JP2000177862A - シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000177862A JP2000177862A JP10355199A JP35519998A JP2000177862A JP 2000177862 A JP2000177862 A JP 2000177862A JP 10355199 A JP10355199 A JP 10355199A JP 35519998 A JP35519998 A JP 35519998A JP 2000177862 A JP2000177862 A JP 2000177862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roller
- drive shaft
- feed roller
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート供給装置において、スローアップシー
ト供給御御を安価な構成でできるようにする。 【解決手段】 シート供給装置10は、シート積載手段
からシートに接触して該シートを給送するシート給送手
段9を備えており、シート給送手段が、回転駆動力を受
ける駆動軸2と、駆動軸2に遊嵌する給送ローラ1と、
駆動軸2と給送ローラ1とを接続して給送ローラが駆動
軸より遅れて始動するようにする遅延回転力伝達体3と
を備えている。
ト供給御御を安価な構成でできるようにする。 【解決手段】 シート供給装置10は、シート積載手段
からシートに接触して該シートを給送するシート給送手
段9を備えており、シート給送手段が、回転駆動力を受
ける駆動軸2と、駆動軸2に遊嵌する給送ローラ1と、
駆動軸2と給送ローラ1とを接続して給送ローラが駆動
軸より遅れて始動するようにする遅延回転力伝達体3と
を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを供給する
シート供給装置と、このシート供給装置を本体に備えて
シート供給装置から送られてきたシートに画像を形成す
る画像形成装置とに関する。
シート供給装置と、このシート供給装置を本体に備えて
シート供給装置から送られてきたシートに画像を形成す
る画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のシート供給装置201を示
す。
す。
【0003】このシート供給装置201は、画像形成装
置にシートSを1枚ずつ供給する装置である。
置にシートSを1枚ずつ供給する装置である。
【0004】なお、画像形成装置には、複写機、ファク
シミリ、プリンタ及びこれらの複合機等がある。また、
シートには、普通紙、普通紙の代用品である厚みの薄い
樹脂製のシート、葉書、ボール紙、封書、プラスチック
製の薄板等がある。
シミリ、プリンタ及びこれらの複合機等がある。また、
シートには、普通紙、普通紙の代用品である厚みの薄い
樹脂製のシート、葉書、ボール紙、封書、プラスチック
製の薄板等がある。
【0005】図3に示す如く、シート供給装置201は
図示しない積載台上に複数枚のシートが積み重ねられて
収納されたシート収納装置203から最上位のシートS
を1枚ずつ給送するピックアップローラ205と、この
ピックアップローラ205によりシート収納装置203
から給送されたシートSを画像形成装置本体内(図示矢
印b方向)へ搬送するフィードローラ206と、このフ
ィードローラ206に対向して配置され、シート収納装
置203から給送されたシートが複数枚の場合にはフィ
ードローラ206の回転方向と逆方向に回転して1枚の
シートSに分離するためのリタードローラ207と、画
像形成装置本体の手前に配置された搬送ローラ対209
と等を備えている。
図示しない積載台上に複数枚のシートが積み重ねられて
収納されたシート収納装置203から最上位のシートS
を1枚ずつ給送するピックアップローラ205と、この
ピックアップローラ205によりシート収納装置203
から給送されたシートSを画像形成装置本体内(図示矢
印b方向)へ搬送するフィードローラ206と、このフ
ィードローラ206に対向して配置され、シート収納装
置203から給送されたシートが複数枚の場合にはフィ
ードローラ206の回転方向と逆方向に回転して1枚の
シートSに分離するためのリタードローラ207と、画
像形成装置本体の手前に配置された搬送ローラ対209
と等を備えている。
【0006】また、ピックアップローラ205とフィー
ドローラ206及びリタードローラ207との間のシー
ト通過領域210にはガイド211が配設され、フィー
ドローラ206及びリタードローラ207と搬送ローラ
対209との間、及び搬送ローラ対209と画像形成装
置本体との間には、ガイド212,212が配設され、
それぞれシートSを案内搬送するようになっている。
ドローラ206及びリタードローラ207との間のシー
ト通過領域210にはガイド211が配設され、フィー
ドローラ206及びリタードローラ207と搬送ローラ
対209との間、及び搬送ローラ対209と画像形成装
置本体との間には、ガイド212,212が配設され、
それぞれシートSを案内搬送するようになっている。
【0007】上記ピックアップローラ205、フィード
ローラ206及びリタードローラ207は、図4に示す
駆動力伝達装置213によって駆動されるようになって
いる。
ローラ206及びリタードローラ207は、図4に示す
駆動力伝達装置213によって駆動されるようになって
いる。
【0008】図4に示す如く、駆動力伝達装置213に
は、ピックアップローラ205が軸支されるピックアッ
プローラ軸230と、フィードローラ206が軸支され
るフィードローラ軸215と、リタードローラ207を
軸支するリタードローラ軸216及びこのリタードロー
ラ軸216に連結されたリタードローラ駆動軸217と
が略平行に設けられている。リタードローラ軸216は
図示しない揺動自在な支持部材に支持されてフィードロ
ーラ軸215に対して平行に接離可能となっている。ま
た、リタードローラ軸216とリタードローラ駆動軸2
17との間にはカップリング219及びトルクリミッタ
220が設けられている。
は、ピックアップローラ205が軸支されるピックアッ
プローラ軸230と、フィードローラ206が軸支され
るフィードローラ軸215と、リタードローラ207を
軸支するリタードローラ軸216及びこのリタードロー
ラ軸216に連結されたリタードローラ駆動軸217と
が略平行に設けられている。リタードローラ軸216は
図示しない揺動自在な支持部材に支持されてフィードロ
ーラ軸215に対して平行に接離可能となっている。ま
た、リタードローラ軸216とリタードローラ駆動軸2
17との間にはカップリング219及びトルクリミッタ
220が設けられている。
【0009】更に、フィードローラ軸215の端部に
は、図示しない画像形成装置本体のメイン駆動手段から
駆動入力ベルト221を介して伝達された駆動力をフィ
ードローラ軸215に伝達する電磁クラッチ222が設
けられている。また、フィードローラ軸215とピック
アップローラ軸230との間には、フィードローラ軸2
15に伝達された回転駆動力をピックアップローラ軸2
30に伝達するピックアップ駆動ベルト231が巻き掛
けられている。フィードローラ軸215とリタードロー
ラ駆動軸217との間には、フィードローラ軸215に
伝達された回転駆動力をリタードローラ駆動軸217に
伝達するリタード駆動ベルト223が巻き掛けられてい
る。
は、図示しない画像形成装置本体のメイン駆動手段から
駆動入力ベルト221を介して伝達された駆動力をフィ
ードローラ軸215に伝達する電磁クラッチ222が設
けられている。また、フィードローラ軸215とピック
アップローラ軸230との間には、フィードローラ軸2
15に伝達された回転駆動力をピックアップローラ軸2
30に伝達するピックアップ駆動ベルト231が巻き掛
けられている。フィードローラ軸215とリタードロー
ラ駆動軸217との間には、フィードローラ軸215に
伝達された回転駆動力をリタードローラ駆動軸217に
伝達するリタード駆動ベルト223が巻き掛けられてい
る。
【0010】なお、カップリング219は、リタードロ
ーラ207が変位しても、回転駆動力をリタードローラ
駆動軸217からリタードローラ軸216に伝達するた
め、継手である。
ーラ207が変位しても、回転駆動力をリタードローラ
駆動軸217からリタードローラ軸216に伝達するた
め、継手である。
【0011】駆動力伝達装置213のピックアップロー
ラ205、フィードローラ206、及びリタードローラ
207の駆動について説明する。
ラ205、フィードローラ206、及びリタードローラ
207の駆動について説明する。
【0012】図示しない画像形成装置本体のメイン駆動
手段から与えられた回転駆動力は、駆動入力ベルト22
1に伝達され、シート供給タイミングに応じてON−O
FF制御される電磁クラッチ222のアマチュア部に設
けられたプーリ225に入力される。
手段から与えられた回転駆動力は、駆動入力ベルト22
1に伝達され、シート供給タイミングに応じてON−O
FF制御される電磁クラッチ222のアマチュア部に設
けられたプーリ225に入力される。
【0013】ここで、電磁クラッチ222のロータ部と
一体に回転するフィードローラ軸215、ピックアップ
ローラ軸230、リタードローラ駆動軸217及びリタ
ードローラ軸216がピックアップ駆動ベルト231、
リタード駆動ベルト223によって連結されているの
で、フィードローラ軸215とピックアップローラ軸2
30、リタードローラ軸216及びリタードローラ駆動
軸217は同方向に回転する。ピックアップローラ20
5、フィードローラ206、及びリタードローラ207
は、シート供給タイミングON時に同期して回転駆動さ
れる。
一体に回転するフィードローラ軸215、ピックアップ
ローラ軸230、リタードローラ駆動軸217及びリタ
ードローラ軸216がピックアップ駆動ベルト231、
リタード駆動ベルト223によって連結されているの
で、フィードローラ軸215とピックアップローラ軸2
30、リタードローラ軸216及びリタードローラ駆動
軸217は同方向に回転する。ピックアップローラ20
5、フィードローラ206、及びリタードローラ207
は、シート供給タイミングON時に同期して回転駆動さ
れる。
【0014】上記駆動伝達手段213により、シートS
がシート供給方向(図3、図4に示す矢印b方向)に1
枚ずつ送られる際、リタードローラ207とシートSと
の間の摩擦力よりも、フィードローラ206とシートS
との間の摩擦力の方が大きいため、リタードローラ20
7は、トルクリミッタ220を空転させて、リタードロ
ーラ駆動軸217の駆動回転方向と逆方向に回転させら
れる。
がシート供給方向(図3、図4に示す矢印b方向)に1
枚ずつ送られる際、リタードローラ207とシートSと
の間の摩擦力よりも、フィードローラ206とシートS
との間の摩擦力の方が大きいため、リタードローラ20
7は、トルクリミッタ220を空転させて、リタードロ
ーラ駆動軸217の駆動回転方向と逆方向に回転させら
れる。
【0015】また、複数枚のシートSが給送された際に
は、リタードローラ207とシートSとの間の摩擦力に
対して、複数枚のシートS同士間の摩擦力が小さいこと
から、トルクリミッタ220が空転しない。このため、
リタードローラ207はリタードローラ駆動軸217の
回転駆動方向と同方向に回転する。これにより、複数枚
送られたシートSの中のフィードローラ206側すなわ
ち最上位のシートSとそれ以外のシートSとを分離し、
画像形成装置本体内へのシートSの重送を防止する。
は、リタードローラ207とシートSとの間の摩擦力に
対して、複数枚のシートS同士間の摩擦力が小さいこと
から、トルクリミッタ220が空転しない。このため、
リタードローラ207はリタードローラ駆動軸217の
回転駆動方向と同方向に回転する。これにより、複数枚
送られたシートSの中のフィードローラ206側すなわ
ち最上位のシートSとそれ以外のシートSとを分離し、
画像形成装置本体内へのシートSの重送を防止する。
【0016】次に、上記構成のシート供給装置201に
よるシートSの供給及び分離条件を満足する理論式につ
いて説明する。
よるシートSの供給及び分離条件を満足する理論式につ
いて説明する。
【0017】 N>T/rμBP+(μAPP −μAP)W/μBP・・・式(1) N<T/rμBPP −2μAPP W/μBPP ・・・式(2) N<T/rμCP・・・式(3) ここで μAP:ピックアップローラ205とシートS間の摩擦係
数 μBP:フィードローラ206とシートS間の摩擦係数 μCP:リタードローラ207とシートS間の摩擦係数 μAPP :ピックアップローラ205加圧部下のシートS
同士間の摩擦係数 μBPP :フィードローラ206とリタードローラ207
とのニップ部のシートS間の摩擦係数 N:リタードローラ207の加圧力 T:トルクリミッタ220の空転トルク r:リタードローラ207の半径 W:ピックアップローラ205の加圧力 である。
数 μBP:フィードローラ206とシートS間の摩擦係数 μCP:リタードローラ207とシートS間の摩擦係数 μAPP :ピックアップローラ205加圧部下のシートS
同士間の摩擦係数 μBPP :フィードローラ206とリタードローラ207
とのニップ部のシートS間の摩擦係数 N:リタードローラ207の加圧力 T:トルクリミッタ220の空転トルク r:リタードローラ207の半径 W:ピックアップローラ205の加圧力 である。
【0018】式(1)はシート供給条件、式(2)は分
離条件、式(3)はリタードローラつれまわり条件をそ
れぞれ満足する式である。
離条件、式(3)はリタードローラつれまわり条件をそ
れぞれ満足する式である。
【0019】なお、上式中で同一のシートを用いれば各
ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくばらつくことは
ないため、μAPP ≒μBPP =μPPと置き換えると式
(1)、式(2)はそれぞれ、次の式(4)と式(5)
とになる。
ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくばらつくことは
ないため、μAPP ≒μBPP =μPPと置き換えると式
(1)、式(2)はそれぞれ、次の式(4)と式(5)
とになる。
【0020】 N>T/rμBP+(μPP−μAP)W/μBP・・・式(4) N<T/rμPP−2W・・・式(5) 式(3)、式(4)及び式(5)の関係をリタードロー
ラ207の加圧力Nとトルクリミッタ220の空転トル
クTをパラメータとしてグラフ化したものを図5に示
す。
ラ207の加圧力Nとトルクリミッタ220の空転トル
クTをパラメータとしてグラフ化したものを図5に示
す。
【0021】同図において、斜線部が給送領域である。
【0022】すなわち、斜線部領域を拡大するために
は、各ローラとシート間の摩擦係数を大きくするか、ピ
ックアップローラ205の加圧力を小さくするかが必要
となる。また、リタードローラ207の加圧力Nとトル
クリミッタ220の空転トルクTとを共に大きくする方
向(図中右上の方向)の条件下にシート供給条件を設定
した方が給送領域は広くなることが理解できる。
は、各ローラとシート間の摩擦係数を大きくするか、ピ
ックアップローラ205の加圧力を小さくするかが必要
となる。また、リタードローラ207の加圧力Nとトル
クリミッタ220の空転トルクTとを共に大きくする方
向(図中右上の方向)の条件下にシート供給条件を設定
した方が給送領域は広くなることが理解できる。
【0023】但し、トルクリミッタ220の空転トルク
を大きくするとローラ駆動における負荷トルクが増大す
るため、適正給送領域の上限(図中右上の限界)もある
程度の制約を受けることになる。
を大きくするとローラ駆動における負荷トルクが増大す
るため、適正給送領域の上限(図中右上の限界)もある
程度の制約を受けることになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におけ
る画像形成装置の高速化、シートの多種、多様化に伴
い、オールマイティーな給送領域を設定していくのが困
難になりつつある。すなわち、各種シートに対して重送
を未然に防止し、かつ、フィードローラと、リタードロ
ーラの耐久性を十分確保できる系の両立が達成しにくく
なってきている。
る画像形成装置の高速化、シートの多種、多様化に伴
い、オールマイティーな給送領域を設定していくのが困
難になりつつある。すなわち、各種シートに対して重送
