JP2000179192A - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

車両用ドアハンドル装置

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JP2000179192A
JP2000179192A JP35222298A JP35222298A JP2000179192A JP 2000179192 A JP2000179192 A JP 2000179192A JP 35222298 A JP35222298 A JP 35222298A JP 35222298 A JP35222298 A JP 35222298A JP 2000179192 A JP2000179192 A JP 2000179192A
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handle grip
shaped groove
vehicle door
shaft part
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Morihito Nomura
守人 野村
Atsushi Kamiya
篤 神谷
Kenji Kobashi
賢司 小橋
Hiroshi Sakaida
博 坂井田
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルグリップの操作性を悪化させること
なく、軸部とU字状溝部とのこじれを軽減すること 【解決手段】 ハンドルグリップ3及びベース2の一方
に設けられた軸部24とハンドルグリップ3及びベース
2の他方に設けられたU字状溝部との車両ドアの上下方
向の略中央部位を中心としてハンドルグリップ3をベー
ス2に対して車両ドアの上下方向に回動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルグリップ
をその一端側を中心に引き起こし操作することで車両ド
アを開操作する車両用ドアハンドル装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアハンドル装置
としては、特公平6−7188号公報に示されるものが
知られている。
【0003】これは、車両ドアのパネルに取り付けられ
るベースと、一端側を中心に引き起こし操作されて車両
ドアを開閉操作するハンドルグリップとを有したもので
ある。
【0004】この従来装置においては、ハンドルグリッ
プは、ベースに設けられた軸部とハンドルグリップに設
けられたU字状溝部との嵌合により、ベースに車両ドア
のパネルに対して略直交する方向に回転自在に支持され
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した車両
用ドアハンドル装置であると、U字状溝部を構成し軸部
を挟持する対の支承面が車両ドアの上下方向において略
全面で軸部の外周面と面接触している。このため、ハン
ドルグリップを引き起こし操作する際、その操作方向に
ハンドルグリップの回転方向に対する傾きが生じると、
軸部をU字状溝部に対してこじる結果となり、U字状溝
部の支承面に過大な負荷が加わることになる。これによ
り、U字状溝部が開き、その支承面と軸部の外周面との
間に支持ガタを発生させたり、最悪の場合には、U字状
溝部に破損を生じさせたりする恐れがある。又、軸部と
U字状溝部とのこじれは、軸部の外周面とU字状溝部の
支承面との摺動摩擦を増大させ、ハンドルグリップの引
き起こし操作を重くする等、操作フィーリングを悪化さ
せる恐れもある。
【0006】故に、本発明は、軸部とU字状溝部とのこ
じれを軽減することを、その技術的課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ハンドル
グリップ及びベースの一方に設けられた軸部と前記ハン
ドルグリップ及び前記ベースの他方に設けられたU字状
溝部との車両ドアの上下方向の略中央部位を中心として
前記ハンドルグリップを前記ベースに対して前記車両ド
アの上下方向に回動自在としたこと、である。
【0008】この技術的手段によれば、ハンドルグリッ
プを引き起こし操作する際、その操作方向にハンドルグ
リップの回転方向に対する傾きが生じても、その傾きに
応じてハンドルグリップがベースに対して車両ドアの上
下方向に回動動作する。これにより、軸部とU字状溝部
とのこじれが解消され得る。
【0009】より好ましくは、前記U字状溝部を構成し
前記軸部を挟持する対向配置された対の支承面を前記軸
部の外周面に対して車両ドアの上下方向の両端部に所定
のスキマを形成するように凸形状とする、と良い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に示されるよう
に、車両ドアアウトサイドハンドル装置1は、ベゼル2
とハンドルグリップ3を主として構成されている。ベゼ
ル2は、中央部にへこみ部21が形成された長尺状のも
ので、車両ドアのドアアウタパネル4にシール部材5を
挟んでボルト止めされている。ハンドルグリップ3は、
ベゼル2の長手方向に延びる棒状のもので、その一端で
ベゼル2に回転自在に支持されている。
【0011】ハンドルグリップ3の長手方向の一端側及
び他端側には、腕部分31、32が形成されており、腕
部分31には、U字状溝部33が形成され、腕部分32
には、孔部34が形成されている。
【0012】ベゼル2には、ハンドルグリップ3の腕部
分31が挿通される開口部22と、腕部分32が挿通さ
れる開口部23が形成されている。開口部23に挿通さ
れたハンドルグリップ3の腕部分32の孔部34は、ベ
ゼル3の裏面に回動自在に支持されたベルクランクリン
ク6を受け入れている。尚、ベルクランクリンク6は、
車両ドアのドアロック装置のオープンレバー(図示せ
ず)にロッドやケーブル等を介して連結されている。
【0013】ベゼル2には、軸部24が一体に形成され
ている。この軸部24は、開口部22内に位置し、者栄
耀ドアの上下方向(図1及び図3示上下方向)に延在し
て開口部22を横切っており、ハンドルグリップ3の腕
部分31のU字状溝部33に嵌合されている。これによ
り、ハンドルグリップ33は、ベゼル2に軸部24を中
心としてドアアウタパネル5に対して略直交する方向
(図2及び図3示A方向)回転自在に支持される。
【0014】図3に示されるように、ベゼル3の腕部分
31に形成されるU字状溝33は、対向配置された対の
支承面33a、33bから構成されている。この支承面
33a、33bは、それぞれ、軸部24の外周面24a
と車両ドアの上下方向に渡り摺接可能で、この支承面3
3a、33bで軸部24を挟持している。支承面33
a、33bは、それぞれ、車両ドアの上下方向における
略中央部位が突出し且つ上下方向における両端部位が中
