JP2000156061A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2000156061A
JP2000156061A JP10325480A JP32548098A JP2000156061A JP 2000156061 A JP2000156061 A JP 2000156061A JP 10325480 A JP10325480 A JP 10325480A JP 32548098 A JP32548098 A JP 32548098A JP 2000156061 A JP2000156061 A JP 2000156061A
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disk
cartridge
cartridge body
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front wall
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JP10325480A
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Inventor
Hiroshi Nakajima
浩士 中島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0313Container cases
    • G11B23/0316Constructional details, e.g. shape

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扁平な直方体状のカートリッジ本体20にディ
スク21を回転可能に収容してなるディスクカートリッジ
2において、カートリッジ本体20の小形化が可能であ
り、然もディスクプレーヤに対する挿入方向を容易に判
別することが出来るディスクカートリッジ2を提供す
る。 【解決手段】 本発明に係るディスクカートリッジ2に
おいて、カートリッジ本体20は、ディスクプレーヤに対
する挿入方向と平行に形成された左右の側方壁2b、2c
と、前記挿入方向へ向けて形成された前方壁2aとを具
え、ディスク21の信号面を露出させるためのシャッター
3は、一方の側方壁2bに沿って摺動可能に取り付けら
れ、前方壁2aは、その中央部がディスク21の外周縁に可
及的に接近すると共にその両側部が前記挿入方向とは逆
方向へ後退した曲面形状若しくは多角面形状に形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、磁気
ディスク、光磁気ディスク等のディスク状信号記録媒体
を収容したディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクや光磁気ディスクを対
象として光学的に信号の記録、再生を行なう光学式ディ
スクプレーヤにおいては、図10(a)(b)に示す如く、
扁平な直方体状のカートリッジ本体(70)にディスク(71)
を収納してなるディスクカートリッジ(7)が用いられて
いる。
【0003】カートリッジ本体(70)には、ディスク(71)
の信号面を露出させるための窓(72)が開設されると共
に、該窓(72)を開閉するシャッター(8)が摺動可能に取
り付けられている。カートリッジ本体(70)の内部には、
シャッター(8)の摺動方向に伸びる側方壁(7b)に沿っ
て、シャッター(8)を閉じ方向に付勢するトーションバ
ネ(73)と、シャッター(8)を閉じ位置にロックするため
のロック機構(5)が配置されている。又、カートリッジ
本体(70)の裏面には、ディスクカートリッジ(7)を後述
する記録再生位置に位置決めするための第1位置決め孔
(74)及び第2位置決め孔(75)が凹設されている。
【0004】ディスクカートリッジ(7)に対する信号の
記録再生を行なう光学式ディスクプレーヤにおいては、
図9に示す如く、ディスクカートリッジ(7)のディスク
(71)を回転駆動するためのモータ(12)が設置されたシャ
ーシ(1)に対し、ディスクカートリッジ(7)を記録再生
位置にセットするためのカートリッジホルダー(11)が、
枢軸(10)を中心にして上下方向に回動可能に支持されて
いる。又、シャーシ(1)上には、ディスクカートリッジ
(7)をシャーシ(1)上の記録再生位置に位置決めするべ
く、前記第1位置決め孔(74)及び第2位置決め孔(75)に
嵌入すべき第1位置決めピン(15)及び第2位置決めピン
(14)が突設されている。
【0005】ディスクカートリッジ(7)のシャッター
(8)は、通常、ロック機構(5)によって閉じ位置にロッ
クされているが、図9に示す如く、ディスクカートリッ
ジ(7)を光学式ディスクプレーヤのカートリッジホルダ
ー(11)へ挿入すると、図中に矢印Aで示すディスクカー
トリッジ(7)の前進移動に伴って、カートリッジホルダ
ー(11)に配設されているロック解除機構(図示省略)によ
り、ロック機構(5)のロックが解除される。そして、更
にディスクカートリッジ(7)をカートリッジホルダー(1
