JP2000156416A - 半導体装置及び表示装置 - Google Patents

半導体装置及び表示装置

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JP2000156416A
JP2000156416A JP33169598A JP33169598A JP2000156416A JP 2000156416 A JP2000156416 A JP 2000156416A JP 33169598 A JP33169598 A JP 33169598A JP 33169598 A JP33169598 A JP 33169598A JP 2000156416 A JP2000156416 A JP 2000156416A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板に同一回路が複数並設され複数の電位を該
回路に供給する配線が回路上に密集して並設されている
場合に、配線領域の面積を低減する。 【解決手段】回路24A及び24Bが並設され、2系統
の階調電位V0〜V7をこれらの回路に供給する幹配線
が回路上方に敷設されている。この配線は、上下に隣り
合う第2及び第3層幹配線から成る配線対を複数有し、
隣り合う2つの配線対の配線グループが複数並設され、
同一配線グループ内かつ該回路に接続された部分の同層
幹配線間隔が配線グループ間のそれの2倍である。第3
層幹配線はその配線グループ内の隣り合う第3層幹配線
間へ分岐し層間コンタクトを介して、第2層幹配線と並
行した第2層配線に接続されている。配線グループは、
配線方向に沿って、該回路に対する接続部と非接続部と
を有し、接続部内の同層幹配線間隔は非接続部内のそれ
の2倍である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に同一回路が
複数並設され、複数の電位を回路に供給する配線が該回
路の上方に敷設されている半導体装置及びこの半導体装
置を用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の多階調活性マトリック
ス液晶表示装置の概略構成を示す。説明の簡単化のため
に、図12では液晶表示パネル10が4×4画素のモノ
クロ表示の場合を示している。
【0003】液晶表示パネル10のデータラインX1〜
X4には、データドライバ20の出力端から1行分の表
示電位が同時に供給される。液晶表示パネル10の走査
ラインY1〜Y4には、走査ドライバ30の出力端から
走査パルスが線順次に供給される。データドライバ20
は、この走査パルス毎にデータラインX1〜X4上の表
示電位を更新する。データドライバ20及び走査ドライ
バ30は制御回路40により制御され、制御回路40
は、外部からの水平同期信号HS、垂直同期信号VS及
びクロックCKに基づいて、各種制御信号を生成する。
【0004】データドライバ20は、点順次にラッチパ
ルスLCH1〜LCH4を生成するシフトレジスタ21
と、2段のバッファ用レジスタ221〜224及び23
1〜234と、レジスタ231〜234の内容をアナロ
グ電圧に変換するD/A変換回路とを備え、このD/A
変換回路は、選択回路241〜244と、出力バッファ
回路251〜254と、階調電位生成回路26とを備え
ている。
【0005】シフトレジスタ21は、水平同期信号HS
と同一周期のスタートパルスSP1を、シリアルデータ
入力端で受け取り、これを、クロックCKをバッファゲ
ートに通したクロックCK1でシフトさせ、並列出力端
からラッチパルスLCH1〜LCH4を順に出力する。
【0006】並列Nビットのデジタル映像信号Dは、レ
ジスタ221〜224に共通に供給され、ラッチパルス
LCH1〜LCH4のタイミングでそれぞれレジスタ2
21〜224に保持される。レジスタ221〜224に
1ライン分の表示データが保持された後に、水平同期信
号HSと同一周期のラッチパルスLCH5のタイミング
で、レジスタ221〜224の内容がそれぞれレジスタ
231〜234に書き込まれ、1水平周期(水平同期信
号HSの1周期)の間保持される。この間、レジスタ2
21〜224に次の表示ライン用のデータが上記同様に
して保持される。
【0007】走査ドライバ30は、バッファゲート31
〜34とシフトレジスタ35とを備えており、シフトレ
ジスタ35の各ビットの出力端にバッファゲート31〜
34の入力端が接続されている。バッファゲート31〜
34の出力端はそれぞれ、液晶表示パネル10の走査ラ
インY1〜Y4に接続されている。シフトレジスタ35
は、そのシリアルデータ入力端に供給される、垂直同期
信号VSと同一周期のスタートパルスSP2を、水平同
期信号HSと同一周期のクロックCK2でシフトさせ
る。
【0008】図13は、上記D/A変換回路の構成例を
示す。図13では説明の簡単化のために、入力が3ビッ
トである場合を示している。
【0009】階調電位生成回路26は、電源電位V7と
V0との間の電圧を抵抗R6〜R0で分圧した階調電位
(基準電位)V7〜V0を出力し、選択回路241は入
力データに応答してこれらの1つを選択し出力する。入
力データの各ビットは、1対の相補信号からなり、一般
にビットDの相補信号を*Dで表す。選択回路241
は、i=0〜7の各々について、スイッチングトランジ
スタQi0〜Qi2が直列接続されたアナログスイッチ
回路を備え、その一端に階調電位生成回路26からの階
調電位Viが供給され、他端が共通に接続されて出力バ
ッファ回路251の入力端に接続されている。j=0〜
2の各々について、スイッチングトランジスタQijの
ゲートには1ビット選択信号Djと*Djとの一方が供
給される。
【0010】例えば入力データが‘101’の場合に
は、スイッチングトランジスタQ42、Q52、Q6
2、Q72、Q01、Q11、Q41、Q51、Q1
0、Q30、Q50及びQ70がオンになり、その他の
スイッチングトランジスタがオフになる。これにより、
スイッチングトランジスタQ52、Q51及びQ50の
アナログスイッチ回路のみがオンになって、階調電位V
5が選択され出力バッファ回路251に供給される。
【0011】図14(A)は、選択回路241のレイア
ウトパターンを示しており、ハッチングを施した部分は
N型領域、一点鎖線はゲートラインである。図14
(B)は、図14(A)中の14B−14B線に沿っ
た、絶縁膜を図示省略した断面図である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図12の液晶表示パネ
ル10は、実際には例えば、1024×768カラー画
素であり、各カラー画素はR(赤)、G(緑)及びB
(青)の3画素からなる。各画素の階調数を64(6ビ
ット)とすると、1つのセレクタで64×6個のスイッ
チングトランジスタを必要とするので、D/A変換回路
の全セレクタのスイッチングトランジスタ数は1024
×3×64×6= 1,179,648個となり、チッ
プ面積又はLCDパネル周辺部面積増大の原因となる。
【0013】また、この場合、各階調電位供給線が10
24×3個の選択回路の階調電位入力端に接続され、全
選択回路に同時に電流が流れるので、階調電位供給線に
流れる電流が比較的多く、このため、その抵抗成分によ
り水平方向位置に応じて階調電位が低下し、表示品質が
低下する。これを防止するために、64本の階調電位供
給線の幅を広くすると、階調電位供給線のピッチが大き
くなってチップ面積が増大する。
【0014】一般には、配線を多層化することにより配
線領域を狭くすることができる。多層配線の場合、上下
に隣り合う層の配線が互いに直角な方向であるので、液
晶表示装置のデータドライバのように多数本の階調電位
供給線が密集して並置されている場合にはこれを適用す
ることができない。
【0015】特開平3−218052号公報には、マス
タースライス方式により製造される半導体集積回路にお
いて、格子状の電源配線を、上下に隣り合うように2層
形成することにより、1層のみ形成する場合よりも電源
配線の幅を広くして電源電位の変動を低減可能であるこ
とが開示されている。
【0016】しかし、液晶表示装置のデータドライバの
ように多数本の階調電位供給線が密集して並置されてい
る場合に、単に上下に隣り合うように配線を形成し且つ
同一ピッチで並置しても、第3層配線を隣合う第3層配
線間へ分岐させた後に第2層及び第1層の配線を介して
選択回路の階調電位入力端に接続しなければならいの
で、デザインルール上、第2及び第3層の配線ピッチ
を、第2層ののみに配線を形成した場合の2倍にしなけ
ればならず、配線領域の面積低減化ができない。
【0017】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、基板に同一回路が複数並設され複数の電位を該回路
に供給する配線が回路上に密集して並設されている場合
に、多層配線により配線領域の面積を低減することが可
能な半導体装置及び表示装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】請求項
1では、基板に同一回路が複数並設され、複数の電位を
該回路に供給する配線が該回路の上方に敷設されている
半導体装置において、該配線は、上下に隣り合う第2層
幹配線と第3層幹配線とから成る上下幹配線対を複数有
し、隣り合う2つ又は3つの該上下幹配線対の配線グル
ープが複数並設され、同一配線グループ内かつ該回路に
接続された部分の同層幹配線間隔が配線グループ間のそ
れの略2倍(略2倍には、ちょうど2倍が含まれる。)
であり、該第3層幹配線はその配線グループ内の隣り合
う第3層幹配線間へ分岐し層間コンタクトを介して、該
第2層幹配線と並行した第2層中間配線に接続されてい
る。
【0019】この半導体装置によれば、従来のように第
2層配線のみを同一ピッチで並置した場合、又は、第2
及び第3層配線を一様に該ピッチの2倍のピッチで並置
した場合よりも、同一配線領域で多くの電位供給線を敷
設することができる。換言すれば、配線領域の面積を従
来よりも低減して、半導体チップやTFTを用いた表示
パネル周囲部の面積を低減することができる。
【0020】請求項2では、請求項1において、上記配
線グループは、配線方向に沿って、上記回路の電位入力
端に接続された接続部と接続されていない非接続部とを
有し、接続部内の同層幹配線間隔は非接続部内のそれの
略2倍である。
【0021】この半導体装置によれば、非接続部内の同
層幹配線間隔を接続部内のそれと同一にし、すなわち幹
配線を接続部と非接続部の間で屈曲させずにストレート
にした場合よりも、配線と直角な方向の配線領域幅が狭
くなって、配線領域の面積がさらに低減される。
【0022】請求項3の半導体装置では、請求項2にお
いて、上記幹配線の方向と直角な方向について上記接続
部の電位の組と上記非接続部の電位の組とが異なる電位
生成回路から供給されるものである。
【0023】両組は、同一の電位生成回路から供給され
るものであってもよい。
【0024】請求項4の半導体装置では、請求項3にお
いて、上記幹配線の方向に隣り合う上記接続部と上記非
接続部とに対応した上記選択回路が該幹配線の方向と直
角な方向へ互いにずれている。
【0025】この半導体装置によれば、ずれていない場
合よりも配線領域の面積を低減することができる。
【0026】請求項5の半導体装置では、請求項1乃至
4のいずれか1つにおいて、上記接続部の上記第2層幹
配線の少なくとも1つは、この接続部内の隣り合う2つ
の上記第2層幹配線の間へ分岐し、さらに層間コンタク
トを介し第1層配線に接続されている。
【0027】請求項6の半導体装置では、請求項1乃至
4のいずれか1つにおいて、上記接続部の上記第2層幹
配線の少なくとも1つは、層間コンタクトを介し直下の
第1層配線に接続されている。
【0028】請求項7の半導体装置では、請求項5又は
6において、上記第1層配線は、基板コンタクトを介し
て上記回路の電位入力端に接続されている。
【0029】請求項8の半導体装置では、請求項1乃至
4のいずれか1つにおいて、上記接続部の上記第2層中
間線の少なくとも1つは、層間コンタクトを介し直下
の、該第2層中間線と並行し該第2層中間線と上下に隣
り合う第1層中間配線に接続されている。
【0030】この半導体装置によれば、局所的な配線領
域の面積を低減することができ、他の配線で使用可能な
配線領域が増加する。
【0031】請求項9の半導体装置では、請求項7にお
いて、上記第1層中間配線は、基板コンタクトを介して
直下の、上記回路の電位入力端に接続されている。
【0032】この半導体装置によれば、局所的な配線領
域の面積をさらに低減することができる。
【0033】請求項10の半導体装置では、請求項1乃
至9のいずれか1つにおいて、上記回路は、選択回路で
あり、nビットの上記入力データのうちの1ビットに応
答して、2入力の一方を選択する2n-1個の2入力選択
回路と、該nビットのうちの該1ビットを除く入力デー
タに応答して、該2n-1個の2入力選択回路の各々で選
択された信号の1つを選択する2n-1入力選択回路とを
有し、該2n-1個の2入力選択回路の各々は、該1ビッ
トによりオン/オフ制御され、一端に該2入力の一方が
供給されるスイッチングトランジスタと、該1ビットに
より、該第1スイッチングトランジスタとオン/オフ状
態が逆になるように制御され、一端に該2入力の他方が
供給され、他端が該第1スイッチングトランジスタの他
端に接続され、該スイッチングトランジスタと同一行に
配置された相補スイッチングトランジスタとを有し、該
n-1個の2入力選択回路が並列して配置されている。
【0034】この半導体装置によれば、2n-1個の2入
力選択回路により選択すべき信号数が半減するので、半
減したその信号の1つを2n-1入力選択回路で選択すれ
ばよく、選択回路のスイッチングトランジスタ数が従来
よりも大幅に低減され、チップ面積等をさらに低減する
ことができる。
【0035】請求項11の半導体装置では、請求項10
において、上記選択回路の出力端に、出力バッファ回路
が接続されている。
【0036】請求項12の半導体装置では、請求項11
において、表示装置用データドライバである。
【0037】請求項13の半導体装置では、請求項12
において、上記半導体装置は、ガラス基板上にTFTを
用いて形成されている。
【0038】請求項14の表示装置では、複数の走査ラ
インのうち選択されたものでスイッチングトランジスタ
がオンになってデータラインの電位が該スイッチングト
ランジスタを介し表示画素の選択行の表示電極に印加さ
れるマトリックス型表示パネルと、該データラインに該
電位を印加し、表示しようとする画像の1水平期間毎に
該電位を更新する請求項12記載のデータドライバと、
該複数の走査ラインに対し線順次に走査パルスを供給す
る走査ドライバとを有する。
【0039】請求項15の表示装置では、請求項14に
おいて、上記表示表示パネルは液晶表示パネルである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。
【0041】[第1実施形態]図1は、図13に対応し
た本発明の第1実施形態のD/A変換回路を示す。
【0042】階調電位生成回路26は、階調電位V7と
V0との間の電圧を抵抗R6〜R0で分圧した階調電位
V7〜V0を出力し、選択回路24Aは入力力データ
(3ビット選択信号)に応答してこれらの1つを選択し
出力する。
【0043】選択回路24Aは、例えば図12中の選択
回路241の替わりに用いられ、図12中の選択回路2
42〜244についても同様である。
【0044】選択回路24Aは、入力データの上位1ビ
ットの相補データ(1ビット選択信号)D2及び*D2
に応答して階調電位V0〜V3とV4〜V7との一方を
選択する2入力選択回路50〜53からなる回路と、入
力データの下位2ビットの相補データD1、*D1、D
0及びD0に応答してこの回路の出力の1つを選択する
4入力選択回路24Xとからなる。
【0045】選択回路24Aは、図13中の選択回路2
41と次のような関係になっている。
【0046】図13中の選択回路241のスイッチング
トランジスタアレイの第4及び第8行について、スイッ
チングトランジスタQ40及びQ00は共に、ゲートラ
イン*G0に供給される信号*D0によりオン/オフ制
御され、スイッチングトランジスタQ41及びQ01は
共に、ゲートライン*G1に供給される信号*D1によ
りオン/オフ制御される。これに対し、スイッチングト
ランジスタQ42及びQ02はそれぞれゲートラインG
2及び*G2に供給される信号D2及び*D2によりオ
ン/オフ制御される。そこで、図1の選択回路24Aで
は、スイッチングトランジスタQ41とQ42の間のノ
ードにスイッチングトランジスタQ02の一端が接続さ
れ、これにより図13のスイッチングトランジスタQ0
0及びQ01が省略されている。スイッチングトランジ
スタQ42とQ02とで、階調電位V4とV0との一方
を選択する2入力選択回路50が構成されている。
【0047】同様に図1では、スイッチングトランジス
タQ51とQ52との間のノードにスイッチングトラン
ジスタQ12の一端が接続され、これにより図13のス
イッチングトランジスタQ10及びQ11が省略され、
スイッチングトランジスタQ61とQ62との間のノー
ドにスイッチングトランジスタQ22の一端が接続さ
れ、これにより図13のスイッチングトランジスタQ2
0及びQ21が省略され、スイッチングトランジスタQ
71とQ72との間のノードにスイッチングトランジス
タQ32の一端が接続され、これにより図13のスイッ
チングトランジスタQ30及びQ31が省略されてい
る。スイッチングトランジスタQ52とQ12とで、階
調電位V5とV1との一方を選択する2入力選択回路5
1が構成され、スイッチングトランジスタQ62とQ2
2とで、階調電位V6とV2との一方を選択する2入力
選択回路52が構成され、スイッチングトランジスタQ
72とQ32とで、階調電位V6とV3との一方を選択
する2入力選択回路53が構成されている。
【0048】信号*D0が供給されるゲートライン*G
0は、スイッチングトランジスタQ60及びQ40に共
通であり、信号D0が供給されるゲートラインG0は、
スイッチングトランジスタQ70及びQ50に共通であ
り、信号*D1が供給されるゲートライン*G1は、ス
イッチングトランジスタQ51及びQ41に共通であ
り、信号D1が供給されるゲートラインG1は、スイッ
チングトランジスタQ71及びQ61に共通であり、信
号*D2が供給されるゲートライン*G2は、スイッチ
ングトランジスタQ32、Q22、Q12及びQ02に
共通であり、信号D2が供給されるゲートラインG2
は、スイッチングトランジスタQ72、Q62、Q52
及びQ42に共通である。
【0049】選択回路24Aで選択された基準電位は、
電位VD1として出力バッファ回路251に供給され
る。出力バッファ回路251は例えば、ボルテージホロ
ア又はソースホロア回路であり、出力バッファ回路25
1の出力端に接続されたデータラインX1の電位VX1
は、電位VD1とほぼ同一又は電位VD1を所定電圧シ
フトさせたものである。
【0050】上記構成において、信号D1及びD0が高
レベルの場合、スイッチングトランジスタQ71及びQ
70がオンになり、さらに信号D2が高レベルの場合に
はスイッチングトランジスタQ72がオンになって階調
電位V7が選択され、逆に信号D2が低レベルの場合に
はスイッチングトランジスタQ32がオンになって階調
電位V3が選択される。すなわち、(D1,D0)=
(1,1)の場合には、D2=‘1’のとき階調電位V
7が選択され、D2=‘0’のとき階調電位V3が選択
される。同様に、(D1,D0)=(1,0)の場合に
は、D2=‘1’のとき階調電位V6が選択され、D2
=‘0’のとき階調電位V2が選択される。(D1,D
0)=(0,1)の場合には、D2=‘1’のとき階調
電位V5が選択され、D2=‘0’のとき階調電位V1
が選択される。(D1,D0)=(0,0)の場合に
は、D2=‘1’のとき階調電位V4が選択され、D2
=‘0’のとき階調電位V0が選択される。
【0051】選択回路24Aのチップ上面積をできるだ
け狭くするために、スイッチングトランジスタQ02
は、スイッチングトランジスタQ40、Q41及びQ4
2と同一行に配置され、かつ、スイッチングトランジス
タQ42の隣に配置されている。他のトランジスタ行に
ついても同様である。
【0052】図13の選択回路241のスイッチングト
ランジスタ数が3×8=24であるのに対し、図1のそ
れは(3+1)×(8/2)=16である。このような
選択回路を64階調表示の液晶表示パネルのデータドラ
イバに適用した場合、スイッチングトランジスタ数は従
来の((64/2)×(6+1))/(64×6)=7
/12となる。このように、本第1実施形態によれば、
選択回路のスイッチングトランジスタ数が従来よりも大
幅に低減される。
【0053】また、この低減と、2入力選択回路50〜
53がいずれも1行となっていることから、図2に示す
選択回路24Aのトランジスタ専有面積が、図14
(A)のそれよりも大幅に低減され、これにより、選択
回路24Aを用いた半導体装置のチップ面積及び液晶表
示パネル周囲の非表示部面積が低減される。
【0054】しかし、階調電位供給線の本数は従来と同
一であるので、チップ面積を低減するためにはその階調
電位供給線の配線領域を狭くする必要がある。
【0055】図2は、データドライバ内に並置された2
つの選択回路24A及び24Bのチップ上レイアウトパ
ターンを示す。
【0056】点線のハッチングが施された部分は、NM
OSトランジスタのソース又はドレインを構成するN型
領域を示している。
【0057】選択回路24Bは、選択回路24Aをその
階調電位供給線の方向と直角な方向の直線Yに関し対称
移動し、さらに直線Y方向へシフトしたパターンとなっ
ている。図2中の太線パターンは階調電位供給線であ
り、そのいずれも上下に隣り合う第2層配線と第3層配
線とからなる。図2中の例えばV3/V2は、第3層及
び第2層の階調電位供給線の電位がそれぞれV3及びV
2であることを示している。配線抵抗による電圧降下を
小さくするために、階調電位生成回路は半導体チップの
中央部に形成され、階調電位供給線が両側に延びてい
る。
【0058】図2中の階調電位供給線について、上から
2つの上下幹配線対は選択回路24Aに接続されている
が、選択回路24Bには接続されていない。すなわち、
この配線対は、選択回路24Aで接続部となっている
が、選択回路24Bで非接続部となっている。非接続部
