JP2000177661A - 狭道用牽引式運搬台車 - Google Patents
狭道用牽引式運搬台車Info
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Abstract
るための実質的な方向転換を可能にする。 【解決手段】 運搬台車1 を自走式車両2 で牽引する運
搬台車において、運搬台車が、自走式車両に設けてある
牽引部側と選択的に連結及び切り離し可能な被連結部31
を前部及び後部の双方に夫々設けられ、前輪二輪4 、5
、後輪二輪6 、7の四輪を有し、四輪それぞれが路面に
略直角な軸線13の回りに旋回自在な自在車輪であり、前
二輪と後二輪とを夫々にリンク機構8 によって連動旋回
するように連結し、運搬台車が牽引されるときの二輪が
自走式車両の旋回に従動する舵取り機構9 を前輪と後輪
とに独立して設けてある。舵取り機構が、リンク機構に
より連動する二輪と同様に回動するように台車本体にピ
ン29結合されると共に途中をリンク機構にピン30結合さ
れ他端を自走式車両側に伸延形成されその伸延形成され
た端部に被連結部が設けられた舵取り棒26を有してい
る。
Description
軌道横の狭い作業用通路のような狭道を作業用具を積載
して運搬する運搬台車を、自走式車両が牽引して走行す
る狭道用牽引式運搬台車に関する。
道横の作業用通路の幅が狭いためトラック等の車両は使
用できないから、作業用具を現場に運搬するために狭い
作業用通路を通行できる自走式運搬台車が使用されてい
る。その自走式運搬台車は農業用運搬台車の台車部分
を、作業用通路を通行可能な幅に縮小改造した特製のも
のである。その作業用通路は一般的には100〜120
cmの幅である。また、この特製の作業用運搬台車の台
車部分は狭い作業用通路を通行できる範囲でできるだけ
広く形成されている。従って、作業用通路内で運搬台車
が旋回して方向を逆にすることはできない。
が毎時15kmと規制されているため、速い走行には適
したものでなく、通常は約8km程度の低速度で移動し
ている。ところが軌道の保線工事は、最終列車の通過後
から試験走行列車の通過前のわずかな時間、すなわち、
4〜5時間以内に完了させることが必要である。
は営業路線の10〜20km毎に設けられた修理基地に
常駐しており、作業場まで遠い場合で10kmの走行が
必要である。従って、遠い場合には作業場までの往復に
2.5時間を要することになる。また、作業時間が終了
して帰路につくためには、作業用運搬台車を4〜5人で
持ち上げて前後を逆方向にすることが必要である。10
0kg程度ある台車を人力で持ち上げることは多大な労
力を要する作業であると同時に、方向転換作業には20
分を要しており、実作業時間は後片付けを含めて1.2
〜2.2時間しかとれないと言う問題があった。本発明
は、比較的高速の走行が可能で、軌道横の作業用通路の
ような狭道において逆方向に進行するための実質的な方
向転換が可能な運搬台車を提供することを課題とする。
しない運搬台車を自走式車両で牽引する狭道用牽引式運
搬台車において、前記自走式車両が、原動機付き自転車
であって牽引部を設けてあり、前記運搬台車が、前記原
動機付き自転車に設けた牽引部と選択的に連結及び切り
離し可能な被連結部を前部及び後部の双方に有すること
を特徴とする(請求項1)。
道において、進行方向を反対向きに変えて進行すると
き、運搬台車よりは動かしやすい原動機付き自転車を反
対側に移動させて連結することにより、反対向きの進行
が可能となる。
車であるものとするのがよい(請求項2)。三輪車のほ
うが安定性が良いから、運搬台車を牽引して走行し易
い。
自走式車両で牽引する狭道用牽引式運搬台車において、
前記運搬台車が、前記自走式車両に設けてある牽引部側
と選択的に連結及び切り離し可能な被連結部を前部及び
後部の双方に夫々設けられ、前輪二輪、後輪二輪の四輪
を有し、これら四輪それぞれが路面に略直角な軸線の回
りに旋回自在な自在車輪であり、前記前二輪と前記後二
輪とを夫々にリンク機構によって連動旋回するように連
結し、前記運搬台車が牽引されるときの前記自走式車両
側の二輪が自走式車両の旋回に従動する舵取り機構を前
輪と後輪とに独立して設けてあることを特徴とする(請
求項3)。
