JPH01147773A - ベクトル処理装置 - Google Patents

ベクトル処理装置

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JPH01147773A
JPH01147773A JP62305988A JP30598887A JPH01147773A JP H01147773 A JPH01147773 A JP H01147773A JP 62305988 A JP62305988 A JP 62305988A JP 30598887 A JP30598887 A JP 30598887A JP H01147773 A JPH01147773 A JP H01147773A
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JP
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register
bit
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JP62305988A
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English (en)
Inventor
Tomoo Aoyama
青山 智夫
Toshio Oguma
小熊 敏雄
Hiroshi Murayama
浩 村山
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベクトル処理装置に係り、特に命令リトライ
を行うのに好適な論理を有するベクトル処理装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年ベクトル処理装置の普及によって、長大なcpu処
理時間を要する数値計算ジョブがベクトル処理装置上で
行われるようになりつつある。このような数値計算を行
うベクトル処理装置は、システムの異常事態によって、
ジョブが計算処理の途中で異常終了しないように、チエ
ツクポイントリスタート機能を有し、これを利用するこ
とにより異常終了を防止している。従来、この種チエツ
クポイントリスタート機能は、O8がジョブの途中の指
定された時点のジョブ固有の論理空間を外部記憶装置上
に退避することによって実現されている。このため、ユ
ーザは、O8に対しチエツクポイントリスタート時点の
指定、空間退避用外部記憶の指定を行う必要があった。
また、チエツクポイントリスタート処理のためのcpu
処理時間は、ユーザ負担となるので、多くのチエツクポ
イントリスタート点を設定することが困難であった。
一方、汎用大型計算機では、命令リトライ機能等のハー
ドウェア上の種々のリトライ処理によって、ユーザ、O
8に負担を強いることなく、システム上の異常事態に対
してジョブの異常終了に至らないような工夫が図られて
いる。しかしベクトル処理装置は、汎用計算機と異り、
1オペレージロンで複数個のデータを処理するベクトル
命令を複数並列的に実行するため、オペレーション単位
が命令レベルで成立せず、汎用計算機と同等の命令リト
ライ処理が困難である。
このため、従来、ベクトル処理装置で命令リトライ機能
を持った処理装置は開発されていない。
例えば、ベクトル処理装置に関する従来技術として、特
開昭60−37064号公報等に記載された技術が知ら
れているが、これらの従来技術文献においても、命令リ
トライ処理については、言及されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
−aに、ベクトル処理装置において、ベクトル命令のリ
トライ処理を可能とし、これによってシステムの異常に
対しジョブが異常終了する確率を減少させることが望ま
れている。しかし、従来技術によるベクトル処理装置は
、前述したように、複数のベクトル命令がチエイニング
動作によって、重複した命令実行タイミングで並列的に
動作するため、命令単独でのリトライ動作を行わせるこ
とが困難であるという問題点を有する。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
ベクトル命令列のリトライ処理を可能とし、この処理に
よって、ジョブの異常終了の確率を減少させることので
きるベクトル処理装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
ベクトル命令のリトライ動作を可能とするためには、ベ
クトル命令の開始が前出のベクトル命令の完了後に行わ
れることを保障するプログラム上の位置が確定している
必要がある。このプログラム上の位置を以下C点と呼ぶ
ことにする。
ベクトル処理装置における命令実行方式として、2つの
ベクトル命令実行方式が知られている。その1つは、ス
カシ、ベクトル両命令の混在系を1個の命令解読部が処
理する方式である。もう1つは、スカラ、ベクトル両系
の命令を2つの命令解読部で処理する方式である。後者
は、ベクトル命令列を実行するためにスカシ命令の中に
ベクトル処理を開始するための命令が含まれている。両
方式において、前述の0点の設定は、次のように行われ
る。スカラ、ベクトル命令混在系では、ベクトル処理を
シリアライズする命令を新設し、この命令をプログラム
中に挿入して0点を新設する。
スカラ、ベクトル別個解読方式では、ベクトル処理開始
命令にベクトル処理シリアライズ機能を設け、ベクトル
処理の開始時点をC点とする。このように、C点はプロ
グラミング上の工夫によって設定可能である。本発明は
、このC点を基準にしてベクトル処理のリトライ動作を
行うように構成される。
すなわち、本発明によれば、前記目的は、(l)、ベク
トル処理装置のベクトル処理部内にあるタスク切替時に
OSの退避回復対象の記憶領域にベクトル命令列リトラ
イ可能表示ビットとベクトル命令列リトライ中の動作実
行中であることを示すビットを設け、 (2)、ベクトル命令列リトライ・ロケーションアドレ
スを保持するレジスタを具備し、該レジスタをタスク切
替時に退避回復対象のレジスタとし、(3)、ベクトル
レジスタ、ベクトルマスクレジスタ対応に、ベクトル命
令列リトライ可否判定のための2種類のフリップフロッ
プを設け、該フリップフロップからリトライ表示ビット
をセットする論理回路を具備し、上記2種類のフリップ
フロップもタスク切替時の退避回復処理の対象とし、ま
た、(4)、ベクトル命令解読部にストア系命令実行時
にリトライ表示ビットにリトライ可否情報をセットする
論理回路を具備させ、 (5)6ベクトル処理装置のベクトル処理部内部で発生
したマシンチエツク情報に従って命令列リトライ動作を
行う論理回路を具備させることにより、達成される。
〔作用〕
ベクトル命令列リトライ動作を説明するために該動作に
関与するリソースについて次にように名称を定める。
(1)、 V P P SW (Vector Pro
cessing ProgramStatus Wor
d)*このvppswの中のリトライ可能性を示すビッ
トを「リトライ表示ビット」といい、リトライ処理中を
示すビットをR−ビットという。
(2)、命令列リトライ時のC点のアドレスを保持する
レジスタをCレジスタという。
(3)、ベクトル、ベクトルマスクレジスタ対応に具備
し、レジスタの状態を示す2種類のフリップフロップを
S−およびT−フリップフロップという。
ベクトル処理に関与するレジスタとして、(1)、ベク
トルデータを保持するベクトルレジスタ、(2)、マス
クデータを保持するベクトルマスクレジスタがある。こ
れらのレジスタの他に、(3)、スカラデータを保持す
るスカラレジスタがある。
スカラレジスタを具備しないベクトル処理装置も開発さ
れているが、この場合、スカラデータを保持する代りの
レジスタをスカラレジスタと見なす。
ベクトル命令列リトライ動作は、常に可能ではな(、本
発明では以下の場合を除き命令列のリトライを行うこと
が可能である。
<11. C点からマシンチエツク検出時点までに、ス
トア系のベクトル命令を実行している。
(2)、スカラレジスタに書込を行っている。
+3)、  C点で確定しているベクトル又はベクトル
マスクレジスタの内容を用いていて、かつそのレジスタ
に書込を行っている。
本発明では、ベクトル命令列リトライ動作を行うための
ハードウェア量をいたずらに増大させないため上記の場
合をリトライ対象から除外することとした。しかし、ス
カシ。ベクトル命令混在系の処理装置では、C点以降ス
カラレジスタに主記憶から値をローディングしこれを使
用することができる。この場合スカラレジスタについて
もベクトルレジスタと同様にレジスタ対応にフリップフ
ロップを設けこれによってリトライ可能範囲を拡大する
ことが比較的簡単にできるが、本発明ではこの方法を採
用しない。
ベクトル命令列リトライ動作は次のように行われる。
C点において、ベクトル処理をシリアライズする命令又
はベクトル処理を開始する命令を実行する際、C点の次
の命令のアドレスをCレジスタにセットする。同時にS
−、T−フリップフロップ、リトライ表示ビットを“0
”クリアする。
0点以降のベクトル処理で、ベクトル又はベクトルマス
クレジスタに主記憶からデータをロードすると、対応す
