JP2000168016A - 液晶表示板表面保護フィルム - Google Patents
液晶表示板表面保護フィルムInfo
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Abstract
の検査が容易であり、液晶表示板へのゴミの付着防止に
優れる等の特性を有する、液晶表示板表面保護フィルム
を提供する。 【解決手段】 液晶表示板の偏光板または位相差板の表
面に貼着して使用される液晶表示板表面保護フィルムで
あって、フィルム面内の屈折率差が0〜0.005であ
る二軸配向ポリエステルフィルムの一方の表面に耐摩耗
性層が設けられた積層フィルムからなり、耐摩耗性層表
面の表面抵抗率が1×1010Ω未満であることを特徴と
する液晶表示板表面保護フィルム。
Description
護フィルムに関するものであり、詳しくは、液晶表示板
の偏光板または位相差板の表面に粘着剤等を介して貼着
することにより、偏光板または位相差板の表面を保護す
るために使用される液晶表示板表面保護フィルムに関す
るものである。
液晶を封入した液晶セルの両面に偏光板または位相差板
を積層することによって作製される。そして、流通過程
やコンピューター、ワープロ、テレビ等の各種表示機器
の組み立て工程における偏光板または位相差板の表面の
擦傷防止や塵芥付着防止のため、偏光板または位相差板
の表面には保護フィルムが貼着される。保護フィルム
は、偏光板または位相差板の保護の役目を果たした後に
おいては不要物として剥離除去される。通常、保護フィ
ルムの剥離除去は、保護フィルムに粘着テープを押し付
けて当該粘着テープを持ち上げる方法により行われる。
チレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィル
ム等が使用されている。しかしながら、これらの保護フ
ィルムは、液晶表示板の表示能力、色相、コントラス
ト、異物混入などの光学的評価を伴う検査には支障を来
すことがあるため、検査時に一旦剥離し、検査終了後に
再度貼付しなければならない欠点がある。
評価を伴う検査時に剥離する必要がない保護フィルムと
して、光等方性基材フィルムに光等方性粘着性樹脂層を
積層した保護フィルムが提案されている。しかしなが
ら、この保護フィルムは、基材フィルムとして、流延法
により製膜され、ほとんど配向しておらずに非晶質に近
い状態のフィルムを使用しているため、耐薬品性、耐擦
傷性などの点で十分とは言えない。
鑑みなされたものであり、その目的は、耐薬品性、耐擦
傷性、取扱性に優れ、クロスニコル状態の2枚の偏光板
の間で光学的評価を伴う液晶表示板の検査で消光状態が
保つことができ、その結果、検査を容易にすることがで
き、かつ、液晶表示板へのゴミの付着防止に優れる等の
特性を有する、また、偏光板または位相差板の保護の役
目を果たした後に不要物として剥離除去される際、剥離
帯電を抑制する効果があり、剥離帯電により液晶表示板
と接続されている回路の破損等が防止できる液晶表示板
表面保護フィルムを提供することにある。
に鑑み鋭意検討した結果、特定のフィルムによれば、上
記課題が容易に解決されることを見いだし、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明の要旨は、液晶表示
板の偏光板または位相差板の表面に貼着して使用される
液晶表示板表面保護フィルムであって、フィルム面内の
屈折率差が0〜0.005である二軸配向ポリエステル
フィルムの一方の表面に耐摩耗性層が設けられた積層フ
ィルムからなり、耐摩耗性層表面の表面抵抗率が1×1
0 10Ω未満であることを特徴とする液晶表示板表面保護
フィルムに存する。
本発明の液晶表示板表面保護フィルムは、液晶表示板の
偏光板または位相差板の表面に粘着剤等を介して貼着
し、使用され、面内屈折率等方性二軸配向ポリエステル
フィルムの一方の表面に耐摩耗性層が設けられた積層フ
ィルムからなる。そして、本発明の好ましい態様におい
ては、他方の表面に粘着層が設けられ、粘着層の表面に
離型フィルムが積層される。斯かる本発明の液晶表示板
表面保護フィルムは、一般的には、耐摩耗性層形成工
程、粘着層形成工程、離型フィルム積層工程を順次に経
て製造される。
向ポリエステルフィルム(以下フィルムと略記する)と
は、フィルム面内での屈折率差が0〜0.005、好ま
しくは0〜0.003であって、いわゆる押出法に従い
押出口金から溶融押出しされたシートを延伸して配向さ
せたフィルムである。上記のフィルムを構成するポリエ
ステルとは、芳香族ジカルボン酸と脂肪族グリコールと
を重縮合させて得られるポリエステルを指す。芳香族ジ
カルボン酸としては、テレフタル酸、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸などが挙げられ、脂肪族グリコールとし
ては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられる。
代表的なポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレン
ジカルボキシレート(PEN)等が例示される。
た共重合体であってもよい。共重合ポリエステルのジカ
ルボン酸成分としては、イソフタル酸、フタル酸、テレ
フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸、オキシカルボン酸(例えば、P−オキ
シ安息香酸など)が挙げられ、グリコール成分として、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘキサ
ンジメタノール、ネオペンチルグリコール等が挙げられ
る。これらのジカルボン酸成分およびグリコール成分
は、二種以上を併用してもよい。
場合、透明性を損なわない条件でフィルムに粒子を含有
させることが好ましい。粒子としては、例えば、二酸化
ケイ素、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、二酸化チ
タン、カオリン、タルク、ゼオライト、フッ化リチウ
ム、硫酸バリウム、カーボンブラック、特公昭59−5
216号公報に記載されているような、耐熱性高分子微
粉体などが挙げられる。これらの粒子は、2種以上を併
用してもよい。粒子の平均粒径は、通常0.02〜2μ
m、好ましくは0.05〜1.5μm、さらに好ましく
は0.05〜1μmである。粒子の含有量は、通常0.
01〜2重量%、好ましくは0.02〜1重量%であ
る。
は、公知の方法を採用し得る。例えば、ポリエステル製
造工程の任意の段階で粒子を添加することができる。特
に、エステル化の段階またはエステル交換反応終了後重
縮合反応開始前の段階において、エチレングリコール等
に分散させたスラリーとして添加し、重縮合反応を進め
るのが好ましい。また、ベント付混練押出機を使用し、
エチレングリコールまたは水に粒子を分散させたスラリ
ーとポリエステル原料とをブレンドする方法、混練押出
機を使用し、乾燥させた粒子とポリエステル原料とをブ
レンドする方法なども採用し得る。
から溶融押出しされたシートを縦および横方向の二軸方
向に延伸して配向させる方法によって行われる。押出法
においては、ポリエステルを押出口金から溶融押出し、
冷却ロールで冷却固化して未延伸シートを得る。この場
合、シートの平面性を向上させるため、シートと回転冷
却ドラムとの密着性を高める必要があり、静電印加密着
法または液体塗布密着法が好ましく採用される。静電印
加密着法とは、通常、シートの上面側にシートの流れと
直行する方向に線状電極を張架し、該電極に約5〜10
kVの直流電圧を印加することにより、シートに静電荷
を付与してシートとドラムとの密着性を向上させる方法
である。また、液体塗布密着法とは、回転冷却ドラム表
面の全体または一部(例えばシート両端部と接触する部
分のみ)に液体を均一に塗布することにより、ドラムと
シートとの密着性を向上させる方法である。本発明にお
いては必要に応じ両者を併用してもよい。
ては特に限定されるものではないが、同時二軸延伸法、
逐次二軸延伸法等が採用される。フィルム面内の屈折率
等方性を得るためには、同時二軸延伸法の方が好まし
い。同時二軸延伸法としては、前記の未延伸シートを通
常70〜120℃、好ましくは80〜110℃で温度コ
ントロールされた状態で機械方向および幅方向に同時に
延伸し配向させる方法で、延伸倍率としては、面積倍率
で4〜50倍、好ましくは7〜35倍、さらに好ましく
は10〜20倍である。そして、引き続き、170〜2
50℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処
理を行い、延伸配向フィルムを得る。逐二軸延伸法とし
ては、前記の未延伸シートを一方向にロールまたはテン
ター方式の延伸機により延伸する。延伸温度は、通常7
0〜120℃、好ましくは80〜110℃であり、延伸
倍率は、通常2.5〜7倍、好ましくは3.0〜6倍で
ある。次いで、一段目の延伸方向と直交する方向に延伸
を行う。延伸温度は、通常70〜120℃、好ましくは
80〜115℃であり、延伸倍率は、通常3.0〜7
倍、好ましくは3.5〜6倍である。そして、引き続
き、170〜250℃の温度で緊張下または30%以内
の弛緩下で熱処理を行い、延伸配向フィルムを得る。
段階以上で行う方法を採用することもできる。その場
合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲とな
るように行うのが好ましい。また、必要に応じて熱処理
を行う前または後に再度縦および/または横方向に延伸
してもよい。本発明において、フィルム厚さは特に限定
されるものではないが、通常5〜150μm、好ましく
は10〜100μm、さらに好ましくは25〜75μm
である。フィルムの厚さが5μm未満の場合は、液晶表
示板の表面保護性が低下する恐れがあり、耐摩耗性層形
成工程や粘着層形成工程における取扱性なども悪くなる
傾向がある。また、フィルムの厚さが150μmを超え
る場合は、可撓性の低下、全光線透過率の低下により、
保護フィルムとしての取り扱い作業性、液晶表示板の表
示能力、色相、コントラスト、異物混入などの光学的評
価を伴う検査を行う場合に支障を来す場合がある。
しては、例えば、各種の架橋性樹脂、金属酸化物、硬質
炭素材料などが挙げられるが、通常は、架橋性樹脂が好
適に使用される。架橋性樹脂の具体例としては、アクリ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ
系樹脂、有機シリケート系樹脂のほか、含ケイ素化合物
と含フッ素化合物との共重合体樹脂などが挙げられる。
ら、活性エネルギー線硬化樹脂が好適に使用される。活
性エネルギー線硬化樹脂としては、不飽和ポリエステル
系樹脂、アクリル系樹脂、付加重合系樹脂、チオール・
アクリルのハイブリッド系樹脂、カチオン重合系樹脂、
カチオン重合とラジカル重合のハイブリッド系樹脂など
が挙げられる。これらの中では、硬化性、耐擦傷性、表
面硬度、可撓性および耐久性などの点でアクリル系樹脂
が好ましい。
線重合成分としてのアクリルオリゴマーと反応性希釈剤
とを含有する。そして、必要に応じ、光重合開始剤、光
重合開始助剤、改質剤などを含有する。アクリルオリゴ
マーとしては、代表的には、アクリル系樹脂骨格に反応
性のアクリロイル基またはメタアクリロイル基が結合さ
れたオリゴマーが挙げられる。その他のアクリルオリゴ
マーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、エ
ポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリ
レート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、シリコ−
ン(メタ)アクリレート、ポリブタジエン(メタ)アク
リレート等が挙げられる。さらに、剛直な骨格であるア
クリロイル基またはメタアクリロイル基に、メラミン、
イソシアヌール酸、環状ホスファゼン等が結合したオリ
ゴマーが挙げられる。
工程での溶剤の機能を担うとともに、それ自体が多官能
性または単官能性のアクリルオリゴマーと反応する基を
有するため、塗膜の共重合成分となる。反応性希釈剤の
具体例としては、ペンタエリスリトールトリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコール(メタ)アクリレート、プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、(メタ)ア
クリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、(メ
タ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン等
が挙げられる。
エトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシ
ルフェニルケトン、ジベンゾイル、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベン
ゾインイソプロピルエーテル、p−クロロベンゾフェノ
ン、p−メトキシベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ア
セトフェノン、2−クロロチオキサントン、アントラキ
ノン、フェニルジスルフィド、2−メチル−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパ
ノン等が挙げられる。
ン、トリエタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノ
ール等の3級アミン、トリフェニルホスフィン等のアル
キルホスフィン、β−チオジグリコール等のチオエーテ
ル等が挙げられる。改質剤としては、塗布性改良剤、消
泡剤、増粘剤、無機系粒子、有機系粒子、潤滑剤、有機
高分子、染料、顔料、安定剤などが挙げられる。これら
は、活性エネルギー線による反応を阻害しない範囲で使
用され、活性エネルギー線硬化樹脂層の特性を用途に応
じて改良することができる。活性エネルギー線硬化樹脂
層の組成物には、塗工時の作業性向上、塗工厚さのコン
トロールのため、有機溶剤を配合することができる。
ィルムに帯電防止性を付与させるために、下記のような
方法を採用することができる。すなわち、(1)フィル
ムにクロム蒸着などの導電性材料を蒸着する方法、
(2)フィルムに帯電防止剤を練り込む方法、(3)フ
ィルムに帯電防止剤含有塗布層を設ける方法、(4)耐
摩耗性層に帯電防止剤を含有させる方法などを採用する
ことができる。これらの中では、(3)または(4)の
方法が推奨される。
モニウム塩、ピリジニウム塩、第1〜3級アミノ基など
のカチオン性基を有する各種のカチオン性帯電防止剤、
スルホン酸塩基、硫酸エステル塩基、リン酸エステル塩
基、ホスホン酸塩基などのアニオン性基を有するアニオ
ン性帯電防止剤、アミノ酸系、アミノ硫酸エステル系な
どの両性帯電防止剤、アミノアルコール系、グリセリン
系、ポリエチレングリコール系などのノニオン性帯電防
止剤などの各種界面活性剤型帯電防止剤、さらには、上
記のような帯電防止剤を高分子量化した高分子型帯電防
止剤などが挙げられる。
るため、シリコーン系化合物が含有させるのが好まし
い。シリコーン系化合物の種類としては、シリコーンオ
イル、シリコーン樹脂、シリコーンゴム等が挙げられ
る。シリコーンが主成分である化合物が好ましい。シリ
コーンを主成分とする化合物としては、例えば、直鎖状
ジメチルポリシロキサンガム、有機変性ポリシロキサン
等が挙げられる。
量は、通常0.5〜60重量%、好ましくは0.5〜5
0重量%、さらに好ましくは1〜40重量%である。シ
リコーン系化合物の含有量が60重量%を超える場合
は、粘着テープとの接着力が低下し保護フィルムを除去
する際、粘着テープに粘着し難くなる傾向があり、0.
5重量%未満の場合は、目標の偏光角または位相角に合
わせてカットされたものが積み重ねられて取り扱われる
際、カットされたエッジの粘着剤が他の偏光板または位
相差板の保護フィルムの表面に付着することがある。
面に硬化性樹脂組成物を塗布して硬化させる方法により
行われる。塗布方法としては、リバースロールコート
法、グラビアロールコート法、ロッドコート法、エアー
ナイフコート法などを採用し得る。塗布された硬化性樹
脂組成物の硬化は、例えば、活性エネルギー線や熱によ
り行われる。活性エネルギー線としては、紫外線、可視
光線、電子線、X線、α線、β線、γ線などが使用され
る。熱源としては、赤外線ヒーター、熱オーブン等が使
用される。活性エネルギー線の照射は、通常、塗布層側
から行うが、フィルムとの密着を高めるため、塗布層の
反対面側から行ってもよい。必要に応じ、活性エネルギ
ー線を反射し得る反射板を利用してもよい。活性エネル
ギー線により硬化された皮膜は、特に耐摩耗性が良好で
ある。
g/m2 、好ましくは0.5〜5g/m2 の範囲であ
る。厚さが0.1g/m2 未満の場合は、耐摩耗性が低
下する傾向があり、10g/m2 を超える場合は、耐摩
耗性層の硬化収縮が大きくなり、フィルムが耐摩耗性層
側にカールすることがある。本発明において、耐摩耗性
層は表面抵抗率が1×1010Ω未満でなければならな
い。耐摩耗性層の表面抵抗率が上記の値を超える場合は
静電気が発生しやすくなり、ゴミの付着が多くなる。耐
摩耗性層の表面抵抗率は、好ましくは5×10 9 Ω未
満、さらに好ましくは1×109 Ω未満である。
ルフィルムに対する摩擦係数は0.3以下、さらには
0.25以下であることが好ましい。その理由は次のと
おりである。耐摩耗性層形成工程を経たフィルムは、粘
着層形成工程に搬入される前に積み重ねた状態で保管さ
れる。耐摩耗性層の摩擦係数が0.3を超える場合は、
上記の保管の際、上下で接触している耐摩耗性層とフィ
ルムとがブロッキング(固着)して取扱性が悪化するこ
とがある。
(Ra)は0.03μm以下であることが好ましい。す
なわち、耐摩耗性層の表面粗度(Ra)が0.03μm
を超える場合は、透明性の低下に伴い、保護フィルムを
貼付した状態での光学的評価を伴う検査において問題を
起こすことがある。そこで、本発明においては、保護フ
ィルムを貼付した状態での上記の検査を全く問題なしに
行うため、耐摩耗性層の表面粗度(Ra)を調節するこ
とが推奨される。耐摩耗性層の表面粗度(Ra)は、さ
らに好ましくは0.025μm以下である。
着剤に対する剥離力が500gf/50mm以下である
ことが好ましい。その理由は次のとおりである。本発明
の液晶表示板表面保護フィルムは、積み重ねた状態で保
管される。この保管の際、所定寸法への裁断工程におい
て、ポリエステルフィルムと離型フィルムとの間から偶
発的にはみ出した粘着層が他の保護フィルムの耐摩耗性
層に接触することがある。そして、粘着層の耐摩耗性層
への接触は、粘着剤の接着力が大きくなると、耐摩耗性
層に対する粘着剤の付着汚れの原因となる。
剤、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ブロッ
クコポリマー系粘着剤、ポリイソブチレン系粘着剤、シ
リコーン系粘着剤などから構成される。一般に、斯かる
粘着剤は、エラストマー、粘着付与剤、軟化剤(可塑
剤)、劣化防止剤、充填剤、架橋剤などの組成物として
構成される。
種類に従って、例えば、天然ゴム、合成イソプレンゴ
ム、再生ゴム、SBR、ブロックコポリマー、ポリイソ
ブチレン、ブチルゴム、ポリアクリル酸エステル共重合
体、シリコーンゴム等が挙げられる。粘着付与剤として
は、例えば、ロジン、水添ロジンエステル、テルペン樹
脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テル
ペンフェノール樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油
樹脂、脂還族系水添石油樹脂、クマロン・インデン樹
脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノール樹脂、キシレ
ン樹脂などが挙げられる。
ロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プ
ロセスオイル、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレ
ン、液状ポリイソプレン、ジオクチルフタレート、ジブ
チルフタレート、ひまし油、トール油等が挙げられる。
劣化防止剤としては、例えば、芳香族アミン誘導体、フ
ェノール誘導体、有機チオ酸塩等が挙げられる。
白、炭酸カルシウム、クレー、顔料、カーボンブラック
等が挙げられる。充填剤が含有される場合は保護フィル
ムの全光線透過率に大きく影響を与えない範囲で使用さ
れる。架橋剤としては、例えば、天然ゴム系粘着剤の架
橋には、イオウと加硫助剤および加硫促進剤(代表的な
ものとして、ジブチルチオカーバメイト亜鉛など)が使
用される。天然ゴムおよびカルボン酸共重合ポリイソプ
レンを原料とした粘着剤を室温で架橋可能な架橋剤とし
て、ポリイソシアネート類が使用される。ブチルゴムお
よび天然ゴムなどの架橋剤に耐熱性と非汚染性の特色が
ある架橋剤として、ポリアルキルフェノール樹脂類が使
用される。ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴムお
よび天然ゴムを原料とした粘着剤の架橋に有機過酸化
物、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイドなどがあり、非汚染性の粘着剤が得られる。
架橋助剤として、多官能メタクリルエステル類を使用す
る。その他紫外線架橋、電子線架橋などの架橋による粘
着剤の形成がある。
粘着剤を塗布する方法により行われる。塗布方法として
は、耐摩耗性層の形成に使用したのと同様の方法を採用
し得る。粘着層の厚さは、通常0.5〜10μm、好ま
しくは1〜5μmの範囲である。本発明において、粘着
層の粘着力は、耐摩耗性層に粘着テープを押し付けて当
該粘着テープを持ち上げた際、偏光板または位相差板の
表面から粘着層が一軸配向ポリエステルフィルムととも
に剥離除去されるような範囲に調節される。この場合、
偏光板または位相差板と粘着層との間の粘着力は、5〜
200gf/50mmの範囲にするのが好ましい。そし
て、粘着層の表面には、その取扱性の便宜を図る観点か
ら、公知の離型フィルムが積層される。
ルム(液晶表示板表面保護フィルム)の全光線透過率
(TL)は特に限定されるものではないが、通常80%
以上、好ましくは85%以上である。その結果、液晶表
示板の表示能力、色相、コントラスト、異物混入などの
光学的評価を伴う検査は、偏光板または位相差板の表面
に保護フィルムを貼付したまま行うことができる。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。なお、実施例および比
較例中「部」とあるのは「重量部」を示す。また、本発
明で使用した測定法および評価基準は次のとおりであ
る。 (1)フィルム面内屈折率差 アタゴ光学社製アッベ式屈折計を用い、フィルムから1
0度の角度をずらしながら、幅10mm、長さ50mm
のサンプルを採取し各サンプルについて採取角度方向の
屈折率を測定した。なお、屈折率の測定はナトリウムD
線を用い、23℃で行った。測定において得られた屈折
率の最大値と最低値の差(屈折率の最大値−屈折率の最
低値)を計算し、屈折率差とした。 (2)フィルムの厚さ シチズン時計社製ミューメトロン「4M−100P T
YPE V−2」を使用してフィルムの厚さを測定し
た。 (3)耐摩耗性層の表面抵抗率(Ω) 三菱油化社製「Hiresta MODEL HT−2
10」を使用し、23℃/50%RHの雰囲気下で試料
を設置し、500Vの電圧を印加し、1分間充電後(電
圧印加時間1分)の表面抵抗(Ω)を測定した。ここで
使用した電極の型は、主電極の外径16mm、対電極の
内径40mmの同心円電極である。測定した表面抵抗
(Ω)に10を乗じた値を表面抵抗率(Ω)とした。 (4)耐摩耗性層の摩擦係数 平滑なガラス板上に、幅15mm、長さ150mmに切
り出した試料フィルムの耐摩耗性層面とポリエステルフ
ィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製T100−
38)を重ね、その上にゴム板を載せ、さらにその上に
荷重を載せ、2枚のフィルムの接圧を0.5g/mm2
として、20mm/分の速度でフィルム同志を滑らせて
摩擦力を測定した。5mm滑らせた点での値を計算し摩
擦係数とした。なお、測定は、温度23℃、湿度50%
RHの雰囲気で行った。 (5)耐摩耗性層の表面粗度(Ra) 中心線平均粗さRa(μm)をもって表面粗さとする。
表面粗さ測定機((株)小坂研究所社製「SE−3
F」)を使用し、次のようにして求めた。すなわち、フ
ィルム断面曲線からその中心線の方向に基準長さL
(2.5mm)の部分を抜き取り、この抜き取り部分の
中心線をx軸、縦倍率の方向をy軸として粗さ曲線 y
=f(x)で表わした際に次の式で与えられた値を〔μ
m〕で表す。中心線平均粗さは、試料フィルム表面から
10本の断面曲線を求め、これらの断面曲線から求めた
抜き取り部分の中心線平均粗さの平均値で表わした。な
お、触針の先端半径は2μm、荷重は30mgとし、カ
ットオフ値は0.08mmとした。
502」)を貼り、ゴムローラーを使用し450g/c
mの線圧で圧着し、50mm幅に切り出し剥離力測定用
試料とした。圧着してから1時間放置後インストロン型
引張試験機を用いて、180度方向に引張速度300m
m/分で剥し、その応力の平均値をその試料の剥離力と
した。この試験を10回繰り返し行い、10回の相加平
均をもって剥離力とした。なお、この試験を行った雰囲
気は、23℃、50%RHの標準状態である。 (7)積層フィルムの全光線透過率(TL) JIS−K7105に準じ、積分球式濁度計(日本電色
工業社製「NDH−300A」)により、全光線透過率
(TL)を測定した。 (8)消光状態 クロスニコル状態の2枚の偏光板の間に試料フィルムを
配置し、下からの光線により上から全体を見て、試料フ
ィルムを面方向に回転させた際の消光状態の変化を観察
し下記ランクに分けた。
のあるレベル) (9)耐摩耗性 大平理化工業社製「RUBBING TESTER」を
使用し、65mm×50mmの金属製平板圧子に長繊維
のセルロース不織布を巻き付け、酢酸エチル1mlをし
み込ませて耐摩耗性層表面を100往復こすった。その
後、表面を観察し、耐摩耗性層がほとんど変化していな
い場合を良好、耐摩耗性層が脱落している場合を不良と
して評価した。 (10)ゴミ付着 積層フィルムの耐摩耗性層の表面にタバコの灰を落と
し、1回転(360度の回転)させた際の灰の付着状態
を観察し、ゴミ付着の有無を評価した。 (11)検査容易性 クロスニコル状態の2枚の偏光板の間に試料フィルムを
配置し、面方向に試料フィルムを回転させて、一番明る
くなった状態で上から全体を見た際の異物の見えやすさ
を評価した。 (12)粘着剤付着性 耐摩耗性層の表面にアクリル系粘着剤を擦り付け、粘着
剤の付着性の有無を評価した。
60部および酢酸マグネシウム・4水塩0.09部を反
応器にとり、加熱昇温するとともにメタノールを留去
し、エステル交換反応を行い、反応開始から4時間を要
して230℃に昇温し、実質的にエステル交換反応を終
了した。次いで、平均粒径1.54μmのシリカ粒子を
0.1部含有するエチレングリコールスラリーを反応系
に添加し、さらに、エチルアシッドフォスフェート0.
04部、酸化ゲルマニウム0.01部を添加した後、1
00分で温度を280℃、圧力を15mmHgに達せし
め、以後も徐々に圧力を減じて最終的に0.3mmHg
とした。4時間後に系内を常圧に戻しポリエステルAを
得た。ポリエステルAのシリカ粒子の含有量は0.1重
量%であった。
で乾燥し、溶融押出機により290℃で溶融押出し、静
電印加密着法を使用し、表面温度を40℃に設定した冷
却ロール上で冷却固化して未延伸シートを得た。得られ
たシートをT.M.Long社製ロング延伸機を用いて
95℃で面積倍率が16倍になるように同時二軸延伸を
行った。その後、230℃にて熱固定し、厚さ25μm
のポリエステルフィルムA1を得た。得られたフィルム
の屈折率差は0.001であった。
ように同時二軸延伸を行う以外は製造例2と同様にポリ
エステルフィルムA2を得た。得られたフィルムの屈折
率差は0.001であった。 製造例4(ポリエステルフィルムA3) 製造例2において、延伸倍率を面積倍率で20倍になる
ように同時二軸延伸を行う以外は製造例2と同様にポリ
エステルフィルムA3を得た。得られたフィルムの屈折
率差は0.001であった。
塗布液を延伸乾燥後の塗布厚さが0.1μmになるよう
に塗布し、95℃で乾燥後熱固定を行った以外は製造例
4と同様にして、ポリエステルフィルムA4を得た。得
られたフィルムの屈折率差は0.001であった。
製した。すなわち、まず、p−スチレンスルホン酸ナト
リウム塩(40部)、ビニルスルホン酸ナトリウム塩
(40部)、N,N’−ジメチルアミノメタクリレート
(20部)を蒸留水中に溶解させ、60℃で加熱攪拌し
ながら重合開始剤として2,2’−アゾビス(2−アミ
ノジプロパン)2塩酸塩を添加して重合を行い、帯電防
止性樹脂を得た。
ポリウレタン樹脂(イソシアネート成分:イソホロンジ
イソシアネート、ポリオール成分:テレフタル酸、イソ
フタル酸、エチレングリコール、ジエチレングリコール
より構成されるポリエステルポリオール、鎖延長剤:
2,2−ジメチロールプロピオン酸)50部、アクリル
樹脂(構成単位:メチルメタクリレート、N,N’−ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ブチルアクリレート)10部、3
官能水溶性エポキシ化合物5部、平均粒径0.1μmの
コロイダルシリカを5部を配合して水分散体塗布液を調
製した。
で乾燥し、溶融押出機により290℃で溶融押出し、静
電印加密着法を使用し、表面温度を40℃に設定した冷
却ロール上で冷却固化して未延伸シートを得た。得られ
たシートを85℃で3.5倍縦方向に延伸した後、10
0℃で3.7倍横方向に延伸し、さらに、230℃にて
熱固定し中央部分のみ採取し、厚さ38μmのポリエス
テルフィルムA5を得た。当該フィルムの屈折率差は
0.025であった。
官能ウレタンアクリレート40部、ビスフェノールA型
エポキシアクリレート27部および1−ヒドロキシシク
ロヘキシルフェニルケトン3部よりなる活性エネルギー
線硬化樹脂組成物と帯電防止剤として4級アンモニウム
塩基含有メタクリルイミド共重合体を95対5の重量比
で配合し、ポリエステルフィルムA1の一方の表面に、
硬化後の厚さが2g/m2 になるように塗布し、120
W/cmのエネルギーの高圧水銀灯を使用し、照射距離
100mmにて15秒間照射し硬化皮膜を形成した。そ
して、硬化皮膜塗設面と反対側の面にアクリル系粘着剤
を塗設し積層フィルムを得た。
うに耐摩耗性硬化皮膜を形成した以外は、実施例1と同
様にして積層フィルムを得た。 実施例3 実施例1において、硬化後の厚さが0.5g/m2 にな
るように耐摩耗性硬化皮膜を形成した以外は、実施例1
と同様にして積層フィルムを得た。
ステルフィルムA2に変更した以外は、実施例1と同様
にして積層フィルムを得た。 実施例5 実施例1において、ポリエステルフィルムA1をポリエ
ステルフィルムA3に変更した以外は、実施例1と同様
にして積層フィルムを得た。
ステルフィルムA4に変更し、活性エネルギー線硬化樹
脂組成物に帯電防止剤として4級アンモニウム塩基含有
メタクリルイミド共重合体を配合しなかった以外は、実
施例1と同様にして積層フィルムを得た。
施例1と同様にして積層フィルムを得た。 比較例2 実施例1において、硬化皮膜を形成しなかった以外は、
実施例1と同様にして積層フィルムを得た。
ステルフィルムA5に変更した以外は、実施例1と同様
にして積層フィルムを得た。以上、得られた結果をまと
めて下記表1に示す。
評価を伴う液晶表示板の検査が容易であり、液晶表示板
へのゴミの付着防止に優れる等の特性を有する、液晶表
示板表面保護フィルムを提供することができ、本発明の
工業的価値は高い。
Claims (10)
- 【請求項1】 液晶表示板の偏光板または位相差板の表
面に貼着して使用される液晶表示板表面保護フィルムで
あって、フィルム面内の屈折率差が0〜0.005であ
る二軸配向ポリエステルフィルムの一方の表面に耐摩耗
性層が設けられた積層フィルムからなり、耐摩耗性層表
面の表面抵抗率が1×1010Ω未満であることを特徴と
する液晶表示板表面保護フィルム。 - 【請求項2】 耐摩耗性層が活性エネルギー線硬化樹脂
からなることを特徴とする請求項1記載の液晶表示板表
面保護フィルム。 - 【請求項3】 帯電防止層を介して耐摩耗性層が設けら
れていることを特徴とする請求項1または2記載の液晶
表示板表面保護フィルム。 - 【請求項4】 耐摩耗性層が帯電防止剤を含有すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示
板表面保護フィルム。 - 【請求項5】 耐摩耗性層中にシリコーン系化合物を含
有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の液晶表示板表面保護フィルム。 - 【請求項6】 耐摩耗性層表面のポリエステルフィルム
に対する摩擦係数が0.3以下であることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示板表面保護フ
ィルム。 - 【請求項7】 耐摩耗性層の表面粗度(Ra)が0.0
3μm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいず
れかに記載の液晶表示板表面保護フィルム。 - 【請求項8】 耐摩耗性層と反対側のフィルム面に粘着
剤層が積層されていることを特徴とする請求項1〜7の
いずれかに記載の液晶表示板表面保護フィルム。 - 【請求項9】 粘着層が、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤、ブロックコポリマー系粘着剤、ポリイソブチレン
系粘着剤およびシリコーン系粘着剤の群から選ばれる少
なくとも1種で構成されていることを特徴とする請求項
8に記載の液晶表示板表面保護フィルム。 - 【請求項10】 粘着層の表面に離型フィルムが積層さ
れていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
載の液晶表示板表面保護フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351123A JP2000168016A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 液晶表示板表面保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10351123A JP2000168016A (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 液晶表示板表面保護フィルム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168016A true JP2000168016A (ja) | 2000-06-20 |
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ID=18415212
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP2000168016A (ja) |
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