JP2000180418A - 表面検査装置 - Google Patents
表面検査装置Info
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Abstract
とその寸法を、非接触かつ非破壊で高精度に検出するこ
とのできる表面検査装置を提供する。 【解決手段】計測対象のある部分に非接触で表面波を励
起する表面波送信手段10と、予め送信位置に対して既知
の位置に設置された1個の表面波受信要素から成り、計
測対象の表面を伝播した表面波および欠陥個所で表面波
が反射、透過、回折または散乱されることによって発生
する欠陥波のうち表面波あるいは表面波と欠陥波の両方
を非接触で検出する表面波受信手段14と、表面波受信手
段の出力信号から欠陥の有無あるいはその深さ、あるい
はその両方を検知する欠陥検知手段17と、表面波受信要
素の出力信号に含まれる欠陥波成分から欠陥の有無と深
さに加えてその位置を同定する欠陥同定手段17と、表面
波成分の伝播時間から表面波の音速を校正する音速校正
手段17と構成される。
Description
あるいは高温、あるいは狭隘部、あるいは稼動部など接
触やアクセスが困難な計測対象において、その表面にお
ける欠陥の有無とその寸法を、非接触かつ非破壊で高精
度に検出することのできる表面検査装置に関する。
手法としては、図22に示す表面波探傷法が一般に知ら
れている。この従来の手法によると、まず、計測対象1
に対してカプラント2aを介して表面波探触子3aを接触
させる。この状態で送信器4から電気信号を表面波探触
子3aに印加すると、表面波探触子3aから計測対象1中
に表面波5が送信される。送信された表面波5は計測対
象1の表面を伝播し、カップラント2bを介して表面波
探触子3bに到達する。この信号は表面波探触子3bで
受信され、送信の逆作用によって電気信号に変換されて
欠陥検知器6に入力される。欠陥検知器6には送信器4
からの送信信号も入力されており、信号検出器6におけ
る送信信号の受信時刻と受信信号の受信時刻の差Δt、
つまり計測対象1の表面を表面波5が伝播した時間が計
測される。ここで予め表面波探触子3aと3bの間隔Lと
表面波の音速vsが既知とすると、それらの量はL=v
s・Δtという関係にあるべきものである。ここで計測
対象1の表面に開口を無視し得る深さDなる欠陥7が存
在していたとすると、表面波5の一部8は欠陥面を回り
込み、その結果、伝播時間ΔtDは欠陥がない場合の伝
播時間Δtと比べて長くなる。したがって、伝播時間Δ
tDを計測すれば、本来計測されるべき伝播時間L/v
sとΔtDとの比較から欠陥の有無が分かり、かつ D=(vs・ΔtD−L)/2 の関係から欠陥の深さDが算出できる。
が図23に示されている。この手法は、表面波探触子3
から計測対象1中に送信された表面波5に基づく欠陥7
の開口端部および底部における欠陥波9aおよび9bを
再び表面波探触子3で受信するものである。本手法にお
いては、欠陥波9aの表面波探触子3への到達時刻Δt
aと欠陥波9bの表面波探触子3への到達時刻Δtb
は、既知の表面波音速vsを用いて 2D=vs・(Δta−Δtb) なる関係にあることから、欠陥検知器6でΔtaとΔt
bを計測することによって欠陥の深さDを求めることが
できる。
子3およびカップラント2を用いずに、レーザー光によ
る表面波の送受信で代替する手法も提案されている。レ
ーザー光を用いた非接触の表面波送信手法とは、短パル
ス高エネルギーのレーザー光をある対象に照射すると、
照射点付近にレーザーエネルギーの吸収による熱応力あ
るいは気化(アブレーション)圧縮力が発生し、その作
用による歪みが表面波となって対象中を伝播するという
手法である。この手法は、たとえばJ.D.Aussel("Gener
ation Acoustic Waves by Laser: Theoretical and Exp
erimental Study of the Emission Source," Ultrasoni
cs, vol.24(1988), 246-255)らによって理論的かつ実
験的に明らかにされている。またレーザー光を用いた非
接触の表面波受信手法とは、表面波が計測対象表面に励
起する微小振動を、レーザー光の進行方向の変化(偏
向)や反射光の位相差、周波数遷移量などから計測する
ものであり、例えば山脇(“レーザ超音波と非接触材料
評価” 溶接学会誌、 第64巻(1995)、 104-108)によっ
て解説されている公知技術である。これらレーザー光に
よる表面波の送受信手法を図22あるいは図23の手法
に適用した例としてはC.Chenu("Defect Detection by
Surface Acoustic WavesGenerated by a Multiple Beam
Laser," Proc. of IEEE Ultrasonics Symposium (199
5) 821-824)らの技術などが公知である。
用いた検査手法は簡便であり、通常の検査対象に対して
は有効である。しかし、表面波探触子を設置する際には
カプラントの塗布が必要であり、これは作業工程の増加
につながる。また検査対象が小型であったり狭隘部にあ
る場合には表面波探触子を設置することが困難である。
レーザー光を用いた非接触手法はこれらの問題点を解決
可能であるが、いずれの場合も予め正確な表面波の音速
を知っておく必要があるという点が煩雑である。表面波
の音速は同種類の金属であってもその表面状態や製造過
程の若干の違いから値が異なるため、正確な音速の把握
のためには検査対象そのものを用いた音速校正が必要で
ある。
レーザー光などを用いた非接触の表面波送受信手法によ
り、作業工程の短縮と計測媒質の寸法や配置に依らない
検査を可能とするとともに、受信信号に含まれる表面波
信号を用いることで、欠陥波による欠陥の有無と深さ検
