JPH10100894A - ガイドウェイ車輛のステアリング機構 - Google Patents

ガイドウェイ車輛のステアリング機構

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JPH10100894A
JPH10100894A JP8274079A JP27407996A JPH10100894A JP H10100894 A JPH10100894 A JP H10100894A JP 8274079 A JP8274079 A JP 8274079A JP 27407996 A JP27407996 A JP 27407996A JP H10100894 A JPH10100894 A JP H10100894A
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Japan
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vehicle
guideway
steering
guide
wheel
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Application number
JP8274079A
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English (en)
Inventor
Susumu Iizuka
勧 飯塚
Original Assignee
Hino Motors Ltd
日野自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドウェイ車輛のステアリング機構をばね
上側部材に配設し、該ステアリング機構をばね下側部材
であるナックルに連結することにより、ばね下重量を軽
減させて旋回時の慣性力及び摩擦を低減させて旋回操作
性を向上させると共に、車輛の直進安定性を向上させて
安定化装置の小型化を図り、また案内輪を出没させるた
めの装置を不要化して軽量化及びコストの低減を図る。 【解決手段】 ステアリング機構30をガイドウェイ車
輛43のばね上側部材であるシャシフレーム44,45
に取り付けると共に、該ステアリング機構30をボール
ジョイント54,58を介してばね下側部材であるナッ
クル53,56に連結し、かつステアリング機構30の
案内輪33,34をガイドウェイ車輛43の車幅内かつ
該ガイドウェイ車輛43の先端と前輪41,42との間
の先端寄りの位置に配設した構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドウェイ車輛
のステアリング機構に係り、特に一対の案内輪を夫々ベ
ルクランクで支持する構成としたステアリング機構をガ
イドウェイ車輛のばね上側部材の両側方に配設し、該ス
テアリング機構をばね下側部材であるナックルに連結す
ることにより、ばね下重量を軽減させて旋回時の慣性力
及び摩擦を低減させて旋回操作性を向上させると共に、
車輛の直進安定性を向上させて安定化装置の小型化を図
り、また案内輪が車輛の車体から突出しないで走行でき
るようにすることで、案内輪を出没させるための装置を
不要化して軽量化及びコストの低減を図ったガイドウェ
イ車輛のステアリング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部の公共交通機関としては、鉄道、
地下鉄、バスなどがあるが、少量輸送の手段としてはバ
スが有効な輸送手段である。特に都市中心部においては
バスが重要な交通手段であるが、バスのための専用レー
ンを設けると一般車の走行車線が減少した分だけ交通渋
滞が生じ、またバス専用レーンを設けないと、バスは交
通の混雑の影響を受けて定時走行の確保が困難となって
きており、今後この傾向は更に加速されることが予測さ
れ何らかの対策が急務となっている。
【0003】上記交通問題の解決策の1つとして、ガイ
ドウェイの側方に配設されたガイドレールによって車輛
の左右側方に配設された案内輪を誘導することによって
車輛を機械的に操舵してガイドウェイ上を走行させるよ
うにした車輛、即ちその一例としてガイドウェイバスが
提案されている。
【0004】図8において、車輛2の左右側方に配設さ
れた案内輪3を含む従来のステアリング機構1は、同軸
上に対向して配設された一対の流体圧シリンダ4の夫々
のピストンロッド5に案内輪3が回動自在に装着されて
車輛2の左右側方に配設されており、該流体圧シリンダ
4は2本のリンク6によって平行リンクが形成されて前
輪8が装着された前輪車軸9に連結されている。
