JP2001282032A - 定着装置および定着方法 - Google Patents

定着装置および定着方法

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JP2001282032A
JP2001282032A JP2000091078A JP2000091078A JP2001282032A JP 2001282032 A JP2001282032 A JP 2001282032A JP 2000091078 A JP2000091078 A JP 2000091078A JP 2000091078 A JP2000091078 A JP 2000091078A JP 2001282032 A JP2001282032 A JP 2001282032A
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Japan
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heating
fixing
fixing device
temperature
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JP2000091078A
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English (en)
Inventor
Akira Ogano
晃 小賀野
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱容量が大きく記録用紙が断続的に搬入される
定着装置において、記録用紙が定着装置に搬入されても
定着温度が低下せず、定着品質の安定した定着装置を提
供する。 【解決手段】温度制御部41は、各センサーから出力さ
れた信号と入力部40から出力されたパラメータ値とを
基に、搬入されてくる記録用紙Pの定着に必要な熱量を
計算して加熱時間を決定するとともに、第2ハロゲンラ
ンプ34が加熱を開始してから加熱ローラー31の外周
表面の定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮し
て、記録用紙Pが加熱ローラー31と加圧ローラー32
との接触部に搬入されてくる予定時刻から熱伝達時間だ
け早い時刻に、第2駆動リレー43に対しON信号を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置において
記録用紙上の記録画像を熱定着させる定着装置および定
着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置において記録画像を記録用紙上
に形成した後、加熱して記録画像を記録用紙上に固着さ
せる定着装置が存在する。例えば記録装置の一種である
電子写真装置には、通常、記録用紙に転写したトナー画
像を加熱により溶融させて記録用紙内に浸透させ永久に
固着させるための熱定着装置が備えられている。
【0003】この熱定着装置の代表的なものとしては、
熱ローラー定着装置がある。図2は、従来の熱ローラー
定着装置を示す概略図である。この熱ローラー定着装置
には、加熱ローラー131の中空部にトナー画像を熱溶
融させるための熱源となるハロゲンランプ133が内蔵
されている。
【0004】このハロゲンランプ133は、記録用紙と
トナー画像とを定着に必要な温度まで加熱するための熱
エネルギーを出力するが、電子写真装置の記録速度が高
速化され記録用紙が大型化するのに伴い、更に大きな熱
エネルギーを出力するハロゲンランプが求められる。
【0005】この大きな熱エネルギーを出力するハロゲ
ンランプを用いて、定着温度を所定の温度範囲に制御す
る方法の一つとして、図3に示す制御方法がある。この
制御方法では、図2に示す加熱ローラー131の表面温
度を温度センサー138で測定し、温度判定部137で
この測定温度が基準温度以下であればリレー135をON
してハロゲンランプ133に電源を供給し加熱する。ま
た、測定温度が基準温度以上であればリレー135をOF
Fしてハロゲンランプ133への電源供給を停止する。
【0006】しかし、この様なリレー135のON/OFFに
よる二値制御では、ハロゲンランプの出力する熱エネル
ギーが大きくなることで定着装置の熱容量が大きくなれ
ばなるほど、また、記録用紙の量が増えれば増えるほど
加熱ローラー131の表面温度を所定の範囲内に保つこ
とが困難となる。
【0007】そこで、この問題を解決する方法の一つと
して、スイッチング技術(PWM制御)によりハロゲンラ
ンプの電源をON/OFFする周期を非常に短くして、出力す
る熱エネルギーをON/OFFによる二値制御ではなく、0か
ら100%の間を連続可変とする方法が用いられてき
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法を用いても、定着装置の熱容量が大型化することによ
る熱伝達時間の遅延問題は解決できず、例えば定着装置
に記録用紙を断続的に搬入した場合、記録用紙の搬入に
よる定着装置内の温度低下を防ぐことができず、定着温
度を一定の範囲内に保つことは、非常に難しかった。
【0009】そこで本発明は、熱容量の大きな定着装置
において、大量の記録用紙を断続的搬入し定着させる場
合にも、定着温度を安定的に制御する定着装置および定
着方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、請求項1に記載の発明は、定着温度を所定の範囲内
に制御して記録用紙上の記録画像を熱定着させる定着装
置において、定着装置を所定の温度に加熱する加熱手段
と、定着装置の定着温度を測定する温度測定手段と、定
着装置に搬入される記録用紙を予め検出する記録用紙検
出手段と、前記加熱手段に加熱信号を出力する温度制御
手段とを備え、前記温度制御手段は、前記記録用紙検出
手段からの検出信号を基に記録用紙が定着装置に搬入さ
れた際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時
間を決定するとともに、前記加熱手段が加熱を開始して
から定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、
記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時
間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の定着装置において、定着装置に搬入される記録用紙の
温度を予め測定する記録用紙温度測定手段を更に備え、
前記温度制御手段は、更に前記記録用紙温度測定手段の
測定した温度を基に記録用紙が定着装置に搬入された際
に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決
定するとともに、前記加熱手段が加熱を開始してから定