査と同時に、検査材料そのものを用いて伝播速度を校正
し、校正に関する作業行程の短縮と測定値の精度向上を
図るとともに、欠陥の位置を同定する表面検査装置を提
供することにある。本発明の第2の目的は、レーザー光
などを用いた非接触の表面波送受信手法により、作業工
程の短縮と計測媒質の寸法や配置に依らない検査を可能
とするとともに、同一の表面波を複数の受信点で受信す
ることで、欠陥の有無と深さ検査と同時に、検査材料そ
のものを用いて伝播速度を校正し、校正に関する作業行
程の短縮と測定値の精度向上を図るとともに、欠陥の位
置を同定する表面検査装置を提供することにある。
用いた非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査
するとき、表面波を複数の送信点で同時に励起し、それ
を同一の受信点で受信することで、検査と同時に、検査
材料そのものを用いて伝播速度を校正し、校正に関する
作業行程の短縮と測定値の精度向上を図る表面検査装置
を提供することにある。
用いた非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査
するとき、同一の表面波を複数の受信点で受信し、それ
らの受信点間を伝播する表面波の詳細な伝播特性を同定
することで、測定値の更なる精度向上を図る表面検査装
置を提供することにある。
用いた非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査
するとき、表面波を複数の送信点で同時に励起し、それ
を同一の受信点で受信し、それらの送信点間を伝播する
表面波の詳細な伝播特性を同定することで、測定値の更
なる精度向上を図る表面検査装置を提供することにあ
る。
た非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査する
とき、送信側のレーザー光の照射形状を線状とすること
で、受信点の位置ずれを許容する表面検査装置を提供す
ることにある。
た非接触の表面波送信手法により対象表面を検査すると
き、送信側のレーザー光を多数に分岐し、そのおのおの
を光ファイバーで伝送することで測定対象へのアクセス
性を更に高めるとともに、光ファイバーの相対的な位置
関係を変えることにより、より容易に照射形状を調整可
能とする表面検査装置を提供することにある。
た非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査する
とき、受信側のレーザー光を光ファイバーで伝送するこ
とで測定対象へのアクセス性を高める表面検査装置を提
供することにある。
た非接触の表面波送受信手法により対象表面を検査する
とき、特に受信をレーザー干渉計で行う場合であり、測
定対象の非均一性や測定システムに対する振動・温度変
化などの外乱を除去するために、干渉計内の光学素子を
駆動制御する表面検査装置を提供することにある。
表面波を励起する表面波送信手段と、予め送信位置に対
して既知の位置に設置された1個の表面波受信要素から
成り、前記計測対象の表面を伝播した前記表面波および
前記計測対象表面に欠陥があった場合には、欠陥個所で
前記表面波が反射、透過、回折または散乱されることに
よって発生する欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前
記表面波と前記欠陥波の両方を非接触で検出する表面波
受信手段と、前記表面波受信手段の出力信号から前記欠
陥の有無、あるいはその深さ、あるいはその両方を検知
する欠陥検知手段と、前記表面波受信要素の出力信号に
含まれる前記欠陥波成分から前記欠陥の有無と深さに加
えてその位置を同定する欠陥同定手段と、表面波成分の
伝播時間から前記表面波の音速を校正する音速校正手段
とで構成される表面検査装置を提供する。
表面波を励起する表面波送信手段と、送信位置に対して
予め既知の位置に設置された複数個の表面波受信要素か
ら成り、前記計測対象の表面を伝播した前記表面波およ
び、前記計測対象表面に欠陥があった場合には、欠陥個
所で前記表面波が反射、透過、回折または散乱されるこ
とによって発生する欠陥波のうち、前記表面波、あるい
は前記表面波と前記欠陥波の両方を非接触で検出する表
面波受信手段と、前記表面波受信手段の出力信号から前
記欠陥の有無とその位置、あるいはその深さ、あるいは
その両方を検知する欠陥検知手段と、前記表面波受信要
素の出力信号に含まれる前記欠陥波成分から前記欠陥の
有無と深さに加えてその位置を同定する欠陥同定手段
と、前記表面波受信要素の出力信号に含まれる表面波成
分の伝播時間差から前記表面波の音速を校正する音速校
正手段とで構成される表面検査装置を提供する。
数個の表面波送信要素から成り、計測対象のある部分に
非接触で表面波を励起する表面波送信手段と、送信位置
に対して予め既知の位置に設置されており、前記計測対
象の表面を伝播した前記表面波および、前記計測対象表
面に欠陥があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反
射、透過、回折または散乱されることによって発生する
欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記
欠陥波の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前
記表面波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその
位置、あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する
欠陥検知手段と、前記前記表面波受信要素の出力信号に
含まれる前記欠陥波成分から前記欠陥の有無と深さに加
えてその位置を同定する欠陥同定手段と、前記表面波送
信要素から送信された表面波に相当する前記表面波受信
手段の出力信号に含まれる表面波成分の伝播時間差から
前記表面波の音速を校正する音速校正手段とで構成され
る表面検査装置を提供する。
表面波を励起する表面波送信手段と、予め既知の位置に
設置された複数個の表面波受信要素から成り、前記計測
対象表面を伝播した前記表面波および、前記計測対象表
面に欠陥があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反
射、透過、回折または散乱されることによって発生する
欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記
欠陥波の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前
記表面波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその
位置、あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する
欠陥検知手段と、前記表面波受信要素の出力信号に含ま
れる表面波成分から各表面波受信要素間の伝播経路の伝
達特性を求める伝達特性同定手段とで構成される表面検
査装置を提供する。
数個の表面波送信要素から成り、計測対象のある部分に
非接触で表面波を励起する表面波送信手段と、前記計測
対象表面を伝播した前記表面波および、前記計測対象表
面に欠陥があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反
射、透過、回折または散乱されることによって発生する
欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記
欠陥波の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前
記表面波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその
位置、あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する
欠陥検知手段と、前記表面波送信要素から送信された表
面波に相当する前記表面波受信手段の出力信号に含まれ
る表面波成分から各表面波の伝播経路の伝達特性を求め
る伝達特性同定手段とで構成される表面検査装置を提供
する。
測対象表面に連続的にレーザー光を照射する手段である
表面検査装置を提供する。
測対象の表面近傍に設置された電磁超音波探触子である
表面検査装置を提供する。
測対象の表面近傍に設置された電磁超音波探触子である
請求項1乃至5のいずれか1に記載の表面検査装置を提
供する。
測対象表面の振動変位または振動速度を計測するレーザ
ー干渉計であり、かつ前記レーザー干渉計内の光検出器
の出力信号の振幅によって制御される、前記レーザー干
渉計内の光路長微動手段を備えている表面検査装置を提
供する。
施の形態を説明する。
表面検査装置を示している。これによると、たとえばパ
ルス状に変調したレーザー光を発振する変調光源10か
ら発振されたパルスレーザー光11は、照射用光学系1
2を介し、レンズ系13などでフォーカスされて、計測
対象1のある位置Eに照射される。この照射位置Eには
表面波5が励起され、計測対象1の表面を伝播する。照
射位置Eから既知の距離L離れた受信点Mには、レーザ
ーによる表面波検出器14から発振されたレーザー光1
5が照射用光学系16を介して照射される。まず、表面
を伝播した表面波5が受信点Mに到達すると、その波形
は表面波検出器14の出力信号Sigとして検知され
る。さらに表面波5は受信点Mを通過して伝播して欠陥
7に到達し、欠陥の開口部および底部のエッジで欠陥波
9a、9bが発生する。それらの欠陥波は再び受信点M
に到達して表面波検出器14の出力信号Sigとして検
知される。出力信号Sigおよび変調光源の発振タイミ
ングを示すトリガー信号Trgは欠陥同定装置17に入
力される。欠陥同定装置17は速度校正機能を備えてお
り、それぞれの信号の時間差から計測対象1を伝わる表
面波5の正確な音速と、経路上の欠陥の有無、その位
置、その深さが検知される。
に対して非接触で送信された表面波5は距離Lを伝播し
て受信点Mに到達する。ここでMにおける受信手段が表
面波探触子など接触式の場合、表面波5は受信装置の影
響で大きく減衰し、実効的にはそれ以上伝播しない。し
かし、受信装置がレーザー変位計など非接触の場合には
表面波5は更に計測対象1の表面を伝播し、欠陥7に到
達する。その一部は欠陥7の開口部、底部のエッジと相
互作用し、欠陥波9a、9bが発生する。これらの欠陥
波は再び受信点Mに到達し、信号として非接触受信器1
4にて受信される。各々の信号が図6に示されている。
ここで受信点Mまでの距離Lが予め既知とすると、未知
の音速vsは、信号Trgが示す表面波5の発振時刻T
0を基準とし、非接触の表面波受信手段で表面波が受信
されるまでの時刻T1を用いて vs=L/T1 と求めることができる。また、欠陥波9a、9bの到達
時間差Tdは表面波5が欠陥7の深さ方向に伝播する時
間であるため、未知の欠陥深さDは D=L・Td/T1 となり、予め表面波の音速vsを知ること無しに欠陥深
さDを知ることが可能となる。また欠陥波9aの伝播時
間T3を用いれば、 Ld=L・T3/T1 の関係から、送信点Eから欠陥の存在位置までの距離L
dを求めることができ、未知の欠陥位置を知ることが可
能となる。
陥波9bは純粋な表面波成分である場合の他、表面波が
モード変換して発生する横波成分である可能性もある。
横波と表面波の音速は若干異なり、かつモード変換を経
ると伝播経路も同一経路ではなくなることから、その場
合には深さ計測時のみ横波音速を用いて校正する必要が
ある。
