JP2000153705A - サスペンション装置 - Google Patents
サスペンション装置Info
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- JP2000153705A JP2000153705A JP10329736A JP32973698A JP2000153705A JP 2000153705 A JP2000153705 A JP 2000153705A JP 10329736 A JP10329736 A JP 10329736A JP 32973698 A JP32973698 A JP 32973698A JP 2000153705 A JP2000153705 A JP 2000153705A
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- Japan
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- stabilizer
- lower link
- fork
- shock absorber
- strut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/26—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement
- B60G3/265—Means for maintaining substantially-constant wheel camber during suspension movement ; Means for controlling the variation of the wheel position during suspension movement with a strut cylinder contributing to the suspension geometry by being linked to the wheel support via an articulation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/10—Independent suspensions
- B60G2200/17—Independent suspensions with a strut contributing to the suspension geometry by being articulated onto the wheel support
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/30—Spring/Damper and/or actuator Units
- B60G2202/31—Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
- B60G2202/312—The spring being a wound spring
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/122—Mounting of torsion springs
- B60G2204/1224—End mounts of stabiliser on wheel suspension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/129—Damper mount on wheel suspension or knuckle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スタビライザーと下部リンク部材との連結点を
車輪側寄りにしてレバー比を大きくすることでスタビラ
イザー効果を高め、同時にスタビライザーの反力がショ
ックアブソーバに曲げモーメントとして作用するのを抑
制防止する。 【解決手段】ショックアブソーバ5を含むストラット部
材3の下端部を二股のフォーク6にして、夫々のフォー
ク6を下部リンク部材2に連結すると共に、スタビライ
ザー7の車輪側端部を二股のフォーク6の間を通してロ
ッド部材8により下部リンク部材2の車輪側端部に連結
する。又は、スタビライザー7の車輪側端部をストラッ
ト部材3に連結する場合には、ロッド部材8とストラッ
ト部材3との連結点OS 及びロッド部材8とスタビライ
ザー7との連結点OT がショックアブソーバ5の軸線L
B の延長上にあるようにする。
車輪側寄りにしてレバー比を大きくすることでスタビラ
イザー効果を高め、同時にスタビライザーの反力がショ
ックアブソーバに曲げモーメントとして作用するのを抑
制防止する。 【解決手段】ショックアブソーバ5を含むストラット部
材3の下端部を二股のフォーク6にして、夫々のフォー
ク6を下部リンク部材2に連結すると共に、スタビライ
ザー7の車輪側端部を二股のフォーク6の間を通してロ
ッド部材8により下部リンク部材2の車輪側端部に連結
する。又は、スタビライザー7の車輪側端部をストラッ
ト部材3に連結する場合には、ロッド部材8とストラッ
ト部材3との連結点OS 及びロッド部材8とスタビライ
ザー7との連結点OT がショックアブソーバ5の軸線L
B の延長上にあるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のサスペンショ
ン装置に関し、特にショックアブソーバを含むストラッ
ト部材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置
に関する。
ン装置に関し、特にショックアブソーバを含むストラッ
ト部材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】このようにショックアブソーバを含むス
トラット部材を下部リンク部材に連結するサスペンショ