着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用
紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ
早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の定着装置において、定着装置に搬入さ
れる記録用紙の含有水分量を予め測定する含有水分量測
定手段を更に備え、前記温度制御手段は、更に前記含有
水分量測定手段の測定した含有水分量を基に記録用紙が
定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量
を計算して加熱時間を決定するとともに、前記加熱手段
が加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達
時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定
時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力する
ことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3に記載の定着装置において、定着装置に搬入さ
れる記録用紙の厚みを予め測定する記録用紙厚み測定手
段を更に備え、前記温度制御手段は、更に前記記録用紙
厚み測定手段の測定した厚みを基に記録用紙が定着装置
に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算し
て加熱時間を決定するとともに、前記加熱手段が加熱を
開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考
慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から
熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特
徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4に記載の定着装置において、定着装置に搬入さ
れる記録用紙の加熱量に関する複数のパラメータを入力
する入力手段を更に備え、前記温度制御手段は、更に前
記入力手段に入力されたパラメータを基に記録用紙が定
着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を
計算して加熱時間を決定するとともに、前記加熱手段が
加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達時
間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定時
刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、定着温度を所定
の範囲内に制御して記録用紙上の記録画像を熱定着させ
る定着方法において、定着装置を所定の温度に加熱する
加熱工程と、定着装置の定着温度を測定する温度測定工
程と、定着装置に搬入される記録用紙を予め検出する記
録用紙検出工程と、前記加熱工程に加熱信号を出力する
温度制御工程とを備え、前記温度制御工程は、前記記録
用紙検出工程において検出された検出信号を基に記録用
紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な
熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、前記加熱
工程で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱
伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される
予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力
することを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の定着方法において、定着装置に搬入される記録用紙の
温度を予め測定する記録用紙温度測定工程を更に備え、
前記温度制御工程は、更に前記記録用紙温度測定工程に
おいて測定した温度を基に記録用紙が定着装置に搬入さ
れた際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時
間を決定するとともに、前記加熱工程で加熱を開始して
から定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、
記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時
間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とす
る。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項6または
請求項7に記載の定着方法において、定着装置に搬入さ
れる記録用紙の含有水分量を予め測定する含有水分量測
定工程を更に備え、前記温度制御工程は、更に前記含有
水分量測定工程において測定した含有水分量を基に記録
用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要
な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、前記加
熱工程で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの
熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入され
る予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出
力することを特徴とする。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項6ないし
請求項8に記載の定着方法において、定着装置に搬入さ
れる記録用紙の厚みを予め測定する記録用紙厚み測定工
程を更に備え、前記温度制御工程は、更に前記記録用紙
厚み測定工程において測定した厚みを基に記録用紙が定
着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を
計算して加熱時間を決定するとともに、前記加熱工程で
加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達時
間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定時
刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力するこ
