JP2000177574A - 液圧倍力装置 - Google Patents

液圧倍力装置

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JP2000177574A
JP2000177574A JP10354982A JP35498298A JP2000177574A JP 2000177574 A JP2000177574 A JP 2000177574A JP 10354982 A JP10354982 A JP 10354982A JP 35498298 A JP35498298 A JP 35498298A JP 2000177574 A JP2000177574 A JP 2000177574A
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piston
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power piston
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Masahiro Shimada
島田昌宏
Junichi Suzuki
鈴木順一
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Bosch Corp
Bosch Braking Systems Corp
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Bosch Braking Systems Co Ltd
Bosch Braking Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セミフルパワーシステムに用いられ、作動解除
時に外部の液圧作動器からの圧液を遅れずに迅速にかつ
確実に排出する。 【解決手段】パワーピストン12の後端部に、半径方向
の溝12cが形成されている。この溝12cで、パワー
ピストン12の後端がプラグ10のストッパ部10dに
当接したとき、通路孔32に接続される外部の液圧作動
器の圧液の流路が確保される。これにより、作動解除時
に液圧作動器の圧液が戻りきらないうちに、パワーピス
トン12の後端がストッパ部10dに当接した場合で
も、液圧作動器の圧液がこの半径方向の溝12cを通っ
て絞られることなく、パワーピストン12の内部に流れ
るようになり、更に、この圧液はパワーピストン12の
内部を通って迅速にかつ確実に排出される。したがっ
て、液圧倍力装置は遅れることなく迅速に解除されると
ともに、動力室31および液圧作動器に残圧が生じなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧により操作手
段の操作力を所定の大きさに倍力させて出力する液圧倍
力装置の技術分野に属し、特に、動力室の液圧でパワー
ピストンが作動して外部の作動器を作動させるととも
に、動力室の液圧で外部の液圧作動器を作動させるセミ
フルパワーシステムに用いられる液圧倍力装置の技術分
野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のブレーキシステムにお
いては、従来、液圧によりブレーキペダルのペダル踏力
を所定の大きさに倍力させて出力するブレーキ液圧倍力
装置が採用されている場合がある。このブレーキ液圧倍
力装置は、小さなブレーキペダル踏力で大きなブレーキ
力を得ることができ、これにより、制動を確実にしかつ
運転者の労力を軽減することができるものである。
【0003】このようなブレーキ液圧倍力装置の一例と
して、二系統のブレーキシステムにおいて、動力室の圧
液を一方の系統のホイールシリンダに供給してこのホイ
ールシリンダを作動させて、この一方の系統のブレーキ
を作動させるとともに、動力室の動力室圧でパワーピス
トンが出力してマスタシリンダを作動させ、マスタシリ
ンダが発生するマスタシリンダ圧を他方の系統のホイー
ルシリンダに供給してこのホイールシリンダを作動させ
て、この他方の系統のブレーキを作動させるセミフルパ
ワーブレーキシステムのためのブレーキ液圧倍力装置が
特開平10−147233号公報により提案されてい
る。
【0004】この公開公報のブレーキ液圧倍力装置は、
非作動時、ハウジングの孔を塞ぐプラグに設けられたス
トッパ部にパワーピストンの後端が当接することで、パ
ワーピストンの後退限が規定されている。そして、ブレ
ーキペダルの踏み込みで入力軸が前進して制御弁が切り
換えられると、ポンプおよびアキュムレータの液圧源か