ン装置としては、例えば図4や図5に示すようなものが
ある。このうち、図4に示すものでは、ショックアブソ
ーバB及びコイルスプリングからなるバネ部材Pが同軸
又はほぼ同軸に配置してストラット部材Sが構成され、
ドライブシャフトVを跨ぐように、当該ストラット部材
Sの下端部を二股のフォークFとし、そのフォークFの
下端部を、ブッシュ等の弾性部材Uを介して、下部リン
ク部材Lに連結しており、左右輪の挙動を安定させるた
めのスタビライザーTの車輪側端部は、このフォークF
より車体側寄りで、個別のロッド部材Rを介して下部リ
ンク部材Lに連結されている。一方、図5に示すもので
も、ショックアブソーバB及びコイルスプリングからな
るバネ部材Pが同軸又はほぼ同軸に配置してストラット
部材Sが構成され、当該ストラット部材Sの下端部の二
股のフォークFをドライブシャフトVを跨ぐようにし
て、その下端部を、ブッシュ等の弾性部材を介して、下
部リンク部材Lに連結しているが、スタビライザーTの
車輪側端部は、個別のロッド部材Rを介してストラット
部材Sに連結されている。
トラット部材を下部リンク部材に連結するサスペンショ
ン装置としては、例えば図4や図5に示すようなものが
ある。このうち、図4に示すものでは、ショックアブソ
ーバB及びコイルスプリングからなるバネ部材Pが同軸
又はほぼ同軸に配置してストラット部材Sが構成され、
ドライブシャフトVを跨ぐように、当該ストラット部材
Sの下端部を二股のフォークFとし、そのフォークFの
下端部を、ブッシュ等の弾性部材Uを介して、下部リン
ク部材Lに連結しており、左右輪の挙動を安定させるた
めのスタビライザーTの車輪側端部は、このフォークF
より車体側寄りで、個別のロッド部材Rを介して下部リ
ンク部材Lに連結されている。一方、図5に示すもので
も、ショックアブソーバB及びコイルスプリングからな
るバネ部材Pが同軸又はほぼ同軸に配置してストラット
部材Sが構成され、当該ストラット部材Sの下端部の二
股のフォークFをドライブシャフトVを跨ぐようにし
て、その下端部を、ブッシュ等の弾性部材を介して、下
部リンク部材Lに連結しているが、スタビライザーTの
車輪側端部は、個別のロッド部材Rを介してストラット
部材Sに連結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
4に示すサスペンション装置では、下部リンク部材Lと
スタビライザーTの車輪側端部との連結点が車体側寄り
である,つまり下部リンク部材Lの車体側連結点に近
く、所謂レバー比が小さい。このようにレバー比が小さ
いと、スタビライザーによる車輪挙動安定効果,所謂ス
タビライザー効果が小さくなり易い。また、この種のサ
スペンション装置において、車輪支持部材との連結点が
一つである,所謂シングルジョイントである場合には、
図6aに示すように、ロッド部材Rと下部リンク部材L
との連結点dが、下部リンク部材Lの軸線cとオフセッ
トしていても、サスペンション装置全体はa点及びb点
の二点で車体に連結されているので、スタビライザーT
の反力による下部リンク部材Lの軸線c回りの回転を抑
制することができる。しかし、車輪支持部材との連結点
が二つである,所謂ダブルジョイントである場合には、
図6bに示すように、下部リンク部材Lは、b点の一点
で車体に連結されているだけなので、ロッド部材Rと下
部リンク部材Lとの連結点dが、下部リンク部材Lの軸
線cとオフセットしていると、スタビライザーTの反力
によって、下部リンク部材Lが軸線c回りに回転してし
まう。従って、このようなダブルジョイントタイプのサ
スペンション装置では、ロッド部材Rと下部リンク部材
Lとの連結点dを下部リンク部材Lの軸線c上に設定し
なければならない。ところが、そのようにすると、ロッ
ド部材Rが下部リンク部材Lの上方に突出した形になる
ので、前記ストラット部材Sと空間を奪い合うことにな
り、レイアウトの制限が生じる。このような場合には、
一般的にストラット部材のレイアウトが優先されるの
で、ロッド部材Rを車体側に追い込むようにする,つま
りレバー比を小さくし、スラビライザー効果が小さくな
るようにして対応しなければならない。
4に示すサスペンション装置では、下部リンク部材Lと
スタビライザーTの車輪側端部との連結点が車体側寄り
である,つまり下部リンク部材Lの車体側連結点に近
く、所謂レバー比が小さい。このようにレバー比が小さ
いと、スタビライザーによる車輪挙動安定効果,所謂ス
タビライザー効果が小さくなり易い。また、この種のサ
スペンション装置において、車輪支持部材との連結点が
一つである,所謂シングルジョイントである場合には、
図6aに示すように、ロッド部材Rと下部リンク部材L
との連結点dが、下部リンク部材Lの軸線cとオフセッ
トしていても、サスペンション装置全体はa点及びb点
の二点で車体に連結されているので、スタビライザーT
の反力による下部リンク部材Lの軸線c回りの回転を抑
制することができる。しかし、車輪支持部材との連結点
が二つである,所謂ダブルジョイントである場合には、
図6bに示すように、下部リンク部材Lは、b点の一点
で車体に連結されているだけなので、ロッド部材Rと下
部リンク部材Lとの連結点dが、下部リンク部材Lの軸
線cとオフセットしていると、スタビライザーTの反力
によって、下部リンク部材Lが軸線c回りに回転してし
まう。従って、このようなダブルジョイントタイプのサ
スペンション装置では、ロッド部材Rと下部リンク部材
Lとの連結点dを下部リンク部材Lの軸線c上に設定し
なければならない。ところが、そのようにすると、ロッ
ド部材Rが下部リンク部材Lの上方に突出した形になる
ので、前記ストラット部材Sと空間を奪い合うことにな
り、レイアウトの制限が生じる。このような場合には、
一般的にストラット部材のレイアウトが優先されるの
で、ロッド部材Rを車体側に追い込むようにする,つま
りレバー比を小さくし、スラビライザー効果が小さくな
