JPH01212604A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents
車両のサスペンション装置Info
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- JPH01212604A JPH01212604A JP3737488A JP3737488A JPH01212604A JP H01212604 A JPH01212604 A JP H01212604A JP 3737488 A JP3737488 A JP 3737488A JP 3737488 A JP3737488 A JP 3737488A JP H01212604 A JPH01212604 A JP H01212604A
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- knuckle
- divided
- ball joint
- split
- wheel support
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 11
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/40—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
- B60G2200/46—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions camber angle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/14—Mounting of suspension arms
- B60G2204/148—Mounting of suspension arms on the unsprung part of the vehicle, e.g. wheel knuckle or rigid axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/50—Constructional features of wheel supports or knuckles, e.g. steering knuckles, spindle attachments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は操舵輪を支持するための車両のサスペンション
装置に関するものである。
装置に関するものである。
(従来技術)
操舵輪を支持するサスペンション装置にあっては、サス
ペンションアームによって、上下動自在かつ転舵自在と
して車体に支持される車輪支持部材としてのナックルを
有し、このナックルに操舵輪が取付けられる。このナッ
クルは、さらに、ナックルアームな有して、ナックルア
ームに対して操舵力が人力されること□により操舵輪が
転舵されることになる。
ペンションアームによって、上下動自在かつ転舵自在と
して車体に支持される車輪支持部材としてのナックルを
有し、このナックルに操舵輪が取付けられる。このナッ
クルは、さらに、ナックルアームな有して、ナックルア
ームに対して操舵力が人力されること□により操舵輪が
転舵されることになる。
ところで、車両のサスペンション装置にあっては、操安
性確保および乗心地確保の点から、前後力を受けt−際
には車輪が前後方向に比較的容易に動き得ることが望ま
れ、逆に横力を受けた際には車輪が勝手に動かないよう
にすることが望まれる。このようなことは、車□輪が操
舵輪である場合にも同様に要求される。
性確保および乗心地確保の点から、前後力を受けt−際
には車輪が前後方向に比較的容易に動き得ることが望ま
れ、逆に横力を受けた際には車輪が勝手に動かないよう
にすることが望まれる。このようなことは、車□輪が操
舵輪である場合にも同様に要求される。
−1−述のような観点から、操舵輪が前後力向には動き
易く、かつ横方向には動きに<<オるサスペンション装
置として、米国特許明細17−4.155.566およ
び2,882.065のようなものが提案されている。
易く、かつ横方向には動きに<<オるサスペンション装
置として、米国特許明細17−4.155.566およ
び2,882.065のようなものが提案されている。
この各米国特許明細書記載のものは、いずれも、ナック
ルを上分割ナックルと下分割ナックルとの2分割構成と
すると共に、この上下の分割ナックルを、弾性部材を利
用して、前後方向には軟らかくかつ横方向には硬くなる
ように結合しである。
ルを上分割ナックルと下分割ナックルとの2分割構成と
すると共に、この上下の分割ナックルを、弾性部材を利
用して、前後方向には軟らかくかつ横方向には硬くなる
ように結合しである。
より具体的には、米国特許明細’44,155゜566
にあっては、下分割ナックルに、スピンドル(操舵輪の