道において、進行方向を反対向きに変えて進行すると
き、自走式車両を反対側に移動させて連結することによ
り、反対向きの進行が可能となる。そして、前輪と後輪
とに独立した舵取り機構を設けてあるから、反対向きの
進行であっても自走式車両側に位置する前輪二輪又は後
輪二輪が自走式車両の舵取りによる旋回に従動し、屈曲
走行が可能となる。
連動する二輪と同様に回動するように一端を台車本体に
ピン結合されると共に途中を前記リンク機構にピン結合
され他端を連結される自走式車両側に伸延形成されその
伸延形成された端部に前記被連結部が設けられた舵取り
棒を有している構成とするのがい(請求項4)。この構
成では自走式車両が直進走行すると、連結された舵取り
棒が直進方向にに引かれこれに連動する二輪も同じ進行
方向に向かった状態に維持されて直進する。また、自走
式車両が所定の方向へ旋回すると、舵取り棒が旋回方向
へ向かうように従動し、この従動は台車本体にピン結合
されているピンを中心とする旋回であるから、この旋回
量に応じてリンク機構で連結されている二輪も旋回し、
運搬台車の舵取りが行われる。また、運搬台車が舵取り
棒を介して自走式車両に連結されるから、舵取り部分と
被連結部分が一体化されていて構造が簡略である。
共に旋回し連結される自走式車両側へ伸延した第1リン
クと、前記二輪の前記第1リンクを平行な状態で連結し
ている第2リンクとで構成され、前記運搬台車の直進す
る方向に前記二輪が向かう直進旋回位置となるように前
記第1リンクを運搬台車本体側に対して弾性的に規制し
ているばねを設けた構成とするのがよい(請求項5)。
この構成では運搬台車の直進する方向に前記二輪が向か
う直進旋回位置となるように規制しているばねを設けた
から、狭道の直進部分から屈曲部分に進行したときにば
ねが変形してエネルギーを蓄え、屈曲部分から直進部分
に進行したとき蓄えたエネルギーを放出して、第1リン
クを前記二輪が直進する直進旋回位置に戻すように作用
し、旋回進行状態に向いている舵取り棒を直進状態に戻
す作用力を生じる。この直進状態に戻す作用力があるこ
とによって直進状態に戻る時期が遅くならず、比較的速
い進行速度で運搬台車が牽引されても不都合が生じな
い。前記ばねは、コイルばねで形成し、各第1リンクを
左右で同様に内側へ引っ張るように、第1リンクと台車
本体との間に設けるのがよい。これにより外力の作用し
ていない状態では二輪が直進する方向に弾性的に規制さ
れており、舵取り棒が左右のいずれかに向きを変えられ
ると一方のばねが緩み他方のばねが伸びてエネルギーを
蓄えられ、舵取り棒が向きを元の直進する方向に戻され
るときに蓄えられたエネルギーが放出されて二輪が直進
状態に戻る動作が迅速に行われる。
置を設けてあり、その連結装置が、一端を前記牽引部に
路面に直角なピンでそのピンの回りに回動可能に連結さ
れ、他端を前記被連結部に着脱可能に結合される結合部
を有し、途中に牽引方向の軸線の回りに自在に回転可能
な回転連結部を設けた構成とするのがよい(請求項
6)。この構成では連結装置の一端が牽引部に路面に直
角なピンの回りに回動可能に連結されているから、自走
式車両のハンドル操作で進行方向が変わって牽引部が側
方へ変位した分だけ連結装置に伝わる。また、回転連結
部があることによって自走式車両と運搬台車との相対的
なローリングが互いに影響し合わない。従って、自走式
車両を運転しやすい。
輪の三輪車である構成とするのがよい(請求項7)。こ
の構成では三輪車のほうが安定性が良いから、運搬台車
を牽引して走行し易い。
4を用いて説明する。この狭道用牽引式運搬台車1は、
新幹線の軌道横の作業用通路を作業用具を積載して走行
するようにしたものであり、自走式車両2、例えば原動
機付き自転車の後輪が二輪である三輪車、によって牽引
される形式のものであり、台車本体3、前輪(説明の便
宜上前輪とする)の二輪4、5、後輪(説明の便宜上後
輪とする)の二輪6、7、リンク機構8、舵取り機構
9、連結装置10等で構成されている。
前後方向に長い直方体状で上方に開口した箱形に形成さ
れ、上部に手すり11を設けてあり、両側面には2個ず
つガイドローラ12(図1では図示省略)を突設してあ
り、略左右対称、前後にも略対称な構造である。ガイド
ローラ12は、この運搬台車が使用時に通る作業用通路
が溝状に形成されており、その側壁に台車本体3が直接
当接すると損傷したり、走行に支障を来すから、これを
避けるためである。
うに、路面に直角な夫々の旋回軸線13の回りに旋回自
在な自在車輪(自在キャスター)で構成された前輪4、
5、後輪6、7(前後の別は説明の便宜上である)を、
その箱状の下面に取り付けて、四輪の台車としてある。
すなわち、台車本体3の長手方向の一方を、例えば図
1、図2の右側を、便宜上前側として説明すると、前側
に2個の前輪4、5、後側に2個の後輪6、7を設けて
ある。前後輪4〜7は、夫々同じもので、車輪の軸14
の軸受部15(図4(a)参照)が、前記旋回軸線13
の回りに旋回する斜め下方へ伸延した旋回アーム16の
先端部に設けてあり、旋回軸線13から離れた位置にあ
り、旋回軸線13を地面側へ延長した位置から離れた位
置で車輪が接地している。前輪4、5、後輪6、7は、
夫々に対をなしていて、前輪同士、後輪同士が常に同じ
進行方向を向くように、そして前輪4、5は夫々の旋回
軸線13よりも前側で接地するように(図1参照)、ま
た後輪6、7は夫々の旋回軸線13よりも後側で接地す
るように、夫々がリンク機構8で同様に拘束されてい
る。
前側のものについて説明し後側のものは同じ図面符号で
示して説明を省略する。リンク機構8は、第1リンク1
7、18と、第2リンク19と、リンク結合用のピン等
とで構成され、ばね20、21を併設されている。第1
リンク17、18は、図2に示すように、前輪4、5の
夫々の車輪軸14の軸受15から前方へ伸延するように
形成された枠状のもので、一端がこの例では車輪軸14
を両外方へ延長形成した部分に枢軸支されている。第1
リンク17、18は、前方へ平行に同じ距離伸延した状
態でその他端、つまり伸延端を第2リンク19でリンク
結合してある。図2中の22はリンク結合しているピン
である。このリンク機構8によって前輪4、5は常に同
じ方向に向かうように拘束される。
車本体3側との間にばね20、21を設けてある。ばね
20、21は、図1、図4(b)に示すように、一連の
コイルばねであり、中間位置を台車本体3の下面前側の
中心部に固定され、両側端部が斜め下方へ伸延し第1リ
ンク17、18の前側端に連結してある。夫々のばね2
0、21は、第1リンク17、18が丁度前方に向かっ
ている状態で、同様に適度の張力を与えられて設けてあ
り、これによって外力が作用していない時は常に前輪
4、5が前方へ向かうように弾性的に拘束される。図4
(b)において、23、24はコイルばねの案内筒であ
る。また、図1において、第1リンク17の後端から斜
め上方へ伸延しているものは、ストッパアーム25で、
第1リンク17、18の夫々に固定して設けてあり、斜
め上方の伸延端が夫々の旋回アーム16の上部に後方か
ら係合しており、これによって第1リンク17、18が
上方への回動は許容されるが下方への回動は阻止され、
略水平に保持される。
設けられ、台車本体3と、前後の各リンク機構8とに対
して、舵取り棒26、27を設けたものである。この舵
取り機構9も前後で同じ構成であるから、前部の舵取り
棒26について説明し、後部のものについては同じ図面
符号で示して説明を省略する。舵取り棒26は、図1、
図2に示すように、細長い板状体の一端を、前記第2リ
ンク19と同じ高さで台車本体3側に設けた舵取り棒支
持部28に、ピン29で水平方向に回動可能に結合して
あり、前方へ伸延した他方の途中を、前記第2リンク1
9の中間に同様にピン30で結合してあり、さらに前方
へ伸延した端部に、牽引車両側、すなわち原動機付き自
転車2側との被連結部31に形成されている。この被連
結部31は上下に少し離れた2枚の板状体が更に前方へ
伸延するように固定されたもので、2枚の板状体を上下
に貫通して2箇所に連結ピン挿通用のピン孔32を穿設
してある。また、図2に見られる、舵取り棒26の孔3
3は、舵取り棒26を係止するためのピン孔で、図1に
見られるように、台車本体3側に設けた係止部34のピ
ン孔35と一致させて、図1の左側(後部側)に示すよ
うに、係止ピン36を挿入することにより舵取り棒27
が係止される。この係止状態は後輪6、7が直進する状
態である。図1の右側(前部側)に実線で示してある状
態は、係止ピン36を外してあり、舵取り棒26を角θ
(45°)回動させた状態である。この舵取り棒26
は、自走式車両2の牽引力を運搬台車3に伝達する牽引
力伝達部を兼ねている。
に、舵取り棒26(又は27)の被連結部31と、牽引
する自走式車両2側の連結部37との間に設けられ、両
端に夫々連結部38、39を有し、途中に、舵取り棒2
6(又は27)の延長軸線の回りに回転可能であり且つ
同軸線の方向に移動を係止するように、ラジアル軸受4
0とスラスト軸受41とを介在させた回転接続部42を
設けてある。図1、図3において、43は自走式車両2
である原付自転車の荷台44に取り付けられる牽引車両
側への取付け部、45は連結部37と38の連結ピンで
ある。この連結ピン45は1本であり、連結された部分
が水平面内で屈曲可能である。
4、5のある前部と、後輪6、7のある後部との双方に
同じように連結部31を設けた構成であるから、例えば
軌道横の作業用通路において、180°の方向転換をす
る場合に、図1に示すように前輪4、5側で自走式車両
2と連結されているとすると、この状態からピン50を
抜いて切り離し、自走式車両2を作業者が持ち上げて後
輪6、7側へ移動させ、ピン50を差し込んで連結すれ
ばよい。なお、係止ピン36は前輪4、5側の係止部3
4に差し替える。この時、自走式車両2の移動に労力を
要するが、自走式車両2は原動機付き三輪車であるか
ら、2人の作業者であれば簡単に移動させることができ
るから、従来のように数人掛かりで台車の方向転換を行
う場合に比べて、労力が少なく、しかも短時間で方向転
換できる。
想線で示す自走式車両2に連結されて前方へ(図の右
へ)走行するとき、図1の状態で行われる。すなわち、
図1の状態は、前側の舵取り棒26が係止部34に対す
る係止を解除されていて左右に回動可能であり、その回
動に伴って前車輪4、5が旋回軸線13の回りに旋回し
て向きを舵取り棒26に沿う方向へ旋回するようになっ
ており、後側の舵取り棒27が係止部34に係止ピン3
6で係止されていて回動できず、後車輪6、7も直進状
態に保持されている状態である。自走式車両2が直進走
行状態である時は、舵取り棒26、27は進行方向に一
致しているから、前車輪4、5及び後車輪6、7が直進
状態に保持されていて、安定な状態で直進する。自走式
車両2が直進走行から例えば左旋回状態に移ると、直進
走行では自走式車両2と運搬台車1とが直線状であった
ものが、連結装置10の連結ピン45の位置で屈曲し、
連結ピン45から左方向分力が方向変換力として連結装
置10を介して舵取り棒26の先端部に作用し、連結ピ
ン45が左方へ変位し、舵取り棒26がピン29を中心
に左へ回動し、これに従動する前輪4、5がリンク機構
8を介して同じ向きに方向を変えられて左へ旋回走行す
る。勿論これと逆の右への旋回も、前記と同様に行われ
る。
のように作用する。例えば、左旋回のとき、左側のばね
21は緩み勝手となるが、右側のばね20は引張り勝手
となりその蓄えられたエネルギーで右へ第1リンク18
を引張って元へ戻そうとする引き戻し力が作用してい
る。このばね20、21は、適切な設計により牽引作用
力による方向変換力よりは小さくて、適切な大きさで中
心へ、つまり直進状態に引き戻し力が作用するようにし
たものである。従って、自走式車両2が左旋回状態から
直進状態に戻ると、前記方向変換力が解除された状態と
なるから、直ちに前記引き戻し力によりリンク機構8を
介して舵取り棒26が自走式車両2と同じ直進状態に戻
され、更にリンク機構8が惰性で行き過ぎようとする時
に反対側のばねが抵抗して、所謂ダンパー作用をする。
なお、右旋回のときは、ばね21が引張り勝手となり、
ばね20が緩み勝手となる。このばね20、21が存在
しない場合は、自走式車両2が旋回状態から直進状態に
戻ったとき、直進状態に戻る方向へリンク機構8が惰性
で行き過ぎた状態になり、これが原因となって運搬台車
1の蛇行を誘発し、走行が不安定なものとなる。そし
て、この不安定な走行状況は走行速度が大きくなるほど
著しくなり、毎時10km以上になると走行不能とな
る。従って、ばね20、21を設けたことによって、走
行が安定し、走行速度を速くすることが可能となる。
行中ではないが、例えば所定の作業用通路に進入する時
に、図1の連結状態のものを小さい半径で旋回させる必
要がある時は、後輪6、7側の係止状態に挿入されてい
る係止ピン36を抜き取ってから、舵取り棒27を回動
操作して、前側の舵取り棒26の方向と逆の方向に向け
ると、前輪4、5と逆の方向に後輪6、7を向かわせる
ことができるから、極めて小さい半径で旋回させること
ができる。
した途中に回転接続部42を介在させたことは、この部
分が牽引力は伝達するが、牽引方向の軸線回りの回転は
伝達しないで軸線回りの夫々の回転を許容するから、路
面の凹凸等による自走式車両2と運搬台車1との夫々の
ローリングが互いに干渉しないので、走行に支障がな
く、安定な走行が可能である。この回転接続部42が無
くて固定状態に連結すると、走行が不可能である。
車本体3の幅90cm、長さ180cm、前後輪4〜7
の直径40cm、運搬台車1の高さ150cmである。
また、この狭道用牽引式運搬台車1は、自走式車両2が
排気量50ccの原動機付き三輪車で牽引し、500k
gの荷重を積載し、走行速度毎時30kmで安定した走
行が可能である。
を変えられない狭い幅の狭道において、運搬台車よりは
動かしやすい原動機付き自転車を反対側に移動させて連
結することにより、反対向きの進行が可能となるから、
事実上の方向転換が可能となる効果を奏する。請求項2
に記載の発明は、運搬台車を牽引して走行し易い効果を
奏する。請求項3に記載の発明は、運搬台車が向きを変
えられない狭い幅の狭道において、進行方向を反対向き
に変えて進行するとき、自走式車両を反対側に移動させ
て連結することにより、反対向きの進行が可能となり、
そして、前輪と後輪とに独立した舵取り機構を設けてあ
るから、反対向きの進行であっても自走式車両側に位置
する前輪二輪又は後輪二輪が自走式車両の舵取りによる
旋回に従動し、屈曲走行が可能となる効果奏する。請求
項4に記載の発明は、自走式車両の旋回方向へ舵取り棒
が従動して旋回刷るように運搬台車の舵取りが行われる
効果を奏し、また、運搬台車が舵取り棒を介して自走式
車両に連結されるから、構造が簡略となる効果を奏す
る。請求項5に記載の発明は、旋回進行状態に向いてい
る舵取り棒を直進状態に戻す作用力があることによって
直進状態に戻る時期が遅くならないから、比較的速い進
行速度で運搬台車を牽引可能となる効果を奏する。請求
項6に記載の発明は、自走式車両と運搬台車との相対的
なローリングが互いに影響し合わないから、自走式車両
を運転しやすい効果を奏する。請求項7に記載の発明
は、三輪車のほうが安定性が良いから、運搬台車を牽引
して走行し易い効果を奏する。
ある。
面図である。
ある。
面図、(b)は同実施の形態の部分省略左側面図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 駆動装置を有しない運搬台車を自走式車
両で牽引する狭道用牽引式運搬台車において、前記自走
式車両が、原動機付き自転車であって牽引部を設けてあ
り、前記運搬台車が、前記原動機付き自転車に設けた牽
引部と選択的に連結及び切り離し可能な被連結部を前部
及び後部の双方に有することを特徴とする狭道用牽引式
運搬台車。 - 【請求項2】 請求項1に記載の狭道用牽引式運搬台車
において、前記原動機付き自転車が、後輪二輪の三輪車
であることを特徴とする狭道用牽引式運搬台車。 - 【請求項3】 駆動装置を有しない運搬台車を自走式車
両で牽引する狭道用牽引式運搬台車において、前記運搬
台車が、前記自走式車両に設けてある牽引部側と選択的
に連結及び切り離し可能な被連結部を前部及び後部の双
方に夫々設けられ、前輪二輪、後輪二輪の四輪を有し、
これら四輪それぞれが路面に略直角な軸線の回りに旋回
自在な自在車輪であり、前記前二輪と前記後二輪とを夫
々にリンク機構によって連動旋回するように連結し、前
記運搬台車が牽引されるときの前記自走式車両側の二輪
が自走式車両の旋回に従動する舵取り機構を前輪と後輪
とに独立して設けてあることを特徴とする狭道用牽引式
運搬台車。 - 【請求項4】 請求項3に記載の狭道用牽引式運搬台車
において、前記舵取り機構が、前記リンク機構により連
動する二輪と同様に回動するように一端を台車本体にピ
ン結合されると共に途中を前記リンク機構にピン結合さ
