JP2000168972A - シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート供給装置及び該装置を備えた画像形成装置

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JP2000168972A
JP2000168972A JP10349102A JP34910298A JP2000168972A JP 2000168972 A JP2000168972 A JP 2000168972A JP 10349102 A JP10349102 A JP 10349102A JP 34910298 A JP34910298 A JP 34910298A JP 2000168972 A JP2000168972 A JP 2000168972A
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sheet
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retard roller
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Atsushi Agata
淳 阿形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート供給装置において、フィードローラと
リタードローラとの間にシートが突入したときの衝撃を
緩衝する。 【解決手段】 シート供給装置40は、シート積載手段
1から給送されてきたシートSを1枚ずつ分離して搬送
する接離可能なフィードローラ8及びリタードローラ1
0と、フィードローラとリタードローラとの一方のロー
ラを他方のローラに圧接させる付勢手段23と、を備
え、さらに、シート搬送時に、一方のローラが他方のロ
ーラに対して接離するときの付勢手段の振動を緩衝する
減衰手段25を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを1枚ずつ
供給するシート供給装置と、このシート供給装置を装備
した画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に従来のシート供給装置201を示
す。
【0003】このシート供給装置201は、不図示の画
像形成装置にシートSを供給する装置である。
【0004】なお、シートには、普通紙、普通紙の代用
品である厚みの薄い樹脂製のシート、葉書、ボール紙、
封書、プラスチック製の薄板等がある。
【0005】シート供給装置201は、不図示のシート
積載台上に複数枚のシートが積み重ねられて収納された
シート収納装置203から最上位のシートSを1枚ずつ
給送するピックアップローラ205と、このピックアッ
プローラ205によりシート収納装置203から給送さ
れたシートSを画像形成装置本体内(図示矢印b方向)
へ搬送するフィードローラ206と、このフィードロー
ラ206に対向して配設され、シート収納装置203か
ら給送されてきたシートが複数枚の場合にはフィードロ
ーラ206の回転方向と逆方向に回転してシートSを分
離して1枚のシートだけ搬送するリタードローラ207
と、画像形成装置本体の手前に配置された搬送ローラ対
209,209と等で構成されている。
【0006】また、ピックアップローラ205並びにフ
ィードローラ206及びリタードローラ207との間の
シート通過領域210にはガイド211が配設され、フ
ィードローラ206及びリタードローラ207並びに搬
送ローラ対209,209との間にガイド212が配設
され、さらに、搬送ローラ対209と画像形成装置本体
との間にも配設されている。それぞれのガイド211,
212は、シートSを案内搬送するようになっている。
【0007】フィードローラ206とリタードローラ2
07は、図9に示す駆動伝達装置213によって駆動さ
れる。
【0008】駆動伝達装置213には、フィードローラ
206が設けられたフィードローラ軸215に対して、
リタードローラ207が設けられたリタードローラ軸2
16及びこのリタードローラ軸216に連結されたリタ
ードローラ駆動軸217が平行に配設されている。
【0009】リタードローラ軸216は、図示しない揺
動自在な支持部材に支持されてフィードローラ軸215
に対して平行に接近離間可能になっている。また、リタ
ードローラ軸216とリタードローラ駆動軸217との
間には、カップリング219とトルクリミッター220
とが連結されている。
【0010】更に、フィードローラ軸215の端部に
は、図示しない画像形成装置本体のメイン駆動手段から
駆動入力ベルト221を介して伝達された回転駆動力を
フィードローラ軸215に伝達する電磁クラッチ222
が設けられている。また、フィードローラ軸215とリ
タードローラ駆動軸217との間には、フィードローラ
軸215に伝達された回転駆動力をリタードローラ駆動
軸217に伝達するリタード駆動ベルト223が巻き掛
