繰出口63に臨む端部の上方には、繰出搬送部
64の上面に対して逆方向に回転されて硬貨の繰出量を規
制する逆転ローラ66が配設されている。繰出口63の内側
にはその繰出口63を開閉するシャッタ67が配設され、繰
出口63の外側には繰り出された硬貨を後述する送出搬送
部75に導く繰出シュート68(図1に示す)が配設されて
いる。
【0029】オーバーフローボックス52の上部には、オ
ーバーフローボックス52内に収納した硬貨がフル状態
(満杯状態)になったことを検知するフル検知センサ69
が配設されている。このフル検知センサ69は、検知光69
a を投受光する投光器69b と受光器69c とを有し、検知
光69a が少なくともオーバーフローボックスシュート42
の下方の受入口61の近傍を通過して検知するようになっ
ている。
【0030】補充・回収ボックス53は、図1に示すよう
に、箱状に形成され、上面には回収シュート27の下端部
の下方に硬貨を受け入れる受入口71が形成され、前面下
部には補充・回収ボックス53内の硬貨を後述する送出搬
送部75へ繰り出す繰出口72が形成されている。補充・回
収ボックス53には、オーバーフローボックス52と同様
に、繰出口72からの硬貨を繰り出すベルトコンベヤにて
構成された繰出搬送部73が配設されている他、図示しな
いガイド体、逆転ローラ、シャッタおよびフル検知セン
サなどが配設されている。
【0031】また、機体11の底部域から前部域にわたっ
て送出搬送部75が配設されている。この送出搬送部75
は、補充処理時または回収処理時にオーバーフローボッ
クス52または補充・回収ボックス53から繰り出される硬
貨を受け入れて入出金受部14へ搬送するようになってい
る。
【0032】図4に一括収納処理に関する制御系のブロ
ック図を示し、81は制御部で、この制御部81により硬貨
搬送部17、横搬送部36、ゲート切換部82がそれぞれ制御
され、制御部81にフル検知センサ69から検知信号が入力
される。ゲート切換部82には、硬貨搬送部17の振分ゲー
ト22a 〜22h の振分ゲート切換部、横搬送部36の横搬送
部ゲート38,39の横搬送部ゲート切換部、リジェクト通
路切換部32〜34が含まれる。
【0033】そして、制御部81は、入金処理時の入金承
認時に一括一時保留部37からオーバーフローボックスシ
ュート42を通じてオーバーフローボックス52へ入金硬貨
を収納中にフル検知センサ69でフル状態を検知したと
き、一括一時保留部37からリジェクトボックスシュート
28を通じてオーバーフローボックス52へ入金硬貨を収納
させる機能を有している。
【0034】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0035】まず、入金処理について説明する。
【0036】図5(a) に示すように、機械操作者によっ
て入金操作指令がなされると、入出金口12の入出金シャ
ッタ13が開放され、機械操作者によって入金硬貨が入出
金口12を通じて受入姿勢にある入出金受部14に投入され
ると、入出金シャッタ13が閉鎖されるとともに、入出金
受部14が放出姿勢に反転され、入出金受部14内の入金硬
貨が下方の繰出部15に放出される。入出金受部14は硬貨
の放出後に受入姿勢に戻される。
【0037】繰出部15に放出された硬貨は、繰出部15か
ら1枚ずつ硬貨搬送部17の識別分類通路部18に繰り出さ
れ、識別分類通路部18内を1枚ずつ搬送されながら識別
部21で識別される。識別部21で正常と識別された硬貨
は、対応する金種の振分ゲート22a 〜22f によって通路
上から振り分けられ、金種別一時保留部23に金種別に一
時保留される。
【0038】識別部21で正常と識別されたが、金種別一
時保留部23または金種別出金部24に収納しきれない入金
硬貨は、オーバーフロー硬貨として、金種別の振分ゲー
ト22a 〜22f ではなく、オーバーフロー用の振分ゲート
22g で通路上から振り分けられ、オーバーフローシュー
ト26を通じて、横搬送部36上の一括一時保留部37に一括
して一時保留される。
【0039】識別部21で異常と識別された硬貨は、硬貨
搬送部17の識別分類通路部18から出金通路部19を通じて
入出金受部14に戻されるとともに、入出金シャッタ13が
開放されることにより、機械操作者によって取出可能に
なる。
【0040】投入された全ての入金硬貨について識別お
よび振分が完了すると、計数結果が機械操作者に対して
表示され、機械操作者によって入金の承認、不承認の操
作がなされる。