らの圧液が動力室に供給される。この動力室に供給され
た圧液は、更に一方の系統のホイールシリンダに供給さ
れる。また、同時に動力室の圧液による動力室圧でパワ
ーピストンが作動して出力し、この出力でマスタシリン
ダのピストンが作動され、マスタシリンダ圧が発生す
る。このマスタシリンダ圧が他方の系統のホイールシリ
ンダに供給される。こうして、2系統のブレーキが作動
されるようになっている。
【0005】そして、ブレーキペダルを解放すると、入
力軸が後退し、制御弁が切り換えられるので、動力室の
圧液は、パワーピストンの内部を通り、入力軸に形成さ
れた排出通路を介してリザーバに排出される。このと
き、一方の系統のホイールシリンダに供給された圧液も
動力室に戻され、更に同様にしてパワーピストンの内部
を通ってリザーバに排出されるようになる。また、動力
室の圧液が排出されることにより、動力室圧が低下し、
パワーピストンが非作動位置に戻るので、マスタシリン
ダのピストンも非作動位置に戻る。すると、他方の系統
のホイールシリンダに供給された圧液はマスタシリンダ
を介してリザーバに排出されるようになっている。こう
して、2系統のブレーキがともに解除される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のセキフルパワーブレーキシステムに用いられる液
圧倍力装置においては、ブレーキ作動の解除時、前述の
ように一方の系統のホイールシリンダの圧液が動力室お
よびパワーピストンの内部を通って排出されるが、ホイ
ールシリンダの圧液が戻りきらない内にパワーピストン
が非作動位置すなわち前述のようにパワーピストンの後
端がプラグのストッパ部に当接した後退限となってしま
う場合がある。この場合には、このパワーピストンの後
退限では、パワーピストンの後端がプラグのストッパ部
に当接していることから、パワーピストンの外部と内部
との間がほとんど遮断された状態となる。すると、パワ
ーピストンの外部から内部へ流れようとするホイールシ
リンダの圧液は絞られてスムーズに流れなくなり、ホイ
ールシリンダの圧液の排出が遅れるようになる。このた
め、ブレーキの解除が遅れてしまうばかりでなく、動力
室に残圧が生じるおそれがあることが考えられる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、セミフルパワーシステム
に用いられ、作動解除時に外部の液圧作動器からの圧液
を遅れずに迅速にかつ確実に排出することのできる液圧
倍力装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、液圧源からの圧液が供給され
る動力室、操作時に加えられる入力で作動する入力軸、
この入力軸で作動制御されかつ前記動力室への液圧源か
らの圧液の供給排出を制御して前記動力室に前記入力軸
の入力に応じた動力室圧を発生させる制御弁、および前
記動力室の動力室圧で作動して出力するパワーピストン
と、前記パワーピストンの非作動時このパワーピストン
の後端が当接することによりパワーピストンの後退限を
規定するストッパとを少なくとも備え、前記パワーピス
トンの出力が外部の作動器に加えられてこの作動器が作
動されるとともに、前記動力室の動力室圧の圧液が外部
の液圧作動器に供給されてこの液圧作動器が作動され、
更に、作動解除時に前記動力室の圧液が前記パワーピス
トンの内側から排出されるようになっている液圧倍力装
置において、前記パワーピストンの後端部および前記ス
トッパの前記パワーピストンの後端との対向面側の少な
くとも一方に、半径方向の溝が形成されていることを特
徴としている。
【0009】
【作用】このような構成をした本発明の液圧倍力装置に
おいては、パワーピストン後端部およびパワーピストン
の後退限を規定するストッパ部の少なくとも一方に半径
方向の溝が形成されるようになる。この半径方向の溝に
より、パワーピストン後端がストッパ部に当接してパワ
ーピストンが後退限となったとき、液圧作動器の圧液の
流路が確保されるようになる。これにより、作動解除時
に外部の液圧作動器の圧液が戻りきらないうちに、パワ
ーピストンの後端部がストッパ部に当接した場合でも、
液圧作動器の圧液がこの半径方向の溝を通って絞られる
ことなく、パワーピストンの内部に流れるようになり、
更に、この圧液はパワーピストンの内部を通って迅速に
かつ確実に排出されるようになる。したがって、液圧倍
力装置は遅れることなく迅速に解除されるようになると
ともに、動力室および液圧作動器に残圧が生じなくな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明に係る液圧倍力