るようにして対応しなければならない。
【0004】一方、図5に示すサスペンション装置で
は、スタビライザーTをストラット部材Sに一旦連結
し、そのストラット部材Sを下部リンク部材Lに連結し
ているので、実質的にはスタビライザーTはストラット
部材Sの連結点で下部リンク部材Lに連結されているこ
とになり、図4のものに比べれば、レバー比が大きい。
しかしながら、スタビライザーTとストラット部材Sと
の連結点がショックアブソーバBの軸線からずれてい
る、或いはスタビライザーTの反力を考慮することな
く、スタビライザーTとストラット部材Sとを連結して
いるため、スタビライザーTの反力がショックアブソー
バBへの曲げモーメントとして作用する可能性があり、
そのようになるとショックアブソーバの伸縮時にフリク
ション,つまり摩擦抵抗が増大するという問題が発生す
る。
は、スタビライザーTをストラット部材Sに一旦連結
し、そのストラット部材Sを下部リンク部材Lに連結し
ているので、実質的にはスタビライザーTはストラット
部材Sの連結点で下部リンク部材Lに連結されているこ
とになり、図4のものに比べれば、レバー比が大きい。
しかしながら、スタビライザーTとストラット部材Sと
の連結点がショックアブソーバBの軸線からずれてい
る、或いはスタビライザーTの反力を考慮することな
く、スタビライザーTとストラット部材Sとを連結して
いるため、スタビライザーTの反力がショックアブソー
バBへの曲げモーメントとして作用する可能性があり、
そのようになるとショックアブソーバの伸縮時にフリク
ション,つまり摩擦抵抗が増大するという問題が発生す
る。
【0005】本発明は、これらの諸問題を解決すべく開
発されたものであり、スタビライザー連結点のレバー比
を大きくすると共に、スタビライザーの反力がショック
アブソーバに曲げモーメントとして作用するのを抑制防
止できると共に、レイアウトの自由度を高めることがで
きるサスペンション装置を提供することを目的とするも
のである。
発されたものであり、スタビライザー連結点のレバー比
を大きくすると共に、スタビライザーの反力がショック
アブソーバに曲げモーメントとして作用するのを抑制防
止できると共に、レイアウトの自由度を高めることがで
きるサスペンション装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記諸問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係るサスペンション装置
は、ショックアブソーバを含むストラット部材を下部リ
ンク部材に連結するサスペンション装置において、前記
ストラット部材の下端部を二股のフォークにして、夫々
のフォークの下端部を下部リンク部材に連結すると共
に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二股のフォー
クの間を通し且つ個別のロッド部材を介して、下部リン
ク部材の車輪側端部に連結することを特徴とするもので
ある。
め、本発明のうち請求項1に係るサスペンション装置
は、ショックアブソーバを含むストラット部材を下部リ
ンク部材に連結するサスペンション装置において、前記
ストラット部材の下端部を二股のフォークにして、夫々
のフォークの下端部を下部リンク部材に連結すると共
に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二股のフォー
クの間を通し且つ個別のロッド部材を介して、下部リン
ク部材の車輪側端部に連結することを特徴とするもので
ある。
【0007】また、本発明のうち請求項2に係るサスペ
ンション装置は、ショックアブソーバを含むストラット
部材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置に
おいて、前記ストラット部材の下端部を二股のフォーク
にして、夫々のフォークの下端部を下部リンク部材に連
結すると共に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二
股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部材を介し
て、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材とスタビ
ライザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材と
の連結点が共にショックアブソーバの軸線又はその延長
上にあることを特徴とするものである。
ンション装置は、ショックアブソーバを含むストラット
部材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置に
おいて、前記ストラット部材の下端部を二股のフォーク
にして、夫々のフォークの下端部を下部リンク部材に連
結すると共に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二
股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部材を介し
て、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材とスタビ
ライザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材と
の連結点が共にショックアブソーバの軸線又はその延長
上にあることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明のうち請求項3に係るサスペ
ンション装置は、バネ部材及びショックアブソーバを含
むストラット部材を下部リンク部材に連結するサスペン
ション装置において、前記ストラット部材の下端部を二
股のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リ
ンク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端
部を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド
部材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部
材とスタビライザーとの連結点からロッド部材とストラ
ット部材との連結点に作用するスタビライザーの反力
が、バネ部材の弾性力によるショックアブソーバへの曲
げモーメントを打ち消すように、当該ロッド部材とスタ
ビライザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材
との連結点を配置したことを特徴とするものである。
ンション装置は、バネ部材及びショックアブソーバを含
むストラット部材を下部リンク部材に連結するサスペン
ション装置において、前記ストラット部材の下端部を二
股のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リ
ンク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端
部を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド
部材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部
材とスタビライザーとの連結点からロッド部材とストラ
ット部材との連結点に作用するスタビライザーの反力
が、バネ部材の弾性力によるショックアブソーバへの曲
げモーメントを打ち消すように、当該ロッド部材とスタ
ビライザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材
との連結点を配置したことを特徴とするものである。
【0009】なお、ストラット部材とは、コイルスプリ
ング等のバネ部材やショックアブソーバといった、サス
ペンション装置を構成する柱状部材を示す。
ング等のバネ部材やショックアブソーバといった、サス
ペンション装置を構成する柱状部材を示す。
【0010】
【発明の効果】而して、本発明のうち請求項1に係るサ
スペンション装置によれば、ストラット部材の下端部を
二股のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部
リンク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側
端部を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッ
ド部材を介して、下部リンク部材の車輪側端部に連結す
る構成としたため、スタビライザーと下部リンク部材と
の連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると
共に、スタビライザーの反力はストラット部材のショッ
クアブソーバに直接的に作用しないので、ショックアブ
ソーバに曲げモーメントが発生するのを抑制防止するこ
とができる。
スペンション装置によれば、ストラット部材の下端部を
二股のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部
リンク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側
端部を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッ
ド部材を介して、下部リンク部材の車輪側端部に連結す
る構成としたため、スタビライザーと下部リンク部材と
の連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると
共に、スタビライザーの反力はストラット部材のショッ
クアブソーバに直接的に作用しないので、ショックアブ
ソーバに曲げモーメントが発生するのを抑制防止するこ
とができる。
【0011】また、本発明のうち請求項2に係るサスペ
ンション装置によれば、ストラット部材の下端部を二股
のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リン
ク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端部
を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部
材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材
とスタビライザーとの連結点及びロッド部材とストラッ
ト部材との連結点が共にショックアブソーバの軸線又は
その延長上にある構成としたため、スタビライザーはス
トラット部材を介して下部リンク部材に連結されること
になり、実質的なスタビライザーと下部リンク部材との
連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると共
に、スタビライザーの反力はストラット部材のショック
アブソーバの軸線方向に沿って真っ直ぐ入力されること
になり、曲げモーメントが発生するのを抑制防止するこ
とができる。
ンション装置によれば、ストラット部材の下端部を二股
のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リン
ク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端部
を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部
材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材
