JP2000177431A - 車両用表示装置 - Google Patents
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 14
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
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- 238000000059 patterning Methods 0.000 abstract 2
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Details Of Measuring Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用表示装置を構成している表示板の表示
印刷工程を削減して、その表示板の製作経済性を高める
こと。 【解決手段】 透過照明文字板31に、該透過照明文字
板31に施す文字、目盛等33をかたどる印刷層と同時
に透過照明用のイルコン表示マーク35をかたどる印刷
層を施し、さらに上記A/Tフィニッシャ36のインジ
ケータ表示マーク37施し部以外の部分36Aを、上記
透過照明文字板31の裏面で、かつ上記イルコン表示マ
ーク37施し部に対応する位置で重ね合せ、A/Tフィ
ニッシャ36内部で伝播する反射光で、上記透過照明文
字板31に施したイルコン表示マーク35を透過照明す
る。
印刷工程を削減して、その表示板の製作経済性を高める
こと。 【解決手段】 透過照明文字板31に、該透過照明文字
板31に施す文字、目盛等33をかたどる印刷層と同時
に透過照明用のイルコン表示マーク35をかたどる印刷
層を施し、さらに上記A/Tフィニッシャ36のインジ
ケータ表示マーク37施し部以外の部分36Aを、上記
透過照明文字板31の裏面で、かつ上記イルコン表示マ
ーク37施し部に対応する位置で重ね合せ、A/Tフィ
ニッシャ36内部で伝播する反射光で、上記透過照明文
字板31に施したイルコン表示マーク35を透過照明す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の運転席前
方に設備される車両用表示装置であって、特にその車両
用表示装置を構成している表示板の表示印刷工程を削減
して、その表示板の製作経済性を高めることができる構
成となした車両用表示装置に関するものである。
方に設備される車両用表示装置であって、特にその車両
用表示装置を構成している表示板の表示印刷工程を削減
して、その表示板の製作経済性を高めることができる構
成となした車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】運転席前方に設備される表示装置(計
器)が、昼夜を問わずイグニッションスイッチのオン時
には表示装置の表示面を自発光させて運転者等の乗員の
視認性を高めるタイプの、例えばブラックフェイスメー
タ等においては、昼間の明るい時には表示装置の表示輝
度を高くし、また夜間のように周囲が暗いときには、そ
の表示装置の表示輝度が明るすぎて眩惑されないように
低輝度で表示させることができるように表示装置の表示
輝度を調整するイルミネーションコントロール機構が備
わっている。
器)が、昼夜を問わずイグニッションスイッチのオン時
には表示装置の表示面を自発光させて運転者等の乗員の
視認性を高めるタイプの、例えばブラックフェイスメー
タ等においては、昼間の明るい時には表示装置の表示輝
度を高くし、また夜間のように周囲が暗いときには、そ
の表示装置の表示輝度が明るすぎて眩惑されないように
低輝度で表示させることができるように表示装置の表示
輝度を調整するイルミネーションコントロール機構が備
わっている。
【0003】このイルミネーションコントロールの調整
は、例えば図5で示すように、車速計1、エンジン回転
計2、燃料計3、液温計4等の計器及びA/Tインジケ
ータ表示部5等を有する車両用表示装置6の正面に配置
突設されているイルミネーション調整スイッチノブ7
(以下これをイルコンノブと称す)を、左又は右方向へ
回転させることにより、その輝度調整ができるようにな
っている。
は、例えば図5で示すように、車速計1、エンジン回転
