JP2000172935A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP2000172935A
JP2000172935A JP10344368A JP34436898A JP2000172935A JP 2000172935 A JP2000172935 A JP 2000172935A JP 10344368 A JP10344368 A JP 10344368A JP 34436898 A JP34436898 A JP 34436898A JP 2000172935 A JP2000172935 A JP 2000172935A
Authority
JP
Japan
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product
gear
drum
bucket
driven
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10344368A
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English (en)
Inventor
Kenichi Arai
憲一 新井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品ラックからバケットへの商品の払い出し
および受け渡しを確実に行うことができるとともに、商
品の搬出を良好に行うことができ、また低コストで製造
可能な自動販売機の商品搬出装置を提供する。 【解決手段】上下方向に移動自在に設けられ、販売時
に、商品ラック18の付近で商品Sを収容するバケット
42と、ギアモータ115と、商品Sの払い出しの際
に、商品Sを下側から支持するとともに、ギアモータ1
15により所定の方向に回転駆動されることにより、商
品Sを収容部72側へ送り出すドラム81と、を備え、
収容部72はドラムよりも下側に位置し、商品を載置す
るトレイ101を有し、ドラム81の周面は商品Sを下
側から支持する際に、収納面19の高さ位置の付近で商
品に接触する高接触周面Hと、この高接触周面Hが商品
Sに接触する位置よりも低くく、かつ、収納面19より
も低い位置で商品Sに接触する低接触周面Lとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品ラックに収納
された商品を、販売時に、商品ラックから払い出し商品
取出口に搬出するための自動販売機の商品搬出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の商品搬出装置として、特
開平9−259342号公報に記載のものが知られてい
る。この商品搬出装置は、商品が前後方向に並べて収納
された商品ラックから商品を払い出す商品払い出し装置
と、払い出された商品を受け取り、商品取出口まで搬送
する商品搬送装置とを備えている。商品払い出し装置
は、商品ラック内に設けられ、商品を載置・収納する従
動コンベヤを有し、この従動コンベヤが駆動されること
により、ベルト上に載置されている商品が商品搬送装置
に払い出される。一方、商品搬送装置は、払い出された
商品を受け取って収容する、上下方向および前後方向に
移動自在のバケットと、このバケット内の底部に設けら
れた駆動コンベヤなどを有している。
【0003】このような商品搬出装置では、販売時の商
品の払い出しおよび受け渡しは、次のようにして行われ
る。すなわち、まず、バケットが上下方向に移動し、選
択された商品を収納する商品ラックに対向する位置に停
止する。この場合、バケットは、駆動コンベヤが従動コ
ンベヤに対し面一となるように、すなわち両コンベヤの
ベルトの上面同士が面一となるように停止する。次い
で、バケットが商品ラック側に水平に移動して停止した
後、駆動コンベヤが作動し、両コンベヤ間に設けられた
駆動ローラを介して、従動コンベヤを駆動する。これに
より、商品ラックの商品が、バケット側に送り出され、
従動コンベヤから駆動コンベヤに載せ替えられるように
して、バケットに受け渡される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の商品搬出装置で
は、商品を、従動コンベヤから駆動コンベヤに円滑に受
け渡すために、駆動コンベヤが従動コンベヤに対し面一
となるように、バケットを上下方向の適切な位置に停止
させている。しかし、このように両コンベヤを面一とす
るためには、バケットを高精度で移動および停止させな
ければならず、商品搬出装置がコスト高となってしま
う。
【0005】また、商品搬出装置の長期間の使用によ
り、バケットの上下方向の停止精度が低下し、その結
果、従動コンベヤに対する駆動コンベヤの位置が上下に
ずれるおそれもあり、その場合には次のような問題が生
じる。すなわち、駆動コンベヤの位置が従動コンベヤよ
りも高くなると、商品の払い出しの際に、駆動コンベヤ
の高くなった部分に商品の下部がつかえ、商品をバケッ
トに受け渡すことができなくなるおそれがある。逆に、
駆動コンベヤの位置が従動コンベヤよりも低くなると、
商品の払い出し際に、商品がバケット側に倒れ込み、横
倒しの状態でバケットに収容される場合がある。このよ
うな状態で商品が収容されると、商品の寸法や形状によ
っては、バケット内に詰まってしまうおそれがある。こ
のように、バケットの停止精度の低下に伴う駆動コンベ
ヤの位置ずれにより、商品の搬出不良が生じるという問
題がある。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、商品ラックからバケットへの
商品の払い出しおよび受け渡しを確実に行うことができ
るとともに、商品の搬出を良好に行うことができ、また
低コストで製造可能な自動販売機の商品搬出装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動販売機
の商品搬出装置は、商品ラックの水平な収納面に載置し
て収納された商品を、販売時に、商品ラックから払い出
し、これを収容して商品取出口に搬出するための自動販
売機の商品搬出装置であって、商品を収容する収容部を
有し、上下方向に移動自在に設けられ、販売時に、商品
ラックの付近で商品を収容するバケットと、駆動源と、
バケットの商品ラック側に設けられ、商品の払い出しの
際に、商品を下側から支持するとともに、駆動源により
所定の方向に回転駆動されることにより、商品を収容部
側へ送り出すドラムと、を備え、収容部は、ドラムより
も下側に位置するとともに、商品を載置する収容面を有
し、ドラムの周面は、商品を下側から支持する際に、収
納面の高さ位置の付近で商品に接触する面と、この面が
商品に接触する位置よりも低く、かつ、収納面よりも低
い位置で商品に接触する面とを有することを特徴とす
る。
【0008】この構成によれば、販売時に、バケットが
商品ラックの付近に駆動された後、商品ラックの収納面
に載置して収納されている商品が、バケット側に払い出
され、ドラム上に送り出される。そして、商品がドラム
によって下側から支持されながら、収容部側に送り出さ
れ、収容面に載置するように収容部に収容される。この
ように、商品が商品ラックからバケットに受け渡される
際には、ドラムが上記所定の方向に回転駆動され、商品
を下側から支持しながら収容部側に送り出すので、商品
ラックからバケットへの商品の払い出しおよび受け渡し
を確実に行うことができるとともに、商品を収容部に円
滑に収容することができる。
【0009】また、ドラムの周面が、商品ラックの収納
面の高さ位置の付近で商品に接触する面と、この面が商
品に接触する位置よりも低く、かつ、収納面よりも低い
位置で商品に接触する面(以下、本明細書において「低
接触周面」という)とを有しているので、バケットの上
下方向の停止位置の誤差を吸収することができる。つま
り、ドラムの回転中心から最短距離で商品に接触する低
接触周面の部位の高さ(最低位置)よりも高い位置に、
商品ラックの収納面が位置するようにバケットを停止さ
せることで、商品を確実に下側から支持しながら収容部
側に送り出すことができる。したがって、収納面が最低
位置よりも高く位置するようにバケットを停止させるだ
けでよいため、バケットの上下方向の停止位置の誤差を
吸収でき、バケットの停止位置については、従来のよう
な高精度が要求されない。このため、商品搬出装置を低
コストで製造することができる。
【0010】さらに、ドラムを上記所定の方向に回転駆
動させることにより、上記のような周面を有するドラム
によって商品の下部を所定の方向に繰返し掻き出すよう
にして、商品を送り出すので、商品に対するドラムの滑
りを極めて小さくすることができ、加えて、商品を下部
から落し込み、収容面に載置するように収容部に収容す
ることができる。これにより、商品は、横倒しとなるこ
となく、収容部に適切に収容されるため、商品の搬出を
良好に行うことができる。
【0011】この場合、収納面の高さ位置付近で商品に
接触する面は、収納面の高さよりも高い位置で商品に接
触する面を有することが好ましい。
【0012】この構成によれば、収納面の高さ位置付近
で商品に接触する面が、収納面よりも高い位置で商品に
接触する面(以下、本明細書において「高接触周面」と
いう)を有するので、ドラムの回転によって、商品との
ドラムの平均接触高さが収納面とほぼ同じとなることに
より、商品は収納時の高さを保ったまま、ドラムによっ
て下側から支持される。これにより、商品ラックに収納
された状態をほぼ保持したまま、商品を収納部側に送り
出すことができる。
【0013】これらの場合、ドラムは、駆動源により回
転駆動されるドラム回転軸と、このドラム回転軸に対し
直交する断面が円形形状に形成されるとともに、ドラム
回転軸に偏心して支持され、このドラム回転軸により回
転駆動されるドラム本体と、を有することが好ましい。
【0014】この構成によれば、上記断面が円形形状に
形成されたドラム本体を、ドラム回転軸に偏心して支持
することにより、上記のように低接触周面などを有し、
商品との接触高さが変化するドラムを、容易に構成する
ことができる。
【0015】この場合、ドラム本体は、ドラム回転軸が
所定の方向に回転するときにのみ、このドラム回転軸に
より、所定の方向に回転駆動されるように構成されてい
ることが好ましい。
【0016】この構成によれば、ドラム回転軸が上記所
定の方向に回転するときにのみ、ドラム回転軸によって
ドラム本体が上記所定の方向に回転駆動されるので、商
品が商品ラックからドラム上に送り出された際に、ドラ
ム本体がドラム回転軸に対して空回りし、いわば「コ
ロ」の役割を果たすので、商品を収容部側に円滑に送り
出すことができる。
【0017】これらの場合、商品ラックに設けられ、商
品を払い出すための回転自在の払い出しギアと、バケッ
トに設けられ、支点を中心に回動自在のアームと、この
アームに回転自在に支持されるとともに、アームの回動
により、払い出しギアに係合する係合位置と、払い出し
ギアから離隔する離隔位置との間で回動可能で、駆動源
により回転駆動される遊動ギアと、を更に備えることが
好ましい。
【0018】この構成によれば、駆動源によって回転駆
動される遊動ギアを、払い出しギアに係合させて商品を
払い出すので、駆動源の動力を直接的に、かつ、確実に
伝達することができ、商品ラックからバケットへの商品
の払い出しおよび受け渡しを、より確実に行うことがで
きる。また、回動自在のアームに遊動ギアを支持し、ア
ームにより遊動ギアを回動させて払い出しギアに係合さ
せるので、遊動ギアを直線的に移動させて払い出しギア
に係合させる場合に比べて、遊動ギアを払い出しギアに
簡易に係合させることができる。
【0019】また、請求項4において、商品ラックに設
けられ、商品を払い出すための回転自在の払い出しギア
と、バケットに設けられ、支点を中心に回動自在のアー
ムと、このアームに回転自在に支持されるとともに、ア
ームの回動により、払い出しギアに係合する係合位置
と、払い出しギアから離隔する離隔位置との間で回動可
能で、駆動源により回転駆動される遊動ギアと、を更に
備え、遊動ギアは、ギア回転軸と、このギア回転軸に支
持されるとともに、ギア回転軸が所定の方向に回転する
ときにのみ、このギア回転軸により回転駆動され、払い
出しギアを商品を払い出すように回転させる遊動ギア本
体とを有し、ドラム回転軸およびギア回転軸は、一方が
その所定の方向に回転するときに、他方がその所定の方
向と異なる方向に回転するように連結されていることが
好ましい。
【0020】この構成によれば、ドラム回転軸およびギ
ア回転軸は、一方がその所定の方向に回転するときに、
他方がその所定の方向と異なる方向に回転するように連
結されているので、ドラム本体および遊動ギア本体のい
ずれか一方がその所定の方向に回転駆動されるときに、
他方を停止した状態に保つことができる。したがって、
遊動ギア本体のみをその所定の方向に回転駆動し、ドラ
ム本体を停止した状態に保持することにより、商品ラッ
クからドラム上に商品を円滑に送り出すことができる。
逆に、ドラム本体のみをその所定の方向に回転駆動し、
遊動ギア本体を停止した状態に保持することにより、ド
ラム上から収容部に商品を円滑に送り出すことができる
とともに、払い出された商品の次に商品ラックに位置す
る商品を商品ラックに確実に留めることができ、いわゆ
る2本出しを防止することができる。また、ドラムと遊
動ギアの駆動源を共用化することができ、その結果、そ
れらを別個の駆動源で駆動する場合に比べて、コストの
低減を図ることができる。なお、駆動源として、正逆回
転可能なモータなどを使用することにより、モータの回
転方向を正回転または逆回転に変更するだけで、ドラム
本体および遊動ギア本体のいずれか一方のみの回転駆動
を容易に行うことができる。
【0021】これらの場合、遊動ギアを、係合位置に付
勢する付勢手段を、更に備えることが好ましい。
【0022】この構成によれば、付勢手段によって、遊