【0041】機械操作者によって入金の承認がなされた
場合には、図5(b) に示すように、金種別一時保留部23
に金種別に一時保留されていた金種別一時保留貨は下方
へ放出されて金種別出金部24に金種別に収納され、一括
一時保留部37に一括して一時保留されていた一括一時保
留硬貨は横搬送部36からオーバーフローボックスシュー
ト42を通じてオーバーフローボックス52に一括して収納
される。
【0042】そして、この一括一時保留部37に一括して
一時保留されていた一括一時保留硬貨のオーバーフロー
ボックス52への一括収納処理について、図6のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0043】横搬送部36の後端側の横搬送部ゲート39が
開放されるゲート切換が行なわれ(ステップ1)、横搬
送部36が逆転され(ステップ2)、一括一時保留部37に
一括して一時保留されていた一括一時保留硬貨が、横搬
送部36からオーバーフローボックスシュート42に放出さ
れ、自由落下にして、オーバーフローボックス52に収納
される。
【0044】横搬送部36の逆転が開始されたら、その横
搬送部36の逆転開始から所定時間経過したか(ステップ
3)、またはフル検知センサ69が所定時間以上連続して
遮光されたか判断される(ステップ4)。
【0045】フル検知センサ69が所定時間以上遮光され
ずに、横搬送部36の逆転開始から所定時間(横搬送部36
の逆転開始から一括一時保留硬貨がオーバーフローボッ
クス52に収納されるまでの例えば2秒間)経過したら、
横搬送部36の逆転が停止され(ステップ5)、開放した
横搬送部ゲート39が閉塞されるようにゲート切換がリセ
ットされる(ステップ6)。これにより、一括一時保留
部37に一括して一時保留されていた一括一時保留硬貨の
一括収納処理が完了される。
【0046】横搬送部36の逆転開始から所定時間経過す
るまでの間に、フル検知センサ69が所定時間以上(例え
ば200ms以上)連続遮光された場合には、横搬送部36
が停止され(ステップ7)、その横搬送部36の停止状態
でフル検知センサ69が所定時間以上(例えば1秒以上)
連続して遮光状態にあるか、すなわちオーバーフローボ
ックス52がフル状態になったか確認される(ステップ
8)。横搬送部36を停止させるのは、横搬送部36の逆転
中は自由落下する一括一時保留硬貨によってもフル検知
センサ69が所定時間以上連続して遮光される場合がある
ので、オーバーフローボックス52のフル状態の確認を正
確にするために行なわれる。
【0047】横搬送部36が停止されてから所定時間以内
にフル検知センサ69が投光状態となれば、ステップ2に
戻って、一括収納処理が再開される。
【0048】図2に示すように、オバーフローボックス
シュート42を通じてオーバーフローボックス52に一括一
時保留硬貨が自由落下して収納されていくと、オバーフ
ローボックスシュート42の下方付近で硬貨の山盛り状態
Aができる。このような場合、フル検知センサ69は所定
時間以上連続して遮光状態となり、オバーフローボック
スシュート42を通じての一括一時保留硬貨の収納が停止
され、リジェクトボックスシュート28を通じての収納に
切り換えられる。
【0049】すなわち、横搬送部36の後端側の横搬送部
ゲート39が閉塞、前端側の横搬送部ゲート38が開放、リ
ジェクト用の振分ゲート22hが開放、リジェクトボック
スシュート28の各リジェクト通路切換部32〜35が閉鎖さ
れるゲート切換が行なわれ(ステップ9)、横搬送部36
が正転されるとともに(ステップ10)、繰出部15および
硬貨搬送部17が駆動される(ステップ11)。
【0050】これにより、横搬送ベルト36上に残る一括
一時保留硬貨が、横搬送部36から繰出部15に搬送されて
放出され、繰出部15から1枚ずつ硬貨搬送部17の識別分
類通路部18に繰り出されて搬送され、リジェクト用の振
分ゲート22hで通路上から振り分けられ、リジェクトボ
ックスシュート28およびオーバーフローボックスシュー
ト部35を通じて、オーバーフローボックス52に自由落下
して収納される。これは、図2に示すように、オーバー
フローボックス52内において、オーバーフローボックス
シュート42の下方付近で硬貨の山盛り状態Aができて
も、リジェクトボックスシュート28のオーバーフローボ
ックスシュート部35の下方付近には空きスペースがある
ことが利用されて、その空きスペースに残りの一括一時
保留硬貨が収納される。リジェクトボックスシュート28
のオーバーフローボックスシュート部35を通じて残りの