るS−フリップフロップをal”にセットする。次にS
−フリップフロップの値が“O”のベクトルレジスタ等
を引用した場合、対応するT−フリップフロップの値を
“1”にセットする。ベクトル演算命令等でベクトルレ
ジスタ7はベクトルマスクレジスタに値を書込む際、T
−フリップフロップの値が“1”の場合、リトライ表示
ピットに“1”をセットする。
0点以降のベクトル処理でストア系のベクトル命令又は
スカラレジスタを書替える命令が処理された場合、リト
ライ表示ビットを“1”にセットする。
ベクトル処理部でマシンチエツクが発生した場合、リト
ライ表示ビットの値が“0”ならば、ベクトル命令続出
回路にCレジスタ上のアドレスを転送し、主記憶上の該
アドレスから再度ベクトル命令列を読出し、命令解読回
路に送る。このときマシンチエツク信号は抑止される。
リトライ表示ビットが“1”ならぼリトライ動作不可と
見なし、マシンチエツク信号を抑止しない。
前記のベクトル命令列リトライ動作が無限に継続しない
ようにするため、命令列リトライ動作中のマシンチエツ
クは抑止しない。命令列リトライ動作中であることを示
すため、vppsw中のRビットを“1”にする。
以上の処理を行うことにより、マルチジョブ処理中であ
ってもベクトル命令列リトライ動作が可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明によるベクトル処理装置の一実施例を図面
により詳細に説明する。なお、説明を簡単にするため、
図示実施例は、ベクトル、スカラ両命令系が別個のデコ
ーダで解読されるものとする。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す概略ブロック図
、第2図〜第5図は第1図における各機能回路の夫々の
ブロック部であり、第2図はリソース状態管理回路のブ
ロック図、第3図はS、 Tフリップフロップ関連論理
部のブロック図、第4図はスカラ命令デコード関連論理
部のブロック図、第5図はリトライ制御論理回路のブロ
ック図である。第1図において、1は主記憶部、2は主
記憶制御部、3はスカラ命令読出回路、4はスカラ命令
デコード部、5はベクトル命令続出回路、6はベクトル
命令デコード部、7はリソース状態管理回路、8はディ
スパッチャ、9はリソース、10はレジスタ、12はC
レジスタ、13はS、Tフリップフロップ、14はリト
ライ表示ピットレジスタ、15はRビットレジスタ、1
6はフリップフロップ値更新論理回路、17はリトライ
表示ピットセット論理回路、18はリトライ制御回路で
ある。
いま、第1図に示すベクトル処理装置が初期化され、ス
カラ命令続出回路3から、パス50を介して主記憶制御
部2に命令フェッチリクエストが送られたものとする。
このリクエストにより、主記憶部1から読出された命令
は、パス51を通ってスカラ命令デコード部4に送られ
る。スカラ命令デコード部4は、命令を解読し、命令実
行に必要なリソースに対し、起動指示、オーダ情報等を
送出する。第1図では本発明の動作に直接関係のないこ
れらのスカラ命令処理動作部分の論理は省略されて図示
されていない。
スカラ命令デコード部4は、ベクトル命令起動命令が解
読されると、パス52を用いてリソース状態管理回路7
に問合わせを行い、ベクトル処理部内のリソースの状態
を調べる。パス52は東線で、間合せと応答処理がこの
パスを介して行われる。ベクトル命令が起動できる場合
、スカラ命令デコード部4は、パス53を介してベクト
ル命令続出回路5を起動し、起動されたベクトル命令続
出回路5は、ベクトル命令フェッチ動作のためのアドレ
スを生成しパス54上に送出する。このアドレスにより
読出されたベクトル命令は、パス55を通ってベクトル
命令デコード部6に送られ、命令デコード部6によって
解読されて、命令実行に必要なリソースの状態がパス5
6を通してリソース状態管理部路7により調べられる。
リソース状態管理回路7は、ベクトル処理部内のリソー
スの状態を管理しており、パス56上の間合せに対して
、ベクトル命令実行可の場合、パス57上に信号値“1
”を送出する。ディスパッチャ8はベクトル命令の実行
に必要な種々のオーダをリソースに対して発行する論理
回路である。オーダ類は、リソース状態管理回路7から
発行されるパス57上の信号によって各リソースに送ら
れる。
第1図において、リソース9は、ベクトル演算器、メモ
リリクエスタ等であり、レジスタ10は、ベクトルレジ
スタ、ベクトルマスクレジスタおよびスカラレジスタの
総称である。リソース9及びレジスタ10は、相互にデ
ータをパス58を介してやりとりする。リソース9と主
記憶制御部2との間のパスは省略されている。上記リソ
