JP2000170897A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2000170897A
JP2000170897A JP10342770A JP34277098A JP2000170897A JP 2000170897 A JP2000170897 A JP 2000170897A JP 10342770 A JP10342770 A JP 10342770A JP 34277098 A JP34277098 A JP 34277098A JP 2000170897 A JP2000170897 A JP 2000170897A
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JP
Japan
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hub
low
plate
way clutch
reverse brake
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JP10342770A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Sato
佳司 佐藤
Atsushi Nakayama
淳 中山
Naoto Suzuki
直人 鈴木
Tadao Fujisawa
忠男 藤沢
Masato Sawaoka
正人 澤岡
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • F16H63/3026Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure comprising friction clutches or brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion

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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速機における摩擦係合装置の摩擦プレー
トに加わる負荷を有効に低減し、摩擦プレートの疲労を
抑制すること 【解決手段】多板式摩擦係合部7と、摩擦係合部7にお
けるハブまたはドラムの一方の部材側に設けられてお
り、この部材がロック方向に回転した場合に、スプラグ
が立ち上がって、この部材の当該回転を規制するワンウ
ェイクラッチと、摩擦係合部7が締結している状態にお
いて、上記部材がロック方向に回転した場合、所定期間
の間、係合手段を解放する制御手段43とを有する自動
変速機

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦係合装置及び
ワンウェイクラッチを有する自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等で用いられている自動変速機
は、サンギア、リングギア、ピニオンギア等で構成され
たプラネタリギアを有している。このような動力伝達機
構の特性の切り換え、すなわち変速は、多板式クラッチ
や多板式ブレーキといった摩擦係合装置を締結または解
放することによって実行される。一般に、これらの多板
式摩擦係合装置は、動力の入力側プレートであるドライ
ブプレートと、動力の出力側プレートであるドリブンプ
レートとが交互に配列された構造を有している。ドライ
ブプレート及びドリブンプレートはプレッシャプレート
からの押圧によって挟着されるため、これらのプレート
間で動力を伝達することが可能となる。
【0003】ところで、このような自動変速機では、多
板式摩擦係合要素の他にもワンウェイクラッチが用いら
れているものも多い。そして、例えば、自動変速機の変
速をマニュアル操作により行うスポーツシフトでは、ワ
ンウェイクラッチをロックさせると共に、多板式ブレー
キも締結させるような係合制御を行う場合がある(例え
ば1速発進時)。
【0004】図8は、ワンウェイクラッチがハブ側に取
り付けられている従来の多板式摩擦係合要素の構造を示
した断面図である。インナーレース71及びハブ(アウ
ターレース)72間には、多数のスプラグ73が配置さ
れており、これらの部材によりワンウェイクラッチが構
