JP3613506B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタ、ファクスなどの電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンタは、プリンタコントローラで1ページ単位でプリントデータをビットマップ展開し、プリンタエンジンに展開データを転送する。
【0003】
また、プリンタコントローラでビットマップ展開を行なう時間が、プリンタエンジンが1頁を転写する時間より短い場合は、複数ページのビットマップをプリンタコントローラに貯えることができる。
【0004】
このとき、プリンタエンジンが作像工程で1度に複数ページのプリントデータを作像することができる場合は、プリンタコントローラ内に貯えてある複数ページのビットマップを1度に印刷することが可能となり、出力時間を十分に短縮することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、プリンタコントローラのビットマップ展開速度がプリンタエンジンの出力速度に対して十分に速くないと、プリンタコントローラ内にビットマップを貯えることができず、出力時間の短縮が少なくなる。
【0006】
この発明の目的は、トータル印刷スピードの低下を防止できる画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、画像データをビットマップ展開する展開手段と、この展開データを用いて1度に複数ページのプリントデータを作像可能である作像手段と、このプリントデータにより電子写真方式で画像の形成を行なう画像形成手段と、を備えている画像形成装置において、前記展開手段が前記展開データを前記作像手段に出力する準備ができたページ単独で作像するか、その次のページも含めて作像するかの判断を、前記画像形成装置を管理するホストコンピュータが前記展開手段に送信するための画像データを外部から受信中であるか否かにより判断する判断手段と、この判断に従って前記作像手段を制御し、ページ単独または1度に複数ページの作像を選択的に実行する制御手段と、を備えている。
【0008】
したがって、展開データをページ単独で作像するか、その次のページも含めて作像するかの判断を、画像形成装置を管理するホストコンピュータが送信するための画像データを外部から受信中であるか否かにより判断し、この判断に従って、ページ単独または1度に複数ページの作像を選択的に実行する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明について、制御手段は、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、受信データを貯えるホストコンピュータのバッファに画像データが存在するか否かで判断するものである。
【0010】
したがって、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、受信データを貯えるホストコンピュータのバッファに画像データが存在するか否かで判断する。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明について、制御手段は、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、所定の定数と比較することにより判断するものである。
【0012】
したがって、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、所定の定数と比較して行なうことができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明について、所定の定数を所望に調節する調節手段を備えている。
【0014】
したがって、所望の定数を調節することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の一形態であるプリンタシステムのブロック図である。このプリンタシステムは、ホストコンピュータ1からプリンタコントローラ2に画像データを出力する。プリンタコントローラ2は、この画像データをビットマプ展開して、このビットマップ展開データをプリンタエンジン3に出力する。プリンタエンジン3は、ビットマップ展開データからプリントデータを作像して、電子写真方式の画像形成を行なう画像形成手段4に出力する。
【0016】
図2は、永遠に続くプリントジョブではプリンタコントローラ2の展開速度がプリンタエンジン3の速度に追いつき、プリンタコントローラ2内に貯えるビットマップが2枚になったところで2枚どりを行なえば最高速度は選られる。つまり、最高速度とはプリンタコントローラ2の展開速度にプリンタエンジン3の速度が追従している状態である。
【0017】
図3は、通常のプリントジョブでは当然出力する最後のページが存在する。この最後のページの出力時に効率的に出力できれば最高速度に近づくことになる。つまり、最後のページのビットマップ展開が終了すると同時に、そのページのプリント起動がかかればよい。
【0018】
しかし、図4に示すように、実際には、最終ページ(N)の1つ前のページ(N−1)を印刷中に最終ページの展開が終わらなければ、展開終了と共にプリント起動がかかり最速となるが、展開が終わってしまった場合にはプリント待ちとなり、時間のロスが発生する。
【0019】
図5に示すように、(N−1)ページ目の印刷を行なう時点では、(N)ページ目の展開終了の時間は予想しにくいといえるので(データ受信中であれば不可能といえる)、できる限り1枚どりと印刷時間が変わらない2枚どりを行なうことで時間のロスを回避できる。
【0020】
しかし、一般にプリントデータはシーケンシャルに処理され、どのページが最後のページ(N)であるのかの判定が難しい。
【0021】
そこで、図6に示す処理のように、Xページ目の印刷を開始して(ステップS1)、X+1ページ目がビットマップ展開終了か否かを判断し(ステップS2)、終了であれば2枚どり印刷を行なう(ステップS3)。終了していなければホストコンピュータ1からのデータ送信のステータスをチェックし、もし、データの送信がなかったら、そのプリントジョブの最後のページと認識し、そのページの展開を待って同時に印刷を行なう(ステップS4)。ホストコンピュータ1からのステータスをチェックし(ステップS5)、もしデータの送信がなかったらそのプリントジョブの最後のページと認識し(ステップS7)、そのページの展開を待って同時に印刷を行なう(ステップS8)。また、ステータスが受信中でなければ、通常印刷を行なう(ステップS6)。
