JP2000171485A - データ分布測定装置 - Google Patents

データ分布測定装置

Info

Publication number
JP2000171485A
JP2000171485A JP10342786A JP34278698A JP2000171485A JP 2000171485 A JP2000171485 A JP 2000171485A JP 10342786 A JP10342786 A JP 10342786A JP 34278698 A JP34278698 A JP 34278698A JP 2000171485 A JP2000171485 A JP 2000171485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
interpolation
distribution
falling
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10342786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3604028B2 (ja
Inventor
Koichi Nakajo
孝一 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP34278698A priority Critical patent/JP3604028B2/ja
Publication of JP2000171485A publication Critical patent/JP2000171485A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3604028B2 publication Critical patent/JP3604028B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定有効範囲内にサンプリング点が存在する
かどうかに関係なく、正確にデータ分析が行なえるデー
タ分布測定装置を実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は、反復波形データの特定イベン
トの時間的分布状態を確認できるデータ分布測定装置に
改良を加えたものである。本装置は、反復波形データを
補間し、補間データを生成する補間手段と、この補間手
段の補間データと所定基準レベルとを比較する比較手段
と、この比較手段で一致したときに、時刻に対応するア
ドレスに単位量加算して記憶する分布メモリとを有する
ことを特徴とする装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ディジタ
ルオシロスコープに用いるデータ分布測定装置に関し、
特に、正確にデータ分析が行なえるデータ分布測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオシロスコープは、波形をサ
ンプリングし、このサンプリングしたデータをメモリに
格納し、このメモリからデータを読み出して、波形表示
を行なっている。このディジタルオシロスコープは、反
復波形信号を多周期にわたってサンプリングすることに
より、1周期を正確に表示できるデータを累積し、サン
プリング周波数より高い周波数の反復信号波形を表示す
ることができる。
【0003】しかし、入力信号波形の繰返しが同一でな
ければ、その信号はジッタを有することになる。
【0004】そこで、ジツタの原因を判定し、ジツタを
補償するため、データ分布測定装置により解析を行なっ
ている。このような装置は、特公平6−35996号公
報に記載されている。この装置は、反復入力信号を受
け、この入力信号から得たトリガ信号に対して異なる時
刻でサンプリングする。そして、ディジタル変換した信
号と所定有効範囲とを比較し、有効範囲内にあるとき、
サンプリング時刻に対応するアドレスで、メモリの内容
を単位量だけ増加させる。このメモリの内容をヒストグ
ラムで表示し、ジッタの原因の分析を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では、
所定有効範囲内にサンプリング点が存在するかどうか
で、データ分布を測定しているため、急激な立ち上がり
や立ち下がり波形の場合、範囲内にデータが存在しない
場合があり、正確なデータ分析に影響を与えてしまうと
いう問題点があった。
【0006】また、所定有効範囲が広いと、緩やかな立
ち上がりや立ち下がり波形の場合、データ分布がなまっ
てしまい、正確なデータ分析に影響を与えてしまうとい
う問題点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、所定有効範囲内
にサンプリング点が存在するかどうかに関係なく、正確
にデータ分析が行なえるデータ分布測定装置を実現する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、反復波形デー
タの特定イベントの時間的分布状態を確認できるデータ
分布測定装置において、前記反復波形データを補間し、
補間データを生成する補間手段と、この補間手段の補間
データと所定基準レベルとを比較する比較手段と、この
比較手段で一致したときに、時刻に対応するアドレスに
単位量加算して記憶する分布メモリとを有することを特
徴とするものである。
【0009】このような本発明では、補間手段は、反復
波形データを補間し、補間データを生成する。この補間
データと所定基準レベルとを、比較手段が比較する。こ
の比較結果が一致したときに、分布メモリは、時刻に対
応するアドレスに単位量加算して記憶する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示した構成図である。図
において、入力増幅器1は、反復する入力信号100を
入力し、増幅する。トリガ検出回路2は、入力増幅器1
の出力からトリガ時点を検出し、トリガ信号101を出
力する。クロック発生器3は、クロック102を発生す
る。クロック制御回路4は、トリガ検出回路3のトリガ
信号101により、クロック発生器4の出力を制御す
る。A/D変換器5は、入力増幅器1の出力をディジタ
ル信号103に変換する。波形メモリ6は、クロック制
御回路5の出力により、A/D変換器5からのディジタ
ル信号(反復波形データ)103を記憶する。ここまで
の構成は、ディジタルオシロスコープが通常有している
構成である。
【0011】補間器7は、波形メモリ6の反復波形デー
タ(離散データ)104を直線補間またはサイン補間
し、補間データ200を生成する。
【0012】比較手段8は、補間器7の補間データ20
0と所定基準レベルとを比較する。比較手段8は、立ち
上がり検出回路8aと立ち下がり検出回路8bとからな
る。立ち上がり検出回路8aは、補間器7の補間データ
200と所定基準レベルとを比較し、立ち上がり方向に
過ぎる点を検出する。立ち下がり検出器8bは、補間器
7の補間データ200と所定基準レベルとを比較し、立
ち下がり方向に過ぎる点を検出する。
【0013】分布メモリ9は、比較手段8で一致したと
きに、時刻に対応するアドレスに単位量加算して記憶す
る。分布メモリ9は、立ち上がり分布メモリ9aと立ち
下がり分布メモリ9bとからなる。立ち上がり分布メモ
リ9aは、立ち上がり検出器8aが検出したとき、時刻
に対応するアドレスに単位量増加して記憶する。立ち下
がり分布メモリ9bは、立ち下がり検出器8bが検出し
たとき、時刻に対応するアドレスに単位量加算して記憶
する。
【0014】表示器10は、分布メモリ9の内容(分布
データ210,220)を表示すると共に、波形メモリ
6の反復波形データを波形表示できる。
【0015】このような装置の動作を以下で説明する。
図2は図1に示す装置の動作を説明する図である。図2
の分布データ210,220において、白抜きのブロッ
クはすでに積算された部分を示し、斜線表示のブロック
は、補間データ200の波形によって単位量加算された
部分を示す。
【0016】反復する入力信号100が、入力増幅器1
に入力され、増幅される。そして、トリガ検出回路2
は、入力増幅器1の出力を入力し、トリガ検出を行な
い、トリガ信号101を出力する。このトリガ信号10
1により、クロック制御回路4は、クロック発生器3の
クロック102をA/D変換器5と波形メモリ6とに出
力する。
【0017】A/D変換器5は、入力増幅器1の出力
を、ディジタル信号103に変換し、クロック制御回路
4からのクロックのタイミングで保持する。そして、波
形メモリ6は、A/D変換器5からのディジタル信号1
03を、クロック制御回路4からのクロックで、アドレ
スを変更しながら、記憶する。
【0018】そして、補間器7は、波形メモリ6から反
復波形データ104を取り出し、直線補間した補間デー
タ200を生成する。
【0019】時刻t1のとき、立ち上がり検出回路8a
は、補間データ200と基準レベル201とを比較し、
立ち上がり方向に過ぎる点でないので、何も行なわな
い。つまり、時刻t1に対応したアドレスの分布データ
210は、”0”のままである。
【0020】立ち下がり検出回路8bは、補間データ2
00と基準レベル201とを比較し、立ち下がり方向に
過ぎる点なので、検出通知を立ち下がり分布メモリ9b
に通知する。この検出通知により、立ち下がり分布メモ
リ9bは、時刻t1に対応するアドレスに単位量加算し
て記憶する。つまり、時刻t1に対応したアドレスの分
布データ220を、”1”から”2”にする。
【0021】実際には、立ち下がり検出回路8bの検出
通知は、制御手段(図示せず)に入力され、時刻t1に
対応したアドレスの立ち下がり分布メモリ9bの内容”
1”を読み出し、1単位量加算して、”2”を、立ち下
がり分布メモリ9bに記憶させる。この制御手段は、波
形メモリ6の波形データを補間器7へ読み出すための制
御も行なっている。
【0022】時刻t2のとき、立ち上がり検出回路8a
は、補間データ200と基準レベル201とを比較し、
立ち上がり方向に過ぎる点なので、検出通知を立ち上が
り分布メモリ9aに通知する。この検出通知により、立
ち上がり分布メモリ9aは、時刻t2に対応したアドレ
スに単位量加算して記憶する。つまり、時刻t2に対応
したアドレスの分布データ210を、”1”から”2”
にする。
【0023】立ち下がり検出回路8bは、補間データ2
00と基準レベル201とを比較し、立ち下がり方向に
過ぎる点でないので、何も行なわない。つまり、時刻t
2に対応したアドレスの分布データ220は、”0”の
ままである。
【0024】時刻t3のとき、立ち上がり検出回路8a
は、補間データ200と基準レベル201とを比較し、
立ち上がり方向に過ぎる点でないので、何も行なわな
い。つまり、時刻t3に対応したアドレスの分布データ
210は、”0”のままである。
【0025】立ち下がり検出回路8bは、補間データ2
00と基準レベル201とを比較し、立ち下がり方向に
過ぎる点なので、検出通知を立ち下がり分布メモリ9b
に通知する。この検出通知により、立ち下がり分布メモ
リ9bは、時刻t3に対応したアドレスに単位量加算し
て記憶する。つまり、時刻t3に対応したアドレスの分
布データ220を、”2”から”3”にする。
【0026】このような動作を、多周期分行なう。そし
て、表示器10は、立ち上がり分布メモリ9a、立ち下
がり分布メモリ9bから分布データを読み出して、例え
ば、図2に示すようなヒストグラム表示を行なう。この
ヒストグラムにより、ジッタの分析が行なわれる。
【0027】このように、補間器7で、反復波形データ
104から補間データ200を生成し、比較手段8で、
補間データ200と所定基準レベル201と比較を行な
うので、基準レベル201を横切るものは、必ず検出で
きる。つまり、取り込んだ1波形中の立ち上がりと立ち
下がりとを確実に捕捉できる。すなわち、正確な分布を
作成することができ、正確に分析することができる。
【0028】また、立ち上がり検出回路8a、立ち下が
り検出回路8b、立ち上がり分布メモリ9a、立ち下が
り分布メモリ9bにより、立ち上がりと立ち下がりの分
布を分けて測定することができる。これにより、原波形
の表示等がなくても、立ち上がりの分布か、立ち下がり
の分布かを認識することができる。
【0029】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、以下のようなものでもよい。表示器10により、
分布メモリ9の内容をヒストグラムで表示する構成を示
したが、分布メモリ9の内容を数学的に解析し、平均時
刻、標準偏差等を求める構成でもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1,2,4によれば、補間手段で、波形デー
タから補間データを生成し、比較手段で、補間データと
所定基準レベルと比較を行なうので、基準レベルを横切
るものは、必ず検出できる。つまり、取り込んだ1波形
中の立ち上がりと立ち下がりとを確実に捕捉できる。す
なわち、正確な分布を作成することができ、正確に分析
することができる。
【0031】請求項3,4によれば、立ち上がり検出手
段、立ち下がり検出手段、立ち上がり分布メモリ、立ち
下がり分布メモリにより、立ち上がりと立ち下がりの分
布を分けて測定することができる。これにより、原波形
の表示等がなくても、立ち上がりの分布か、立ち下がり
の分布かを認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1に示す装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
7 補間器 8 比較手段 8a 立ち上がり検出回路 8b 立ち下がり検出回路 9 分布メモリ 9a 立ち上がり分布メモリ 9b 立ち下がり分布メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反復波形データの特定イベントの時間的
    分布状態を確認できるデータ分布測定装置において、 前記反復波形データを補間し、補間データを生成する補
    間手段と、 この補間手段の補間データと所定基準レベルとを比較す
    る比較手段と、 この比較手段で一致したときに、時刻に対応するアドレ
    スに単位量加算して記憶する分布メモリとを有すること
    を特徴とするデータ分布測定装置。
  2. 【請求項2】 補間手段は、直線補間またはサイン補間
    することを特徴とする請求項1記載のデータ分析測定装
    置。
  3. 【請求項3】 比較手段は、 補間手段の補間データと所定基準レベルとを比較し、立
    ち上がり方向に過ぎる点を検出する立ち上がり検出手段
    と、 補間手段の補間データと所定基準レベルとを比較し、立
    ち下がり方向に過ぎる点を検出する立ち下がり検出手段
    とからなり、 分布メモリは、 前記立ち上がり検出手段が検出したとき、時刻に対応す
    るアドレスに単位量加算して記憶する立ち上がり分布メ
    モリと、 前記立ち下がり検出手段が検出したとき、時刻に対応す
    るアドレスに単位量加算して記憶する立ち下がり分布メ
    モリとからなることを特徴とする請求項1または2記載
    のデータ分布測定装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルオシロスコープに用いたこと
    を特徴とする請求項1,2または3記載のデータ分布測
    定装置。
JP34278698A 1998-12-02 1998-12-02 データ分布測定装置 Expired - Fee Related JP3604028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34278698A JP3604028B2 (ja) 1998-12-02 1998-12-02 データ分布測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34278698A JP3604028B2 (ja) 1998-12-02 1998-12-02 データ分布測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000171485A true JP2000171485A (ja) 2000-06-23
JP3604028B2 JP3604028B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=18356496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34278698A Expired - Fee Related JP3604028B2 (ja) 1998-12-02 1998-12-02 データ分布測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3604028B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014071121A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Tektronix Inc デジタル信号の表示方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014071121A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Tektronix Inc デジタル信号の表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3604028B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2733746B2 (ja) ロジック信号表示方法
JP4445114B2 (ja) ジッタ測定装置及びその方法
JPS5934164A (ja) 波形取込装置
JP4774543B2 (ja) ジッタ推定装置及び推定方法
JP2002506975A (ja) 1次測定値と取得パラメータの同時表示
CA2535163A1 (en) A method and apparatus for correcting output information of flow measurement apparatus
JPH05196647A (ja) デジタル・オシロスコープ
JPH095362A (ja) 波形検出方法およびその装置
JP2001228187A (ja) 位相ノイズ・スペクトル密度見積り方法及び周期信号のジッタ見積り方法
JPH07318598A (ja) Rfパルス周波数の測定法
JP3604028B2 (ja) データ分布測定装置
US10955441B2 (en) Measurement system and method for operating a measurement system
JP3236710B2 (ja) 実効値等の測定装置
JP2010133911A (ja) 物理量の変化測定システム,及び,標準時刻準拠データの特定方法.
JP2001311754A (ja) 時間測定装置
JP2002156394A (ja) 電源異常波形検出装置
JPH0633427Y2 (ja) ジッタ測定装置
JP2003224528A (ja) 光波形評価方法
JPH0712852A (ja) 波形生成機能付き波形測定装置
JP5488914B2 (ja) 波形測定装置
JP2658377B2 (ja) 波形表示装置
JPH0823312A (ja) 信号処理装置
JPH07128372A (ja) 信号測定方法
JP2005189093A (ja) 試験装置
JPH04106476A (ja) 波形測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees