JP2000163229A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000163229A
JP2000163229A JP10355314A JP35531498A JP2000163229A JP 2000163229 A JP2000163229 A JP 2000163229A JP 10355314 A JP10355314 A JP 10355314A JP 35531498 A JP35531498 A JP 35531498A JP 2000163229 A JP2000163229 A JP 2000163229A
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JP10355314A
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Toshiya Suzuki
利哉 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷ジョブを途中でクリアしたときに、デー
タに依存することなく、該印刷ジョブの終了あるいは次
の印刷ジョブへの切り替わりを明確に判断し、適正、か
つ、自動的に以降の印刷を再開する。 【解決手段】 通常の印刷処理中に操作パネル4等によ
って印刷ジョブのクリアが入力されたか否かを判断し、
印刷ジョブのクリアが入力された場合、通常の印刷処理
から別れて、既に取り込まれたデータによる既成ページ
の削除を行なう。以降、ホスト3とレーザプリンタ1は
データのやり取りを行ない、受信データを破棄してい
く。データのやり取りを行なっていく際に、予め定めら
れたネゴシエーションの処理を行なっているか否かをチ
ェックし、ネゴシエーションの処理を行なっていないと
判断された場合、破棄されるデータであると判断してデ
ータのやり取りを行なっていく。ネゴシエーションの処
理を行なったと判断された場合、送信データが切り替わ
ったとみなされ、通常の印刷処理に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、複合機やファクシミリ等において印刷途中のデータ
をキャンセルする機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合機やファクシミリ等の画像形
成装置において、印刷ジョブの途中で、例えば、スイッ
チからの入力によって以後のデータを捨てるといった技
術が提案されている。しかし、一般的に使われているセ
ントロニクスケーブル等を使った印刷では、ジョブの終
了を明確に判断することができないため、どこから印刷
を再開するかということが課題であった。
【0003】このため、ユーザーが再びスイッチからの
指示することによりジョブが終了したと判断して以後印
刷を再開する方法(以下、従来例1という)、排紙コマ
ンドを受けた時から印刷を再開する方法(以下、従来例
2という)、印刷ジョブの冒頭や最後部で送られてくる
制御コマンドを検知して印刷ジョブの先頭、もしくは最
後部を判断し印刷ジョブが終了したとして以降の印刷を
再開する方法(以下、従来例3という)、あるいは、予
め設定された時間内にデータ受信がなかった場合そのジ
ョブが終了したと判断し、以降の印刷を再開する方法
(以下、従来例4という)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように印刷途中のデータをキャンセルして以降の印刷
を再開する方法によれば、以下のような問題があった。 (1)従来例1では、使用者が再開を指示する必要があ
り、それを忘れていた場合、以後の印刷ジョブが全て破
棄されるといった事態を生じる可能性が高いという問題
があった。 (2)従来例2では、排紙コマンドを受け付けた時点で
印刷を再開すると、次ページからまた不必要な印刷が再
び出力されてしまうという問題があった。また、印刷ジ
ョブの最後に、印刷ジョブの最後を意味する制御コマン
ドを新たに設定する手段もあるが、それを行なうために
は、送信側で、例えば、プリンタドライバ等にも該機能
を新たに搭載する必要があり、また、画像形成装置側と
送信側で機能の整合を取る必要が生じるという問題があ
った。 (3)従来例3では、受信データに依存していて、指定
された制御コマンドを含まない印刷ジョブはこの方法の
適用外となり、適切なジョブのクリアが行なわれないと
いう問題があった。 (4)従来例4では、設定された時間内に新たなジョブ
を受信した場合、そのジョブもクリアされるべきジョブ
と判断し、誤って新たなジョブをクリアしてしまうとい
う問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、印刷ジョブを途
中でクリアしたときに、データに依存することなく、該
印刷ジョブの終了あるいは次の印刷ジョブへの切り替わ
りを明確に判断し、適正、かつ、自動的に以降の印刷を
再開することができる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、一つの印刷ジョブの印刷データを受信中
