JP2000154225A - 高耐熱低誘電率熱硬化性樹脂 - Google Patents

高耐熱低誘電率熱硬化性樹脂

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JP2000154225A JP11123134A JP12313499A JP2000154225A JP 2000154225 A JP2000154225 A JP 2000154225A JP 11123134 A JP11123134 A JP 11123134A JP 12313499 A JP12313499 A JP 12313499A JP 2000154225 A JP2000154225 A JP 2000154225A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた耐熱性と低誘電率特性を両立させ、電
子材料として有用な熱硬化性樹脂を提供する。 【解決手段】 ジヒドロキシベンゾオキサジン樹脂に、
樹脂中の極性基密度を小さくする手法を適用し、一般式
(1)で示される構造の化合物、および/またはその開
環重合体の、構造中のR1として炭素数4〜12個の炭
化水素基を、R2及びR3として炭素数10個以下の炭化
水素基を導入する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた耐熱性と低
誘電率特性とを有する熱硬化性樹脂に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性樹脂は様々な用途に使用されて
いる。その用途の一つとして積層板、半導体封止材料な
どの電子材料があるが、電子材料に求められる性能も年
々厳しくなってきている。昨今の電子機器の高密度化を
初め、高速信号伝達性、高周波対応などに伴い、従来か
らの耐熱性に加えて、特に低誘電率特性が要求されてい
る。
【0003】半導体封止材料に低誘電率特性を付与する
ためには、低誘電率の熱可塑性樹脂とのアロイ化も一つ
の方法であるが、熱可塑性樹脂は一般的に耐熱性が低い
ため、アロイ化による方法では所定の耐熱性を得るのが
難しい。
【0004】樹脂自体の誘電率を低下させる手段として
は、樹脂中の極性基密度を小さくすることが有効なこと
が広く知られている。その目的で嵩高い非極性基を導入
する手法があるが、低誘電率特性を獲得する一方で、セ
グメント間の相互作用が小さくなること、置換基自体が
脱離し易くなることなどの理由で、耐熱性が低下するの
が通例であり、耐熱性と低誘電率特性を両立させるのは
困難であった。
【0005】一方、近年、ジヒドロキシベンゾオキサジ
ン樹脂が、耐熱性、低吸水性、低熱膨張性、低硬化収縮
などの優れた特性を有することが報告されている(J.Po
lym.Sci.PartB,Vol.32,921-927(1994);ibid.,Vol.34,1
019-1030(1996))。誘電特性についてはデータが示され
ていないが、硬化反応の温度よりはるかに高いガラス転
移点を示すことが注目されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子材料に
対する昨今のこのような要求に応えるため、優れた耐熱
性と低誘電率特性を両立させた熱硬化性樹脂を提供する
ことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、昨今の電子
材料に対するこのような要求に鑑み鋭意検討の結果、ジ
ヒドロキシベンゾオキサジン樹脂に、前記の樹脂中の極
性基密度を小さくする手法を適用することにより、優れ
た耐熱性と低誘電率特性とを併せ持つ熱硬化性樹脂が得
られることを見出し、さらに検討を進めて本発明を完成
するに至ったものである。
【0008】即ち本発明は、一般式(1)で示される構
造の化合物、および/またはその開環重合体からなるこ
とを特徴とする熱硬化性樹脂である。
【0009】
【化1】 式中、R1は置換もしくは無置換の炭素数5個以上12
個以下の脂環式炭化水素基、あるいは炭素数4個以上1
2個以下の直鎖もしくは分岐アルキリデン基または芳香
族炭化水素置換アルキリデン基であり、R2及びR3は炭
素数10個以下の脂肪族基、フェニル基、またはt−ブ
チル基がオルト位もしくはパラ位に置換されたフェニル
