JP2000179260A - 横型ブラインドのスラット角度調節装置 - Google Patents

横型ブラインドのスラット角度調節装置

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JP2000179260A
JP2000179260A JP10360926A JP36092698A JP2000179260A JP 2000179260 A JP2000179260 A JP 2000179260A JP 10360926 A JP10360926 A JP 10360926A JP 36092698 A JP36092698 A JP 36092698A JP 2000179260 A JP2000179260 A JP 2000179260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラダーコードが昇降コードと近接して吊下支持
されるか単独で吊下支持されるかに関わらず、ラダーコ
ードを吊下支持するコードドラムを共通化し得る横型ブ
ラインドのスラット角度調節装置を提供する。 【解決手段】コードドラム10には、該コードドラム1
0がドラムサポートとコードサポート9とに支持された
ときの該コードドラム10とラダーコード吊下位置との
ずれを吸収する吸収手段13a,13bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、横型ブラインド
のスラット角度調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、横型ブラインドの一種類として、
次に示すものがある。ヘッドボックス内の一側にはスラ
ット操作装置が配設され、そのスラット操作装置からヘ
ッドボックスの下方へ操作コードが垂下される。
【0003】ヘッドボックス内にはスラット昇降軸が回
転可能に支持され、そのスラット昇降軸には昇降コード
の巻取りパイプが取着される。そして、操作コードをス
ラット引上げ方向に操作すると、スラット昇降軸が昇降
コード巻取り方向に回転されて、昇降コードが巻取りパ
イプに螺旋状に巻き取られ、ボトムレール及びスラット
が引上げられる。
【0004】また、操作コードをスラット下降方向に操
作すると、スラット昇降軸が昇降コード巻戻し方向に回
転されて、ボトムレール及びスラットが下降する。この
ようなスラットの下降操作は、操作コードの操作により
スラット操作装置でスラット昇降軸を回転駆動して昇降
コードを巻取りパイプから巻き戻す構成としたもの、あ
るいは操作コードの操作により、スラットの自重降下防
止装置の作動を解除してスラット昇降軸を回転自在な状
態とすることにより、スラット及びボトムレールを自重
により下降させる構成としたものがある。
【0005】スラットの角度調節操作は、操作コードの
操作によりスラットの昇降操作と並行して行われる。す
なわち、ヘッドボックス内においてスラット昇降軸と別
体に設けられたスラット角度調節軸が操作コードの操作
に基づいて回転される。すると、ラダーコードの上端を
支持するコードドラムが回転され、ラダーコードを介し
てスラットが回動される。そして、各スラットがほぼ垂
直方向まで回動された後は、同方向へのそれ以上の回動
は阻止される。
【0006】前記昇降コードは、ヘッドボックスへの導
入部で障害物検知停止装置に挿通される。その障害物検
知停止装置は、スラットの下降操作時にボトムレールが
障害物に当接して下降不能となったとき、昇降コードの
弛みを検出してスラット駆動軸の同方向へのそれ以上の
回転を阻止する。従って、昇降コードの無用な巻戻しに
よる不具合が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記コードドラムは、
ラダーコードが昇降コードに近接して吊下支持されてい
る位置では、前記巻取りプーリーを回転可能に支持可能
とし、かつ前記障害物検知停止装置を備えた支持部材に
支持され、ラダーコードのみが吊下支持されている位置
では、前記支持部材とは別構成の支持部材に回転可能に
支持される。
【0008】すると、ラダーコードの位置によってコー
ドドラムを回転可能に支持する支持部材の形状が異なる
ため、コードドラムを各支持部材に対応した寸法とする
必要がある。