を未然に防止し、かつ、フィードローラと、リタードロ
ーラの耐久性を十分確保できる系の両立が達成しにくく
なってきている。
【0025】具体的に述べれば、重送を防止するには、
トルクリミッタ空転トルクを大きくしたり、リタードロ
ーラ圧を小さくすればよいが、逆に、この系はフィード
ローラと、リタードローラの耐久性を劣化させ、長期間
使用することができなくなる。
トルクリミッタ空転トルクを大きくしたり、リタードロ
ーラ圧を小さくすればよいが、逆に、この系はフィード
ローラと、リタードローラの耐久性を劣化させ、長期間
使用することができなくなる。
【0026】このため、近年のシート供給装置は、図4
で説明した電磁クラッチ222をステッピングモータで
構成し、各種ローラ周速を緩やかに立ち上げる駆動制御
(以下、「スローアップシート供給制御」と称す)を採
用している。
で説明した電磁クラッチ222をステッピングモータで
構成し、各種ローラ周速を緩やかに立ち上げる駆動制御
(以下、「スローアップシート供給制御」と称す)を採
用している。
【0027】図6はスローアップシート供給制御と通常
制御におけるローラ周速を示したグラフである。
制御におけるローラ周速を示したグラフである。
【0028】図中、横軸が制御時間、縦軸がローラ周速
である。
である。
【0029】スローアップシート供給制御は通常制御に
比べて、各種ローラが停止した状態から所望の定常速度
に達する間の急激な速度変動を緩和できることから、停
止したシートを送り出すピックアップローラとシート間
の相対的な滑りを最小限に抑えられるため、滑りロスの
ない安定したシート供給搬送が可能になるが、更なる実
験の結果、重送防止に寄与する結果も得られつつある。
比べて、各種ローラが停止した状態から所望の定常速度
に達する間の急激な速度変動を緩和できることから、停
止したシートを送り出すピックアップローラとシート間
の相対的な滑りを最小限に抑えられるため、滑りロスの
ない安定したシート供給搬送が可能になるが、更なる実
験の結果、重送防止に寄与する結果も得られつつある。
【0030】図7はスローアップシート供給制御と通常
制御において、ピックアップローラがシートに及ぼす動
的な加圧力挙動を示したグラフである。
制御において、ピックアップローラがシートに及ぼす動
的な加圧力挙動を示したグラフである。
【0031】図中、横軸は制御時間、縦軸が加圧力であ
る。
る。
【0032】通常ピックアップローラはシートに対して
自重、もしくは自重+ばね力によりシート搬送に必要な
加圧力を設定(本実験を実施したピックアップローラの
自重は約90g)しているが、図示のように、通常制御
はシート供給速度の大小に係わらない動的な加圧力変動
がスローアップシート供給制御に対して非常に大きくな
っている。すなわち、シート供給、分離条件を満足する
理論式(図5)で述べたように、重送要因のひとつであ
るピックアップローラの加圧力が著しく大きくなる通常
制御に対して、加圧力が安定化したスローアップシート
供給制御は重送に対しても有効な手段であることが判明
した。
自重、もしくは自重+ばね力によりシート搬送に必要な
加圧力を設定(本実験を実施したピックアップローラの
自重は約90g)しているが、図示のように、通常制御
はシート供給速度の大小に係わらない動的な加圧力変動
がスローアップシート供給制御に対して非常に大きくな
っている。すなわち、シート供給、分離条件を満足する
理論式(図5)で述べたように、重送要因のひとつであ
るピックアップローラの加圧力が著しく大きくなる通常
制御に対して、加圧力が安定化したスローアップシート
供給制御は重送に対しても有効な手段であることが判明
した。
【0033】以上述べたように、スローアップシート供
給制御は機能的なメリットは数多くあるが、駆動系に高
価なステッピングモータを多用するため、コストUPに
なり、現状は比較的、上位の製品にしか採用されていな
い。
給制御は機能的なメリットは数多くあるが、駆動系に高
価なステッピングモータを多用するため、コストUPに
なり、現状は比較的、上位の製品にしか採用されていな
い。
【0034】本発明の目的は、機能面におけるアドバン
テージが多いスローアップシート供給御御を安価な構成
で確立し、コスト制約が厳しい製品に対しても対応可能
なシート供給装置と、該装置を本体に装備した画像形成
装置とを提供することである。
テージが多いスローアップシート供給御御を安価な構成
で確立し、コスト制約が厳しい製品に対しても対応可能
なシート供給装置と、該装置を本体に装備した画像形成
装置とを提供することである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明のシート供給装置
は、シート積載手段からシートに接触して該シートを給
送するシート給送手段を備えたシート供給装置におい
て、前記シート給送手段が、回転駆動力を受ける駆動軸
と、該駆動軸に遊嵌する給送ローラと、前記駆動軸と前
記給送ローラとを接続して前記給送ローラが前記駆動軸
より遅れて始動するようにする遅延回転力伝達体とを備
えている。
は、シート積載手段からシートに接触して該シートを給
送するシート給送手段を備えたシート供給装置におい
て、前記シート給送手段が、回転駆動力を受ける駆動軸
と、該駆動軸に遊嵌する給送ローラと、前記駆動軸と前
記給送ローラとを接続して前記給送ローラが前記駆動軸
より遅れて始動するようにする遅延回転力伝達体とを備
えている。
【0036】駆動軸に加わった回転駆動力は、遅延回転
力伝達体を介して給送ローラに伝達される。このとき、
給送ローラは、遅延回転力伝達体によって、駆動軸が回