【0005】流体圧シリンダ4はまた連結リンク10に
よりT字形リンク11の基幹腕11aに連結され、該基
幹腕11aと直角方向の一端の腕11bはキングピン1
3を中心として回動自在に構成された一方(図8に示す
例においては左前輪)のナックル14のナックルアーム
14aにドラッグリンク12によって連結され、また他
の一端の腕11cは油圧ダンパ等の安定化装置15に連
結されている。
【0006】他方(図8に示す例においては右前輪)の
ナックル16のナックルアーム16aは、第1ドラッグ
リンク18、揺動リンク19及び第2ドラッグリンク2
0によってギヤボックス21に連結されており、ハンド
ル22の操舵運動を前輪8に伝達するようになってい
る。
【0007】案内輪3は、流体圧シリンダ4によって車
輛2の側方に出没自在に構成されており、ガイドウェイ
上を走行するときには該流体圧シリンダ4のピストンロ
ッド5を伸長させて案内輪3を車輛2の側方に突出さ
せ、ガイドウェイの側方に配設されたガイドレール21
に当接させてガイドウェイ車輛2を誘導し、ガイドレー
ル21のない一般道路を走行するときにはピストンロッ
ド5を引き込み、案内輪3を車輛2の車幅内に収納して
走行の障害にならないように構成されている。
【0008】上記した従来のステアリング機構1は、一
般道路及びガイドウェイの両道路を走行することができ
るように案内輪3を突出及び収納するための装置として
流体圧シリンダ4を必要とするなど、大がかりな装置を
必要とし、該ステアリング機構1を配設するためにかな
りのスペースを要するばかりでなく、質量が大きくなり
旋回時の慣性力及び摩擦が大きく操作性の点で改良の余
地があった。
【0009】また、大きな質量を持つステアリング機構
1がばね下側部材である前輪車軸9に配設されているの
で、路面状況に応じての前輪8の反応性が劣り、乗り心
地が悪化するという欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、ステアリング機構をガイドウェイ
車輛のばね上側部材に取り付けることにより、ばね下重
量を増加させることなくステアリング機構を装着するこ
とができるようにすることであり、またこれによって路
面状況に応じて前輪が迅速に応答することができるよう
にして快適な乗り心地が得られるようにすることであ
る。
【0011】また他の目的は、案内輪をガイドウェイ車
輛の先端と前輪との間の先端寄りの位置に配設すること
により、ステアリング感度を向上させることであり、ま
たこれによって車輛の直進安定性を向上させて安定化装
置を小型化できるようにすることであり、また走行安定
性を向上させることである。
【0012】更に他の目的は、ステアリング機構の案内
輪をガイドウェイ車輛の車幅から外側に突出しないよう
に車幅内に収めて配設することにより、一般道路の走行
時にも案内輪を引っ込めることなく走行することができ
るようにすることであり、またこれによって案内輪格納
装置を不要化し、ステアリング機構を簡易化して重量を
軽減させると共にガイドウェイ車輛のコストの低減を図
ることである。
【0013】また他の目的は、ガイドウェイ車輛のステ
アリング機構とナックルの第2ナックルアームとを上下
動を許容するジョイントを介して連結することにより、
案内輪を含むステアリング機構を、ばね上側部材に取り
付けながらばね下側部材であるナックルにも無理なく連
結することができるようにすることであり、またこれに
よってばね下重量を軽減させて旋回時の慣性力及び摩擦
を低減させて旋回操作性を向上させることである。
【0014】更に他の目的は、ガイドウェイ車輛の両側
のシャシフレームに回動自在に一対のベルクランクを配
設し、該ベルクランクの一方のアームに夫々案内輪を装
着し、他の一方のアームをドラックリンクによりナック
ルの第2ナックルアームに夫々ボールジョイントを介し
て連結することにより、案内輪を車幅から突出すること
なく装着できるようにすると共に、ステアリング機構を
小型化できるようにして軽量化を図りかつステアリング
機構の設置に大きなスペースの必要性をなくして該ステ
アリング機構のレイアウトを容易に行うことができるよ
うにすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、ガイドウェイの側方に配設されたガイドレール
と車輛の左右側方に配設された案内輪とにより操舵され
て前記ガイドウェイを前記車輛が走行するようにしたガ
イドウェイ車輛のステアリング機構において、前記案内
輪を含む前記ステアリング機構を前記ガイドウェイ車輛
のばね上側部材に取り付け、かつ前記案内輪を前記ガイ
ドウェイ車輛の先端と前輪との間の前記先端寄りの位置