成されている。スプラグ73が図示したように配置され
ている状態において、ハブ72がロック方向A(同図に
おける時計方向)に回転する場合(例えば1速加速
時)、スプラグ73が立ち上がってインナーレース71
とハブ72とを繋止し、ハブ72の回転はロックされ
る。しかしながら、ハブ72がロック方向Aとは反対の
方向へ回転する場合(例えば1速減速時)は、スプラグ
73が寝てハブ72は回転可能となる。一方、ハブ72
及びミッションケース74間には、図8の紙面の表面か
ら裏面へ向けてドライブプレート75及びドリブンプレ
ート76が交互に配列されている。ドライブプレート7
5はハブ72とスプライン嵌合しており、ドリブンプレ
ート76はミッションケース74とスプライン嵌合して
いる。ハブ72、ミッションケース74、及び摩擦プレ
ート75,76によりブレーキが構成される。なお、イ
ンナーレース71はミッションケース74に固定されて
いる。
【0005】上記のような構成において、ブレーキが締
結した状態で、ハブ72がロック方向Aに回転するケー
スを考える。ハブ72がロック方向Aに回転するとスプ
ラグ73が立ち上がり始める。ワンウェイクラッチは、
スプラグ73が立ち上がらないと、ハブ72の回転を規
制(すなわちロック)するような作用は生じない。換言
すると、ワンウェイクラッチの規制力は、スプラグ73
の立ち上がり分に相当する回転量だけハブ72が回転す
ることによって生じる。従って、ハブ72の回転は、ワ
ンウェイクラッチまたはブレーキのいずれか一方の規制
力が生じることにより、規制される。その結果、ワンウ
ェイクラッチの規制力が生じる前に、ブレーキの規制力
が作用してしまうことがある。
【0006】すなわち、図8において、ハブ72がロッ
ク方向Aに回転すると、ハブ72及びドライブプレート
75の嵌合領域におけるクリアランスa(いわゆるガ
タ)が詰まり、ドライブプレート75もロック方向Aに
回転する。この時点で、ドライブプレート75及びドリ
ブンプレート76が締結状態にあるから、ドリブンプレ
ート76もロック方向Aに回転する。従って、ドリブン
プレート76及びミッションケース74の嵌合領域にお
けるガタであるクリアランスbも詰まるため、ドリブン
プレート76の突部がスプライン溝の側部に接触する。
そのため、ハブ72のトルク、及びプレート75,76
の締結の程度に応じた負荷が、摩擦プレート75,76
の突部に加わることになる。アクセルの踏み込み量が大
きい全開発進時などにおいては、この負荷が非常に大き
くなるためドリブンプレート76が疲労し、その耐久性
を低下させてしまうおそれがある。また、このような負
荷が頻繁に加わることを考慮して、高価な材料からなる
摩擦プレートを用いて摩擦プレート自体の耐久性や強度
を向上させるアプローチは、自動変速機のコストアップ
を招くことになり好ましくない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の目的は、摩擦プレートに加わる
負荷を有効に低減し、摩擦プレートの疲労を抑制するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、ハブとスプライン嵌合している第1の
プレートと、ドラムとスプライン嵌合している第2のプ
レートとが交互に配列された摩擦係合手段と、摩擦係合
手段におけるハブまたはドラムの一方の部材側に設けら
れており、部材がロック方向に回転した場合に、スプラ
グが立ち上がって、部材の当該回転を規制するワンウェ
イクラッチと、摩擦係合手段が締結している状態におい
て、上記部材がロック方向に回転した場合、所定期間の
間、係合手段を解放する制御手段とを有する自動変速機
を提供する。
【0009】ここで、上記の所定期間は、上記部材がロ
ック回転量だけ回転するのに要する時間以上に設定され
ており、このロック回転量は、スプラグが立ち上がるの
に必要な部材の回転量であることが好ましい。
【0010】また、制御手段は、スロットル開度が所定
値以上になった場合において、摩擦係合装置の解放を開
始することが望ましい。
【0011】
【作用】摩擦係合手段が締結している状態でロック方向
にハブ等が回転した場合、スプラグが立ち上がるまでの
間は、摩擦係合手段が締結状態にある限り、摩擦係合手
段が入力トルク(ハブ等のトルク)を受け持つことにな
る。そこで、ワンウェイクラッチが作用するまでの間、
この摩擦係合手段を一時的に解放しておくことで、入力