転を開始すると同時に開始することなく、遅れて回転を
開始する。すなわち、給紙ローラは、駆動軸と一体的に
急激に回転を開始するようなことがなく、駆動軸より、
ゆっくりと回転を開始する。
力伝達体を介して給送ローラに伝達される。このとき、
給送ローラは、遅延回転力伝達体によって、駆動軸が回
転を開始すると同時に開始することなく、遅れて回転を
開始する。すなわち、給紙ローラは、駆動軸と一体的に
急激に回転を開始するようなことがなく、駆動軸より、
ゆっくりと回転を開始する。
【0037】従って、駆動軸と給送ローラとを接続して
いる遅延回転力伝達体が、緩衝材となって、給送ローラ
の急激な速度変動、及び、加圧力変動を緩和し、給送ロ
ーラは、シートに損傷を与えることなく、しかも、シー
トを重送することなく給送する。
いる遅延回転力伝達体が、緩衝材となって、給送ローラ
の急激な速度変動、及び、加圧力変動を緩和し、給送ロ
ーラは、シートに損傷を与えることなく、しかも、シー
トを重送することなく給送する。
【0038】前記遅延回転力伝達体は、前記給送ローラ
が前記シートに接触した状態で前記駆動軸が回転したと
き、前記駆動軸に巻きついて前記給送ローラを前記駆動
軸と一体に回転させるコイルばねである。
が前記シートに接触した状態で前記駆動軸が回転したと
き、前記駆動軸に巻きついて前記給送ローラを前記駆動
軸と一体に回転させるコイルばねである。
【0039】駆動軸に回転駆動力が加わると、給送ロー
ラは、コイルばねを介して回転駆動力を受け、駆動軸と
ともに回転をする。
ラは、コイルばねを介して回転駆動力を受け、駆動軸と
ともに回転をする。
【0040】このとき、給送ローラは、駆動軸の回転に
直ちに追従せず、従来のステッピングモータにおけるス
ローアップシート制御と同等の立ち上がりをする。
直ちに追従せず、従来のステッピングモータにおけるス
ローアップシート制御と同等の立ち上がりをする。
【0041】その後、コイルバネが駆動軸に巻き付い
て、密着した状態になると、給送ローラと駆動軸とが一
体になって回転し、給送ローラの周速度が所望の速度に
なる。
て、密着した状態になると、給送ローラと駆動軸とが一
体になって回転し、給送ローラの周速度が所望の速度に
なる。
【0042】従って、コイルばねが、緩衝材となって、
給送ローラの急激な速度変動、及び、加圧力変動を緩和
し、給送ローラは、シートに損傷を与えることなく、し
かも、シートを重送することなく給送する。
給送ローラの急激な速度変動、及び、加圧力変動を緩和
し、給送ローラは、シートに損傷を与えることなく、し
かも、シートを重送することなく給送する。
【0043】また、コイルばねは、既在のシート搬送装
置に組み込むことができる、既在のシート搬送装置にス
ローアップシート供給制御機能を持たせることができ
る。
置に組み込むことができる、既在のシート搬送装置にス
ローアップシート供給制御機能を持たせることができ
る。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0045】先ず、図1に基づいて、本発明の実施の形
態であるシート供給装置10を、画像形成装置本体の1
例である複写機本体101に装備した複写機100につ
いて説明する。
態であるシート供給装置10を、画像形成装置本体の1
例である複写機本体101に装備した複写機100につ
いて説明する。
【0046】画像形成装置100は、画像形成装置本体
101の一側部に多量のシートSを積載収納したシート
供給デッキ(シート積載手段)102を備えている他
に、画像形成装置本体101内の下部に所定量のシート
を積載収納した複数のシート供給カセット(シート積載
手段)103,105を備えている。
101の一側部に多量のシートSを積載収納したシート
供給デッキ(シート積載手段)102を備えている他
に、画像形成装置本体101内の下部に所定量のシート
を積載収納した複数のシート供給カセット(シート積載
手段)103,105を備えている。
【0047】シート供給デッキ102とシート供給カセ
ット103,105との上方には、本実施形態のシート
供給装置10がそれぞれ配設されている。
ット103,105との上方には、本実施形態のシート
供給装置10がそれぞれ配設されている。
【0048】そして、シートSを供給するシート供給部
としてのシート供給デッキ102、及び各シート供給カ
セット103,105の設置部位には、それぞれ、リタ
ード分離方式のシート分離供給手段106,107,1
09が備えられている。
としてのシート供給デッキ102、及び各シート供給カ
セット103,105の設置部位には、それぞれ、リタ
ード分離方式のシート分離供給手段106,107,1
09が備えられている。
【0049】シート供給デッキ102、シート供給カセ
ット103,105内のシートSは、それぞれのシート
分離供給手段106,107,109から送り出される
と、先ず、回転停止しているレジストローラ対110に
送られて、斜行状態の矯正が行なわれる。
ット103,105内のシートSは、それぞれのシート
分離供給手段106,107,109から送り出される
と、先ず、回転停止しているレジストローラ対110に
送られて、斜行状態の矯正が行なわれる。
【0050】次いで、シートSは、感光体ドラム(画像
形成手段)111上に形成される潜像とのタイミングを
とって回転するレジストローラ対110により、感光体
ドラム111と転写帯電器112との間に送られる。そ
して、シートSに感光体ドラム111上のトナー像が転
写される(画像形成)。
形成手段)111上に形成される潜像とのタイミングを