動ギアを払い出しギアに押し付けるように係合させるの
で、遊動ギアを払い出しギアに確実に係合させることが
できる。
【0023】また、これらの場合、払い出しギア、アー
ムおよび遊動ギアは、遊動ギアが係合位置に位置すると
きに、支点および遊動ギアの回転中心を結ぶ直線と、払
い出しギアおよび遊動ギアの回転中心同士を結ぶ直線と
が鈍角を為すように配置されていることが好ましい。
【0024】この構成によれば、払い出しギア、アーム
および遊動ギアを、上記のように配置することにより、
遊動ギアが係合位置側に回動した場合に、両ギアの歯が
完全にはかみ合わず、歯先同士が係合する状態であって
も、遊動ギアが回転することにより、遊動ギアを払い出
しギア側に引き寄せるような力が作用する。このため、
遊動ギアは、払い出しギアに引き寄せられて係合位置ま
で回動し、ハンチングを生じることなく、払い出しギア
に確実にかみ合う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施形態に係る自動販売機の商品搬出装置につい
て詳細に説明する。図1は、その商品搬出装置を備えた
自動販売機を示す。
【0026】同図に示すように、この自動販売機1は、
ボックス状の販売機本体2と、その前面を開閉するメイ
ンドア3とを備えている。メインドア3には、後述する
商品収納庫7の前面の大きさに相当する透明パネル4が
組み込まれており、また商品収納庫7の前面にガラス製
の断熱扉6が設けられている。つまり、この自動販売機
1は、商品収納庫7に収納された商品S自体をディスプ
レイにするとともに、商品Sの販売動作を購入者が見る
ことのできる、いわゆるシースルタイプのものである。
【0027】また、メインドア3の前面には、図示しな
いが、コイン投入口、投入したコインの金額を表示する
金額表示部、コインを返却するための返却レバー、返却
されたコインを取り出すためのコイン返却口および商品
Sを選択するための選択ボタンなどが設けられている。
さらに、メインドア3の下部には、購入者が商品Sを取
り出すための商品取出口5が設けられている。
【0028】販売機本体2内には、前面の断熱扉6と断
熱材を内蔵した周壁7aとで画成された商品収納庫7
と、この商品収納庫7に収納された商品Sを商品取出口
5に搬出する商品搬出装置8と、図示しないが、商品搬
出装置8を含め販売機本体2内の各種の制御を行う、マ
イクロコンピュータからなる制御回路などが設けられて
いる。商品収納庫7は、上下方向の中間部より若干上側
で、断熱性を有する仕切板9などにより上下2段に仕切
られており、上側が加温室11、下側が冷却室12とな
っている。また、商品搬出装置8は、後述する商品払い
出し機構24および商品搬送装置41などにより構成さ
れている。
【0029】加温室11は、図示しないヒータにより内
部が加温され、これにより商品Sが加温される。一方、
冷却室12は、エバポレータ(図示せず)、コンデンサ
14、排気ファン15およびコンプレッサ16などによ
り構成された冷却装置17により内部が冷却され、これ
により商品Sが冷却される。また、加温室11および冷
却室12には、商品Sを載置して収納するための商品ラ
ック18が、上下方向にそれぞれ3段および4段で配置
されている。
【0030】各商品ラック18は、商品Sが載置される
水平な収納面19を有するとともに、その収納面19の
左右両端部が上向きに屈曲形成されている。収納面19
上には、前後方向に延び左右方向に8つの仕切壁21が
相互に平行に配置されている。これらの仕切壁21によ
って、収納面19上が仕切られており、隣同士の仕切壁
21、21により、同一品目の多数の商品Sが前後方向
に並んで収納されるとともに、販売時に前方に送り出さ
れる商品Sの通路となる商品収納通路22が形成されて
いる。なお、右端の仕切壁21と商品ラック18の右端
の屈曲部分との間にも商品収納通路22が形成されてい
る。
【0031】各仕切壁21は、前後方向に延び、商品収
納通路22の側壁を構成する仕切本体23と、仕切本体
23の右側部に設けられ、販売時に、商品Sを前方に送
り出し、商品ラック18から払い出す商品払い出し機構
24(図3参照)と、仕切本体23の前端部に設けら
れ、常時は商品収納通路22の前端の払い出し口を閉鎖
し、販売時に払い出し口を開放するゲート25を有して
いる。
【0032】商品払い出し機構24は、仕切本体23の
前端部および後端部に設けられた前後1対のギア31
(図3では前端部のギア31(払い出しギア)のみを表
示)と、これらのギア31に巻き掛けられたタイミング
ベルト32と、タイミングベルト32によって前方に駆
動され、商品Sを前方に押して送り出す、図示しないプ
ッシャとを備えている。払い出しギア31は、図3に示
すように、後述する遊動ギア83にかみ合う大ギア部3
1aと、この大ギア部31aよりも直径の小さい小ギア
部31bとにより2段に構成されており、この小ギア部
31bにタイミングベルト32が巻き掛けられている。
なお、タイミングベルト32が巻き掛けられた後端部の
ギアは、払い出しギア31の小ギア部31bと、径およ
びピッチが同一のものである。また、図示しないプッシ
ャは、タイミングベルト32に連結されるとともに、仕
切本体23の右側面から商品収納通路22側に大きく突
出している。したがって、払い出しギア31が、遊動ギ
ア83によって回転駆動されると、タイミングベルト3
2が回転し、これに伴い、プッシャが商品収納通路22
に収納されている商品S全体を後方から押しながら前方
に移動する。これにより、商品収納通路22に収納され
ている商品Sのうち、最前に位置する商品Sが商品ラッ
ク18から前方に払い出される。なお、以下の説明にお
いて、商品収納通路22に収納されている商品のうち、
最前に位置する商品およびその直後に位置する商品を、
適宜、それぞれを「最前商品」および「次販商品」と呼
ぶ。
【0033】ゲート25は、販売待機時に、商品Sが商
品収納通路22から不用意に落下するのを防止するため
のものであり、商品収納通路22の左右方向の幅と同程
度の長さを有するストッパー25aを備えている。この
ストッパー25aは、常時は水平に横たわり商品収納通
路22の払い出し口を閉鎖して、商品Sが商品収納通路
22から落下するのを阻止しており、一方、販売時に基
端部を中心に回動しほぼ鉛直に起立して、払い出し口を
開放するようになっている。なお、ストッパー25a
は、図示しないゲート開閉手段によって、ゲート25の
所定部位が押圧されることにより開放し、押圧が解除さ
れることにより閉鎖するようになっている。
【0034】次に、商品ラック18から払い出された商
品Sを、商品取出口5に搬送する商品搬送装置41につ
いて説明する。商品搬送装置41は、商品ラック18か
ら払い出された商品Sを収容・保持し、これを商品取出
口5まで搬送するバケット42と、このバケット42を
左右方向に移動させる水平移動機構(以下「Xモジュー
ル部」という)43と、バケット42を上下方向に移動
させる鉛直移動機構(以下「Yモジュール部」という)
44と、を備えている。
【0035】Xモジュール部43は、内部にバケット4
2を収容し、商品収納庫7の横幅と同程度の長さを有す
る横長ボックス状のバケット収容体51と、このバケッ
ト収容体51に内蔵され、バケット42を左右方向に移
動させる移動機構(図示せず)などを備えている。バケ
ット収容体51は、背面および底面の大部分が大きく開
口しており、商品ラック18から払い出された商品Sが
背面の開口を介してバケット42に受け渡され、その商
品Sが底面の開口を介して商品取出口5に搬出されるよ
うになっている。なお、バケット収容体51の前面の大
部分は、透明パネルなどで構成されており、自動販売機
1の正面からバケット42が目視できるようになってい
る。
【0036】一方、Yモジュール部44は、商品収納庫
7内の左右両端部にそれぞれ設けられており、バケット
収容体51を左右両端部で支持しながら、これを上下動
させるようになっている。具体的には、各Yモジュール
部44は、商品収納庫7内の上下端部にそれぞれ配置さ
れた、回転自在のプーリ52およびスプロケット53
と、プーリ52およびスプロケット53にそれぞれ巻き
掛けられ、それぞれの前側の端部が支持アーム54を介
してバケット収容体51に連結されるとともに、後側の
端部がおもり55を介して相互に連結されたワイヤ56
およびチェーン57と、を備えている。両Yモジュール
部44、44のプーリ52、52同士およびスプロケッ
ト53、53同士は、いずれも同軸上に配置されてお
り、各プーリ52がワイヤ56により互いに独立で回転
する一方、両スプロケット53、53が駆動軸58を介
して、互いに同期して回転するようになっている。
【0037】このように構成された両Yモジュール44
では、商品収納庫7内の下部に設けられたYモジュール
部駆動モータ59により、駆動軸58が回転駆動される
と、その両端部に固定されたスプロケット53、53が
回転してワイヤ56およびチェーン57が駆動される。
これにより、バケット収容体51が上下方向に駆動さ
れ、これに伴いバケット42が上下方向に駆動される。
【0038】なお、おもり55は、バケット42および
Xモジュール部43とほぼ同程度の重量を有しており、
定滑車としての機能を有するプーリ52により、大きな
駆動力を要することなく、バケット42を上下方向に駆
動できるようになっている。また、チェーン57の前側
の端部は、引っ張りばね60を介して支持アーム54に
連結されており、ワイヤ56およびチェーン57の全体
に対し張力を付加して、それらが緩みなくプーリ52お
よびスプロケット53に巻き掛けられるようにしてい
る。
【0039】上記のように構成されたXモジュール部4
3およびYモジュール部44により、バケット42が商
品ラック18の前方で上下左右に駆動され、選択された
商品Sを収納した商品収納通路22から商品取出口5に
まで、商品Sを搬送する。
【0040】バケット42は、図2に示すように、商品
ラック18から払い出された商品Sを受け取り、商品取
出口5に搬出するまで一時的に収容・保持するバケット
本体61と、このバケット本体61の左側の側壁61a
にケース62を介して取り付けられ、後述する払出・収
容機構75および搬出機構76を駆動する駆動機構63
などを備えている。
【0041】バケット本体61は、例えばアルミニウム
などの平板でボックス状に形成され、上面後半部から背
面上半部に亘って開放した構造になっている。この開放
した部分(商品収容開口)71を介して、商品ラック1
8から払い出された商品Sが、バケット本体61の商品
収容スペースである収容部72に収容される。また、バ
ケット本体61の上端部には、左右1対の円柱状のガイ
ド部材73、73が設けられており、これらのガイド部
材73、73により、バケット収容体51内に左右方向
に延設された案内レール(図示せず)に沿って、バケッ
ト42が左右方向に円滑に移動できるようになってい
る。また、バケット本体61の前面上半部には、透明パ
ネル74が組み込まれており、バケット42に収容され
た商品Sが正面から見えるようになっている。さらに、
バケット本体61には、図3に示すように、仕切壁21
に設けられた商品払い出し機構24を駆動するととも
に、払い出された商品Sを収容部72に収容するための
払出・収容機構75、および収容した商品Sを商品取出
口5に搬出するための搬出機構76が設けられている。
【0042】払出・収容機構75は、商品収容開口71
の下縁部を構成するとともに、販売時における商品Sの
払い出しの際に、その商品Sを下側から支持しながら収
容部72側に送り出すドラム81と、このドラム81を
回転自在に支持するとともに、下端部の支点82aを中
心に回動可能なドラムホルダ82と、ドラムホルダ82
の上端部に回転自在に支持され、ドラムホルダ82の回
動に伴い、上記払い出しギア31に係合する係合位置E
(図4参照)と、払い出しギア31から離隔する離隔位
置F(図3参照)との間で回動駆動される遊動ギア83
とを備えている。
【0043】ドラム81は、左右方向に水平に延び、バ
ケット本体61内の横幅と同程度の長さを有する円筒状
のドラム本体85と、その内部の軸受に挿入され、左右
両端部がドラムホルダ82の上記支点82aよりも上側
に回転自在に支持された回転軸(以下「ドラム回転軸」
という)86とを有している。したがって、ドラム81
は、ドラムホルダ82の回動により、大部分がバケット
本体61内に収容された位置(以下、この位置も「離隔
位置F」という)と、商品ラック18側に突出した位置
(以下、この位置も「係合位置E」という)との間で回
動する。また、ドラム本体85内の軸受は、ドラム本体
85内の中心からずれた位置に設けられている。つま
り、ドラム本体85は、ドラム回転軸86に対し偏心し
て支持されている。
【0044】図5は、ドラム81が商品ラック18側に
突出したときのドラム本体85の外周面と、商品ラック
18の収納面19との関係を示す。同図に示すように、
ドラム本体85が回転する場合に、その回転中心Oから
ドラム本体85の外周面までの最長距離の部位P1によ
る軌跡は、円Pで表される。また、回転中心Oからドラ
ム本体85の外周面までの最短距離の部位Q1による軌
跡は、円Qで表される。さらに、回転中心Oから商品ラ
ック18の収納面19の高さTまでの最短距離の部位T
1による軌跡は、円Rで表される。同図に示すように、
ドラム本体85は、これが回転するときに、収納面19
の高さTよりも上側を通過する面、すなわち回転中心O
とドラム本体85外周および円Rの交点とを結ぶ直線O
U−OUよりも右側の周面H(高接触周面)と、収納面
19の高さTよりも下側を通過する面、すなわち直線O
U−OUよりも左側の周面L(低接触周面)とを有して
いる。したがって、バケット42を商品ラック18の前
方に停止させる場合、収納面19の高さTが、円Pの上
端P2と、円Qの上端Q2との間に位置するようにバケ
ット42を停止させることにより、ドラム本体85の回
転によって、商品Sとのドラム本体85の平均接触高さ
が収納面とほぼ同じとなる。これにより、商品ラック1
8から払い出された商品Sを、収納時の状態をほぼ保持
したまま、確実に下側から支持することができるととも
に、バケット42の上下方向の停止位置の誤差を吸収す
ることができる。
【0045】ドラム回転軸86は、ドラム本体85の軸
受とともに、いわゆるワンウェイクラッチを構成してお
り、ドラム本体85が、ドラム回転軸86によって図4
で反時計回りにのみ、回転駆動されるようになってい
る。すなわち、ドラム回転軸86が図4で反時計回りに
回転すると、これに伴い、ドラム本体85も反時計回り
に回転する。このため、商品ラック18から払い出され
た商品Sがドラム81上を通過する際に、ドラム本体8
5は、いわば「コロ」としての役割を果たし、図4で反
時計回りにフリーで回転するようになっている。したが
って、ドラム本体85が回転駆動される前であっても、
商品Sが前方の収容部72側に円滑に送り出される。逆
に、ドラム回転軸86が図4で時計回りに回転しても、
ドラム本体85は回転することなく、停止した状態に保
たれる。
【0046】また、ドラム回転軸86の左端部には、ド
ラム本体85および遊動ギア83を回転させるための駆
動ギア87が設けられている。この駆動ギア87は、大
小の径を有するギアで2段に構成されており、径の大き
いギア部分に、遊動ギア83を駆動するための第1中間
ギア88がかみ合っている。この第1中間ギア88も、
駆動ギア87と同様に2段に構成されており、径の大き
いギア部分に駆動ギア87がかみ合う一方、径の小さい
ギア部分には、遊動ギア83を回転駆動するためのギア
用タイミングベルト89が巻き掛けられている。一方、
駆動ギア87の径の小さいギア部分には、ドラムホルダ
82の支点82aに同軸で設けられた第2中間ギア91
によって駆動されるドラム用タイミングベルト92が巻
き掛けられている。これにより、第2中間ギア91が回
転すると、ドラム用タイミングベルト92を介して、駆
動ギア87が回転駆動される。そして、この駆動ギア8
7の回転に伴い、ドラム回転軸86が回転駆動されると
ともに、第1中間ギア88およびギア用タイミングベル
ト89を介して、後述するギア回転軸96が回転駆動さ
れる。
【0047】遊動ギア83は、上記払い出しギア31に
係脱可能な遊動ギア本体95と、この遊動ギア本体95
の中心の軸受に挿入され、ドラムホルダ82の上端部に
回転自在に支持された回転軸(以下「ギア回転軸」とい
う)96とを有している。遊動ギア本体95は、上記払
い出しギア31とほぼ同様に構成されており、大ギア部
95aが払い出しギア31の大ギア部31aに係脱し、
一方、小ギア部95bに上記ギア用タイミングベルト8
9が巻き掛けられている。また、ギア回転軸96は、遊
動ギア本体95の軸受とともに、いわゆるワンウェイク
ラッチを構成しており、遊動ギア本体95が、ギア回転
軸96によって図4で反時計回りにのみ、回転駆動され
るようになっている。すなわち、ギア回転軸96が図4
で反時計回りに回転すると、これに伴い、遊動ギア本体
95も反時計回りに回転する。逆に、ギア回転軸96が
時計回りに回転しても、遊動ギア本体95は回転するこ
となく、停止した状態に保たれる。
【0048】ドラムホルダ82は、正面から見るとほぼ
「U」字状に構成されており、左側壁が右側壁よりも長
く上方に延びている。この左側壁(以下「支持プレー
ト」という)97の上端部に、上記遊動ギア83が回転
自在に支持されるとともに、支持プレート97の上下方
向のほぼ中間部および右側壁(図示せず)の上端部によ
り、上記ドラム81が回転自在に支持されている。ま
た、支持プレート97の下端部の支点82aには、上記
第2中間ギア91が回転自在に設けられている。この第
2中間ギア91は、上記ドラム用タイミングベルト92
が巻き掛けられた小ギア部と、後述する駆動機構63の
減速歯車列114にかみ合う大ギア部とにより2段に構
成されている。したがって、駆動機構63により第2中
間ギア91が回転駆動されると、これに伴い、ドラム用
タイミングベルト92が回転する。
【0049】また、支持プレート97の支点82aに
は、ねじりばね98が設けられており、このねじりばね
98によって、ドラムホルダ82が係合位置E側に付勢
されている。これにより、遊動ギア83が係合位置Eに
位置するときには、払い出しギア31に押し付けられた
状態となり、両ギア83、31のかみ合わせをより確実
なものとすることができる。さらに、支持プレート97
の前端部には、後述する三角リンク122に係合する係
合部99が設けられている。この係合部99には、矩形
形状の貫通孔99aが形成されており、この貫通孔99
aに、三角リンク122に設けられた係合ピン122c
が遊挿されている。そして、ドラムホルダ82は、常時
は、係合ピン122cにより上記ねじりばね98に抗し
て離隔位置Fに引き付けられるようにして係止され、係
合ピン122cが後方に駆動してその引き付けが解除さ
れると、係合位置E側に回動する。
【0050】また、ドラムホルダ82が回動し、遊動ギ
ア83が係合位置Eに位置するときには、遊動ギア8
3、支持プレート97および払い出しギア31は、次の
ような位置関係になっている。すなわち、図6に示すよ
うに、遊動ギア83の回転中心および支持プレート97
の支点82aを結ぶ直線Mと、遊動ギア83および払い
出しギア31の回転中心同士を結ぶ直線Nとが鈍角を為
すように、配置されている。このように配置することに
より、遊動ギア83が係合位置E側に回動した場合に、
遊動ギア83および払い出しギア31の歯が完全にはか
み合わず、歯先同士が係合する状態であっても、遊動ギ
ア83が回転し始めると、遊動ギア83を払い出しギア
31側に引き寄せるような力が作用する。このため、遊
動ギア83は、払い出しギア31側に引き寄せられて係
合位置Eまで回動し、ハンチングを生ずることなく、払
い出しギア31に確実にかみ合う。
【0051】次に、搬出機構76について説明する。搬
出機構76は、バケット本体62の底に開閉自在に設け
られ、収容部72の底面を構成するトレイ101(収容
面)と、バケット本体61の前面下半部に開閉自在に設
けられ、収容部72の前面下半部を構成する開閉ドア1
02と、トレイ101および開閉ドア102を相互に連
結する連結リンク103とを備えている。
【0052】トレイ101は、平板で構成され、バケッ
ト本体61の左右の側壁61a、61aに、後端部が回
動自在に支持されている。これにより、トレイ101
は、図3に示すように、常時は収容部72の下面を閉鎖
するほぼ水平な位置(以下「トレイ閉鎖位置」という)
と、商品Sを商品取出口5に搬出する際に、図7に示す
ように、収容部72の下面を開放し前下がりに傾斜する
位置(以下「トレイ開放位置」という)との間で回動し
て、収容部72の下面を開閉する。また、トレイ101
の後端部には、トレイ101をトレイ閉鎖位置に付勢す
るねじりばね104が設けられている。このねじりばね
104により、トレイ101は、常時はトレイ閉鎖位置
に保持されている。
【0053】また、トレイ101の左端部には、斜め後
ろ上がりに延びる被押圧部105(図3では下部のみ表
示)が設けられている。この被押圧部105が、後述す
るカム円板111に連動する図示しない押圧手段によっ
て、前方に押されることにより、トレイ101が後端部
を中心に開放するようになっている。逆に、押圧手段に
よる押圧が解除されると、トレイ101は、上記ねじり
ばね104によってトレイ閉鎖位置に自動復帰する。
【0054】開閉ドア102は、トレイ101と同様
に、平板で構成されており、その上端部でバケット本体
61の左右の側壁61a、61aに回動自在に支持され
ている。これにより、開閉ドア102は、図3に示すよ
うに、収容部72の下半部を閉鎖するように垂下する位
置(以下「ドア閉鎖位置」という)と、図7に示すよう
に、収容部72の前面下半部を開放するとともに、トレ
イ開放位置に位置するトレイ101とほぼ平行となるよ
うに前下がりに傾斜する位置(以下「ドア開放位置」と
いう)との間で回動し、収容部72の前面下半部を開閉
する。また、開閉ドア102の背面には、上下方向の中
間部より若干上側に、連結リンク103の一端部が回動
自在に連結され、連結リンク103の他端部が、トレイ
101の上記被押圧部105の上端部に回動自在に連結
されている。したがって、開閉ドア102は、図7に示
すように、トレイ101の開放に伴い、連結リンク10
3によって前方に押されて開放する。
【0055】このように、トレイ101および開閉ドア
102が、それぞれトレイ開放位置およびドア開放位置
に回動した場合には、図7に示すように、バケット本体
61の底面から前面下半部に亘って、収容した商品Sを
搬出するための開口106が形成されるとともに、トレ
イ101および開閉ドア102によって、商品取出口5
に向かう搬出通路107が形成される。そして、商品S
は、トレイ101で案内されながら落下し、商品取出口
5に搬出される。
【0056】次に、上記のように構成された払出・収容
機構75および搬出機構76を駆動する駆動機構63に
ついて説明する。駆動機構63は、図3に示すように、
ケース62のほぼ中央部に配置され、周面に多数の歯を
有するとともに、側面にカム溝を有するカム円板111
と、このカム円板111を、減速歯車列112を介して
回転駆動するカムモータ113と、上記ドラム81およ
び遊動ギア87を、減速歯車列114を介して回転駆動
するギアモータ115(駆動源)とを備えている。
【0057】カム円板111は、カムモータ113が正
逆回転することにより、減速歯車列112を介して正逆
回転するように構成されている。図3に示すカム円板1
11は、回転する前の状態、いわゆるホームポジション
に位置する状態を示す。なお、以下の説明においては、
カム円板111の回転方向およびカム溝の延び方向は、
右側面から見た場合(図3の紙面表側から見た場合)を
基準として説明する。
【0058】図3に示すように、カム円板111の左側
面には、ドラムホルダ82を回動させることにより、遊
動ギア83を係合位置Eと離隔位置Fの間で回動駆動す
るためのギア用カム溝121が形成されている。このギ
ア用カム溝121は、カム円板111の中心付近から周
面付近へ、反時計回りにほぼ5/4周しながら延びるよ
うに形成されており、このギア用カム溝121に、ほぼ
三角形形状に形成された三角リンク122が、前側の頂
角部分に設けられたピン122aを介して係合してい
る。カム円板111が、図3で反時計回りに回転する
と、三角リンク122は、上部の支点122bを中心に
反時計回りに回動し、後側の頂角部分に設けられた係合
ピン122cが後方に駆動され、ドラムホルダ82の離
隔位置Fへの引き付けを解除する。これにより、ドラム
ホルダ82は、上記ねじりばね98によって、支点82
aを中心に時計回りに回動し、これに伴い、遊動ギア8
3が係合位置E側に回動する(図4参照)。逆に、カム
円板111が、図4で時計回りに回転すると、三角リン
ク122は、支点122bを中心に時計回りに回動し、
係合ピン122cが前方に駆動されることにより、ねじ
りばね98に抗してドラムホルダ82を離隔位置F側へ
引き付ける。これにより、ドラムホルダ82が支点82
aを中心に反時計回りに回動し、これに伴い、遊動ギア
83が離隔位置F側に回動する(図3参照)。
【0059】また、カム円板111には、搬出機構76
を駆動するための上記図示しない押圧手段が係合してお
り、カム円板111の回転に連動して、トレイ101お
よび開閉ドア102を開閉するようになっている。具体
的には、カム円板111が、図3で時計回りに回転する
と、図示しない押圧手段が駆動され、トレイ101の被
押圧部105を前方に押す。これにより、トレイ101
および開閉ドア102がそれぞれトレイ開放位置側およ
びドア開放位置側に回動して、収容部72の下部を開放
する(図7参照)。逆に、カム円板111が、図7で反
時計回りに回転すると、押圧手段による被押圧部105
の押圧が解除され、トレイ101および開閉ドア102
が、ねじりばね104により、それぞれトレイ閉鎖位置
およびドア閉鎖位置に自動復帰して、収容部72の下部
を閉鎖する。
【0060】なお、図3に示すように、カム円板111
の右側面には、商品ラック18側のゲート25を開放す
るためのゲート用カム溝125が形成されている。この
ゲート用カム溝125は、カム円板111の中心付近か
ら周面付近へ、時計回りにほぼ半周しながら延びるよう
に形成されており、このゲート用カム溝125に、上述
した図示しないゲート開閉手段が係合している。カム円
板111が図3で反時計回りに回転すると、ドラムホル
ダ82が係合位置E側に回動するのとほぼ同時に、ゲー
ト開閉手段がゲート25の所定部位を押圧し、これによ
り、ゲート25のストッパー25aを開放駆動する。逆
に、カム円板111が図4で時計回りに回転すると、ド
ラムホルダ82が離隔位置F側に回動するのとほぼ同時
に、ゲート開閉手段による押圧が解除され、ゲート25
のストッパー25aが自動的に閉鎖する。
【0061】また、バケット本体61の後端部には、商
品Sがドラム81上に到達したことを検知するための商
品検知センサ127が設けられている。この商品検知セ
ンサ127は、発光素子および受光素子からなる1組の
光センサを有し、これらの素子がドラム81よりも上方
で、バケット本体61の左右の側壁61a、61aの後
端部に相互に対向するように取り付けられている。この
商品検知センサ127によって、販売時に商品Sがドラ
ム81上に到達したことが検知されると、ギアモータ1
15の作動が停止するようになっている。
【0062】ここで、図3、図4および図7を参照しな
がら、販売時における商品搬出装置8の一連の動作を、
バケット42の内部の動作を中心に説明する。購入者に
よって所望の商品Sの選択ボタンが押されると、まず、
Xモジュール部43およびYモジュール44が作動し、
バケット42が、図3に示すように、選択された商品を
収納する商品収納通路22の前方に停止する。この場
合、バケット42の上下方向の停止位置については、図
5を参照して説明したように、商品ラック18の収納面
19の高さTが、円Pの上端P2と円Qの上端Q2との
間に位置するように、バケット42が停止する。
【0063】次いで、カムモータ113が作動し、図3
のホームポジションに位置するカム円板111が反時計
回りに約220度回転して停止する(図4参照)。この
場合、離隔位置Fに位置していた遊動ギア83は、ドラ
ムホルダ82により係合位置E側に回動し、遊動ギア8
3および払い出しギア31の歯先同士が係合する。
【0064】その後、ギアモータ115が正回転するよ
うに作動すると、減速歯車列114、第2中間ギア9
1、ドラム用タイミングベルト92および駆動ギア87
を介して、ドラム回転軸86が、図4で時計回りに回転
駆動される。この場合、ドラム回転軸86は、ドラム本
体85がドラム回転軸86によって回転駆動可能な方向
と逆方向に回転するため、ドラム本体85は何ら回転す
ることなく停止状態を保っている。一方、遊動ギア83
のギア回転軸96は、駆動ギア87、第1中間ギア88
およびギア用タイミングベルト89を介して、図4で反
時計回りに回転駆動される。このギア回転軸96の回転
方向は、遊動ギア本体95がギア回転軸96によって回
転駆動可能な方向と同一方向であるため、ギア回転軸9
6の回転に伴って、遊動ギア本体95が反時計回りに回
転する。そして、この遊動ギア本体95の回転に伴い、
図4に示すように、遊動ギア83が係合位置Eに位置し
て払出ギア31にかみ合い、商品払い出し機構24が駆
動される。これにより、商品収納通路22内の商品S全
体が、図示しないプッシャによって後方から押され前方
に移動し、最前商品Sが前方のバケット42のドラム8
1側に次第に送り出される。
【0065】最前商品Sがドラム81の位置まで達した
ことが、商品検知センサ127によって検知されると、
ギアモータ115の作動が一旦停止し、その直後ギアモ
ータ115が逆回転するように作動する。この場合、ド
ラム回転軸86は、図4で反時計回りに回転駆動され、
この回転方向はドラム本体85がドラム回転軸86によ
って回転駆動可能な方向と同一方向であるため、ドラム
回転軸86の回転に伴って、ドラム本体85が反時計回
りに回転する。一方、遊動ギア83のギア回転軸96
は、遊動ギア本体95がギア回転軸96によって回転駆
動可能な方向と逆方向に回転するため、遊動ギア本体9
5は、ギアモータ115の停止に伴って停止し、停止状
態が保持される。
【0066】上記のように、商品Sを商品ラック18か
らドラム81側に送り出すときに、ドラム本体85を停
止させておくことにより、商品Sをドラム81上に円滑
に送り出すことができる。この場合、ドラム本体85の
高接触周面Hが商品ラック18の収納面19の高さTよ
り上側に位置していても、その高接触周面Hの部位が商
品Sの下端部により前方に押されることにより、ドラム
本体85が空回りして、低接触周面Lが上側にくるた
め、ドラム本体85によって商品Sを下側から確実に支
持することができる。また、商品Sがドラム81上に送
り出されたときに、ドラム本体85のみを回転駆動する
とともに、遊動ギア本体95を停止させておくので、商
品Sをドラム81から収容部72側に円滑に送り出すこ
とができるとともに、次販商品Sを商品ラック18に確
実に留めることができ、いわゆる2本出しを防止するこ
とができる。さらに、ドラム81および遊動ギア83
を、単一のギアモータ115で駆動するので、それらを
別個の駆動源で駆動する場合に比べて、コストの低減を
図ることができる。
【0067】そして、商品Sが、ドラム81によって収
容部72側に送り出されると、その商品Sは、下端部か
ら収容部72に落し込まれ、トレイ101上に載置され
るようにして、収容部72に収容される。
【0068】以上のようにして、商品Sがバケット本体
61の収容部72に収容されると、ギアモータ115が
停止する。その後、カムモータ113が逆回転するよう
に作動して、カム円板111が時計回りに回転し、ホー
ムポジションに戻る。この場合、ドラムホルダ82が反
時計回りに回動し、遊動ギア83は係合位置Eから離隔
位置Fに回動して、払い出しギア31との係合が解除さ
れる。
【0069】その後、Xモジュール部43およびYモジ
ュール部44が作動して、バケット42が商品取出口5
の後斜め上の位置に駆動される。そして、カムモータ1
13が逆回転するように再度作動し、カム円板111は
ホームポジションの位置から、時計回りに約60度回転
する。このカム円板111の回転により、上記図示しな
い押圧手段が駆動され、これに伴い、トレイ101およ
び開閉ドア102が開放される。これにより、収容部7
2に収容されていた商品Sが、搬出通路107を介して
前方の商品取出口5に落下して搬出される。
【0070】そして、商品取出口5に設けられた商品搬
出検知センサ(図示せず)によって、商品Sを搬出した
ことが検知されると、カムモータ113が正回転するよ
うに作動し、カム円板111は反時計回りに回転してホ
ームポジションに戻る(図3参照)。これに伴い、トレ
イ101および開閉ドア102が閉鎖して、商品Sの販
売が完了する。
【0071】以上詳述したように、本実施形態の商品搬
出装置8によれば、商品Sがドラム81によって下側か
ら支持されながら、収容部72側に送り出され、トレイ
101に載置するように収容部72に収容されるので、
商品ラック18からバケット42への商品Sの払い出し
および受け渡しを確実に行うことができるとともに、商
品Sを収容部72に円滑に収容することができる。ま
た、ドラム81が、商品Sとの接触高さを変化させるこ
とのできる高接触周面Hおよび低接触周面Lを有してい
るので、バケット42の上下方向の停止位置の誤差を吸
収することができる。このため、バケット4の上下方向
の停止位置については、従来のような高精度が要求され
ず、商品搬出装置8を低コストで製造することができ
る。さらに、商品Sを下部から落し込むようにして収容
部72に収容するので、横倒しなど生じることなく、商
品Sを収容部72に適切に収容することができ、その結
果、商品Sの搬出を良好に行うことができる。
【0072】なお、本実施形態では、側断面が円形形状
のドラム本体を、ドラム回転軸に対し偏心させたドラム
を使用したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、ドラム本体の周面を上記のような高接触周面および
低接触周面を有する種々の曲面や、側断面を種々の多角
形などにしてもよい。また、商品の払い出しの際に、商
品が横倒しとならない程度であれば、高接触周面Hが商
品ラック18の収納面19の高さ位置Tよりも若干低く
なるように、バケット42を停止させるようにしてもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動販売
機の商品搬出装置は、商品ラックからバケットへの商品