ース9゜レジスタ10に対してディスパッチャ8からオ
ーダがパス60.61を通って送られる。リソース9、
レジスタ10は、ベクトル命令の処理が完了するとパス
62.63を介して、リソース状態管理回路7にフリー
情報を送出する。
スカラ命令デコード部4は、ベクトル命令起動可という
条件を検出すると、パス65を通ってセット信号をCレ
ジスタ12に送出する。パス66上には命令アドレスが
スカラ命令続出回路3から送出されている。Cレジスタ
12は、パス65上のセット信号に従ってパス66上の
命令アドレスをスタックする。
レジスタ14及び15は、vppsw中のリトライ表示
ビット及びRビットである。このレジスタ14.15及
びS−フリップフロップとT−フリップフロップ13の
4種類の記憶は、パス67上の信号によってリセットさ
れろ。このパス67上の信号は、パス65上のセット信
号と同じタイミングでスカラ命令デコード部4から送出
される。
論理回路16は、S、T−フリップフロップ13の値を
変更する制御回路である。この制御回路は、ディスパッ
チャ8の出力から、レジスタに対するロード系命令が実
行された場合、S−フリップフロップの値を1″に変更
し、S−フリップフロップの値が01であって、かつレ
ジスタが参照される命令が実行された場合、T−フリッ
プフロップの値を“1”に変更する。
論理回路17は、S、T−フリップフロップ13とディ
スパッチャ8の出力から、vppsw中のリトライ表示
ビットをセットする機能を存する。
即ち、論理回路17は、パス68を介してT−フリップ
フロップのどれかが値″1”となったことが示された場
合、パス70上にセット信号を送出し、また、パス69
上にストア系の命令が実行されたことを示す信号が送出
された場合、パス70上にセット信号を送出する。
リソース9あるいはレジスタ10は、ハードウェア上の
異常を検出するとマシンチエツク信号をパス71.72
上に送出する。リトライ制御回路18は、このマシンチ
エツク信号とvppswのリトライ表示ビット14.お
よびRビット】5の値から命令列リトライが可能か否か
を調べて可能な場合、パス73上にリトライ指示信号を
送出する。このリトライ指示信号によってベクトル命令
続出回路5は、パス74を介してCレジスタ12上のア
ドレスをとり込み、主記憶制御部2にとり込んだアドレ
スを送出する。また同時に、Rビット15も“1”にセ
ットされる。Rビットが“1“にセットされた後パス7
1.72を介してリソース9またはレジスタ10からマ
シンチエツク信号が送出されるとそのジョブは異常終了
となる。
リトライ制御回路18で命令列リトライが不可能と判定
された場合、リトライ制御回路18は、パスタ5上にマ
シンチエツクが発生したことを報告する信号を送出し、
スカラ命令続出回路3、スカラ命令デコード部4にこの
信号を送る。マシンチエツク検出後の処理は汎用計算機
の場合と同じである。
第2図は第1図に示すリソース状態管理回路7のブロッ
ク図であり、以下、これについて説明する。
第2図において、パス56を介してベクトル命令デコー
ド部6から命令実行に必要なリソースの状態を調べるた
めのコードが送られる。ここではリソースを演算器等の
本来のリソースに加えてレジスタまで包含するものとす
る。フリツプフロツプtoo、  loiは、リソース
の状態を保持している。即ちフリップフロップの値が“
1″のとき、リソースビジーを示し、′0”のとき、そ
のリソースが使用可能であることを示す。
パス56上のコードは、デコーダ102によって各リソ
ース単位のチエツク信号となる。第2図において、パス
150上の信号を演算器を調べる信号とし、パス151
上の信号をレジスタを調べる信号とする。これは例を上
げて説明を容易にするためであって、演算器、レジスタ
の代りに他のリソースであってもよい。
リソースの状態を表わすフリップフロップ100゜10
1の出力は、インバータ103.104によって反転さ
れAND回路105.106に入力される。AND回路
105.106ではパス150゜151上の信号とフリ
ップフロップの出力の反転信号との論理積がとられる。
このAND回路の出力が“1”の場合、命令を実行する
リソースが使用可能であることを示す。AND回路10
5゜106の出力は、OR回路107.108に入力さ
れる。ここで命令を実行するリソースをいくつかのグル
ープに分類する。即ち、命令処理を実行する演算器、メ
モリリクエスタ等、処理結果を格納するベクトルレジス
タ又はベクトルマスクレジスタと、処理条件を示すベク
トルレジスタ又はベクトルマスクレジスタ等に分類する
。OR回路107.108は、この分類されたグループ