トルクに応じた負荷が、第1及び第2のプレートにおけ
るスプライン嵌合している部分に加わることを防ぐこと
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、一例としての自動変速機
における概略的構造を示す図である。エンジンのクラン
クシャフト9からの駆動力は、トルクコンバータ10を
介して、タービンシャフト11に伝達される。変速機の
入力軸であるタービンシャフト11は、リアプラネタリ
ギア2のサンギアに連結されている。一方、変速機の出
力軸であるリダクションドライブシャフト12は、フロ
ントプラネタリギア1のリングギア及びリアプラネタリ
ギア2のプラネタリキャリアに連結されている。2つの
プラネタリギア1,2における各メンバ(サンギア、プ
ラネタリキャリア、リングギア)は、図示したように、
3つの多板クラッチ(リバースクラッチ3、ハイクラッ
チ5、ロークラッチ6)、2つの多板ブレーキ(2&4
ブレーキ4、ロー&リバースブレーキ7)、ローワンウ
ェイクラッチ8に連結されている。これらの係合要素
(クラッチ、ブレーキ)は、スロットル開度等の各種パ
ラメータに応じて決定される変速段になるように、選択
的に係合または解放される。このように動力の伝達また
は動力の伝達経路を選択的に切り換えることで、この自
動変速機は前進4段、後進1段の変速を行うことができ
る。
【0013】図2は、図1の変速機における変速位置と
係合要素の係合状態との関係を示した表である。この表
において、○印は、該当する係合要素が係合しているこ
とを表し、ブランクは解放していることを表している。
また、◎印は、該当する駆動時のみ係合していることを
表している。この変速機における変速は、基本的には、
クラッチ・ツウ・クラッチ変速(前段係合要素を解放し
後段係合要素を係合する変速)により達成されるが、1
速−2速間の変速だけはワンウェイクラッチ・ツウ・ク
ラッチ変速を用いている。
【0014】ここで、ロー&リバースブレーキ7が締結
するのは、セレクト位置がR(リバース)レンジの場
合、SPORTシフトの1速の場合、そして、1レンジの1
速の場合の3つである。従って、例えば、D(ドライ
ブ)レンジの1速状態で、SPORTシフトにチェンジした
場合、ロー&リバースブレーキ7が締結される。1速に
おける加速方向の入力トルクは、ローワンウェイクラッ
チ8で受けるため、基本的には、ロー&リバースブレー
キ7を締結しておく必要はない。しかしながら、ワンウ
ェイクラッチ8のみでは、減速方向(ワンウェイクラッ
チ8の空転方向)の入力トルクを受けることができな
い。そこで、エンジンブレーキの利きが要求されるよう
なレンジ、すなわち1レンジ及びSPORTシフトだけは、
1速においてロー&リバースブレーキ7を締結してい
る。なお、ここで、SPORTシフトは、通常のシフトパタ
ーン(P−R−N−D−2−1)に対応したゲートとは
別に設けられたスポーツゲートにおいて、シフトノブを
マニュアル操作することにより、シフトアップ及びシフ
トダウンを行うセミオートマチックモードである。な
お、このSPORTシフトによる変速は、ステアリングホイ
ールに設けられたアップ/ダウンスイッチの操作によっ
て実行できるようにしてもよい。
【0015】このような自動変速機において、例えばSP
ORTシフトにおける1速発進時のようにローワンウェイ
クラッチ8が作用する場合、その作用が生じる前に、ロ
ー&リバースブレーキ7のスプライン嵌合部におけるガ
タ、すなわちクリアランスが詰まり始める。その際、ロ
ーワンウェイクラッチ8が作用する前にロー&リバース
ブレーキ7のガタ(クリアランス)がなくなると、ロー
&リバースブレーキ7を構成する摩擦プレートの突部に
加速の程度に応じた負荷が加わる。そこで、本実施例
は、ロー&リバースブレーキ7への油圧制御を工夫する
ことによって、このような負荷が摩擦プレートに加わる
ことを抑制しようとするものである。
【0016】図3は、ロー&リバースブレーキ7である
摩擦係合装置を構成する主要部品を展開した要部斜視図
である。また、図4は、図3の摩擦係合装置の要部を示
した側面断面図である。なお、図4は、中空のリダクシ
ョンドライブシャフト26を基準とした摩擦係合装置の
下半分だけを図示したもので、実際にはほぼ同様の構成
が上半分にも存在している。動力伝達部材であるローク
ラッチドラム20には、ロー&リバースブレーキ7用の
ハブ20aが一体的に設けられており、このハブ20a