装置の実施の形態の一例が採用されているブレーキ液圧
発生装置の断面図、図2は図1の部分拡大断面図、図3
は図1に示すパワーピストンとプラグのストッパ部との
当接部分の拡大断面図、図4は図1に示すブレーキ液圧
倍力装置に用いられている反力ピストンの断面図であ
る。
【0011】図1ないし図4に示すように、この例の液
圧倍力装置2は、外部の作動器であるマスタシリンダ3
と組み合わされてブレーキ液圧発生装置1として構成さ
れている。
【0012】液圧倍力装置2はハウジング4を有し、こ
のハウジング4は右端に開口する第1孔5とこの第1孔
5の左端に連続して形成され、第1孔5の径より小さい
径の第2孔6とからなる段付孔を有している。第1孔5
の右端はプラグ10によって液密に閉塞されており、こ
のプラグ10はハウジング4に螺合されたナット11に
よって第1孔5および第2孔6の段部に当接されてハウ
ジング4に固定されている。
【0013】第2孔6内には液圧倍力装置2のパワーピ
ストン12が配設されており、このパワーピストン12
は、後側が大径部12aで前側が小径部12bの段付ピ
ストンとして構成されており、大径部12aが第2孔6
内に、この大径部12aの外周面に設けられたOリング
により液密にかつ摺動可能に嵌合されている。
【0014】また、パワーピストン12には、このパワ
ーピストン12の後端に開口する第3孔13と、この第
3孔13の左端に連続して形成されるとともに左端が閉
塞された、第3孔13の径より小さい径の第4孔14と
がそれぞれ穿設され、これらの第3および第4孔13,
14は1つの段付孔として形成されている。更に、図3
に詳細に示すように、パワーピストン12の後端部に
は、パワーピストン12の外周部と内周部の第3孔13
とを連通する半径方向の所定数の溝12cが周方向に所
定の間隔を置いて形成されている。
【0015】パワーピストン12には、筒状の弁座部材
15がその一部を第4孔14内に位置して液密に固定さ
れており、この弁座部材15のフランジ部15aは、第
3孔13内に嵌入された筒状固定部材16を介してパワ
ーピストン12の右端に螺合されたナット17によって
パワーピストン12に固定されている。弁座部材15の
フランジ部15aの後端面には、所定数の半径方向の溝
15bが形成されている。
【0016】第4孔14内には、ボール弁18を支持し
た弁体19が摺動可能に配設されており、この弁体19
はバルブスプリング20によりボール弁18が弁座部材
15の第1弁座15cに着座する方向に常時付勢されて
いる。また、弁座部材15の軸方向孔15d内には、ボ
ール弁18に当接可能な第2弁座21aを先端に有する
筒状部材21が配設されている。この筒状部材21は、
入力軸22の前端部に嵌合固定された筒状ストッパ部材
23の軸方向孔に嵌合されているとともに、弁座部材1
5と筒状部材21との間に縮設されたスプリング24に
よって筒状ストッパ部材23に固定されている。筒状ス
トッパ部23のストッパ部23aには、動力室31へ供
給される圧液の流路のための所定数の貫通孔23bが穿
設されている。
【0017】入力軸22と筒状ストッパ部材23とは、
プラグ10の筒状突出部10aの軸方向孔10bを貫通
している。更に、入力軸22はプラグ10を液密にかつ
摺動可能に貫通し、この入力軸22の後端は、図示しな
いがブレーキペダルに連結されるようになっている。そ
して、図示するように筒状ストッパ部材23のフランジ
状のストッパ部23aがプラグ10の筒状突出部10a
の先端10cに当接することにより、筒状部材21、入
力軸22および筒状ストッパ部材23の各後退限がそれ
ぞれ規定されている。
【0018】入力軸22と筒状ストッパ部材23の各外
周とプラグ10の筒状突出部10aの軸方向孔10bの
内周との間に、筒状の反力ピストン25がいずれにも摺
動可能に嵌合されている。図4に示すように、この反力
ピストン25の図4において左端部には、第1フランジ
部25aと第2フランジ部25bとが設けられており、
第1フランジ部25aの左側部は、筒状ストッパ部材2
3のストッパ部23aが当接可能となっており、このス
トッパ部23aが当接することにより、反力ピストン2
5に対してこの筒状ストッパ部材23のそれ以上の後退
を阻止するストッパ部25cとされている。
【0019】また、第2フランジ部25bの右側部は、
反力ピストン25がパワーピストン12に対して所定量
後退移動したとき、筒状固定部材16の段部16aに係
合する係合部25dとされている。更に、反力ピストン
25の右端25eは、入力軸22の段部22aに当接可