の同層配線間隔は、配線方向と直角な方向への分岐がな
いので、デザインルールを満たす最小距離d(接続部の
それの半分)になっている。図2中の階調電位供給線の
上から3番目と4番目については逆に、選択回路24A
及び24Bでそれぞれ非接続部及び接続部となってい
る。この接続部で選択回路24Bに供給される階調電位
の組は、選択回路24Aの上記接続部に供給されるもの
と同一であっても、異なってもよい。例えば、一方の組
の隣り合う階調電位の中間に、他方の組の階調電位が存
在する。すなわち、選択回路24Aと24Bとで異なる
系統の階調電位供給線が用いられ、両系統は同一又は異
なる階調電位生成回路の電位出力端に接続されている。
【0059】図2中の選択回路24A上の上から第5〜
8番目の階調電位供給線のパターンは、上から第1〜4
番目のそれと同一である。この点は、選択回路24B上
のパターンについても同様である。
【0060】図3(A)は、図2中の選択回路24Aの
上半分の拡大図である。図3(B)は、図3(A)中の
3B−3B線に沿った断面図である。図4(A)〜
(D)はそれぞれ、図3(A)中の4A−4A、4B−
4B、4C−4C及び4D−4D線に沿った断面図であ
る。これらの断面図ではいずれも、半導体基板60の上
方の絶縁層が図示省略されている。
【0061】図中、L1〜L3はそれぞれ第1〜3配線
層を示している。また、階調電位供給線の分岐していな
い幹部(幹配線)には、一般に電位Viが供給される配
線に符号Si0を付し、この幹配線から分岐し又はさら
に接続されている第j層配線に符号Sijを付してい
る。
【0062】図3(B)中、61〜66は、P型基板6
0上に形成されたN型領域である。例えばスイッチング
トランジスタQ70は、N型領域61と、N型領域62
と、N型領域61と62の間のP型領域と、その上方の
ゲート酸化膜及びゲートライン*G0とで構成されてい
る。
【0063】第1配線層L1の配線67は、N型領域6
3と65との間を接続するためのものであり、これによ
り、図1のスイッチングトランジスタQ32とQ72の
出力端間が接続される。
【0064】第1行のN型領域64及び66にはそれぞ
れ、第3配線層L3の隣り合う幹配線30及びS70か
らの電位V3及びV7が供給される。
【0065】すなわち、幹配線30から、隣の幹配線7
0へ向けて配線S33が分岐し、その先端部が層間コン
タクトを介して下層の中間配線S32に接続されてい
る。配線S32は、隣の幹配線20及びS60と距離d
を確保するために、これらと平行になっている。中間配
線S32の先端部は、層間コンタクトを介して下層の配
線S31に接続されている。局所的な配線領域の面積低
減化により、他の配線で使用可能な配線領域を増加させ
るために、配線S31は中間配線S32と上下に隣り合
っており、そのサイズも配線S32と同一である。配線
S31の先端部は基板コンタクトを介して下方のN型領
域64に接続されている。これにより、図1のスイッチ
ングトランジスタQ32の階調電位入力端に電位V3が
供給される。同様に、幹配線70は、配線S73、層間
コンタクト、配線S72、層間コンタクト、配線S71
及び基板コンタクトを介してN型領域66に接続され、
これにより、図1のスイッチングトランジスタQ72の
階調電位入力端に電位V7が供給される。
【0066】第2行のN型領域68及び69にはそれぞ
れ、第2配線層L2の隣り合う幹配線20及びS60か
らの電位が供給される。
【0067】すなわち、幹配線20から、隣の幹配線S
60へ向けて配線S22が分岐し、その先端部が層間コ
ンタクトを介して下層の配線S21に接続されている。
配線S21は、同層の配線67と距離d以上を確保し、
基板コンタクトを介して下方のN型領域68に接続され
ている。これにより、図1のスイッチングトランジスタ
Q22の階調電位入力端に電位V2が供給される。同様
に、幹配線60は、配線S62、層間コンタクト、配線
S61及び基板コンタクトを介してN型領域69に接続
され、これにより、図1のスイッチングトランジスタQ
62の階調電位入力端に電位V6が供給される。配線S
61は、同層の配線S21と距離d以上を確保してい
る。
【0068】図2において、各階調電位供給線を直線Y
付近で屈曲させずにストレートにし、かつ、同層配線間
隔がd以上であるというデザインルールを満たすように
した場合には、配線と直角な方向の配線領域幅が12d
となるのに対し、本第1実施形態によれば、これが9d
となり、配線領域の面積が低減され、これによりチップ
面積の低減化が達成される。
【0069】[第2実施形態]図5は、本発明の第2実
施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。図5では、上の配線と隣り合う下の配線が見えるよ
うに下の配線を少しずらして記載している。
【0070】図5の上2つの上下幹配線対に関する基本
パターン、すなわち、上下幹配線対S30、S20と、
これに隣り合う上下幹配線対S70、S60と、これら
に接続された配線については、図3(A)のそれと類似
している。第1層配線はその自由度が、並置された第2
及び第3層のそれより高くて制限が少ないので、図5で
は、第2層までの配線を示している。該基本パターン
は、幹配線と直角な方向にピッチ3dで繰り返し配置さ
れている。図3(A)が2系統の階調電位供給線を用い
ているのに対し、図5のそれは1系統である。
【0071】従来のように第2層配線のみをピッチdで
並置した場合、又は、第2及び第3層配線を一様にピッ
チ2dで並置した場合、図5と同じ配線領域において選
択回路に6つの階調電位しか供給できないのに対し、図
5では8つの階調電位を供給することができる。換言す
れば、配線領域の面積を従来よりも低減することができ
る。
【0072】[第3実施形態]図6は、本発明の第3実
施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0073】階調電位供給線を第2層と第3層とで上下
に隣り合うように配置した場合、第3層から直下の第2
層へ接続することはできないが、第2層から直下の第1
層へ接続するは可能である。図5では、第2層の幹配線
20及びS60からそれぞれ両者の間に配線S22及び
S62が分岐しているのに対し、図6では、幹配線20
及びS60がそれぞれ層間コンタクトを介しこれらと平
行な配線S21及びS61に接続されている。また、中
間配線S32及びS72からそれぞれ層間コンタクトを
介し下層の配線S31及びS71に接続されている。こ
れら配線S21,S71、S31及びS61は、互いに
平行かつ等間隔となっている。これら第1層配線は、そ
の配線間隔を上層よりも短くするために、配線幅が上層
のそれよりも小さくなっている。
【0074】本第3実施形態によれば、図13及び図1
4に示す従来の選択回路に対し、従来よりも狭い配線領
域で階調電位を供給することができる。換言すれば、図
14(A)中の斜線部のパターンを、階調電位供給線の
方向と直角な方向に短縮することが可能であり、これに
よりチップ面積を低減することができる。
【0075】[第4実施形態]図7は、本発明の第4実
施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0076】このパターンは、図6のパターンを、図2
のように接続部と非接続部とが交互になるように配置し
て、階調電位供給を2系統にしたものである。図7の右
半分のパターンは、左半分のパターンを直線Y関し対称
移動し、さらに直線Y方向へシフトしたものになってい
る。
【0077】図7において、各階調電位供給線を直線Y
付近で屈曲させずにストレートにし、かつ、上記デザイ
ンルールを満たすようにした場合には、配線と直角な方
向の配線領域幅が5dとなるのに対し、本第4実施形態
によれば、これが4dとなり、配線領域の面積低減化が
達成される。
【0078】[第5実施形態]図8は、本発明の第5実
施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0079】図5では、隣り合う2つの上下幹配線対の
間隔を2dとして幹配線から両者の間に分岐している
が、図8では、隣り合う3つの上下幹配線対のピッチを
2dとし、幹配線から隣り合う幹配線間に分岐し且つ該
3つのうちの中央の配線対から両側へ1つずつ分岐して
いる場合を示している。幹配線70は、幹配線30側に
分岐し、幹配線60は幹配線S00側に分岐している。
幹配線10、S00及びこれらに接続された配線のパタ
ーンは、幹配線70及びS60に関し、幹配線30、2
0及びこれらに接続された配線のパターンと対称になっ
ている。この3つの上限配線対からなる基本パターン
が、幹配線方向と直角な方向にピッチ5dで繰り返し配
置されている。
【0080】従来のように第2層配線のみをピッチdで
並置した場合、又は、第2及び第3層配線を一様にピッ
チ2dで並置した場合、図8と同じ配線領域で選択回路
に10の階調電位しか供給できないのに対し、図8では
12の階調電位を供給することができる。換言すれば、
配線領域を従来よりも狭くすることができる。
【0081】[第6実施形態]図9は、本発明の第6実
施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0082】このパターンは、図8のパターンを、図2
のように接続部と非接続部とが交互になるように配置し
て、階調電位供給を2系統にしたものである。図8の右
半分のパターンは、左半分のパターンを直線Y関し対称
移動し、さらに直線Y方向へシフトしたものとなってい
る。
【0083】図8において、各階調電位供給線を直線Y
付近で屈曲させずにストレートにし、かつ、上記デザイ
ンルールを満たすようにした場合には、配線と直角な方
向の配線領域幅が9dとなるのに対し、本第4実施形態
によれば、これが7dとなり、配線領域の面積低減化が
達成される。
【0084】[第7実施形態]図10は、本発明の第7
実施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0085】図8では、幹配線20及びS00からそれ
ぞれ層間コンタクトを介しこれらと平行かつ直下の配線
S21及びS01に接続されているが、幹配線20及び
S00から幹配線60側へそれぞれ配線を分岐させるこ
とも可能であり、図10ではこのような場合を第7実施
形態として示す。他の部分は図8と類似しており、両者
の比較から図8のパターンを容易に理解できるので、そ
の説明を省略する。
【0086】従来のように第2層配線のみ用いた場合に
は、図10と同じ配線領域で選択回路に10の階調電位
しか供給できないのに対し、図10の場合には12の階
調電位を供給することができる。換言すれば、配線領域
の面積を従来よりも狭くすることができる。
【0087】[第8実施形態]図11は、本発明の第8
実施形態の階調電位供給線のレイウアトイパターンを示
す。
【0088】このパターンは、図10のパターンを、図
2のように接続部と非接続部とが交互になるように配置
して、階調電位供給を2系統にしたものである。図11
の右半分のパターンは、左半分のパターンを直線Y関し
対称移動し、さらに直線Y方向へシフトしたものとなっ
ている。
【0089】図11において、各階調電位供給線を直線
Y付近で屈曲させずにストレートにし、かつ、上記デザ