に、スイッチなどの予め定められた手段により、印刷ジ
ョブにおける既に画像形成装置内に蓄積されたデータの
破棄、および以後の受信データの破棄を行なう機能を有
し、双方向パラレル周辺インターフェースのEPPモー
ドをサポートする画像形成装置において、EPPモード
に基づいて、次の印刷ジョブへの切り替わりあるいは印
刷ジョブの終了を判断し、次の印刷ジョブへの切り替わ
りあるいは印刷ジョブの終了以降の印刷データから印刷
処理を再開するようにしたことを特徴とする画像形成装
置を提供するものである。
【0007】以上の構成において、次の印刷ジョブへの
切り替わりは、EPPモードで送信されている印刷ジョ
ブでネゴシエーションフェーズに入った時点で判断され
ることが望ましい。
【0008】また、印刷ジョブの終了は、EPPモード
で送信されている印刷ジョブでEPPモードが終了した
時点で判断されることが望ましい。
【0009】更に、次の印刷ジョブへの切り替わりは、
EPPモードで送信されている印刷ジョブで送信の最初
に特定の信号が変化した時点で判断されることが望まし
い。
【0010】更にまた、印刷ジョブの終了は、EPPモ
ードで送信されている印刷ジョブで送信の終了時に特定
の信号が変化した時点で判断されることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態の画像形成装
置が適用されるレーザプリンタの構成を示すブロック図
である。図に示すとおり、このレーザプリンタは、プリ
ンタ1の状態を示す表示部およびプリンタ1のモード,
フォント等を切替えるスイッチ部からなる操作パネル4
と、ホスト3からの制御コードおよびその時設定されて
いる制御モードに従ってホスト1からの印字データをビ
デオデータに変換して出力するコントローラ2と、コン
トローラ2からのビデオ信号および制御信号により感光
体上に静電潜像を作り,現像し,また給紙部より転写紙
を給紙し,転写および定着し,画像を形成するプリンタ
エンジン13と、から構成されている。
【0013】コントローラ2は、更に、ホスト3からプ
リンタ1への制御信号およびデータならびにプリンタ1
からホスト3へのステータス信号のインターフェースで
あるホストI/F5と、コントローラ内でのデータの処
理,管理あるいは周辺モジュールを制御するためのプロ
グラムが格納されているプログラムROM6と、印字に
使用されるさまざまな種類のフォントを有するフォント
ROM7と、コントローラ2と操作パネル4とのインタ
フェースであるパネルI/F8と、プログラムROM6
に従ってホストからのデータ(印字データ,制御デー
タ)を処理するCPU9と、CPU9が処理する時のワ
ークメモリ,ホストからのデータをページ単位に管理し
て一時記憶するバッファ,および,バッファに記憶され
たデータを実際の印字パターンに変換しビデオデータを
記憶するビットマップメモリ等に使われるRAM10
と、電源を切っても保持したいデータを格納しておくた
めの不揮発性RAMであるNV−RAM11と、コント
ローラ2からプリンタエンジン13への制御信号やビデ
オ信号およびプリンタ1からコントローラ2へのステー
タス信号のインタフェースであるエンジンI/F12
と、オプションRAM14と、を備えている。
【0014】以上の構成を有するレーザプリンタのデー
タ処理の動作を以下説明する。まず、ホストインタフェ
ースを通してホスト3から送られてきたデータは、CP
U9がプログラムROM6上のデータ解析プログラムに
従って解析し、印字データおよび印字制御データ(S
P,CR,LF,HT,VT,・・・,等)とその他に
分けられる。
【0015】印字データおよび印字制御データはRAM
10上の受信バッファに一旦記憶される。一旦記憶され
た受信データは、プログラムROM6上の制御プログラ
ムが一つずつ取り出して、その処理を行なう。例えば、
取り出したデータが文字コードであれば、印字位置,印
字サイズ,文字コード,フォント情報等を備えた中間コ
ードを作成し、RAM10上に設けられた中間バッファ
に収納する。制御コードや、エスケープシーケンス等の
コマンドであった場合、それらに予め定義された処理を
行なう。それは、例えば、印字位置の指定であったら、
次に来た文字コードの位置を指定された位置にすると
か、フォントの変更であった場合は、次に来た文字コー
ドのフォント情報を指定されたフォントにするといった
具合に処理を行なう。
【0016】こうして、ホスト3からのプリント命令の
処理を行なうか、または処理を行ったデータが1ページ
分を超えたら、次に中間バッファに貯えられた中間コー
ドを、制御プログラムに従ってビデオデータに変換する
処理を行なう。変換が終了したら、コントローラ2はエ
ンジンI/F12を通してプリンタエンジン13にプリ
ントスタートの命令を出し、それに同期してビデオデー
タを転送する。
【0017】以上のような一連の流れで、ホスト3から
の印字データがプリンタエンジン13を介して印字され
る。
【0018】次に、EPPモードのネゴシエーション・
フェーズについて説明する。IEEE1284は、パー
ソナル・コンピュータとプリント周辺機器の間の双方向
