JP2000152127A - ヘッドマウントディスプレイ装置 - Google Patents
ヘッドマウントディスプレイ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収納時におけるテンプルの開きを規制する。
【解決手段】 テンプル２６Ｌの後端部付近にテンプル
係止用凹部２６ａが設けられており、このテンプル係止
用凹部２６ａにテンプル２６Ｒの下端部２６ａが係止さ
れることにより、収納時におけるテンプル２６の開きを
規制している。収納時においては、テンプル係止用凹部
２６ａは一対のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが所定角度回転
したとき、つまり収納時に下端部２６ａがテンプル係止
用凹部２６ａにクリック感を伴ないながら係止される。
係止用凹部２６ａが設けられており、このテンプル係止
用凹部２６ａにテンプル２６Ｒの下端部２６ａが係止さ
れることにより、収納時におけるテンプル２６の開きを
規制している。収納時においては、テンプル係止用凹部
２６ａは一対のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが所定角度回転
したとき、つまり収納時に下端部２６ａがテンプル係止
用凹部２６ａにクリック感を伴ないながら係止される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察者の頭部に装
着し一対のカラー液晶パネル等に表示されたビデオ映像
やテレビ映像等の映像を、一対の接眼レンズを介して拡
大して観察することができるヘッドマウントデイスプレ
イ装置に関するものである。
着し一対のカラー液晶パネル等に表示されたビデオ映像
やテレビ映像等の映像を、一対の接眼レンズを介して拡
大して観察することができるヘッドマウントデイスプレ
イ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のヘッドマウントディスプ
レイ装置は図９〜図１２に示すように、観察者が頭部に
装着した際に顔面の前方に位置し、眼鏡部となる略筐型
の装置本体１と、この装置本体１の両側に折り畳み自在
に取り付けられた左右一対のテンプル２Ｒ、２Ｌと装置
本体１内に収納された図示しない一対の光学視覚ユニッ
トから成る光学視覚装置から概略構成されている。
レイ装置は図９〜図１２に示すように、観察者が頭部に
装着した際に顔面の前方に位置し、眼鏡部となる略筐型
の装置本体１と、この装置本体１の両側に折り畳み自在
に取り付けられた左右一対のテンプル２Ｒ、２Ｌと装置
本体１内に収納された図示しない一対の光学視覚ユニッ
トから成る光学視覚装置から概略構成されている。
【０００３】装置本体１は不透明な合成樹脂製の前キャ
ビネット３と、この前キャビネット３の後周縁部に中空
筐型から成る不透明な合成樹脂製の後キャビネット４の
前縁部が接合され、略筐型に構成されている。この後キ
ャビネット４は上片部４ａと後片部４ｂと図示しない下
片部とによりコ字形に形成されており、この上片部４ａ
の両側の各傾斜部には円柱状の左右一対のヒンジ部５
Ｒ、５Ｌが突設しており、ヒンジ部５Ｒ、５Ｌは後キャ
ビネット４にホルダ６を介して回転自在に支持された支
軸７の両端にそれぞれ固定され、支軸７と共に回転自在
になっている。
ビネット３と、この前キャビネット３の後周縁部に中空
筐型から成る不透明な合成樹脂製の後キャビネット４の
前縁部が接合され、略筐型に構成されている。この後キ
ャビネット４は上片部４ａと後片部４ｂと図示しない下
片部とによりコ字形に形成されており、この上片部４ａ
の両側の各傾斜部には円柱状の左右一対のヒンジ部５
Ｒ、５Ｌが突設しており、ヒンジ部５Ｒ、５Ｌは後キャ
ビネット４にホルダ６を介して回転自在に支持された支
軸７の両端にそれぞれ固定され、支軸７と共に回転自在
になっている。
【０００４】また、後キャビネット４の後片部４ｂ及び
図示しない下片部の前方中央部には、図示しない略三角
状に凹んだ鼻逃げ部を形成すると共に、後片部４ｂの鼻
逃げ部を挟んだ両側には図示しない一対の接眼窓部がそ
れぞれ開口されている。
図示しない下片部の前方中央部には、図示しない略三角
状に凹んだ鼻逃げ部を形成すると共に、後片部４ｂの鼻
逃げ部を挟んだ両側には図示しない一対の接眼窓部がそ
れぞれ開口されている。
【０００５】また、左右一対のテンプル２Ｒ、２Ｌは合
成樹脂から成る四角筒状の第１テンプル８Ｒ、８Ｌと、
この第１テンプル８Ｒ、８Ｌ内に挿入嵌合され、摺動し
ながら任意の位置に出し入れ自在になっている金属板製
の第２テンプル９Ｒ、９Ｌが設けられている。また、第
１テンプル８Ｒ、８Ｌの内側中央部にコ字部１０Ｒ、１
０Ｌが設けられ、このコ字部１０Ｒ、１０Ｌには垂直平