れ他端を連結される自走式車両側に伸延形成されその伸
延形成された端部に前記被連結部が設けられた舵取り棒
を有していることを特徴とする狭道用牽引式運搬台車。 - 【請求項5】 請求項3、又は請求項4に記載の狭道用
牽引式運搬台車において、前記リンク機構が、前記自在
車輪の旋回と共に旋回し連結される自走式車両側へ伸延
した第1リンクと、前記二輪の前記第1リンクを平行な
状態で連結している第2リンクとで構成され、前記運搬
台車の直進する方向に前記二輪が向かう直進旋回位置と
なるように前記第1リンクを運搬台車本体側に対して弾
性的に規制しているばねを設けたことを特徴とする狭道
用牽引式運搬台車。 - 【請求項6】 請求項3、請求項4、又は請求項5に記
載の狭道用牽引式運搬台車において、前記牽引部と前記
被連結部との間に連結装置を設けてあり、その連結装置
が、一端を前記牽引部に路面に直角なピンでそのピンの
回りに回動可能に連結され、他端を前記被連結部に着脱
可能に結合される結合部を有し、途中に牽引方向の軸線
の回りに自在に回転可能な回転連結部を設けたことを特
徴とする狭道用牽引式運搬台車。 - 【請求項7】 請求項3、請求項4、請求項5、又は請
求項6に記載の狭道用牽引式運搬台車において、前記自
走式車両が原動機付き自転車で後二輪の三輪車であるこ
とを特徴とする狭道用牽引式運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354898A JP2000177661A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 狭道用牽引式運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10354898A JP2000177661A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 狭道用牽引式運搬台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177661A true JP2000177661A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18440662
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10354898A Pending JP2000177661A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | 狭道用牽引式運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000177661A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103935420A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-23 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 自启动式货舱 |
KR101629912B1 (ko) * | 2015-03-07 | 2016-06-22 | 충청북도 청주시 (청주시 농업기술센터장) | 트랙터 열차 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10354898A patent/JP2000177661A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103935420A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-23 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 自启动式货舱 |
KR101629912B1 (ko) * | 2015-03-07 | 2016-06-22 | 충청북도 청주시 (청주시 농업기술센터장) | 트랙터 열차 |
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