一括一時保留硬貨がオーバーフローボックスシュート42
に収納されることで、オーバーフローボックスシュート
部35の下方付近に硬貨の山盛り状態Aとは別の山盛り状
態Bができる。
【0051】横搬送部36の正転開始から、一括一時保留
硬貨を繰出部15に放出可能とする所定時間(例えば3
秒)経過したら(ステップ12)、横搬送部36が停止され
る(ステップ13)。
【0052】横搬送部36から繰出部15に搬送された全て
一括一時保留硬貨がリジェクトボックスシュート28に送
られ、繰出部15および硬貨搬送部17に硬貨がなくなれば
(ステップ14)、繰出部15および硬貨搬送部17が停止さ
れ(ステップ15)、横搬送部ゲート38およびリジェクト
用の振分ゲート22hが閉塞するようにゲート切換がリセ
ットされる(ステップ6)。これにより、一括一時保留
部37に一括して一時保留されていた一括一時保留硬貨の
一括収納処理が完了される。
【0053】また、入金硬貨の一時保留後に、機械操作
者によって入金の不承認がなされた場合には、金種別一
時保留部23に金種別に一時保留されていた金種別一時保
留貨が横搬送部36上に放出され、一括一時保留部37に一
括一時保留されていた場合にはその硬貨と一緒にされ
る。横搬送部36上の入金返却硬貨は、横搬送部36から繰
出部15に搬送され、硬貨搬送部17の識別分類通路部18お
よび出金通路部19を通じて入出金受部14に戻され、入出
金シャッタ13が開放されることにより、機械操作者によ
って取出可能とされる。
【0054】次に、出金処理について説明する。
【0055】機械操作者によって出金金額(金種や枚
数)が入力されると、図5(c) に示すように、指定され
た金種の金種別出金部24から指定された枚数の硬貨が横
搬送部36上に投出される。横搬送部36上の出金硬貨は、
横搬送部36から繰出部15に搬送され、繰出部15から1枚
ずつ硬貨搬送部17の識別分類通路部18に繰り出されて搬
送される。識別分類通路部18を搬送される硬貨は識別部
21で識別され、正常と識別された硬貨は出金通路部19を
通じて入出金受部14に搬送され、異常と識別されたリジ
ェクト硬貨はリジェクト用の振分ゲート22h で通路上か
ら分岐され、リジェクトボックスシュート28、リジェク
ト通路切換部33およびリジェクトボックスシュート部30
を通じて回収リジェクトボックス56に回収される。リジ
ェクト硬貨が識別されて回収された場合には、不足する
金種の硬貨が金種別出金部24から投出される。
【0056】指定された出金金額分の出金硬貨が入出金
受部14に搬送されたら、入出金シャッタ13が開放され、
機械操作者によって取出可能とされる。
【0057】なお、出金処理時や入金処理時の硬貨返却
時に入出金受部14に搬送された硬貨が機械操作者によっ
て取り出されない場合には、取り忘れ硬貨として回収さ
れる。すなわち、入出金受部14の取り忘れ硬貨が、繰出
部15、硬貨搬送部17の識別分類通路部18に送られ、識別
部21で識別され、リジェクト用の振分ゲート22h 、リジ
ェクトボックスシュート28、リジェクト通路切換部34お
よびリジェクトボックスシュート部31を通じて、取り忘
れリジェクトボックス57に回収される。
【0058】また、補充処理時には、補充・回収ボック
ス53内の補充硬貨が、送出搬送部75に繰り出され、入出
金受部14(放出状態にある)、繰出部15、硬貨搬送部17
の識別分類通路部18に送られ、識別部21で識別される。
正常と識別された補充硬貨は対応する振分ゲート22a 〜
22f で通路上から振り分けられて金種別出金部24に収納
され、異常と識別されたリジェクト硬貨はリジェクト用
の振分ゲート22h で通路上から振り分けられてリジェク
トボックスシュート28、リジェクト通路切換部32および
リジェクトボックスシュート部29を通じて装填リジェク
トボックス55に回収される。
【0059】また、回収処理時には、金種別出金部24内
の硬貨が、横搬送部36に投出され、横搬送部36から繰出
部15、硬貨搬送部17の識別分類通路部18に送られ、識別
部21で識別され、オーバーフロー用の振分ゲート22g 、
回収シュート27を通じて補充・回収ボックス53に回収さ
れる。金種別出金部24内の硬貨の回収後、オーバーフロ
ーボックス52内の硬貨が、繰出シュート68に繰り出さ
れ、送出搬送部75、入出金受部14(放出状態にある)、
繰出部15、硬貨搬送部17の識別分類通路部18に送られ、
識別部21で識別され、オーバーフロー用の振分ゲート22
g 、回収シュート27を通じて補充・回収ボックス53に回
収される。
【0060】以上のように、オーバーフローボックス52
に対して入金硬貨を収納させるオーバーフローボックス
シュート42とリジェクトボックスシュート28のオーバー
フローボックスシュート部35とを備え、通常はオーバー
フローボックスシュート42を通じてオーバーフローボッ
クス52に入金硬貨のうちの一括一時保留硬貨を収納さ
せ、このオーバーフローボックスシュート42によって硬
貨が収納される付近で硬貨が山盛りとなってオーバーフ
ローボックス52のフル状態が検知されたとき、リジェク
トボックスシュート28のオーバーフローボックスシュー
ト部35で硬貨が収納される付近に空きスペースがあるこ
とを利用して、リジェクトボックスシュート28のオーバ
ーフローボックスシュート部35を通じてオーバーフロー
ボックス52の空きスペースに硬貨を収納させるので、装
置の故障がないにもかかわらずオーバーフローボックス
52の状態によって収納処理ができないという異常を防止
し、入金取引を正常に終了させることができる。
【0061】また、第1の収納庫シュートとしてのオー
バーフローボックスシュート42とは別の第2の収納庫シ
ュートとして、出金等でリジェクト硬貨を導くリジェク
トボックスシュート28を利用することにより、既存の構
成を利用して簡単に構成でき、コストアップを最小限に
抑えることができる。
【0062】なお、オーバーフローボックスシュート42
の下流側を第1の収納庫シュートと第2の収納庫シュー
トとに2分割し、これら収納庫シュートに対して振分手
段で硬貨を振り分けるようにしても、同様の作用効果を
得ることができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の硬貨処理装置によれば、
収納庫に対して入金硬貨を収納させる第1および第2の
収納庫シュートを備え、通常は第1の収納庫シュートを
通じて収納庫に入金硬貨を収納させ、この第1の収納庫
シュートによって入金硬貨が収納される付近で硬貨が山
盛りとなって収納庫のフル状態が検知されたとき、収納
庫の第2の収納庫シュートで入金硬貨が収納される付近
に空きスペースがあることを利用して、第2の収納庫シ
ュートを通じて収納庫の空きスペースに残りの入金硬貨
を収納させるので、装置の故障がないにもかかわらず収
納庫の状態によって収納処理ができないという異常を防
止し、入金取引を正常に終了させることができる。
【0064】請求項2記載の硬貨処理装置によれば、収
納庫に対して入金硬貨を収納させる収納庫シュートおよ
びリジェクトボックスシュートの収納庫シュート部を備
え、通常は収納庫シュートを通じて収納庫に入金硬貨を
収納させ、この収納庫シュートによって入金硬貨が収納
される付近で硬貨が山盛りとなって収納庫のフル状態が
検知されたとき、収納庫の収納庫シュート部で入金硬貨
が収納される付近に空きスペースがあることを利用し
て、収納庫シュート部を通じて収納庫の空きスペースに
残りの入金硬貨を収納させるので、装置の故障がないに
もかかわらず収納庫の状態によって収納処理ができない
という異常を防止し、入金取引を正常に終了させること
ができ、しかも、収納庫シュートとは別の収納庫シュー
トとして、出金でリジェクト硬貨を導くリジェクトボッ
クスシュートを利用することにより、既存の構成を利用
して簡単に構成でき、コストアップを最小限に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す硬貨処理装置を左
側面から見た構成図である。
【図2】同上オーバーフローボックスの硬貨収納状態の
説明図である。
【図3】同上リジェクトボックスシュートからオーバー
フローボックスを背面から見た断面図である。
【図4】同上一括収納処理に関する制御系のブロック図
である。
【図5】同上(a) は入金処理時における入金計数時の硬
貨の流れを説明する説明図、(b) は入金処理時における
硬貨収納時の硬貨の流れを説明する説明図、(c) は出金
処理時の硬貨の流れを説明する説明図である。
【図6】同上一括収納処理を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
14 入金受部としての入出金受部 24 金種別出金部 28 第2の収納庫シュートとしてのリジェクトボック
スシュート 29,30,31 リジェクトボックスシュート部 32,33,34 リジェクト通路切換部 35 収納庫シュート部としてのオーバーフローボック
スシュート部 37 一時保留部としての一括一時保留部 42 第1の収納庫シュートおよび収納庫シュートとし