に配設したことを特徴とするものである。
【0016】また本発明(請求項2)は、ガイドウェイ
の側方に配設されたガイドレールと車輛の左右側方に配
設された案内輪とにより操舵されて前記ガイドウェイを
前記車輛が走行するようにしたガイドウェイ車輛のステ
アリング機構において、前記案内輪を含む前記ステアリ
ング機構を前記ガイドウェイ車輛のばね上側部材に取り
付けると共に、前記案内輪を前記ガイドウェイ車輛の先
端と前輪との間の前記先端寄りの位置にかつ前記ガイド
ウェイ車輛の車幅から外側に突出しないように前記車幅
内に配設したことを特徴とするものである。
【0017】また本発明(請求項3)は、ガイドウェイ
の側方に配設されたガイドレールと車輛の左右側方に配
設された案内輪とにより操舵されて前記ガイドウェイを
前記車輛が走行するようにしたガイドウェイ車輛のステ
アリング機構において、前記ガイドウェイ車輛の先端と
前輪との間の前記先端寄りの位置に配設された前記案内
輪を含む前記ステアリング機構を前記ガイドウェイ車輛
のばね上側部材に取り付けると共に、前記前輪が装着さ
れキングピンを中心として回動自在に配設されたナック
ルの第2ナックルアームと前記ステアリング機構とを上
下動を許容するジョイントを介して連結したことを特徴
とするものである。
【0018】また本発明(請求項4)は、ガイドウェイ
の側方に配設されたガイドレールと車輛の左右側方に配
設された案内輪とにより操舵されて前記ガイドウェイを
前記車輛が走行するようにしたガイドウェイ車輛のステ
アリング機構において、前記ガイドウェイ車輛の両側の
シャシフレームに回動自在に配設された一対のベルクラ
ンクと、前記ガイドウェイ車輛の進行方向と平行に配設
された前記ベルクランクの第1アームに夫々回動自在に
配設され前記ガイドレールに当接する一対の案内輪と、
前記ガイドウェイ車輛の進行方向と直角方向に配設され
た前記ベルクランクの第2アームの夫々に一端が連結さ
れ他の一端が前輪が装着されキングピンを中心として回
動自在に配設された一対のナックルの第2ナックルアー
ムに夫々ボールジョイントを介して連結された一対のド
ラックリンクとを備えたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。図1から図6において、本発明に係る
ガイドウェイ車輛のステアリング機構30は、ベルクラ
ンク31,32と、案内輪33,34と、ドラックリン
ク35,36とを備えている。
【0020】ベルクランク31,32は、ガイドウェイ
38の両側の下部に配設されたガイドレール39,40
からの誘導を前輪41,42に伝達するためのものであ
って、ガイドウェイ車輛の一例たるガイドウェイバス4
3の前輪41,42の進行方向前方の両側方のシャシフ
レーム44,45にピン46,48によって水平面内で
回動自在に配設されている。
【0021】ベルクランク31,32の第1アーム31
a,32aはガイドウェイバス43の進行方向と平行に
配設され、該第1アーム31a,32aには夫々案内輪
33,34が回動自在に配設され、2つの案内輪33,
34はガイドウェイバス43の車幅Wと略同じ幅に設定
されており、前輪41,42から夫々80乃至100m
m程度側方に張り出して位置している。
【0022】ベルクランク31,32の第2アーム31
b,32bは進行方向と直角方向に配設されており、運
転席側のベルクランク31の第2アーム31bは、シャ
シフレーム44にピン49によって回動自在に配設され
たアイドルレバー50に連結リンク51によって連結さ
れて平行リンク機構を構成し、該アイドルレバー50は
更にドラックリンク35によって右前輪41が装着さ
れ、キングピン52を中心として回動自在に配設された
右ナックル53の第2ナックルアーム53aにボールジ
ョイント54を介して連結されている。
【0023】左側のベルクランク32の第2アーム32
bは、ドラックリンク36によって左前輪42が装着さ
れ、キングピン55を中心として回動自在に配設された
左ナックル56の第2ナックルアーム56aにボールジ
ョイント58を介して連結されている。
【0024】右ナックル53の第1ナックルアーム53
bと左ナックル56の第1ナックルアーム56bとはタ
イロッド59によって連結され、左右の前輪41,42
を同期して回動させてガイドウェイバス43を旋回させ
るようになっている。
【0025】またアイドルレバー50は、ステアリング
ギヤボックス60の出力腕61と連結ロッド62によっ
て連結されており、ステアリングホィール63を操作し
たときステアリングシャフト64を介してステアリング
ギヤボックス60に伝達された回転運動を出力腕61及
び連結ロッド62を介してアイドルレバー50に伝達し
