JP2000156165A - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法

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JP2000156165A
JP2000156165A JP25254898A JP25254898A JP2000156165A JP 2000156165 A JP2000156165 A JP 2000156165A JP 25254898 A JP25254898 A JP 25254898A JP 25254898 A JP25254898 A JP 25254898A JP 2000156165 A JP2000156165 A JP 2000156165A
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glass
dielectric
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glass material
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JP25254898A
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Masaki Aoki
正樹 青木
Yasuhisa Ishikura
靖久 石倉
Katsuyoshi Yamashita
勝義 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精細なセル構造の場合にも信頼性の高いプラ
ズマディスプレイパネルを得る。 【解決手段】 平均粒子径が0.1μm以上1.5μm以
下の範囲で、その最大粒子径が当該平均粒子径の3倍以
内、かつ、その最小粒子径が当該平均粒子径の0.2倍
以上のガラス材料を焼成することにより誘電体ガラス層
を形成する。これにより気泡の発生を抑え、絶縁耐圧に
優れた高輝度のパネルが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示デバイスなど
に用いるプラズマディスプレイパネルの製造方法に関す
るものであって、特に、高品位のディスプレイに適した
プラズマディスプレイパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョンをはじめとする高品
位で大画面のテレビに対する期待が高まっている中で、
CRT,液晶ディスプレイ(以下、LCDと記載す
る),プラズマディスプレイパネル(Plasma Display P
anel,以下PDPと記載する)といった各ディスプレイ
の分野において、これに適したディスプレイの開発が進
められている。
【0003】従来からテレビのディスプレイとして広く
用いられているCRTは、解像度・画質の点で優れてい
るが、画面の大きさに伴って奥行き及び重量が大きくな
る点で40インチ以上の大画面には不向きである。ま
た、LCDは、消費電力が少なく、駆動電圧も低いとい
う優れた性能を有しているが、大画面を作製するのに技
術上の困難性があり、視野角にも限界がある。
【0004】これに対して、PDPは、小さい奥行きで
も大画面を実現することが可能であって、既に40イン
チクラスの製品も開発されている。
【0005】PDPは、大別して直流型(DC型)と交
流型(AC型)とに分けられるが、現在では大型化に適
したAC型が主流となっている。
【0006】図6は、従来の交流面放電型PDPの一例
を示す要部斜視図である。
【0007】図6において、101は前面ガラス基板、
105は背面ガラス基板であり、ソーダライムガラスか
らなる基板である。
【0008】前面ガラス基板101の表面上には、放電
電極(表示電極)102が配設され、その上から、コン
デンサの働きをする誘電体ガラス層103で覆われ、更
に酸化マグネシウム(MgO)からなる誘電体保護層1
04で被覆されている。
【0009】一方、背面ガラス基板105上にアドレス
電極106が配設され、その上を誘電体ガラス層107
が覆い、その上に隔壁108や蛍光体層109が設けら
れており、隔壁108の間隙には放電ガスが封入されて
放電空間110となっている。
【0010】放電電極102やアドレス電極106とし
ては、銀電極やCr−Cu−Cr電極などが広く用いら
れており、銀電極は印刷法で容易に形成することができ
る。
【0011】ディスプレイの高品位化に対する要求が高
まる中で、PDPにおいても微細なセル構造のものが望
まれている。
【0012】例えば、従来のNTSCではセル数が64
0×480で、40インチクラスではセルピッチが0.
