JP2000152592A - 焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュエ―タとその製造方法および使用方法 - Google Patents

焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュエ―タとその製造方法および使用方法

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JP2000152592A
JP2000152592A JP11321694A JP32169499A JP2000152592A JP 2000152592 A JP2000152592 A JP 2000152592A JP 11321694 A JP11321694 A JP 11321694A JP 32169499 A JP32169499 A JP 32169499A JP 2000152592 A JP2000152592 A JP 2000152592A
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ブー トアン
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チェン チャ−タン
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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の値、例えば約2アンペア以下の電流をコ
イルに流して100キログラムもの力を生み出し、コイ
ルに焼損を生じることなく、長時間に渡って連続的に動
作することが可能な焼損防止コイルを備えたリニアボイ
スコイルアクチュエータとその製造方法および使用方法
を提供する。 【解決手段】磁界を発生させるための磁気的に不飽和な
永久磁石30の平面34、40に対し、電界を発生させ
るための電気コイル20の平面32、38をそれぞれ平
行に位置させてギャップ36、42を形成する。電気コ
イル20に電流が流れていないときには、ギャップ3
6、42の間隔d’、d”は、0.75ミリメートルで
ある。電気コイル20に約2アンペアの電流が流れて電
気コイル20が変形した場合であってもギャップ36、
42の間隔d’、d”が十分に確保されることにより、
電気コイル20によって発生された電界と磁石によって
発生された磁界とが相互作用して100キログラムもの
力が連続的に生成された際にも電気コイル20に焼損が
生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼損防止コイルを
備えたリニアボイスコイルアクチュエータとその製造方
法および使用方法に関する。より詳細には、本発明は、
外部の冷却装置を必要とせず、デューティサイクルが限
定されずに連続的に動作可能な焼損防止コイルを備えた
リニアボイスコイルアクチュエータとその製造方法およ
び使用方法に関する。本発明は、限定されるものではな
いが、特に、約2アンペア以下の電流を用いて100キ
ログラムもの力を連続的に生み出すことが可能な焼損防
止コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュエータと
その製造方法および使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】業界において公知であるように、リニア
ボイスコイルアクチュエータは、種々の作業に用いるこ
とができる。これらの作業には、構成部品の測定、パー
ツの位置決めおよび搬送、さらに、業界標準として他の
一般的な製造作業が含まれる。これらの作業の全てを行
うために、長時間に渡って連続的に100キログラムも
の力を生み出す能力がボイスコイルアクチュエータに求
められる。これらの作業を行う際には、2アンペア未満
の電流を用いることが望ましい。また、ボイスコイルア
クチュエータには、頑丈さ、正確性、および信頼性が強
く望まれる。さらに、ボイスコイルアクチュエータの極
めて重要な特徴は、小型なことである。この特徴は、同
時に多くのアクチュエータが使用されることを要する製
造作業においては特に重要である。これらのことを考慮
した上で、最も重要なことは、故障の少ないアクチュエ
ータを提供することである。
【0003】従来、小型のアクチュエータで比較的大き
な力(例えば、100キログラム)を扱うという要求に
応じるための通常の解決方法は、アクチュエータを高電
流レベルで動作させることであった。しかしながら、こ
の場合には磁界の損壊が生じることがある。その第1の
理由は、コイルの「焼損」である。この「焼損」は、ア
クチュエータが生み出す力を増大させようとするとき
や、オペレーションサイクルの期間を長期化しようとす
るときに発生する。上述された目的を達成するために、
通例、アクチュエータのコイルに過度な電流が流されて
いた。しかしながら、コイルに過度の電流が流される