能となっている。そして、反力ピストン25の第2フラ
ンジ部25bと筒状固定部材16との間にスプリング2
6が縮設されており、このスプリング26のばね力によ
り、通常時は反力ピストン25の第2フランジ部25b
は弁座部材15のフランジ部15aの後面に当接されて
いる。
【0020】更にハウジング4には、圧液が導入される
入力口27と、この入力口27と第2孔6とを連通する
通路孔28とが設けられているとともに、パワーピスト
ン12の外周にこの通路孔28に連通する環状溝29が
設けられ、更にパワーピストン12にこの環状溝29と
第4孔14の弁座部材15より弁体19側との間を連通
する通路孔30が穿設されている。これらの入力口2
7、通路孔28、環状溝29、および通路孔30によ
り、液圧供給通路が構成されている。
【0021】プラグ10とパワーピストン12の後端と
の間の第2孔6内には、動力室31が形成されており、
この動力室31は弁座部材15の軸方向孔15dに常時
連通されている。この動力室31内に、筒状ストッパ部
材23のストッパ部23aおよび反力ピストン25の第
1および第2フランジ部25a,25bがそれぞれ位置
されている。なお、プラグ10の筒状突出部10aの外
周面と筒状固定部材16のスプリング支持部の内周面と
の間に軸方向溝(不図示)が設けられていて、筒状固定
部材16の軸方向両側で作動液が自由に流動可能となっ
ている。また、動力室31は、ハウジング4に穿設され
た通路孔32を介して図示しない出力口に常時連通され
ているとともに、この出力口は、外部の液圧作動器であ
る、2ブレーキ系統のうちの一方の系統における図示し
ないホイールシリンダに常時連通されている。
【0022】更に、左右両端に開口する筒状部材21の
軸方向孔21bは、入力軸22に穿設された軸方向通路
孔33および径方向の通路孔34、プラグ10に形成さ
れた環状溝35および径方向の通路孔36、プラグ10
とハウジング4との間に形成された環状空間37、ハウ
ジング4に穿設された軸方向の通路孔38を介して排出
口39に常時連通されており、この排出口39は図示し
ない液圧倍力装置用リザーバに常時連通されている。
【0023】更に、図示しないが従来の一般的な液圧ブ
レーキシステムと同様に、入力口27と液圧倍力装置用
リザーバとを接続する液圧回路に、液圧ポンプとこの液
圧ポンプの吐出側にチェックバルブを介してアキュムレ
ータとがそれぞれ設けられている。アキュムレータに
は、液圧ポンプの吐出圧によって常時所定圧が蓄えられ
ているとともに、このアキュムレータの蓄圧が入力口2
7に常時導入されている。
【0024】そして、ブレーキペダルが踏み込まれない
ブレーキ非操作時は、ボール弁18、弁座部材15の第
1弁座15cおよび筒状部材21の第2弁座21aは、
図1および図2に示す位置関係にある。すなわち、ボー
ル弁18が弁座部材15の第1弁座15cに着座してい
るとともに、ボール弁18が筒状部材21の第2弁座2
1aから離座しており、この状態では入力口27に常時
連通している通路孔30と弁座部材15の軸方向孔15
dとが遮断されているとともに、弁座部材15の軸方向
孔15dと排出口39と常時連通している筒状部材21
の軸方向孔21bとが連通している。したがって、ブレ
ーキ非操作時は、動力室31が液圧ポンプおよびアキュ
ムレータから遮断されているとともに液圧倍力装置用リ
ザーバに連通し、動力室31には圧液が供給されない。
【0025】また、ブレーキペダルが踏み込まれたブレ
ーキ操作時は、入力軸22が前進し、筒状部材21の第
2弁座21aがボール弁18に当接してボール弁18が
第2弁座21aに着座するとともに、ボール弁18が弁
座部材15の第1弁座15cから離座するので、この状
態では弁座部材15の軸方向孔15dと筒状部材21の
軸方向孔21bとが遮断されるとともに、通路孔30と
弁座部材15の軸方向孔15dとが連通する。したがっ
て、ブレーキ操作時は、動力室31が液圧倍力装置用リ
ザーバから遮断されるとともに液圧ポンプおよびアキュ
ムレータに連通し、アキュムレータの圧液がボール弁1
8と第1弁座15cとの間の隙間、フランジ部15aと
ストッパ部23aとの間の隙間およびストッパ部23a
の貫通孔23bを通って動力室31に供給される。この
ように、ボール弁18、弁座部材15の第1弁座15c
および筒状部材21の第2弁座21aにより、動力室3
1を液圧ポンプおよびアキュムレータの液圧源または液
圧倍力装置用リザーバのいずれかに選択的に切換制御す
る液圧倍力装置2の制御弁40が構成されている。更
に、動力室31は、パワーピストン12に穿設された軸
方向の通路孔41を介して弁体19の左端に面する室4