43mm×1.29mm、1セル面積が約0.55mm
2であったが、フルスペックのハイビジョンテレビの画
素レベルでは、画素数が1920×1125となり、4
2インチクラスでのセルピッチは0.15mm×0.4
6mm、1セルの面積は0.072mm2の細かさとな
る。
【0013】セル構造が微細になると、放電電極(表示
電極)間の距離が短くなるばかりでなく、放電空間も狭
くなるため、誘電体層におけるコンデンサとしての容量
を従来と同じだけ確保しようとすれば、誘電体ガラス層
の膜厚を従来よりも薄くすることが必要となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、誘電体ガラ
ス層に使用されているガラス(酸化鉛系ガラス又は酸化
ビスマス系ガラス)粉末の粒度分布によっては、誘電体
ガラス層の絶縁耐圧に影響のない範囲で気泡の形成を抑
え薄膜にすることは困難な場合があった。
【0015】また、電極に使用されている金属材料との
濡れ性が悪いので、これらの電極上に誘電体ガラス層を
薄く且つ均一的にコートすることは困難で、絶縁耐圧が
問題となる。特に、銀電極の場合は、Cr−Cu−Cr
電極などと比べて、電極表面の凹凸が大きいので、電極
上に誘電体ガラス層を薄く均一にコートすることが難し
く、絶縁耐圧の問題も顕著である。
【0016】これに対して、誘電体ガラス材料を焼成す
る焼成温度をできるだけ高く設定すれば、気泡の発生を
抑えることはできるのではないかと疑義が生じるが、焼
成温度をこのように高くするとガラスの流動性が高くな
り電極を構成する材料と化学反応し、その反応に伴う発
泡により逆に気泡の形成が抑えられなくなる。従って、
誘電体ガラス層の形成に用いるガラス材料の軟化点より
も低い温度で焼成することにより、このようなガラス材
料が溶融して流動することによる電極との反応を抑制し
て、気泡の形成を抑える技術も開発されている(特開平
7−105855号公報)。しかし、この方法では不十
分である。
【0017】なお、絶縁破壊の問題は、セル構造が精細
なものでいっそう顕著である。
【0018】そこで、本発明は、このような問題に鑑み
てなされたものであって、精細なセル構造の場合にも信
頼性の高いプラズマディスプレイパネルを得る製造方法
を提供することを目的としてなされたものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の製造
方法によって達成される。第1の電極が表面に配されて
いる第1のプレートに対して、当該第1のプレート表面
にガラス材料を焼成することによって第1の誘電体層を
形成する第1ステップと、第1のプレートと第2の電極
が表面に配された第2のプレートとを第1及び第2の電
極を対向させた状態で平行に配置すると共に、両プレー
ト間に放電空間を形成する第2ステップとを備えるプラ
ズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記第1
のステップで第1の誘電体層の形成に用いるガラス材料
は、平均粒子径が0.1μm以上1.5μm以下の範囲
で、その最大粒子径が当該平均粒子径の3倍以内、か
つ、その最小粒子径が当該平均粒子径の0.2倍以上で
ある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態に係るP
DPについて図面を参照しながら具体的に説明する。
【0021】図1は、本実施の形態に係る交流面放電型
PDP1の要部斜視図、図2は、図1のX−X線矢視断
面図、図3は、図1のY−Y線矢視断面図である。
【0022】なお、これらの図では便宜上セルが3つだ
け示されているが、実際には赤(R),緑(G),青
(B)の各色を発光するセルが多数配列されてPDPが
構成されている。
【0023】各図に示すように、このPDPは、前面ガ
ラス基板11の上に、銀からなる放電電極(表示電極)
12、誘電体ガラス層13及び保護層14が配されてな
る前面パネル10と、背面ガラス基板21の表面にアド
レス電極22、誘電体ガラス層23、隔壁24、R,
G,B各色の蛍光体層25が配されてなる背面パネル2
0とを張り合わせ、前面パネル10と背面パネル20と
の間に形成される放電空間30内に放電ガスが封入され
た構成であって、以下に示すように作製される。
【0024】前面パネル10の作製:前面パネル10
は、前面ガラス基板11の表面上に、公知のフォトレジ
スト法により放電電極(表示電極)12をストライプ状
に形成し、その上に、所定組成のガラス材料をスクリー
ン印刷法による塗布、焼成により誘電体ガラス層13を
形成し(これについて詳細は後述する)、更に誘電体ガ
ラス層13の表面上に酸化マグネシウム(MgO)から
なる保護層14を形成することによって作製する。
【0025】保護層の形成について;図4を参照しなが
ら、CVDによって保護層を形成する方法について説明
する。
【0026】図4は、保護層14を形成する際に用いる
CVD装置40の概略図である。
【0027】このCVD装置40は、熱CVD及びプラ
ズマCVDのいずれも行うことができるものであって、
CVD装置本体45の中には、ガラス基板47(図1に
おける放電電極12や誘電体ガラス層13を形成した前
面ガラス基板11)を加熱するヒータ部46が設けら
れ、CVD装置本体45内は排気装置49で減圧にする
ことができるようになっている。また、CVD装置本体
45の中にプラズマを発生させるための高周波電源48
が設置されている。
【0028】Arガスボンベ41a,41bは、キャリ
アであるアルゴン[Ar]ガスを、気化器(バブラー)
42,43を経由してCVD装置本体45に供給するも
のである。
【0029】気化器42及び気化器43には、保護層を
形成するための原料であるマグネシウム化合物が貯えら
れている。その具体例としては、アセチルアセトンマグ
ネシウム[Mg(C5722],シクロペンタジエニ
ルマグネシウム[Mg(C552]を挙げることがで
きる。
【0030】酸素ボンベ44は、反応ガスである酸素
[O2]をCVD装置本体45に供給するものである。
【0031】上記のCVD装置を用いて熱CVD法で保
護層14の形成を行なう場合は、ヒータ部46の上に、
電極が形成された面を上にしてガラス基板47を置き、
所定の温度(300℃前後)に加熱すると共に、反応容
器内を排気装置49で減圧(数十Torr程度)にす
る。
【0032】そして、気化器42又は43において、ソ
ースとなる金属キレートまたはアルコキシド化合物を、
所定の気化温度に加熱しながら、Arガスボンベ41a
又は41bからArガスを送り込む。また、これと同時
に、酸素ボンベ44から酸素を供給する。
【0033】これによって、CVD装置本体45内に送
り込まれるキレート又はアルコキシド化合物と酸素とが
反応し、ガラス基板47の電極を配した表面上に、酸化
マグネシウム(MgO)からなる保護層14が形成され
る。
【0034】一方、上記のCVD装置を用いてプラズマ
CVD法で保護層14の形成を行なう場合、上記の熱C
VDの場合とほぼ同様の操作を行なうが、更に高周波電
源48を駆動して高周波電界(13.56MHz)を印
加することにより、CVD装置本体45内にプラズマを
発生させながら、保護層14の形成を行なう。
【0035】背面パネル20の作製:まず、背面ガラス
基板21の表面に、上述した放電電極12の形成と同様
のフォトレジスト法により、アドレス電極22を形成す
る。
【0036】そして、その上に前面パネル10における
誘電体ガラス層13の形成と同じように、所定組成のガ
ラス材料をスクリーン印刷で塗布し焼成することによっ
て誘電体ガラス層23を形成する(これについては後述
する)。
【0037】次に、誘電体ガラス層23の上に、ガラス
製の隔壁24を所定のピッチで設置する。
【0038】そして、隔壁24に挟まれた各空間内に、
赤色(R)蛍光体,緑色(G)蛍光体,青色(B)蛍光
体の中の1つを配設することによって、蛍光体層25を
形成する。各色R,G,Bの蛍光体としては、一般的に
PDPに用いられている蛍光体を用いることができる
が、ここでは次の蛍光体を用いる。
【0039】 前面パネル10及び背面パネル20の貼り合わせによる
PDPの作製:前述のようにして作製した前面パネル1
0と背面パネル20とを、封着用ガラスを用いて貼り合
わせると共に、隔壁24で仕切られた放電空間30内を
高真空(8×10-7Torr)に排気した後、所定の組
成の放電ガスを所定の圧力で封入することによってPD
Pが作製される。
【0040】なお、本実施の形態では、PDPのセルサ
イズは、40インチクラスのハイビジョンテレビに適合
するよう、隔壁24のピッチを0.2mm以下、放電電
極12の電極間距離を0.1mm以下に設定する。
【0041】また、封入する放電ガスの組成は、従来か
ら用いられているHe−Xe系であるが、セルの発光輝
度の向上を図るために、Xeの含有量を5体積%以上と
し、封入圧力を500〜760Torrに設定する。
【0042】* 誘電体ガラス層の形成について まず、所定の組成のガラス粗材料をボールミルやジェッ
トミルなどの粉砕装置を用いて粉砕する。
【0043】このガラス粗材料は、例えば、成分G1、
G2、G3、・・・、GNからなるガラスを使用する場合
には、成分G1、G2、G3、・・・、GNを成分比に相当
する比率で秤量し、これを例えば1300℃の炉中で加
熱溶融し、その後これを水中に投入して得られたもので
ある。
【0044】このようなガラス粗材料をボールミルにて
例えば平均粒子径10μmに予備的に粉砕する。次い
で、これをジェットミル(スギノマシン社製の水中で粉
砕する湿式ジェットミル)で所定の粉砕条件(例えば、
粉砕圧力1500kgf/cm 2)にて粉砕し、平均粒
子径が0.1μm以上1.5μm以下の範囲で、その最
大粒子径が当該平均粒子径の3倍以内、かつ、その最小
粒子径が平均粒子径の0.2倍以上の粒度分布のガラス
材料を得る。
【0045】もっとも、ジェットミルで適当に粉砕した
後、ガラス粉末を振るい分けることによって、上記範囲
の粒子を選別することもできる。
【0046】ここで、殊に、最大粒子径については気泡
の発生を抑えるためには厳密な調整が要求される。な
お、粒子径の測定には、例えば、コールターカウンタ粒
度分析計(コールター株式会社製の粒度測定装置)を用
いることができる。
【0047】ガラス材料としては、酸化鉛系ガラスや酸
化ビスマス系ガラスなどを用いることができる。酸化鉛
系ガラスの組成として、例えば、酸化鉛(PbO),酸
化硼素(B23),酸化硅素(SiO2)及び酸化アル
ミニウム(Al23)の混合物を挙げることができ、酸
化ビスマス系ガラスの組成として、例えば、酸化ビスマ
ス(Bi23),酸化亜鉛(ZnO),酸化硼素(B2
3),酸化硅素(SiO2),酸化カルシウム(Ca
O)の混合物を挙げることができる。この他にも、P2
5(酸化リン)、ZnO、Al23、CaOからなる
ものや、Nb23(酸化ニオブ)、ZnO、B23、S
iO2、CaOからなる酸化亜鉛系ガラスを用いること
もできる。
【0048】そして、このようにして調整したガラス材
料の粉体を適量のバインダ成分、分散剤、可塑剤と混合
して、この混合物を例えば3本ロールで良く混練するこ
とにより印刷用ペーストを作製する。
【0049】バインダ成分としては、エチルセルロース
又はアクリル樹脂をターピネオール又はブチルブチルカ
ルビトールアセテートで溶解させたものが挙げられる。
【0050】分散剤には、ソルビタンセスキオレート、
グリセロールモノオレート或はホモゲノールが挙げられ
る。
【0051】可塑剤には、フタル酸ジオリチル、フタル
酸ジブチル或はフタル酸ジオクチルを挙げることができ
る。
【0052】ここで、このようなガラス材料にTiO2
(酸化チタン)を最終的に全量に対して5重量%以上に
なるように配合すれば、誘電率εは顕著に向上するが、
TiO2の含有量が10重量%を越えると誘電体ガラス
層の光透過率が低下するので、前面ガラス基板側の誘電
体ガラス層13におけるTiO2の含有量としては、5
〜10重量%とすることが望ましい。背面ガラス基板側
の誘電体ガラス層23においては、TiO2の含有量が
多ければ多い方が誘電率を高くできると共に可視光反射
率を高められるので望ましい。
【0053】なお、このように添加材を用いる場合に
は、その配合量にも依るが、当該添加材の平均粒子径も
後述するように気泡の発生を抑制するという観点にたつ
と、平均粒子径が0.1μm〜1.5μmで、最大粒子径
が該当する平均粒子径の3倍以内かつ最小粒子径が0.
2倍以上となるように設定すべきである。
【0054】そして、印刷用ペーストをスクリーン印刷
法により前面ガラス基板11、放電電極12上及び背面
ガラス基板21、アドレス電極22に配設する。そし
て、このように印刷用ペーストが配設された前面ガラス
基板11及び背面ガラス基板21を印刷用ペースト中の
ガラス材料の所定の温度で焼成することにより誘電体ガ
ラス層を作製する。この焼成温度は、ガラス材料の組成
によっても多少変動するが、上記した組成のガラス成分
にあっては、500℃〜600℃の範囲で焼成するのが
好ましい。
【0055】このように用いるガラス材料の粒度分布を
規定して誘電体ガラス層を作製することにより、当該層
形成時に前面ガラス基板11又は背面ガラス基板21と
の境界面、放電電極12又はアドレス電極22との境界
面或は誘電体ガラス層13又は23内部に気泡が発生す
る現象を抑えることができる。
【0056】また、用いるガラス材料の粒度が上記した
ようなものであるので、成膜後の誘電体ガラス層の表面
の表面粗さは小さく、以下の実施例でも示しているよう
に、平均粒子径相当の表面粗さ0.1〜1.5μmの範囲
にすることができる。従って、誘電体ガラス層における
光の反射が抑えられ、結果的に光透過率が向上され、P
DPにおいて画像がより鮮明になるといった効果をもた
らす。
【0057】なお、気泡の発生を抑える観点からガラス
材料を焼成する温度は、更にガラス材料の所定の粘度を
基準にして測定した軟化点(本実施の形態では、粘度が
4.5×107ポアズ以下になる温度を軟化点とする。)
付近の温度であることがより好ましい。このように焼成
温度を規定することにより、電極とガラス材料との化学
的反応が防止できるからである。上記したガラス材料の
焼成温度である500℃〜600℃は、このような温度
範囲でもある。
【0058】また、同様の観点から、焼成時間は、焼成
可能な範囲であまり長くない時間であることが望まし
い。ガラス材料の組成にもよるが、上記ガラス材料の場
合には、15分前後で行うことが望ましい。
【0059】更に、前面ガラス基板11に形成する誘電
体ガラス層と背面ガラス基板21に形成する誘電体ガラ
ス層とのガラス組成、用いるガラス材料の粒度分布は同
一でなくてもむろん構わない。*用いるガラス材料の粒
度分布を上記のように規定することによって、気泡発生
が抑えられる理由について 以下に、気泡の発生が誘電体ガラス層の形成に用いるガ
ラス材料の粒度分布に依存する原因について考えてみ
る。
【0060】相対的に粒子径の小さいガラス粒子が相対
的に粒子径が大きなガラス粒子よりも速く溶融するた
め、焼成処理が終了するときまでにはこのように先に溶
融したガラス成分がその流動性ゆえに凝集する。従っ
て、このようなガラス粒子の溶融速度の違いに起因し
て、いまだ、完全に溶融しない相対的に粒子径の大きな
ガラス粒子の間隙は気泡となって焼成後に残ることにな
るのである。このように粒度分布が気泡生成の度合を決
定する要因であり、即ち、ガラス材料の粒度分布と生成
する気泡の径との間には強い相関関係がある。
【0061】一方、本実施の形態の場合のように粒度分
布を規定することによっても、上記したように相対的に
粒子径の小さいガラス粒子が相対的に粒子径が大きなガ
ラス粒子よりも速く溶融し、焼成処理が終了するときま
でにはこのように先に溶融したガラス成分がその流動性
ゆえに凝集することになるが、粒度分布の幅を狭く規定
しているので溶融速度の差が小さくなり、上記したよう
な気泡の発生は抑制されるのである。このことは、後述
する詳細な実験からも裏付けられるところである。
【0062】従って、このように平均粒子径が0.1μ
m〜1.5μmで、最大粒子径が該当する平均粒子径の
3倍以内かつ最小粒子径が0.2倍以上となるガラス材
料を用いれば、このように粒度分布を規定したガラス材
料を用いない従来の製法に比べて、気泡の発生を抑制で
きる。ここで、実質的には、気泡の発生を抑えられると
は、発生する気泡の平均径を小さくできると共に、その
数を少なくできるということを意味する。
【0063】このように誘電体ガラス層における気泡の
発生を抑えられるので、本実施の形態では、誘電体ガラ
ス層13及び23の厚さを、従来の一般的な厚さよりも
薄く輝度の向上を図るに望ましい20μm以下に設定し
ても、薄くすることによる当該層における絶縁耐圧の低
下を抑えることができる。つまり、実用的な絶縁耐圧を
確保して誘電体ガラス層の厚みを薄くでき、同時にパネ
ル輝度を向上する効果と放電電圧を低減する効果が得ら
れる。
【0064】また、誘電体ガラス層13及び23の厚さ
を薄くした場合にも、絶縁耐圧は十分に確保されるの
で、繰り返しの使用に対しても、高いパネル輝度や低い
放電電圧といった優れた初期性能を長期にわたって維持
