JP2000181668A - プリンタ装置のシステムソフトウエアの動作検証方法及びプリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置のシステムソフトウエアの動作検証方法及びプリンタ装置

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JP2000181668A
JP2000181668A JP10354597A JP35459798A JP2000181668A JP 2000181668 A JP2000181668 A JP 2000181668A JP 10354597 A JP10354597 A JP 10354597A JP 35459798 A JP35459798 A JP 35459798A JP 2000181668 A JP2000181668 A JP 2000181668A
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data
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Hajime Fukazawa
肇 深澤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタのシステムソフトウエアを更新した
後のプリンタの印字内容の更新前に対する変化を確実に
確認する。 【解決手段】 検証用画像データをプリンタのシステム
ソフトウエアを更新する前にラスタ形式に変換して得た
基準画像データと、検証用画像データをプリンタのシス
テムソフトウエアを更新した後にラスタ形式に変換して
得た比較用画像データとの2つのラスタデータを比較
し、異なる場合に、異なる部分を把握しやすいように表
示すると共に、アップデートファイルの更新内容情報を
文章で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置のシ
ステムソフトウエアの動作検証方法及びプリンタ装置に
係り、特に、プリンタ装置のシステムソフトウエアを更
新した後の動作検証を行うプリンタ装置のシステムソフ
トウエアの動作検証方法及びプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−40608号公報には、ホス
トコンピュータからのプリントデータを印刷結果に対応
するビットマップイメージに展開し、展開したビットマ
ップイメージをホストコンピュータに送って画面上に表
示し、ユーザが意図する印刷イメージである場合にユー
ザから入力される印刷続行指示に基いて、表示した画像
の印刷処理を実行し、また、ユーザが意図する印刷イメ
ージでない場合にユーザから入力される印刷中止指示に
基いて、表示した画像を破棄する印刷装置が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構成の印刷装置は、ユーザの目視による内容の確認であ
るため、厳密な意味での検証作業を行うのは難しく、ま
た、常に、ユーザが介在する必要があるので、検証作業
の自動化も難しいという難点がある。
【0004】ところで、プリンタ装置のシステムソフト
ウエアに対して、機能追加・トラブル修復などのため
に、アップデート(パッチ)ファイルを適用する事が多
い。一般には、アップデートファイルの適用によってプ
リンタ装置のシステムソフトウエアの状態は改善され
る。
【0005】しかしながら、アップデートファイルの適
用によって、ユーザの意図しない変化が印字結果に発生
することがある。このユーザの意図しない変化として
は、新たなトラブルの混入(2次障害)によるものや、
例えば、文字化け、色の変化及びドット位置のずれ等の
仕様変更等によるもの等がある。
【0006】ユーザの意図しない変化の1つとして、拡
大率として整数しか使用できず、小数点以下は四捨五入
する設定のラスタデータ生成部が、アップデートファイ
ルの適用によって機能が拡張されて、整数以外の拡大率
も指定できるようになった場合について説明する。この
場合、アップデートファイルの適用前に1.5倍の拡大
率に指定した文字や画像は四捨五入されて2倍で表示さ
れているが、アップデートファイルの適用後には、指定
どおりの1.5倍の拡大率となる。
【0007】すなわち、機能が拡張されたことによって
アップデートファイル適用前に比べて文字や画像縮小さ
れてしまうので、アップデートファイル適用前と印刷結
果が異なり、この変化がユーザの意図しない変化であ
り、且つ、好ましくない変化である場合は問題となる。
【0008】上述した特開平7−40608号公報のプ
リンタ装置では、ユーザの目視による内容確認を前提と
しているため、ユーザの意図しない変化が発生してもそ