とスタビライザーとの連結点及びロッド部材とストラッ
ト部材との連結点が共にショックアブソーバの軸線又は
その延長上にある構成としたため、スタビライザーはス
トラット部材を介して下部リンク部材に連結されること
になり、実質的なスタビライザーと下部リンク部材との
連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると共
に、スタビライザーの反力はストラット部材のショック
アブソーバの軸線方向に沿って真っ直ぐ入力されること
になり、曲げモーメントが発生するのを抑制防止するこ
とができる。
【0012】また、本発明のうち請求項3に係るサスペ
ンション装置によれば、ストラット部材の下端部を二股
のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リン
ク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端部
を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部
材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材
とスタビライザーとの連結点からロッド部材とストラッ
ト部材との連結点に作用するスタビライザーの反力が、
バネ部材の弾性力によるショックアブソーバへの曲げモ
ーメントを打ち消すように、当該ロッド部材とスタビラ
イザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材との
連結点を配置する構成としたため、スタビライザーはス
トラット部材を介して下部リンク部材に連結されること
になり、実質的なスタビライザーと下部リンク部材との
連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると共
に、スタビライザーの反力を偶力とする曲げモーメント
がバネ部材の弾性力による曲げモーメントと相殺してシ
ョックアブソーバに曲げモーメントが入力されるのを抑
制防止することができる。
ンション装置によれば、ストラット部材の下端部を二股
のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リン
ク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端部
を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部
材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材
とスタビライザーとの連結点からロッド部材とストラッ
ト部材との連結点に作用するスタビライザーの反力が、
バネ部材の弾性力によるショックアブソーバへの曲げモ
ーメントを打ち消すように、当該ロッド部材とスタビラ
イザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材との
連結点を配置する構成としたため、スタビライザーはス
トラット部材を介して下部リンク部材に連結されること
になり、実質的なスタビライザーと下部リンク部材との
連結点を車輪側寄りにしてレバー比を大きくできると共
に、スタビライザーの反力を偶力とする曲げモーメント
がバネ部材の弾性力による曲げモーメントと相殺してシ
ョックアブソーバに曲げモーメントが入力されるのを抑
制防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るサスペンション
装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1
には、本発明のサスペンション装置の第1実施形態を示
す。車輪支持部材1の下端部に車輪側端部が連結された
下部リンク部材2は、その車体側端部がブッシュ等の弾
性部材21を介して、図示されないサスペンションメン
バー等の車体部材に揺動可能に連結される。一方、本実
施形態のストラット部材3は、コイルスプリングからな
るバネ部材4とショックアブソーバ5とを同軸又はほぼ
同軸に配設して構成されており、車輪支持部材1から立
ち上げられた上部リンク部材22がストラット部材3の
上方に連結され、ストラット部材3そのものは、その上
端部が図示されない車体に連結される。なお、転舵輪で
ある本実施形態では、車輪支持部材1に操舵のためのタ
イロッド23が連結されている。
装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1
には、本発明のサスペンション装置の第1実施形態を示
す。車輪支持部材1の下端部に車輪側端部が連結された
下部リンク部材2は、その車体側端部がブッシュ等の弾
性部材21を介して、図示されないサスペンションメン
バー等の車体部材に揺動可能に連結される。一方、本実
施形態のストラット部材3は、コイルスプリングからな
るバネ部材4とショックアブソーバ5とを同軸又はほぼ
同軸に配設して構成されており、車輪支持部材1から立
ち上げられた上部リンク部材22がストラット部材3の
上方に連結され、ストラット部材3そのものは、その上
端部が図示されない車体に連結される。なお、転舵輪で
ある本実施形態では、車輪支持部材1に操舵のためのタ
イロッド23が連結されている。
【0014】そして、前記ストラット部材3の下端部
は、二股のフォーク6になっており、夫々のフォーク6
の下端部を、下部リンク部材2にブッシュ等の弾性部材
24を介して連結する。各フォーク6の下端部の下部リ
ンク部材2との連結点の弾性中心は、ショックアブソー
バ5の軸線延長上にあり、下部リンク部材2の揺動に伴
ってショックアブソーバ5に曲げモーメントが発生しな
いようになっている。
は、二股のフォーク6になっており、夫々のフォーク6
の下端部を、下部リンク部材2にブッシュ等の弾性部材
24を介して連結する。各フォーク6の下端部の下部リ