することができ、PDPを信頼性の優れたものとするこ
とができる。
【0065】なお、本実施の形態においては、前面パネ
ル10側及び背面パネル20側の双方において上記のよ
うにして気泡の発生を抑えた誘電体ガラス層を形成する
例を示したが、前面パネル10側或は背面パネル20側
だけにこれを適用することもできる。また、背面パネル
20側に誘電体ガラス層が形成されていないPDPにお
いては、前面パネル10側だけにこれを適用することが
できる。
【0066】また、放電電極12及びアドレス電極22
形成後の表面はどうしても凹凸が残るが、このようにな
粒度分布のガラス材料を用いれば、当該凹凸に微小な粒
子が入り込み凹部も高い頻度で解消できることになる。
【0067】更に、もともと誘電体ガラス層を薄く形成
することが難しい銀電極に代えて、Cr−Cu−Cr電
極を用いることもできる。
【0068】
【実施例】
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】
【表4】
【0073】
【表5】
【0074】
【表6】
【0075】
【表7】
【0076】
【表8】
【0077】
【表9】
【0078】
【表10】 上記実施の形態に基づいて、表1〜表10に示すように
フロントパネルとバックパネルとを設計したPDP1〜
36を作製した。
【0079】No.1〜6、No.9〜No.12、N
O15〜20、NO23〜28、NO31〜34は、実
施の形態に基づく実施例であって、双方の誘電体ガラス
層13及び23を、平均粒子径が0.1μm〜1.5μm
で、最大粒子径が該当する平均粒子径の3倍以内かつ最
小粒子径が0.2倍以上のガラス材料を用いて作製した
ものである。
【0080】PDPのセルサイズは、42インチのハイ
ビジョンテレビ用のディスプレイに合わせて、隔壁24
の高さ0.15mm、隔壁の間隔(セルピッチ)は0.1
5mm放電電極の間隔は0.05mmに設定した。
【0081】放電ガスは、Xeの含有量が5体積%のH
e−Xe系の混合ガスであって、600Torrの封入
圧で封入した。
【0082】No.1〜6のPDPでは、誘電体ガラス
層13の形成に、PbO−B23−SiO2−CaO−
Al23系ガラスを、No.9〜12では、誘電体ガラ
ス層13の形成に、Bi23−ZnO−B23−SiO
2−CaO系ガラスを、No15〜20では、ZnO−
23−SiO2−Al23−CaO系ガラスを、No
23〜28では、P25−ZnO−Al23−CaO系
ガラスを、No31〜34では、Nb23−ZnO−B
23−SiO2−CaO系ガラスを用いた。
【0083】一方、No.1〜6のPDPでは、誘電体
ガラス層23の形成に、PbO−B 23−SiO2−C
aO系ガラスを、No.9〜12では、誘電体ガラス層
23の形成に、PbO−B23−SiO2−CaO系ガ
ラスを、No15〜20では、ZnO−B23−SiO
2−Al23−CaO系ガラスを、No23〜28で
は、P25−ZnO−Al23−CaO系ガラスを、N
o31〜34では、Nb 23−ZnO−B23−SiO
2−CaO系ガラスを、酸化チタンを添加して用いた。
【0084】No7、8、13、14、21、22、2
9、30、35、36は比較例に係るPDPであって、
双方の誘電体ガラス層を表記したような粒度のガラス材
料を用いて作製したものである。
【0085】なお、作製する諸条件については、上記表
1〜表10に表記してある(表中の第1電極とは、放電
電極を、第2電極とは、アドレス電極を意味する(以
下、同様))。
【0086】実験の部 *実験1;誘電体ガラス層における気泡の観察 以上のようにして作製したNo.1〜36のPDPにつ
いて、誘電体ガラス層に関して放電電極及びアドレス電
極上に位置する部分を電子顕微鏡で倍率250倍にて観
察し、気泡径の平均値を算出した。気泡1つにおける気
泡径の測定は、2軸における平均値をとった。
【0087】この測定結果については、表11〜表15
に示した。
【0088】
【表11】
【0089】
【表12】
【0090】
【表13】
【0091】
【表14】
【0092】
【表15】 *実験2;誘電体ガラス層の絶縁耐圧の検証(その1) この実験では、前面ガラス基板及び背面ガラス基板側の
誘電体ガラスの絶縁耐圧について調べた。耐圧テストは
以下のようにして行った。
【0093】封着前の前面パネル(背面パネル)の前面
ガラス基板(背面ガラス基板)を剥ぎとったものに、既
に形成されている放電電極(アドレス電極)の形成面と
は反対側に銀を含むペーストを用いて銀電極を形成す
る。そして、放電電極(アドレス電極)をプラス、後に
形成した銀電極をマイナスとして、電圧を印加したとき
絶縁破壊が生じる電圧を耐電圧とした。この結果は、上
記表11〜表15に記載してある。