1)の奥部へ押し込むと、その過程で、ロック解除機構が
トーションバネ(73)の弾性に抗してシャッター(8)を押
し開くのである。
【0006】次に、カートリッジホルダー(11)を押し下
げて、シャーシ(1)上に係合させることによって、カー
トリッジホルダー(11)内のディスクカートリッジ(7)が
記録再生位置にセットされるのである。この際、シャー
シ(1)上の第1位置決めピン(15)及び第2位置決めピン
(14)がディスクカートリッジ(7)の第1位置決め孔(74)
及び第2位置決め孔(75)に嵌入し、ディスクカートリッ
ジ(7)の位置決めが行なわれる。尚、シャーシ(1)上の
第1位置決めピン(15)は、ディスクカートリッジ(7)の
前進移動に伴う前方壁(7a)との干渉を避けるために、頭
部が斜めにカットされて、斜面(16)を有する形状を呈し
ている。又、カートリッジ本体(70)の第1位置決め孔(7
4)は、カートリッジホルダー(11)の回動に伴う第1位置
決めピン(15)との干渉を避けるために長孔に形成されて
いる(図10(b)参照)。上述の如く、ディスクカートリ
ッジ(7)が記録再生位置にセットされた状態で、カート
リッジ本体(70)の窓(72)を通して、信号の記録又は再生
が行なわれる。
【0007】その後、ディスクカートリッジ(7)のエジ
ェクト動作においては、ディスクカートリッジ(7)の後
退移動に伴って、シャッター(8)は、閉じ方向の移動が
許容され、トーションバネ(73)に付勢されて、閉じるこ
とになる。そして、ロック機構(5)が動作して、シャッ
ター(8)が閉じ位置にロックされるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のディ
スクプレーヤに対する小型化の要求に応じ、ディスクカ
ートリッジにおいては、ディスクの高記録密度化と小径
化が図られており、カートリッジ本体(70)についても、
ディスク(71)の外周縁を包囲する四方の周壁を出来るだ
けディスク外周縁に可及的に接近させて設計し、小形化
を図る必要が生じている。しかしながら、従来より普及
している図10に示す如き外形のディスクカートリッジ
においては、その小形化に限界がある問題があった。
【0009】又、図10に示す従来のディスクカートリ
ッジ(7)においては、その外形からは、矢印Aで示す挿
入方向が不明であるため、カートリッジ表面に、挿入方
向を表わす矢印を印刷することが行なわれているが、そ
れでもユーザにとって挿入方向が判断し難い問題があっ
た。
【0010】更に又、図9に示す様に、ディスクプレー
ヤのシャーシ(1)上に突設された第1位置決めピン(15)
は、頭部が斜めにカットされて、斜面(16)を有する形状
を呈していたから、第1位置決めピン(15)の製造単価が
高いものとなるばかりでなく、第1位置決めピン(15)を
シャーシ(1)上に組み立てる際、第1位置決めピン(15)
には方向性があるため、方向性のない第2位置決めピン
(14)よりも、組立工数が増加して、組立コストも高いも
のとなる問題があった。
【0011】本発明の第1の目的は、カートリッジ本体
の小形化が可能であり、然もディスクプレーヤに対する
挿入方向を容易に判別することが出来るディスクカート
リッジを提供することである。本発明の第2の目的は、
ディスクプレーヤに装備すべき複数本の位置決めピンと
して、シャーシに対する組立時に方向性を有しない形状
のピンのみを採用することが出来るディスクカートリッ
ジを提供することである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るディスクカー
トリッジにおいて、カートリッジ本体(20)は、信号記録
再生装置に対する挿入方向と平行に形成された左右の側
方壁(2b)(2c)と、前記挿入方向へ向けて形成された前方
壁(2a)とを具え、シャッター(3)は、何れか一方の側方
壁に沿って摺動可能に取り付けられている。前方壁(2a)
は、その中央部がディスク(21)の外周縁に可及的に接近
して形成されると共にその両側部が前記挿入方向とは逆
方向へ後退して形成され、ディスク(21)の外周縁の円弧
形状に沿う曲面形状若しくは多角面形状を呈している。
【0013】上記本発明のディスクカートリッジにおい
ては、カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)がディスク(2
1)の外周縁の円弧形状に沿って、曲面形状若しくは多角
面形状に形成されているので、従来の矩形状のカートリ
ッジ本体に比べて、前方壁(2a)両側部の後退分だけ小形
化が可能となる。又、カートリッジ本体(20)の4つの周
壁の内、前方壁(2a)のみが、挿入方向へ突出した曲面形
状若しくは多角面形状を呈しているので、カートリッジ
本体(20)の全体の形状から、挿入方向を容易に判別する
ことが出来る。
【0014】カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)の具体
的形状としては、ディスク(21)の回転中心を通過して前
記挿入方向とは逆方向に伸びるディスク中心線上、若し
くは該ディスク中心線と平行に伸びるカートリッジ本体