の内側には、ローワンウェイクラッチ8が取り付けられ
ている。ミッションケース25におけるロー&リバース
ブレーキ7を収容する部位の内周には、スプライン溝が
形成されており、そのスプライン溝の一端側にはスナッ
プリング21を組み付ける溝が形成されている。ハブ2
0a及びミッションケース25のスプライン溝間には、
ミッションケース側の取付溝に取り付けられるスナップ
リング21をはじめとして、リテーニングプレート2
2、摩擦プレート23a,23b、及びディッシュプレ
ート24が組み付けられる。ここで、異なる形状を有す
る二種類の摩擦プレート、すなわちドライブプレート2
3a及びドリブンプレート23bは交互に複数配列され
る。ドライブプレート23aにはその内周に沿って複数
の突部が一定の間隔で形成されており、ドリブンプレー
ト23bにはその外周に沿って複数の突部が一定の間隔
で形成されている。ドライブプレート23aの突部はハ
ブ20aのスプライン溝とスプライン嵌合している。一
方、ドリブンプレート23bの突部はミッションケース
側に設けられたスプライン溝とスプライン嵌合してい
る。これらのスプライン溝の幅は、係入される突部の幅
よりもやや広く形成されているため、これらの幅の差に
相当するクリアランスが嵌合領域において形成される。
このような構成により、摩擦プレート23a,23bは
軸方向にのみ移動することができる。
【0017】このような構成において、図示していない
油路から供給された油圧に応じてピストン27が移動
し、ディッシュプレート24をリテーニングプレート2
2方向に押圧する。これによって、ドライブプレート2
3a及びドリブンプレート23bが狭着されるため、こ
れらのプレート23a,23b間で動力を伝達すること
が可能となる。また、同心円上に配置されているインナ
ーレース28とハブ20aとの間には多数のスプラグ2
9が配設されており、部材28,20a,29によって
ローワンウェイクラッチ8が構成されている。インナー
レース28は、ボルトによってミッションケース25に
締結されている。従って、図7に示したロック方向Aへ
向けたハブ72(図3及び図4のハブ20aに対応)の
回転は、ローワンウェイクラッチ8により規制される。
ここで、「ロック方向」とは、インナーレースとアウタ
レースであるハブとを繋ぐ回転制止方向、換言すると、
スプラグが立ち上がる回転方向をいう。
【0018】図5は、ロー&リバースブレーキ7の油圧
を制御する概略的なブロック図である。なお、上述した
ように、本実施例の適用対象はロー&リバースブレーキ
7であるから、このブロック図はロー&リバースブレー
キ7に関する制御系のみを示している。
【0019】スロットル開度センサ41は、例えば電磁
ピックアップであり、エンジンのスロットル開度θを検
出するためのセンサである。また、セレクト位置検出部
42は、現在のセレクト位置が、図2に示したセレクト
位置のどれに設定されているかを検出するためのもので
ある。TCU(トランスミッション・コントロール・ユ
ニット)は、CPU、ROM、RAM、入力回路、及び
出力回路で構成されている。スロットル開度センサ41
やセレクト位置検出部42等を含めた各種センサから出
力された信号は、TCU43に入力される。TCU43
はこれらのセンサからの情報に応じて様々な演算を行
い、制御すべき摩擦係合装置の制御値を算出する。算出
された制御値は油圧制御部44に入力される。ロー&リ
バースブレーキ7の油圧制御に着目すると、油圧制御部
44は、入力された制御値に対応したデューティ比(Dut
y Ratio)で、ライン圧デューティソレノイドバルブ45
をデューティ制御する。また、スポーツシフトバルブ4
6は、ロー&リバースブレーキ7の解放油圧と締結油圧
を切り換え制御する。油圧回路47には、スポーツシフ
トバルブ46とロー&リバースブレーキ7とを繋ぐ油路
が形成される。従って、ライン圧デューティソレノイド
バルブ45及びスポーツシフトバルブ46の開度に応じ
た油圧が、ロー&リバースブレーキ7に加わる。これに
よって、ロー&リバースブレーキ7は、締結または解放
される。
【0020】図6は、本実施例におけるロー&リバース
ブレーキ7の油圧を制御する手順を示したフローチャー
トである。このフローチャートは、10msの間隔で繰
り返し実行される。本フローチャートで用いられるカウ
ンタCTは、締結状態にあるロー&リバースブレーキ7
を一時的に解放する際、解放時間をカウントするための
ものであり、初期的には0にセットされている。また、
図7は、ロー&リバースブレーキ7に供給される油圧の
変化を示したタイミングチャートである。
【0021】まず、ステップ1において、各種センサか
らの情報がTCU43に読み込まれる。特に、本実施例
との関係では、スロットル開度センサ41及びセレクト
位置検出部42からそれぞれ得られる、現在のスロット
ル開度θ、現在のセレクト位置の情報が重要となる。
【0022】ステップ2,5,8は、ロー&リバースブ
レーキ7を締結するセレクト位置を判断するステップで
ある。まず、ステップ2において、現在のセレクト位置
がRレンジであるか否かが判断される。Rレンジである
場合、カウンタCTがリセットされた後(ステップ
3)、ロー&リバースブレーキ7の油圧は締結油圧PH
(例えば最大油圧)に設定される(ステップ4)。そし
て、リターンへと進み、本フローチャートが次に実行さ
れるのを待つ。従って、セレクト位置がRレンジに設定
されている限り、ステップ1,2,3,4の一連の手順
が繰り返し実行されるため、ロー&リバースブレーキ7
は締結状態に維持される。
【0023】セレクト位置がDレンジ,3レンジ,2レ
ンジ等に設定されている場合、ステップ5の判断より、
ステップ6,7へと進む。同様に、セレクト位置が1レ
ンジまたはSPORTシフトであっても1速でなければ、ス
テップ6,7へと進む。これらの場合、カウンタがリセ
ットされ(ステップ6)、ロー&リバースブレーキ7の
油圧は解放油圧PL(例えば油圧0)に設定された後
(ステップ7)、リターンへと進む。このような状態が
継続する限り、ステップ1,2,5,(及び8)の一連
の手順が繰り返し実行されるため、ロー&リバースブレ
ーキ7は解放状態に設定され続ける。
【0024】セレクト位置が1レンジまたはSPORTシフ
トで、かつ1速である場合のみ、ステップ9以降の手順
が実行される。この場合、ステップ9により、スロット
ル開度θが所定の設定開度θth以上(一例として、最大
スロットル開度θmaxの1/8以上)になっているか否かが
判断される。スロットル開度θが設定開度θth未満であ
る場合、カウンタをリセットした後(ステップ3)、ロ
ー&リバースブレーキ7は締結油圧PHに設定される
(ステップ4)。すなわち、セレクト位置が1レンジの
1速またはSPORTシフトの1速であっても、スロットル
開度θが設定開度θth未満ならば、ステップ12で実行
するようなロー&リバースブレーキ7の解放は行われな
い(理由は後述する)。
【0025】一方、スロットル開度θが設定開度θth以
上である場合、ステップ10以降の手順へ進む。ステッ
プ11の最初の実行時、カウンタCTは0である(図7
に示した時間t0)。従って、ステップ10の判断から
ステップ11以降の手順へ進み、カウンタCTをインク
リメントし(ステップ11)、ロー&リバースブレーキ
7を解放油圧PLに設定した後(ステップ12)、リタ
ーンへ進む。この解放油圧PLへの設定は、スポーツシ
フトバルブ46を制御することにより達成される。従っ
て、セレクト位置が1レンジの1速及びSPORTシフトの
1速のどちらかの状態で、かつ、スロットル開度θが設
定開度θth以上の状態が継続する限り、ロー&リバース
ブレーキ7は解放油圧PLに設定され続ける。それと同
時に、カウンタCTが順次インクリメントされ、設定時
間CTmaxが経過するまで、そのような状態が継続する
(図7参照)。ここで、本実施例では、一例として設定
時間CTmaxを60に設定している(従って、設定時間
は600ms(=10ms×60))。そして、設定時間600
msを経過すると、ステップ10からステップ4へと進
み、ロー&リバースブレーキ7の供給油圧は解放油圧P
Lから締結油圧PHへ変わる。そして、設定時間CTmax
以降は、締結油圧PHに維持される。このように、1レ
ンジの1速またSPORTシフトの1速であって、スロット
ル開度θが設定開度θth以上になった場合、締結状態に
あるロー&リバースブレーキ7を、設定時間CTmaxの
間だけ一時的に解放している。
【0026】なお、上述したロー&リバースブレーキ7
を一時的に解放している途中(すなわち設定時間CTma
xが経過する前)に、2速にアップシフトした場合、カ
ウンタのインクリメントを中止してリセットした後(ス
テップ6)、ロー&リバースブレーキ7を解放する(ス
テップ7)。また、設定時間CTmaxが経過する前に、
スロットル開度θが設定開度θth未満になった場合、カ
ウンタのインクリメントを中止してリセットした後(ス
テップ3)、ロー&リバースブレーキ7を締結する(ス
テップ4)。
【0027】上述したフローチャートにおける重要な特
徴は、以下の条件(一時オフ条件)の両方を具備する場
合において、締結状態にあるロー&リバースブレーキ7
を一時的に(所定の設定時間だけ)解放している点であ
る。 (一時オフ条件) (1)セレクト位置が1レンジまたはSPORTシフトで、
かつ1速である場合 (2)スロットル開度θが設定開度θth以上であること
【0028】上記の条件に合致した場合に、ロー&リバ
ースブレーキ7を一時的に解放している理由は、ドライ
ブプレート及びドリブンプレートを解放することで、入
力トルクに応じた負荷がこれらの摩擦プレートのスプラ
イン嵌合部に加わることを防ぐためである。この点を図
8に基づいて詳述する。1速加速時において、ハブ72
(図3及び図4のは部20aに対応)はロック方向Aに
回転する。この場合、ローワンウェイクラッチ8による
ロック作用は、スプラグ73の立ち上がり分に相当する
変位量だけハブ72が回転しなければ生じない。ハブ7
2の回転に伴い、ハブ72とドライブプレート75間の
スプライン嵌合部におけるクリアランスaが詰まり、ド
ライブプレート75が回転し始める。この時、ロー&リ
バースブレーキ7は解放されていれば、ドリブンプレー
ト76は回転しない。従って、ミッションケース74の
突部及びドリブンプレート76の突部がスプライン溝と
接触することを防ぐことができるため、負荷がこれらの
突部に加わることを抑制できる。
【0029】ハブ72がロック方向に回転する状態、す
なわち加速状態は、スロットル開度θをモニタリングす
ることにより判断することができる。本実施例では、ス
ロットル開度θが設定開度θth以上になった場合に加速
状態にあると判断している。そして、加速状態であると
判断された場合、この判断時点を基準として、ロー&リ
バースブレーキ7を一時的に解放する。なお、本実施例
のように、設定開度θthは、スロットル開度センサの誤
差、及び入力トルクが摩擦プレートに与える影響を考慮
して適切に設定する。本実施例で挙げた設定開度1/8θm
axは一例であるが、これ以下の値であれば、仮に加速状
態にあるとしても、ハブ20aの入力トルクが小さいた
め、摩擦プレートへのダメージもほとんどないであろ
う。
【0030】また、ロー&リバースブレーキを一時的に
オフにする設定時間CTmaxは、ローワンウェイクラッ
チ8が作用するのに要する時間以上の値に設定する必要
がある。上述したようにローワンウェイクラッチ8は、
スプラグが立ち上がることでロック作用が生じる。従っ
て、まず、ハブ72が加速方向(ロック方向)に回転す
る時、スプラグ73の立ち上がり分に相当するハブの回
転量(この回転量をロック回転量という)を求める。そ
して、ハブがロック回転量以上回転するのに要する時間
を算出し、その時間以上の値を設定時間CTmaxとして
設定する。本実施例で挙げた600msはこのような要求
を具備する好ましい値である。
【0031】これによって、ドライブプレート75やド
リブンプレート76の疲労を抑制することが可能とな
る。特に、ドライブプレート75はドリブンプレートよ
りも薄く形成されている関係上、従来、ドライブプレー
トの疲労が問題となっていたが、本実施例を適用するこ
とでかかる問題を解決することができる。また、本実施
例によれば、耐久性や強度の高いプレート材料を用いる
必要性を回避できるため、自動変速機のコストアップを
招くことがない。
【0032】なお、図1及び図2の自動変速機は、本発
明が適用可能な一例を示しているにすぎず、本発明を別
の構造を有する自動変速機に適用できることは当然であ
る。また、ロー&リバースブレーキ以外の摩擦係合装置
に関して適用することも当然に可能である。本明細書中
の説明から明らかなように、本発明は、ワンウェイクラ
ッチと協動して係合制御されるさまざまな摩擦係合装置
について適用することが可能である。
【0033】また、本発明の本質から明らかなように、
ワンウェイクラッチは必ずしもハブ側に設けられている
必要はなく、ミッションケースの代わりに回転可能なド
ラムを用いて、そのドラム側にワンウェイクラッチが設
けられているような構造においても、本発明を適用する
ことが可能である。
【0034】
【発明の効果】このように本発明によれば、ドライブプ
レートとドリブンプレートを一時的に解放することによ
り、ワンウェイクラッチのスプラグの立ち上がり相当分
だけ摩擦プレートの突部が変位した場合であっても、摩
擦プレートの突部がスプライン溝に接触することを有効
に抑制することができる。その結果、摩擦プレートのス
プライン嵌合部に過大な負荷が加わることを低減できる
ため、摩擦プレートの疲労を抑制でき、かつ、摩擦プレ
ートの耐久性の低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例としての自動変速機における概略的構造を
示す図
【図2】図1の自動変速機における変速位置と係合要素
の係合状態との関係を示した表
【図3】摩擦係合装置を構成する主要部品を展開した要
部斜視図
【図4】図3の摩擦係合装置の要部を示した側面断面図
【図5】ロー&リバースブレーキの油圧を制御する概略
的なブロック図
【図6】ロー&リバースブレーキの油圧を制御する手順
を示したフローチャート
【図7】ロー&リバースブレーキに供給される油圧の変
化を示したタイミングチャート
【図8】ワンウェイクラッチがハブ側に設けられた従来
の多板式摩擦係合要素の構造を示した断面図
【符号の説明】
1 フロントプラネタリギア、 2 リアプラネタリギ
ア、3 リバースクラッチ、 4 2&4ブレー
キ、5 ハイクラッチ、 6 ロークラッ
チ、7 ロー&リバースブレーキ、 8 ローワンウェ
イクラッチ、9 クランクシャフト、 10 トル
クコンバータ、11 タービンシャフト、 12
リダクションドライブシャフト、20 ロークラッチド
ラム、 20a ハブ、21 スナップリング、
22 リテーニングプレート、23a ドライブプレ
ート、 23b ドリブンプレート、24 ディッシュ
プレート、 25 ミッションケース、26 リダク
ションドライブシャフト、27ピストン、
28 インナーレース、29 スプラグ、
41 スロットル開度センサ、42 セレクト位
置検出部、 43 TCU、44 油圧制御部、45
ライン圧デューテイソレノイドバルブ、46 スポー
ツシフトバルブ、 47 油圧回路、71 インナーレ
ース、 72 アウターレース(ハブ)、73
スプラグ、 74 ミッションケース、7
5 ドライブプレート、 76 ドリブンプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 直人 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (72)発明者 藤沢 忠男 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (72)発明者 澤岡 正人 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 Fターム(参考) 3J052 AA17 CA07 FB34 GC01 GC13 GC23 HA02 KA01 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブとスプライン嵌合している第1のプレ
    ートと、ドラムとスプライン嵌合している第2のプレー
    トとが交互に配列された摩擦係合手段と、 前記摩擦係合手段における前記ハブまたは前記ドラムの
    一方の部材側に設けられており、前記部材がロック方向
    に回転した場合に、スプラグが立ち上がって、前記部材
    の当該回転を規制するワンウェイクラッチと、 前記摩擦係合手段が締結している状態において、前記部
    材が前記ロック方向に回転した場合、所定期間の間、前
    記係合手段を解放する制御手段とを有することを特徴と
    する自動変速機。
  2. 【請求項2】前記所定期間は、前記部材がロック回転量
    だけ回転するのに要する時間以上に設定されており、前
    記ロック回転量は、前記スプラグが立ち上がるのに必要
    な前記部材の回転量であることを特徴とする請求項1に
    記載された自動変速機。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、スロットル開度が所定値
    以上になった時点から、前記摩擦係合装置の解放を開始
    することを特徴とする自動変速機。
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