ンク部材2との連結点の弾性中心は、ショックアブソー
バ5の軸線延長上にあり、下部リンク部材2の揺動に伴
ってショックアブソーバ5に曲げモーメントが発生しな
いようになっている。
【0015】また、前記ストラット部材3の二股のフォ
ーク6の間には、下部リンク部材2からブラケット25
が立設されており、左右輪の挙動を安定させるスタビラ
イザー7の車輪側端部は、二股のフォーク6の間を通し
て、このブラケット25の上方まで延設され、このスタ
ビライザー7の車輪側端部とブラケット25とを、両端
にボールジョイント型連結構造26を有するロッド部材
8で連結する。従って、スタビライザー7の反力は下部
リンク部材2に作用するだけで、ショックアブソーバ5
に曲げモーメントを発生させることはない。また、スタ
ビライザー7と下部リンク部材2との連結点を車輪側寄
りにすることができるので、下部リンク部材2の車輪側
連結点からのレバー比を大きくすることができ、スタビ
ライザー効果を高めることができる。また、これに合わ
せて、ロッド部材8とショックアブソーバ5とが下部リ
ンク部材2の上方の空間を奪い合うこともなく、レイア
ウトの自由度が高まる。
ーク6の間には、下部リンク部材2からブラケット25
が立設されており、左右輪の挙動を安定させるスタビラ
イザー7の車輪側端部は、二股のフォーク6の間を通し
て、このブラケット25の上方まで延設され、このスタ
ビライザー7の車輪側端部とブラケット25とを、両端
にボールジョイント型連結構造26を有するロッド部材
8で連結する。従って、スタビライザー7の反力は下部
リンク部材2に作用するだけで、ショックアブソーバ5
に曲げモーメントを発生させることはない。また、スタ
ビライザー7と下部リンク部材2との連結点を車輪側寄
りにすることができるので、下部リンク部材2の車輪側
連結点からのレバー比を大きくすることができ、スタビ
ライザー効果を高めることができる。また、これに合わ
せて、ロッド部材8とショックアブソーバ5とが下部リ
ンク部材2の上方の空間を奪い合うこともなく、レイア
ウトの自由度が高まる。
【0016】次に、図2には、本発明のサスペンション
装置の第2実施形態を示す。この実施形態では、下部リ
ンク部材2が二本用いられており、その夫々が、車輪支
持部材1と車体部材11との間で揺動可能に連結されて
いる。また、ストラット部材3もコイルスプリングから
なるバネ部材4とショックアブソーバ5とを同軸又はほ
ぼ同軸に配設して構成されており、その下端部を二股の
フォーク6にして、図示手前側の下部リンク部材2に、
ブッシュ等の弾性部材24を介して連結している。ここ
でも、ストラット部材3と下部リンク部材2との連結点
は、ショックアブソーバ5の軸線LB の延長上にあり、
下部リンク部材2の揺動に伴ってショックアブソーバ5
に曲げモーメントが発生しないようにしてある。
装置の第2実施形態を示す。この実施形態では、下部リ
ンク部材2が二本用いられており、その夫々が、車輪支
持部材1と車体部材11との間で揺動可能に連結されて
いる。また、ストラット部材3もコイルスプリングから
なるバネ部材4とショックアブソーバ5とを同軸又はほ
ぼ同軸に配設して構成されており、その下端部を二股の
フォーク6にして、図示手前側の下部リンク部材2に、
ブッシュ等の弾性部材24を介して連結している。ここ
でも、ストラット部材3と下部リンク部材2との連結点
は、ショックアブソーバ5の軸線LB の延長上にあり、
下部リンク部材2の揺動に伴ってショックアブソーバ5
に曲げモーメントが発生しないようにしてある。
【0017】さて、本実施形態では、前記ショックアブ
ソーバ5の軸線の延長にロッド部材8の軸線を一致させ
るようにして、当該ロッド部材8をストラット部材3の
二股のフォーク6の間に下方向きに取付け、その下端部
に設けられたボールジョイント型連結構造27を用い
て、スタビライザー7の車輪側端部を連結する。従っ
て、ロッド部材8とストラット部材3との連結点OS 及
びロッド部材8とスタビライザー7との連結点OT は、
ショックアブソーバ5の軸線LB の延長上に存在する。
これにより、スタビライザー7の反力はショックアブソ
ーバ5の軸線LB の延長上で作用するから、ショックア
ブソーバ5に曲げモーメントは作用しない。また、スタ
ビライザー7はストラット部材3のフォーク6を介して
下部リンク部材2に連結されているので、下部リンク部
材2の車体側連結点からのレバー比を大きくすることが
でき、スタビライザー効果を高めることができる。
ソーバ5の軸線の延長にロッド部材8の軸線を一致させ
るようにして、当該ロッド部材8をストラット部材3の
二股のフォーク6の間に下方向きに取付け、その下端部
に設けられたボールジョイント型連結構造27を用い
て、スタビライザー7の車輪側端部を連結する。従っ
て、ロッド部材8とストラット部材3との連結点OS 及
びロッド部材8とスタビライザー7との連結点OT は、
ショックアブソーバ5の軸線LB の延長上に存在する。
これにより、スタビライザー7の反力はショックアブソ
ーバ5の軸線LB の延長上で作用するから、ショックア
ブソーバ5に曲げモーメントは作用しない。また、スタ
ビライザー7はストラット部材3のフォーク6を介して
下部リンク部材2に連結されているので、下部リンク部
材2の車体側連結点からのレバー比を大きくすることが
でき、スタビライザー効果を高めることができる。
【0018】次に、図3には、本発明のサスペンション
装置の第3実施形態を示す。この実施形態でも、前記第
2実施形態と同様に、下部リンク部材2が二本用いられ
ており、その夫々が、車輪支持部材1と車体部材11と
の間で揺動可能に連結されている。また、ストラット部
材3もコイルスプリングからなるバネ部材4とショック
アブソーバ5とを配設して構成されており、その下端部
を二股のフォーク6にして、図示手前側の下部リンク部
材2に連結している。また、ここでも、ストラット部材
3と下部リンク部材2との連結点は、ショックアブソー
バ5の軸線LBの延長上にある。但し、コイルスプリン
グからなるバネ部材4の軸線LP とショックアブソーバ
5の軸線LB とはずれていて、バネ部材4の軸線LP の
方がショックアブソーバ5の軸線LB より車両幅方向外
側にあって、その下方延長部が互いに交差するようにな
っている。
装置の第3実施形態を示す。この実施形態でも、前記第
2実施形態と同様に、下部リンク部材2が二本用いられ
ており、その夫々が、車輪支持部材1と車体部材11と
の間で揺動可能に連結されている。また、ストラット部
材3もコイルスプリングからなるバネ部材4とショック
アブソーバ5とを配設して構成されており、その下端部
を二股のフォーク6にして、図示手前側の下部リンク部
材2に連結している。また、ここでも、ストラット部材
3と下部リンク部材2との連結点は、ショックアブソー
バ5の軸線LBの延長上にある。但し、コイルスプリン
グからなるバネ部材4の軸線LP とショックアブソーバ
5の軸線LB とはずれていて、バネ部材4の軸線LP の
方がショックアブソーバ5の軸線LB より車両幅方向外
側にあって、その下方延長部が互いに交差するようにな
っている。
【0019】そのため、本実施形態では、前記ストラッ
ト部材3の二股のフォーク6の間で且つそれらの分岐点
の近傍で、ロッド部材8の上端部のボールジョイント型
連結構造28によりストラット部材3とロッド部材8と
を揺動可能に連結すると共に、ストラット部材3の二股
のフォーク6の間を通してスタビライザー7を延長し、
ショックアブソーバ5の軸線LB より車両幅方向外側
で、スタビライザー7の車輪側端部をロッド部材8の下
端部のボールジョイント型連結構造28に揺動可能に連
結する。即ち、ロッド部材8の軸線LR はショックアブ
ソーバ5の軸線L B より車両幅方向外側にあって、その
上端連結部で互いに交差するようになっている。従っ
て、スタビライザー7の反力FT によってショックアブ
ソーバ5には曲げモーメントMT が作用するが、この曲
げモーメントMT は、バネ部材4の弾性力FP がショッ
クアブソーバ5に及ぼす曲げモーメントMP と向きが逆
で且つ大きさが同じであるため、両者は互いに相殺し合
い、結果的にショックアブソーバ5には曲げモーメント
が発生しない。また、スタビライザー7はストラット部
材3のフォーク6を介して下部リンク部材2に連結され
ているので、下部リンク部材2の車体側連結点からのレ
バー比を大きくすることができ、スタビライザー効果を
高めることができる。
ト部材3の二股のフォーク6の間で且つそれらの分岐点
の近傍で、ロッド部材8の上端部のボールジョイント型
連結構造28によりストラット部材3とロッド部材8と
を揺動可能に連結すると共に、ストラット部材3の二股
のフォーク6の間を通してスタビライザー7を延長し、
ショックアブソーバ5の軸線LB より車両幅方向外側
で、スタビライザー7の車輪側端部をロッド部材8の下
端部のボールジョイント型連結構造28に揺動可能に連
結する。即ち、ロッド部材8の軸線LR はショックアブ
ソーバ5の軸線L B より車両幅方向外側にあって、その
上端連結部で互いに交差するようになっている。従っ
て、スタビライザー7の反力FT によってショックアブ
ソーバ5には曲げモーメントMT が作用するが、この曲
げモーメントMT は、バネ部材4の弾性力FP がショッ
クアブソーバ5に及ぼす曲げモーメントMP と向きが逆
で且つ大きさが同じであるため、両者は互いに相殺し合
い、結果的にショックアブソーバ5には曲げモーメント
が発生しない。また、スタビライザー7はストラット部
材3のフォーク6を介して下部リンク部材2に連結され
ているので、下部リンク部材2の車体側連結点からのレ
バー比を大きくすることができ、スタビライザー効果を
高めることができる。
【図1】本発明のサスペンション装置の第1実施形態を
示すものであり、(a)は背面図、(b)はその左側面
図である。
示すものであり、(a)は背面図、(b)はその左側面
図である。
【図2】本発明のサスペンション装置の第2実施形態を
示すものであり、(a)は斜視図、(b)はその左側面
図,(c)は骨格図である。
示すものであり、(a)は斜視図、(b)はその左側面
図,(c)は骨格図である。
【図3】本発明のサスペンション装置の第3実施形態を
示すものであり、(a)は斜視図、(b)は骨格図であ
る。
示すものであり、(a)は斜視図、(b)は骨格図であ
る。
【図4】従来のサスペンション装置の一例を示す背面図
である。
である。
【図5】従来のサスペンション装置の他の例を示す斜視
図である。
図である。
【図6】図4のサスペンション装置におけるスタビライ
ザー反力の説明図である。
ザー反力の説明図である。
1は車輪支持部材 2は下部リンク部材 3はストラット部材 4はバネ部材 5はショックアブソーバ 6はフォーク 7はスタビライザー 8はロッド部材 OS はストラット部材とロッド部材との連結点 OT はスタビライザーとロッド部材との連結点 FT はスタビライザーの反力 FP はバネ部材の弾性力 MT はスタビライザーの反力による曲げモーメント MP はバネ部材の弾性力による曲げモーメント
Claims (3)
- 【請求項1】 ショックアブソーバを含むストラット部
材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置にお
いて、前記ストラット部材の下端部を二股のフォークに
して、夫々のフォークの下端部を下部リンク部材に連結
すると共に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二股
のフォークの間を通し且つ個別のロッド部材を介して、
下部リンク部材の車輪側端部に連結することを特徴とす
るサスペンション装置。 - 【請求項2】 ショックアブソーバを含むストラット部
材を下部リンク部材に連結するサスペンション装置にお
