JP2502045B2 - カセット - Google Patents

カセット

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JP2502045B2
JP2502045B2 JP6148411A JP14841194A JP2502045B2 JP 2502045 B2 JP2502045 B2 JP 2502045B2 JP 6148411 A JP6148411 A JP 6148411A JP 14841194 A JP14841194 A JP 14841194A JP 2502045 B2 JP2502045 B2 JP 2502045B2
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JP
Japan
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cassette
hole
recording
recording medium
surface side
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JP6148411A
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尊行 帆足
朗 長部
透 岡田
勇二 横田
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円板状記録媒体を内蔵し
たカセットに関し、さらに詳しくは再記録防止用の透孔
として形成された検出部を備えたカセットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記カセットの一例としての磁
気シートカセットは、一度記録した内容を保護するため
に再記録防止機構が設けられている。例えば磁気シート
カセットの一部に透孔を設けておき、装置側にこの透孔
を検出する検出手段、例えば光学的な検出手段を設け、
前記透孔にシール等が貼着されていた場合には光学的検
出手段の光路が遮断され、制御回路が作動し、再記録を
防止できるようにした構造が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構造を採用すると、再記録防止のための透孔を開閉する
シールあるいは蓋などの別部材が必要であり、磁気シー
トカセットが厚紙などで形成されている場合にはシート
あるいは蓋の着脱時にカセットが破損するという欠点が
ある。
【0004】また、透孔を開閉する部材として別部材を
有する場合には、このシールや蓋等を紛失する恐れがあ
り、いざという時に役に立たないという欠点がある。
【0005】本発明は以上のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、カセットに損傷を与えること
なく、また紛失も生じることがない再記録防止構造を有
するカセットを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の課題を解決するために、略方形でその内部に、表裏そ
れぞれの面に記録可能な円板状記録媒体を内蔵するカセ
ットであって、このカセットの略中心線上に位置する記
録または読み取り手段のための開口部と、この開口部を
中心とし略左右対称かつ前記円板状記録媒体領域から外
れた位置に配置された2つの再記録防止用透孔と、この
再記録防止用透孔の近傍に設けられ前記再記録防止用透
孔を遮蔽する状態位置と、開放する状態位置との間で移
動し得るとともに、前記カセットの一表面側より各々操
作可能であり、前記カセットの表面から少なくとも突出
しないように設けられた遮蔽部材と、この遮蔽部材の移
動を規制して、この遮蔽部材による遮蔽状態あるいは開
放状態を維持し得る移動規制部材と、前記各々の遮蔽部
材を操作可能とするカセットの一表面側に設けられ、こ
の一表面側が前記円板状記録媒体の表裏いずれであるの
かを示す表示部と、を有する構造を採用した。
【0007】
【作用】このような構造によれば、再記録防止用透孔の
近傍に設けられ再記録防止用透孔を遮蔽する状態位置
と、開放する状態位置との間で移動し得る遮蔽部材を有
しているため、従来のシールや蓋などのようにカセット
側に損傷を与えたり紛失する恐れがない。
【0008】また、遮蔽部材のそれぞれがカセットの表
面から突出することがないので、遮蔽部材が使用者の意
志によらずに何かに引っ掛かって透孔を開閉してしまう
という事故を防ぐことができる。
【0009】さらに、遮蔽部材が遮蔽状態位置と開放状
態位置との間で不用意に移動してしまうことを移動規制
部材により防止することができる。
【0010】また、遮蔽部材を各々操作可能としたカセ
ットの一表面側にこの一表面側が円板状記録媒体の表裏
いずれであるのかを示す表示部を有しているので、この
一表面側で円板状記録媒体の表裏を容易に認識可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の
詳細を説明する。
【0012】図1及び図2は本発明の一実施例を説明す
るもので、図において全体を符号1で示す磁気シートカ
セットは上下のカセットハーフ1a,1bを突き合わせ
て一体化させ、内部には図示を省略した円板状記録媒体
としての磁気シートを収容している。この磁気シートカ
セット1の中央部にはクランプ機構等が嵌入するセンタ
ーホール2が形成され、これを挟んでインデックスウイ
ンド3,3が形成されている。また磁気シートカセット
1の装着方向先端側には磁気ヘッドが嵌入する開口部と
してのヘッドウインド4が形成され、このヘッドウイン
ド4と反対側には磁気シートの表裏のどちらの面が上側
に位置しているかを示すサイド表示部5が形成されてお
り、このサイド表示部5にはA面あるいはB面であるこ
とを示すシール等が貼着される。
【0013】一方、磁気シートカセット1の装着方向先
端側の両端部には再記録防止を検出するための透孔6
が、ヘッドウインド4を中心としてほぼ対称で、かつ内
部の磁気シートから外れた位置に図示のように互いに離
間して2つ形成されている。そして図示のように夫々の
透孔6の近傍の同一面側には夫々凹所が設けられ、夫々
の凹所内には遮蔽部材としての遮蔽板7のそれぞれがそ
の一端をピン8を介して磁気シートカセット1に対し回
動自在に軸承されている。この遮蔽板7は図1に実線で
示すようにその自由端側が透孔6を閉塞する位置と、鎖
線で示すように透孔6を開放する位置とに自由に回動で
きる。
【0014】従って、遮蔽板7によって透孔6が遮蔽さ
れた状態にあっては、磁気シートカセット1は記録再生
装置側に装着された場合には、図1に示すように装置側
に設けられた再記録防止検出手段である発光素子9と受
光素子10との間の光路が遮蔽され、再記録防止である
ことが検出され、制御回路が作動して記録防止モードと
なる。
【0015】ところで、遮蔽板7は例えば弾力のある合
成樹脂などから形成されていれば、指先等によって回動
させた位置において磁気シートカセット1の側面に押圧
されるため、その位置を確実に保持することができる
が、外力が加わった場合にずれてしまう恐れがある。そ
こで、本発明においては、透孔6の近傍に移動規制部材