央部位より低くなるよう対の傾斜面33c,33dを持
つ凸形状を呈しており、中央部位においては、軸部24
の外周面24aと線接触し、両端部位においては、軸部
24の外周面24aとの間に所定のスキマBを形成して
いる。これにより、ハンドルグリップ3は、ベゼル2に
対して略中央部位を中心として支承面33a、33bの
傾斜面33c、33dが軸部24の外周面24aと面接
触するまで車両ドアの上下方向(図3示C方向)にスキ
マBの分だけ回動自在となっている。又、ベゼル2の軸
部24には、ハンドルグリップ3の腕部分31の支承面
33b側を車両ドアの上下方向でハンドルグリップ3の
回転を許容するだけの隙間をもって挟持する一対の壁部
24bが延在形成されている。この壁部24bは、ハン
ドルグリップ3のベゼル2に対する上下方向のガタを抑
制している。
【0015】上記した構成において、ハンドルグリップ
3を引き起こし操作すると、ハンドルグリップ3は、そ
の一端側に配置される軸部24を中心として軸部24の
外周面24aとU字状溝部33の支承面33a、33b
とを摺接させながら図2及び図3示A方向に回転する。
これにより、その他端側の孔部34がベルクランクリン
ク6を回動させてドアロック装置のオープンレバーを動
作させ、結果、車両ドアが開操作される。
【0016】ハンドルグリップ3を引き起こし操作する
際、車両用ドアアウトサイドハンドル装置1自体のドア
アウタパネル5への取り付け個所によって、その操作方
向にハンドルグリップ3の回転方向(ドアアウタパネル
5に対して略直交する方向)に対する車両ドアの上下方
向の傾きが生じる(軸24の壁部24bはこの傾きを抑
制せずたわまされる)。この時、ハンドルグリップ3
は、軸部24の外周面24aとU字状溝部33の支承面
33a、33bとの間のスキマBにより、ハンドルグリ
ップ3の操作方向の傾きに応じて図3示C方向に回動動
作する。これにより、軸部24とU字状溝部33とのこ
じれを解消し、軸部24の外周面24とU字状溝部33
の支承面33a、33bとの摺動摩擦を軽減してハンド
ルグリップ3のスムーズな操作(軽い操作力による操
作)が確保される。尚、ハンドルグリップ3の回転方向
のガタは、軸部24の外周面24aとU字状溝部33の
支承面33a、33bとの車両ドアの上下方向における
中央部位での線接触により抑制される。
【0017】このように、ハンドルグリップ3の引き起
こし操作の際の軸部24とU字状溝部33とのこじれを
解消しているので、U字状溝部33にこじれに伴う過大
な負荷が加わることがなく、U字状溝部33を厚肉にす
る等、重量増を招くことなくU字状溝部33の強度を確
保することができる。
【0018】尚、本実施の形態においては、ベゼル2に
軸部24を形成し、ハンドルグリップ3にU字状溝部3
3を形成したが、逆に、ベゼル2にU字状溝部33を形
成し、ハンドルグリップ3に軸部24を形成してもよ
い。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドルグリップをベ
ースに軸部とU字状溝部との車両ドアの上下方向の略中
央部位を中心として車両ドアの上下方向に回動自在に支
持したので、このハンドルグリップの回動動作により軸
部とU字状溝部とをこじることなくハンドルグリップを
引き起こし操作することができる。これにより、U字状
溝部に加わる負荷や軸部の外周面とU字状溝部の支承面
との摺動摩擦を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアハンドル装置の正面図
である。
【図2】図1のD−D線断面図である。
【図3】1のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1 車両用ドアアウトサイドハンドル装置(車両用ドア
ハンドル装置) 2 ベゼル(ベース) 3 ハンドルグリップ 5 ドアアウタパネル(車両ドアのパネル) 24 軸部 33 U字状溝部 33a、33b 支承面 24a 外周面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小橋 賢司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 坂井田 博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアのパネルに取り付けられるベー
    スと、該ベースに対してその一端側を中心に引き起こし
    操作されて前記車両ドアを開操作するハンドルグリップ
    とを有し、前記ベース及び前記ハンドルグリップの一方
    に設けられた軸部と前記ベース及び前記ハンドルグリッ
    プの他方に設けられたU字状溝部との嵌合により前記ハ
    ンドルグリップを前記ベースに前記車両ドアのパネルに
    対して略直交する方向に回転自在に支持したドアアウト
    サイドハンドル装置において、前記軸部と前記U字状溝
    部との前記車両ドアの上下方向の略中央部位を中心とし
    て前記ハンドルグリップを前記ベースに対して前記車両
    ドアの上下方向に回動自在としたことを特徴とする車両
    用ドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記U字状溝部を構成し前記軸部を挟持
    する対向配置された対の支承面を前記軸部の外周面に対
    して車両ドアの上下方向の両端部位に所定のスキマを形
    成するように凸形状としたことを特徴とする、請求項1
    記載の車両用ドアハンドル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6964439B2 (en) 2001-01-11 2005-11-15 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door handle device
JP2015048646A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 本田技研工業株式会社 ドアアウタハンドル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6964439B2 (en) 2001-01-11 2005-11-15 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle door handle device
JP2015048646A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 本田技研工業株式会社 ドアアウタハンドル

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