計2、燃料計3、液温計4等の計器及びA/Tインジケ
ータ表示部5等を有する車両用表示装置6の正面に配置
突設されているイルミネーション調整スイッチノブ7
(以下これをイルコンノブと称す)を、左又は右方向へ
回転させることにより、その輝度調整ができるようにな
っている。
【0004】また上記イルコンノブの近傍には、該イル
コンノブがメータのイルミネーション調整用のノブであ
ることを知らしめるためのイルミネーション調整ノブ表
示部8(以下これをイルコン表示部と称す)が施されて
いる。このイルコン表示部8は、図6で示すように、上
記表示装置6の正面に装着されている半透明(ブラック
フェイスメータの場合は透過率が約20〜50%)のフ
ロントカバー9の表面にパッド印刷で施しているもの、
あるいは図7で示すように、半透明のフロントカバー9
の裏面に、イルコン表示シール10を貼着する等の手段
で施しているものであった。
コンノブがメータのイルミネーション調整用のノブであ
ることを知らしめるためのイルミネーション調整ノブ表
示部8(以下これをイルコン表示部と称す)が施されて
いる。このイルコン表示部8は、図6で示すように、上
記表示装置6の正面に装着されている半透明(ブラック
フェイスメータの場合は透過率が約20〜50%)のフ
ロントカバー9の表面にパッド印刷で施しているもの、
あるいは図7で示すように、半透明のフロントカバー9
の裏面に、イルコン表示シール10を貼着する等の手段
で施しているものであった。
【0005】ところが、上記イルコン表示を施すフロン
トカバー9は曲面で形成されているために、その曲面に
上記のパッド印刷又はシール貼着を施すには手間がかか
り、車両用表示装置のコストアップの要因となってい
る。
トカバー9は曲面で形成されているために、その曲面に
上記のパッド印刷又はシール貼着を施すには手間がかか
り、車両用表示装置のコストアップの要因となってい
る。
【0006】また上記車両用表示装置の製作経済性を高
めるために、フロントカバーの内側に位置されている文
字板の表示面に印刷等によりその文字、目盛と一緒にイ
ルコン表示を施すことが考えられていたが、この場合上
記文字板を立体形成しなければならず、さらにこの文字
板の立体形状に対応して、この文字板を透過照明するた
めに使用される導光板の形状をも立体形状としなければ
ならないことになる。そして、導光板が立体形状となる
ことで複雑な反射面を設けなければならず、このために
導光板内部での反射ロスが多くなり、必要な輝度で発光
表示させることが困難となる不具合があった。
めるために、フロントカバーの内側に位置されている文
字板の表示面に印刷等によりその文字、目盛と一緒にイ
ルコン表示を施すことが考えられていたが、この場合上
記文字板を立体形成しなければならず、さらにこの文字
板の立体形状に対応して、この文字板を透過照明するた
めに使用される導光板の形状をも立体形状としなければ
ならないことになる。そして、導光板が立体形状となる
ことで複雑な反射面を設けなければならず、このために
導光板内部での反射ロスが多くなり、必要な輝度で発光
表示させることが困難となる不具合があった。
【0007】そこで従来例として上記のイルコン表示
を、自動変速機(オートマチックトランスミッション)
の変速段数を表示するオートマチックトランスミッショ
ンインジケータ(以下これをA/Tインジケータと称
す)に使用されているA/Tフィニッシャに印刷手段で
施したものが提案されている。この従来例は、図5、図
8及び図9で示すように速度計1と回転計2との間のス
ペースを利用して、「P」「R」「N」「D」「2」
「1」なる各インジケータ表示を有するA/Tインジケ
ータ表示部5と、イルミネーション調整ノブ7に近設配
置されるイルコン表示8が設けられている車両用表示装
置において、そのA/Tインジケータ表示部は、各イン
ジケータ表示「P」「R」「N」「D」「2」「1」に
対応する各表示室12Aがロアハウジング12と一体に
形成されており、また各表示室12A内には、選択点灯
される照明光源(LED等)13が配置されている。
を、自動変速機(オートマチックトランスミッション)
の変速段数を表示するオートマチックトランスミッショ
ンインジケータ(以下これをA/Tインジケータと称
す)に使用されているA/Tフィニッシャに印刷手段で