(20)の中心線上に曲率中心を有する円筒面形状、ディス
ク(21)の回転中心を通過して前記挿入方向とは逆方向に
伸びるディスク中心線上、若しくは該ディスク中心線と
平行に伸びるカートリッジ本体(20)の中心線上に曲率中
心を有する円筒面形状部と、該円筒面形状部の両側に前
記挿入方向とは直交して形成された平面形状部とを具え
たもの、その中央部に、前記挿入方向とは直交して形成
された中央平面形状部を有すると共に、該中央平面形状
部の両側の後退位置に、前記挿入方向とは直交して形成
された左右の側方平面形状部とを有しているもの等を採
用することが出来る。
【0015】ここで、前方壁(2a)の前記円筒面形状とし
て、その曲率中心を前記ディスク中心線上に設けること
によって、前方壁(2a)とディスク外周縁の間の隙間を最
も小さくすることが出来、カートリッジ本体(20)を更に
小形化することが出来る。
【0016】又、具体的構成において、信号記録再生装
置のディスクカートリッジ設置面と対向すべきカートリ
ッジ本体(20)の裏面には、前記挿入方向の前後位置に、
ディスクカートリッジ設置面上の2本の位置決めピンが
それぞれ嵌入すべき第1位置決め孔(24)及び第2位置決
め孔(25)が凹設され、前方の第1位置決め孔(24)は、前
方壁(2a)にて開口すると共に該開口部から前記挿入方向
とは逆方向に伸びるU字状の内周面を有している。
【0017】該具体的構成によれば、第1位置決め孔(2
4)がカートリッジ本体(20)の前方壁(2a)にて開口してい
るので、ディスクカートリッジ(2)をディスクプレーヤ
のカートリッジホルダーへ挿入する過程で、該第1位置
決め孔(24)に嵌入すべき第1位置決めピンが、頭部を斜
めにカットしていない円柱状のピンであったとしても、
該第1位置決めピンの頭部は第1位置決め孔(24)の開口
から孔内へ侵入し、孔奥部まで到達することが出来る。
この様に円柱状を呈する第1位置決めピンの製造は容易
であり、製造コストは安価なものとなる。又、第1位置
決めピンをシャーシ上に組み立てる際に方向性はないの
で、組立も容易であり、組立コストの低減を図ることが
可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジにお
いては、カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)を曲面形状
若しくは多角面形状に形成することによって、カートリ
ッジ本体(20)の小形化と、ディスクプレーヤに対する挿
入方向の判別容易化を図ることが出来る。又、カートリ
ッジ本体(20)の裏面に凹設すべき2つの位置決め孔の
内、前方の第1位置決め孔を、前方壁(2a)に開口したU
字状溝に形成することによって、シャーシに対する組立
時に方向性を有しない位置決めピンのみの採用を可能と
することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図1に示す如く、
本発明に係るディスクカートリッジ(2)は、扁平な直方
体状の樹脂製カートリッジ本体(20)の内部に、ディスク
(21)を回転可能に収容してなり、該ディスクカートリッ
ジ(2)を、図2に示す如く、ディスクプレーヤのカート
リッジホルダー(11)に挿入して、該カートリッジホルダ
ー(11)を押し下げることによって、ディスク(21)が信号
記録再生位置にセットされることになる。
【0020】ディスクカートリッジ(2)のカートリッジ
本体(20)は、ディスク(21)を包囲する4つの周壁を有
し、その中で、挿入方向に向いた前方壁(2a)は、その中
央部がディスク(21)の外周縁に可及的に接近すると共に
その両側部が挿入方向とは逆方向へ後退した曲面形状に
形成され、両側方壁(2b)(2c)及び後方壁は、平面形状に
形成されている。カートリッジ本体(20)には、ディスク
(21)の信号面を露出させるための窓(図3の(22))を開閉
するシャッター(3)が、カートリッジ本体(20)のディス
ク挿入方向Aに向かって右側の側方壁(2b)に沿って、摺
動可能に取り付けられている。又、カートリッジ本体(2
0)には、右側の側方壁(2b)に、シャッター(3)のロック
を解除するための部材が挿入されるべき溝(28)が凹設さ
れると共に、左側の側方壁(2c)には、誤挿入防止を防止
するための溝(27)が凹設されている。
【0021】又、カートリッジ本体(20)の裏面には、左
側の側方壁(2c)寄りの前後位置に、後述の如くディスク
カートリッジ(2)を記録再生位置に位置決めするために
用いる第1位置決め孔(24)及び第2位置決め孔(25)が凹
設されている。ここで、前方の第1位置決め孔(24)は、
前方壁(2a)に開口すると共に、該開口部から挿入方向A
とは逆方向に伸びるU字状の内周面を有している。後方
の第2位置決め孔(25)は、従来と同様、円筒の内周面を
有している。尚、第1位置決め孔(24)及び第2位置決め
孔(25)の位置については、これらの孔(24)(25)をカート
リッジ本体(20)の右側の側方壁(2b)寄りの前後位置に設
けることも考えられるが、カートリッジ本体(20)の当該
位置には、図10に示す従来のディスクカートリッジ
(7)と同様に、シャッター及びシャッターに付随する機
構が配備されているため、スペースの点から、カートリ
ッジ本体(20)の左側の側方壁(2c)寄りの前後位置に設け
られているのである。
【0022】更に、カートリッジ本体(20)の裏面には、
ディスクカートリッジ(7)を挿入方向に駆動する際に利
用するローディング溝(17)(17)、ディスクの種類を検出
するためのディスク検出ノッチ(26)の他、種々の動作制
御に利用する円孔(18)(18)(19)が凹設されている。
【0023】一方、ディスクプレーヤには、図2に示す
如く、ディスクカートリッジ(2)のディスクを回転駆動
するためのモータ(12)が設置されたシャーシ(1)に対
し、ディスクカートリッジ(2)を記録再生位置にセット
するためのカートリッジホルダー(11)が、枢軸(10)を中
心にして上下方向に回動可能に支持されている。又、シ
ャーシ(1)上には、ディスクカートリッジ(2)の第1位
置決め孔(24)及び第2位置決め孔(25)に嵌入すべき第1
位置決めピン(13)及び第2位置決めピン(14)が突設され
ている。ここで、何れの位置決めピン(13)(14)も、組立
の際に方向性を有しない円柱状を呈し、第1位置決めピ
ン(13)の頭部には従来の如き斜面は形成されていない。
【0024】ディスクカートリッジ(2)をカートリッジ
ホルダー(11)へ挿入して奥方へ押し込む過程で、第1位
置決めピン(13)の頭部は、カートリッジ本体(20)の第1
位置決め孔(24)の前方開口から孔内へ侵入し、これによ
ってディスクカートリッジ(2)の通過が許容される。デ
ィスクカートリッジ(2)がカートリッジホルダー(11)の
奥端部に達した状態で、該カートリッジホルダー(11)を
押し下げることによって、カートリッジ本体(20)の第1
位置決め孔(24)及び第2位置決め孔(25)に、第1位置決
めピン(13)及び第2位置決めピン(14)が嵌入し、ディス
クカートリッジ(2)の位置決めが行なわれる。
【0025】カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)は、具
体的には、図3に示す様に、ディスク(21)の回転中心C
を通過して挿入方向とは逆方向に伸びるディスク中心線
上に曲率中心Eを有する円筒面形状に形成されている。
これによって、ディスク(21)の外周縁とカートリッジ本
体(20)の前方壁(2a)の間の隙間を最も小さくすることが
出来、カートリッジ本体(20)の小形化が可能である。
【0026】尚、本発明のディスクカートリッジ(2)の
カートリッジ本体(20)に凹設されているU字状の第1位
置決め孔(24)は、従来のディスクカートリッジ(7)のカ
ートリッジ本体(70)に凹設されていた長孔の第1位置決
め孔(74)との対比において、本発明ではカートリッジ本
体(20)の前方壁(2a)を上述の如く両側部の後退した曲面
形状に形成したことに伴って、従来の第1位置決め孔(7
4)の長孔形状の端部が切断されて、U字状の第1位置決
め孔(24)となったものである。
【0027】カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)は、上
述の如き円筒面に限定されることはなく、例えば、図4
に示す如く、中央の円筒面形状部(2a′)と、その両側の
平面形状部(2a″)(2a″)から形成することも可能であ
る。ここで、円筒面形状部(2a′)は、ディスク中心線上
に曲率中心Eを有している。該形状によれば、カートリ
ッジ本体(20)の平面形状部(2a″)(2a″)を、ディスクカ
ートリッジ挿入時の終端位置を規制するストッパーの当
り面などとして利用することが出来る。
【0028】又、カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)
は、図5に示す如く、中央の平面形状部(2a′)と、その
両側の斜面形状部(2a″)(2a″)からなる多角面形状に形
成することも可能である。
【0029】又、カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)
は、図6に示す如く、中央の平面形状部(2a′)と、その
両側の後退位置の平面形状部(2a″)(2a″)とからなる段
付き形状に形成することも可能である。これによって、
ストッパー当り面を前方壁(2a)の中央部若しくは両側部
の何れに設けることも可能となる。
【0030】更に、図3及び図4に示す前方壁(2a)の円
筒面形状において、その曲率中心Eは、それぞれ図7及
び図8に示す様に、ディスク中心線からシャッター(3)
側に偏ったカートリッジ中心線上に設けることも可能で
ある。これによって、カートリッジ本体(20)が左右対称
となって、形状的にバランスの良いものとなる。
【0031】上述の如く、本発明に係るディスクカート
リッジ(2)においては、カートリッジ本体(20)の前方壁
(2a)が曲面形状若しくは多角面形状に形成されて、ディ
スク(21)の外周縁に沿った形状となっているので、前方
壁が平面形状であった従来のディスクカートリッジより
も小形となる。又、前方壁(2a)の中央部が挿入方向へ突
出した形状となっているので、その形状から、ディスク