とって回転するレジストローラ対110により、感光体
ドラム111と転写帯電器112との間に送られる。そ
して、シートSに感光体ドラム111上のトナー像が転
写される(画像形成)。
【0051】この後、シートSは、搬送ベルト113に
より定着器(定着ローラ対)115に送られて、転写さ
れているトナー像をシート面に定着させるための定着処
理を受ける。
より定着器(定着ローラ対)115に送られて、転写さ
れているトナー像をシート面に定着させるための定着処
理を受ける。
【0052】画像形成装置100は、シートへの両面複
写を行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モー
ドを備えている。このため、通常複写モードの場合、定
着処理後のシートは、外シート排出ローラ対117によ
り機外のシート排出トレイ119上に排出される。
写を行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モー
ドを備えている。このため、通常複写モードの場合、定
着処理後のシートは、外シート排出ローラ対117によ
り機外のシート排出トレイ119上に排出される。
【0053】また、両面複写モード及び多重複写モード
の場合には、内シート搬送ローラ対116,116また
はスイッチバックローラ対127により再シート供給パ
ス120及び両面搬送パス126を介して中間トレイ1
21上に一時的に積載収納される。
の場合には、内シート搬送ローラ対116,116また
はスイッチバックローラ対127により再シート供給パ
ス120及び両面搬送パス126を介して中間トレイ1
21上に一時的に積載収納される。
【0054】そして、中間トレイ121上に収納された
シートSは、再シート供給装置130により再び画像形
成のため、レジストローラ対110に搬送され、以後片
面複写と同一のプロセスを経て機外に排出される。
シートSは、再シート供給装置130により再び画像形
成のため、レジストローラ対110に搬送され、以後片
面複写と同一のプロセスを経て機外に排出される。
【0055】次に、図2に基づいて、本発明の実施形態
のシート供給装置10の要部であるシート給送手段9を
説明する。なお、シート供給装置10を構成しているシ
ート分離供給手段106,107,108については、
従来の構造とほぼ同じであるので、その図示及び動作説
明は省略することとする。
のシート供給装置10の要部であるシート給送手段9を
説明する。なお、シート供給装置10を構成しているシ
ート分離供給手段106,107,108については、
従来の構造とほぼ同じであるので、その図示及び動作説
明は省略することとする。
【0056】符号1はピックアップローラ(給送ロー
ラ)を示す。符号2はピックアップローラ軸(駆動軸)
を示す。符号3はコイルばね(遅延回転力伝達体)を示
す。符号4はジョイントを示す。符号5はストッパーを
示す。符号6は回転駆動力をピックアップローラ軸2に
伝達するベルトを示す。
ラ)を示す。符号2はピックアップローラ軸(駆動軸)
を示す。符号3はコイルばね(遅延回転力伝達体)を示
す。符号4はジョイントを示す。符号5はストッパーを
示す。符号6は回転駆動力をピックアップローラ軸2に
伝達するベルトを示す。
【0057】図2に示すように、ピックアップローラ軸
2に遊嵌して、一端が固定されたコイルばね3は、その
他端がジョイント4に止着されている。ピックアップロ
ーラ1とジョイント4は、ピックアップローラ軸2に対
して回転可能に嵌合している。なお、ピックアップロー
ラ1、コイルばね3、及びジョイント4は、ピックアッ
プローラ軸2にそれぞれ1対設けられている。
2に遊嵌して、一端が固定されたコイルばね3は、その
他端がジョイント4に止着されている。ピックアップロ
ーラ1とジョイント4は、ピックアップローラ軸2に対
して回転可能に嵌合している。なお、ピックアップロー
ラ1、コイルばね3、及びジョイント4は、ピックアッ
プローラ軸2にそれぞれ1対設けられている。
【0058】ピックアップローラ1は、ピックアップロ
ーラ軸2に装着された状態で、ジョイント4に溝7と突
片8との係合によって回転方向で連結され、且つ、ピッ
クアップローラ軸2に装着されるストッパ5によって抜
け止めされるようになっている。
ーラ軸2に装着された状態で、ジョイント4に溝7と突
片8との係合によって回転方向で連結され、且つ、ピッ
クアップローラ軸2に装着されるストッパ5によって抜
け止めされるようになっている。
【0059】コイルばね3の内径φdは、ピックアップ
ローラ軸2の外径φDに対してφd>φDになるように
初期設定されている。さらに、コイルばね3の巻き方向
は、ピックアップローラ1を固定した状態でピックアッ
プローラ軸2がシート供給方向(矢印A方向)に回転し
た際、内径が小さくなる方向に設定されている。
ローラ軸2の外径φDに対してφd>φDになるように
初期設定されている。さらに、コイルばね3の巻き方向
は、ピックアップローラ1を固定した状態でピックアッ
プローラ軸2がシート供給方向(矢印A方向)に回転し
た際、内径が小さくなる方向に設定されている。
【0060】次に、動作を説明する。
【0061】ピックアップローラ1を回転すべく、ピッ
クアップローラ軸2に回転駆動力がベルト6によって入
力されると、ピックアップローラ1は、コイルばね3か
ら駆動力が伝達されて回転を始める。
クアップローラ軸2に回転駆動力がベルト6によって入
力されると、ピックアップローラ1は、コイルばね3か
ら駆動力が伝達されて回転を始める。