の変化が画面上でユーザが認識しづらい場合には見落と
してしまう恐れがある。
【0009】特に、プリンタの安定した使用と印字結果
の正確性が重視される基幹業務系分野では、問題が発生
しているかを厳密にチェックして、プリンタ使用開始後
の問題発生を未然に防ぐことが強く要望されているが、
従来の技術では問題発生の厳密なチェックを行うことが
難しい。
【0010】以上のことから、本発明は、プリンタ装置
のシステムソフトウエアを更新した後のプリンタの印字
内容の変化を確実に確認できるプリンタ装置のシステム
ソフトウエアの動作検証方法及びプリンタ装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1に記載のプリンタ装置のシステムソフトウエアの
動作検証方法は、予め定めた検証用ジョブデータを、行
と列に並べられた画素の配列によって画像を形成する形
式の基準画像データに変換した後、外部から搬入した更
新ファイルを用いて、プリンタ装置のシステムソフトウ
エアの内容を修正して更新済のシステムソフトウエアと
し、前記更新済のシステムソフトウエアに基いて、前記
検証用ジョブデータを行と列に並べられた画素の配列に
よって画像を形成する形式の比較用画像データに変換
し、前記基準画像データと前記比較用画像データとが異
なるかを判断し、前記基準画像データと前記比較用画像
データとが異なる場合に、外部に通知する。
【0012】すなわち、請求項1に記載のプリンタ装置
のシステムソフトウエアの動作検証方法は、まず、外部
から搬入した更新ファイルを用いてプリンタ装置のシス
テムソフトウエアの内容を修正する前に、例えば、所定
の文字を拡大または縮小処理や回転処理を施して表示す
るジョブデータ等の予め定めた検証用ジョブデータを、
例えば、ビットマップ上で展開されるラスタデータなど
の行と列に並べられた画素の配列によって画像を形成す
る形式の画像データに変換して、プリンタ装置のシステ
ムソフトウエアを更新する前の動作環境に基いて変換し
た基準画像データを得る。
【0013】次に、外部から搬入した更新ファイルを用
いてプリンタ装置のシステムソフトウエアの内容を修正
して更新済のシステムソフトウエアとする。さらに、更
新済のシステムソフトウエアの動作環境において前記検
証用ジョブデータを、前記基準画像データと同様の形式
の画像データに変換して比較用画像データを得る。この
比較用画像データは、更新後のシステムソフトウエア動
作環境に基いて変換したものとなる。
【0014】その後、2つの画像データ、すなわち、基
準画像データと比較用画像データとに基いて更新済のシ
ステムソフトウエアの動作が更新する前と異なるかを判
断する。すなわち、得られた2つの画像データは、同じ
画像データから同じ形式となるように変換したデータで
あるので、基準画像データと比較用画像データとが異な
る場合は、更新済のシステムソフトウエアの動作が更新
する前と異なることがわかる。
【0015】さらに、基準画像データと比較用画像デー
タとを比較してこれら2つのデータが異なるものと判断
した場合に外部に通知することにより、プリンタの印字
内容の変化を確実に確認できる。
【0016】また、請求項1の発明は、請求項2に記載
したように、前記更新ファイルと共に更新内容を文章化
した更新内容情報ファイルを搬入し、前記基準画像デー
タと前記比較用画像データとが異なる場合に、異なった
結果の画像と共に、対応する文章を表示してもよい。
【0017】さらに、請求項1又は請求項2の発明は、
請求項3のように、前記基準画像データと前記比較用画
像データとが異なる場合に、自動的に、または、指示に
基いて前記更新ファイルをシステムから削除してもよ
い。
【0018】また、請求項4に記載のプリンタ装置は、
予め定めた検証用ジョブデータを、行と列に並べられた
画素の配列によって画像を形成する形式の画像データに
変換するデータ変換手段と、外部から搬入した更新ファ
イルを用いて、プリンタ装置のシステムソフトウエアの
内容を修正する更新ファイル適用手段と、前記プリンタ
装置のシステムソフトウエアに更新ファイルを適用する
前に前記データ変換手段が前記検証用ジョブデータを変
換して生成した基準画像データと、前記プリンタ装置の
システムソフトウエアに更新ファイルを適用した後に前
記データ変換手段が前記検証用ジョブデータを変換して
生成した比較用画像データとが異なるかを判断する判断
手段と、前記判断手段が前記基準画像データと前記比較
用画像データとが異なると判断した場合に、外部に通知
する通知手段と、を備えている。
【0019】データ変換手段は、例えば、所定の文字を
拡大または縮小処理や回転処理を施して表示するジョブ
データ等の予め定めた検証用ジョブデータを、例えば、
ビットマップ上で展開されるラスタデータなどの行と列
に並べられた画素の配列によって画像を形成する形式の
画像データに変換する。
【0020】更新ファイル適用手段は、外部から搬入し
た更新ファイルに基いてプリンタ装置のシステムソフト
ウエアの内容を修正してプリンタ装置のシステムソフト
ウエアを更新する。
【0021】判断手段は、プリンタ装置のシステムソフ
トウエアに更新ファイルを適用する前に、データ変換手
段によって変換された基準画像データと、プリンタ装置
のシステムソフトウエアに更新ファイルを適用した後
に、データ変換手段により変換された比較用画像データ
とが異なるかを判断する。
【0022】通知手段は、判断手段が基準画像データと
比較用画像データとが異なると判断した場合に、例え
ば、異なる部分の色を変えたり異なる部分を点滅させる
などの手段を用いて外部に通知する。
【0023】すなわち、請求項4に記載の発明では、予
め定めた検証用ジョブデータをデータ変換手段がプリン
タ装置のシステムソフトウエアを更新する前と更新した
後とのそれぞれで変換し、得られた2つのデータを用い
て判断手段がデータ変換手段による変換結果が異なるか
を判断し、異なる場合に通知手段が外部に通知するた
め、印字内容の変化を確実に確認できる。
【0024】また、請求項4に記載の発明では、請求項
5のように、外部からの指示に基いて前記更新ファイル
の削除処理を行う削除手段をさらに備えるようにしても
よい。
【0025】さらに、請求項5に記載の発明では、請求
項6のように、前記更新ファイル適用手段は、前記更新
ファイルと共に更新内容を文章化した更新内容情報ファ
イルを搬入し、前記通知手段は、異なった結果の画像と
共に対応する文章を表示するようにしてもよい。
【0026】また、請求項4に記載の発明では、請求項
7のように、前記判断手段が前記基準画像データと前記
比較用画像データとが異なると判断した場合に、自動的
に前記更新ファイルの削除処理を行う削除手段を、さら
に備えるようにしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
及び図2を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
プリンタ装置のシステムソフトウエア(以下、システム
ソフトウエアと称す。)の動作検証方法を適用したプリ
ンタ装置の概略構成を示す説明図である。
【0028】図1に示すように、プリンタ装置は、検証
用ジョブデータ搬入部10、検証用ジョブデータ記憶部
12、ラスタイメージ生成部14、ページメモリ16、
検証用ラスターデータ記憶部18、アップデートファイ
ル搬入部20、アップデートファイル記憶部22、アッ
プデートファイル適用部24、アップデートファイル削
除部26、及びラスターデータ比較部30を備えてい
る。なお、ラスタイメージ生成部14はデータ変換手段
に相当し、アップデートファイル適用部24は更新ファ
イル適用手段に相当し、ラスターデータ比較部30は判
断手段及び通知手段に相当する。
【0029】検証用ジョブデータ搬入部10は、検証用
ジョブデータとしてユーザが検証用に選択した任意の画
像データをシステムに搬入する。任意の画像データは、
ユーザが日常業務などで印字しているような、例えば、
所定の文字を拡大して表示するジョブデータ等を選択で
きる。この任意の画像データは、ユーザが日常業務など
で印字しているジョブデータから任意に選択したものを
用いたり、後述するアップデートファイルと共に検証用
ジョブデータとして記憶されているものを選択すること
ができる。
【0030】また、検証用ジョブデータ記憶部12は、
検証用ジョブデータ搬入部10により搬入された検証用
ジョブデータを記憶する。
【0031】アップデートファイル搬入部20は、シス
テムソフトウエアを更新するためのアップデートファイ
ル(更新ファイル)をシステムに搬入する。このアップ
デートファイルは、ソフトウエアの問題修正、または機
能拡張のために、開発元が作成しリリースして各ユーザ
へ配布するものであり、通常、フロッピーディスクや、
CD−ROMなどの記録媒体に格納されているか、ネッ
トワーク経由でもユーザに配布できるようにされてい
る。
【0032】本実施の形態では、アップデートファイル
搬入部20は、アップデートファイルと共にそれぞれの
アップデートファイルが修正する内容を文書で記述した
アップデート内部情報ファイルも搬入する。
【0033】アップデートファイル記憶部22は、アッ
プデートファイル搬入部20より搬入されたアップデー
トファイルを記憶する。
【0034】アップデートファイル適用部24は、アッ
プデートファイル記憶部22に記憶されたアップデート
ファイルに基いてシステムソフトウエアの内容を修正す
ることによって、システムソフトウエアを更新する。
【0035】また、ラスタイメージ生成部14は、検証
用ジョブデータ記憶部12に記憶された検証用ジョブデ
ータを、行と列に並べられた画素の配列によって画像を
形成するラスタ形式に変換してページメモリ16に出力
する。
【0036】ページメモリ16は、ラスタイメージ生成
部14から出力されたラスタ形式の画像データをビット
マップ上で展開して、検証用ラスターデータ記憶部18
又はラスターデータ比較部30に出力する。このページ
メモリ16は、更新前のシステムソフトウエアのラスタ
イメージ生成部14により変換された検証用ジョブデー
タを検証用ラスターデータ記憶部18に出力し、また、
更新後のシステムソフトウエアのラスタイメージ生成部
14により変換された検証用ジョブデータをラスターデ
ータ比較部30に出力する。
【0037】検証用ラスターデータ記憶部18は、ペー
ジメモリ16から出力された更新前のシステムソフトウ
エアのラスタイメージ生成部14により変換された検証
用ジョブデータ(以下、基準画像データと称す。)を記
憶する。このとき、ラスターデータを情報圧縮して保存
するなどによって必要な記憶容量を削減することもでき
る。
【0038】また、ラスターデータ比較部30は、ペー
ジメモリ16から更新後のシステムソフトウエアのラス
タイメージ生成部14により変換された検証用ジョブデ
ータ(以下、比較用画像データと称する。)が出力され
ると、検証用ラスターデータ記憶部18に記憶された基
準画像データを呼び出して比較用画像データと比較す
る。この比較では、基準画像データの各ビットと比較用
画像データの各ビットとが全て等しいかを厳密にチェッ
クする。
【0039】基準画像データの各ビットと比較用画像デ
ータの各ビットとが異なる場合、ラスターデータ比較部
30は、例えば、画面表示・指示入力装置にその差を画
面表示する。これにより、更新前のシステムソフトウエ
アにより生成されたラスターデータと更新後のシステム
ソフトウエアにより生成されたラスターデータとに違い
がある場合に確実にオペレータに通知することができ
る。
【0040】なお、画面表示・指示入力装置上で、それ
ぞれのラスタデータを並べて表示したり、両者で異なっ
ている部分だけ色を変えて表示したり、相違点だけを点
滅して表示するなどの表示方法を選択することによっ
て、オペレータが相違点を容易に把握できるようになる
ので好ましい。
【0041】さらに、画面表示・指示入力装置上で相違
点を表示する際に、更新内容情報ファイルを画面表示す
るとよい。すなわち、アップデートファイルが修正した
変更内容の文章説明を表示して、そのアップデートファ
イルの必要性をオペレータが判断するときの材料として
提供することにより、より一層オペレータが相違点を容
易に把握できるようになるので好ましい。
【0042】さらに、ラスタデータ比較部30は、オペ
レータからキー操作などによって不要と指示されると、
アップデートファイル削除部26を呼び出す。アップデ
ートファイル削除部26は、ラスタデータ比較部30を
介してオペレータにより不要と指示されたアップデート
ファイルをラスタイメージ生成部から削除し、元の状態
に復元する。
【0043】すなわち、画面表示・指示入力装置上に表
示された更新前のシステムソフトウエアにより生成され
たラスターデータと更新後のシステムソフトウエアによ
り生成されたラスターデータとをオペレータが比較し
て、更新後のシステムソフトウエアよりも更新前のシス
テムソフトウエアの方が有用と判断して削除指示を出し
た場合に、アップデートファイル削除部26は、ラスタ
イメージ生成部14に適用した対応するアップデートフ
ァイルを削除し、元の状態に復元する。
【0044】ここで、図2を用いて本実施の形態のプリ
ンタ装置の動作検証ルーチンについて説明する。なお、
ステップ104はデータ変換手段に対応し、ステップ1
10は更新ファイル適用手段に対応し、ステップ104
は判断手段に対応し、ステップ120は通知手段に対応
し、ステップ124は削除手段に対応する。
【0045】まず、ステップ100において、検証用ジ
ョブデータ搬入部10により検証用のジョブデータが搬
入されたかを判断する。ステップ100において、検証
用のジョブデータが搬入されていると判断した場合は、
ステップ102に移行し検証用ジョブデータ記憶部が検
証用ジョブデータを記憶する。
【0046】ステップ104では、ラスタイメージ生成
部14によって記憶された検証用ジョブデータをラスタ
形式の画像データに変換して基準画像データとした後、
この基準画像データをページメモリ16に展開する。検
証用ラスターデータ記憶部18は、ページメモリ16に
展開された基準画像データをページメモリ16からコピ
ーして標準画像データとして記憶する。
【0047】ステップ106では、アップデートファイ
ル搬入部20からアップデートファイルが搬入されたか
を判断する。ステップ106において、アップデートフ
ァイルが搬入されたと判断した場合は、ステップ108
に移行し、アップデートファイル記憶部22がアップデ
ートファイルを記憶する。
【0048】ステップ110では、アップデートファイ
ル適用部24が記憶されたアップデートファイルをラス
タイメージ生成部14に適用してプリンタソフトウエア
を更新する。
【0049】次のステップ112では、検証用ジョブデ
ータ搬入部10により検証用のジョブデータが搬入され
たかを判断する。ステップ112において、検証用のジ
ョブデータが搬入されていると判断した場合は、ステッ
プ114に移行し検証用ジョブデータ記憶部が検証用ジ
ョブデータを記憶する。
【0050】ステップ116では、ラスタイメージ生成
部14によって記憶された検証用ジョブデータをラスタ
形式の画像データに変換して比較用画像データとした
後、この比較用画像データをページメモリ16に展開す
る。
【0051】ステップ118では、ページメモリ16に
展開された比較用画像データとステップ104において
検証用ラスターデータ記憶部18に記憶された標準画像
データと比較して、比較用画像データが標準画像データ
と異なるかを判断する。
【0052】ステップ118において、比較用画像デー
タが標準画像データと異なると判断した場合は、ステッ
プ120に移行して、画面表示・指示入力装置に、標準
画像データと異なる個所を点滅させた状態の比較用画像
データを標準画像データと並べて表示すると共に、アッ
プデートファイルが修正した変更内容の文章説明を表示
する。
【0053】次のステップ122では、オペーレタの判
断に基いて出された指示によりアップデートファイルを
そのまま使用するかを判断する。そのまま使用すると判
断した場合は、ステップ126に移行する。また、ステ
ップ122において、そのまま使用しないと判断した場
合は、ステップ124に移行して、対応するアップデー
トファイルをシステムソフトウエアから削除し、システ
ムソフトウエアを更新する前の状態に復元した後、ステ
ップ126に移行する。
【0054】また、ステップ118において、比較用画
像データが標準画像データと異ならないと判断した場合
は、ステップ126に移行する。
【0055】ステップ126では、上記ステップ106
からステップ124で検証したアップデートファイルが
最後のアップデートファイルかを判断する。ステップ1
26において、最後のアップデートファイルでないと判
断した場合は、ステップ106に戻り、つぎのアップデ
ートファイルに対して上記ステップ106からステップ
124の検証動作を実施する。
【0056】また、ステップ126において、最後のア
ップデートファイルであると判断した場合は、このルー
チンを終了する。
【0057】以上のように、本実施の形態では、同じ画
像データを検証用画像データとして、プリンタ装置のシ
ステムソフトウエアを更新する前と更新した後とでラス
タ形式に変換して2つのラスタデータを得た後、得られ
た2つのラスタデータを比較して異なる場合に、異なる
部分を把握しやすいようにして表示すると共に、アップ
デートファイルの更新内容情報を文章で表示するため、
確実にプリンタ装置のシステムソフトウエアを更新した
後のプリンタの印字内容の変化を確認できる。
【0058】また、行と列に並べられた画素の配列によ
って画像を形成するラスタ形式に変換された検証用ジョ
ブデータを用いて判断しているため、実際に印刷される
画像との印象のずれがないという利点もある。
【0059】さらに、一旦アップデートファイル記憶部
22に搬入されたアップデートファイルを記憶している
ため、一度不要と判断してラスタイメージ生成部から削
除したアップデートファイルを検討の結果再び適用する
とした場合でもアップデートファイルを外部から搬入し
直す必要がなく好ましい。
【0060】なお、必要な拡張機能を有するアップデー
トファイルだけを選択できるので、複数のアップデート
ファイルを用いてシステムソフトウエアを更新する場合
に必要な拡張機能を有するアップデートファイルだけを
用いて更新することができるという利点もある。
【0061】なお、本実施の形態では、オペレータの判
断に基いて(すなわち、マニュアル的に)アップデート
ファイルの削除を行う場合を説明したが、ラスタデータ
比較部30において、プリンタソフトウエアの更新前に
ラスタ形式に変換した基準画像データと更新後にラスタ
形式に変換した比較用画像データとが異なると判断した
場合は、対応するアップデートファイルを全て削除する
ように設定することによって、アップデートファイルの
削除を自動化することも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、プリン
タ装置のシステムソフトウエアを更新した後のプリンタ
の印字内容の変化を確実に確認できる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリンタ装置のシステムソフトウエ
アの動作検証方法を適用したプリンタ装置の動作検証ル
ーチンである。
【図2】 本発明のプリンタ装置のシステムソフトウ
エアの動作検証方法を適用したプリンタ装置の概略構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
10 検証用ジョブデータ搬入部 12 検証用ジョブデータ記憶部 14 ラスタイメージ生成部 16 ページメモリ 18 検証用ラスターデータ記憶部 20 アップデートファイル搬入部 22 アップデートファイル記憶部 22 アップデートファイル記憶部 24 アップデートファイル適用部 26 アップデートファイル削除部 30 ラスターデータ比較部 30 ラスタデータ比較部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた検証用ジョブデータを、行と
    列に並べられた画素の配列によって画像を形成する形式
    の基準画像データに変換した後、 外部から搬入した更新ファイルを用いて、プリンタ装置
    のシステムソフトウエアの内容を修正して更新済のシス
    テムソフトウエアとし、 前記更新済のシステムソフトウエアに基いて、前記検証
    用ジョブデータを行と列に並べられた画素の配列によっ
    て画像を形成する形式の比較用画像データに変換し、 前記基準画像データと前記比較用画像データとが異なる
    かを判断し、 前記基準画像データと前記比較用画像データとが異なる
    場合に、外部に通知するプリンタ装置のシステムソフト
    ウエアの動作検証方法。
  2. 【請求項2】 前記更新ファイルと共に更新内容を文章
    化した更新内容情報ファイルを搬入し、 前記基準画像データと前記比較用画像データとが異なる
    場合に、異なった結果の画像の通知と共に、対応する文
    章を表示する請求項1に記載のプリンタ装置のシステム
    ソフトウエアの動作検証方法。
  3. 【請求項3】 前記基準画像データと前記比較用画像デ
    ータとが異なる場合に、自動的に、または、指示に基い
    て前記更新ファイルをシステムから削除する請求項1又
    は2に記載のプリンタ装置のシステムソフトウエアの動
    作検証方法。
  4. 【請求項4】 予め定めた検証用ジョブデータを、行と
    列に並べられた画素の配列によって画像を形成する形式
    の画像データに変換するデータ変換手段と、 外部から搬入した更新ファイルを用いて、プリンタ装置
    のシステムソフトウエアの内容を修正する更新ファイル
    適用手段と、 前記プリンタ装置のシステムソフトウエアに更新ファイ
    ルを適用する前に前記データ変換手段が前記検証用ジョ
    ブデータを変換して生成した基準画像データと、前記プ
    リンタ装置のシステムソフトウエアに更新ファイルを適
    用した後に前記データ変換手段が前記検証用ジョブデー
    タを変換して生成した比較用画像データとが異なるかを
    判断する判断手段と、 前記判断手段が前記基準画像データと前記比較用画像デ
    ータとが異なると判断した場合に、外部に通知する通知
    手段と、 を備えたプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 外部からの指示に基いて前記更新ファイ
    ルの削除処理を行う削除手段をさらに備えた請求項4に
    記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記更新ファイル適用手段は、前記更新
    ファイルと共に更新内容を文章化した更新内容情報ファ
    イルを搬入し、 前記通知手段は、異なった結果の画像と共に対応する文
    章を表示する請求項5に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記判断手段が前記基準画像データと前
    記比較用画像データとが異なると判断した場合に、自動
    的に前記更新ファイルの削除処理を行う削除手段を、さ
    らに備えた請求項4に記載のプリンタ装置。
JP10354597A 1998-12-14 1998-12-14 プリンタ装置のシステムソフトウエアの動作検証方法及びプリンタ装置 Pending JP2000181668A (ja)

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