けられている。
【0011】カップリング219は、リタードローラ2
07が変位しても、回転駆動力をリタードローラ駆動軸
217からリタードローラ軸216に伝達する継手であ
る。
【0012】駆動伝達装置213によるフィードローラ
206とリタードローラ207の駆動について説明す
る。
【0013】不図示の画像形成装置本体のメイン駆動手
段から与えられた回転駆動力は、駆動入力ベルト221
に伝達され、シート供給タイミングに応じてON−OF
F制御される電磁クラッチ222のアマチュア部に設け
られたプーリ225に入力される。
【0014】ここで、電磁クラッチ222のロータ部と
一体に回転するフィードローラ軸215並びにリタード
ローラ駆動軸217及びリタードローラ軸216は、リ
タード駆動ベルト223によって回転駆動力が伝達され
るようになっているので、フィードローラ軸215並び
にリタードローラ軸216及びリタードローラ駆動軸2
17は同方向に回転し、フィードローラ206とリター
ドローラ207は、シート供給タイミングON時に同期
して回転駆動される。
【0015】駆動伝達手段213により、シートSが矢
印b方向に1枚ずつ送られるとき、リタードローラ20
7は、フィードローラ206とシートSとの間の摩擦力
によりトルクリミッター220が空転して、リタードロ
ーラ駆動軸217の駆動回転方向と逆方向に回転する。
【0016】また、複数枚のシートSが重なって供給さ
れたとき(シートSが重送されたとき)、リタードロー
ラ207とシートSとの間の摩擦力に対して、複数枚の
シートS同士の摩擦力が小さいことから、トルクリミッ
ター220は空転せず、リタードローラ207はリター
ドローラ駆動軸217の回転駆動方向と同方向に回転す
る。これにより、重送されたシートSの中のフィードロ
ーラ206側、すなわち最上部のシートSとそれ以外の
シートSとを分離し、画像形成装置本体内へのシートS
の重送が防止される。
【0017】次に、シート供給装置201によるシート
Sの供給、分離条件を満足する理論式について説明す
る。
【0018】 N>[(T/rμBP)+(μAPP −μAP)W/μBP]・・・式(1) N<[(T/rμBPP )−(2μAPP W/μBPP )]・・・式(2) N<(T/rμCP)・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(3) ここで μAP :ピックアップローラ205とシートS間の摩擦
係数 μBP :フィードローラ206とシートS間の摩擦係数 μCP :リタードローラ207とシートS間の摩擦係数 μAPP :ピックアップローラ205加圧部下のシートS
間の摩擦係数 μBPP :フィードローラ206とリタードローラ207
とのニップ部のシートS間の摩擦係数 N:リタードローラ207の加圧力 T:トルクリミッター220の空転トルク r:リタードローラ207の半径 W:ピックアップローラ205の加圧力とする。
【0019】式(1)はシート供給条件を、式(2)は
分離条件を、式(3)はリタードローラつれまわり条件
を、それぞれ満足する式である。
【0020】なお、上式中で同一のシートを用いれば各
ローラ加圧部の摩擦係数はさほど大きくばらつくことは
ない。このため、μAPP ≒μBPP =μPPと置き換えると
式(1)、式(2)はそれぞれ次の式(4)、式(5)
となる。
【0021】 N>[(T/rμBP)+(μPP−μAP)W/μBP]・・・式(4) N<[(T/rμPP)−2W]・・・・・・・・・・・・式(5) 式(3)、式(4)、式(5)の関係をリタードローラ
7の加圧力Nとトルクリミッター220の空転トルクT
をパラメータとしてグラフ化したものを図10に示す。
【0022】図10において、斜線部が給送領域であ
る。すなわち、斜線部領域を拡大するには、各ローラと
シート間の摩擦係数を大きくするか、ピックアップロー
ラ205の加圧力を小さくするかが必要となる。
【0023】また、リタードローラ207の加圧力Nと
トルクリミッター220の空転トルクTとを共に大きく
する方向(図中右上の方向)の条件下にシートを供給す
る条件を設定した方が給送領域は広くなることが理解で
きる。但し、トルクリミッター220の空転トルクをあ
まり大きくすると、ローラ駆動における負荷トルクが増
大するため、適正給送領域の上限(図中右上の限界)も
ある程度の制約を受けることになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】重送されたシートを分
離するフィードローラ206とリタードローラ207に
おいて、両ローラを互いに圧接させる所定の圧接圧を得
るために、一般的にばねが用いられている。
【0025】また、近年、供給するシートが多様化して
いるため、シートのマテリアルにより図10に示す給送
領域は異なるが、各マテリアルを満足する給送領域はご
く限られてきている。
【0026】ところで、シート供給時とシート分離時
に、搬送されてくるシートから受ける突入ショックによ