2に常時連通されている。
【0026】このパワーピストン12の小径部12aの
先端には調整部材49が設けられており、パワーピスト
ン12はその作動時この調整部材49を介してマスタシ
リンダ3のプライマリピストン43を作動するようにな
っている。プライマリピストン43は作動することによ
りプライマリ室52にマスタシリンダ圧を発生するよう
になっている。また、マスタシリンダ3にはセカンダリ
ピストン44が設けられており、このセカンダリピスト
ン44はプライマリ室52のマスタシリンダ圧で作動さ
れて、セカンダリ室55にマスタシリンダ圧を発生する
ようになっている。パワーピストン12、プライマリピ
ストン43およびセカンダリピストン44の各有効受圧
面積は、動力室圧、プライマリ室52のマスタシリンダ
圧およびセカンダリ室55のマスタシリンダ圧がともに
同圧となるように設定されている。
【0027】そして、プライマリ室52のマスタシリン
ダ圧はプライマリ出力口66を介して一方の系統のホイ
ールシリンダに供給されるようになっており、また、セ
カンダリ室55のマスタシリンダ圧はセカンダリ出力口
67を介して他方の系統のホイールシリンダに供給され
るようになっている。
【0028】次に、このように構成されたこの例の液圧
倍力装置2の作動について説明する。 ブレーキペダル
が踏み込まれないブレーキ非操作時には、入力軸22が
前進しなく、制御弁40は前述のように図1ないし図3
に示す非作動状態にある。したがって、動力室31には
アキュムレータからの圧液が供給されないので、パワー
ピストン12は作動しなく、液圧倍力装置2は出力しな
い。このとき、パワーピストン12の後端はプラグ10
のストッパ部10dに当接して後退限となっているが、
パワーピストン12の後端部に設けられている半径方向
の溝12cにより、パワーピストン12の外部と内部の
第3孔13との間は連通し、所定の流路面積が確保され
ている。また、反力ピストン25の右端25eは、入力
軸22の段部22aから離隔しているとともに、筒状ス
トッパ部材23のストッパ部23aが筒状突出部10a
の先端10cに当接して反力ピストン25の第1フラン
ジ部25aのストッパ部25cから離隔し、このストッ
パ部25cより前進した位置となっている。
【0029】ブレーキペダルの踏込によりブレーキ操作
が行われると、入力軸22、筒状ストッパ部材23およ
び筒状部材21が前進し、前述のようにボール弁18が
第2弁座21aに着座するとともに第1弁座15cから
離座して、制御弁40が切り換わる。これにより、動力
室31が液圧倍力装置用リザーバから遮断されかつアキ
ュムレータに連通されるので、この動力室31内にアキ
ュムレータからの圧液が導入される。動力室31内に導
入された圧液がパワーピストン12の摺動抵抗およびマ
スタシリンダ3のプライマリリターンスプリング54の
ばね力に打ち勝つ圧力になると、この圧液によりパワー
ピストン12が前進し、パワーピストン12が出力を発
生する。このパワーピストン12の出力でマスタシリン
ダ3のプライマリピストン43が作動してプライマリ室
52にマスタシリンダ圧を発生する。更に、このプライ
マリ室52のマスタシリンダ圧でセカンダリピストン4
4が作動してセカンダリ室55にマスタシリンダ圧を発
生する。そして、動力室31の動力室圧は通路孔32を
介して一方の系統のホイールシリンダに供給されるとと
もに、マスタシリンダ3のセカンダリ室55のマスタシ
リンダ圧がセカンダリ出力口67を介して他方の系統の
ホイールシリンダに供給される。動力室圧、プライマリ
室52のマスタシリンダ圧およびセカンダリ室55のマ
スタシリンダ圧は、すべて同圧となっている。
【0030】更に、動力室31内の圧液は軸方向通路孔
41を介して室42内にも導入され、この室42内の液
圧により弁体19は入力軸22の入力に抗する方向に付
勢される。
【0031】動力室31内の動力室圧により反力ピスト
ン25がスプリング26のばね力に抗してパワーピスト
ン12および入力軸22に対して右方へ相対変位される
が、各ホイールシリンダのロスストロークがあって実質
的にこれら各ホイールシリンダがブレーキ力を発生しな
い作動初期においては、反力ピストン25の後端25e
が入力軸22の段部22aに当接するまでには至らな
い。このように、反力ピストン25の右端25eが入力
軸22の段部22aに当接しないので、入力軸22は反
力ピストン25から何らの力も作用されない。したがっ
て、入力軸22は、その先端にある筒状ストッパ部材2
3および筒状部材21の比較的小さな有効受圧面が受け
る動力室31内の動力室圧による力が作用されるように