【0094】*実験3;誘電体ガラス層の絶縁耐圧の検
証(その2) この実験では、No.1〜36のPDPと同じものを2
0枚づつ作製し、加速寿命テストに供した。
【0095】加速寿命テストは、通常の作動条件よりも
かなり過酷な条件、放電維持電圧200V,周波数50
KHzで4時間連続的に放電させるという条件で行っ
た。そして、20枚中何枚のPDPが絶縁破壊(誘電体
ガラス層の破壊)を生じているかを調べた。この結果も
表11〜表15に記載した。
【0096】*実験4;PDPの輝度の測定 各PDPについてパネルの輝度を以下の放電条件下で測
定した。表11〜表15に結果を併記する。
【0097】 放電維持電圧 ; 150V 周波数 ; 30KHz *実験5;誘電体ガラス層の絶縁耐圧の検証(その3) 次に、平均粒子径が3.5μmで最大粒子径15μm、
平均粒子径が1.1μmで最大粒子径が4μm及び平均
粒子径が0.8μmで最大粒子径が2μmのガラス材料
を用いて、厚みを30μm以下の範囲で様々に変えて誘
電体ガラス層を形成したときの、誘電体ガラス層の物理
的な破壊が生じるときの印加電圧を耐電圧として実験2
で行ったようにして測定した。そして、この実験結果に
基づき、誘電体ガラス層の膜厚と耐電圧との関係を図5
に示した。
【0098】*実験6;誘電体ガラス層の光透過率の検
証 各PDPにおいて形成したフロントパネル及びバックパ
ネルの誘電体ガラス層の光透過率(500nmの可視光
透過率)を積分球を用いて測定した。その結果を同表1
1〜表15に示す。
【0099】考察の部 *実験1の考察 表11〜表15に示したように、実施例に係るPDPに
あっては、気泡の大きさは、大きくても平均径にして
0.2μmであった。これに対して、比較例に係るPD
Pにあっては、気泡の大きさは平均径にして何れも実施
例の場合よりも大きかった。
【0100】また、実施例に係るPDPの方が、気泡の
形成数も少なかった。
【0101】以上から、誘電体ガラス層における気泡の
発生を抑えるには、形成に用いるガラス材料の粒度分布
が大きく依存していることが裏付けられる。
【0102】更に、実施例のPDPの中でも用いるガラ
ス材料の平均粒子径がより小さいほど形成された気泡の
大きさは小さいものであった。
【0103】なお、比較例に係るPDPにおいても、用
いるガラス材料の平均粒子径がより小さいものである場
合には、気泡の形成を抑制する効果はある程度得られる
が、後述するように耐電圧特性において十分とは言えな
い。
【0104】*実験2の考察 表11〜表15に示したように、誘電体ガラス層の耐電
圧について、実施例に係るPDPは比較例に係るPDP
よりも、膜厚を略同等に設定しているにも関らず高かっ
た。
【0105】この結果は、実施例に係るPDPにおいて
は比較例に係るPDPに比べて、誘電体ガラス層に絶縁
耐圧を低下させる主要因である気泡の形成が抑えられて
いることを間接的に示すものである。
【0106】*実験3の考察 表11〜表15に示したように、実施例に係るPDPに
おいては、絶縁破壊が生じたPDPは皆無であった。こ
れに対して、比較例に係るPDPにおいては、最悪の場
合には50%程が破壊されていた。
【0107】*実験5の考察 図5から、同じ膜厚であっても用いるガラス材料の粒径
が小さいほどほど耐電圧は高くなることが分かる。
【0108】次に、この図からわかるとおり、同じ耐電
圧を得たい場合に、用いるガラス材料の粒子径が小さい
方が、膜厚をより薄くできるので、同じ絶縁耐圧であっ
たとしても、そのぶん高い輝度が期待できる。
【0109】*実験6の考察 表11〜表15に示すとうり、比較例に係るPDPの誘
電体ガラス層の光透過率は80%〜85%であったのに
対して、実施例に係るPDPの誘電体ガラス層の光透過
率は概90%の後半であり、極めて高い値を示した。
【0110】このことは、実施例のPDPにあっては、
誘電体ガラス層表面が比較例と比べて平坦であることを
意味する。
【0111】なお、このことは、表1〜表5の最右欄に
記載したフロントパネルの誘電体ガラス層の表面粗さの
結果からも知ることができる。
【0112】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明のPDP
の製造方法では、第1の誘電体層の形成に用いるガラス
材料は、平均粒子径が0.1μm以上1.5μm以下の範
囲で、その最大粒子径が当該平均粒子径の3倍以内、か
つ、その最小粒子径が当該平均粒子径の0.2倍以上で
あるので、気泡の発生はもとより膜表面での凹凸の形成
を抑えられるので、精細なセル構造の場合にも信頼性の
高いプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る交流面放電型PDPの要部斜
視図である。