いて、前記ストラット部材の下端部を二股のフォークに
して、夫々のフォークの下端部を下部リンク部材に連結
すると共に、スタビライザーの車輪側端部を、前記二股
のフォークの間を通し且つ個別のロッド部材を介して、
ストラット部材に連結し、当該ロッド部材とスタビライ
ザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材との連
結点が共にショックアブソーバの軸線又はその延長上に
あることを特徴とするサスペンション装置。 - 【請求項3】 バネ部材及びショックアブソーバを含む
ストラット部材を下部リンク部材に連結するサスペンシ
ョン装置において、前記ストラット部材の下端部を二股
のフォークにして、夫々のフォークの下端部を下部リン
ク部材に連結すると共に、スタビライザーの車輪側端部
を、前記二股のフォークの間を通し且つ個別のロッド部
材を介して、ストラット部材に連結し、当該ロッド部材
とスタビライザーとの連結点からロッド部材とストラッ
ト部材との連結点に作用するスタビライザーの反力が、
バネ部材の弾性力によるショックアブソーバへの曲げモ
ーメントを打ち消すように、当該ロッド部材とスタビラ
イザーとの連結点及びロッド部材とストラット部材との
連結点を配置したことを特徴とするサスペンション装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329736A JP2000153705A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10329736A JP2000153705A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | サスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153705A true JP2000153705A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18224710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10329736A Pending JP2000153705A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | サスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000153705A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1683663A1 (de) * | 2005-01-25 | 2006-07-26 | Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft | Radaufhängung für ein Kraftfahrzeug |
EP1867501A1 (en) | 2006-06-13 | 2007-12-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Suspension Structure |
JP2008168804A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mazda Motor Corp | 車両用駆動装置の配設構造 |
US8052160B2 (en) | 2007-07-24 | 2011-11-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular suspension device |
EP2668416A4 (en) * | 2011-01-28 | 2017-11-15 | Hendrickson USA, L.L.C. | Shock mount support assembly for heavy-duty vehicles |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP10329736A patent/JP2000153705A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1683663A1 (de) * | 2005-01-25 | 2006-07-26 | Dr.Ing. h.c.F. Porsche Aktiengesellschaft | Radaufhängung für ein Kraftfahrzeug |
EP1867501A1 (en) | 2006-06-13 | 2007-12-19 | Nissan Motor Co., Ltd. | Suspension Structure |
US7748727B2 (en) | 2006-06-13 | 2010-07-06 | Nissan Motor Co., Ltd. | Suspension structure |
JP2008168804A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mazda Motor Corp | 車両用駆動装置の配設構造 |
US8052160B2 (en) | 2007-07-24 | 2011-11-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular suspension device |
EP2668416A4 (en) * | 2011-01-28 | 2017-11-15 | Hendrickson USA, L.L.C. | Shock mount support assembly for heavy-duty vehicles |
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