なり、この力が反力として運転者に伝えられる。
【0032】入力軸22の反力が入力軸22の入力に等
しくなると、ボール弁18が第1弁座15cおよび第2
弁座21aのいずれにも着座し、動力室31はアキュム
レータおよび液圧倍力装置用リザーバのいずれからも遮
断される。入力軸22の入力が更に上昇すると、再びボ
ール弁18が第1弁座15cから再び離座し、動力室3
1には更にアキュムレータの圧液が供給され、動力室3
1内の動力室圧が更に上昇する。以後、ボール弁18が
第1弁座15cに対する着座および離座を繰り返すこと
により、動力室31内の動力室圧が入力軸22の入力の
上昇にしたがって、所定の倍力比で連続的に上昇する。
【0033】各ホイールシリンダのロスストローク中
は、反力ピストン25の右端の25eが入力軸22の段
部22aに当接していないので、動力室31内の動力室
圧が作用する入力軸22の有効受圧面積が小さく、した
がってこのときの倍力比は大きい。このため、液圧倍力
装置2の出力は大きな倍力比で入力軸22の入力に対し
てきわめて大きく上昇し、液圧倍力装置2はいわゆるジ
ャンピング作用を行うようになる。
【0034】動力室31内の動力室圧が更に上昇してパ
ワーピストン12が更に前進し、各ホイールシリンダの
ロスストロークが解消すると、各ホイールシリンダがブ
レーキ力を発生し、実質的に2ブレーキ系統のブレーキ
が作動するようになる。この状態では、上昇した動力室
31内の動力室圧により反力ピストン25の右端25e
が入力軸22の段部22aに当接し、反力ピストン25
は動力室31内の動力室圧による付勢力で入力軸22に
力を入力軸22の入力に対抗するように作用する。した
がって、入力軸22に作用される反力が大きくなり、液
圧倍力装置2の出力は入力軸22の入力に対してロスス
トローク中よりは小さく上昇し、ジャンピング作用が終
了する。
【0035】以後、液圧倍力装置2は反力が大きくなる
ことから通常の比較的小さな倍力比で入力軸22の入力
を倍力して出力するとともに、動力室31内の動力室圧
がこの倍力比に対応した液圧となる。
【0036】ブレーキペダルを解放してブレーキ作動を
解除すると、入力軸22、筒状ストッパ部材23および
筒状部材21がともに右方へ後退し、前述のように制御
弁40の第2弁座21aがボール弁18から離隔して切
り換わり、動力室31が、貫通孔23b、ストッパ部2
3aとフランジ部15aとの間の隙間、弁座部材15の
軸方向孔15d、ボール弁18と第2弁座21aとの間
の間隙、筒状部材21の軸方向孔21b、入力軸22の
軸方向通路孔33および径方向通路孔34、プラグ10
の環状溝35および径方向通路孔36、プラグ10とハ
ウジング4との間の環状空間37、ハウジング4の軸方
向通路孔38、および排出口39を通って液圧倍力装置
用リザーバに連通し、動力室31内の圧液は液圧倍力装
置用リザーバに排出される。このとき、筒状ストッパ部
材23のストッパ部23aが、反力ピストン25のスト
ッパ部25cに当接するまで、入力軸22が大きく後退
するので、第2弁座21aがボール弁18から大きく離
隔し、制御弁40が大きく開くようになる。したがっ
て、動力室31内の圧液は迅速に排出され、動力室31
内の動力室圧が低下し、パワーピストン12がマスタシ
リンダ3のプライマリリターンスプリング54によって
後退する。
【0037】動力室31内の圧液の排出により、一方の
系統のホイールシリンダの圧液も迅速に動力室31およ
びパワーピストン12の内部を通って液圧倍力装置用リ
ザーバに排出される。このとき、他方の系統のホイール
シリンダの圧液もマスタシリンダ3を通してマスタシリ
ンダ用リザーバに排出される。これにより、両ブレーキ
系統のブレーキが迅速に解除開始される。
【0038】動力室31内の動力室圧が所定圧に低下す
ると、スプリング26のばね力により反力ピストン25
がパワーピストン12および入力軸22に対して相対的
に前進して弁座部材15のフランジ部15aに当接する
とともに、反力ピストン25の右端25eが入力軸33
の段部22aから離隔する。
【0039】ブレーキ解除がほぼ終了するまで入力軸2
2が更に後退すると、筒状ストッパ部材23のストッパ
部23aがプラグ10の筒状突出部10aの先端10c
に当接することにより、入力軸22、筒状ストッパ部材
23および筒状部材21の後退が停止し、入力軸22、
筒状ストッパ部材23および筒状部材21はともに後退
限となる。しかしながら、入力軸22、筒状ストッパ部
材23および筒状部材21の後退が停止しても、パワー
ピストン12、反力ピストン25、ボール弁18および
弁座部材15は、ともに更に後退を続ける。このため、
筒状ストッパ部材23のストッパ部23aが反力ピスト
ン25のストッパ部25cから離隔するとともに、ボー
ル弁18が筒状部材21の第2弁座21aに近づいてく
る。
【0040】パワーピストン12の後端が図1および図
2に示すプラグ10に当接すると、パワーピストン12
の後退が停止し、パワーピストン12は非作動位置とな
り、これにともないマスタシリンダ3も非作動となっ
て、ブレーキが迅速にかつ完全に解除される。この状態
では、ボール弁18が第2弁座21aにきわめて近づい
てボール弁18と第2弁座21aとの間の間隙がきわめ
て小さくなり、着座寸前となる。したがって、次にブレ
ーキペダルが踏み込まれて入力軸22および筒状部材2
1が前進すると、直ぐに第2弁座21aがボール弁18
に当接して、ボール弁18が第2弁座21aの着座する
とともに第1弁座15cから直ぐに離座する。すなわ
ち、制御弁40の切換作動を行うためのロスストローク
がきわめて小さくなり、ブレーキが迅速に作動する。
【0041】このようにして、ブレーキ操作時には迅速
にブレーキが作動するとともに、ブレーキ操作解除時に
はブレーキ作動が迅速に解除し、ブレーキ液圧発生装置
1はきわめて応答性のよいものとなる。
【0042】ところで、ブレーキの解除時に動力室圧の
低下で、パワーピストン12が非作動位置に戻るように
なるが、一系統のホイールシリンダ内の圧液が排出しき
らないうちに、パワーピストン12の後端がプラグ10
のストッパ10dに当接した後退限となってしまった場
合には、半径方向の溝12cによりパワーピストンの外
部と内部の第3孔13とが連通されて流路が確保されて
いるので、ホイールシリンダ内の圧液はパワーピストン
12の外部から内部に絞られることなくスムーズに流れ
るようになり、更に前述と同様にパワーピストン12の
内部から液圧倍力装置用リザーバに排出される。これに
より、動力室31内に残圧が生じることはなく、確実に
ブレーキが解除されるようになる。
【0043】更に、ポンプやアキュムレータ等の液圧源
が故障して、ブレーキ操作時に動力室31にアキュムレ
ータの圧液が流入されないときは、ブレーキペダルが踏
み込まれて入力ピストン8が前進すると、前述と同様に
筒状部材21がボール弁18に当接し、このボール弁1
8を介して弁体19を前方に押圧する。一方、筒状スト
ッパ部材23のストッパ部23aが弁座部材15のフラ
ンジ部15aに当接する。このため、入力軸22が筒状
ストッパ部材23、弁座部材15、パワーピストン12
および調整部材49を介してプライマリピストン43を
直接押すようになるため、プライマリピストン43が前
進してプライマリ室52内にマスタシリンダ圧を発生す
る。更に、このプライマリ室52内のマスタシリンダ圧
でセカンダリピストン44が前進してセカンダリ室52
内にマスタシリンダ圧を発生する。これらのマスタシリ
ンダ圧が2系統の各ホイールシリンダに供給されて、ブ
レーキが作動する。こうして、ポンプ故障時にも、2系
統のブレーキ作動が確実に行われるようになる。
【0044】このように、この例のブレーキ液圧発生装
置1の液圧倍力装置2によれば、パワーピストン12の
後端部に所定数の半径方向の溝12cが形成されている
ので、一系統のホイールシリンダ内の圧液が排出しきら
ないうちに、パワーピストン12の後端がプラグ10の
ストッパ10dに当接した後退限となってしまった場合
でも、半径方向の溝12cによりパワーピストンの外部
と内部の第3孔13とが連通されて流路を確保できる。
これにより、ホイールシリンダ内の圧液をパワーピスト
ン12の外部から内部に絞られることなくスムーズに流
すことができるようになる。したがって、パワーピスト
ン12が後退限となった場合でも、ホイールシリンダ内
の圧液を迅速に排出することができ、動力室31内に残
圧が生じるのを防止することができるとともに、ブレー
キを確実にかつ迅速に解除することができるようにな
る。
【0045】図5は、本発明の実施の形態の他の例のパ
ワーピストンの後端とプラグのストッパ部との当接部分
を示す拡大断面図である。前述の例では、半径方向の溝
12cがパワーピストン12の後端部に形成されている
が、この例の液圧倍力装置2では、図5に示すように、
溝12cと同機能を有する所定数の半径方向の溝10e
がプラグ10のストッパ部10dのパワーピストン12
の当接面に円周方向に所定間隔を置いて形成されてい
る。この例の液圧倍力装置2の他の構成、および作用効
果はともに前述の例と同じである。
【0046】なお、前述の例の液圧倍力装置2では、入
力軸22と筒状ストッパ部材23とを別部材で形成して
いるが、入力軸22と筒状ストッパ部材23とを単一部
材で形成することもできる。更に、筒状部材21、入力
軸22および筒状ストッパ部材23も単一部材で形成す
ることもできる。
【0047】また、半径方向の溝12c,10eは、パ
ワーピストン12の後端部およびプラグ10のストッパ
部10dのいずれにも形成することもできる。その場
合、パワーピストン12後端部とストッパ部10dとが
当接したとき、圧液の流路が確保されるように、半径方
向の溝12c,10eがそれぞれ形成されるようにす
る。
【0048】更に、前述の例の液圧倍力装置2では、反
力ピストン25によりジャンピング特性を有するように
しているが、反力ピストン25は必ずしも必要ではな
く、省略することもできる。更に、本発明の液圧倍力装
置は、ブレーキシステム以外の他の液圧システムにも適
用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の液圧倍力装置によれば、パワーピストン後端部および
パワーピストンの後退限を規定するストッパ部の少なく
とも一方に半径方向の溝を形成しているので、パワーピ
ストン後端がストッパ部に当接してパワーピストンが後
退限となったとき、液圧作動器の圧液の流路を確保する
ことができる。これにより、作動解除時に外部の液圧作
動器の圧液が戻りきらないうちに、パワーピストン後端
がストッパ部に当接した場合でも、液圧作動器の圧液を
パワーピストンの内部に迅速に流動させることができ、
更に、パワーピストンの内部を通って迅速にかつ確実に
排出させることができる。したがって、液圧倍力装置の
作動解除遅れを防止できるとともに、動力室および液圧
作動器に残圧が生じるのを確実に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液圧倍力装置の実施の形態の一
例が適用されたブレーキ液圧発生装置の断面図である。
【図2】 図1に示すブレーキ液圧発生装置における液
圧倍力装置の部分拡大断面図である。
【図3】 図1に示すパワーピストンとプラグのストッ
パ部との当接部分の拡大断面図である。
【図4】 図1および図2に示す反力ピストンの詳細断
面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の他の例のパワーピスト
ンとプラグのストッパ部との当接部分の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ブレーキ液圧発生装置、2…液圧倍力装置、3…マ
スタシリンダ、10…プラグ、10d…ストッパ部、1
0e…半径方向の溝、12…パワーピストン、12c…
半径方向の溝、15…弁座部材、15c…第1弁座、1
8…ボール弁、19…弁体、21…筒状部材、21a…
第2弁座、22…入力軸、22a…段部、25…反力ピ
ストン、27…入力口、31…動力室、32…通路孔、
39…排出口、40…制御弁、43…プライマリピスト
ン、44…セカンダリピストン、52…プライマリ室、
55…セカンダリ室、66…プライマリ出力口、67…
…セカンダリ出力口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月5日(2000.1.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧源からの圧液が供給される動力室、
    操作時に加えられる入力で作動する入力軸、この入力軸
    で作動制御されかつ前記動力室への液圧源からの圧液の
    供給排出を制御して前記動力室に前記入力軸の入力に応
    じた動力室圧を発生させる制御弁、および前記動力室の
    動力室圧で作動して出力するパワーピストンと、前記パ
    ワーピストンの非作動時このパワーピストンの後端が当
    接することによりパワーピストンの後退限を規定するス
    トッパとを少なくとも備え、前記パワーピストンの出力
    が外部の作動器に加えられてこの作動器が作動されると
    ともに、前記動力室の動力室圧の圧液が外部の液圧作動
    器に供給されてこの液圧作動器が作動され、更に、作動
    解除時に前記動力室の圧液が前記パワーピストンの内側
    から排出されるようになっている液圧倍力装置におい
    て、 前記パワーピストンの後端部および前記ストッパの前記
    パワーピストンの後端との対向面側の少なくとも一方
    に、半径方向の溝が形成されていることを特徴とする液
    圧倍力装置。
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