【0062】このとき、コイルばね3の捩じりトルク
が、ピックアップローラ1がシートを搬送するのに必要
なトルクに対して低く設定されているため、ピックアッ
プローラ1はピックアップローラ軸2の回転に直ちに追
従せず、ステッピングモータにおけるスローアップシー
ト供給制御(図6参照)と同等の立ち上がりをする。
が、ピックアップローラ1がシートを搬送するのに必要
なトルクに対して低く設定されているため、ピックアッ
プローラ1はピックアップローラ軸2の回転に直ちに追
従せず、ステッピングモータにおけるスローアップシー
ト供給制御(図6参照)と同等の立ち上がりをする。
【0063】その後、コイルばね3の内径φdがピック
アップローラ軸2の外径φDまで縮まってコイルばね3
がピックアップローラ軸2に密着した状態になる。する
と、ピックアップローラ1とピックアップローラ軸2と
が一体になって回転し、ピックアップローラ1の周速が
所望の定常速度になる。
アップローラ軸2の外径φDまで縮まってコイルばね3
がピックアップローラ軸2に密着した状態になる。する
と、ピックアップローラ1とピックアップローラ軸2と
が一体になって回転し、ピックアップローラ1の周速が
所望の定常速度になる。
【0064】本実施形態のシート供給装置10によれ
ば、ピックアップローラ1とピックアップローラ軸2と
間の駆動力伝達手段であるコイルばね3の内径寸法、及
び捩じりトルクのチューニングを行なうだけで、ローラ
の構成や形状の異なる種々のシート供給装置に対応する
ことができ、簡単な構造にして、非常に汎用性の高いス
ローアップシート供給制御を実現することができる。
ば、ピックアップローラ1とピックアップローラ軸2と
間の駆動力伝達手段であるコイルばね3の内径寸法、及
び捩じりトルクのチューニングを行なうだけで、ローラ
の構成や形状の異なる種々のシート供給装置に対応する
ことができ、簡単な構造にして、非常に汎用性の高いス
ローアップシート供給制御を実現することができる。
【0065】なお、コイルばねの代わりに、ピックアッ
プローラ軸2に設けた鍔状の部材に一体を止着し、ジョ
イントに他端を止着した、ピックアップローラ軸2に平
行な複数の短冊状の板ばねであってもよい。
プローラ軸2に設けた鍔状の部材に一体を止着し、ジョ
イントに他端を止着した、ピックアップローラ軸2に平
行な複数の短冊状の板ばねであってもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明のシート供給装置は、機能面に秀
でたスローアップシート供給制御をステッピングモータ
等の高額部品を使用することなく、簡単で安価な構造で
達成することができるという効果を奏する。
でたスローアップシート供給制御をステッピングモータ
等の高額部品を使用することなく、簡単で安価な構造で
達成することができるという効果を奏する。
【0067】また、遅延回転力伝達体がコイルばねであ
ると、既在のシート搬送装置に容易に組み込むことがで
き、既在のシート搬送装置にスローアップシート供給制
御機能を簡単に備えされることができる。
ると、既在のシート搬送装置に容易に組み込むことがで
き、既在のシート搬送装置にスローアップシート供給制
御機能を簡単に備えされることができる。
【図1】本発明の実施の形態のシート供給装置を備えた
画像形成装置の概略正面断面図である。
画像形成装置の概略正面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のシート供給装置の要部の
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図3】従来のシート供給装置の要部正面断面図であ
る。
る。
【図4】従来のシート供給装置の要部の概略斜視図であ
る。
る。
【図5】従来のシート供給装置における給送領域を示す
図である。
図である。
【図6】(a) スローアップシート供給制御のローラ
の周速グラフ図である。 (b) 通常制御のローラの周速グラフ図である。
の周速グラフ図である。 (b) 通常制御のローラの周速グラフ図である。
【図7】(a) スローアップシート供給制御のシート
に及ぼす加圧力挙動グラフ図である。 (b) 通常制御のシートに及ぼす加圧力挙動グラフ図
である。
に及ぼす加圧力挙動グラフ図である。 (b) 通常制御のシートに及ぼす加圧力挙動グラフ図
である。
1 ピックアップローラ(給送ローラ) 2 ピックアップローラ軸(駆動軸) 3 コイルばね(遅延回転力伝達体) 9 シート給送手段 10 シート供給装置 100 複写機(画像形成装置) 101 複写機本体 102 シート供給デッキ(シート積載手段) 103 シート供給カセット(シート積載手段) 105 シート供給カセット(シート積載手段) 106 シート分離供給手段 107 シート分離供給手段 109 シート分離供給手段 110 レジストローラ対 111 感光体ドラム(画像形成装置) 112 転写帯電器
Claims (3)
- 【請求項1】 シート積載手段からシートに接触して該
シートを給送するシート給送手段を備えたシート供給装
置において、 前記シート給送手段が、回転駆動力を受ける駆動軸と、
該駆動軸に遊嵌する給送ローラと、前記駆動軸と前記給
送ローラとを接続して前記給送ローラが前記駆動軸より
遅れて始動するようにする遅延回転力伝達体とを備えて
いることを特徴とするシート供給装置。 - 【請求項2】 前記遅延回転力伝達体が、前記給送ロー
ラが前記シートに接触した状態で前記駆動軸が回転した
とき、前記駆動軸に巻きついて前記給送ローラを前記駆