とを特徴とする。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項6ない
し請求項9に記載の定着方法において、定着装置に搬入
される記録用紙の加熱量に関する複数のパラメータを入
力する入力工程を更に備え、前記温度制御工程は、更に
前記入力工程で入力されたパラメータを基に記録用紙が
定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量
を計算して加熱時間を決定するとともに、前記加熱工程
で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達
時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定
時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力する
ことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、この発明を適用する電子
写真装置の概略構成を示す側面図である。
【0021】この電子写真装置は、感光体ドラム1、帯
電部2、露光部3、現像部4、転写部6、クリーニング
部7、除電部9、および定着部20を備える。
【0022】感光体ドラム1は、その外周部表面に光導
電層を形成したものである。帯電部2は、コロナ放電器
により暗所において感光体ドラム1の外周表面を均一に
帯電する。
【0023】露光部3は、図示しない画像データ供給部
より供給される画像データに応じて、感光体ドラム1の
外周表面の可視像化する領域に光を照射することでその
領域の電荷を消失させる。一方、可視像化されない領域
には光が照射されないため、電荷がそのまま残る。こう
して、感光体ドラム1の外周表面には帯電電位差による
静電潜像が形成される。
【0024】現像部4は、現像ローラー5の回転によ
り、その外周表面にトナーを付着して感光体ドラム1の
外周表面にトナーを供給する。
【0025】感光体ドラム1の外周表面に供給されたト
ナーは、電気的吸引力により静電潜像の中で相対的に電
位の低い可視像化領域へ付着するので、静電潜像はトナ
ー画像として可視像化される。
【0026】転写部6は、図示しない記録用紙供給部か
ら搬送されてきた記録用紙Pに、感光体ドラム1の外周
表面に形成されたトナー画像を転写する。定着部20
は、記録用紙Pに転写したトナー画像を加熱する。
【0027】クリーニング部7は、感光体ドラム1の外
周表面に残留するトナーを回収する。また、除電部9
は、ACコロナ放電器により感光体ドラム1の外周表面
に残る電荷をコロナイオンにより除去する。
【0028】このような構成において、感光体ドラム1
が矢印A方向に一定速度で回転することで、帯電部2、
露光部3、現像部4、転写部6、クリーニング部7、お
よび除電部9の工程が連続的に行われ、記録用紙P上に
所定のトナー画像を形成する。この後、記録用紙P上の
トナー画像は、定着部20で加熱されて溶融し記録用紙
P内に浸透して永久定着する。
【0029】次に図4に基づいて、本発明の実施形態に
係る定着部20について詳細に説明する。図4は定着部
20の概略図である。定着部20は、加熱ローラー3
1、加圧ローラー32、第1ハロゲンランプ33、第2
ハロゲンランプ34、温度センサー35、記録用紙検出
センサー36、記録用紙温度センサー37、記録用紙水
分量センサー38、記録用紙厚みセンサー39、入力部
40、温度制御部41、第1駆動リレー42、第2駆動
リレー43を備える。
【0030】加熱ローラー31は、金属製中空ローラー
の外周面に剥離層を被覆したもので、中空部に第1ハロ
ゲンランプ33と第2ハロゲンランプ34とを備える。
この加熱ローラー31は図示しない駆動機構により反時
計回りに回動可能に軸支されている。
【0031】加圧ローラー32もまた、金属製中空ロー
ラーからなり外周面にゴム層が被覆されている。この加
圧ローラー32は、その軸線が加熱ローラー31の軸線
と平行であり、かつ加熱ローラー31と所定の接触圧を
有した状態で回動自在に軸支されている。
【0032】第1ハロゲンランプ33は、加熱ローラー
31の全長と略同等の長さを持つ棒状の加熱用ランプで
あり、常時、加熱ローラー31の外周表面全域を所定範
囲の定着温度に加熱する熱源である。第2ハロゲンラン
プ34もまた加熱ローラー31の全長と略同等の長さを
持つ棒状の加熱用ランプであり、記録用紙Pが加熱ロー
ラー31と加圧ローラー32との接触部に搬入された時
に、加熱ローラー31から記録用紙Pに奪われる熱量と
略同等の熱量を供給して、加熱ローラー31の外周表面
の定着温度が低下するのを防ぐための熱源である。
【0033】なお、本実施形態では、2つの熱源を1つ
は常用の加熱源として、もう1つを記録用紙が搬入され
た時の加熱源として用いているが、1つの熱源もしくは
3つ以上の熱源により構成されてもよい。
【0034】温度センサー35は、加熱ローラー31が
回転中も加熱ローラー31の外周表面に接触するように
設置され、加熱ローラー31の外周表面の定着温度を測
定する。測定した温度は、電気信号として温度制御部4
0に出力される。
【0035】記録用紙検出センサー36は、発光部と受
光部を備えた反射型光センサーで、転写部6と定着部2
0との間にある搬送路10に、加熱ローラー31と加圧
ローラー32との接触部から一定の距離を隔てて設けら
れている。この記録用紙検出センサー36は、転写部6
から定着部20に搬送される記録用紙Pの先端と後端と
を検知して、検知信号を温度制御部40に出力する。
【0036】記録用紙温度センサー37は、非接触型赤
外線センサーで、記録用紙検出センサー36に隣接する
ように搬送路10に設けられており、転写部6から定着
部20に搬送される記録用紙Pの温度を測定する。測定
した温度は、電気信号として温度制御部40に出力され
る。
【0037】記録用紙水分量センサー38は、記録用紙
温度センサー37に隣接するように搬送路10に設けら
れており、転写部6から定着部20に搬送される記録用
紙Pの含有水分量を測定する。測定した含有水分量は、
電気信号として温度制御部40に出力される。
【0038】記録用紙厚みセンサー39は、光学式非接
触センサーで、記録用紙水分量センサー38に隣接する
ように搬送路10に設けられており、転写部6から定着
部20に搬送される記録用紙Pの厚みを測定する。測定
した厚みは、電気信号として温度制御部40に出力され
る。
【0039】入力部40は、記録用紙Pを所定の温度ま
で加熱するのに必要な熱量を計算するためのパラメータ
である記録用紙Pの種類、単位面積当たりの重さ、サイ
ズ等が入力される。入力された各パラメータは、入力部
40に記憶され必要に応じて温度制御部41にそのデー
タを出力する。
【0040】なお、入力部40から温度制御部41に出
力するデータは、個々のパラメータ入力値をデジタル値
として出力してもよいし、入力部40で個々のパラメー
タ入力値を所定の演算方法により演算した結果、得られ
る1つの演算値をデジタル値もしくは電圧、電流、パル
ス幅等により表わされるアナログ値として出力してもよ
い。
【0041】温度制御部41は、常時、温度センサー3
5からの信号を基に加熱ローラー31の外周表面全域を
一定範囲の定着温度に加熱制御するため、第1駆動リレ
ー42にON/OFF信号を出力する。
【0042】一方、記録用紙Pが加熱ローラー31と加
圧ローラー32との接触部に搬入されてくる時には、温
度センサー35、記録用紙検出センサー36、記録用紙
温度センサー37、記録用紙水分量センサー38、記録
用紙厚みセンサー39および入力部40から出力される
信号を基に、第2駆動リレー43に対しON/OFF信号を出
力する。
【0043】第1駆動リレー42は、温度制御部41か
らのON/OFF信号により、第1ハロゲンランプ33の電源
をON/OFFする。また、第2駆動リレー43は、温度制御
部41からのON/OFF信号により、第2ハロゲンランプ3
4の電源をON/OFFする。
【0044】なお、本発明の実施形態では、第1駆動リ
レー42と第2駆動リレー43とを制御するために温度
制御部41を設けたが、電子写真装置の制御部(図示せ
ず)に温度制御部41の機能を持たせれば、必ずしも温
度制御部41は必要はない。
【0045】次に、定着温度の制御方法について、図5
を基に説明する。図5は、時間の経過による第1ハロゲ
ンランプ33と第2ハロゲンランプ34との動作状態お
よび定着温度の変化を示す説明図である。
【0046】この定着装置では、使用する記録用紙Pに
応じて所定の定着温度T0が設定され、温度制御部41
に保持される。一方、温度センサー35から送られてく
る信号は、温度制御部41で温度Tに変換されT0
比較される。この時、T0>T であれば、温度制御部
41は第1駆動リレー42にON信号を出力し、T0<T
であれば、第1駆動リレー42にOFF信号を出力す
る。
【0047】この出力されるON信号もしくはOFF信号に
より、第1駆動リレー42は第1ハロゲンランプ33の
電源をONもしくはOFFする。この制御により加熱ローラ
ー31の外周表面は、一定の温度制御範囲に制御され
る。この温度制御は、記録用紙Pが加熱ローラー31と
加圧ローラー32との接触部に搬入されるされないにか
かわらず、常時行われる。
【0048】次に、記録用紙Pが加熱ローラー31と加
圧ローラー32との接触部に搬入される場合の温度制御
について説明する。記録用紙Pにトナー画像が転写され
ると、記録用紙Pは搬送路10を搬送され定着部20に
向かう。この搬送路10には、記録用紙検出センサー3
6、記録用紙温度センサー37、記録用紙水分量センサ
ー38および記録用紙厚みセンサー39が設けられてお
り、搬送路10に記録用紙Pが搬送されてくると、ま
ず、記録用紙検出センサー36により記録用紙Pの先端
が検知され、温度制御部40に出力される。
【0049】続いて、記録用紙温度センサー37により
記録用紙Pの温度が、また、記録用紙水分量センサー3
8により記録用紙Pの水分量が、さらに、記録用紙厚み
センサー39により記録用紙Pの厚みが順次測定され、
夫々の測定値は温度制御部40に出力される。
【0050】この間、記録用紙Pが記録用紙検出センサ
ー36部を通過すると、記録用紙Pの後端が検知され、
温度制御部40に出力される。
【0051】更に、入力部40に記憶されている記録用
紙Pの種類、単位面積当たりの重さ、サイズ等といった
パラメータ値が温度制御部40に出力される。
【0052】温度制御部41は、各センサーから出力さ
れた信号と入力部40から出力されたパラメータ値とを
基に、搬入されてくる記録用紙Pの定着に必要な熱量を
計算して加熱時間を決定する。
【0053】更に第2ハロゲンランプ34が加熱を開始
してから加熱ローラー31の外周表面の定着温度が上昇
するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用紙Pが加熱ロ
ーラー31と加圧ローラー32との接触部に搬入されて
くる予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に、第2駆動
リレー43に対しON信号を出力する。
【0054】このON信号により、第2駆動リレー42は
第2ハロゲンランプ34の電源をONし、加熱ローラー3
1の外周表面を加熱する。
【0055】そして、第2ハロゲンランプ34の電源が
ONされてから所定の熱伝達時間が経過すると、加熱ロー
ラー31の外周表面温度が上昇しようとするが、丁度こ
の時に記録用紙Pが加熱ローラー31と加圧ローラー3
2との接触部に搬入されてくるため、第2ハロゲンラン
プ34の加熱により供給された熱量は、すべて記録用紙
Pに奪われる。
【0056】これにより、加熱ローラー31の外周表面
温度は、第1ハロゲンランプ33により制御されている
定着温度範囲に保たれる。
【0057】その後、温度制御部41は、前述の加熱時
間が経過すると第2駆動リレー43にOFF信号を出力
し、第2ハロゲンランプ34の電源がOFFされる。
【0058】以後、記録用紙Pが断続的に搬送されてく
ると上記と同様の温度制御が行われ、定着温度は、第1
ハロゲンランプ33による所定の温度範囲内に保たれる
ので常に安定した定着品質が得られる。
【0059】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の定着装置
によれば、定着装置に搬入される記録用紙を予め検出す
る記録用紙検出手段を備え、温度制御手段は、記録用紙
検出手段からの検出信号を基に記録用紙が定着装置に搬
入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加
熱時間を決定するとともに、加熱手段が加熱を開始して
から定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、
記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時
間だけ早い時刻に加熱信号を出力することから、記録用
紙が定着装置から熱量を奪うことによる定着温度の低下
を防止することができ安定した定着品質を得ることがで
きる。
【0060】また、請求項2に記載の定着装置によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の温度を予め測定す
る記録用紙温度測定手段を更に備え、温度制御手段は、
更に記録用紙温度測定手段の測定した温度を基に記録用
紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な
熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加熱手段
が加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達
時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定
時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力する
ことから、搬入される記録用紙の温度が変動しても、記
録用紙の定着に必要な熱量を正確に計算することができ
る。
【0061】また、請求項3に記載の定着装置によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の含有水分量を予め
測定する含有水分量測定手段を更に備え、温度制御手段
は、更に含有水分量測定手段の測定した含有水分量を基
に記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着
に必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、
加熱手段が加熱を開始してから定着温度が上昇するまで
の熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入さ
れる予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を
出力することから、搬入される記録用紙の含有水分量が
変動しても、記録用紙の定着に必要な熱量を正確に計算
することができる。
【0062】また、請求項4に記載の定着装置によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の厚みを予め測定す
る記録用紙厚み測定手段を更に備え、温度制御手段は、
更に記録用紙厚み測定手段の測定した厚みを基に記録用
紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な
熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加熱手段
が加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達
時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入される予定
時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力する
ことから、搬入される記録用紙の厚みが変動しても、記
録用紙の定着に必要な熱量を正確に計算することができ
る。
【0063】また、請求項5に記載の定着装置によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の加熱量に関する複
数のパラメータを入力する入力手段を更に備え、温度制
御手段は、更に入力手段に入力されたパラメータを基に
記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に
必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加
熱手段が加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの
熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入され
る予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出
力することから、搬入される記録用紙の加熱量に関する
複数のパラメータが変動しても、記録用紙の定着に必要
な熱量を正確に計算することができる。
【0064】また、請求項6に記載の定着方法によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙を予め検出する記録
用紙検出工程を備え、温度制御工程は、記録用紙検出工
程において検出された検出信号を基に記録用紙が定着装
置に搬入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算
して加熱時間を決定するとともに、加熱工程で加熱を開
始してから定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮
して、記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱
伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力することから、
記録用紙が定着装置から熱量を奪うことによる定着温度
の低下を防止することができ安定した定着品質を得るこ
とができる。
【0065】また、請求項7に記載の定着方法によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の温度を予め測定す
る記録用紙温度測定工程を更に備え、温度制御工程は、
更に記録用紙温度測定工程において測定した温度を基に
記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に
必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加
熱工程で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの
熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入され
る予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出
力することから、搬入される記録用紙の温度が変動して
も、記録用紙の定着に必要な熱量を正確に計算すること
ができる。
【0066】また、請求項8に記載の定着方法によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の含有水分量を予め
測定する含有水分量測定工程を更に備え、温度制御工程
は、更に含有水分量測定工程において測定した含有水分
量を基に記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙
の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとと
もに、加熱工程で加熱を開始してから定着温度が上昇す
るまでの熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に
搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱
信号を出力することから、搬入される記録用紙の含有水
分量が変動しても、記録用紙の定着に必要な熱量を正確
に計算することができる。
【0067】また、請求項9に記載の定着方法によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の厚みを予め測定す