基で、互いに同じでも異なっていてもかまわない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における、一般式(1)で
示される構造の化合物、および/またはその開環重合
体、即ちジヒドロキシベンゾオキサジン樹脂は、フェノ
ール性水酸基を有する化合物と、一級アミンおよびホル
ムアルデヒドとを反応させることによって得ることがで
きる。反応生成物は一般的には、一般式(1)で示され
る構造の化合物の他に、2量体やより高次のオリゴマー
を含む混合物となっているが、熱硬化性樹脂としては、
混合物のまま使用して何ら差し支えはない。
【0011】一般式(1)において、R1を構成する基
は、置換もしくは無置換の炭素数5個以上12個以下の
脂環式炭化水素基、あるいは炭素数4個以上12個以下
の直鎖もしくは分岐アルキリデン基または芳香族炭化水
素置換アルキリデン基であり、より好ましくは4〜10
個の範囲とするのが望ましい。炭素数がそれぞれの範囲
の下限未満の場合は、樹脂中の極性基密度を小さくする
効果が十分でないため、目標とする低誘電率特性が発現
しない。一方、13個以上になると、樹脂のガラス転移
点や熱分解温度が低下して、高耐熱性が失われてしま
う。
【0012】炭化水素基R1の炭素数が4〜12個の範
囲で、本発明において使用される、フェノール性水酸基
を有する化合物の例としては、4,4’−プロピリデン
ビスフェノール、4,4’−(1−メチルプロピリデ
ン)ビスフェノール、4,4’−(2−メチルプロピリ
デン)ビスフェノール、4,4’−(1,3’−ジメチ
ルブチリデン)ビスフェノール、4,4’−(2−エチ
ルヘキシリデン)ビスフェノール、4,4’−ドデシリ
デンビスフェノール、4’−[1,4−フェニレンビス
(1−メチルエチリデン)]ビスフェノール、4,4’
−シクロペンチリデンビスフェノール、4,4’−シク
ロヘキシリデンビスフェノール、4,4’−(1−フェ
ニルエチリデン)ビスフェノール、1,3−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)アダマンタン、1,6−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)ジアダマンタン、炭化水素変性
フェノール樹脂などが挙げられる。
【0013】一般式(1)において、R2およびR3を構
成する基は、脂肪族基、フェニル基、またはt−ブチル
基がオルト位もしくはパラ位に置換されたフェニル基で
あり、炭素数が10個以下とするのが好ましい。炭素数
が11個以上になると、得られた樹脂のガラス転移点や
熱分解温度が低下するので、本発明の目的には適さな
い。このような一級アミンの例としては、アニリン、メ
チルアミン、エチルアミン、n-プロピルアミン、i-プ
ロピルアミン、シクロヘキシルアミン、2−t−ブチル
アニリン、4−t−ブチルアニリンなどが挙げられる。
【0014】また、ホルムアルデヒドとしては、ホルム
アルデヒド水溶液であるホルマリン、あるいはその重合
物であるパラホルムアルデヒドのいずれも使用すること
ができる。
【0015】反応溶媒としては、1−プロパノール、2
−プロパノール、1−ブタノール、1,4−ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノブチルエーテルなどの、単独もしくは混合溶媒を使用
することができる。
【0016】フェノール性水酸基のすべてを反応せるた
め、フェノール性水酸基1モルに対して、一級アミン1
モル、およびホルムアルデヒド2モル以上を用いるのが
望ましい。反応温度は、100℃以上130℃以下で行
なうのが望ましい。反応温度が100℃未満の場合は反
応が進行せず、130℃を越える場合は、一旦生成した
ベンゾオキサジン環が開環し、別のフェノール性水酸基
近辺との間で結合反応を生じて、オリゴマー化するとい
う副反応が促進されるので好ましくない。反応時間は反
応温度にもよるが、2時間から6時間で完結する。
【0017】反応終了後、溶媒を留去した後、必要に応
じてアルカリ洗浄操作を行ない、未反応のフェノール性
水酸基を有する化合物、アミン類、およびホルムアルデ
ヒドを除去することにより、ジヒドロキシベンゾオキサ
ジン樹脂が得られる。一般式(1)の構造を有する化合
物の開環重合体の分子量、あるいは混合物の平均分子量
は、特に限定はしないが、400〜3000程度が望ま
しい。3000を越えると、熱溶融しにくくなり成形が
困難になる。
【0018】本発明の熱硬化性樹脂の硬化物は、優れた
耐熱性と共に、3.0〜3.75の範囲の低い誘電率を
示す。一般に、フェノール樹脂は耐熱性は優れているも
のの、誘電率が4.5〜5程度と大きいため、低誘電率
特性が要求される電子材料には適用できない。これに対
して、エポキシ樹脂は使用する硬化剤の種類にもよる
が、誘電率は3.0〜4.2程度と低い値を示す反面、
耐熱性がやゝ低い問題がある。本発明においては、ジヒ
ドロキシベンゾオキサジン樹脂の構造中に、嵩高い非極
性基を導入することにより、樹脂の優れた耐熱性を損な
うことなく、低誘電率特性を実現し、電子材料への適用
が可能になった。
【0019】本発明による熱硬化性樹脂は、そのままで
も加熱により硬化するが、実用的には、硬化促進剤を併
用するのが好ましい。また、半導体封止材料や回路基板
等に用いるには、必要に応じて、無機フィラー、有機フ
ィラー、色素、離型剤など、当業者に公知の各種充填剤
や添加剤を使用してもかまわない。
【0020】
【実施例】以下に、実施例により本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれによって何ら限定されるものでは
ない。
【0021】特性評価のため、合成した各試料につい
て、熱分解温度、ガラス転移温度、および誘電率を測定
したが、各特性の測定方法は下記の通りとし、測定結果
はまとめて表1に示した。
【0022】1.熱分解温度 大気存在下、10℃/分の速度で昇温し、重量が5%減
少した時の温度を、熱分解温度とした。
【0023】2.ガラス転移温度 幅2mm、厚さ1.2mmに加工した樹脂硬化物を、3℃/
分の割合で昇温しながら、周波数11Hzの歪みを与え
て動的粘弾性の測定を行ない、tanδのピーク値からガ
ラス転移温度(Tg)を判定した。
【0024】3.誘電率 厚さ2mm、6cm角に切断した樹脂硬化物の板を電極に挟
み、JIS-K-6911に準じて測定を行なった。
【0025】[実施例1]フラスコに、1−プロパノー
ル30重量部と37%ホルマリン26.9重量部を入
れ、液温を5℃に保ち撹拌しながら、1−プロパノール
20重量部とアニリン15.4部重量との混合液を、滴
下して加えた。さらに、4,4’−(2−メチルプロピ
リデン)ビスフェノール20重量部を1−プロパノール
100重量部に溶解した溶液を、同様に滴下して加え、
滴下終了後、還流温度まで昇温しそのまま2時間反応を
続けた。その後溶媒を留去し、目的のジヒドロキシベン
ゾオキサジン樹脂を得た。得られた樹脂を加熱溶融し、
脱泡処理した後、間隔を2mmに設定した2枚のガラス板
の間に流し込んで、140℃3時間、160℃30分、
180℃30分、200℃30分、230℃1.5時間
と順次昇温しながら加熱硬化させた。この樹脂硬化物か
ら、所定寸法の試験片を切り出し、熱分解温度、ガラス
転移温度(動的粘弾性)、および誘電率の測定に供し
た。
【0026】[実施例2]フラスコに、1−プロパノー
ル30重量部と37%ホルマリン32.4重量部を入
れ、液温を5℃に保ち撹拌しながら、1−プロパノール
20重量部とアニリン18.6重量部との混合液を、滴
下して加えた。さらに、4,4’−(1−フェニルエチ
リデン)ビスフェノール27.6重量部を1−プロパノ
ール100重量部に溶解した溶液を、同様に滴下して加
え、滴下終了後、還流温度まで昇温しそのまま2時間反
応を続けた。その後溶媒を留去し、目的のジヒドロキシ
ベンゾオキサジン樹脂を得た。この樹脂を、実施例1と
同様にして加熱硬化させ、評価用の試験片を作成した。
【0027】[実施例3]フラスコに、1−プロパノー
ル25重量部と37%ホルマリン32.4重量部を入
れ、液温を5℃に保ち撹拌しながら、1−プロパノール
25重量部とアニリン18.6重量部との混合液を、滴
下して加えた。さらに、4,4’−シクロヘキシリデン
ビスフェノール26.8重量部を1−プロパノール10
0部に溶解した溶液を、同様に滴下して加え、滴下終了
後、還流温度まで昇温しそのまま2時間反応を続けた。
その後溶媒を留去し、目的のジヒドロキシベンゾオキサ
ジン樹脂56.8部を得た。この樹脂を、実施例1と同
様にして加熱硬化させ、評価用の試験片を作成した。
【0028】[実施例4]フラスコに、1−プロパノー
ル30重量部と37%ホルマリン33.5重量部を入
れ、液温を5℃に保ち撹拌しながら、1−プロパノール
25重量部とアニリン18.6重量部との混合液を、滴
下して加えた。さらに、1,3−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)アダマンタン32.0重量部を1−プロパノ
ール100部に溶解した溶液を、同様に滴下して加え、
滴下終了後、還流温度まで昇温しそのまま2時間反応を
続けた。その後溶媒を留去し、目的のジヒドロキシベン
ゾオキサジン樹脂を得た。この樹脂を、実施例1と同様
にして加熱硬化させ、評価用の試験片を作成した。
【0029】[実施例5]フラスコに、1−プロパノー
ル30重量部と37%ホルマリン33.5重量部を入
れ、液温を5℃に保ち撹拌しながら、1−プロパノール
25重量部と4−t−ブチルアニリン47.7重量部と
の混合液を、滴下して加えた。さらに、4,4’−シク
ロヘキシリデンビスフェノール26.8重量部を1−プ
ロパノール100部に溶解した溶液を、同様に滴下して
加え、滴下終了後、還流温度まで昇温しそのまま2時間
反応を続けた。その後溶媒を留去し、目的のジヒドロキ
シベンゾオキサジン樹脂を得た。この樹脂を、実施例1
と同様にして加熱硬化させ、評価用の試験片を作成し
た。
【0030】[比較例1]ノボラック型フェノール樹脂
(住友ベークライト社製 A−1084)100重量部
に、ヘキサメチレンテトラミン15重量部をミキサーで
混合した。この樹脂組成物を熱板上で溶融混合し冷却し
た後、150℃15分プレス成形し、さらに150℃
で、4時間後硬化を行なった。得られた樹脂硬化物か
ら、所定寸法の試験片を切り出し、熱分解温度、ガラス
転移温度(動的粘弾性)、および誘電率の測定に供し
た。
【0031】[比較例2]エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ社製 エピコート828)100重量部、ノボラ
ック型フェノール樹脂(住友ベークライト社製 PR−
51470)56重量部、および2−エチル−4−メチ
ルイミダゾール0.5重量部を溶融混合し、脱泡処理を
行なった後、間隔を2mmに設定した2枚のガラス板の間
に流し込んで、140℃3時間、80℃4時間、120
℃1時間、150℃1時間、180℃4時間と順次昇温
しながら加熱硬化させた。得られた硬化物から、実施例
1と同様にして試験片を切り出し、測定に供した。
【0032】
【表1】
【0033】表1に示した結果から明らかなように、本
発明の熱硬化性樹脂は、耐熱性(熱分解温度およびガラ
ス転移温度)の点では、従来の熱硬化性樹脂とほゞ同程
度以上の値であるが、誘電率では、従来の高耐熱性熱硬
化性樹脂では達成出来ないレベルの特性を示し、優れた
耐熱性と低誘電率特性とを両立させたものと言える。
【0034】
【発明の効果】本発明の熱硬化性樹脂は、従来の熱硬化
性樹脂では実現出来なかった、優れた耐熱性と低誘電率
特性を両立させたもので、電子材料用の樹脂として有用
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で示される構造の化合物お
    よび/またはその開環重合体からなることを特徴とする
    熱硬化性樹脂。 【化1】 式中、R1は置換もしくは無置換の炭素数5個以上12
    個以下の脂環式炭化水素基、あるいは炭素数4個以上1
    2個以下の直鎖もしくは分岐アルキリデン基または芳香
    族炭化水素置換アルキリデン基であり、R2及びR3は炭
    素数10個以下の脂肪族基、フェニル基、またはt−ブ
    チル基がオルト位もしくはパラ位に置換されたフェニル
    基で、互いに同じでも異なっていてもかまわない。
  2. 【請求項2】 一般式(1)中のR1が、2−メチルプ
    ロピリデン基であることを特徴とする、請求項1記載の
    熱硬化性樹脂。
  3. 【請求項3】 一般式(1)中のR1が、フェニルエチ
    リデン基であることを特徴とする、請求項1記載の熱硬
    化性樹脂。
  4. 【請求項4】 一般式(1)中のR1が、シクロヘキシ
    リデン基であることを特徴とする、請求項1記載の熱硬
    化性樹脂。
  5. 【請求項5】 樹脂硬化物の誘電率が、3.0〜3.7
    5の範囲であることを特徴とする、請求項1〜4のいず
    れかに記載の熱硬化性樹脂。
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