プレーヤに対する挿入方向を容易に判別することが出来
る。更に、カートリッジ本体(20)の第1位置決め孔(24)
が、前方壁(2a)に開口したU字状溝に形成されているの
で、シャーシ(1)上の第1位置決めピン(15)として、そ
の頭部が斜めにカットされていない方向性のないピン形
状を採用することが出来、これによって、部品単価及び
組立コストの削減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの斜視図で
ある。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジをディスク
プレーヤのカートリッジホルダーへ挿入している状態の
一部破断側面図である。
【図3】ディスクカートリッジの裏面図である。
【図4】他のディスクカートリッジの裏面図である。
【図5】更に他のディスクカートリッジの裏面図であ
る。
【図6】更に他のディスクカートリッジの裏面図であ
る。
【図7】更に他のディスクカートリッジの裏面図であ
る。
【図8】更に他のディスクカートリッジの裏面図であ
る。
【図9】従来のディスクカートリッジをディスクプレー
ヤのカートリッジホルダーへ挿入している状態の一部破
断側面図である。
【図10】従来のディスクカートリッジの平面図(a)及
び裏面図(b)である。
【符号の説明】
(2) ディスクカートリッジ (20) カートリッジ本体 (21) ディスク (2a) 前方壁 (24) 第1位置決め孔 (25) 第2位置決め孔 (1) シャーシ (11) カートリッジホルダー (13) 第1位置決めピン (14) 第2位置決めピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平な直方体状のカートリッジ本体(20)
    に信号記録媒体となるディスク(21)を回転可能に収容し
    てなり、カートリッジ本体(20)には、ディスク(21)の信
    号面を露出させるための窓(22)が開設されると共に、該
    窓(22)を開閉するシャッター(3)が摺動可能に取り付け
    られているディスクカートリッジにおいて、カートリッ
    ジ本体(20)は、信号記録再生装置に対する挿入方向と平
    行に形成された左右の側方壁(2b)(2c)と、前記挿入方向
    へ向けて形成された前方壁(2a)とを具え、シャッター
    (3)は、何れか一方の側方壁に沿って摺動可能に取り付
    けられ、前方壁(2a)は、その中央部がディスク(21)の外
    周縁に可及的に接近して形成されると共にその両側部が
    前記挿入方向とは逆方向へ後退して形成され、ディスク
    (21)の外周縁の円弧形状に沿う形状を呈していることを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)は、
    ディスク(21)の回転中心を通過して前記挿入方向とは逆
    方向に伸びるディスク中心線上、若しくは該ディスク中
    心線と平行に伸びるカートリッジ本体(20)の中心線上に
    曲率中心を有する円筒面形状に形成されている請求項1
    に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)は、
    ディスク(21)の回転中心を通過して前記挿入方向とは逆
    方向に伸びるディスク中心線上、若しくは該ディスク中
    心線と平行に伸びるカートリッジ本体(20)の中心線上に
    曲率中心を有する円筒面形状部と、該円筒面形状部の両
    側に前記挿入方向とは直交して形成された平面形状部と
    を具えている請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 カートリッジ本体(20)の前方壁(2a)は、
    その中央部に、前記挿入方向とは直交して形成された中
    央平面形状部を有すると共に、該中央平面形状部の両側
    の後退位置に、前記挿入方向とは直交して形成された左
    右の側方平面形状部とを有している請求項1に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 信号記録再生装置のディスクカートリッ
    ジ設置面と対向すべきカートリッジ本体(20)の裏面に
    は、前記挿入方向の前後位置に、ディスクカートリッジ
    設置面上の2本の位置決めピンがそれぞれ嵌入すべき第
    1位置決め孔(24)及び第2位置決め孔(25)が凹設され、
    前方の第1位置決め孔(24)は、前方壁(2a)にて開口する
    と共に該開口部から前記挿入方向とは逆方向に伸びるU
    字状の内周面を有している請求項1乃至請求項4の何れ
    かに記載のディスクカートリッジ。
JP10325480A 1998-11-16 1998-11-16 ディスクカートリッジ Pending JP2000156061A (ja)

Priority Applications (4)

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