【図2】図1のX−X線矢視断面図である。
【図3】図1のY−Y線矢視断面図である。
【図4】保護層を形成する際に用いるCVD装置の概略
図である。
【図5】誘電体ガラス層の膜厚と耐電圧との関係を示す
特性図である。
【図6】従来の交流面放電型PDPの一例を示す要部斜
視図である。
【符号の説明】
10 前面パネル 11 前面ガラス基板 12 銀電極(放電電極) 13 誘電体ガラス層 14 MgO保護層 20 背面パネル 21 背面ガラス基板 22 アドレス電極 23 誘電体ガラス層 24 隔壁 25 蛍光体層 30 放電空間 40 CVD装置 41a,41b Arガスボンベ 42,43 気化器 44 酸素ガスボンベ 45 CVD装置本体 46 基板加熱ヒータ 47 放電電極及び誘電体ガラス層が形成されたガラス
基板 48 高周波電源 49 排気装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 勝義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4G062 AA18 BB01 BB04 BB05 DA03 DA04 DB01 DB02 DB03 DB04 DC04 DD05 DD06 DE04 DE05 DE06 DF05 DF06 EA01 EA10 EB01 EC01 ED01 EE01 EE02 EE03 EE04 EF01 EG01 FA01 FB01 FC01 FD01 FE01 FF01 FG03 FG04 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM12 MM27 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GD07 GD09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極が表面に配されている第1の
    プレートに対して、当該第1のプレート表面にガラス材
    料を焼成することによって第1の誘電体層を形成する第
    1ステップと、 第1のプレートと第2の電極が表面に配された第2のプ
    レートとを第1及び第2の電極を対向させた状態で平行
    に配置すると共に、両プレート間に放電空間を形成する
    第2ステップとを備えるプラズマディスプレイパネルの
    製造方法であって、 前記第1のステップで第1の誘電体層の形成に用いるガ
    ラス材料は、平均粒子径が0.1μm以上1.5μm以下
    の範囲で、その最大粒子径が当該平均粒子径の3倍以
    内、かつ、その最小粒子径が当該平均粒子径の0.2倍
    以上であることを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 第2のステップでは第2のプレート表面
    にガラス材料を焼成することによって第2の誘電体層を
    形成するサブステップを備え、 当該サブステップで用いるガラス材料は、平均粒子径が
    0.1μm以上1.5μm以下の範囲で、その最大粒子径
    が当該平均粒子径の3倍以内、かつ、その最小粒子径が
    当該平均粒子径の0.2倍以上であることを特徴とする
    請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ガラス材料は、PbO−B23−S
    iO2−CaO−Al23系ガラス、Bi23−ZnO
    −B23−SiO2−CaO系ガラス、ZnO−B23
    −SiO2−Al23−CaO系ガラス、P25−Zn
    O−Al23−CaO系ガラス、Nb23−ZnO−B
    23−SiO2−CaO系ガラス又はPbO−B23
    SiO2−CaO系ガラスであることを特徴とする請求
    項1若しくは請求項2に記載のプラズマディスプレイパ
    ネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ガラス材料は、酸化チタンが配合さ
    れたものであることを特徴とする請求項3記載のプラズ
    マディスプレイパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の誘電体層若しくは第2の誘電
    体層を20μm以下の膜厚に形成することを特徴とする
    請求項3又は4記載のプラズマディスプレイパネルの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れかの製造方法で製
    造されたプラズマディスプレイパネル。
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