施したものが提案されている。この従来例は、図5、図
8及び図9で示すように速度計1と回転計2との間のス
ペースを利用して、「P」「R」「N」「D」「2」
「1」なる各インジケータ表示を有するA/Tインジケ
ータ表示部5と、イルミネーション調整ノブ7に近設配
置されるイルコン表示8が設けられている車両用表示装
置において、そのA/Tインジケータ表示部は、各イン
ジケータ表示「P」「R」「N」「D」「2」「1」に
対応する各表示室12Aがロアハウジング12と一体に
形成されており、また各表示室12A内には、選択点灯
される照明光源(LED等)13が配置されている。
【0008】また各表示室12Aの前面開口部を閉塞す
るように位置されると共に、イルコン表示部の裏面に位
置される形状となしたアクリル樹脂等の透明基材からな
るA/Tフィニッシャ15が設けられており、このA/
Tフィニッシャ15の裏面には、上記の各表示室12A
に対応する各インジケータ表示「P」「R」「N」
「D」「2」「1」の各インジケータ表示マーク16
と、イルコン表示部8に対応するイルコン表示マーク1
7のそれぞれが白色印刷により施しており、さらに上記
インジケータ表示マーク16の裏側には、上記の各イン
ジケータ表示「P」「R」「N」「D」「2」「1」を
着色表示せしめるための着色レンズ14を重ね合せてい
る。またイルコン表示マーク17の裏面には、該イルコ
ン表示部8から計器内部が透視できないようにするため
の黒色背景層18が印刷手段により施されている。
るように位置されると共に、イルコン表示部の裏面に位
置される形状となしたアクリル樹脂等の透明基材からな
るA/Tフィニッシャ15が設けられており、このA/
Tフィニッシャ15の裏面には、上記の各表示室12A
に対応する各インジケータ表示「P」「R」「N」
「D」「2」「1」の各インジケータ表示マーク16
と、イルコン表示部8に対応するイルコン表示マーク1
7のそれぞれが白色印刷により施しており、さらに上記
インジケータ表示マーク16の裏側には、上記の各イン
ジケータ表示「P」「R」「N」「D」「2」「1」を
着色表示せしめるための着色レンズ14を重ね合せてい
る。またイルコン表示マーク17の裏面には、該イルコ
ン表示部8から計器内部が透視できないようにするため
の黒色背景層18が印刷手段により施されている。
【0009】19は上記A/Tフィニッシャ15の前面
に位置される見返し板(アッパハウジング)であって、
この見返し板19は各計器1,2,3,4等を収容保持
する上記のロアハウジング12と一体に組付けけられ
る。20は各計器1,2及び3,4の文字板11裏面に
重ね合せられているライトガイド(導光板)であって、
このライトガイド20による面発光で上記の各計器文字
板11を透過照明することができる構成となっている。
に位置される見返し板(アッパハウジング)であって、
この見返し板19は各計器1,2,3,4等を収容保持
する上記のロアハウジング12と一体に組付けけられ
る。20は各計器1,2及び3,4の文字板11裏面に
重ね合せられているライトガイド(導光板)であって、
このライトガイド20による面発光で上記の各計器文字
板11を透過照明することができる構成となっている。
【0010】そしてイグニッションキーをオンさせて図
5で示す冷陰極管21を点灯させることにより、冷陰極
管21からの発光は、ライトガイド20の端面部とA/
Tフィニッシャ15の端面部でそれぞれ受光し、その結
果ライトガイド20の面発光作用で各計器の文字板11
は透過照明され、またA/Tフィニッシャ15内部での
反射光により、そのA/Tフィニッシャ15に施されて
いる各インジケータ表示「P」「R」「N」「D」
「2」「1」等の各インジケータ表示マーク16とイル
コン表示部8のイルコン表示マーク17が反射表示され
るものである。
5で示す冷陰極管21を点灯させることにより、冷陰極
管21からの発光は、ライトガイド20の端面部とA/
Tフィニッシャ15の端面部でそれぞれ受光し、その結
果ライトガイド20の面発光作用で各計器の文字板11
は透過照明され、またA/Tフィニッシャ15内部での
反射光により、そのA/Tフィニッシャ15に施されて
いる各インジケータ表示「P」「R」「N」「D」
「2」「1」等の各インジケータ表示マーク16とイル
コン表示部8のイルコン表示マーク17が反射表示され
るものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例の車両用表示装置にあっては、A/Tフィニッシャ1
5に、インジケータ表示マーク16とイルコン表示マー
ク17を施してA/Tフィニッシャ15内部を伝播する
反射光で、それらインジケータ表示マーク16及びイル
コン表示マーク17のそれぞれを反射表示させるのであ
るが、そのA/Tフィニッシャ15に施したイルコン表
示マーク17の裏面には、計器内部が透視できないよう
にするための黒色背景層18を印刷手段により施さなけ
ればならず、このために上記黒色背景層18の印刷工程
が必要となり、上記A/Tフィニッシャ15の生産性及
び経済性に支障を起すものであった。
例の車両用表示装置にあっては、A/Tフィニッシャ1
5に、インジケータ表示マーク16とイルコン表示マー
ク17を施してA/Tフィニッシャ15内部を伝播する
反射光で、それらインジケータ表示マーク16及びイル
コン表示マーク17のそれぞれを反射表示させるのであ
るが、そのA/Tフィニッシャ15に施したイルコン表
示マーク17の裏面には、計器内部が透視できないよう
にするための黒色背景層18を印刷手段により施さなけ
ればならず、このために上記黒色背景層18の印刷工程
が必要となり、上記A/Tフィニッシャ15の生産性及
び経済性に支障を起すものであった。
【0012】本発明はかかる事実に着目してなされたも
ので、特に従来のA/Tフィニッシャにおいて施してい
た上記黒色背景層の印刷工程を省いて、そのA/Tフィ
ニッシャの生産性及び経済性を高め、しかもイルコン表
示マークの表示を有効ならしめることができる車両用表
示装置の提供を目的とする。
ので、特に従来のA/Tフィニッシャにおいて施してい
た上記黒色背景層の印刷工程を省いて、そのA/Tフィ
ニッシャの生産性及び経済性を高め、しかもイルコン表
示マークの表示を有効ならしめることができる車両用表
示装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、速度計、エンジン回転計、
燃料計、温度計等の計器の指示値を表示する文字、目盛
等を施した透過照明文字板と、インジケータ表示マーク
を施し、伝播光により上記インジケータ表示マークを反
射表示せしめるA/Tフィニッシャとを有する車両用表
示装置において、上記透過照明文字板に、該透過照明文
字板に施す文字、目盛等をかたどる印刷層と同時に透過
照明用のイルコン表示マークをかたどる印刷層を施し、
さらに上記A/Tフィニッシャのインジケータ表示マー
ク施し部以外の部分を、上記透過照明文字板の裏面で、
かつ上記イルコン表示マーク施し部に対応する位置で重
ね合せ、A/Tフィニッシャ内部で伝播する反射光で、
上記透過照明文字板に施したイルコン表示マークを透過
照明する車両用表示装置であることを特徴としている。
に、本発明の請求項1では、速度計、エンジン回転計、
燃料計、温度計等の計器の指示値を表示する文字、目盛
等を施した透過照明文字板と、インジケータ表示マーク
を施し、伝播光により上記インジケータ表示マークを反
射表示せしめるA/Tフィニッシャとを有する車両用表
示装置において、上記透過照明文字板に、該透過照明文
字板に施す文字、目盛等をかたどる印刷層と同時に透過
照明用のイルコン表示マークをかたどる印刷層を施し、
さらに上記A/Tフィニッシャのインジケータ表示マー
ク施し部以外の部分を、上記透過照明文字板の裏面で、
かつ上記イルコン表示マーク施し部に対応する位置で重
ね合せ、A/Tフィニッシャ内部で伝播する反射光で、
上記透過照明文字板に施したイルコン表示マークを透過
照明する車両用表示装置であることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図1乃至図4で示
す実施形態に基いて詳細に説明するが、本発明では特に
文字板と、A/Tフィニッシャの構成に特徴を有するも
のであるから、その文字板及びA/Tフィニッシャの構
成について具体的に説明をし、その他の従来例と同等の
構成は従来例で付した符号と同符号を付して、その説明
は簡略する。
す実施形態に基いて詳細に説明するが、本発明では特に
文字板と、A/Tフィニッシャの構成に特徴を有するも
のであるから、その文字板及びA/Tフィニッシャの構
成について具体的に説明をし、その他の従来例と同等の
構成は従来例で付した符号と同符号を付して、その説明
は簡略する。
【0015】31はエンジン回転計2に対応する透過照
明文字板であって、この透過照明文字板31は、透明又
は半透明である基材32の表面に、文字・目盛等33を
除いて不透明とする例えば黒色印刷による遮光層34が
形成されている。またその透過照明文字板31には、図
1で示すように、その透過照明文字板31を貫通するイ
ルミネーション調整スイッチノブ7の近傍位置にイルコ
ン表示マーク35が施されている。
明文字板であって、この透過照明文字板31は、透明又
は半透明である基材32の表面に、文字・目盛等33を
除いて不透明とする例えば黒色印刷による遮光層34が
形成されている。またその透過照明文字板31には、図
1で示すように、その透過照明文字板31を貫通するイ
ルミネーション調整スイッチノブ7の近傍位置にイルコ
ン表示マーク35が施されている。
【0016】このイルコン表示マーク35は、上記文字
・目盛等33と同様に、そのイルコン表示マーク35を
除く部分が不透明なる黒色印刷による遮光層34で形成
されている。従って基材32の表面に遮光層34を印刷
するときに、上記文字・目盛等33とイルコン表示マー
ク35とは同時に印刷形成される。
・目盛等33と同様に、そのイルコン表示マーク35を
除く部分が不透明なる黒色印刷による遮光層34で形成
されている。従って基材32の表面に遮光層34を印刷
するときに、上記文字・目盛等33とイルコン表示マー
ク35とは同時に印刷形成される。
【0017】36はA/Tフィニッシャであって、この
A/Tフィニッシャ36の形状は、このA/Tフィニッ
シャ36及び上記文字板31を車両用表示装置6内に組
付けたとき、そのA/Tフィニッシャ36の一部が上記
文字板31に施されているイルコン表示マーク35の裏
面に対応して、その文字板31と重なり合うことができ
るように突出部36Aが形成されている。
A/Tフィニッシャ36の形状は、このA/Tフィニッ
シャ36及び上記文字板31を車両用表示装置6内に組
付けたとき、そのA/Tフィニッシャ36の一部が上記
文字板31に施されているイルコン表示マーク35の裏
面に対応して、その文字板31と重なり合うことができ
るように突出部36Aが形成されている。
【0018】このA/Tフィニッシャ36は、透明又は
半透明の基材で形成されており、その裏面には、「P」
「R」「N」「D」「2」「1」等の各インジケータ表
示マーク37が白色印刷され、さらに上記突出部36A
の裏側に対応して白色の反射層38が印刷されている。
従ってA/Tフィニッシャ36の裏面にインジケータ表
示マーク37を印刷するとき、白色反射層38も同時に
印刷することができる。
半透明の基材で形成されており、その裏面には、「P」
「R」「N」「D」「2」「1」等の各インジケータ表
示マーク37が白色印刷され、さらに上記突出部36A
の裏側に対応して白色の反射層38が印刷されている。
従ってA/Tフィニッシャ36の裏面にインジケータ表
示マーク37を印刷するとき、白色反射層38も同時に
印刷することができる。
【0019】上記構成の文字板31とA/Tフィニッシ
ャ36とを車両用表示装置6に組付ける手順は、各計器
1,2,3,4、ライトガイド20及び冷陰極管21等
の付属品を組付けた後のロアハウジング12前面の上記
A/Tインジケータ表示部5に、上記構成のA/Tフィ
ニッシャ36を被せ、さらにそのA/Tフィニッシャ3
6の上側から上記構成の文字板31を被せるが、このと
き文字板31に施されているイルコン表示マーク35の
裏側に、上記A/Tフィニッシャ36に形成されている
突出部36Aを重ね合せる。次いでそれらA/Tフィニ
ッシャ36及び文字板31上に見返し板19を被せ、こ
の見返し板19をロアハウジング12と結合させること
で、文字板31及びA/Tフィニッシャ36の固定が完
了する。
ャ36とを車両用表示装置6に組付ける手順は、各計器
1,2,3,4、ライトガイド20及び冷陰極管21等
の付属品を組付けた後のロアハウジング12前面の上記
A/Tインジケータ表示部5に、上記構成のA/Tフィ
ニッシャ36を被せ、さらにそのA/Tフィニッシャ3
6の上側から上記構成の文字板31を被せるが、このと
き文字板31に施されているイルコン表示マーク35の
裏側に、上記A/Tフィニッシャ36に形成されている
突出部36Aを重ね合せる。次いでそれらA/Tフィニ
ッシャ36及び文字板31上に見返し板19を被せ、こ
の見返し板19をロアハウジング12と結合させること
で、文字板31及びA/Tフィニッシャ36の固定が完
了する。
【0020】このようにして組立てられた車両用表示装
置6にあっては、冷陰極管21を点灯すると、該冷陰極
管21からの発光は、ライトガイド20の受光面と、A
/Tフィニッシャ36の上側端面(受光面)でそれぞれ
受光し、その結果ライトガイド20の面発光作用で各計
器の文字板31は透過照明される。またA/Tフィニッ
シャ36内部での伝播反射光により各インジケータ表示
マーク16が反射表示されると共に、そのA/Tフィニ
ッシャ36の突出部36Aの裏面に施されている白色反
射層38で反射された反射光で、イルコン表示マーク3
5が透過表示されるものである。
置6にあっては、冷陰極管21を点灯すると、該冷陰極
管21からの発光は、ライトガイド20の受光面と、A
/Tフィニッシャ36の上側端面(受光面)でそれぞれ
受光し、その結果ライトガイド20の面発光作用で各計
器の文字板31は透過照明される。またA/Tフィニッ
シャ36内部での伝播反射光により各インジケータ表示
マーク16が反射表示されると共に、そのA/Tフィニ
ッシャ36の突出部36Aの裏面に施されている白色反
射層38で反射された反射光で、イルコン表示マーク3
5が透過表示されるものである。
【0021】このように本実施形態の車両用表示装置に
よれば、そのA/Tフィニッシャ36の構成は、その基
材の裏面にインジケータ表示マーク37及び白色反射層
38を印刷形成したものであるから、そのA/Tフィニ
ッシャ36は、白色塗料を用いる一回の印刷工程で完成
させることができ、また文字板31上に施したイルコン
表示マーク35は、文字板31に施す文字・目盛等と同
時に印刷形成することができるので、上記A/Tフィニ
ッシャ36及び文字板31を形成するに際しての印刷工
程が簡素化され、これに伴なってA/Tフィニッシャ3
6及び文字板31の生産性及び経済性が大幅に改善され
る。
よれば、そのA/Tフィニッシャ36の構成は、その基
材の裏面にインジケータ表示マーク37及び白色反射層
38を印刷形成したものであるから、そのA/Tフィニ
ッシャ36は、白色塗料を用いる一回の印刷工程で完成
させることができ、また文字板31上に施したイルコン
表示マーク35は、文字板31に施す文字・目盛等と同
時に印刷形成することができるので、上記A/Tフィニ
ッシャ36及び文字板31を形成するに際しての印刷工
程が簡素化され、これに伴なってA/Tフィニッシャ3
6及び文字板31の生産性及び経済性が大幅に改善され
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の車両用表示装置に
よれば、その表示装置の文字板31にイルコン表示マー
ク35を施し、このイルコン表示マーク35の透過表示
はA/Tフィニッシャ36を伝播反射される反射光で透
過表示させる構成となしたものであるから、特にA/T
フィニッシャ36を構成する印刷工程が削減され、これ
によりA/Tフィニッシャ36の生産性及び経済性が向
上する。
よれば、その表示装置の文字板31にイルコン表示マー
ク35を施し、このイルコン表示マーク35の透過表示
はA/Tフィニッシャ36を伝播反射される反射光で透
過表示させる構成となしたものであるから、特にA/T
フィニッシャ36を構成する印刷工程が削減され、これ
によりA/Tフィニッシャ36の生産性及び経済性が向
上する。
【図1】本発明よりなる車両用表示装置の実施形態を示
した正面図。
した正面図。
【図2】図1におけるII−II線断面図。
【図3】図1におけるIII −III 線断面図。
【図4】図2におけるA部拡大断面図。
【図5】従来の車両用表示装置を示した正面図。
【図6】従来の車両用表示装置の縦断面図。
【図7】従来の車両用表示装置の変形例を示した断面説
明図。
明図。
【図8】図5におけるIIX −IIX 線断面図。
【図9】図8におけるB部拡大断面図。
1…速度計 2…エンジン回転計 3…燃料計 4…液温計 5…A/Tインジケータ表示部 6…車両用表示装置 7…イルミネーション調整スイッチノブ 8…イルコン表示部 9…フロントカバー 10…イルコン表示シール 11…文字板 12…ロアハウジング 13…光源 14…着色レンズ 15…A/Tフィニッシャ 16…インジケータ表示マーク 17…イルコン表示マーク 18…黒色背景層 19…見返し板(アッパハウジング) 20…ライトガイド 21…冷陰極管 31…文字板 32…基材 33…文字・目盛等 34…遮光層 35…イルコン表示マーク 36…A/Tフィニッシャ 37…インジケータ表示マーク 38…白色反射層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F074 AA01 BB01 DD03 EE03 FF01 GG01 GG06 3D044 BA11 BC02 BD02 3K040 GA05 GC05 HA01 HB04
Claims (1)
- 【請求項1】 速度計、エンジン回転計、燃料計、温度
計等の計器の指示値を表示する文字、目盛等を施した透
過照明文字板と、インジケータ表示マークを施し、伝播
光により上記インジケータ表示マークを反射表示せしめ
るA/Tフィニッシャとを有する車両用表示装置におい
て、上記透過照明文字板(31)に、該透過照明文字板
(31)に施す文字、目盛等(33)をかたどる印刷層
と同時に透過照明用のイルコン表示マーク(35)をか
たどる印刷層を施し、さらに上記A/Tフィニッシャ
(36)のインジケータ表示マーク(37)施し部以外
の部分(36A)を、上記透過照明文字板(31)の裏
面で、かつ上記イルコン表示マーク(37)施し部に対
応する位置で重ね合せ、A/Tフィニッシャ(36)内
部で伝播する反射光で、上記透過照明文字板(31)に
施したイルコン表示マーク(35)を透過照明すること
を特徴とする車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10357406A JP2000177431A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10357406A JP2000177431A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000177431A true JP2000177431A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18453966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10357406A Pending JP2000177431A (ja) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000177431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008175204A (ja) * | 2001-03-23 | 2008-07-31 | Alstom Technology Ltd | ターボ機械用ロータ及び該ロータの製作法 |
WO2020241928A1 (ko) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 스투디오브이투브이 주식회사 | 차량용 클러스터를 위한 입체조명 장치 |
-
1998
- 1998-12-16 JP JP10357406A patent/JP2000177431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008175204A (ja) * | 2001-03-23 | 2008-07-31 | Alstom Technology Ltd | ターボ機械用ロータ及び該ロータの製作法 |
WO2020241928A1 (ko) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 스투디오브이투브이 주식회사 | 차량용 클러스터를 위한 입체조명 장치 |
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