JP2000155674A - プログラム入替装置及びその入替方法 - Google Patents

プログラム入替装置及びその入替方法

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JP2000155674A
JP2000155674A JP10329085A JP32908598A JP2000155674A JP 2000155674 A JP2000155674 A JP 2000155674A JP 10329085 A JP10329085 A JP 10329085A JP 32908598 A JP32908598 A JP 32908598A JP 2000155674 A JP2000155674 A JP 2000155674A
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Mitsuyoshi Niinuma
満美 新沼
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス(動作)を停止させることなくプログ
ラムを入替える。 【解決手段】入力情報を入力してプログラムを動作させ
そのプログラムによる出力を出力させるデータ処理装置
1は、複数・プログラム31を記憶するための記憶装置
4からそのプログラムを入力して格納することができる
複数・格納領域22,23を備えている。データ処理装
置1は、プログラム制御部21又は記録媒体71から取
り込む制御プログラムにより、記憶装置4の複数・プロ
グラム31)いずれかの1つを複数・プログラム格納部
のいずれかの1つ22に格納する。そのプログラムの動
作中に、複数・プログラム31のいずれかの他の1つを
複数・プログラム格納部のいずれかの他の1つ23に格
納する。このような格納ステップスにより、1つのプロ
グラムの動作中に他のプログラムとの交替が実質的に完
了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム入替装
置及びその入替方法に関し、特に、複数・プログラムの
うちのいずれかの複数のプログラムを取り込んでそのプ
ログラムを実行させて出力情報を取り出しながらプログ
ラムの入れ替えを行うプログラム入替装置及びその入替
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータは、データ処理システムを
内蔵している。データ処理システムは、任意の入力を処
理するために用いられている。データ処理システムは、
データ特にプログラムの更新を可能にするものであるこ
とが望ましい。プログラムの更新を可能にする技術が、
日本国特許2509952号で知られている。入替方式
の詳細を記述しているこの公知技術は、プログラムの入
替時のプログラム動作について記述していない。プログ
ラムの入替時にも、入替前のプログラムの動作の続行を
可能にすることが更に望まれる。
【0003】特開平6−95988号で開示される技術
は、プログラムの入替時に入替前のプログラムの動作を
中断させて、新たにロードした新プログラムの動作に引
き継がせ、外部からみて中断がない処理を行わせるプロ
グラム交替を示している。
【0004】プログラムの入替時にサービスを中断・停
止させずにプログラムの入替えを可能にすることが望ま
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、サー
ビス(動作)を停止させず動作を完了させながらプログ
ラムを入替えることができるプログラム入替装置及びそ
の入替方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が請求項に対応して表現される次の記載中に現れ
る()つきの数字は、請求項の記載事項が詳しく後述さ
れる実施の複数の形態のうちの少なくとも1つの形態の
部材、工程、動作に対応することを示すが、本発明の解
決手段がそれらの数字が示す実施の形態の部材に限定し
て解釈されるためのものではなく、その対応関係を明白
にするためのものである。
【0007】本発明によるプログラム入替装置は、デー
タ処理装置(1)と、データ処理装置(1)に入力情報
を入力するための入力装置(2)と、データ処理装置
(1)から出力情報を出力するための出力装置(3)
と、複数・プログラム(31)を記憶するための記憶装
置(4)とからなり、データ処理装置(1)は、前記記
憶装置の複数・プログラム(31)のいずれかの1つを
複数・プログラム格納部(22,23:61,62,6
3)のいずれかの1つに格納する第1格納機能と、その
第1格納機能により格納されたプログラムに入力情報を
入力し、その入力情報に基づいて動作するプログラムが
出力する出力情報を出力する入出力機能と、その第1格
納機能により格納されている前記プログラムが動作しそ
の動作によるその出力情報を出力装置(3)に出力した
後にその動作が停止する一連の動作に併行して、前記複
数・プログラムのいずれかの他の1つを複数・プログラ
ム格納部のいずれかの他の1つ(23,63)に格納す
る第2格納機能とを有している。
【0008】このようにデータ処理装置(1)に取り込
んだプログラムを動作させ、その動作が完了する間に、
他の領域に他のプログラムを取り込むことによりプログ
ラムを交換することができる。言い換えれば、サービス
を中断・停止させることなく、そのプログラムの実行を
完了させながら、使用するプログラムの交替を可能にし
ている。このような交替を制御する制御プログラムは、
データ処理装置(1)に内蔵されているプログラム制御
部(21)に収納されるが、その制御プログラムは外部
の記録媒体からその都度にデータ処理装置(1)に転送
して取り込むようにすることができる。格納部(22,
23)に格納されたプログラムを動作させ、そのプログ
ラムの出力情報は、出力装置(3)に出力され得る。
【0009】本発明によるプログラム入替方法は、複数
・プログラム(31)のいずれかを格納する複数・格納
領域(22,23:61,62,63)を備えるデータ
処理装置(1)と、データ処理装置(1)に入力情報を
入力するための入力装置(2)と、データ処理装置
(1)から出力情報を出力するための出力装置(3)
と、複数・プログラム(31)を記憶するための記憶装
置(4)とからなるプログラム入替システムを用いてプ
ログラムの入替えを実行するためのプログラム入替方法
であり、下記ステップス:記憶装置(4)の複数・プロ
グラム(31)のいずれかの1つのプログラム(31)
を複数・格納領域(22,23:61,62,63)の
いずれかの1つ(22:61又は62)に格納するため
の格納ステップ(S1)と、ステップ(S1)により格
納されているプログラム(31)に入力情報を入力する
ためのステップ(S3)と、その入力情報に基づいて動
作するプログラム(31)が出力する出力情報を出力装
置(3)に出力するためのステップ(S5)と、プログ
ラム(31)の動作中に、記憶装置(4)の複数・プロ
グラム(31)のいずれかの他の1つのプログラム(3
1)を複数・格納領域のいずれかの他の1つ(23:6
3)に格納するための入替ステップ(S7)とからな
る。ステップは、特に断らない限り、その時間の順序は
規定されていない。
【0010】出力するかどうか、プログラムを入れ替え
るかどうかの判断は、他のソフト・プログラムにより行
われる。更に、複数・格納領域のいずれかのその1つ
を”使用中”として記憶するためのステップと、複数・
格納領域のいずれかのその1つと異なる格納領域のいず
れかの1つを”空き”として記憶するための空きステッ
プとからなることが好ましい。言い換えれば、”空き”
は、その領域に他のプログラムを格納してよい許可信号
に相当し、”使用中”はその領域に他のプログラムを格
納してはならい禁止信号に相当している。複数・格納領
域のいずれかの他の1つは、”空き”として記憶された
その格納領域である。
【0011】複数・格納領域の数は3を含み3より大き
い数であることが好ましい。格納ステップは、少なくと
も2つの格納領域に少なくとも2つのプログラムをそれ
ぞれに格納するステップを備え、”空き”として記憶さ
れる格納領域の数は当然に(少なくと)1である。空き
領域を2以上設けることは自由である。”空き”として
記憶されている格納領域に複数・プログラムのいずれか
の他の1つを格納する時に、”使用中”として記憶され
ていた格納領域を”空き”として記憶しなおすステップ
を備えていることは特に好ましい。
【0012】その入替ステップは、”空き”として記憶
されている格納領域に複数・プログラムのいずれかの他
の1つを格納する時に、”使用中”として記憶されてい
た複数・格納領域のうちで”空き”として記憶しなおす
格納領域は一定の規則により選択される。一定の規則
は、”使用中”として記憶された時間が古い順番である
ことが合理的であるが、その規則は多様であり設計事項
である。
【0013】既述の通り、制御プログラムはハードに永
久的に存在する必要はなく、必要な時に外部記憶装置
(71)からデータ処理装置(1)に取り込むことがで
きる。そのための記録媒体(71)を設けることは好ま
しい。
【0014】
【発明の実施の形態】図に一致対応して、本発明による
プログラム入替装置又はその入替方法の実施の形態は、
データ処理装置が設けられている。図1に示されるよう
に、そのデータ処理装置1には、入力装置2と、出力装
置3と、記憶装置4とが接続されている。入力装置2
は、キーボード、マウス、通信装置、周辺記憶装置のよ
うな入力用機器を含んでいる。データ処理装置1は、プ
ログラム制御により動作する。記憶装置4は、複数・プ
ログラム31を記憶している。出力装置3は、ディスプ
レイ、プリンタ、通信装置、周辺記憶装置のような出力
用機器を含んでいる。
【0015】データ処理装置1は、プログラム制御部2
1と、複数・プログラムをそれぞれに格納する領域であ
る複数・プログラム格納領域として第1プログラム領域
22と第2プログラム領域23とを備えている。複数・
プログラム格納領域22,23は、3領域より多く存在
し得る。プログラム制御部21は入力装置1から入力が
入力され得る。プログラム制御部21は、出力装置4へ
出力を出力することができる。
【0016】プログラム制御部21は、記憶装置4から
データ処理装置1へ記憶装置4に記憶されているプログ
ラムを転送し、複数・プログラム格納領域22,23に
格納することができる。プログラム制御部21は、デー
タ処理装置1上でプログラム格納領域22,23に格納
したプログラムへ入力を渡し、そのプログラムを起動
し、出力を出力装置3に出力することができる。
【0017】プログラム制御部21は、プログラムの入
替時期を判定することができる。記憶装置4は、プログ
ラム31を備えている。プログラム31は、データ処理
装置1上で走行可能なプログラムであり、任意の記憶装
置3に対するアクセス手段により変更することができ
る。
【0018】図2は、このような実施の形態の動作フロ
ーを示している。起動されたプログラム制御部21は、
プログラム31を格納できる領域を全て”空き”として
記憶する(ステップS1)。その後、プログラム制御部
21は、記憶装置4からプログラム31を読み込み、第
1プログラム領域22へそのプログラム31を格納し、
格納した領域を”使用中”であると記憶する(ステップ
S1)。
【0019】格納する領域が複数存在する場合には、複
数の領域に複数・プログラム31を格納することができ
る。次に、プログラム制御部21は、入力装置2から入
力があるかを判定する(ステップS2)。入力装置2か
ら入力がある場合は、入力処理を行う。その入力処理で
は、”使用中”であると記憶した複数・格納領域中の任
意のプログラムを起動し、入力をそのプログラムへ渡す
(ステップS3)。
【0020】次に、出力装置への出力があるかを判定す
る(ステップS4)。第1プログラム領域22のプログ
ラム31からの出力がある場合は、出力処理を行う。そ
の出力処理では、第1プログラム領域22のプログラム
から渡された出力を、出力装置に出力する(ステップS
5)。次に、プログラム入替時期かどうかを判定する
(ステップS6)。入替時期である場合は、入替え処理
を行う。入替え処理では、記憶装置4からプログラム3
1を読み込み、第2プログラム領域23へそのプログラ
ムを格納し、格納した領域である第2プログラム領域2
3を”使用中”であると記憶する(ステップS7)。格
納する領域が複数存在する場合には、複数の領域に格納
する。
【0021】更に、今まで”使用中”であると記憶して
いた領域である第1プログラム領域22を”空き”とし
て記憶しなおす。その後、ステップS2に戻り、既述し
たステップスを繰り返す。第1プログラム領域22、第
2プログラム領域23に格納されたプログラムは、プロ
グラム制御部21により起動されて入力を受け取ると、
データ処理装置1上で処理を行い、その処理結果をプロ
グラム制御部21に渡して停止する。
【0022】次に、具体例を用いてこの実施の形態の動
作を更に詳しく説明する。図3に示すように、例えば、
データ処理装置1内に2つのプログラムが格納できる領
域である領域22と領域23とが存在している。その領
域22,23はプログラム制御部21によって”空き”
であると記憶される。次に、図4に示されるように、領
域22にはプログラム制御部21によってプログラム3
1が格納され、領域22は”使用中”と記憶される。
【0023】入力装置2から入力があると、プログラム
制御部21は領域22上のプログラム31を起動し、そ
の入力を第1プログラム領域22のプログラム31に渡
す。領域22上のプログラム31は、その入力を処理
し、その処理結果を出力として、プログラム制御部21
に渡す。プログラム制御部21はその出力を出力装置3
へ出力する。入替時期でない場合は、領域22のプログ
ラム31が処理を実行し続ける。入替時期であると判定
された場合は、図5に示すように、領域23にはプログ
ラム制御部21によって他のプログラム31が格納さ
れ、領域23は”使用中”と記憶され、領域22は”空
き”と記憶される。
【0024】入替時期かどうかを判定するには、任意の
方法があるが、今は時間によって、10分毎に入替え時
期と判断するものとする。その判定方法は、その他に
も、入力を処理した件数が一定の件数になったかどうか
で判断する方法、入力装置2からの指示による方法、こ
れらの組み合わせによる方法を採択することができる。
任意の時間、処理した件数の任意の一定値を記憶するよ
うな方法を採択することもできる。
【0025】入力装置2から入力があると、プログラム
制御部21は領域23上のプログラム31を起動し入力
を渡す。領域23上のプログラム31は、入力を処理
し、その処理結果を出力として、プログラム制御部21
に渡す。プログラム制御部21はその出力を出力装置3
へ出力する。入替時期でない場合は、このように領域2
3のプログラム31が処理を実行し続ける。入替時期で
あると判定された場合は、再度、図4の状態となる。
【0026】図6は、本発明による実施の他の形態を示
している。データ処理装置1は、プログラム制御部21
を備えている。データ処理装置1は、更に、複数・プロ
グラムを格納することができる複数・プログラム格納領
域51を備えている。プログラム制御部21が起動され
ると、プログラム制御部21は、プログラムを格納でき
る領域を全て”空き”として記憶する。その後、プログ
ラム制御部21は、記憶装置4からプログラム31を読
み込み、複数・プログラム格納領域51の中の1つの領
域を除いた他の複数領域へプログラムを格納し、格納し
たその1つの領域を”使用中”であると記憶する(ステ
ップS1)。
【0027】格納する領域が複数存在する場合は、その
複数の領域に格納する。次に、プログラム制御部21
は、入力装置2から入力があるかを判定する(ステップ
S2)。入力装置2から入力がある場合は、入力処理を
行う。入力処理では、”使用中”であると記憶した複数
・格納領域の中の任意のプログラムを起動し、入力をそ
のプログラムへ渡す(ステップS3)。
【0028】次に、出力装置3への出力があるかを判定
する(ステップS4)。プログラムからの出力がある場
合は、出力処理を行う。出力処理ではプログラムから渡
された出力を、出力装置3に出力する(ステップS
5)。次に、プログラム入替時期かどうかを判定する
(ステップS6)。入替時期である場合は、入替処理を
行う。その入替処理では、記憶装置4からプログラム3
1を読み込み、複数・プログラム格納領域51の中の”
空き”であると記憶していた領域へプログラムを格納
し、格納したその領域を”使用中”であると記憶する
(ステップS7)。更に、今まで使用中であると記憶し
ていた複数・領域の中のひとつを選択して、”空き”と
して記憶しなおす。
【0029】その後、図2のステップ2に戻り同じ処理
を繰り返す。複数・プログラム格納領域51に格納され
たプログラムは、プログラム制御部21から起動され
て、入力を受け取ると、データ処理装置1上で処理を行
い、その処理結果をプログラム制御部21に渡して停止
する。
【0030】次に、図6の実施の形態の動作を更に具体
的に説明する。図7に示すように、データ処理装置1の
中には、3つのプログラムをそれぞれに格納できる3つ
の領域61,62,63が存在している。領域61,6
2,63は、プログラム制御部21によって”空き”で
あると記憶される。
【0031】次に、図8に示されるように、領域61及
び領域62にプログラム制御部21によってプログラム
31が格納され、領域61及び領域62は”使用中”と
記憶される。入力装置2から入力があると、プログラム
制御部21は”使用中”と記憶されている領域61か領
域62のいずれかのプログラム31を起動しそれに入力
を渡す。領域61及び領域62上のプログラム31は、
入力を処理し、その処理結果を出力として、プログラム
制御部21に渡す。プログラム制御部21はその出力を
出力装置3へ出力する。
【0032】入替時期でない場合は、このように領域6
1及び領域62のプログラム31が処理を実行し続け
る。入替時期であると判定された場合は、図9に示すよ
うに、”空き”と記憶されていた領域63にプログラム
制御部21によってプログラム31が格納され、領域6
3は”使用中”と記憶される。使用中であった領域6
2,63のいずれかを”空き”と記憶する。
【0033】”空き”と記憶する使用中の領域のいずれ
を選択するかには複数の方法があるが、ここでは、複数
・領域の中で時間的にもっとも古い時間に格納された1
つの領域を選択することとする。このような選択方法の
他には、その入力を処理した件数が一定の件数に達した
かどうかで判断する方法、各領域を順番に”空き”とす
る方法、入力装置2からの指示による方法、これらの方
法の組み合わせによる方法を採択することができる。”
空き”とする領域を複数にすることもできる。
【0034】その結果、領域61は”空き”と記憶され
る。入替え時期かどうかを判定するには複数の方法があ
るが、ここでは時間によって、10分毎に入替え時期と
判断するものとする。この判定方法以外にも、入力を処
理した件数が一定の件数に達したかどうかで判断する方
法、入力装置2からの指示による方法、これらの方法の
組み合わせによる方法を採択することができる。任意の
時間、処理した件数の任意の一定値を記憶するような方
法を採択することもできる。ここでは、入力装置2から
入力があると、プログラム制御部21は領域62及び領
域63上のプログラム31を起動しその入力を渡す。
【0035】領域62及び領域63上のプログラム31
は、その入力を処理し、その処理結果を出力として、プ
ログラム制御部21に渡す。プログラム制御部21はそ
の出力を出力装置3へ出力する。入替時期でない場合
は、このように領域62及び領6域3上のプログラム3
1が処理を実行し続ける。再度入替時期であると判定さ
れた場合は、既述と同じ入替処理が実行され、”使用
中”と”空き”の領域が入れ替わる。
【0036】図10は、本発明によるプログラム入替装
置又はその入替方法の更に他の実施の形態を示してい
る。データ処理装置1に、記録媒体71が接続されてい
る。記録媒体71は、磁気ディスク、半導体メモリ、そ
の他の記録媒体である。制御プログラム72が、記録媒
体71からデータ処理装置1に読み込まれる。読み込ま
れた制御プログラム72は、データ処理装置1の動作を
制御する。データ処理装置1は、制御プログラム72の
制御により以下の処理、即ち、図1に示された実施の形
態のプログラム制御部21による処理と同一の処理を実
行する。
【0037】制御プログラム72が起動されると、制御
プログラム72は、プログラム31を格納できる領域を
全て”空き”として記憶する。その後、制御プログラム
72は、記憶装置4からプログラム31を読み込み、第
1プログラム領域22(図1)へプログラム31を格納
し、格納したその領域22を”使用中”であると記憶す
る。格納する領域が複数存在する場合には、複数のその
領域に格納する。
【0038】次に、制御プログラム71は、入力装置2
から入力があるかを判定する。入力装置2から入力があ
る場合は、入力処理を行う。その入力処理では、”使用
中”であると記憶した複数・格納領域中の任意のプログ
ラムを起動し、入力をその領域へ渡す。次に、出力装置
への出力があるかを判定する。第1プログラム領域22
のプログラムからの出力がある場合は、出力処理を行
う。その出力処理では、第1プログラム領域22のプロ
グラムから渡された出力を、出力装置3に出力する。
【0039】次に、プログラム入替時期かどうかを判定
する。入替時期である場合は、入替え処理を行う。その
入替処理では、記憶装置4からプログラム31を読み込
み、第2プログラム領域23へプログラム31を格納
し、格納した領域23を”使用中”であると記憶する。
格納する領域23が複数存在する場合は、複数の領域2
3に格納する。更に今まで”使用中”であると記憶して
いた領域22を”空き”として記憶しなおす。その後、
同じ処理を繰り返す。第1プログラム領域22及び第2
プログラム領域23に格納されたプログラムは、制御プ
ログラム72から起動されて、入力を受け取ると、デー
タ処理装置1上で処理を行い、その処理結果を制御プロ
グラム72に渡して停止する。
【0040】
【発明の効果】本発明によるプログラム入替装置及びそ
の入替方法は、入力を処理しながらプログラムを入替え
ることができ、プログラム変更の時の処理サービスが停
止しなくなり、可用性の向上が期待できる。プログラム
の障害の中には、自らのプログラム、プログラム内の作
業域を破壊してしまう障害があり、その場合、同一領域
内のプログラムで処理を続けると、後続の入力でも障害
が発生する可能性が高くなるが、領域を替えながらサー
ビスを行うことによって、そのような障害の発生を減ら
す効果を付加的に期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるプログラム入替装置の実
施の形態を示すブロック回路図である。
【図2】図2は、その動作を示す動作フロー図である。
【図3】図3は、そのプログラム入替方法の処理ステッ
プを示す状態図である。
【図4】図4は、そのプログラム入替方法の他の処理ス
テップを示す状態図である。
【図5】図5は、そのプログラム入替方法の更に他の処
理ステップを示す状態図である。
【図6】図6は、本発明によるプログラム入替方法の実
施の他の形態を示すブロック回路図である。
【図7】図7は、そのプログラム入替方法の処理ステッ
プを示す状態図である。
【図8】図8は、そのプログラム入替方法の他の処理ス
テップを示す状態図である。
【図9】図9は、そのプログラム入替方法の更に他の処
理ステップを示す状態図である。
【図10】図10は、本発明によるプログラム入替装置
の実施の更に他の形態を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1…データ処理装置 2…入力装置 3…出力装置 4…記憶装置 21…プログラム制御部 22…第1プログラム格納領域 23…第2プログラム格納領域 31…複数・プログラム 61…(格納)領域 62…(格納)領域 63…(格納)領域 22,23、61,62,63複数・プログラム格納部 71…記録媒体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ処理装置と、 前記データ処理装置に入力情報を入力するための入力装
    置と、 前記データ処理装置から出力情報を出力するための出力
    装置と、 複数・プログラムを記憶するための記憶装置とからな