と、コイルに過度の熱が発生する。時間の経過に従っ
て、この熱により、ワイヤの絶縁が溶けてコイルが短絡
したり、コイルが変形することによって短絡が生じる。
過度の電流によって生じた過度の熱によりコイルが変形
したり膨張したりすると、別の問題も発生する。ボイス
コイルアクチュエータにおいては、このようなコイルの
変形により、コイルがアクチュエータの他の金属部分と
接触する可能性があり、それによっても短絡が生じる。
どちらの場合においても、ボイスコイルアクチュエータ
の故障が惹起する不具合がある。
【0004】上述した問題に対する幾つかの解決法が提
案されている。この解決法には以下のものが含まれる。
【0005】(1)損傷を生み出す熱レベルを操作者に
対して警告するサーミスタをアクチュエータに組み込む
こと。
【0006】(2)操作の際にアクチュエータを冷却す
るファンを使用すること。
【0007】(3)所定の運転停止サイクル毎にアクチ
ュエータが「休止」することが要求されるようにデュー
ティサイクルを限定すること。
【0008】しかしながら、これらのいずれの解決方法
にも、それぞれ欠点があり、一般的に効率性に問題があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明の
目的は、所定の値、例えば約2アンペア以下の電流をコ
イルに流して100キログラムもの力を生み出すことが
可能なリニアボイスコイルアクチュエータとその製造方
法および使用方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、コイルに「焼損」を生じることなく、長時間に
渡って連続的に動作することが可能なリニアボイスコイ
ルアクチュエータとその製造方法および使用方法を提供
することにある。また、本発明の別の目的は、相対的に
製造が容易で、簡単に動作し、比較的にコスト効率に優
れたリニアボイスコイルアクチュエータとその製造方法
および使用方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するため
に、本発明に係るリニアボイスアクチュエータの製造方
法は、不飽和な磁気回路を形成して磁界を発生させるた
めの磁石をベースに取り付けるステップと、電気コイル
を前記磁石に対して往復直線動作させるために、該電気
コイルを前記ベース上に位置決めするステップと、所定
の値の電流を選択的に前記電気コイルに流して前記磁石
により発生される前記磁界と相互作用させることによっ
て所定の力が前記電気コイルに付与されるように、前記
電気コイルに電圧手段を接続するステップとからなり、
前記磁石が略平面状の面を有し、前記電気コイルが略平
面状の面を有し、前記電気コイルが前記ベースに取り付
けられて前記磁石の前記略平面状の面と前記電気コイル
の前記略平面状の面との間にギャップを形成し、前記電
気コイルに電流が流れていない場合には前記ギャップの
間隔が所定の幅であることを特徴とする。
【0011】この製造方法により、本発明のリニアボイ
スコイルアクチュエータは、所定の値、例えば約2アン
ペア以下の電流をコイルに流して100キログラムもの
力を生み出し、コイルに焼損を生じることなく、長時間
に渡って連続的に動作することが可能となる。
【0012】さらに、本課題を解決するために、本発明
に係るリニアボイスコイルアクチュエータを用いて力を
生成する方法は、前記磁気回路を形成する磁石の略平面
状の面と前記電気コイルの略平面状の面とを略平行に位
置決めするステップと、電圧手段を付勢させて所定の値
の電流を選択的に前記電気コイルに流すステップとから
なり、前記電気コイルが前記磁石から離間して位置決め
されることにより、前記電気コイルと前記磁石との間に
ギャップが形成され、前記電気コイルに電流が流れてい
ない場合には前記ギャップの間隔が所定の幅であり、前
記電気コイルの前記電流は、前記磁石によって発生され
る磁界と相互作用することによって、前記電気コイルに
付与される所定の力を生成することを特徴とする。
【0013】この方法により、本発明のリニアボイスコ
イルアクチュエータは、約2アンペア以下の電流をコイ
ルに流して所定の力を生み出し、コイルに焼損を生じる
ことなく、長時間に渡って連続的に動作することが可能
となる。
【0014】さらに、本発明のリニアボイスコイルアク
チュエータによれば、ベースと、磁界を発生させるため
の不飽和な磁気回路内のベースに取り付けられた磁石
と、前記磁石に対する往復直線動作を行うために前記ベ
ースに取り付けられた電気コイルと、所定の値の電流を
選択的に前記電気コイルに流すための電圧手段とを備
え、前記磁石が略平面状の面を有し、前記電気コイルが
略平面状の面を有し、前記電気コイルが前記ベースに取
り付けられて前記磁石の前記略平面状の面と前記電気コ
イルの前記略平面状の面との間にギャップを形成し、前
記電気コイルに電流が流れない場合には、前記ギャップ
の間隔が所定の幅であり、前記電気コイルの前記電流が
前記磁石によって発生された前記磁界と相互作用して前
記電気コイルに付与される所定の力が生成されることを
特徴とする。
【0015】本発明のリニアボイスコイルアクチュエー
タのこの構成により、所定の値、例えば約2アンペア以
下の電流をコイルに流して100キログラムもの力を生
み出し、コイルに焼損を生じることなく、長時間に渡っ
て連続的に動作することが可能となる。
【0016】焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイ
ルアクチュエータを製造する方法は、不飽和の磁気回路
を形成するために、永久磁石をベースに取り付けるステ
ップを含む。この磁石は、少なくとも一つの略平面状の
面を有し、磁束密度が0.4〜0.5テスラの磁界を発
生させる磁力を有する必要がある。さらに、電気コイル
は、ベースに取り付けられて磁石に対して直線的な往復
動作を行う。この電気コイルもまた、少なくとも一つの
略平面状の面を有することが必要である。より詳細に
は、磁石とコイルの両者はベースに取り付けられ、磁石
とコイルの平面のそれぞれが、間にギャップが形成され
るように互いに対向する。本発明の目的を達成するため
に、コイルに電流が流れていない場合は、ギャップの間
隔は約0.75ミリメートルになる。リニアボイスコイ
ルアクチュエータの動作の際にコイルに最大の電流が流
れた場合であっても、ギャップの間隔が約0.20ミリ
メートルを超えて短縮されないことが必要である。重要
なことは、リニアボイスコイルアクチュエータの動作の
際に、電気コイルと磁石の平面のそれぞれが互いに平行
の状態を保つことである。
【0017】本発明においては、様々な構成の磁石およ
び電気コイルを用いることが可能である。例えば、電気
コイルの両端側に二つの磁石を配置することが可能であ
る。このような構成においては、第2の磁石はベースに
取り付けられ、第1の磁石に対してスチール製の磁界復
帰路(return line)によって相互接続される。従っ
て、磁石は互いに協働して磁界を発生させる。しかしな
がら、第1の磁石と同様に、第2の磁石にもまた、略平
面状の面を有することが必要になる。さらに、電気コイ
ルについても、第2の磁石の略平面状の面に対応する面
を有することが必要になる。このボイスコイルアクチュ
エータの構成において、第2の0.75ミリメートルの
ギャップが第2の磁石と電気コイルとの間に形成され
る。
【0018】本発明に従って製造されたボイスコイルア
クチュエータの動作においては、約2アンペアまでの電
流、多くとも2.2アンペアまでの電流が選択的にコイ
ルを流れて電界を発生させる。コイルの電流の方向、そ
の結果として発生する電界の方向に従って、コイルの電
流と磁石によって発生した磁界との間で力が生成される
ことにより、磁石に対してコイルが動作する。コイルを
流れる電流がコイルに何らかの膨張をもたらすが、ギャ
ップ間隔を設け、不飽和な磁石を用いて十分に強い磁界
を発生させ、さらに、電流レベルを2.2アンペア以下
に維持することによって本発明の電気コイルは、外部か
ら冷却したり、デューティサイクルを制限することなし
に連続的に動作する。より具体的には、本発明における
ボイスコイルアクチュエータは、連続的に動作し、コイ
ルを焼損させることなしに100キログラムもの力を生
成する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明とその構造、動作、さらに
新規な特徴は、同一の構成要素については同一の参照符
号が付された以下の発明の説明と添付の図面とを併せて
参照することによって最良に理解できるであろう。
【0020】まず最初に図1を参照すると、本発明の方
法に従って製造されたボイスコイルアクチュエータが参
照符号10を付されて概ね示されている。図1において
は、ボイスコイルアクチュエータ10は、該ボイスコイ
ルアクチュエータ10の内部の機能的な構成要素を囲繞
するように覆う筐体12を備えることが示されている。
ボイスコイルアクチュエータ10の外観から、プローブ
14は、矢印16に示す並進動作および矢印18に示す
回動動作が可能なように該ボイスコイルアクチュエータ
10に取り付けられていることが理解できるであろう。
さらに、空間内の正確な位置決めのため、ボイスコイル
アクチュエータ10は、X、YおよびZ方向に動作可能
であることも理解できるであろう。ボイスコイルアクチ
ュエータ10が適切に位置決めされると、プローブ14
は、並進(Z方向)動作および回動(θ)動作をするよ
うに付勢される。ボイスコイルアクチュエータ10の内
部の構成要素がプローブ14を動作させることは、図2
を参照することによって最良に理解できるであろう。
【0021】図2においては、ボイスコイルアクチュエ
ータ10の筐体12の内部でコイル(電気コイル)20
がボビン22に取り付けられており、該ボビン22が筐
体12に取り付けられたスライド24に装着されている
ことが理解できるであろう。この構成により、コイル2
0の並進動作が可能になる。重要なことは、プローブ1
4もまた、コイル20に取り付けられることにより、筐
体12に対する並進動作が可能になることである。本発
明においては、種々のタイプのコイル20を用いること
が可能であり、ある特定のコイル20においては、ボビ
ン22が使用されない。しかしながら、プローブ14に
ついては、並進動作が可能なように筺体12に取り付け
られることが必要である。従って、プローブ14をコイ
ル20と共に動作させるためには、プローブ14を、コ
イル20が取り付けられたボビン22や、コイル20と
プローブ14とを支持する何らかの共通の構造体(図示
せず)に取り付ける必要がある。本発明において、ボビ
ン22が使用される場合には、該ボビンは、好ましくは
比較的軽量のプラスチック材料や、陽極処理され、絶縁
されたアルミニウム材料から構成される。さらに、本発
明において、コイル20は、20〜40ゲージの銅線か
らなる。
【0022】本発明においては、電気コイル20は、コ
ネクタ26を介して電気的に電圧源28に接続される。
電圧源28が付勢されてコイル20に電流が流される際
には、電界が発生することがよく知られている。本発明
の目的を達成するために、電圧源28によってコイル2
0に流される電流は、約2アンペアに限定される。
【0023】さらに、図2には、ボイスコイルアクチュ
エータ10の筐体12の内部に取り付けられた磁石30
が示されている。本発明において重要なことは、コイル
20を流れる電流の電流値に関係なく、正の傾きを持つ
ほぼ直線状の応答を得るためには、スチール製の磁界復
帰路は不飽和状態でなければならないことである。この
点に関し、磁石30は、コイル20の電流と相互作用し
てコイル20に付与される力を生成する磁界を発生させ
ることが諒解されよう。この力は、プローブ14に対し
ても作用する。本発明においては、電圧源28によって
コイル20に2アンペアの電流が流されると、コイル2
0(およびプローブ14)に対して約100キログラム
の力が生成される。コイル20に流す電流が2アンペア
のみで、このような力を連続的に生成させるために、ボ
イスコイルアクチュエータ10は、特定の間隔と許容誤
差範囲が考慮されるように製造されなければならない。
この点において、特に重要なことは、コイル20と磁石
30との間隔である。
【0024】図2および図3を相互に参照すると、コイ
ル20および磁石30が略平面状の面(平面)32およ
び面(平面)34をそれぞれ有していることが理解でき
よう。ここで、コイル20の平面32が磁石30の平面
34に対面するように位置決めされて、平面32と平面
34との間にギャップ36が形成されることが重要であ
る。ギャップ36の間隔d’は、ボイスコイルアクチュ
エータ10が動作を開始する前は約0.75ミリメート
ルである。この状態においては、コイル20に電流は全
く流れていない。さらに、コイル20に流れる電流を約
2アンペアに制限することにより、ボイスコイルアクチ
ュエータ10の動作によってコイル20にどのような変
形が生じた場合であっても、ギャップ36の間隔d’が
0.20ミリメートルを超えて短縮されることはない。
換言すれば、ボイスコイルアクチュエータ10の設計に
おいては、常にギャップ36の間隔d’が約0.55ミ
リメートル以上になるように維持される。
【0025】さらに、図3は、磁石30が、互いに協働
してボイスコイルアクチュエータ10の動作に必要な磁
界を発生させるための、実際には二つの異なる磁石であ
ることを示している。この構成において、コイル20に
は、上述したように、第2の略平面状の面(平面)38
が必要となり、磁石30には第2の略平面状の面(平
面)40が必要となる。本発明に従って位置決めがなさ
れている場合には、平面38および平面40の間にはギ
ャップ42が形成される。ギャップ36と同様に、ギャ
ップ42は、約0.75ミリメートルに指定された間隔
d”を有している。さらに、ギャップ36の場合と同様
に、この間隔d”は、ボイスコイルアクチュエータ10
の動作の際に、0.20ミリメートルを超えて短縮され
ることはない。磁石30の構成が二つのギャップを有し
ている場合には、スチール製の磁界復帰路44は、磁界
が安定的に形成されるように、磁気要素に相互接続され
る。
【0026】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、所
定の値、例えば約2アンペア以下の電流をコイルに流し
て100キログラムもの力を生み出し、コイルに焼損を
生じることなく、長時間に渡って連続的に動作すること
が可能な焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルア
クチュエータとその製造方法および使用方法が提供され
る。
【0027】ここにおいて詳細に例示され、開示された
特定の焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルアク
チュエータは、上述された目的を達成し、効果を生み出
すことが完全に可能であるが、現在における本発明の好
適な実施の形態を単に例示したに過ぎず、付加された請
求項に記載された内容の他には、ここにおいて示された
構造および設計の詳細は、いかなる限定を加えるように
も意図されたものではないことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に従って製造されたボイスコイル
アクチュエータの斜視図である。
【図2】明瞭性のために、部分的に筐体の一部を切り欠
いて内部を露呈させたボイスコイルアクチュエータの斜
視図である。
【図3】図2の3−3線に沿ったボイスコイルアクチュ
エータの断面図である。
【符号の説明】
10…ボイスコイルアクチュエータ 12…筐体 14…プローブ 16…矢印 18…矢印 20…コイル 22…ボビン 24…スライド 26…コネクタ 28…電圧源 30…磁石 32…平面 34…平面 36…ギャップ 38…平面 40…平面 42…ギャップ 44…スチール製の磁界復帰路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トアン ブー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92126、サンディエゴ、レッド ロビン プレイス 11076 (72)発明者 チャ−タン チェン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92635、フラートン、レキシントン ドラ イブ 1807 (72)発明者 マシュー アラード アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92130、サンディエゴ、ユニット 184 カ ーメル ビスタ ロード 12253

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電流を電気コイルに流して力を連続的に生
    成することが可能な焼損防止コイルを備えたリニアボイ
    スコイルアクチュエータの製造方法において、前記製造
    方法が、 不飽和な磁気回路を形成して磁界を発生させるための磁
    石をベースに取り付けるステップと、 電気コイルを前記磁石に対して往復直線動作させるため
    に、該電気コイルを前記ベース上に位置決めするステッ
    プと、 所定の値の電流を選択的に前記電気コイルに流して前記
    磁石により発生される前記磁界と相互作用させることに
    よって所定の力が前記電気コイルに付与されるように、
    前記電気コイルに電圧手段を接続するステップとからな
    り、 前記磁石が略平面状の面を有し、 前記電気コイルが略平面状の面を有し、 前記電気コイルが前記ベースに取り付けられて前記磁石
    の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記略平面状の
    面との間にギャップを形成し、 前記電気コイルに電流が流れていない場合には前記ギャ
    ップの間隔が所定の幅であることを特徴とする焼損防止
    コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュエータの製
    造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、前記不飽和
    な磁石が第1の磁石であって、前記電気コイルの前記略
    平面状の面が第1の面であり、前記製造方法が、 前記第1の磁石と協働して磁界を発生させるように前記
    ベースに第2の不飽和な磁石を取り付けるステップと、 前記第1の磁石と前記第2の磁石とを相互接続する磁界
    復帰路を設けるステップとをさらに含み、 前記第2の磁石が略平面状の面を有し、前記電気コイル
    が第2の略平面状の面を有し、 前記第2の磁石が前記ベースに取り付けられて前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間にギャップを形成し、 前記電気コイルに電流が流れていない場合には前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間の前記ギャップの間隔が所定の幅
    であることを特徴とする焼損防止コイルを備えたリニア
    ボイスコイルアクチュエータの製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の方法において、前記磁界復
    帰路がスチール製であることを特徴とする焼損防止コイ
    ルを備えたリニアボイスコイルアクチュエータの製造方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、前記電気コ
    イルをボビンに位置決めするステップをさらに含むこと
    を特徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイ
    ルアクチュエータの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、前記ボビン
    がプラスチックからなることを特徴とする焼損防止コイ
    ルを備えたリニアボイスコイルアクチュエータの製造方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の方法において、前記電気コ
    イルが20〜40ゲージの銅線であることを特徴とする
    焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュエ
    ータの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の方法において、前記磁石を
    前記ベースに固定するように取り付けることを特徴とす
    る焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルアクチュ
    エータの製造方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の方法において、前記磁石が
    永久磁石であることを特徴とする焼損防止コイルを備え
    たリニアボイスコイルアクチュエータの製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の方法において、前記所定の
    値の電流が約2アンペア以下であり、前記所定の力が約
    100キログラムであり、前記所定の幅が約0.75ミ
    リメートルであることを特徴とするリニアボイスコイル
    アクチュエータの製造方法。
  10. 【請求項10】磁界を発生させる不飽和の磁気回路に配
    置された電気コイルに電流を流すことによってリニアボ
    イスコイルアクチュエータを用いて力を生成する方法に
    おいて、前記方法が、 前記磁気回路を形成する磁石の略平面状の面と前記電気
    コイルの略平面状の面とを略平行に位置決めするステッ
    プと、 電圧手段を付勢させて所定の値の電流を選択的に前記電
    気コイルに流すステップとからなり、 前記電気コイルが前記磁石から離間して位置決めされる
    ことにより、前記電気コイルと前記磁石との間にギャッ
    プが形成され、 前記電気コイルに電流が流れていない場合には前記ギャ
    ップの間隔が所定の幅であり、 前記電気コイルの前記電流は、前記磁石によって発生さ
    れる磁界と相互作用することによって、前記電気コイル
    に付与される所定の力を生成することを特徴とするリニ
    アボイスコイルアクチュエータを用いて力を生成する方
    法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の方法において、前記磁
    石がベースに取り付けられ、前記電気コイルが前記ギャ
    ップの間隔を維持して前記磁石に対して往復動作するよ
    うに前記ベースに取り付けられることを特徴とするリニ
    アボイスコイルアクチュエータを用いて力を生成する方
    法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法において、前記不
    飽和な磁石が第1の磁石であって、前記電気コイルの前
    記略平面状の面が第1の面であり、前記製造方法が、 前記第1の磁石と協働して磁界を発生させるように前記
    ベースに前記第2の不飽和な磁石を取り付けるステップ
    と、 前記第1の磁石と前記第2の磁石とを相互接続する磁界
    復帰路を設けるステップとをさらに含み、 前記第2の磁石が略平面状の面を有し、前記電気コイル
    が第2の略平面状の面を有し、 前記第2の磁石が前記ベースに取り付けられて前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間にギャップを形成し、 前記電気コイルに電流が流れていない場合には前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間のギャップの間隔が所定の幅であ
    ることを特徴とするリニアボイスコイルアクチュエータ
    を用いて力を生成する方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の方法において、前記磁
    界復帰路がスチール製であることを特徴とするリニアボ
    イスコイルアクチュエータを用いて力を生成する方法。
  14. 【請求項14】請求項12記載の方法において、前記ベ
    ースに対して摺動可能に位置決めされたプラスチック製
    のボビンに前記電気コイルを位置決めするステップをさ
    らに含むことを特徴とするリニアボイスコイルアクチュ
    エータを用いて力を生成する方法。
  15. 【請求項15】請求項12記載の方法において、前記電
    気コイルが20〜40ゲージの銅線であることを特徴と
    するリニアボイスコイルアクチュエータを用いて力を生
    成する方法。
  16. 【請求項16】請求項12記載の方法において、前記磁
    石が永久磁石であることを特徴とするリニアボイスコイ
    ルアクチュエータを用いて力を生成する方法。
  17. 【請求項17】請求項10記載の方法において、前記所
    定の値の電流が約2アンペア以下であり、前記所定の力
    が約100キログラムであり、前記所定の幅が約0.7
    5ミリメートルであることを特徴とするリニアボイスコ
    イルアクチュエータを用いて力を生成する方法。
  18. 【請求項18】電流を電気コイルに流して力を連続的に
    生成することが可能な焼損防止コイルを備えたリニアボ
    イスコイルアクチュエータにおいて、 ベースと、 磁界を発生させるための不飽和な磁気回路内のベースに
    取り付けられた磁石と、 前記磁石に対する往復直線動作を行うために前記ベース
    に取り付けられた電気コイルと、 所定の値の電流を選択的に前記電気コイルに流すための
    電圧手段とを備え、 前記磁石が略平面状の面を有し、 前記電気コイルが略平面状の面を有し、 前記電気コイルが前記ベースに取り付けられて前記磁石
    の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記略平面状の
    面との間にギャップを形成し、 前記電気コイルに電流が流れない場合には、前記ギャッ
    プの間隔が所定の幅であり、 前記電気コイルの前記電流が前記磁石によって発生され
    た前記磁界と相互作用して前記電気コイルに付与される
    所定の力が生成されることを特徴とする焼損防止コイル
    を備えたリニアボイスコイルアクチュエータ。
  19. 【請求項19】請求項18記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、前記不飽和な磁石が第1の磁石
    であって、前記電気コイルの前記略平面状の面が第1の
    面であり、前記リニアボイスコイルアクチュエータが、 前記第1の磁石と協働して前記磁界を発生させるように
    前記不飽和な磁気回路内で前記ベースに取り付けられた
    第2の磁石と、 前記第1の磁石と前記第2の磁石とを相互接続する磁界
    復帰路とをさらに備え、 前記第2の磁石が略平面状の面を有し、前記電気コイル
    が第2の略平面状の面を有し、 前記第2の磁石が前記ベースに取り付けられて前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間にギャップを形成し、 前記電気コイルに電流が流れていない場合には前記第2
    の磁石の前記略平面状の面と前記電気コイルの前記第2
    の略平面状の面との間の間隔が所定の幅であることを特
    徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイルア
    クチュエータ。
  20. 【請求項20】請求項19記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、前記磁界復帰路がスチール製で
    あることを特徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボ
    イスコイルアクチュエータ。
  21. 【請求項21】請求項18記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、プラスチック製のボビンをさら
    に備え、前記電気コイルが前記ボビン上に位置決めさ
    れ、前記電気コイルが20〜40ゲージの銅線であるこ
    とを特徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボイスコ
    イルアクチュエータ。
  22. 【請求項22】請求項18記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、アルミニウム製のボビンをさら
    に備え、前記電気コイルが前記ボビン上に位置決めさ
    れ、前記電気コイルが20〜40ゲージの銅線であるこ
    とを特徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボイスコ
    イルアクチュエータ。
  23. 【請求項23】請求項18記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、前記磁石が永久磁石であること
    を特徴とする焼損防止コイルを備えたリニアボイスコイ
    ルアクチュエータ。
  24. 【請求項24】請求項18記載のリニアボイスコイルア
    クチュエータにおいて、前記所定の値の電流が約2アン
    ペア以下であり、前記所定の力が約100キログラムで
    あり、前記所定の幅が約0.75ミリメートルであるこ
    とを特徴とするリニアボイスコイルアクチュエータ。
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