単位の全リソースについての論理和をとることを示す。
第2図は、図面の簡約化のため2グループのみ示したが
、容易にnグループに拡張できる。命令起動判定におい
て、1グループ内の複数のリソースを同時に使用するよ
うな判定条件は発生しない(発生しないようにグループ
分けする)。
グループ単位に判定された命令起動判定結果は、AND
回路109によって論理積がとられ、真の命令起動判定
結果となってパス57上に送出される。パス57上に送
出された結果は第1図のディスパッチャ8に送られると
ともに、AND回路110.111に送られ、パス15
0.151上の信号と論理積がとられ、フリップフロッ
プ100゜101をセットする。パス62.63を介し
て送られるリソース9またはレジスタ10からのリソー
スフリー信号は、リソース対応に具備されているフリッ
プフロップ100.101をリセットする。
パス52aを介して第1図のスカラ命令デコード部4か
らベクトル処理が完了しているか否かを調べる信号が送
出される。この実施例の方式においては、ベクトル命令
起動は、前出のベクトル処理の完了後に行われることを
前提としているので、パス52a上の信号は、AND回
路112によって全リソースの状態が調べられ、その結
果がAND回路113に送られる。AND回路113に
よってベクトル処理部のリソースの空き状態即ちベクト
ル処理の完了が調べられ、結果がパス52b上に送出さ
れる。
第3図は第1図のベクトル命令デコード部6、フリップ
フロップ値更新論理回路16、論理回路17、S、T−
フリップフロップ13のブロック図であり、以下、これ
について説明する。
第3図において、パス55を通ってベクトル命令がレジ
スタ200にセットされる。レジスタ200は、a、b
、cの3フイールドから成り、それぞれオペレーション
コード、シンク側レジスタ番号、ソース側レジスタ番号
を表わしている。
レジスタ200上に格納されたベクトル命令は、その命
令を実行するのに必要なリソースの状態を調べるためエ
ンコーダ201でリソース管理回路に送るチエツク情報
が生成される。このチエツク情報は、パス56を介して
リソース管理回路7に送出される。
レジスタ200のオペレーションコード部は、デコーダ
202で解読され、ロード系命令の場合にパス250上
に信号値″1”が送出される。また、演算処理を行う命
令でベクトルレジスタ又はベクトルマスクレジスタ上の
データをソースとする場合、パス251上に信号値“1
”が送出される。命令がストア系の命令又はスカラレジ
スタにストアする命令の場合、パス252上に信号値“
1”が送出される。
レジスタ200上の命令がリソース管理回路によって起
動可と判定されると、パス57上にセット信号が与えら
れる。このセット信号によって、パス250〜252上
の信号値がレジスタ203〜205に格納される。
点線13a、13bで囲れた部分はそれぞれS。
Tフリップフロップを表わす。このフリップフロップは
、ベクトル、ベクトルマスクレジスタに対応して複数個
具備されている。第3図では図面の簡約化のため両フリ
ップフロップ共1面のみを示した。
レジスタ200にロード系命令が格納されるとシンク側
のレジスタ番号がデコーダ206で解読され、その結果
により、スイッチング回路207に選択信号が送出され
る。これによってレジスタ203の値“1”がシンク側
レジスタ番号に対応するS−フリップフロップに送られ
、これをセットする。レジスタ200に演算処理を行う
命令でベクトルレジスタ又はベクトルマスクレジスタを
ソースとする命令が格納された場合、ソース側のレジス
タ番号は、デコーダ208によってデコードされ、セレ
クタ209の選択信号となる。ソース側のレジスタのS
−フリップフロップの値が10”でかつこのレジスタを
引用する場合がインバータ210.セレクタ209で選
択され、AND回路211に送出される。この条件とレ
ジスタ204に格納されているレジスタを引用する演算
命令条件とがAND回路211で論理積をとられ、その
結果がスイッチング回路212に送出される。
スイッチング回路212によって、ソース側レジスタ番
号に対応するT−フリップフロップがセットされる。
T−フリップフロップの出力は、OR回路213で全レ
ジスタについて論理和がとられ、結果がパス255上に
送出される。
レジスタ200にストア系又はスカシレジスタにセット
する命令が格納されるとレジスタ205に“1′″が格
納される。このレジスタの出力は、パス256を経由し
てOR回路214に入力される。OR回路214は、パ
ス255.256上の信号の論理和をとり、リトライ表
示ビットを“1”にセットする信号を生成し、この信号
をパス70上に送出する。
第4図は第1図のスカシ命令続出回路3.スカラ命令デ
コード部4.ベクトル命令続出回路5゜0レジスタ12
に関する論理のブロック図であり、以下、これについて
説明する。第4図において第1図と同じ意味を持つ論理
部、パスには同じ番号が付けられている。
第4図においてレジスタ300.301にはそれぞれス
カシ、ベクトルの命令語長が格納されている。レジスタ
302にスカシ命令の一つであるベクトル処理開始命令
がセットされると、スカラ命令デコード部4は、パス5
2a上にベクトル処理部内のリソースの状態を調べる信
号を送出し、リソース管理回路に送る。この間合せに対
し、リソース状態管理回路回路7からの応答がパス52
b上に送出される。ここではパス52b上の信号が“l
”のときベクトル処理開始可能である。
スカラ命令デコード部4は、命令処理を開始するとレジ
スタ303を1”にセットする。レジスタ303の出力
とパス52b上の信号とは、AND回路304によって
論理積がとられ命令処理完了条件を生成する。該条件は
、パス67上に送出される。パス67.65を経由して
C−レジスタ12がセットされ、レジスタ303がリセ
ットされる。
スカシ命令アドレスは、初めレジスタ305に格納され
ている。このアドレスは、パス50bを経由して主記憶
制御部2に送られると同時に加算器306に送られる。
加算器306は、レジスタ300上の値と前記アドレス
とを加算し、パス350上に送出する。パス350上の
アドレスは、パス50a上の信号が“1”となったとき
、即ち命令の実行が完了したときにレジスタ305にセ
ットされる。パス50a上の信号は、主記憶制御部2に
送られ、パス50b上のアドレスが有意であることを示
すリクエスト信号となる。
レジスタ302上にベクトル処理開始指令が格納され、
この命令によってベクトル命令列の先頭アドレスが指定
される。第4図ではこのアドレスは、パス53b上に送
出される。ベクトル処理開始命令がスカラ命令デコード
部4によって解読されるとパス53a上に信号値“1”
が送出される。
パス53a上の信号は、パス73上の信号と伴にエンコ
ーダ307によってコード化され、セレクタ308に作
用する。パス73上には前述したように、リトライ動作
指示信号が与えられる。パスタ74には、Cレジスタ1
2の出力が送られている。セレクタ308は、パス53
b及び74を選択して結果をパス351上に送出する。
パス351上のアドレスは、レジスタ309に格納され
る。
レジスタ309のセット条件は、パス53aと73上の
信号ををOR回路310で論理和をとって得る。命令列
リトライ動作中は、全てのリソースが空き状態となるこ
とはないのでパス53aと73上の両信号が共に“1°
となることはない、レジスタ309に格納されたベクト
ル命令アドレスは、パス54を経由して主記憶制御部2
に送られる。
このアドレスとレジスタ301の値は、加算器311で
加算され次ベクトル命令のアドレスを生成する。パス5
3aと73上の信号は、共にホールドされない信号であ
るため、加算結果の次ベクトル命令アドレスはパス35
1上に送出される。
第5図は第1図の論理回路18のブロック図であり、以
下、これについて説明する。第1図と同じ論理回路、パ
スには同じ番号が付けられている。
第1図において、vppswのリトライ表示ピット14
の出力、Rビット15の出力は、OR回路400によっ
て論理和がとられる。パス71゜72上の信号は、OR
回路401によって論理和がとられる。2つのOR回路
400.401の出力はAND回路402によって論理
積がとられる。
この論理積の結果は、スイッチング回路403に作用す
る。スイッチング回路403は、パス452上の信号値
が11”のとき、パス453とパス75を結合し、“0
”のレベル信号とパス73を結合する。また、スイッチ
ング回路403は、パス452上の信号値が、′0”の
とき、パス453とパス73、“O”レベル信号とパス
75を結合する。このスイッチング動作によって、リト
ライ可能な場合マシンチエツク報告が抑止される。パス
73上の信号はRビットを保持するレジスタ15をセッ
トする。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、ベクトル処理装
置において、命令列単位のリトライ動作が可能になる。
このリトライ動作は、ハードウェアで行われ、O8に対
し負荷を増大させない。このため従来のソフトウェアに
よるチエツクポイントリスタート方式に比べ、CPU時
間の増大がなく、また空間退避用の外部記憶も必要とす
ることなく、ユーザジョブのシステム異常による異常終
了の確率を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す概略ブロック部
、第2図はリソース状態管理回路のブロック図、第3図
はS、Tフリップフロップ関連論理部のブロック図、第
4図はスカラ命令デコード関連論理部のブロック図、第
5図はリトライ制御論理回路のブロック図である。 1・・・・・・・・・主記憶部、2・・・・・・・・・
主記憶制御部、3・・・・・・・・・スカラ命令続出回
路、4・・・・・・・・・スカラ命令デコード部、5・
・・・・・・・・ベクトル命令続出回路、6・・・・・
・・・・ベクトル命令デコード部、7・・・・・・・・
・リソース状態管理回路、8・・・・・・・・・ディス
パッチャ、9・・・・・・・・・リソース、10・・・
・・・・・・レジスタ、12・・・・・・・・・Cレジ
スタ、13・・・・・・・・・S、Tフリップフロップ
、14・・・・・・・・・リトライ表示ピットレジスタ
、15・・・・・・・・・Rビットレジスタ4.16・
・・川・・・フリップフロップ値更新論理回路、17・
・・・・・・・・リトライ表示ピットセット論理回路、
18・・・・・・・・・リトライ制御回路。 慎1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ベクトル処理装置において、タスク切替時にオペレ
    ーティングシステムの退避回復対象の記憶領域に、ベク
    トル命令列リトライ動作の可能性を示す情報を保持させ
    、ベクトル命令解読部でベクトル命令列リトライ動作が
    不可能となる条件を検出した場合、前記記憶領域のリト
    ライ可能性表示ビットに値を設定し、ベクトル処理部内
    で発生したマシンチェック信号をトリガとして、ベクト
    ル命令列リトライ動作を行うとともに、前記記憶領域の
    リトライ動作中を表示するビットに値を設定することを
    特徴とするベクトル処理装置。 2、前記記憶領域に保持される情報は、前記ベクトル命
    令列リトライ可能性表示ビットと、ベクトル命令列リト
    ライアドレスであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のベクトル処理装置。 3、前記記憶領域に保持される情報は、前記ベクトル命
    令列リトライ可能性表示ビット及びベクトル命令列リト
    ライ動作中であることを示すビットと、ベクトル命令列
    リトライアドレスであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のベクトル処理装置。 4、前記記憶領域に保持される情報は、前記ベクトル命
    令列リトライ可能性表示ビットと、ベクトル命令リトラ
    イアドレスと、命令列リトライ動作可能性判定のための
    条件とであり、該命令列リトライ動作可能性判定のため
    の条件は、ベクトルレジスタ、ベクトルマスクレジスタ
    対応にレジスタのベクトル命令列リトライ動作可能性に
    対する状態を作成し、これを保持する機能を備える論理
    回路により作成されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のベクトル処理装置。 5、前記記憶領域に保持される情報は、前記ベクトル命
    令列リトライ可能性表示ビットと、ベクトル命令列リト
    ライ動作中であることを示すビットと、ベクトル命令列
    リトライアドレスと、ベクトル命令列リトライ動作可能
    性判定のための条件とであることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載のベクトル処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5186002A (en) * 1991-02-06 1993-02-16 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Fluid operated booster

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5186002A (en) * 1991-02-06 1993-02-16 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Fluid operated booster

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