表面検査装置を示している。これによると、たとえばパ
ルス状に変調したレーザー光を発振する変調光源10か
ら発振されたパルスレーザー光11は、照射用光学系1
2を介し、レンズ系13などでフォーカスされて、計測
対象1のある位置Eに照射される。この照射位置Eには
表面波5が励起され、計測対象1の表面を伝播する。照
射位置Eから既知の距離L1離れた受信点M1には、第
1のレーザーによる表面波検出器14aから発振された
レーザー光15aが照射用光学系16aを介して照射さ
れ、照射位置Eから位置Eと位置M1を結ぶ直線の延長
線上の既知の距離L2離れた受信点M2には、第2のレ
ーザーによる表面波検出器14bから発振されたレーザ
ー光15bが、照射用光学系16bを介して照射され
る。表面を伝播した表面波5が受信点M1に到達する
と、その波形は第1のレーザーによる表面波検出器14
aの出力信号Sig1として、受信点M2に到達すると
第2のレーザーによる表面波検出器14bの出力信号S
ig2として検知される。これら出力信号Sig1、S
ig2および変調光源10の発振タイミングを示すトリ
ガー信号Trgはすべて欠陥同定装置17に入力され、
それぞれの信号の時間差から計測対象1を伝わる表面波
5の正確な音速と、経路上の欠陥の有無、深さ、位置が
検知される。
に対して非接触で送信された表面波5は距離L1を経て
受信点M1に到達する。ここで受信点M1における受信
手段が表面波探触子など接触式の場合、表面波5は受信
装置の影響で大きく減衰し、実効的にはそれ以上伝播し
ない。しかし、受信装置がレーザー変位計など非接触の
場合には表面波5は更に計測対象1の表面を伝播し、欠
陥7を経由して受信点M2に到達する。このときの各々
の信号が図7に示されている。ここで受信点M1、M2
までの距離L1、L2が予め既知とすると、未知の音速
vsは、信号Trgが示す表面波5の発振時刻T0を基
準とし、非接触の表面波受信手段で表面波が受信される
までの時刻T1を用いて vs=L1/T1 と求めることができる。またM2で表面波が検知される
時刻T2は表面波5が距離L2+2Dだけ伝播する時間
であるから、未知の欠陥深さDは D=(L1・T2/T1−L2)/2 となり、予め表面波の音速vsを知ること無しに欠陥深
さDを知ることが可能となる。更にSig1を長時間観
察すると、そこには図6に示した波形と同様に欠陥波9
aおよび9bが観測されるため、上述と同様の手法を用
いることで欠陥の位置を同定することも可能となる。
表面検査装置を示している。これによると、たとえばパ
ルス状に変調したレーザー光を発振する変調光源10か
ら発振されたパルスレーザー光11は、照射用光学系1
2aで2分岐され、レンズ系13aおよび13bでフォ
ーカスされて、計測対象1の位置E1、E2に照射され
る。照射位置E1、E2には表面波5a、5bがそれぞ
れ励起され、計測対象1の表面を伝播する。照射位置E
1、E2から既知の距離L1、L2離れた受信点M1に
は、レーザーによる表面波検出器14から発振されたレ
ーザー光15が照射用光学系16を介して照射される。
表面を伝播した表面波5a、5bが受信点M1に到達す
ると、その波形はレーザーによる表面波検出器14の出
力信号Sigとして検知される。表面波5a、5bを含
む受信信号Sig、および変調光源10の発振タイミン
グを示すトリガー信号Trgは欠陥同定装置17に入力
され、それぞれの信号の時間差から計測対象1を伝わる
表面波5の正確な音速と、経路上の欠陥の有無と深さが
検知される。
スレーザー光を2分岐し、ほぼ同時刻に複数点に表面波
を励起するものである。このようにすると、受信点Mに
おいては、まず最も近い送信点E2に励起された表面波
5bが到達し、続いて欠陥7を経由して送信点E1に励
起された表面波5aが到達する。受信点Mにおける受信
信号が図8に示されている。ここで、表面波5bの到達
時刻T2は距離L2−L1を伝播した表面波の伝播時間
であるから、表面波の音速vsは vs=(L2−L1)/T1 となる。したがって、表面波5aの到達時刻T1を用
い、欠陥の深さDは D={(L2−L1)T2/T1−L2}/2 となり、この場合も予め表面波の音速vsを知ること無
しに欠陥深さDを知ることが可能となる。更に、信号S
igには図6に示した波形と同様に送信点E2から送信
された表面波5bによる欠陥波9aおよび9bが観測さ
れるため、上述と同様の手法を用いることで欠陥の位置
を同定することも可能となる。
表面検査装置を示している。これによると、たとえばパ
ルス状に変調したレーザー光を発振する変調光源10か
ら発振されたパルスレーザー光11は、照射用光学系1
2を介し、レンズ系13などでフォーカスされて、計測
対象1のある位置Eに照射される。この照射位置Eには
表面波5が励起され、計測対象1の表面を伝播する。照
射位置Eから既知の距離L1離れた受信点M1には、第
1のレーザーによる表面波検出器14aから発振された
レーザー光15aが照射用光学系16aを介して照射さ
れ、照射位置Eから位置Eと位置M1とを結ぶ直線の延
長線上の既知の距離L2離れた受信点M2には、第2の
レーザーによる表面波検出器14bから発振されたレー
ザー光15bが、照射用光学系16bを介して照射され
る。表面を伝播した表面波5が受信点M1に到達する
と、その波形は第1のレーザーによる表面波検出器14
aの出力信号Sig1として、受信点M2に到達すると
第2のレーザーによる表面波検出器14bの出力信号S
ig2として検知される。これら出力信号Sig1、S
ig2および変調光源10の発振タイミングを示すトリ
ガー信号Trgは伝播経路特性の同定装置18に入力さ
れ、トリガー信号Trgを基準とした出力信号Sig
1、Sig2の伝播時間をはじめ、2信号間の振幅減
衰、周波数スペクトル、位相差、コヒーレンスが算出さ
れ、それらを基に欠陥の有無、深さ、位置が検知され
る。
法を用いて点Eに励起された表面波5aは、まず受信点
M1にて非接触受信器14aで受信される。その後、表
面波5aは欠陥7に到達し、その一部は欠陥7の開口
部、底部のエッジで反射され、欠陥波9a、9bが発生
する。これらの欠陥波は再び受信点M1に到達し、信号
として非接触受信器14aにて受信される。一方、表面
波5aのうち反射されなかった成分5cは欠陥7を透過
して受信点M2に到達し、非接触受信器14bで受信さ
れる。この信号が図9に示されている。
質表面において、その1波長程度の深さの範囲に存在す
ることが知られている。音速vs(vsの計測手法は上
述の通りである)、周波数faの表面波の波長λは λ=vs/fa で現されることから、周波数の高い波ほど表面近傍に局
在し、周波数が低くなるにつれてより深くまで浸透する
ことが分かる。したがって、欠陥深さDと比べ、表面波
5aに含まれるλ<Dなる成分は主に反射され、D<λ
なる成分は主に透過することになる。すなわち、点Eに
励起される表面波の周波数スペクトルが図10(a)で
現される場合、点M2で受信される透過表面波5cの周
波数スペクトルは図10(b)のように低周波が支配的
となる一方、点M1で受信される欠陥波9a(場合によ
っては9b)の周波数スペクトルは図10(c)のよう
に高周波が支配的となる。よって、各受信信号のカット
オフ周波数fcを求めることにより、 fc=vs/D なる関係より、欠陥深さDを求めることが可能となる。
また、上述の通り欠陥波9a、9bの到達時間差Tdか
ら欠陥深さDは、 D=vs・Td/2 と求めることができるので、同じ物理量を同時に2通り
の計測量から求めることで、計測精度をより高めること
が可能となる。
表面検査装置を示す。これによると、たとえばパルス状
に変調したレーザー光を発振する変調光源10から発振
されたパルスレーザー光11は、照射用光学系12aで
2分岐され、レンズ系13aおよび13bでフォーカス
されて、計測対象1の位置E1、E2に照射される。照
射位置E1、E2には表面波5a、5bがそれぞれ励起
され、計測対象1の表面を伝播する。照射位置E1、E
2から既知の距離L1、L2離れた受信点M1には、レ
ーザーによる表面波検出器14から発振されたレーザー
光15が照射用光学系16を介して照射される。表面を
伝播した表面波5a、5bが受信点M1に到達すると、
その波形はレーザーによる表面波検出器14の出力信号
Sigとして検知される。表面波5a、5bを含む受信
信号Sig、および変調光源10の発振タイミングを示
すトリガー信号Trgは伝播経路特性の同定装置18に
入力され、トリガー信号Trgを基準とした受信信号S
igに含まれる2信号の各々の伝播時間をはじめ、受信
信号Sigに含まれる2信号間の振幅減衰、周波数スペ
クトル、位相差、コヒーレンスが算出され、それらを基
に欠陥の有無と深さが検知される。
に励起された超音波5bは欠陥を経由せずに受信点Mで
受信されるため、伝播媒質の特性に応じた振幅減衰をも
って図10(a)のように検知される。一方、送信点E
1に励起された超音波5aは欠陥を経由し、上述の通り
低周波帯域が選択的に透過されて受信点Mで受信される
(図10(b))。したがって、2信号間のカットオフ
周波数fcのシフト量を検出することで、欠陥の深さD
を求めることができる。
ザー光11を照射する場合、それを線状にフォーカスす
る場合の作用を図11を用いて説明する。通常、高いエ
ネルギー密度を得るためには図11(a)のようにレー
ザー光11をレンズ13aを用いて点状に収束させる手
法が取られる。これは簡便な方法ではあるが、この場
合、送信される表面波は点E1を中心として円状に伝播
することになる。この時、例えば図11(b)に示す通
り2つの受信点M1、M2が正確に一直線上に位置して
いないとすると、E1−M2間の距離は想定している長
さL2よりも長くなり、これが計測誤差となる。一方、
図11(c)のようにシリンドリカルレンズ13bを用
い、レーザー光11を線状にフォーカスすると、励起さ
れた表面波はその線とは垂直方向に平面波として伝播す
る。この場合には2つの受信点M1、M2が正確に一直
線上に位置していない場合でも、E1−M2間、E1−
M1間の距離は想定した距離L1、L2となり、計測上
の誤差を軽減することが可能となる。
表面検査装置が示されている。これによると、計測試料
1のある点Eに、QスイッチNd:YAGレーザー光源
19から短パルス高エネルギーのレーザー光11を照射
用光学系12を介して照射する。このようにすると、照
射点Eを音源とした表面波5が計測試料1の表面を伝播
する。ここで、レーザー光源はNd:YAGを媒質とし
たもの以外、赤外域で発振するCO2レーザー、紫外域
で発振するエキシマレーザー、パルス半導体レーザーな
ども使用可能である。送信された表面波5は距離L1を
経て受信点M1に到達するが、受信点M1における受信
手段が表面波探触子など接触式の場合、表面波5は受信
装置の影響で大きく減衰し、実効的にはそれ以上伝播し
ない。しかし、受信装置がレーザー変位計など非接触の
場合には表面波5は更に計測対象1の表面を伝播し、欠
陥7を経由して受信点M2に到達する。
波受信手段の具体例を説明する。レーザーによる受信装
置に用いるレーザー光源としてはHe−Neレーザー、
半導体レーザーや半導体励起固体レーザーなどが考えら
れる。また光学系としては、偏向方位検出計(ナイフエ
ッジ法)、時間差干渉計、ヘテロダイン干渉計、透過型
あるいは反射型のファブリペロー干渉計などが使用可能
である。ここでは特にマイケルソン干渉計の場合につい
て述べる。
微小振動(表面波)を検出する際の通常の手法を示して
いる。ここでは、例えば、レーザー光源20a、20b
から発振した連続レーザー光21a、21bは光分岐器
22a、22bで2分岐され、一方は参照光23a、2
3bとしてミラー25a、25bを介して光検出器26
a、26bへ、他方は測定光15a,15bとして照射
用光学系16a,16bを介して計測対象1の表面の受
信点M1,M2に照射される。表面波5が受信点M1,
M2に到達すると、反射位置が微小に変位するため、受
信点M1,M2における測定光15a,15bの反射成
分の位相が変化する。この反射光は照射と同一経路を逆
戻りして光分岐器22a,22bで参照光23a,23
bと合成され、ともに光検出器26a,26bに入射さ
れる。光検出器26a,26bでは参照光23a,23
bと測定光15a,15bの干渉信号が計測され、もし
表面波5の到達によって測定光15a,15bの位相が
変化した場合には、それに対応した波形の信号Sig
1,Sig2が出力される。複数の受信点で測定を実施
する場合には、図13に示すように、この干渉系を受信
点数だけ用意すればよい。
計を用いて複数点の微小振動(表面波)を検出する方法
を説明する。
ーザー光21を光分岐器27で受信点の数と同数に分岐
し、その各々をマイケルソン干渉計に用いる。このよう
にすると、比較的高価なレーザー光源20を1つ使うだ
けで複数点の受信を行うことが可能となり、図13に示
した従来手法と比べ受信機のコストを下げることができ
る。
ソン干渉計を用いても複数点の測定を行うことが可能で
ある。これはレーザー光源20から発振したレーザー光
21を光分岐器22で受信点の数と同数に分岐する。こ
こでは簡単のため、2分岐する場合を考える。分岐した
2つのレーザー光を測定光15a、15bとして、照射
用光学系16a、16bをそれぞれ介して受信点M1、
M2に照射する。いま表面波5が図の位置から伝播して
きたとすると、その波はまず受信点M1に到達し、そこ
を通過して受信点M2に到達する。ここで、受信点M1
に表面波5による変位が発生し、測定光15aの反射光
の位相がシフトしている間は、受信点M2に照射した測
定光15bの反射光は固定点による反射、すなわち参照
光として扱うことができる。逆に、受信点M2に表面波
5による変位が発生し、測定光15bの反射光の位相が
シフトする際には、受信点M1に照射した測定光15a
の反射光は参照光として扱うことができる。したがって
その干渉信号を検出する光検出器26からは受信点M
1、M2の両方の信号が検出されることになる。このよ
うに光学系を構成すれば、1つのレーザー光源20、光
検出器26、干渉光学系で複数点の信号受信を行うこと
が可能となり、よりいっそう受信機に関するコストを低
減することが可能となる。
は、上述の機能だけでも動作するが、更に下記の機能を
加えることでより高度化することが可能である。計測対
象1上の受信点Mは一般に粗面であることから、その反
射光にはスペックルと呼ばれる明暗の斑模様が現れる。
すなわち、照射点Mの性状の微妙な差により干渉計測の
効率が著しく劣化する可能性がある。そこで、光検出器
26の出力信号を分岐してローパスフィルタ102によ
ってその直流成分だけを取り出し、そのレベルが一定と
なるようにコントローラ103、ドライバ104によっ
て移動機構101を駆動し、照射用のミラー100を動
作させる。これにより干渉計の光路長を調整し、干渉効
率を常に最適に保持することが可能となる。駆動する光
学素子はミラー100でなく、照射用光学系16とする
ことも可能である。また本手法は、図13、図14に示
した干渉計において、ミラー25あるいは照射用光学系
16を駆動することでも同様の効果が得られる。
15に示した改良型マイケルソン干渉計20を用いた検
査装置を示している。このようにすれば、欠陥7を経由
しない表面波5と欠陥7を経由した表面波5、および欠
陥7による欠陥波を1つの干渉計sで受信することが可
能となり、これらの信号をオシロスコープで目視観察し
たり、あるいは信号処理回路を用いて音速校正すると同
時に欠陥の有無、欠陥の寸法、欠陥の位置を検知するこ
とが可能となる。
る検査装置を示している。これは非接触の3台の表面波
受信機を用いた場合であり、欠陥7が発生している可能
性のある範囲がある程度限定でき、しかも表面波送信用
のパルスレーザー光10がその付近に照射できない場合
を想定した例である。表面波5はその伝播経路上に欠陥
が無い場合でも計測対象1の性質に応じて相応に減衰す
る。そこで、欠陥が表面波5の送信点E近傍の第1の受
信点M1に第1のレーザー変位計14aからの測定光1
5aを、欠陥7近傍の両側に各々の位置する第2の受信
点M2に第2のレーザー変位計14bからの測定光15
bを、第3の受信点M3に第3のレーザー変位計14c
からの測定光15cを照射する。まず、送信された表面
波5は近傍の受信点M1に到達し、レーザー変位計14
aの出力信号Sig1としてはほぼ励起された表面波5
そのものの波形が得られる。ここから表面波5は更に伝
播し、欠陥7の開口部手前の受信点M2において伝播経
路上で減衰した表面波5の波形が信号Sig2として検
出される。表面波5は更に伝播し、欠陥7との相互作用
によって欠陥波が信号Sig2に、透過した表面波5の
成分が信号Sig3として検知される。このようにする
と、信号Sig1とSig2の表面波成分を比較するこ
とにより伝播経路上の減衰に関する情報と音速が求めら
れ、また信号Sig2の表面波成分と信号Sig3を信
号処理することにより、欠陥7と表面波5の相互作用に
よる伝播時間の遅れや周波数遮断などの事象をより正確
に知ることが可能となる。
る検査装置を示す。これはパルスレーザー光源10から
発振したレーザー光を光ファイバー27を用いて送信点
Eに導き、またレーザー変位計14a、14bの測定光
を光ファイバー28a、28bを用いて受信点M1、M
2に導くものである。このようにすれば計測対象1がよ
り狭隘場所にある場合でも自由度の高い計測を実施する
ことが可能となる。ここで、レーザー変位計14が干渉
に基づく手法を用いたものである場合には光ファイバー