てのオーバーフローボックスシュート 51 リジェクトボックス 52 収納庫としてのオーバーフローボックス 69 フル検知センサ 81 制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E001 AA07 AB03 BA01 CA10 EA08 FA22 FA57 3E044 AA09 BA01 CC02 DA01 DA02 DB02 FA04 FA08 FA11 FA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入金受部に投入された入金硬貨を1枚ず
    つ繰り出して識別し、正常と識別された入金硬貨を一時
    保留し、入金承認時に一時保留している入金硬貨を収納
    する硬貨処理装置において、 前記正常と識別された入金硬貨を一時保留する一時保留
    部と、 この一時保留部の入金硬貨を収納する収納庫と、 前記一時保留部の入金硬貨を前記収納庫へ収納させる第
    1の収納庫シュートと、 前記一時保留部の入金硬貨を前記収納庫の前記第1の収
    納庫シュートとは異なった場所へ入金硬貨を収納させる
    第2の収納庫シュートと、 前記収納庫が収納された硬貨でフル状態になったことを
    検知するフル検知センサと、 前記入金承認時に前記一時保留部から前記第1の収納庫
    シュートを通じて前記収納庫へ入金硬貨を収納中に前記
    フル検知センサでフル状態を検知したとき、前記一時保
    留部から前記第2の収納庫シュートを通じて前記収納庫
    へ入金硬貨を収納させる制御部とを具備していることを
    特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】 入出金受部に投入された入金硬貨を1枚
    ずつ繰り出して識別し、正常と識別された入金硬貨を一
    時保留し、入金承認時に一時保留している入金硬貨を収
    納し、かつ、金種別出金部から投出される出金硬貨を1
    枚ずつ繰り出して識別し、正常と識別された出金硬貨を
    入出金受部に払い出すとともに異常と識別された出金硬
    貨をリジェクト硬貨として回収する硬貨処理装置におい
    て、 前記正常と識別された入金硬貨を一時保留する一時保留
    部と、 この一時保留部の入金硬貨を収納する収納庫と、 前記一時保留部の入金硬貨を前記収納庫へ収納させる収
    納庫シュートと、 前記出金硬貨で異常と識別されたリジェクト硬貨を収納
    するリジェクトボックスと、 前記リジェクト硬貨を前記リジェクトボックスへ収納さ
    せるリジェクトボックスシュート部を有するとともに、
    前記一時保留部の入金硬貨を前記収納庫の前記収納庫シ
    ュートとは異なった場所へ入金硬貨を収納させる収納庫
    シュート部を有するリジェクトボックスシュートと、 このリジェクトボックスシュートの通路をリジェクトボ
    ックスシュート部側と収納庫シュ―ト部側とのいずれか
    に切り換えるリジェクト通路切換部と、 前記収納庫が収納された硬貨でフル状態になったことを
    検知するフル検知センサと、 前記入金承認時に前記一時保留部から前記収納庫シュー
    トを通じて前記収納庫へ入金硬貨を収納中に前記フル検
    知センサでフル状態を検知したとき、前記一時保留部か
    ら前記リジェクトボックスシュートの収納庫シュート部
    を通じて前記収納庫へ入金硬貨を収納させる制御部とを
    具備していることを特徴とする硬貨処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002074460A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 West Japan Railway Co 自動販売機の現金処理システム
JP2007219828A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 貨幣処理機

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JP2002074460A (ja) * 2000-08-25 2002-03-15 West Japan Railway Co 自動販売機の現金処理システム
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