としての膨出部11を形成することにより、透孔6を開
放する場合には遮蔽板7の自由端部をこの膨出部11を
乗り越えさせた位置に回動させることによって透孔6を
閉塞する位置に移動しないようにするとともに、透孔6
を閉塞した状態がずれないようにした構造が採用されて
いる。このようにすれば、遮蔽板7を正確に保つことが
でき、誤動作を防止することが可能である。
【0016】本実施例にあっては、遮蔽板7は磁気シー
トカセット1自身に取り付けられているため、別部材と
して他の位置にないため紛失する恐れが全くなく、接着
剤等をはがす必要もなく、磁気シートカセット1を損傷
することもなく、確実に再記録防止機能を発揮すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、略方形でその内部に、表裏それぞれの面に記
録可能な円板状記録媒体を内蔵するカセットであって、
このカセットの略中心線上に位置する記録または読み取
り手段のための開口部と、この開口部を中心とし略左右
対称かつ前記円板状記録媒体領域から外れた位置に配置
された2つの再記録防止用透孔と、この再記録防止用透
孔の近傍に設けられ前記再記録防止用透孔を遮蔽する状
態位置と、開放する状態位置との間で移動し得るととも
に、前記カセットの一表面側より各々操作可能であり、
前記カセットの表面から少なくとも突出しないように設
けられた遮蔽部材と、この遮蔽部材の移動を規制して、
この遮蔽部材による遮蔽状態あるいは開放状態を維持し
得る移動規制部材と、前記各々の遮蔽部材を操作可能と
するカセットの一表面側に設けられ、この一表面側が前
記円板状記録媒体の表裏いずれであるのかを示す表示部
と、を有する構造を採用しているため、従来のシールや
蓋などのようにカセット側に損傷を与えたり紛失する恐
れがなく、確実に再記録防止用機能を発揮することがで
きるという優れた利点がある。
【0018】また本発明によれば、遮蔽部材のそれぞれ
がカセットの表面から突出することがないので、遮蔽部
材が使用者の意志によらずに何かに引っ掛かって透孔を
開閉してしまうという事故を防ぐことができるという効
果が得られる。
【0019】さらに本発明によれば、遮蔽部材が遮蔽状
態位置と開放状態位置との間で不用意に移動してしまう
ことを移動規制部材により防止することができ、この遮
蔽部材のカセット表面からの突出を無くして引っ掛かり
による不用意な移動を防止することと相俟ってこの遮蔽
部材による再記録防止機能をより一層確実なものにする
ことができる。
【0020】さらに、本発明では、遮蔽部材をカセット
の一表面側より各々操作可能としているが、この一表面
側にこの一表面側が円板状記録媒体の表裏いずれである
のかを示す表示部を有しているので、この一表面側で円
板状記録媒体の表裏を容易に認識可能であり、したがっ
て、円板状記録媒体の表裏の記録内容により、予め表裏
に対応させた遮蔽部材のいずれを操作して表裏のいずれ
を再記録防止にすればよいのかが容易に判断でき、再記
録防止を即座に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明する磁気シートカセッ
トの斜視図である。
【図2】同カセットの一部拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 磁気シートカセット 2 センターホール 3 インデックスウインド 4 ヘッドウインド 6 透孔 7 遮蔽板 8 ピン 9 発光素子 10 受光素子 11 膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 勇二 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤ ノン電子株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−122271(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形でその内部に、表裏それぞれの面
    に記録可能な円板状記録媒体を内蔵するカセットであっ
    て、 このカセットの略中心線上に位置する記録または読み取
    り手段のための開口部と、 この開口部を中心とし略左右対称かつ前記円板状記録媒
    体領域から外れた位置に配置された2つの再記録防止用
    透孔と、 この再記録防止用透孔の近傍に設けられ前記再記録防止
    用透孔を遮蔽する状態位置と、開放する状態位置との間
    で移動し得るとともに、前記カセットの一表面側より各
    々操作可能であり、前記カセットの表面から少なくとも
    突出しないように設けられた遮蔽部材と、 この遮蔽部材の移動を規制して、この遮蔽部材による遮
    蔽状態あるいは開放状態を維持し得る移動規制部材と、 前記各々の遮蔽部材を操作可能とするカセットの一表面
    側に設けられ、この一表面側が前記円板状記録媒体の表
    裏いずれであるのかを示す表示部と、を有することを特
    徴とするカセット。
JP6148411A 1994-06-30 1994-06-30 カセット Expired - Lifetime JP2502045B2 (ja)

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JP6148411A JP2502045B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 カセット

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JP6148411A JP2502045B2 (ja) 1994-06-30 1994-06-30 カセット

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JPH0750084A JPH0750084A (ja) 1995-02-21
JP2502045B2 true JP2502045B2 (ja) 1996-05-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000156061A (ja) 1998-11-16 2000-06-06 Sanyo Electric Co Ltd ディスクカートリッジ
JP4920813B2 (ja) * 2000-04-21 2012-04-18 関東化学株式会社 ダイオキシン類分析用活性炭含有充填剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5477008U (ja) * 1977-11-11 1979-06-01
JPS54170112U (ja) * 1978-05-19 1979-12-01
JPS5511691U (ja) * 1978-07-11 1980-01-25
JPS5511692U (ja) * 1978-07-11 1980-01-25
JPS58122271U (ja) * 1982-02-10 1983-08-19 日立マクセル株式会社 デイスクカ−トリツジ

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