ってフィードローラ、リタードローラ及びリタードばね
が振動し、当初に設計した給送領域から外れることがあ
る。これによりシートの重送やシートの給送不良を引き
起こし、安定したシートの供給が行えないことがあっ
た。
【0027】また、画像形成装置は、このようなシート
供給装置を備えていると、シートに画像を確実に形成す
ることができない。
【0028】(目的)本発明は、フィードローラとリタ
ードローラとの間に、シートが突入したときの衝撃、両
ローラの回転振動等による、両ローラ同士の圧接圧の変
動を押えて、シートの重送を確実に防止できるシート供
給装置と、このシート供給装置を備え、該装置から送ら
れてくるシートに画像を形成する画像形成装置とを提供
することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明のシート供給装置
は、シート積載手段から給送されてきたシートを1枚ず
つ分離して搬送する接離可能なフィードローラ及びリタ
ードローラと、前記フィードローラとリタードローラと
の一方のローラを他方のローラに圧接させる付勢手段
と、を備えたシート供給装置において、シート搬送時
に、前記一方のローラが前記他方のローラに対して接離
するときの前記付勢手段の振動を緩衝する減衰手段を備
えている。
【0030】付勢手段の付勢力が加わっている上記一方
のローラは、上記他方のローラに対して接離可能になっ
ている。
【0031】シート積載手段から給送されてきたシート
は、フィードローラとリタードローラとのニップに進入
する。そのとき、シートが重送されて進入すると、上記
一方のローラは急激に上記他方のローラから離れる。こ
のため、付勢手段に急激な力が作用し、付勢手段は振動
しようとする。しかし、減衰手段によってその振動が吸
収され、上記一方の付勢手段の振動が減衰される。よっ
て、重送されるシートは、確実に1枚ずつ分離されて搬
送される。
【0032】前記付勢手段と前記減衰手段とは、平行に
配設されている。
【0033】このように配設されていると、減衰手段の
作用方向と付勢手段の作用方向が一致して減衰手段の減
衰作用が確実に有効に働く。
【0034】前記減衰手段が、径の異なる1対の有底筒
の開口端同士を向き合わせてシールを介在させて嵌合
し、少なくとも一方の有底筒にエア抜き用の小孔を備え
たエアダンパであり、該エアダンパ内に前記付勢手段を
収納してある。
【0035】このようにすると、減衰手段とエアダンパ
との配設スペースが狭くなる。
【0036】前記付勢手段がコイルばねであり、前記減
衰手段の外周に前記コイルばねが遊嵌している。
【0037】このようにすると、減衰手段とエアダンパ
との配設スペースが狭くなる。
【0038】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態のシート
供給装置の斜視図である。図2は、図1のシート供給装
置の主要部の斜視図である。
【0039】シート供給装置40の構成を説明する。
【0040】ピックアップローラ6は、ピックアップロ
ーラ軸7に固定されている。また、ピックアップローラ
軸7は、ピックアップローラ支持板16を介して、フィ
ードローラ軸9に連結され、タイミングベルト19によ
ってフィードローラ軸9より回転駆動力が伝達される。
フィードローラ8は、フィードローラ軸9に対して固定
されている。
【0041】リタードローラ10はカップリング22に
同軸的に連結されている。カップリング22はトルクリ
ミッタ21に同軸的に連結されている。一方、トルクリ
ミッタ21はリタードローラ軸11と回転不能に固定さ
れ所定のトルクをカップリング22に伝達する。また、
リタードローラ軸11は、ギアA12、ギアB13を介
して、フィードローラ軸9とは反対の方向に回転駆動力
が伝達されるようになっている。
【0042】リタードローラ10はリタードローラアー
ム20に対して回転自在に支持され、また、リタードロ
ーラアーム20はU字状のリタードローラ支持板15に
回転可能に支持されている。リタードローラアーム軸2
4はリタードローラアーム20に固定されている。図2
において、リタードばね(付勢手段)23とダンパ(減
衰手段)25とがリタードローラ支持板15とリタード
ローラアーム軸24との間に設けられている。
【0043】次に、シート供給装置40の動作を説明す
る。
【0044】シートSの供給開始時、ピックアップロー
ラ6は矢印d方向に、フィードローラ8は矢印e方向に
回転している。リタードローラは矢印f方向に回転駆動
力を受けながら、矢印g方向にフィードローラ8に追従
回転させられている。
【0045】シート供給カセット(シート積載手段)1
に収容されているシートSは、ピックアップローラによ
ってフィードローラ8とリタードローラ10とに搬送さ
れる。ここで、シートSがこのローラ対8,10のニッ
プに進入するとき、リタードローラ10がリタードロー
ラアーム20を介してリタードローラ支持板15に回転
可能に支持されているため、シートSの突入時の衝撃に
よってリタードローラアーム20が矢印j方向に回転す