パラレル通信に関する定義された規格が存在しなかった
ために双方向パラレル通信を定義するための規定を設け
ている。このIEEE1284には、互換モード,ニブ
ルモード,バイトモード,拡張能力ポート・モード(E
CPモード)と共に拡張パラレル・ポート・モード(E
PPモード)の5つが規定されている。このIEEE1
284に適合するすべてのデバイスは、互換モードやニ
ブルモードをサポートし、通信モード間の切り替えに必
要とされるネゴシエーションをサポートしている必要が
ある。
【0019】図2は、EPPモードのネゴシエーション
のタイミング・チャートである。この図では、ネゴシエ
ーションの成功を示している。
【0020】図に基づいて説明すると、まず、ネゴシエ
ーション・フェーズを開始するために、ホストはEPP
拡張リクエスト値(0100 0000)をデータ・バ
スに置き(イベント0)、nAStrbをハイに、nD
Strbをローにセットする(イベント1)。周辺機器
は、Intrをローに、nData Availをハイ
に、Xflagをハイに、Ack Data Reqを
ハイにセットすることにより(イベント2)反応する。
次いでホストは、nWriteをローにセットする(イ
ベント3)。更に、ホストはnWriteとnDstr
bをハイにセットし(イベント4)、EPP互換の周辺
機器を認識したとのアクノリッジを返す。周辺機器は、
IntrをハイにセットしてnWaitをローにセット
し(イベント6)、他のステータス・ラインが読み込み
可能であることを示す。EPPモードへのネゴシエート
が終わった後、Xflag,Ack Data Re
q,nData Availの各信号をユーザ定義の周
辺機器ステータス・ビットとして使うことが可能であ
る。
【0021】図3は、EPPモードの終了・フェーズの
タイミングチャートである。この図では、有効な状態の
終了を示している。有効な状態を終了するには、ホスト
はnInit信号をアサートする(イベント68)。周
辺機器は初期の互換モードにリセットしなければならな
い(イベント69)。
【0022】〔第1実施例〕ここで、EPPモードを用
いて送信された印刷ジョブにおいては、そのジョブを送
信し終えるまではEPPモードによって送信される。従
って、ネゴシエーションが行なわれるということは次の
送信データに切り替わったと判断することができる。図
4は、このことを利用したレーザプリンタの動作を示す
フローチャートである。
【0023】通常の印刷処理では、ステップS41のデ
ータのやり取り(ここでは主にデータの取り込みを指す
が本機能は双方向通信が基本であるためにこのように表
現する)およびステップS43の通常印刷処理を繰り返
して画像を形成し出力する。なお、ステップS43の通
常印刷処理の部分は、従来の通りであるので、ここで
は、詳細は省略する。
【0024】まず、通常の印刷処理中に操作パネル4等
によって印刷ジョブのクリアが入力されたか否かを判断
し(ステップS42)、印刷ジョブのクリアが入力され
た場合(ステップS42の判断:Yes)、通常の印刷
処理から別れて、既に取り込まれたデータによる既成ペ
ージの削除を行なう(ステップS44)。以降、ホスト
3とレーザプリンタ1はデータのやり取りを行ない(ス
テップS45)、受信データを破棄していく。データの
やり取りを行なっていく際に、予め定められたネゴシエ
ーションの処理を行なっているか否かをチェックし(ス
テップS46)、ネゴシエーションの処理を行なってい
ないと判断された場合(ステップS46の判断:N
o)、破棄されるデータであると判断してデータのやり
取りを行なっていく(ステップS45)。ネゴシエーシ
ョンの処理を行なったと判断された場合(ステップS4
6の判断:Yes)、送信データが切り替わったとみな
され、通常の印刷処理に戻る(ステップS43)。な
お、ステップS46では、ネゴシエーションが成功した
か否かは問わず、ネゴシエーション・フェーズに入った
かどうかで分岐の判断を行なう。
【0025】このように、第1実施例によれば、双方向
パラレル周辺インターフェースであるEPPモードを用
いることにより、その印刷ジョブの最後まで不必要な印
刷データを破棄することが可能になり、次にそのレーザ
プリンタに対し正常な印刷データを送信すれば、正常に
印刷を再開することが可能になる。このため、使用者が
誤った印刷データを送信して不必要な印刷データを出力
するのを避けることができる。なお、この際、送信され
るデータはプリンタドライバを用いなければならない等
の制約事項はない。しかも、通常のホストとレーザプリ
ンタとのデータのやり取りの中で判断される機能である
ため、レーザプリンタに大幅な機能変更をする必要もな
い。
【0026】〔第2実施例〕前述したように、EPPモ
ードを用いて送信された印刷ジョブにおいては、そのジ
ョブを送信し終えるまではEPPモードによって送信さ
れる。従って、EPPモードが終了したということは印
刷ジョブが終了したと判断することができる。図5は、
このことを利用したレーザプリンタの動作を示すフロー
チャートである。
【0027】通常の印刷処理では、ステップS51のデ
ータのやり取り(ここでは主にデータの取り込みを指す
が本機能は双方向通信が基本であるためにこのように表
現する)およびステップS53の通常印刷処理を繰り返
して画像を形成し出力する。なお、ステップS53の通
常印刷処理の部分は、従来の通りであるので、ここで
は、詳細は省略する。
【0028】まず、通常の印刷処理中に操作パネル4等
によって印刷ジョブのクリアが入力されたか否かを判断
し(ステップS52)、印刷ジョブのクリアが入力され
た場合(ステップS52の判断:Yes)、通常の印刷
処理から別れて、既に取り込まれたデータによる既成ペ
ージの削除を行なう(ステップS54)。以降、ホスト
3とレーザプリンタ1はデータのやり取りを行ない(ス
テップS55)、受信データを破棄していく。データの
やり取りを行なっていく際に、EPPモードが終了した
かどうかをチェックし(ステップS56)、終了してい
ないと判断された場合(ステップS56の判断:N
o)、破棄されるデータであると判断してデータのやり
取りを行なっていく(ステップS55)。ECPモード
が終了したと判断された場合(ステップS56の判断:
Yes)、送信データも終了したものとみなされ、通常
の印刷処理に戻る(ステップS53)。なお、ステップ
S56では、EPPモードが有効な状態で終了した/終
了していないを問わず、EPPモードが終了もしくは中
止されたかどうかで分岐の判断を行なう。
【0029】このように、第2実施例によれば、第1実
施例による効果に加え、EPPモードの終了時点で印刷
ジョブの終了を判断しているために、次の印刷データが
EPPモードで送信されなくても正常に印刷を再開する
ことができる。
【0030】〔第3実施例〕一方、EPPモードでのネ
ゴシエートが終わると、Xflag,Ack Data
Req,nData Availの各信号をユーザ定
義の周辺機器のステータス・ビットとして使うことが可
能となる。印刷ジョブの先頭においてこれらの信号を特
定の状態に変化させることにより、印刷ジョブが切り替
わったと判断することができる。その一例としてネゴシ
エーション・フェーズの最後では、Xflag,Ack
Data Req,nData Availの各信号
はそれぞれハイの状態となっている。ネゴシエートが終
わりデータを送信する際にこれらの信号(ネゴシエーシ
ョン・フェーズ以降これらの信号をUser Defi
ne1,2,3とする。)をローに変化させる。この信
号の変化により新たなジョブがスタートしたとみなすこ
とができる。図6は、このことを利用したレーザプリン
タの動作を示すフローチャートである。
【0031】通常の印刷処理では、ステップS61のデ
ータのやり取り(ここでは主にデータの取り込みを指す
が本機能は双方向通信が基本であるためにこのように表
現する)およびステップS63の通常印刷処理を繰り返
して画像を形成し出力する。なお、ステップS63の通
常印刷処理の部分は、従来の通りであるので、ここで
は、詳細は省略する。
【0032】まず、通常の印刷処理中に操作パネル4等
によって印刷ジョブのクリアが入力されたか否かを判断
し(ステップS62)、印刷ジョブのクリアが入力され
た場合(ステップS62の判断:Yes)、通常の印刷
処理から別れて、既に取り込まれたデータによる既成ペ
ージの削除を行なう(ステップS64)。以降、ホスト
3とレーザプリンタ1はデータのやり取りを行ない(ス
テップS65)、受信データを破棄していく。データの
やり取りを行なっていく際に、ステータス・ビットが予
め定められた変化をしたかどうかをチェックし(ステッ
プS66)、変化していない場合(ステップS66の判
断:No)、破棄されるデータであると判断し、データ
のやり取りを行なっていく(ステップS65)。予め定
めた処理を行なったとみなされた場合(ステップS66
の判断:Yes)、送信データが切り替わったとみなさ
れ、通常の印刷処理に戻る(ステップS63)。
【0033】このように、第3実施例によれば、第1実
施例による効果に加え、ステータス・ビットの変化を任
意に定めることができるので、EPPモードだけに依存
するのではなく、独自の処理を行なうことができる。
【0034】〔第4実施例〕また、EPPモードを用い
て送信された印刷ジョブにおいては、そのジョブを送信
し終えるまではEPPモードによって送信される。EP
Pモードで送信された印刷ジョブの終了時にUser
Define1,2,3のステータス・ビットを予め定
められた変化をさせてやることにより印刷ジョブが終了
したと判断できる。その一例として、User Def
ine1,2,3のステータス・ビットを印刷ジョブ送
信時にはローにセットしておき、印刷ジョブの終了時に
これらの信号をハイにセットする。この信号の変化によ
り印刷ジョブが終了したと判断することができる。図7
は、このことを利用したレーザプリンタの動作を示すフ
ローチャートである。
【0035】通常の印刷処理では、ステップS71のデ
ータのやり取り(ここでは主にデータの取り込みを指す
が本機能は双方向通信が基本であるためにこのように表
現する)およびステップS73の通常印刷処理を繰り返
して画像を形成し出力する。なお、ステップS73の通
常印刷処理の部分は、従来の通りであるので、ここで
は、詳細は省略する。
【0036】まず、通常の印刷処理中に操作パネル4等
によって印刷ジョブのクリアが入力されたか否かを判断
し(ステップS72)、印刷ジョブのクリアが入力され
た場合(ステップS72の判断:Yes)、通常の印刷
処理から別れて、既に取り込まれたデータによる既成ペ
ージの削除を行なう(ステップS74)。以降、ホスト
3とレーザプリンタ1はデータのやり取りを行ない(ス
テップS75)、受信データを破棄していく。データの
やり取りを行なっていく際に、ステータス・ビットが予
め定められた変化をしたかどうかをチェックし(ステッ
プS76)、変化してないと判断された場合(ステップ
S76の判断:No)、破棄されるデータであると判断
してデータのやり取りを行なっていく(ステップS7
5)。ステータス・ビットが予め定められた変化をした
とみなされた場合(ステップS76の判断:Yes)、
送信データが終了したとみなされ、通常の印刷処理に戻
る(ステップS63)。
【0037】このように、第4実施例によれば、第1実
施例による効果に加え、ステータス・ビットの変化を任
意に定めることができるので、EPPモードだけに依存
するのではなく、独自の処理を行なうことが可能とな
り、印刷ジョブの終了時点で処理の分岐の判断している
ために、次の印刷データがEPPモードで送信されなく
ても正常に印刷が再開することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の画像形成
装置によれば、EPPモードに基づいて、次の印刷ジョ
ブへの切り替わりあるいは印刷ジョブの終了を判断し、
次の印刷ジョブへの切り替わりあるいは印刷ジョブの終
了以降の印刷データから印刷処理を再開するようにした
ので、印刷ジョブを途中でクリアしたときに、データに
依存することなく、該印刷ジョブの終了あるいは次の印
刷ジョブへの切り替わりを明確に判断し、適正、かつ、
自動的に以降の印刷データの処理を再開することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像形成装置が適用
されるレーザプリンタの構成を示すブロック図である。
【図2】EPPモードのネゴシエーションのタイミング
・チャートである。
【図3】EPPモードの終了・フェーズのタイミングチ
ャートである。
【図4】第1実施例によるレーザプリンタの動作を示す
フローチャートである。
【図5】第2実施例によるレーザプリンタの動作を示す
フローチャートである。
【図6】第3実施例によるレーザプリンタの動作を示す
フローチャートである。
【図7】第4実施例によるレーザプリンタの動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 コントローラ 3 ホスト 5 ホストI/F 4 操作パネル 6 プログラムROM 7 フォントROM 8 パネルI/F 9 CPU 10 RAM 11 NV−RAM 12 エンジンI/F 13 プリンタエンジン 14 オプションRAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの印刷ジョブの印刷データを受信中
    に、スイッチなどの予め定められた手段により、前記印
    刷ジョブにおける既に画像形成装置内に蓄積されたデー
    タの破棄、および以後の受信データの破棄を行なう機能
    を有し、双方向パラレル周辺インターフェースのEPP
    モードをサポートする画像形成装置において、 前記EPPモードに基づいて、次の印刷ジョブへの切り
    替わりあるいは前記印刷ジョブの終了を判断し、前記次
    の印刷ジョブへの切り替わりあるいは前記印刷ジョブの
    終了以降の印刷データから印刷処理を再開するようにし
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記次の印刷ジョブへの切り替わりは、
    前記EPPモードで送信されている印刷ジョブでネゴシ
    エーションフェーズに入った時点で判断されることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷ジョブの終了は、前記EPPモ
    ードで送信されている印刷ジョブでEPPモードが終了
    した時点で判断されることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記次の印刷ジョブへの切り替わりは、
    前記EPPモードで送信されている印刷ジョブで送信の
    最初に特定の信号が変化した時点で判断されることを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷ジョブの終了は、前記EPPモ
    ードで送信されている印刷ジョブで送信の終了時に特定
    の信号が変化した時点で判断されることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
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