インルールを満たすようにした場合には、配線と直角な
方向の配線領域幅が9dとなるのに対し、本第4実施形
態によれば、これが7dとなり、配線領域の面積低減化
が達成される。
【0090】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。
【0091】例えば図1において、ゲートラインG2の
列のスイッチングトランジスタと、ゲートライン*G2
の列のスイッチングトランジスタとを入れ替えた構成で
あってもよい。同様に、ゲートラインG1、*G1、G
0及び*G0の任意の2つの列のスイッチングトランジ
スタを互いに入れ替え、又は、任意の2つの行のスイッ
チングトランジスタを互いに入れ替えた構成であっても
よい。階調電位供給線に供給される電位は、この入れ替
えに応じて変えられる。
【0092】また、スイッチングトランジスタは、Pチ
ャンネル型FETや薄膜トランジスタ(TFT)などで
あってもよい。例えば図1において、信号*D2、*D
1及び*D0で駆動されるスイッチングトランジスタを
PMOSトランジスタとし、その他のスイッチングトラ
ンジスタをNMOSトランジスタとしてもよく、この場
合、同一型のMOSトランジスタを用いた場合よりもチ
ップ上面積が増加するものの、信号*D2、*D1及び
*D0の替わりにそれぞれ信号D2、D1及びD0を用
いることができるので、選択信号線数が半分となる。
【0093】さらに、上記各実施形態ではチップ上配線
について説明したが、液晶表示装置のようなガラス基板
上にTFTでデータドライバを形成した場合にも本発明
を適用可能である。この場合、本発明の半導体装置は表
示パネルと一体的に形成されている。
【0094】また、本発明は、基板に同一回路が複数並
設され、複数の電位を該回路に供給する配線が密集して
並置されたパターンに特徴があるので、配線が接続され
る回路は選択回路に限定されず、配線も階調電位供給線
に限定されない。
【0095】さらに、本発明が適用される表示装置は、
マトリックス表示用データドライバを備えていればよい
ので、液晶を用いたものに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のD/A変換回路を示す
図である。
【図2】データドライバ内に並置された2つの選択回路
のチップ上レイアウトパターンを示す図である。
【図3】(A)は図2中の選択回路24Aの上半分の拡
大図であり、(B)は、(A)中の3B−3B線に沿っ
た断面図である。
【図4】(A)〜(D)はそれぞれ、図3(A)中の4
A−4A、4B−4B、4C−4C及び4D−4D線に
沿った断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態の階調電位供給線のレイ
ウアトイパターンを示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態の階調電位供給線のレイ
ウアトイパターンを示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態の階調電位供給線のレイ
ウアトイパターンを示す図である。
【図8】本発明の第5実施形態の階調電位供給線のレイ
ウアトイパターンを示す図である。
【図9】本発明の第6実施形態の階調電位供給線のレイ
ウアトイパターンを示す図である。
【図10】本発明の第7実施形態の階調電位供給線のレ
イウアトイパターンを示す図である。
【図11】本発明の第8実施形態の階調電位供給線のレ
イウアトイパターンを示す図である。
【図12】従来の多階調活性マトリックス液晶表示装置
の概略構成を示す図である。
【図13】従来の、図12中のD/A変換回路を示す図
である。
【図14】(A)は従来の、図13中の選択回路のレイ
アウトパターンを示す図であり、(B)は(A)中の1
4B−14B線に沿った、絶縁層を図示省略した断面図
である。
【符号の説明】
24A、24B 選択回路 60 P型基板 61〜69 N型領域 V0〜V7 階調電位 Q00〜Q02、Q10〜Q12、Q20〜Q22、Q
30〜Q32、Q40〜Q42、Q50〜Q52、Q6
0〜Q62、Q70〜Q72 スイッチングトランジス
タ G0〜G2、*G0〜*G2 ゲートライン R0〜R6 抵抗 X1 データライン L1 第1配線層 L2 第2配線層 L3 第3配線層 Lj 第j配線層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 1/76 H01L 29/78 612B 5J055 Fターム(参考) 2H092 GA59 JA24 PA01 PA06 5F033 KK01 RR04 UU05 VV15 XX03 5F064 BB18 BB19 BB20 BB28 BB40 CC09 CC22 CC30 EE03 EE14 EE15 EE16 EE19 EE23 EE26 EE27 EE52 5F110 BB01 CC01 FF02 5J022 AB05 BA00 CB02 CE08 CF07 CF08 CG01 5J055 AX47 BX03 BX16 CX29 DX01 EY03 EY21 EZ13 EZ24 GX01 GX07 GX08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に同一回路が複数並設され、複数の
    電位を該回路に供給する配線が該回路の上方に敷設され
    ている半導体装置において、 該配線は、上下に隣り合う第2層幹配線と第3層幹配線
    とから成る上下幹配線対を複数有し、隣り合う2つ又は
    3つの該上下幹配線対の配線グループが複数並設され、
    同一配線グループ内かつ該回路に接続された部分の同層
    幹配線間隔が配線グループ間のそれの略2倍であり、 該第3層幹配線はその配線グループ内の隣り合う第3層
    幹配線間へ分岐し層間コンタクトを介して、該第2層幹
    配線と並行した第2層中間配線に接続されている、 ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 上記配線グループは、配線方向に沿っ
    て、上記回路の電位入力端に接続された接続部と接続さ
    れていない非接続部とを有し、接続部内の同層幹配線間
    隔は非接続部内のそれの略2倍であることを特徴とする
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記幹配線の方向と直角な方向について
    上記接続部の電位の組と上記非接続部の電位の組とが異
    なる電位生成回路から供給されるものであることを特徴
    とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 上記幹配線の方向に隣り合う上記接続部
    と上記非接続部とに対応した上記選択回路が該幹配線の
    方向と直角な方向へ互いにずれていることを特徴とする
    請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記接続部の上記第2層幹配線の少なく
    とも1つは、この接続部内の隣り合う2つの上記第2層
    幹配線の間へ分岐し、さらに層間コンタクトを介し第1
    層配線に接続されていることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 上記接続部の上記第2層幹配線の少なく
    とも1つは、層間コンタクトを介し直下の第1層配線に
    接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れか1つに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記第1層配線は、基板コンタクトを介
    して上記回路の電位入力端に接続されていることを特徴
    とする請求項5又は6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記接続部の上記第2層中間線の少なく
    とも1つは、層間コンタクトを介し直下の、該第2層中
    間線と並行し該第2層中間線と上下に隣り合う第1層中
    間配線に接続されていることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記第1層中間配線は、基板コンタクト
    を介して直下の、上記回路の電位入力端に接続されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 上記回路は、選択回路であり、 nビットの上記入力データのうちの1ビットに応答し
    て、2入力の一方を選択する2n-1個の2入力選択回路
    と、 該nビットのうちの該1ビットを除く入力データに応答
    して、該2n-1個の2入力選択回路の各々で選択された
    信号の1つを選択する2n-1入力選択回路とを有し、 該2n-1個の2入力選択回路の各々は、 該1ビットによりオン/オフ制御され、一端に該2入力
    の一方が供給されるスイッチングトランジスタと、 該1ビットにより、該第1スイッチングトランジスタと
    オン/オフ状態が逆になるように制御され、一端に該2
    入力の他方が供給され、他端が該第1スイッチングトラ
    ンジスタの他端に接続され、該スイッチングトランジス
    タと同一行に配置された相補スイッチングトランジスタ
    とを有し、 該2n-1個の2入力選択回路が並列して配置されてい
    る、 ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載
    の半導体装置。
  11. 【請求項11】 上記選択回路の出力端に、出力バッフ
    ァ回路が接続されていることを特徴とする請求項10記
    載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 表示装置用データドライバであること
    を特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 上記半導体装置は、ガラス基板上にT
    FTを用いて形成されていることを特徴とする請求項1
    2記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 複数の走査ラインのうち選択されたも
    のでスイッチングトランジスタがオンになってデータラ
    インの電位が該スイッチングトランジスタを介し表示画
    素の選択行の表示電極に印加されるマトリックス型表示
    パネルと、 該データラインに該電位を印加し、表示しようとする画
    像の1水平期間毎に該電位を更新する請求項12記載の
    データドライバと、 該複数の走査ラインに対し線順次に走査パルスを供給す
    る走査ドライバと、 を有することを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 上記表示表示パネルは液晶表示パネル
    であることを特徴とする請求項14記載の表示装置。
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