28はシングルモードファイバーを、レーザー変位計1
4が強度変化に基づく手法を用いたものである場合には
光ファイバー28はマルチモードファイバーを用いるこ
とが考えられる。また、送信側・受信側のどちらかに光
ファイバーを用い、他方は空間伝播でレーザー光を導く
ことも可能である。
る検査装置を示す。これはパルスレーザー光源10から
発振したレーザー光を光ファイバー27で送信点Eまで
導き、送信した表面波5を電磁超音波探触子30a,3
0bを用いて受信する。電磁超音波探触子30a,30
bの受信信号は専用信号処理装置29a,29bで処理
され、レーザー変位計の場合と同じく欠陥同定装置17
または伝播経路特性の同定装置18に入力され、同様に
処理することが可能である。このようにすれば、比較的
高価な光干渉計を電磁超音波探触子で代替することで、
コストの低減を図ることができる。
る検査装置を示す。これは専用発振器31で駆動される
電磁超音波探触子30によって送信点Eから表面波5を
送信し、これをレーザー変位計14a,14bで受信す
る。このようにすれば、比較的高価なパルスレーザー光
源を電磁超音波探触子で代替することで、コストの低減
を図ることができる。また送信・受信の両方に電磁超音
波探触子を使用することも可能である。
わる検査装置を示す。これは非接触での表面波送信用手
法としてパルスレーザー光を用いる場合の送信器部分の
構成の一例である。パルスレーザー光源10から発振し
たレーザー光11は、偏光面を調整するための波長板1
05a〜105mと偏光ビームスプリッタ106a〜1
06mおよびミラー12nから構成される送信光分岐手
段107によって、所望の分岐数nにそれぞれ適切なエ
ネルギー配分で分岐される。これらのレーザー光は光カ
プラ108a〜108nによって光ファイバー27a〜
27nに入射され、照射用光学系13a〜13nによっ
て各々の送信点Eに照射される。照射用光学系13a〜
13nは光ファイバー配置具109a,109bによっ
て相対的な位置を正確に決めて固定されており、例えば
直線状、あるいは円環状など、レーザー光11を所望の
位置、形状で計測対象1に照射することが可能となる。
パルスレーザー光11は一般に非常に高いエネルギー密
度を持つため、それを1本のファイバーで送信するため
にはコア径の大きいファイバーを使用せねばならず、こ
の場合、光ファイバーのフレキシビリティーが損なわ
れ、アクセス性が悪くなる場合があった。しかし本実施
例によれば、レーザー光11を十分低いエネルギー密度
になるまで分岐して送信するため曲げ半径の小さい光フ
ァイバーを使用することが可能であり、アクセス性を損
なうことがない。また、本発明で述べたような複数のレ
ーザー光照射点を正確に位置決めする必要がある場合、
あるいは直線状など、特定の照射形状を必要とする場合
などに有利である。
手段107を構成するのに複数の波長板105a〜10
5mと偏光ビームスプリッタ106a〜106mが必要
である。
0の送信光分岐手段を、1枚の表反射ミラーで実現する
例を示している。反射ミラー107は入射されたレーザ
ー光11のうち、表面でその一部を、裏面で残りを完全
に反射するように設計されたミラーである。このような
ミラー107にレーザー光11を入射すると、表面と裏
面の多重反射により、複数本のレーザービームが得られ
る。これらのレーザービームを光ファイバー27で照射
点に導く仮定は図20の実施例と同様である。図21の
実施形態の場合、分岐数nはミラー107の口径とレー
ザー光11の入射角度によって適宜決められる。また分
岐エネルギーとしてはaからgに向かってべき乗で小さ
くなっていくが、これは照射用光学系13を光ファイバ
ー配置具109で固定する際の配置を最適化することで
実効的にはほぼ均一とみなすことが可能となる。このよ
うにすれば、図20の実施例よりもエネルギーの均一性
は劣るものの、非常に部品点数の少ない送信光分岐手段
を実現することが可能となる。送信光分岐手段はこの他
にも、フライアイレンズを用いる手法も考えられる。
音波探触子の接触設置という作業工程の簡略化が可能
で、しかも計測対象が小型であったり狭隘部にある場合
でも、表面波の伝播速度の変化を測定と同時に校正で
き、表面欠陥の有無、欠陥深さ、欠陥の位置を精度よく
検出することが可能となる。
のブロック図
のブロック図
のブロック図
のブロック図
のブロック図
波送信の効果を示す模式図
置のブロック図
成を示す図
ソン干渉計の構成を示す図
イケルソン干渉計の構成を示す図
置のブロック図
置のブロック図
置のブロック図
置のブロック図
装置のブロック図
装置のブロック図
Claims (14)
- 【請求項1】 計測対象のある部分に非接触で表面波を
励起する表面波送信手段と、予め送信位置に対して既知
の位置に設置された1個の表面波受信要素から成り、前
記計測対象の表面を伝播した前記表面波および前記計測
対象表面に欠陥があった場合には、欠陥個所で前記表面
波が反射、透過、回折または散乱されることによって発
生する欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前記表面波
と前記欠陥波の両方を非接触で検出する表面波受信手段
と、前記表面波受信手段の出力信号から前記欠陥の有
無、あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する欠
陥検知手段と、前記表面波受信要素の出力信号に含まれ
る前記欠陥波成分から前記欠陥の有無と深さに加えてそ
の位置を同定する欠陥同定手段と、表面波成分の伝播時
間から前記表面波の音速を校正する音速校正手段とで構
成される表面検査装置。 - 【請求項2】 計測対象のある部分に非接触で表面波を
励起する表面波送信手段と、送信位置に対して予め既知
の位置に設置された複数個の表面波受信要素から成り、
前記計測対象の表面を伝播した前記表面波および、前記
計測対象表面に欠陥があった場合には、欠陥個所で前記
表面波が反射、透過、回折または散乱されることによっ
て発生する欠陥波のうち、前記表面波、あるいは前記表
面波と前記欠陥波の両方を非接触で検出する表面波受信
手段と、前記表面波受信手段の出力信号から前記欠陥の
有無とその位置、あるいはその深さ、あるいはその両方
を検知する欠陥検知手段と、前記表面波受信要素の出力
信号に含まれる前記欠陥波成分から前記欠陥の有無と深
さに加えてその位置を同定する欠陥同定手段と、前記表
面波受信要素の出力信号に含まれる表面波成分の伝播時
間差から前記表面波の音速を校正する音速校正手段とで
構成される表面検査装置。 - 【請求項3】 予め既知の位置に設置された複数個の表
面波送信要素から成り、計測対象のある部分に非接触で
表面波を励起する表面波送信手段と、送信位置に対して
予め既知の位置に設置されており、前記計測対象の表面
を伝播した前記表面波および、前記計測対象表面に欠陥
があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反射、透
過、回折または散乱されることによって発生する欠陥波
のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記欠陥波
の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前記表面
波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその位置、
あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する欠陥検
知手段と、前記表面波受信要素の出力信号に含まれる前
記欠陥波成分から前記欠陥の有無と深さに加えてその位
置を同定する欠陥同定手段と、前記表面波送信要素から
送信された表面波に相当する前記表面波受信手段の出力
信号に含まれる表面波成分の伝播時間差から前記表面波
の音速を校正する音速校正手段とで構成される表面検査
装置。 - 【請求項4】 計測対象のある部分に非接触で表面波を
励起する表面波送信手段と、予め既知の位置に設置され
た複数個の表面波受信要素から成り、前記計測対象表面
を伝播した前記表面波および、前記計測対象表面に欠陥
があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反射、透
過、回折または散乱されることによって発生する欠陥波
のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記欠陥波
の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前記表面
波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその位置、
あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する欠陥検
知手段と、前記表面波受信要素の出力信号に含まれる表
面波成分から各表面波受信要素間の伝播経路の伝達特性
を求める伝達特性同定手段とで構成される表面検査装
置。 - 【請求項5】 予め既知の位置に設置された複数個の
表面波送信要素から成り、計測対象のある部分に非接触
で表面波を励起する表面波送信手段と、前記計測対象表
面を伝播した前記表面波および、前記計測対象表面に欠
陥があった場合には、欠陥個所で前記表面波が反射、透
過、回折または散乱されることによって発生する欠陥波
のうち、前記表面波、あるいは前記表面波と前記欠陥波
の両方を非接触で検出する表面波受信手段と、前記表面
波受信手段の出力信号から前記欠陥の有無とその位置、
あるいはその深さ、あるいはその両方を検知する欠陥検
知手段と、前記表面波送信要素から送信された表面波に
相当する前記表面波受信手段の出力信号に含まれる表面
波成分から各表面波の伝播経路の伝達特性を求める伝達
特性同定手段とで構成される表面検査装置。 - 【請求項6】 前記表面波送信手段が、前記計測対象表
面に変調されたレーザー光を照射する手段である請求項
1乃至5のいずれか1に記載の表面検査装置。 - 【請求項7】 前記表面波受信手段が、前記計測対象表
面に連続的にレーザー光を照射する手段である請求項1
乃至5のいずれか1に記載の表面検査装置。 - 【請求項8】 前記表面波送信手段が、電磁超音波探触
子である請求項1乃至5のいずれか1に記載の表面検査
装置。 - 【請求項9】 前記表面波受信手段が、電磁超音波探触
子である請求項1乃至5のいずれか1に記載の表面検査
装置。 - 【請求項10】 前記計測対象表面に照射されるレーザ
ー光の照射形状が線状にフォーカスされている請求項6
に記載の表面検査装置。 - 【請求項11】 変調されたレーザー光を前記計測対象
表面まで導く光ファイバーを含む請求項6に記載の表面
検査装置。 - 【請求項12】 変調されたレーザー光を複数のビーム
に分岐する光分岐手段と、前記複数のビームの各々を前
記計測対象表面まで導く複数の光ファイバーと、前記測
定対象表面上へのレーザー光の照査形状を調整するため
の光ファイバー配置手段とを備えた請求項11記載の表
面検査装置。 - 【請求項13】 連続発振するレーザー光を前記計測
対象表面まで導く光ファイバーを有する請求項7に記載
の表面検査装置。 - 【請求項14】 前記表面波受信手段が、前記計測対象
表面の振動変位または振動速度を計測するレーザー干渉
計であり、かつ前記レーザー干渉計内の光検出器の出力
信号の振幅によって制御される、前記レーザー干渉計内
の光路長微動手段を備えた請求項1乃至5のいずれか1
に記載の表面検査装置。
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