    り、 前記データ処理装置は、 プログラム制御部と、 複数・プログラム格納部とを備え、 前記データ処理装置は、 前記記憶装置の複数・プログラムのいずれかの1つを前
    記複数・プログラム格納部のいずれかの1つに格納する
    第1格納機能と、 前記第1格納機能により格納された前記プログラムに前
    記入力情報を入力し、前記入力情報に基づいて動作する
    前記プログラムが出力する前記出力情報を出力する入出
    力機能と、 前記第1格納機能により格納されている前記プログラム
    が動作しその動作による前記出力情報を前記出力装置に
    出力した後にその動作が停止する一連の動作に併行し
    て、前記複数・プログラムのいずれかの他の1つを前記
    複数・プログラム格納部のいずれかの他の1つに格納す
    る第2格納機能とからなるプログラム入替装置。
  2. 【請求項2】複数・プログラムのいずれかを格納する複
    数・格納領域を備えるデータ処理装置と、前記データ処
    理装置に入力情報を入力するための入力装置と、前記デ
    ータ処理装置から出力情報を出力するための出力装置
    と、前記複数・プログラムを記憶するための記憶装置と
    からなるプログラム入替システムを用いてプログラムの
    入替えを実行するためのプログラム入替方法であり、下
    記ステップス:前記記憶装置の複数・プログラムのいず
    れかの1つのプログラムを前記複数・格納領域のいずれ
    かの1つに格納するための格納ステップと、 前記ステップにより格納されている前記プログラムに前
    記入力情報を入力するためのステップと、 前記入力情報に基づいて動作する前記プログラムが出力
    する前記出力情報を前記出力装置に出力するためのステ
    ップと、 前記プログラムの動作中に、前記記憶装置の複数・プロ
    グラムのいずれかの他の1つのプログラムを前記複数・
    格納領域のいずれかの他の1つに格納するための入替ス
    テップとからなるプログラム入替方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 前記複数・格納領域のいずれかの前記1つを”使用中”
    として記憶するためのステップと、 前記複数・格納領域のいずれかの前記1つと異なる格納
    領域のいずれかの1つを”空き”として記憶するための
    ステップとからなり、 前記複数・格納領域のいずれかの前記他の1つは、前
    記”空き”として記憶された前記格納領域であることを
    特徴とするプログラム入替方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記複数・格納領域の数は3を含み3より大きい数であ
    り、 前記格納ステップは、 少なくとも2つの格納領域に少なくとも2つのプログラ
    ムをそれぞれに格納するためのステップを備え、 前記”空き”として記憶される前記格納領域の数は1で
    あることを特徴とするプログラム入替方法。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記入替ステップは、 前記”空き”として記憶されている前記格納領域に前記
    複数・プログラムのいずれかの前記他の1つを格納する
    時に、前記”使用中”として記憶されていた前記格納領
    域を”空き”として記憶しなおすためのステップを備え
    ていることを特徴とするプログラム入替方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記入替ステップは、 前記”空き”として記憶されている前記格納領域に前記
    複数・プログラムのいずれかの前記他の1つを格納する
    時に、前記”使用中”として記憶されていた前記複数・
    格納領域のうちで”空き”として記憶しなおす格納領域
    が一定の規則により選択されることを特徴とするプログ
    ラム入替方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記一定の規則は、”使用中”として記憶された時間が
    古い順番であることを特徴とするプログラム入替方法。
  8. 【請求項8】請求項2に記載するステップスをコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したそのコン
    ピュータに読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015001798A1 (ja) * 2013-07-03 2015-01-08 日本電気株式会社 情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム記録媒体

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