取付部)およびナックルアームを設けると共に、車幅方
向内側に向けて伸びる連結軸を形成して、この連結軸に
対して、上分割ナックルの下端部な回転自在に結合して
いる。そして、下分割ナックルには、上記上分割ナック
ルの下端部を囲むように支持筒を一体的に形成して、こ
の支持筒と上分割ナックルとの間に弾性部材を介装させ
である。これにより、上分割ナックルは、連結軸を中心
にして、弾性部材の弾性変形の範囲内において容易に揺
動し得る一方、上分割ナックルは連結軸の軸線に対して
は傾きを生じにくくなっている。換言すれば、上分割ナ
ックルの連結軸を中心にした揺動が生じ易いということ
は、前後力を受けた際に操舵輪が容易に前後方向に動き
得ることとなり、また上分割ナックルが連結軸に対して
傾き難いということは、横力を受けた際の操舵輪の横方
向の動きが規制されることになる。
にあっては、下分割ナックルに、スピンドル(操舵輪の
取付部)およびナックルアームを設けると共に、車幅方
向内側に向けて伸びる連結軸を形成して、この連結軸に
対して、上分割ナックルの下端部な回転自在に結合して
いる。そして、下分割ナックルには、上記上分割ナック
ルの下端部を囲むように支持筒を一体的に形成して、こ
の支持筒と上分割ナックルとの間に弾性部材を介装させ
である。これにより、上分割ナックルは、連結軸を中心
にして、弾性部材の弾性変形の範囲内において容易に揺
動し得る一方、上分割ナックルは連結軸の軸線に対して
は傾きを生じにくくなっている。換言すれば、上分割ナ
ックルの連結軸を中心にした揺動が生じ易いということ
は、前後力を受けた際に操舵輪が容易に前後方向に動き
得ることとなり、また上分割ナックルが連結軸に対して
傾き難いということは、横力を受けた際の操舵輪の横方
向の動きが規制されることになる。
また、前記米国特許明細書2,882,065のものも
、ナックルが上分割ナックルと下分割ナックルとの2つ
の分割構成とされて、下分割ナックルに対してスピンド
ルおよびナックルアームが設けられる他、車幅方向内側
へ伸びる連結軸を有する。そして、この連結軸に対して
上分割ナックルの下端部を回転自在に結合する一方、下
分割ナックルをこの上分割ナックルを少なくとも前後方
向から囲むような支持部を設けて、この支持部と上分割
ナックルとの間、すなわち上分割ナックルを挟んで前後
にそれぞれ弾性部材を介装させである。
、ナックルが上分割ナックルと下分割ナックルとの2つ
の分割構成とされて、下分割ナックルに対してスピンド
ルおよびナックルアームが設けられる他、車幅方向内側
へ伸びる連結軸を有する。そして、この連結軸に対して
上分割ナックルの下端部を回転自在に結合する一方、下
分割ナックルをこの上分割ナックルを少なくとも前後方
向から囲むような支持部を設けて、この支持部と上分割
ナックルとの間、すなわち上分割ナックルを挟んで前後
にそれぞれ弾性部材を介装させである。
これにより、米国特許明細書4.155.566と同じ
ように、上分割ナックルの下分割ナックルに対する揺動
を許容しつつ横方向の相対変化を規制している。
ように、上分割ナックルの下分割ナックルに対する揺動
を許容しつつ横方向の相対変化を規制している。
そして、上記両米国特許明細書のものにおいては、それ
ぞれ、上分割ナックルが上サスペンションアームを介し
て車体に連結され、また下分割ナックルが下サスペンシ
ョンアームな介して車体に連結されている。
ぞれ、上分割ナックルが上サスペンションアームを介し
て車体に連結され、また下分割ナックルが下サスペンシ
ョンアームな介して車体に連結されている。
(9,明が解決しようとする問題点)
しかしながら、前記従来のものでは、サスペンションジ
オメトリの変化、特にキャンバ変化が生じ易いという問
題を生じ、この点において何等かの対策が望まれること
になる。このような問題点を詳述すると、次の通りであ
る。
オメトリの変化、特にキャンバ変化が生じ易いという問
題を生じ、この点において何等かの対策が望まれること
になる。このような問題点を詳述すると、次の通りであ
る。
すなわち、従来のものは、いずれも、車幅方向に伸びる
一本の連結軸によって、上F分割ナックルの倒れすなわ
ち横方向の揺動変位を規制している。しかしながら、こ
の連結軸は、横方向長さを長くするには限度があり、し
かも上下の分割ナックル同士が、相対的に回動し得るよ
うにするため当該連結軸を利用した結合というものに少
なからずクリアランスを必要とすることになる。この結
果、上下の分割ナックル同士は、連結軸を中心にして相
対的に横方向に倒れやすくなり、この倒れは結局キャン
バ変化として表われることになる。
一本の連結軸によって、上F分割ナックルの倒れすなわ
ち横方向の揺動変位を規制している。しかしながら、こ
の連結軸は、横方向長さを長くするには限度があり、し
かも上下の分割ナックル同士が、相対的に回動し得るよ
うにするため当該連結軸を利用した結合というものに少
なからずクリアランスを必要とすることになる。この結
果、上下の分割ナックル同士は、連結軸を中心にして相
対的に横方向に倒れやすくなり、この倒れは結局キャン
バ変化として表われることになる。
このような問題を回避すべく、連結軸を利用した結合と
いうものを極力遊びが無いように設定することが考えら
れるが、回動を許容するという観点から限度があり、し
かもあまりきつく結合すると上下の分割ナックルの相対
的な前後方向変位が阻害され、乗心地向上という本来の
目的にそぐわないものとなる。
いうものを極力遊びが無いように設定することが考えら
れるが、回動を許容するという観点から限度があり、し
かもあまりきつく結合すると上下の分割ナックルの相対
的な前後方向変位が阻害され、乗心地向上という本来の
目的にそぐわないものとなる。
本発明は以上ような事情を勘案してなされたもので、車
輪支持部材と第1と第2の2つの分割車輪支持部材によ
って構成したものを前提として、乗心地を十分に確保し
つつキャンバ変化を防止することができるようにした車
両のサスペンション装置を提供することにある。
輪支持部材と第1と第2の2つの分割車輪支持部材によ
って構成したものを前提として、乗心地を十分に確保し
つつキャンバ変化を防止することができるようにした車
両のサスペンション装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては次のような構成としであ
る。すなわち、車輪支持部材が、上サスペンションアー
ムを介して車体に連結された第1車輪支持部材と、下す
スペンションアームを介して車体に連結された第2分割
車輪支持部材との2つの分割体として構成され、 前記第1.第2の車輪支持部材同士が、互いに上下に隔
置されたボールジヨイントと該ボールジヨイントを中心
として前後方向の動きのみを許容する変位方向規制部材
とによって結合されている、 ような構成としである。
成するため、本発明にあっては次のような構成としであ
る。すなわち、車輪支持部材が、上サスペンションアー
ムを介して車体に連結された第1車輪支持部材と、下す
スペンションアームを介して車体に連結された第2分割
車輪支持部材との2つの分割体として構成され、 前記第1.第2の車輪支持部材同士が、互いに上下に隔
置されたボールジヨイントと該ボールジヨイントを中心
として前後方向の動きのみを許容する変位方向規制部材
とによって結合されている、 ような構成としである。
このように、本発明では、上下に間隔を有するボールジ
ヨイントと変位方向規制部材とにより第1と第2の分割
車輪支持部材同士の横方向の倒れが防止されることにな
る。この場合、回動を確保することになるボールジヨイ
ントは、そのがたつきといものが軸を利用した場合に比
してはるかに小さいものとすることができる。この結果
、ボールジヨイントを中心とした分割車輪支持部材同士
のスムーズな前後方向変位すなわち十分な乗心地が確保
され、かつキャンバ変化が防止される。
ヨイントと変位方向規制部材とにより第1と第2の分割
車輪支持部材同士の横方向の倒れが防止されることにな
る。この場合、回動を確保することになるボールジヨイ
ントは、そのがたつきといものが軸を利用した場合に比
してはるかに小さいものとすることができる。この結果
、ボールジヨイントを中心とした分割車輪支持部材同士
のスムーズな前後方向変位すなわち十分な乗心地が確保
され、かつキャンバ変化が防止される。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
1上叉11
第1図、第2図において、1は車輪支持部材としてのナ
ックルで、これは第1分割車輪支持部材としての上分割
ナックルIAと第2分割車輪支持部材としての下分割ナ
ックルIBとの2分割構成とされている。また、2は上
サスペンションアーム、3は下サスペンションアームで
、該両者2と3とはそれぞれ車幅方向に伸びるいわゆる
A型アームとされている。この上サスペンションアーム
2.3は、それぞれ二叉状とされたその車幅方向内端部
が、弾性ブシュ4あるいは5を介して、前後方向に伸び
る軸線11あるいは22を中心として、車体6に回動自
在に連結されている。 そして、上サスペンションアー
ム2の車幅方向外端部が、ボールジヨイント7を介して
上分割ナックルIA上端部に連結され、また下サスペン
ションアーム3の車幅方向外端部が、ボールジヨイント
8を介して下分割ナックルIBの下端部に連結されてい
る。
ックルで、これは第1分割車輪支持部材としての上分割
ナックルIAと第2分割車輪支持部材としての下分割ナ
ックルIBとの2分割構成とされている。また、2は上
サスペンションアーム、3は下サスペンションアームで
、該両者2と3とはそれぞれ車幅方向に伸びるいわゆる
A型アームとされている。この上サスペンションアーム
2.3は、それぞれ二叉状とされたその車幅方向内端部
が、弾性ブシュ4あるいは5を介して、前後方向に伸び
る軸線11あるいは22を中心として、車体6に回動自
在に連結されている。 そして、上サスペンションアー
ム2の車幅方向外端部が、ボールジヨイント7を介して
上分割ナックルIA上端部に連結され、また下サスペン
ションアーム3の車幅方向外端部が、ボールジヨイント
8を介して下分割ナックルIBの下端部に連結されてい
る。
下分割ナックルIBには、その下端部において、車幅方
向外方側へ向けて伸びるスピンドル9が突設されて、こ
のスピンドル9を回転中心として前輪としての操舵輪1
0が回転自在に取付けられるようになっている。なお、
実施例では、操舵輪10が従動輪の場合を示しである。
向外方側へ向けて伸びるスピンドル9が突設されて、こ
のスピンドル9を回転中心として前輪としての操舵輪1
0が回転自在に取付けられるようになっている。なお、
実施例では、操舵輪10が従動輪の場合を示しである。
また、上分割ナックルIAには、第2図に示すように、
その下端部において、前方へ伸びるナックルアーム11
が突設され、このナックルアーム11の先端部に、ボー
ルジヨイント12を介してステアリング機構の一部を構
成するタイロッド13が連結されている。
その下端部において、前方へ伸びるナックルアーム11
が突設され、このナックルアーム11の先端部に、ボー
ルジヨイント12を介してステアリング機構の一部を構
成するタイロッド13が連結されている。
上分割ナックルIAと下分割ナックルIBとは、ボール
ジヨイント23と変位方向規制部材を構成する結合手段
14とを利用して、前後方向には軟らかく横方向には硬
くなるように結合されている。この結合手段を含む両分
側ナックルIAとIBとの結合部分の詳細について、第
3図、第4図をも参照しつつ説明する。
ジヨイント23と変位方向規制部材を構成する結合手段
14とを利用して、前後方向には軟らかく横方向には硬
くなるように結合されている。この結合手段を含む両分
側ナックルIAとIBとの結合部分の詳細について、第
3図、第4図をも参照しつつ説明する。
先ず、下分割ナックルIBの上端部には、スピンドル9
の上方位置よりほぼ車幅方向内方側へ向けて伸びる延長
アーム21が形成され、この延長アーム2Iの先端部に
、上下方向に開口する保持孔22が形成されている。こ
の保持孔22内を、上分割ナックルIAが貫通しており
、所定の結合状態では、この上分割ナックルIAの、L
下方商略中間部分が保持孔22内に位置するようにされ
ている。そして、上分割ナックルIAの下端部が、スピ
ンドル9よりも若干高い位置において、ボールジヨイン
ト23を介して下分割ナックルIBに連結されている。
の上方位置よりほぼ車幅方向内方側へ向けて伸びる延長
アーム21が形成され、この延長アーム2Iの先端部に
、上下方向に開口する保持孔22が形成されている。こ
の保持孔22内を、上分割ナックルIAが貫通しており
、所定の結合状態では、この上分割ナックルIAの、L
下方商略中間部分が保持孔22内に位置するようにされ
ている。そして、上分割ナックルIAの下端部が、スピ
ンドル9よりも若干高い位置において、ボールジヨイン
ト23を介して下分割ナックルIBに連結されている。
この保持孔22の前後方向および横方向の長さは、共に
、保持孔22内にある上分割ナックルlAの前後方向お
よび横方向の長さよりも大きくされている。このような
保持孔22内において、上分割ナックル1Aの車幅方向
両側には、それぞれ弾性部材を含む結合部材24が配置
されている。
、保持孔22内にある上分割ナックルlAの前後方向お
よび横方向の長さよりも大きくされている。このような
保持孔22内において、上分割ナックル1Aの車幅方向
両側には、それぞれ弾性部材を含む結合部材24が配置
されている。
この結合部材24は、複数枚の金属板25と複数個のゴ
ム等の弾性部材26とを交互に積層、一体化することに
より構成され、このような結合部材24を介して、上分
割ナックルIAと延長アーム21(保持孔22の車幅方
向側内周面)とが一体的に結合されている。これにより
、上分割ナックルIAは、下分割ナックルIBに対して
、ボールジヨイント23を中心として前後方向く第3図
上下方向)には軟らかくされる一方、横方向に対しては
硬くなるように結合される(弾性部材26は、第3図上
下方向せん断方向には弾性変形し易く、第3図左右方向
の圧縮、伸び方向には弾性変形し難くなっている)。
ム等の弾性部材26とを交互に積層、一体化することに
より構成され、このような結合部材24を介して、上分
割ナックルIAと延長アーム21(保持孔22の車幅方
向側内周面)とが一体的に結合されている。これにより
、上分割ナックルIAは、下分割ナックルIBに対して
、ボールジヨイント23を中心として前後方向く第3図
上下方向)には軟らかくされる一方、横方向に対しては
硬くなるように結合される(弾性部材26は、第3図上
下方向せん断方向には弾性変形し易く、第3図左右方向
の圧縮、伸び方向には弾性変形し難くなっている)。
次に、以上のような構成の作用について、説明する。い
ま、操舵輪lOに後方への入力があった場合を考える。
ま、操舵輪lOに後方への入力があった場合を考える。
この場合は、スピンドル9に対して、後方への外力が作
用する。このとき、スピンドル9を有するF分割ナック
ルIBは、上分割ナックルIAに対して、スピンドル9
がボールジヨイント23を中心として後方へ揺動変位さ
れる。同様に、操舵輪10に前方への入力があった場合
には、スピンドル9が前方へ変位する。このようにして
、前後方向の外力に対してはスピンドル9すなわち操舵
輪lOが前あるいは後へ変位することにより、大きな衝
撃が車体6へ伝達されるのが防止され、乗心地が向上さ
れる。
用する。このとき、スピンドル9を有するF分割ナック
ルIBは、上分割ナックルIAに対して、スピンドル9
がボールジヨイント23を中心として後方へ揺動変位さ
れる。同様に、操舵輪10に前方への入力があった場合
には、スピンドル9が前方へ変位する。このようにして
、前後方向の外力に対してはスピンドル9すなわち操舵
輪lOが前あるいは後へ変位することにより、大きな衝
撃が車体6へ伝達されるのが防止され、乗心地が向上さ
れる。
そして、ボールジヨイント23は元々殆どがたを有しな
いものであるので、−本の連結軸を利用した結合に比し
て、両分側ナックルIAと1Bとの相対的な倒れすなわ
ちキャンバ変化というものが生じ難いものとなる。
いものであるので、−本の連結軸を利用した結合に比し
て、両分側ナックルIAと1Bとの相対的な倒れすなわ
ちキャンバ変化というものが生じ難いものとなる。
勿論、ボールジヨイント23は、そのスムーズな回動を
許容するので、上述した乗心地向上の面でも優れたもの
となる。
許容するので、上述した乗心地向上の面でも優れたもの
となる。
11叉11
第5図、第6図は本発明の他の実施例を示すものであり
、前記第1実施例と同一構成要素には同一符号を付しで
ある(このことは以下のさらに他の実施例についても同
様である)。
、前記第1実施例と同一構成要素には同一符号を付しで
ある(このことは以下のさらに他の実施例についても同
様である)。
本実施例では、ボールジヨイント23と変位方向規制部
材としての結合手段14との上下位置関係を、第1図の
ものとは逆にした場合を示しである。そして、スピンド
ル9が、この両者23と14との間に位置されている。
材としての結合手段14との上下位置関係を、第1図の
ものとは逆にした場合を示しである。そして、スピンド
ル9が、この両者23と14との間に位置されている。
1立叉11
第7図、第8図は本発明の第3実施例を示すものである
。
。
本実施例では、上分割ナックルlΔの下端部が二又状と
されて、スピンドル9よりも若干上方において、変位方
向規制部材を構成する弾性ブシュ31を介して下分割ナ
ックルIBに対して結合されると共に、このブシュ31
のかなり上方において、ボールジヨイント32を介して
下分割ナックルIBに結合されている。上記二又状とさ
れた上分割ナックルIAの下端部は、下分割ナックルI
Bに対して前後方向に遊びを有するようにして当該不分
割ナックルIBを挟んでおり、この遊びの分だけ両ナッ
クルIAとlBとが前後方向に容易に動き得るようにさ
れている。これに加えて、弾性ブシュ31は、その軸心
が略前後方向に伸びて、その径方向には硬くかつ軸心方
向には軟らかいものとされている。なお、このような特
性な有する弾性ブシュそのものは、従来より種々知られ
ているのでその詳細な説明は省略する。
されて、スピンドル9よりも若干上方において、変位方
向規制部材を構成する弾性ブシュ31を介して下分割ナ
ックルIBに対して結合されると共に、このブシュ31
のかなり上方において、ボールジヨイント32を介して
下分割ナックルIBに結合されている。上記二又状とさ
れた上分割ナックルIAの下端部は、下分割ナックルI
Bに対して前後方向に遊びを有するようにして当該不分
割ナックルIBを挟んでおり、この遊びの分だけ両ナッ
クルIAとlBとが前後方向に容易に動き得るようにさ
れている。これに加えて、弾性ブシュ31は、その軸心
が略前後方向に伸びて、その径方向には硬くかつ軸心方
向には軟らかいものとされている。なお、このような特
性な有する弾性ブシュそのものは、従来より種々知られ
ているのでその詳細な説明は省略する。
1土叉1男
第9図、第10図は本発明の第4実施例を示すものであ
る。本実施例では、第7図、第8図に示すものに対して
、ポールジコーイント32と結合手段14との上下関係
を逆にしたものとなっている。また、スピンドル9が上
記両’is 32と14との間に位置するように設定さ
れている。
る。本実施例では、第7図、第8図に示すものに対して
、ポールジコーイント32と結合手段14との上下関係
を逆にしたものとなっている。また、スピンドル9が上
記両’is 32と14との間に位置するように設定さ
れている。
1辺上辺ス1嘔
■第11図〜第14図に示す各4つの実施例は、前記第
1〜第4の実施例のものに対して、ナックルアーム11
を下分割ナックルIBに設けた点が異なる。すなわち、
第11[Jのものが第1実施例に対応し、第12図のも
のが第2実施例に対応し、第13図のものが第3実施例
に対応し、第14図のものが第4実施例に対応する。
1〜第4の実施例のものに対して、ナックルアーム11
を下分割ナックルIBに設けた点が異なる。すなわち、
第11[Jのものが第1実施例に対応し、第12図のも
のが第2実施例に対応し、第13図のものが第3実施例
に対応し、第14図のものが第4実施例に対応する。
■第15図〜第18図のものは、前記第1〜第4の実施
例のものに対して、七サスペンションアーム2をストラ
ット式のものとした点において異なる。勿論、第15図
が第1実施例に対応し、第16図が第2実施例に対応し
、第17図が第3実施例に対応し、第18図が第4実施
例に対応している。
例のものに対して、七サスペンションアーム2をストラ
ット式のものとした点において異なる。勿論、第15図
が第1実施例に対応し、第16図が第2実施例に対応し
、第17図が第3実施例に対応し、第18図が第4実施
例に対応している。
なお、ストラット55は、少なくとも油圧緩衝器を含む
ものとして構成されて、ストラット筒55aがブラケッ
ト56を介して上分割ナックルlAに固定され、またそ
のピストンロッド55bの上端部が、ベアリング57を
含むブラケット58を介して車体6に取付けられる(ベ
アリング57が操舵輪10の転舵に伴なうストラット5
5の回転を吸収する)。なお、このようなストラット5
5自体は周知のなので、これ以上の詳細な説明は省略す
る。
ものとして構成されて、ストラット筒55aがブラケッ
ト56を介して上分割ナックルlAに固定され、またそ
のピストンロッド55bの上端部が、ベアリング57を
含むブラケット58を介して車体6に取付けられる(ベ
アリング57が操舵輪10の転舵に伴なうストラット5
5の回転を吸収する)。なお、このようなストラット5
5自体は周知のなので、これ以上の詳細な説明は省略す
る。
以上実施例について説明したが、本発明は、後輪が操舵
輪となる場合(例えば4輪操舵装置の場合)や、操舵輪
が駆動軸の場合にあっても同様に適用し得るものである
。
輪となる場合(例えば4輪操舵装置の場合)や、操舵輪
が駆動軸の場合にあっても同様に適用し得るものである
。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、操舵輪の
入力される前後力を効果的に逃がして乗心地の向−ヒを
図りつつ、サスペンションジオメトリの変化、特にキャ
ンバ変化を防1ヒすることができる。
入力される前後力を効果的に逃がして乗心地の向−ヒを
図りつつ、サスペンションジオメトリの変化、特にキャ
ンバ変化を防1ヒすることができる。
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は側面図である。 第3図、第4図は上分割ナックルと上分割ナックルとの
結合部分を示すもので、第3図は平面断面図、第4図は
斜視図である。 第5図、第6図は本発明の第2実施例□を示すもので、
第5図は正面図、第6図は側面図である。 第7図、第8図は本発明の第3実施例を示すもので、第
7図は正面図、第8図は側面図である。 第9図、第1O図は本発明の第4実施例を示すもので、
第9図は正面図、第10図は側面図である。 第11図〜第18図は本発明のさらに別の実施例を示す
正面図。 1:ナックル(車輪支持部材) IA:上分割ナックル (第1分別車輪支持部材) IB=下分割ナックル (第2分側車輪支持部材) 2:上サスペンションアーム 55ニストラツト(上サスペンションアーム)3:下サ
スペンションアーム 6:車体 10:操舵輪 14:結合手段(変位方向規制部材) 24:結合部材 25:金属板 26:弾性部材 31:弾性ブシュ(変位方向規制部材)23.32:ボ
ールジョイント 第3図 第4図 (、−□−) 第6図 \・−9−一一−ノ 第12図 第15図 第16図 Y−一、−,ノ 第17図 ’<、−、ノ 第18図
1図は正面図、第2図は側面図である。 第3図、第4図は上分割ナックルと上分割ナックルとの
結合部分を示すもので、第3図は平面断面図、第4図は
斜視図である。 第5図、第6図は本発明の第2実施例□を示すもので、
第5図は正面図、第6図は側面図である。 第7図、第8図は本発明の第3実施例を示すもので、第
7図は正面図、第8図は側面図である。 第9図、第1O図は本発明の第4実施例を示すもので、
第9図は正面図、第10図は側面図である。 第11図〜第18図は本発明のさらに別の実施例を示す
正面図。 1:ナックル(車輪支持部材) IA:上分割ナックル (第1分別車輪支持部材) IB=下分割ナックル (第2分側車輪支持部材) 2:上サスペンションアーム 55ニストラツト(上サスペンションアーム)3:下サ
スペンションアーム 6:車体 10:操舵輪 14:結合手段(変位方向規制部材) 24:結合部材 25:金属板 26:弾性部材 31:弾性ブシュ(変位方向規制部材)23.32:ボ
ールジョイント 第3図 第4図 (、−□−) 第6図 \・−9−一一−ノ 第12図 第15図 第16図 Y−一、−,ノ 第17図 ’<、−、ノ 第18図
Claims (1)
- (1)車輪支持部材が、上サスペンションアームを介し
て車体に連結された第1車輪支持部材と、下サスペンシ
ョンアームを介して車体に連結された第2分割車輪支持
部材との2つの分割体として構成され、 前記第1、第2の車輪支持部材同士が、互いに上下に隔
置されたボールジョイントと該ボールジョイントを中心
として前後方向の動きのみを許容する変位方向規制部材
とによって結合されている、 ことを特徴とする車両のサスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3737488A JPH01212604A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 車両のサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3737488A JPH01212604A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 車両のサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212604A true JPH01212604A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12495742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3737488A Pending JPH01212604A (ja) | 1988-02-22 | 1988-02-22 | 車両のサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212604A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248919A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | サスペンションにおけるトーコントロール機構 |
EP1285787A3 (de) * | 2001-08-23 | 2004-09-08 | DaimlerChrysler AG | Radaufhängung eines Kraftfahrzeuges |
FR2861335A1 (fr) * | 2003-10-28 | 2005-04-29 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Train de vehicule incluant une liaison flexible |
US7607671B2 (en) | 2004-11-23 | 2009-10-27 | Axletech International IP Holdings LLC | Light weight suspension system |
WO2019206557A1 (de) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Audi Ag | Radaufhängung für ein kraftfahrzeug sowie entsprechendes kraftfahrzeug |
-
1988
- 1988-02-22 JP JP3737488A patent/JPH01212604A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002248919A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | サスペンションにおけるトーコントロール機構 |
EP1285787A3 (de) * | 2001-08-23 | 2004-09-08 | DaimlerChrysler AG | Radaufhängung eines Kraftfahrzeuges |
FR2861335A1 (fr) * | 2003-10-28 | 2005-04-29 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Train de vehicule incluant une liaison flexible |
US7607671B2 (en) | 2004-11-23 | 2009-10-27 | Axletech International IP Holdings LLC | Light weight suspension system |
WO2019206557A1 (de) * | 2018-04-25 | 2019-10-31 | Audi Ag | Radaufhängung für ein kraftfahrzeug sowie entsprechendes kraftfahrzeug |
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