る。
【0046】すると、リタードばね23とダンパ25は
矢印m方向に引っ張られる。衝撃が吸収されながら、リ
タードばね23とダンパ25は矢印k方向に収縮する。
ダンパ25は、リタードローラ10が矢印j方向へ急激
に移動するの阻止している。
【0047】このように、シート供給装置30は、リタ
ードばね23に並列に設けられたダンパ25の減衰作用
によって、リタードばね23の振動を小さくし、且つそ
の振動を短時間に収束させることができ、シートを重送
することなく、安定したシートの供給を行なうことがで
きる。
【0048】図3は、本発明のシート供給装置の主要部
の他の実施形態の部品であるダンパ(減衰手段)26の
斜視図である。図4は、図3のばね内蔵のダンパ26の
断面図である。このダンパ26は、いわゆるエアダンパ
である。
【0049】ハウジングA(有底筒)27とハウジング
B(有底筒)28はリタードばね(付勢手段)30を収
納し、シール部材(シール)29によって互いにシール
されている。リタードばね30はコイルばねであり、各
々の端部はハウジングA27、ハウジングB28にそれ
ぞれ固定されている。ハウジングB27にエア抜き用の
小孔33が開いており、この小孔33の面積を変える
と、ダンパ26の減衰力を調整することができる。ばね
内蔵のダンパ26は、ハウジングA27とハウジングB
28とをリタードローラアーム軸24とリタードローラ
支持板15と設けて、矢印k、m方向への伸縮が可能に
なっている。
【0050】このダンパ26は、ばねとダンパを一体化
してあるので、シート供給装置を小型にすることができ
る。
【0051】図5は、本発明シート供給装置の主要部の
他の実施形態の部品であるダンパ(減衰手段)31の斜
視図である。
【0052】リタードばね(付勢手段)32の両端はダ
ンパ31のフランジ部に固定されており、矢印k、m方
向への伸縮が可能になっている。そして、ダンパ31の
一端はリタードローラアーム軸24上に固定されてい
て、ローラアーム軸24のスラスト方向への移動が規制
されている。また、ダンパ31の他端は、リタードロー
ラ支持板15に固定されている。
【0053】このダンパ31も、ばねとダンパを一体化
してあるので、シート供給装置を小型にすることができ
る。
【0054】以上説明した、シート供給装置30は、図
7に示す画像形成装置の1例である複写機100の本体
101に装備されて、使用されることが多い。
【0055】なお、画像形成装置には、複写機、ファク
シミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等があり、シー
ト供給装置30は、これらの本体に組み込まれて、シー
トを1枚ずつ本体に供給することができるようになって
おり、複写機のみに限定されて使用されるものではな
い。
【0056】複写機100は、複写機本体101の一側
部に多量のシートSを積載収納したシート供給デッキ1
02を備える他、複写機本体101内の下部に所定量の
シートSを積載収納した複数のシート供給カセット1、
1を備えている。
【0057】そして、シートSを供給するシート供給部
としてのシート供給デッキ102とシート供給カセット
1、1との近くには、それぞれ、リタード分離方式の本
発明の実施形態のシート供給装置40、40、40が備
えられている。
【0058】シート供給デッキ102、シート供給カセ
ット1、1内のシートSはそれぞれのシート供給装置4
0、40、40によってシートが供給されると、まず回
転停止しているレジストローラ対110に送られて、こ
こで斜行状態の矯正が行われる。
【0059】次いで、感光体ドラム111上に形成され
る潜像とのタイミングをとって回転するレジストローラ
110により、画像形成手段118を構成している感光
体ドラム111と転写帯電器112との間に送られて、
ここで感光体ドラム111上のトナー像が転写される
(画像形成)。
【0060】この後、シートSは搬送ベルト113によ
り定着器(定着口一ラ対)115に送られて、ここで転
写されたトナー像をシート面に定着させるための定着処
理がなされる。
【0061】本複写機100はシートSへの両面複写を
行う両面複写モードと多重複写を行う多重複写モードと
を備えているが、通常複写モードの場合、定着処理後の
シートSは内シート排出ローラ対117により機外のシ
ート排出トレイ119上に排出される。
【0062】また、両面複写モードと多重複写モードの
場合には、内シート排出ローラ対116またはスイッチ
バックローラ対127により再シート供給パス120と
両面搬送パス126を介して中間トレイ121上に一時
的に積載収納される。
【0063】そして中間トレイ121上に収納されたシ
ートSは再シート供給装置130により再び画像形成の
ためにレジストローラ対110に搬送され、以後片面複
写と同一のプロセスを経て機外に排出される。
【0064】この複写機100は、シートを重送するこ
となく確実に1枚ずつ供給することのできるシート供給
装置40によって供給されるシートに画像を形成するた
め、シートに確実に画像を形成することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明のシート供給装置は、減衰手段を
備えることによって、付勢手段の振動を小さくもしく
は、短時間に収束させることができ、安定したシートの
供給動作を行うことができる。
【0066】付勢手段と減衰手段が平行に配設されてい
ると、減衰手段の作用方向と付勢手段の作用方向が一致
して減衰手段の減衰作用が確実に有効に働く。
【0067】減衰手段が、エアダンパであって、付勢手
段を収納していると、減衰手段とエアダンパとの配設ス
ペースを狭くすることができる。
【0068】付勢手段がコイルばねであって減衰手段の
外周に遊嵌していると、エアダンパとの配設スペースを
狭くすることができる。
【0069】上記のシート供給装置を備えていると、シ
ートが確実に送られてくるため、シートに画像を正確に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート供給装置の斜視図で
ある。
【図2】図1のシート供給装置の主要部の斜視図であ
る。
【図3】他の実施形態のダンパの斜視図である。
【図4】図3のダンパの断面図である。
【図5】他の実施形態のダンパの斜視図である。
【図6】ダンパの働きを説明するための図である。
【図7】図1のシート供給装置が装備された複写機の概
略正面断面図である。
【図8】従来のシート供給装置の概略正面断面図であ
る。
【図9】従来のシート供給装置の駆動部分の斜視図であ
る。
【図10】リタードローラの加圧力とトルクリミッタの
空転トルクをパラメータとして、給送領域をグラフ化し
た図である。
【符号の説明】
S シート 1 シート供給カセット(シート積載手段) 6 ピックアップローラ 8 フィードローラ 10 リタードローラ 14 ローラ軸支持板 15 リタードローラ支持板 16 ピックアップローラ支持板 20 リタードローラアーム 21 トルクリミッタ 22 カップリング 23 リタードばね(付勢手段) 24 リタードローラアーム軸 25 ダンパ(減衰手段) 26 ダンパ(減衰手段) 27 ハウジングA(有底筒) 28 ハウジングB(有底筒) 29 シール部材(シール) 30 リタードばね(付勢手段) 31 ダンパ(減衰手段) 32 リタードばね(付勢手段) 33 エア抜き用の小孔 40 シート供給装置 100 複写機(画像形成装置) 101 複写機本体(画像形成装置本体) 118 画像形成手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート積載手段から給送されてきたシー
    トを1枚ずつ分離して搬送する接離可能なフィードロー
    ラ及びリタードローラと、 前記フィードローラとリタードローラとの一方のローラ
    を他方のローラに圧接させる付勢手段と、を備えたシー
    ト供給装置において、 シート搬送時に、前記一方のローラが前記他方のローラ
    に対して接離するときの前記付勢手段の振動を緩衝する
    減衰手段を備えたことを特徴とするシート供給装置。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段と前記減衰手段とが、平行
    に配設されたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記減衰手段が、径の異なる1対の有底
    筒の開口端同士を向き合わせてシールを介在させて嵌合
    し、少なくとも一方の有底筒にエア抜き用の小孔を備え
    たエアダンパであり、該エアダンパ内に前記付勢手段を
    収納したことを特徴とする請求項1に記載のシート供給
    装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段がコイルばねであり、前記
    減衰手段の外周に前記コイルばねが遊嵌していることを
    特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内、いずれか1項のシ
    ート供給装置と、 前記シート供給装置から送られてくるシートに画像を形
    成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104709736A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 虹光精密工业(苏州)有限公司 分纸装置及应用该分纸装置的事务机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104709736A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 虹光精密工业(苏州)有限公司 分纸装置及应用该分纸装置的事务机

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