【0009】従って、ラダーコードを支持する位置によ
って異なる寸法のコードドラムを用意する必要があるた
め、部品点数が増大し、製造コストが上昇するという問
題点がある。
【0010】この発明の目的は、ラダーコードが昇降コ
ードと近接して吊下支持されるか単独で吊下支持される
かに関わらず、ラダーコードを吊下支持するコードドラ
ムを共通化し得る横型ブラインドのスラット角度調節装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、ヘッドボ
ックスから吊下支持される複数本の昇降コードと、該昇
降コードより多い本数のラダーコードとで多数段のスラ
ットを支持し、前記昇降コードはヘッドボックス内のコ
ードサポートに回転可能に支持された巻取りプーリーか
ら吊下支持し、前記ラダーコードのうち前記昇降コード
と近接して垂下されるラダーコードの上端は、前記コー
ドサポートに回転可能に支持されたコードドラムに取着
し、単独で垂下されるラダーコードの上端は、前記ヘッ
ドボックス内に配設されるドラムサポートに回転可能に
支持されたコードドラムに取着し、前記巻取りプーリー
をスラット昇降軸で回転駆動することにより、前記スラ
ットを昇降可能とし、前記コードドラムを角度調節軸で
回転駆動することにより、前記スラットを角度調節可能
とした横型ブラインドにおいて、前記コードドラムに
は、該コードドラムが前記ドラムサポートとコードサポ
ートとに支持されたときの該コードドラムとラダーコー
ド吊下位置とのずれを吸収する吸収手段を設けた。
【0012】請求項2では、前記コードドラムは、前記
ラダーコードを吊下支持するドラム部と、前記コードサ
ポート若しくはドラムサポートに回転可能に支持される
支軸とから構成し、前記支軸には、前記ドラム部が所定
のラダーコード吊下位置に位置するように、前記コード
ドラムを前記ドラムサポートに回転可能に支持するため
の第一の支持部と、前記コードドラムを前記コードサポ
ートに回転可能に支持するための第二の支持部とを設け
て、前記吸収手段とした。
【0013】請求項3では、前記第一の支持部は、前記
ドラムサポートの軸受部に回転可能に支持される第一の
支持溝で構成し、前記第二の支持部は、前記コードサポ
ートの軸受部に回転可能に支持される第二の支持溝で構
成した。
【0014】請求項4では、前記巻取りプーリーは、前
記昇降コードを巻取り部に螺旋状に巻き取り可能とし、
前記巻取り部と前記コードサポートの一側との間に前記
昇降コードの弛みを検知して前記巻取りプーリーの昇降
コード巻戻し方向の回転を阻止する障害物検知停止装置
を配設し、前記第二の支持溝は、前記コードサポートの
一側に形成された軸受部に回転可能に支持されたとき、
前記ドラム部が前記ラダーコードの吊下位置の上方に位
置するように設け、前記第一の支持溝は、前記ドラムサ
ポートの軸受部に支持されたとき、前記ドラム部が前記
ラダーコードの吊下位置の上方に位置するように設け
た。
【0015】請求項5では、前記コードドラムは、前記
ラダーコードを吊下支持するドラム部と、前記コードサ
ポート若しくはドラムサポートに回転可能に支持される
支軸とから構成し、前記支軸が前記コードサポートに支
持されたとき及びドラムサポートに支持されたとき、前
記ドラム部がラダーコード吊下位置の上方に位置するよ
うに、該ドラム部を軸方向に延長して前記吸収手段とし
た。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した一実
施の形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラ
インドは、ヘッドボックス1の中央部及び両側から吊下
支持される3本のラダーコード2に多数段のスラット3
が吊下支持され、そのラダーコード2の下端にボトムレ
ール4が接続されている。
【0017】前記スラット3には、ヘッドボックス1の
両側に位置する前記ラダーコード2に近接した位置で昇
降コード5がそれぞれ貫通され、その昇降コード5の下
端には前記ボトムレール4が接続されている。前記昇降
コード5の上端部は、前記ヘッドボックス1内におい
て、昇降コード巻取り装置に巻着されている。
【0018】前記ヘッドボックス1の一端部から、無端
状の操作コード6が垂下され、図2に示すように、その
操作コード6はヘッドボックス1内に配設されたスラッ
ト駆動装置7のプーリー8に掛装される。
【0019】前記昇降コード5とラダーコード2とが近
接して吊下支持される位置では、前記ヘッドボックス1
内にコードサポート9が配設されている。従って、図2
に示すように、ヘッドボックス1の一端側では、コード
サポート9が前記スラット駆動装置7の近傍に配設され
る。
【0020】前記コードサポート9の一端側上部に形成
された軸受部9aには、コードドラム10が回転可能に
支持されている。すなわち、前記コードドラム10は前
記ラダーコード2の上端部を支持するドラム部11と、
そのドラム部11の一側に形成された支軸12とが一体
に形成され、その支軸12にはドラム部11に近接した
位置に第一の支持溝13aが周方向に形成され、ドラム
部11から離れた位置に第一の支持溝13aと同一形状
の第二の支持溝13bが形成されている。
【0021】そして、前記軸受部9aに前記第二の支持
溝13bが回転可能に支持されて、ドラム部11が前記
ラダーコード2の吊下位置に支持され、そのラダーコー
ド2の上端部は、そのドラム部11の外周面両側から同
ドラム部11の上方に案内され、同ドラム部11の外周
面上で近接した位置に取着されている。
【0022】前記コードドラム10の中心部には六角棒
状の角度調節軸14が相対回転不能に嵌挿されている。
前記角度調節軸14の一端部は、前記スラット駆動装置
7の出力軸に嵌合されている。
【0023】前記操作コード6が操作されると、スラッ
ト駆動装置7により角度調節軸14が回転駆動され、角
度調節軸14の回転にともなってコードドラム10が回
転される。そして、コードドラム10が回転されると、
ラダーコード2の一方が引上げられるとともに他方が下
降して、各スラット3が同位相で角度調節される。
【0024】前記角度調節軸14の下方において、前記
コードサポート9には前記昇降コード5を巻き取るため
の巻取りプーリー15が回転可能に支持され、その巻取
プーリー15の中心部には、四角棒状のスラット昇降軸
16が相対回転不能に嵌挿されている。
【0025】前記スラット昇降軸16の一端は、前記ス
ラット駆動装置7の出力軸に嵌合され、スラット駆動装
置7により回転駆動される。前記巻取りプーリー15に
は、その一端近傍から他端に向かって断面テーパ状に径
が小さくなるパイプ状の巻取り部17が形成される。前
記昇降コード5は、その巻取り部17の一端位置下方か
らヘッドボックス1内に案内され、その上端部が巻取り
部17の他端部に取着されている。
【0026】従って、スラット駆動装置7によりスラッ
ト昇降軸16が回転されて巻取りプーリー15が回転さ
れると、昇降コード5が巻取り部17に螺旋状に巻き取
られ、あるいは巻き戻される。
【0027】前記巻取りプーリー15の一端側におい
て、前記巻取り部17とコードサポート9の一端との間
には、障害物検知停止装置18が設けられている。すな
わち、前記巻取りプーリー15の一端部には六角軸状の
嵌合部19が一体に形成され、その嵌合部19にはラチ
ェット歯車20が嵌合されている。従って、巻取りプー
リー15が回転されると、ラチェット歯車20が巻取り
プーリー15と一体に回転される。
【0028】前記ラチェット歯車20の下方において、
前記コードサポート9にはスライドストッパ21が巻取
りプーリー15の軸芯に直交する方向に、すなわちヘッ
ドボックス1の前後方向にのみ移動可能に支持されてい
る。
【0029】図3に示すように、前記スライドストッパ
21とコードサポート9の後側の内側面との間にはコイ
ルスプリング22が配設されている。従って、スライド
ストッパ21はコードサポート9を支点とするコイルス
プリング22の付勢力により、ヘッドボックス1の前方
に向かって付勢されている。
【0030】前記スライドストッパ21の後部には上方
へ山形に突出する係合部23が形成されている。そし
て、スライドストッパ21がコイルスプリング22の付
勢力に抗してコードサポート9の後側の内側面に当接す
る位置では、係合部23は前記ラチェット歯車20には
係合しない。また、図4に示すように、スライドストッ
パ21がコイルスプリング22の付勢力により前方へ移
動すると、係合部23がラチェット歯車20に係合し
て、同ラチェット歯車20の昇降コード巻戻し方向の回
転を阻止するようになっている。
【0031】前記スライドストッパ21にはその前後方
向中間部に案内片24が形成され、その案内片24の先
端部には案内孔25が形成されている。前記コードサポ
ート9には、前記昇降コード5をヘッドボックス1内か
らヘッドボックス1外へ案内するための開口部26が形
成され、その開口部26内に案内ローラー27が回転可
能に支持され、その案内ローラー27の前部外周面がコ
ードサポート9の中心線を含む垂直面上に位置してい
る。
【0032】前記昇降コード5はヘッドボックス1の下
方から案内ローラー27の前部外周面を経て案内片24
の案内孔25に挿通され、その案内孔25から巻取りプ
ーリー15の後方へ案内されて、巻取り部17に巻着さ
れる。
【0033】そして、前記昇降コード5にボトムレール
4の重量が作用していると、巻取り部17と案内ローラ
ー27との間で昇降コード5が緊張される。すると、ス
ライドストッパ21はその案内孔25の位置が昇降コー
ド5により位置決めされて、図3に示すように、スライ
ドストッパ21はコイルスプリング22の付勢力に抗し
て後方へ移動され、その係合部23がラチェット歯車2
0に係合しない位置に保持される。
【0034】また、ボトムレール4が何らかの障害物に
当接したとき、あるいはボトムレール4が最下限まで下
降したとき、昇降コード5にボトムレール4の重量が作
用しない状態となるため、巻取り部17と案内ローラー
27との間の昇降コード5は緊張されない。
【0035】すると、スライドストッパ21はコイルス
プリング22の付勢力により前方へ移動して、図4に示
すように、その係合部23がラチェット歯車20に噛合
うようになっている。
【0036】図5に示すように、前記ヘッドボックス1
の長手方向中央部において、前記ラダーコード2のみを
吊下支持する位置には、ドラムサポート28が配設され
ている。
【0037】前記ドラムサポート28は、前記コードド
ラム10のドラム部11を収容し得る程度の幅でヘッド
ボックス1内に嵌合固定され、その下部には前記スラッ
ト昇降軸16が軸受部材29を介して回転可能に支持さ
れている。
【0038】前記ドラムサポート28の一側上部には、
前記コードサポート9の軸受部9aと同一形状の軸受部
28aが形成され、その軸受部28aには前記コードサ
ポート9に支持されるコードドラム10と共通のコード
ドラム10が回転可能に支持されている。
【0039】すなわち、ドラムサポート28に支持され
るコードドラム10は、その第一の支持溝13aで軸受
部28aに回転可能に支持され、ドラム部11がラダー
コード吊下位置の上方に位置している。そして、コード
サポート9に支持されるコードドラム10と同様に、ラ
ダーコード2の上端部がドラム部11に取着されるとと
もに、中心部には角度調節軸14が相対回転不能に嵌挿
されている。
【0040】前記スラット駆動装置7は、操作コード6
の一方を下方へ引き出すことにより、スラット昇降軸1
6をスラット引上げ方向に回転駆動し、操作コード6の
他方を下方へ引くことにより、スラット昇降軸16をボ
トムレール4及びスラット3の重量に基づいて自在に回
転可能とし、操作コード6を手放すことにより、ボトム
レール4及びスラット3の重量によるスラット昇降軸1
6の回転を阻止するようになっている。
【0041】また、操作コード6の操作により角度調節
軸14を回転させてスラット3を角度調節可能とし、各
スラット3がほぼ垂直方向まで回動されるまでは、スラ
ット昇降軸16の回転を阻止し、かつ各スラット3がほ
ぼ垂直方向まで回動された後は、角度調節軸14の回転
を阻止するように動作する。
【0042】上記のような横型ブラインドの動作を説明
する。操作コード6をスラット引上げ方向に引き出す
と、まず角度調節軸14が回転されて各スラット3がほ
ぼ垂直方向まで回動される。そして、スラット昇降軸1
6がスラット引上げ方向に回転され、昇降コード5が巻
取りプーリー15の巻取り部17に巻き取られ、ボトム
レール4及びスラット3が引上げられる。
【0043】このとき、巻取り部17に巻き取られた昇
降コード5は、巻取り部17に螺旋状に巻き取られなが
ら、大径側から小径側に向かって順次移動する。スラッ
ト3を所望位置まで引上げた状態で操作コード6を手放
すと、スラット駆動装置7に内蔵された自重降下防止装