【0022】
図7に示す処理では、受信ステータスの獲得(ステップS3)に代えて、受信バッファステータスをチェックして(ステップS11)、残りデータ数と0とを比較するのではなく、ある定数以下であるか否かを判定基準とする。
【0023】
図8に示す処理では、受信バッファのステータスをチェックするが、残りデータ数と0とを比較するのではなく、ある定数以下であるか否かを判定基準とする(ステップS14,S15)。ある定数とは、例えば予め実験などにより得た1頁のデータ数を用いる。これにより、ある程度のデータ受信完了を予測でき、最終ページの判断が早くなって、より確実に2枚どりでの印刷を行なうことができる。定数はホストコンピュータ1からのコマンドで行なうことが可能である。これらの設定は、他の設定値(例えば、紙サイズや、タイムアウト値)などと同じように行なう。こらにより、データが多かったり、少なかったりすることによる判断の基準をカスタマイズでき、より確実に2枚どりでの印刷を行なうことができる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、展開データをページ単独で作像するか、その次のページも含めて作像するかの判断を、画像形成装置を管理するホストコンピュータが送信するための画像データを外部から受信中であるか否かにより判断し、この判断に従って、ページ単独または1度に複数ページの作像を選択的に実行するので、トータル印刷スピードの低下を防ぐことができる。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明について、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、受信データを貯えるホストコンピュータのバッファに画像データが存在するか否かで判断して、トータル印刷スピードの低下を防ぐことができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明について、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、所定の定数と比較して行ない、トータル印刷スピードの低下を防ぐことができる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明について、所望の定数を調節して、トータル印刷スピードの低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムのブロック図である。
【図2】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムのプリンタエンジンとプリンタコントローラのデータ展開を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムのプリンタエンジンとプリンタコントローラのデータ展開を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムのプリンタエンジンとプリンタコントローラのデータ展開を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムのプリンタエンジンとプリンタコントローラのデータ展開を示すブロック図である。
【図6】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムの動作のフローチャートである。
【図7】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムの動作のフローチャートである。
【図8】この発明の一実施の形態にかかるプリントシステムの動作のフローチャートである。
【符号の説明】
2 展開手段
3 作像手段
4 画像形成手段
Claims (4)
- 画像データをビットマップ展開する展開手段と、
この展開データを用いて1度に複数ページのプリントデータを作像可能である作像手段と、
このプリントデータにより電子写真方式で画像の形成を行なう画像形成手段と、
を備えている画像形成装置において、
前記展開手段が前記展開データを前記作像手段に出力する準備ができたページ単独で作像するか、その次のページも含めて作像するかの判断を、前記画像形成装置を管理するホストコンピュータが前記展開手段に送信するための画像データを外部から受信中であるか否かにより判断する判断手段と、
この判断に従って前記作像手段を制御し、ページ単独または1度に複数ページの作像を選択的に実行する制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 制御手段は、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、受信データを貯えるホストコンピュータのバッファに画像データが存在するか否かで判断するものである請求項1に記載の画像形成装置。
- 制御手段は、複数ページを1度に作像するか否かの判断を、所定の定数と比較することにより判断するものである請求項1に記載の画像形成装置。
- 所定の定数を所望に調節する調節手段を備えている請求項3に記載の画像形成装置。
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JPH11312059A JPH11312059A (ja) | 1999-11-09 |
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JP (1) | JP3613506B2 (ja) |
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1998
- 1998-04-30 JP JP11982398A patent/JP3613506B2/ja not_active Expired - Fee Related
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