て揺動させ、更にドラックリンク35を介して右ナック
ル53に伝達し、運転手が手動で操舵できるように構成
されている。
【0026】左側のベルクランク32の第2アーム32
bには、油圧式ダンパ等の安定化装置65が連結されて
おり、ベルクランク32の揺動運動に適宜の制動を与え
ることによりステアリング機構30の不必要なふらつき
運動を除去して安定して走行することができるようにな
っているが、本発明では走行安定性が良好であるため、
この安定化装置65は従来のものに比べて相当小型化す
ることができ、小さな容量の油圧ダンパが使用されてい
る。
【0027】案内輪33,34は、ガイドレール39又
は40に当接して該ガイドレール39又は40に沿って
ガイドウェイバス43を誘導するためのものであって、
ガイドウェイバス43が直進しているときにはガイドレ
ール39又は40に接触することはなく、左旋回時に右
案内輪33が右側のガイドレール39に、また右旋回時
に左案内輪34が左側のガイドレール40に当接してガ
イドウェイバス43をガイドレール39又は40に沿っ
て自動的に誘導するようになっている。
【0028】案内輪33,34は、摩耗が少なく、容易
に保守することができるように硬質ウレタン樹脂等から
製作されており、ガイドレール39、40との接触時に
も騒音を発生させないように配慮されている。
【0029】ガイドウェイバス43の後輪66の前後に
は、シャシフレームに固定された支持体68,69の両
端に夫々案内輪70がガイドウェイバス43の車幅以内
の寸法位置に回動自在に配設されており、万一ガイドウ
ェイバス43がスリップするなどした場合、該案内輪7
0がガイドレール39又は40に接触してガイドウェイ
バス43を案内して後輪66がガイドレール39又は4
0に当接するのを防止するように構成されている。
【0030】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図7において、ガイド
ウェイ38上を走行しているガイドウェイバス43が左
カーブにさしかかると、ガイドウェイバス43は直進し
ようとしているので右案内輪33が右側のガイドレール
39に当接し、該右案内輪33はガイドレール39上を
転動しながらガイドレール39に沿ってベルクランク3
1を矢印A方向に回動させるので、該ベルクランク31
の回動は連結リンク51を介してアイドルレバー50に
伝達されて該アイドルレバー50を矢印C方向に揺動さ
せる。
【0031】アイドルレバー50の揺動は、ドラックリ
ンク35を介して右ナックル53に伝達され、該右ナッ
クル53をキングピン52を中心として矢印D方向に回
動させ、右前輪41を矢印E方向に回動させる。
【0032】右ナックル53の回動は、タイロッド59
によって左ナックル56に伝達されて該左ナックル56
をキングピン55を中心として矢印F方向に回動させて
左前輪42を左方向に向ける。
【0033】左ナックル56の矢印F方向への回動に伴
い、該運動はドラックリンク36によってベルクランク
32に伝達されて該ベルクランク32を矢印G方向に回
動させるが、カーブ箇所においてはガイドレール39,
40間の距離はガイドウェイバス43の車幅Wよりも広
く設定されているのでベルクランク32及び左案内輪3
4がガイドレール40に接触することはない。
【0034】また、ベルクランク32の揺動運動は、油
圧式ダンパ等の安定化装置65によって制振作用が与え
られており、大きな操舵の振れの増大が防止されると共
に細かな振動的揺動運動が除去され、ステアリング機構
30の不必要なふらつきが除去されて安定して走行する
ことができる。
【0035】左右の前輪41,42は、ガイドウェイの
路面状況に応じてステアリング機構30が配設されたば
ね上側部材たるシャシフレーム44,45との間で上下
方向に相対運動するが、該上下運動はボールジョイント
54,58によって吸収されてステアリング機構30に
無理な力が作用することはなく、またステアリング機構
30はばね上側部材たるシャシフレーム44,45に装
着されているのでばね下重量が軽いので路面状況に応じ
て容易に上下動することができる。
【0036】上記した如く、ガイドウェイバス43は案
内輪33及びガイドレール39の案内作用によって自動
的に操舵され、ガイドレール39に誘導されて左方向に
旋回して走行する。
【0037】ガイドウェイバス43が右カーブにさしか
かり、ガイドレール40に誘導されて右方向に旋回する
ときにも全く同様であり、左案内輪34が左側のガイド
レール40に当接し、該ガイドレール40上を転動しな
がらベルクランク32が、図7において時計方向に回動
し、該回動はドラックリンク36を介して左ナックル5
6に伝達されて該左ナックル56をキングピン55を中
心として時計方向に回動させて左前輪42を右方向に向
ける。
【0038】左ナックル56の回動はタイロッド59に
よって右ナックル53に伝達されて該右ナックル53を
キングピン52を中心として時計方向に回動させて右前
輪41を右方向に向けてガイドウェイバス43はガイド
レール40に誘導されて右方向に旋回する。
【0039】ガイドウェイの両側方にガイドレール3
9,40が配設された専用路を走行するときには、上記
した如くガイドレール39,40と案内輪33,34と
の案内作用によってガイドウェイバス43は自動的に操
舵されてガイドレール39,40に沿って走行する。
【0040】本発明のステアリング機構30は、案内輪
33,34がガイドウェイバス43の車幅Wと略同じ幅
に設定されているので、ガイドレール39,40の間隔
も2.5m程度の極めて狭い幅の道路を走行させること
ができ、スペースを有効に使用することができるばかり
でなく、ガイドウェイの建設費用を安価にすることがで
きる。
【0041】ガイドウェイバス43が郊外等にさしかか
り、道路幅を十分広く取ることができるようになると、
運転者は通常の車輛と全く同様にステアリングホィール
63を操作してガイドウェイバス43を走行させること
ができ、例えば図7において、左方向に操舵する場合に
はステアリングホィール63を矢印H方向に操作すると
該回転はステアリングシャフト64を介してステアリン
グギヤボックス60に伝達され、出力腕61、連結ロッ
ド62を介してアイドルレバー50を矢印C方向に揺動
させ、更にドラックリンク35を介して右ナックル53
に伝達して該右ナックル53をキングピン52を中心と
して矢印D方向に回動させて右前輪41を矢印E方向に
回動させる。
【0042】右ナックル53の回動は、タイロッド59
によって左ナックル56に伝達されて該左ナックル56
をキングピン55を中心として矢印F方向に回動させて
左前輪42を左方向に向けさせるので、ガイドウェイバ
ス43は左旋回する。
【0043】右旋回時にも、全く同様にしてステアリン
グホィール63を矢印H方向と逆方向に操舵することに
より右方向に旋回させることができる。また、案内輪3
3,34はガイドウェイバス43の車幅Wと略同じ幅に
設定されているので、一般道路の走行時にも該案内輪3
3,34をガイドウェイバス43内に収納する必要はな
く、何の障害もなくそのまま走行させることができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上記のようにステアリング機
構をガイドウェイ車輛のばね上側部材に取り付けたの
で、ばね下重量を増加させることなくステアリング機構
を装着することができる効果があり、またこの結果路面
状況に応じて前輪が迅速に応答することができるため快
適な乗り心地が得られるという効果がある。
【0045】また案内輪をガイドウェイ車輛の先端と前
輪との間の先端寄りの位置に配設したので、ステアリン
グ感度を向上させることができ、またこの結果車輛の直
進安定性を向上させて安定化装置を小型化できる効果が
あり、また走行安定性を向上させることができるという
効果が得られる。
【0046】更には、ステアリング機構の案内輪をガイ
ドウェイ車輛の車幅から外側に突出しないように車幅内
に収めて配設したので、一般道路の走行時にも案内輪を
引っ込めることなく走行することができる効果があり、
またこの結果案内輪格納装置を不要化し得、ステアリン
グ機構を簡易化して重量を軽減させることができると共
にガイドウェイ車輛のコストの低減を図ることができる
効果がある。
【0047】またガイドウェイ車輛のステアリング機構
とナックルの第2ナックルアームとを上下動を許容する
ジョイントを介して連結したので、案内輪を含むステア
リング機構を、ばね上側部材に取り付けながらばね下側
部材であるナックルにも無理なく連結することができ、
またこの結果ばね下重量を軽減させて旋回時の慣性力及
び摩擦を低減させて旋回操作性を向上させることができ
る効果がある。
【0048】更には、ガイドウェイ車輛の両側のシャシ
フレームに回動自在に一対のベルクランクを配設し、該
ベルクランクの一方のアームに夫々案内輪を装着し、他
の一方のアームをドラックリンクによりナックルの第2
ナックルアームに夫々ボールジョイントを介して連結し
たので、案内輪を車幅から突出することなく装着でき、
ステアリング機構を小型化できると共に軽量化を図りか
つステアリング機構の設置に大きなスペースの必要性を
なくして該ステアリング機構のレイアウトを容易に行う
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1から図7は本発明の実施例に係り、図1は
ステアリング機構の斜視図である。
【図2】ステアリング機構の平面図である。
【図3】右側のステアリング機構の要部拡大斜視図であ
る。
【図4】左側のステアリング機構の要部拡大斜視図であ
る。
【図5】ガイドレールと案内輪によってガイドウェイバ
スが誘導される状態を示す正面図である。
【図6】ガイドウェイバスのステアリング機構の斜視図
である。
【図7】ステアリング機構によって左方向に操舵される
状態を示す平面図である。
【図8】従来例に係るステアリング機構の平面図であ
る。
【符号の説明】
30 ガイドウェイ車輛のステアリング機構 31 ベルクランク 31a ベルクランクの第1アーム 31b ベルクランクの第2アーム 32 ベルクランク 32a ベルクランクの第1アーム 32b ベルクランクの第2アーム 33 案内輪 34 案内輪 35 ドラックリン 36 ドラックリン 39 ガイドレール 40 ガイドレール 41 前輪 42 前輪 43 ガイドウェイ車輛の一例たるガイドウェイバス 44 ばね上側部材の一例たるシャシフレーム 45 ばね上側部材の一例たるシャシフレーム 52 キングピン 53 ナックル 53a 第2ナックルアーム 54 ボールジョイント 55 キングピン 56 ナックル 56a 第2ナックルアーム 58 ボールジョイント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドウェイの側方に配設されたガイド
    レールと車輛の左右側方に配設された案内輪とにより操
    舵されて前記ガイドウェイを前記車輛が走行するように
    したガイドウェイ車輛のステアリング機構において、前
    記案内輪を含む前記ステアリング機構を前記ガイドウェ
    イ車輛のばね上側部材に取り付け、かつ前記案内輪を前
    記ガイドウェイ車輛の先端と前輪との間の前記先端寄り
    の位置に配設したことを特徴とするガイドウェイ車輛の
    ステアリング機構。
  2. 【請求項2】 ガイドウェイの側方に配設されたガイド
    レールと車輛の左右側方に配設された案内輪とにより操
    舵されて前記ガイドウェイを前記車輛が走行するように
    したガイドウェイ車輛のステアリング機構において、前
    記案内輪を含む前記ステアリング機構を前記ガイドウェ
    イ車輛のばね上側部材に取り付けると共に、前記案内輪
    を前記ガイドウェイ車輛の先端と前輪との間の前記先端
    寄りの位置にかつ前記ガイドウェイ車輛の車幅から外側
    に突出しないように前記車幅内に配設したことを特徴と
    するガイドウェイ車輛のステアリング機構。
  3. 【請求項3】 ガイドウェイの側方に配設されたガイド
    レールと車輛の左右側方に配設された案内輪とにより操
    舵されて前記ガイドウェイを前記車輛が走行するように
    したガイドウェイ車輛のステアリング機構において、前
    記ガイドウェイ車輛の先端と前輪との間の前記先端寄り
    の位置に配設された前記案内輪を含む前記ステアリング
    機構を前記ガイドウェイ車輛のばね上側部材に取り付け
    ると共に、前記前輪が装着されキングピンを中心として
    回動自在に配設されたナックルの第2ナックルアームと
    前記ステアリング機構とを上下動を許容するジョイント
    を介して連結したことを特徴とするガイドウェイ車輛の
    ステアリング機構。
  4. 【請求項4】 ガイドウェイの側方に配設されたガイド
    レールと車輛の左右側方に配設された案内輪とにより操
    舵されて前記ガイドウェイを前記車輛が走行するように
    したガイドウェイ車輛のステアリング機構において、前
    記ガイドウェイ車輛の両側のシャシフレームに回動自在
    に配設された一対のベルクランクと、前記ガイドウェイ
    車輛の進行方向と平行に配設された前記ベルクランクの
    第1アームに夫々回動自在に配設され前記ガイドレール
    に当接する一対の案内輪と、前記ガイドウェイ車輛の進
    行方向と直角方向に配設された前記ベルクランクの第2
    アームの夫々に一端が連結され他の一端が前輪が装着さ
    れキングピンを中心として回動自在に配設された一対の
    ナックルの第2ナックルアームに夫々ボールジョイント
    を介して連結された一対のドラックリンクとを備えたこ
    とを特徴とするガイドウェイ車輛のステアリング機構。
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