置が作動して、スラット昇降軸16のスラット下降方向
の回転が阻止され、各スラット3が所望位置に吊下支持
される。
【0044】次いで、操作コード6をスラット下降方向
に引いて角度調節軸14を回転させると、各スラット3
の角度調節が可能となる。一方、操作コード6をスラッ
ト下降方向に所定距離引いてスラット3が垂直方向まで
回動されると、スラット駆動装置7によりスラット昇降
軸16が自在に回転可能な状態となり、ボトムレール4
及びスラット3はその自重により下降する。そして、ス
ラット3を所望位置まで下降させて操作コード6をさら
に所定距離引くことにより、自重降下防止装置が作動し
て、スラット3の自重降下が阻止され、同スラット3が
所望位置に吊下支持される。
【0045】スラット3の下降操作時に、ボトムレール
4が何らかの障害物に当接して下降不能となると、昇降
コード5に弛みが生じてスライドストッパ21がコイル
スプリング22の付勢力により移動し、スライドストッ
パ21の係合部23がラチェット歯車20に係合する。
【0046】すると、巻取りプーリー15の回転が阻止
されて、スラット3の下降操作が強制的に停止される。
また、ボトムレール4が最下限まで下降したときにも、
係合部23がラチェツト歯車20に係合して、巻取りプ
ーリー15の回転が阻止される。
【0047】上記のような横型ブラインドでは、次に示
す作用効果を得ることができる。 (1)操作コード6の操作により、角度調節軸14を回
転させて、スラット3を角度調節することができる。 (2)操作コード6の操作により、昇降コード5を巻取
りプーリー15に巻き取ってスラット3を引上げること
ができるとともに、スラット3及びボトムレール4の重
量により昇降コード5を巻取りプーリー15から巻き戻
して、スラット3を下降させることができる。 (3)スラット3の下降操作時に、障害物によりボトム
レール4が下降不能となったときには、スライドストッ
パ21により巻取りプーリー15の回転を阻止して、ス
ラット3の下降動作を阻止することができる。 (4)コードサポート9では、障害物検知停止装置18
を設けたことにより、軸受部9aとラダーコード吊下位
置との距離がドラムサポート28の軸受部28aとラダ
ーコード吊下位置との距離より大きくなっているが、コ
ードサポート9ではコードドラム10がその第二の支持
溝13bで回転可能に支持され、ドラムサポート28で
はコードドラム10が第一の支持溝13aで回転可能に
支持されて、いずれのコードドラム10においてもドラ
ム部11が所定のラダーコード吊下位置に支持される。
従って、コードサポート9に支持されるコードドラム1
0と、ドラムサポート28に支持されるコードドラム1
0とを共通部品とすることができる。
【0048】上記実施の形態は、次に示すように変更す
ることもできる。 ・コードドラムを支軸に形成された共通の支持溝でコー
ドサポート9及びドラムサポート28に支持し、記支軸
が前記コードサポート9に支持されたとき及びドラムサ
ポート28に支持されたとき、コードドラム10のドラ
ム部11がラダーコード吊下位置の上方に位置するよう
に、該ドラム部10を角度調節軸14の軸方向に延長す
る構成としてもよい。 ・昇降コード5は巻取りプーリーに重ねて巻き取る構成
としてもよい。 ・スラット3の下降操作は、スラット駆動装置7により
スラット昇降軸16をスラット下降方向へ回転させて、
巻取りプーリー15から昇降コード5を巻き戻す構成と
してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はラダー
コードが昇降コードと近接して吊下支持されるか単独で
吊下支持されるかに関わらず、ラダーコードを吊下支持
するコードドラムを共通化し得る横型ブラインドのスラ
ット角度調節装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の横型ブラインドを示す正面図
である。
【図2】 スラット昇降装置及びスラット角度調節装置
を示す正面図である。
【図3】 スラット昇降装置及びスラット角度調節装置
を示す側面図である。
【図4】 スラット昇降装置の動作を示す側面図であ
る。
【図5】 ドラムサポートに支持されたコードドラムを