る記録用紙厚み測定工程を更に備え、温度制御工程は、
更に記録用紙厚み測定工程において測定した厚みを基に
記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に
必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加
熱工程で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの
熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入され
る予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出
力することから、搬入される記録用紙の厚みが変動して
も、記録用紙の定着に必要な熱量を正確に計算すること
ができる。
【0068】また、請求項10に記載の定着方法によれ
ば、定着装置に搬入される記録用紙の加熱量に関する複
数のパラメータを入力する入力工程を更に備え、温度制
御工程は、更に入力工程で入力されたパラメータを基に
記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用紙の定着に
必要な熱量を計算して加熱時間を決定するとともに、加
熱工程で加熱を開始してから定着温度が上昇するまでの
熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着装置に搬入され
る予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻に加熱信号を出
力することから、搬入される記録用紙の加熱量に関する
複数のパラメータが変動しても、記録用紙の定着に必要
な熱量を正確に計算することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である電子写真装置の概略構
成を示す側面図である。
【図2】従来の定着装置を示す概要図である。
【図3】従来の定着装置による温度制御方法を示す説明
図である。
【図4】本発明の実施形態による定着装置を示す概要図
である。
【図5】本発明の実施形態の定着装置による温度制御方
法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電部 3 露光部 4 現像部 5 現像ローラー 6 転写部 7 クリーニング部 9 除電部 20 定着部 31 加熱ローラー 32 加圧ローラー 33 第1ハロゲンランプ 34 第2ハロゲンランプ 35 温度センサー 36 記録用紙検出センサー 37 記録用紙温度センサー 38 記録用紙水分量センサー 39 記録用紙厚みセンサー 40 入力部 41 温度制御部 42 第1駆動リレー 43 第2駆動リレー P 記録用紙

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着温度を所定の範囲内に制御して記録用
    紙上の記録画像を熱定着させる定着装置において、 定着装置を所定の温度に加熱する加熱手段と、 定着装置の定着温度を測定する温度測定手段と、 定着装置に搬入される記録用紙を予め検出する記録用紙
    検出手段と、 前記加熱手段に加熱信号を出力する温度制御手段とを備
    え、 前記温度制御手段は、前記記録用紙検出手段からの検出
    信号を基に記録用紙が定着装置に搬入された際に記録用
    紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決定すると
    ともに、前記加熱手段が加熱を開始してから定着温度が
    上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用紙が定着
    装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ早い時刻
    に加熱信号を出力することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の定着装置において、 定着装置に搬入される記録用紙の温度を予め測定する記
    録用紙温度測定手段を更に備え、 前記温度制御手段は、更に前記記録用紙温度測定手段の
    測定した温度を基に記録用紙が定着装置に搬入された際
    に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決
    定するとともに、前記加熱手段が加熱を開始してから定
    着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用
    紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ
    早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定着装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の定着装置
    において、 定着装置に搬入される記録用紙の含有水分量を予め測定
    する含有水分量測定手段を更に備え、 前記温度制御手段は、更に前記含有水分量測定手段の測
    定した含有水分量を基に記録用紙が定着装置に搬入され
    た際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間
    を決定するとともに、前記加熱手段が加熱を開始してか
    ら定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記
    録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間
    だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定
    着装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3に記載の定着装置
    において、 定着装置に搬入される記録用紙の厚みを予め測定する記
    録用紙厚み測定手段を更に備え、 前記温度制御手段は、更に前記記録用紙厚み測定手段の
    測定した厚みを基に記録用紙が定着装置に搬入された際
    に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決
    定するとともに、前記加熱手段が加熱を開始してから定
    着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用
    紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ
    早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定着装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4に記載の定着装置
    において、 定着装置に搬入される記録用紙の加熱量に関する複数の
    パラメータを入力する入力手段を更に備え、 前記温度制御手段は、更に前記入力手段に入力されたパ
    ラメータを基に記録用紙が定着装置に搬入された際に記
    録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決定す
    るとともに、前記加熱手段が加熱を開始してから定着温
    度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用紙が
    定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ早い
    時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定着装置。
  6. 【請求項6】定着温度を所定の範囲内に制御して記録用
    紙上の記録画像を熱定着させる定着方法において、 定着装置を所定の温度に加熱する加熱工程と、 定着装置の定着温度を測定する温度測定工程と、 定着装置に搬入される記録用紙を予め検出する記録用紙
    検出工程と、 前記加熱工程に加熱信号を出力する温度制御工程とを備
    え、 前記温度制御工程は、前記記録用紙検出工程において検
    出された検出信号を基に記録用紙が定着装置に搬入され
    た際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間
    を決定するとともに、前記加熱工程で加熱を開始してか
    ら定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記
    録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間
    だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定
    着方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の定着方法において、 定着装置に搬入される記録用紙の温度を予め測定する記
    録用紙温度測定工程を更に備え、 前記温度制御工程は、更に前記記録用紙温度測定工程に
    おいて測定した温度を基に記録用紙が定着装置に搬入さ
    れた際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時
    間を決定するとともに、前記加熱工程で加熱を開始して
    から定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、
    記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時
    間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする
    定着方法。
  8. 【請求項8】請求項6または請求項7に記載の定着方法
    において、 定着装置に搬入される記録用紙の含有水分量を予め測定
    する含有水分量測定工程を更に備え、 前記温度制御工程は、更に前記含有水分量測定工程にお
    いて測定した含有水分量を基に記録用紙が定着装置に搬
    入された際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加
    熱時間を決定するとともに、前記加熱工程で加熱を開始
    してから定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮し
    て、記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝
    達時間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴と
    する定着方法。
  9. 【請求項9】請求項6ないし請求項8に記載の定着方法
    において、 定着装置に搬入される記録用紙の厚みを予め測定する記
    録用紙厚み測定工程を更に備え、 前記温度制御工程は、更に前記記録用紙厚み測定工程に
    おいて測定した厚みを基に記録用紙が定着装置に搬入さ
    れた際に記録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時
    間を決定するとともに、前記加熱工程で加熱を開始して
    から定着温度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、
    記録用紙が定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時
    間だけ早い時刻に加熱信号を出力することを特徴とする
    定着方法。
  10. 【請求項10】請求項6ないし請求項9に記載の定着方
    法において、 定着装置に搬入される記録用紙の加熱量に関する複数の
    パラメータを入力する入力工程を更に備え、 前記温度制御工程は、更に前記入力工程で入力されたパ
    ラメータを基に記録用紙が定着装置に搬入された際に記
    録用紙の定着に必要な熱量を計算して加熱時間を決定す
    るとともに、前記加熱工程で加熱を開始してから定着温
    度が上昇するまでの熱伝達時間を考慮して、記録用紙が
    定着装置に搬入される予定時刻から熱伝達時間だけ早い
    時刻に加熱信号を出力することを特徴とする定着方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003302863A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Canon Inc 像加熱装置
JP2003329407A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Sharp Corp 光学式距離測定装置およびそれを用いた印刷装置
JP2014174480A (ja) * 2013-03-12 2014-09-22 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び定着装置における定着方法
US10018947B2 (en) 2014-07-14 2018-07-10 S-Printing Solution Co., Ltd. Image forming apparatus and fuser driving control method

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