の払い出しおよび受け渡しを確実に行うことができると
ともに、商品の搬出を良好に行うことができ、また低コ
ストで製造できるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機の商品搬
出装置を備えた自動販売機であり、(a)は正面図、
(b)は側面断面図である。
【図2】バケットの外観を示す斜視図である。
【図3】商品ラックの前方に停止した直後のバケットを
示す内部構造図である。
【図4】商品を払い出す際のバケットを示す内部構造図
である。
【図5】商品を払い出す際のドラム本体の外周面と、商
品ラックの収納面との関係を説明する説明図である。
【図6】遊動ギア、払い出しギアおよびギア支持リンク
の配置関係を説明する説明図である。
【図7】商品を商品取出口に搬出する際のバケットを示
す内部構造図である。
【符号の説明】
5 商品取出口 8 商品搬出装置 18 商品ラック 19 収納面 31 払い出しギア 42 バケット 72 収容部 81 ドラム 82a 支点 83 遊動ギア 85 ドラム本体 86 ドラム回転軸 87 駆動ギア 95 遊動ギア本体 96 ギア回転軸 97 支持プレート(アーム) 98 ねじりばね(付勢手段) 101 トレイ(収容面) 111 カム円板 113 カムモータ 115 ギアモータ(駆動源) E 離隔位置 F 係合位置 H 高接触周面 L 低接触周面 M 遊動ギアの回転中心と支持プレートの支点を結
ぶ直線 N 遊動ギアと払い出しギアの回転中心同士を結ぶ
直線 S 商品

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品ラックの水平な収納面に載置して収
    納された商品を、販売時に、前記商品ラックから払い出
    し、これを収容して商品取出口に搬出するための自動販
    売機の商品搬出装置であって、 商品を収容する収容部を有し、上下方向に移動自在に設
    けられ、販売時に、前記商品ラックの付近で商品を収容
    するバケットと、 駆動源と、 前記バケットの前記商品ラック側に設けられ、商品の払
    い出しの際に、商品を下側から支持するとともに、前記
    駆動源により所定の方向に回転駆動されることにより、
    当該商品を前記収容部側へ送り出すドラムと、を備え、 前記収容部は、前記ドラムよりも下側に位置するととも
    に、商品を載置する収容面を有し、 前記ドラムの周面は、商品を下側から支持する際に、前
    記収納面の高さ位置の付近で商品に接触する面と、この
    面が商品に接触する位置よりも低く、かつ、前記収納面
    よりも低い位置で商品に接触する面とを有することを特
    徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記収納面の高さ位置付近で商品に接触
    する前記面は、前記収納面の高さよりも高い位置で商品
    に接触する面を有することを特徴とする請求項1に記載
    の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記ドラムは、前記駆動源により回転駆
    動されるドラム回転軸と、このドラム回転軸に対し直交
    する断面が円形形状に形成されるとともに、前記ドラム
    回転軸に偏心して支持され、このドラム回転軸により回
    転駆動されるドラム本体と、を有することを特徴とする
    請求項1または2に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 前記ドラム本体は、前記ドラム回転軸が
    前記所定の方向に回転するときにのみ、このドラム回転
    軸により、前記所定の方向に回転駆動されるように構成
    されていることを特徴とする請求項3に記載の自動販売
    機の商品搬出装置。
  5. 【請求項5】 前記商品ラックに設けられ、商品を払い
    出すための回転自在の払い出しギアと、 前記バケットに設けられ、支点を中心に回動自在のアー
    ムと、 このアームに回転自在に支持されるとともに、前記アー
    ムの回動により、前記払い出しギアに係合する係合位置
    と、前記払い出しギアから離隔する離隔位置との間で回
    動可能で、前記駆動源により回転駆動される遊動ギア
    と、を更に備えることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の自動販売機の商品搬出装置。
  6. 【請求項6】 前記商品ラックに設けられ、商品を払い
    出すための回転自在の払い出しギアと、 前記バケットに設けられ、支点を中心に回動自在のアー
    ムと、 このアームに回転自在に支持されるとともに、前記アー
    ムの回動により、前記払い出しギアに係合する係合位置
    と、前記払い出しギアから離隔する離隔位置との間で回
    動可能で、前記駆動源により回転駆動される遊動ギア
    と、を更に備え、 前記遊動ギアは、ギア回転軸と、このギア回転軸に支持
    されるとともに、前記ギア回転軸が所定の方向に回転す
    るときにのみ、このギア回転軸により回転駆動され、前
    記払い出しギアを商品を払い出すように回転させる遊動
    ギア本体とを有し、 前記ドラム回転軸および前記ギア回転軸は、一方がその
    前記所定の方向に回転するときに、他方がその前記所定
    の方向と異なる方向に回転するように連結されているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の自動販売機の商品搬出
    装置。
  7. 【請求項7】 前記遊動ギアを、前記係合位置に付勢す
    る付勢手段を、更に備えることを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の自動販売機の商品搬出装置。
  8. 【請求項8】 前記払い出しギア、前記アームおよび前
    記遊動ギアは、前記遊動ギアが前記係合位置に位置する
    ときに、前記支点および前記遊動ギアの回転中心を結ぶ
    直線と、前記払い出しギアおよび前記遊動ギアの回転中
    心同士を結ぶ直線とが鈍角を為すように配置されている
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の
    自動販売機の商品搬出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109993903A (zh) * 2017-12-29 2019-07-09 山东新北洋信息技术股份有限公司 驱动装置、货斗及自动售货机
CN109993903B (zh) * 2017-12-29 2024-01-30 山东新北洋信息技术股份有限公司 驱动装置、货斗及自动售货机

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