示す正面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドボックス 2 ラダーコード 3 スラット 5 昇降コード 9 コードサポート 10 コードドラム 11 ドラム部 12 支軸 13a 吸収手段(第一の支持溝) 13b 吸収手段(第二の支持溝) 14 角度調節軸 15 巻取りプーリー 16 スラット昇降軸 28 ドラムサポート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドボックスから吊下支持される複数
    本の昇降コードと、該昇降コードより多い本数のラダー
    コードとで多数段のスラットを支持し、前記昇降コード
    はヘッドボックス内のコードサポートに回転可能に支持
    された巻取りプーリーから吊下支持し、前記ラダーコー
    ドのうち前記昇降コードと近接して垂下されるラダーコ
    ードの上端は、前記コードサポートに回転可能に支持さ
    れたコードドラムに取着し、単独で垂下されるラダーコ
    ードの上端は、前記ヘッドボックス内に配設されるドラ
    ムサポートに回転可能に支持されたコードドラムに取着
    し、前記巻取りプーリーをスラット昇降軸で回転駆動す
    ることにより、前記スラットを昇降可能とし、前記コー
    ドドラムを角度調節軸で回転駆動することにより、前記
    スラットを角度調節可能とした横型ブラインドにおい
    て、 前記コードドラムには、該コードドラムが前記ドラムサ
    ポートとコードサポートとに支持されたときの該コード
    ドラムとラダーコード吊下位置とのずれを吸収する吸収
    手段を設けたことを特徴とする横型ブラインドのスラッ
    ト角度調節装置。
  2. 【請求項2】 前記コードドラムは、前記ラダーコード
    を吊下支持するドラム部と、前記コードサポート若しく
    はドラムサポートに回転可能に支持される支軸とから構
    成し、前記支軸には、前記ドラム部が所定のラダーコー
    ド吊下位置に位置するように、前記コードドラムを前記
    ドラムサポートに回転可能に支持するための第一の支持
    部と、前記コードドラムを前記コードサポートに回転可
    能に支持するための第二の支持部とを設けて、前記吸収
    手段としたことを特徴とする請求項1記載の横型ブライ
    ンドのスラット角度調節装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の支持部は、前記ドラムサポー
    トの軸受部に回転可能に支持される第一の支持溝で構成
    し、前記第二の支持部は、前記コードサポートの軸受部
    に回転可能に支持される第二の支持溝で構成したことを
    特徴とする請求項2記載の横型ブラインドのスラット角
    度調節装置。
  4. 【請求項4】 前記巻取りプーリーは、前記昇降コード
    を巻取り部に螺旋状に巻き取り可能とし、前記巻取り部
    と前記コードサポートの一側との間に前記昇降コードの
    弛みを検知して前記巻取りプーリーの昇降コード巻戻し
    方向の回転を阻止する障害物検知停止装置を配設し、前
    記第二の支持溝は、前記コードサポートの一側に形成さ
    れた軸受部に回転可能に支持されたとき、前記ドラム部
    が前記ラダーコードの吊下位置の上方に位置するように
    設け、前記第一の支持溝は、前記ドラムサポートの軸受
    部に支持されたとき、前記ドラム部が前記ラダーコード
    の吊下位置の上方に位置するように設けたことを特徴と
    する請求項3記載の横型ブラインドのスラット角度調節
    装置。
  5. 【請求項5】 前記コードドラムは、前記ラダーコード
    を吊下支持するドラム部と、前記コードサポート若しく
    はドラムサポートに回転可能に支持される支軸とから構
    成し、前記支軸が前記コードサポートに支持されたとき
    及びドラムサポートに支持されたとき、前記ドラム部が
    ラダーコード吊下位置の上方に位置するように、該ドラ
    ム部を軸方向に延長して前記吸収手段としたことを特徴
    とする請求項1記載の横型ブラインドのスラット角度調
    節装置。
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