動軸と一体に回転させるコイルばねであることを特徴と
する請求項1に記載のシート供給装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のシート供給装置と、 該シート供給装置から供給されるシートに画像を形成す
る画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355199A JP2000177862A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10355199A JP2000177862A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177862A true JP2000177862A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18442528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10355199A Pending JP2000177862A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000177862A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230666A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Kyocera Mita Corp | シート給送装置及びそれを備えた画像形成装置 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10355199A patent/JP2000177862A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230666A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Kyocera Mita Corp | シート給送装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6769679B2 (en) | Roller, sheet feed apparatus, and image forming apparatus | |
US5423526A (en) | Sheet supplying apparatus | |
JP3571983B2 (ja) | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置並びに画像読取装置 | |
JPH11193141A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JP2000177862A (ja) | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 | |
JP2002293443A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000177874A (ja) | 給送装置及び画像形成装置 | |
JP3710430B2 (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JP2000203728A (ja) | シ―ト材給送装置及び画像形成装置 | |
JP3625365B2 (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JP2000062990A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JPH11171359A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JP2000168972A (ja) | シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JP3595679B2 (ja) | シート給送装置及び画像処理装置 | |
JP2001080770A (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JPH11246067A (ja) | トルクリミッタ及びシート給送装置及び画像処理装置 | |
JPH07117880A (ja) | シート材供給装置及び画像形成装置 | |
JPH11217128A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JP2001072263A (ja) | シート材給送装置及びシート材処理装置 | |
JP2003276891A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JPH11218152A (ja) | トルクリミッタ及びシート給送装置及び画像処理装置 | |
JP2000203735A (ja) | シ―ト材給送装置及びシ―ト材処理装置 | |
JPH11222326A (ja) | シート材給送装置及び画像処理装置 | |
JPH11286340A (ja) | シート材給送装置及び画像形成装置 | |
JP3327855B2 (ja) | シート供給装置と該装置を備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |