JP2000181278A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000181278A
JP2000181278A JP10361506A JP36150698A JP2000181278A JP 2000181278 A JP2000181278 A JP 2000181278A JP 10361506 A JP10361506 A JP 10361506A JP 36150698 A JP36150698 A JP 36150698A JP 2000181278 A JP2000181278 A JP 2000181278A
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着ローラ内に設けたメインヒータへの通電
中にサブヒータに通電を開始した時に、サブヒータに流
れる突入電流を低減できるようにする。 【解決手段】 連続画像形成時において、定着ローラ1
0内に設けたメインヒータ12への通電がオン状態中に
第1の所定時間前からサブヒータ13への通電がオフの
場合に、サブヒータ13への通電を再開する際にメイン
ヒータ12への通電がオフにしてサブヒータ13への通
電をオンにし、サブヒータ13への通電オンから第2の
所定時間後にメインヒータ12への通電をオンにするよ
うメインヒータ駆動部16、サブヒータ駆動部17を制
御部19で制御することにより、サブヒータ13に流れ
る突入電流を低減することができるので、メインヒータ
12とサブヒータ13に通電を行う交流電源15の電圧
降下が小さくなり、フリッカー雑音値を低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用して画像形成を行う複写機、プリンタ等の画像形成装
置に係り、特に転写材に転写された未定着トナー画像を
加熱して定着させる定着装置を備えた画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置
は、画像形成時には、電子写真感光体の表面を帯電装置
によって一様に帯電し、帯電された電子写真感光体の表
面を露光装置によって露光して静電潜像を形成する。そ
して、この静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形
成し、このトナー像を転写装置によって用紙などの転写
材に転写して、定着装置によりトナー像が転写材上に永
久固着画像として定着され、出力される。
【0003】従来、前記定着装置は、定着ローラと加圧
ローラとの間の定着ニップ部に未定着トナー像が転写さ
れている転写材を挟持搬送し、未定着トナー像を定着ロ
ーラ内に設けた加熱体であるヒーターで加熱することに
より、未定着トナー像を転写材上に永久固着画像として
定着させることができる。
【0004】上記定着装置では、従来、定着ローラ内に
メインヒーターとサブヒーターの2本のヒーター(ハロ
ゲンヒーター)を備えているものがあり、2本の各ヒー
ターのそれぞれの消費電力と発熱分布は同程度に設定さ
れている。
【0005】この2本の各ヒーター(メインヒーターと
サブヒーター)に対する従来の温度制御は、以下のよう
にして行われていた。
【0006】即ち、熱定着させる熱ローラである定着ロ
ーラの温度制御の目標値をT1(℃)とし、また、この
温度に対してのヒステリシスの温度幅をα、β(α<
β)とした時、サーミスタで検知する定着ローラ表面の
検知温度をT(℃)とすると、T>T1+βをサーミス
タで検知したらメインヒーターを駆動しないようにし、
T<T1−βをサーミスタで検知したらメインヒーター
を駆動させるように制御する。
【0007】また、T>T1+αをサーミスタで検知し
たらサブヒーターを駆動させないようにし、T<T1−
αをサーミスタで検知したらサブヒーターを駆動させる
ように制御する。
【0008】このような制御で各ヒーター(メインヒー
ターとサブヒーター)を駆動することにより、画像形成
モードによっては、メインヒーターが連続して駆動状態
で、かつサブヒーターの駆動と非駆動制御で温調制御
(例えば連続コピー)が行える時と、メインヒーターが
非駆動のままでサブヒーターのみで温調制御を行えるモ
ード(例えばスタンバイ状態)が実現できた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した各
ヒーター(メインヒーターとサブヒーター)に対する従
来の温度制御では、メインヒーターのみが駆動している
状態で、サブヒーターの駆動を開始しようとする場合、
駆動されていないサブヒーターは冷えた状態にある。
【0010】このため、サブヒーターを駆動したタイミ
ングで流れる大きな突入電流値とメインヒーターに流れ
る電流値との電流の合計が大きくなることによって、各
ヒーター(メインヒーターとサブヒーター)に通電する
交流電源自身の入力電圧の変動が大きくなり、フリッカ
ー雑音値が大きくなるという問題があった。
【0011】そこで本発明は、サブヒーターの駆動によ
って大きな突入電流が流れた場合でもフリッカー雑音値
を低減することができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、像担持体上に形成したトナー像を転写材に
転写した後、前記トナー像を定着装置で前記転写材上に
定着して画像形成を行う画像形成装置において、前記定
着装置は、回転自在な定着ローラと、該定着ローラに当
接する回転自在な加圧ローラと、少なくとも前記定着ロ
ーラの内部に設けた第1と第2の発熱手段と、該第1と
第2の発熱手段に通電する交流電源と、少なくとも前記
定着ローラと前記加圧ローラのいずれか一方のローラ表
面温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段で
検知した温度情報に基づいて前記第1と第2の発熱手段
への通電を制御して定着温度制御を行う制御手段と、を
備え、回転駆動される前記定着ローラと前記加圧ローラ
との間の定着ニップに未定着のトナー像が担持された転
写材を挟持搬送して、前記第1と第2の発熱手段による
発熱で前記未定着のトナー像を前記転写材に加熱定着を
行い、前記制御手段は、前記第1の発熱手段への通電を
オン状態中に第1の所定時間前から前記第2の発熱手段
への通電がオフの場合において、前記第2の発熱手段へ
の通電を再開する際に前記第1の発熱手段への通電をオ
フにして前記第2の発熱手段への通電をオンにし、前記
第2の発熱手段への通電オンから第2の所定時間後に前
記第1の発熱手段への通電をオンにするよう前記第1と
第2の発熱手段への通電を制御することを特徴としてい
る。
【0013】また、前記第1と第2の発熱手段は共に同
じ発熱分布を有することを特徴としている。
【0014】前記第1と第2の発熱手段はそれぞれゼロ
クロス同期で通電制御されることを特徴としている。
【0015】また、前記制御手段による前記第1と第2
の発熱手段への通電制御は連続画像形成時に行なわれる
ことを特徴としている。
【0016】(作用)本発明の構成によれば、第1の発
熱手段への通電をオン状態中に第1の所定時間前から第
2の発熱手段への通電がオフの場合において、第2の発
熱手段への通電を再開する際に第1の発熱手段への通電
をオフにして第2の発熱手段への通電をオンにし、第2
の発熱手段への通電オンから第2の所定時間後に第1の
発熱手段への通電をオンにすることにより、第2の発熱
手段に通電を開始した時に第2の発熱手段に流れる突入
電流が低減される。そのため、第2の発熱手段に通電を
開始した時に、それまで第1の発熱手段に安定して流れ
ていた電流と、冷えている第2の発熱手段に流れる突入
電流との電流差分が電圧降下分になるので、第1と第2
の発熱手段に通電を行う交流電源の電圧降下を低減して
フリッカー雑音値を下げることができる。
【0017】また、第2の所定時間後に第1の発熱手段
の通電がオンされることにより、再度オンされる第1の
発熱手段は、若干の駆動停止時間ではさほど温度が下が
りきらないので、安定した電流が流れ続ける。一方、所
定時間暖められた第2の発熱手段は、その分突入電流が
収まっているのでその時点での電流差分を小さくでき、
電流値が大きくなってもフリッカー雑音値を下げること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】図1は、本実施の形態に係る画像形成装置
(本実施の形態では電子写真方式の複写機)を示す概略
構成図である。
【0020】この図において、1は像担時体としての回
転ドラム型の電子写真感光体(以下、感光体という)、
2は帯電ローラ、3は露光装置、4は現像装置、5は転
写ローラ、6は定着装置である。
【0021】感光体1は、本実施の形態では負帯電の有
機感光体でアルミニウム製のドラム基体(不図示)上に
感光層(不図示)を有しており、所定のプロセススピー
ドで矢印a方向に回転駆動され、その回転過程において
帯電ローラ2により負極性の一様な帯電処理を受ける。
【0022】帯電ローラ2は、感光体1表面に所定の押
圧力で当接されて感光体1の回転駆動に伴い従動回転
し、帯電バイアス電源(不図示)から帯電ローラ2に対
して所定の帯電バイアスを印加して、感光体1を所定の
極性、電位に帯電処理する。
【0023】露光装置3は、入力される画像情報に応じ
てレーザー光あるいはLED光による露光を反射ミラー
3aを介して帯電処理された感光体1上に行って静電潜
像を形成する。
【0024】現像装置4は、現像スリーブ4aを有する
反転現像装置であり、現像スリーブ4aには現像バイア
ス電源(不図示)から所定の現像バイアスが印加され
る。
【0025】転写ローラ5は、感光体1表面に所定の押
圧力で当接されて感光体1の回転駆動に伴い従動回転
し、転写バイアス電源(不図示)から所定の転写バイア
スが印加される。
【0026】定着装置6は、ドラム状の回転自在に支持
された定着ローラ10と加圧ローラ11を有しており、
定着ローラ10内にはメインヒーター12とサブヒータ
ー13が設けられている(定着装置6の詳細な構成は後
述する)。
【0027】次に、上記した画像形成装置の画像形成動
作について説明する。
【0028】画像形成時には、感光体1は駆動手段(不
図示)により矢印a方向に所定のプロセススピードで回
転駆動され、帯電バイアスが印加された帯電ローラ2に
より負極性の一様な帯電処理を受ける。
【0029】そして、帯電処理された感光体1表面に露
光装置3から反射ミラー3aを介してレーザー光あるい
はLED光による露光が与えられ、入力される画像情報
に応じた静電潜像が形成される。そして、現像バイアス
が印加された現像スリーブ4aによって静電潜像が現像
され、トナー像として可視化される。
【0030】そして、感光体1表面のトナー像が転写ロ
ーラ5と感光体1との間の転写ニップ部に到達すると、
このタイミングに合わせて転写材Pがこの転写ニップに
搬送され、転写バイアスが印加された転写ローラ5によ
りトナー像が転写される。トナー像が転写された転写材
Pは定着装置6に搬送され、定着ローラ10と加圧ロー
ラ11との間の定着ニップ部で、未定着トナー像を転写
材P上に加熱加圧して定着した後に外部に排出される。
【0031】次に、本発明に係る定着装置6の詳細な構
成及び定着動作について説明する。
【0032】図2は、定着装置6の温度制御系を示すブ
ロック図である。
【0033】この図において、14は交流電源15のゼ
ロ電圧になるタイミングを検知するゼロクロス検知部で
ある。18は定着部である定着ローラ10の表面温度を
検知するサーミスタである。本実施の形態では、サーミ
スタ18と抵抗を直列につないだ状態で定着ローラ10
の表面に当接させ、サーミスタ18の電圧を制御部18
のA/D変換の入力ポートに接続してサーミスタの電圧
を一定時間ごとに検知することにより、定着ローラ10
の表面温度情報を電圧で検知できる。これにより、定着
ローラ10の表面温度を検知し、定着ローラ10内に設
けた2つのヒーターすなわちメインヒーター12とサブ
ヒーター13(共に同じ発熱分布を持つ同一のハロゲン
ヒーターで構成される)に交流電源15から通電させて
定着温度制御を行う。
【0034】16、17は、それぞれメインヒーター1
2とサブヒーター13を駆動するためのメインヒーター
駆動部とサブヒーター駆動部である。本実施の形態で
は、ゼロクロス検知部14からの信号を制御部19に入
力して、メインヒーター駆動部16とサブヒーター駆動
部17の制御信号タイミングとしてゼロクロス制御とな
るよう用いているが、ゼロクロス機能付きの駆動素子で
あるSSRを用いることでもゼロクロス制御の同様な効
果が得られる。
【0035】従って、制御部19からの制御信号でメイ
ンヒーター駆動部16とサブヒーター駆動部17を駆動
することにより、メインヒーター12とサブヒーター1
3にゼロクロス制御でフル通電できる。
【0036】また、20は、メインヒーター駆動部16
とサブヒーター駆動部17でメインヒーター12とサブ
ヒーター13を駆動させる時の時間を計測するタイマー
部である。
【0037】本実施の形態に係る定着装置6の温度制御
系は上記のように構成されているが、従来の温度制御
は、複写モードにより、例えばスタンバイ時にはサブヒ
ーター13のみにより定着ローラ10の温度を確保する
ため、フリッカー雑音値があまり上がらないが、上述し
たように連続モードのコピー時にはメインヒーター12
とサブヒーター13の両方を駆動して定着温度を確保す
る必要があるため、サブヒーター13の駆動タイミング
で突入電流が流れ、この影響でフリッカー雑音値が上が
っていた。
【0038】このように従来の温度制御だと、定着温度
が下がったことをサーミスタ18で検知したら、定着温
度を所定の温度まで上げるためサブヒーター13を通電
させる時に、サブヒーター13自体の温度が下がってい
るので、突入電流が流れる影響で入力電圧の電圧降下が
生じフリッカー雑音値が上がってしまう。
【0039】図3は、このときサブヒーター13に流れ
る突入電流の波形を示した図であり、始めは定常時の2
〜2.5倍位の電流が流れる。そこで、この現象を緩和
するために、本発明は以下のようにメインヒーター12
とサブヒーター13の制御を行うようにした。
【0040】連続画像形成(連続コピーモード)中は、
メインヒーター12は駆動し続けるが、連続の画像形成
動作を行うと定着ローラ10から転写材Pに熱を奪われ
る量が多くなるので、徐々に定着ローラ10の温渡が下
がる。
【0041】そこで、制御部19は、図4に示すよう
に、メインヒーター12に通電中に所定時間前からサブ
ヒーター13への通電がオフの場合に、サブヒーター1
3への通電を再開する時(図中の所定時間A)に以下の
ように通電制御を行う。
【0042】即ち、図4の所定時間A(例えば1〜2秒
程度)において、ゼロクロス検知手段14で交流電源1
5のゼロクロスを検知した後、サブヒーター13に全波
で通電させると同時にメインヒーター12への通電を所
定時間Aの間だけ停止させるように、メインヒーター駆
動部16とサブヒーター駆動部17を制御した後、再度
メインヒーター12に通電させるようメインヒーター駆
動部16を駆動させる。すると、図4に示したACのピ
ーク電流の包絡線となるような電流がメインヒーター1
2とサブヒーター13にそれぞれ流れる。
【0043】一方、従来の通電制御では、図5に示した
AC電流のピークの包絡線となるような電流がメインヒ
ーター12とサブヒーター13にそれぞれ流れる。図5
に示す従来の通電制御では、メインヒーター12の駆動
中にサブヒーター13も駆動させる。このため、サブヒ
ーター13の駆動時の突入電流がそのままメインヒータ
ー12の定常電流に上乗せされるため、電流の変化量が
大きくなるので、交流電源15の電圧降下が大きくな
る。そのため、フリッカー雑音値が大きくなる。
【0044】このように、図4に示す本発明の通電制御
を行うことにより、図5に示す従来の通電制御に対して
メインヒーター12の電流値とサブヒーター13の突入
電流との差分が小さくなるので、交流電源15の電圧降
下が小さくなり、フリッカー雑音値を下げることができ
る。
【0045】また、サブヒーター13へ通電を行ってい
る所定時間Aの間にこのサブヒーター13も暖まる。こ
のため、電流値が安定する前にメインヒーター12を通
電させることにより、結果的に電流差分が小さくなり、
フリッカー値を小さくすることができる。
【0046】次に、上記した本発明の制御部19による
通電制御を図6に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0047】先ず、ステップS1で、制御部19は連続
画像形成中にサーミスタ18から定着ローラ10の表面
温度情報を入力し、入力した定着ローラ10の表面温度
情報に基づいてメインヒーター12を通電中にサブヒー
ター13に通電させる必要があるかを判断する。ステッ
プS1でサブヒーター13を通電させる必要があると判
断した場合には、サブヒーター13が所定時間前(本実
施の形態では1秒前)に通電されていたか否かを判定す
る(ステップS2)。
【0048】ステップS2でサブヒーター13が1秒前
には通電されていない場合、通電状態にあるメインヒー
ター12への通電をオフにして、サブヒーター13をゼ
ロクロスでフル通電させる(ステップS3)。なお、ス
テップS2でサブヒーター13が1秒前に通電されてい
たか否かの判定における時間の計測は、図2のタイマー
部20で行われる。
【0049】そして、ステップS3の状態からタイマー
部20の計測で所定時間経過したと判定されると(ステ
ップS4)、メインヒーター12への通電をオンにし
て、メインヒーター12とサブヒーター13をゼロクロ
スでフル通電させる。
【0050】また、ステップS1でサブヒーター13を
通電させる必要がないと判断した場合には、サブヒータ
ー13への通電をオフにする(ステップS6)。また、
ステップS2でサブヒーター13が1秒前に通電されて
いる場合には、サブヒーター13に対して常にフル通電
の通常制御を行う(ステップS7)。
【0051】なお、ステップS2で、1秒前にサブヒー
ター13が通電しているかチェックするのは、サブヒー
ター13へ再通電させる時に、余り時間が経過していな
い時は突入電流も小さいので、かえって上記ステップS
3〜S4の制御を行わない方がフリッカー雑音値が小さ
くなるからである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の発熱手段への通電をオン状態中に第1の所定時間前
から第2の発熱手段への通電がオフの場合において、第
2の発熱手段への通電を再開する際に第1の発熱手段へ
の通電をオフにして第2の発熱手段への通電をオンに
し、第2の発熱手段への通電オンから第2の所定時間後
に第1の発熱手段への通電をオンにすることにより、第
2の発熱手段への通電の開始時に流れる突入電流を低減
することができるので、第1と第2の発熱手段に通電を
行う交流電源の電圧降下が小さくなり、フリッカノイズ
や高調波ノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を示す概略構成図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の定着装置の温度制
御系を示すブロック図。
【図3】定着装置のヒーターに流れる突入電流の波形を
示す図。
【図4】本実施の形態における定着装置のヒーターに流
れる電流の波形を示す図。
【図5】従来例における定着装置のヒーターに流れる電
流の波形を示す図。
【図6】本実施の形態における定着装置のヒーターに対
する通電制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 帯電ローラ 3 露光装置 4 現像装置 5 転写ローラ 6 定着装置 10 定着ローラ 11 加圧ローラ 12 メインヒーター(第1の発熱手段) 13 サブヒーター(第2の発熱手段) 14 ゼロクロス検知部 15 交流電源 16 メインヒーター駆動部 17 サブヒーター駆動部 18 温度検知部(温度検知手段) 19 制御部(制御手段) 20 タイマー部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA12 DA39 EA16 ED25 EF01 JA20 2H033 AA41 BA25 BA30 CA20 CA46 CA48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成したトナー像を転写材
    に転写した後、前記トナー像を定着装置で前記転写材上
    に定着して画像形成を行う画像形成装置において、 前記定着装置は、回転自在な定着ローラと、該定着ロー
    ラに当接する回転自在な加圧ローラと、少なくとも前記
    定着ローラの内部に設けた第1と第2の発熱手段と、該
    第1と第2の発熱手段に通電する交流電源と、少なくと
    も前記定着ローラと前記加圧ローラのいずれか一方のロ
    ーラ表面温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知
    手段で検知した温度情報に基づいて前記第1と第2の発
    熱手段への通電を制御して定着温度制御を行う制御手段
    と、を備え、 回転駆動される前記定着ローラと前記加圧ローラとの間
    の定着ニップに未定着のトナー像が担持された転写材を
    挟持搬送して、前記第1と第2の発熱手段による発熱で
    前記未定着のトナー像を前記転写材に加熱定着を行い、 前記制御手段は、前記第1の発熱手段への通電をオン状
    態中に第1の所定時間前から前記第2の発熱手段への通
    電がオフの場合において、前記第2の発熱手段への通電
    を再開する際に前記第1の発熱手段への通電をオフにし
    て前記第2の発熱手段への通電をオンにし、前記第2の
    発熱手段への通電オンから第2の所定時間後に前記第1
    の発熱手段への通電をオンにするよう前記第1と第2の
    発熱手段への通電を制御する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1と第2の発熱手段は共に同じ発
    熱分布を有する、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1と第2の発熱手段はそれぞれゼ
    ロクロス同期で通電制御される、 請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段による前記第1と第2の発
    熱手段への通電制御は連続画像形成時に行なわれる、 請求項1記載の画像形成装置。
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