行に３本のピン１１Ｒ、１１Ｌが配列され、帯状パッド
１２の両端は脱着自在の鉤部１２ａにより固定され、環
状になるように構成されている。この帯状パッド１２を
設けたことにより、観察者は額に直接キャビネット４が
当接しないようになっている。また、第１テンプル８
Ｒ、８Ｌのそれぞれの先端凸部８ａはヒンジ部５Ｒ、５
Ｌにそれぞれ形成された凹部５ａにピン枢支されてい
る。
成樹脂から成る四角筒状の第１テンプル８Ｒ、８Ｌと、
この第１テンプル８Ｒ、８Ｌ内に挿入嵌合され、摺動し
ながら任意の位置に出し入れ自在になっている金属板製
の第２テンプル９Ｒ、９Ｌが設けられている。また、第
１テンプル８Ｒ、８Ｌの内側中央部にコ字部１０Ｒ、１
０Ｌが設けられ、このコ字部１０Ｒ、１０Ｌには垂直平
行に３本のピン１１Ｒ、１１Ｌが配列され、帯状パッド
１２の両端は脱着自在の鉤部１２ａにより固定され、環
状になるように構成されている。この帯状パッド１２を
設けたことにより、観察者は額に直接キャビネット４が
当接しないようになっている。また、第１テンプル８
Ｒ、８Ｌのそれぞれの先端凸部８ａはヒンジ部５Ｒ、５
Ｌにそれぞれ形成された凹部５ａにピン枢支されてい
る。
【０００６】更に、第２テンプル９Ｒ、９Ｌの先端側に
それぞれ取り付けられたつまみ部９ａは、第１テンプル
８Ｒ、８Ｌにそれぞれ設けられた長溝孔８ｂに沿って摺
動可能であり、つまみ部９ａを摺動させることにより第
１テンプル８Ｒ、８Ｌに対して第２テンプル９Ｒ、９Ｌ
を摺動できるようになっている。また、第２テンプル９
Ｒ、９Ｌの板ばね状のラチェットが設けられ、摺動に際
してクリック感が得られるようになっている。
それぞれ取り付けられたつまみ部９ａは、第１テンプル
８Ｒ、８Ｌにそれぞれ設けられた長溝孔８ｂに沿って摺
動可能であり、つまみ部９ａを摺動させることにより第
１テンプル８Ｒ、８Ｌに対して第２テンプル９Ｒ、９Ｌ
を摺動できるようになっている。また、第２テンプル９
Ｒ、９Ｌの板ばね状のラチェットが設けられ、摺動に際
してクリック感が得られるようになっている。
【０００７】第２テンプル９Ｒ、９Ｌの他端部には、柔
軟性のあるゴム板１３、１４がそれぞれ設けられてい
る。この第２テンプル９Ｒに固定されたゴム板１３には
係合手段が形成されており、また第２テンプル９Ｌのゴ
ム板１４にはゴム板１３と係止する係止手段が一体突出
形成されていて、ゴム板１３とゴム板１４は係合手段に
より係脱自在にされている。更に、第１テンプル８Ｌの
基端側には携帯型ビデオプレーヤ、携帯型ＤＶＤプレー
ヤ、ＴＶチューナ等を接続するためのケーブル１５が設
けられている。
軟性のあるゴム板１３、１４がそれぞれ設けられてい
る。この第２テンプル９Ｒに固定されたゴム板１３には
係合手段が形成されており、また第２テンプル９Ｌのゴ
ム板１４にはゴム板１３と係止する係止手段が一体突出
形成されていて、ゴム板１３とゴム板１４は係合手段に
より係脱自在にされている。更に、第１テンプル８Ｌの
基端側には携帯型ビデオプレーヤ、携帯型ＤＶＤプレー
ヤ、ＴＶチューナ等を接続するためのケーブル１５が設
けられている。
【０００８】このように、第１テンプル８Ｒ、８Ｌに対
して摺動可能に第２テンプル９Ｒ、９Ｌを構成し、この
第２テンプル９Ｒ、９Ｌの他端部同士を係合手段により
係脱自在にしたことにより、観察者により大きさが異な
る頭部に、テンプル２Ｒ、２Ｌを環状に好適にセットす
ることができる。これにより、テンプル２Ｒ、２Ｌに重
量的な負担を与えることなく、装置本体１を確実に装着
することができる。
して摺動可能に第２テンプル９Ｒ、９Ｌを構成し、この
第２テンプル９Ｒ、９Ｌの他端部同士を係合手段により
係脱自在にしたことにより、観察者により大きさが異な
る頭部に、テンプル２Ｒ、２Ｌを環状に好適にセットす
ることができる。これにより、テンプル２Ｒ、２Ｌに重
量的な負担を与えることなく、装置本体１を確実に装着
することができる。
【０００９】また、テンプル２Ｒ、２Ｌは使用後に図９
に示すようにヒンジ部５Ｒ、５Ｌを介してテンプル２
Ｒ、２Ｌを折り畳むことができ、携帯性にも優れてい
る。
に示すようにヒンジ部５Ｒ、５Ｌを介してテンプル２
Ｒ、２Ｌを折り畳むことができ、携帯性にも優れてい
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、ヘッドマウントディスプレイ装置の使
用後にテンプル２Ｒ、２Ｌを折り畳むことにより収納状
態とすることができるが、この収納状態の維持をヒンジ
部５Ｒ、５Ｌの摩擦力のみに依存しているため、例えば
テンプル２Ｒ、２Ｌを下側にして持ち上げた際には、テ
ンプル２Ｒ、２Ｌが自重で開いてしまい、取り扱いが煩
わしくなるという問題点がある。
来例においては、ヘッドマウントディスプレイ装置の使
用後にテンプル２Ｒ、２Ｌを折り畳むことにより収納状
態とすることができるが、この収納状態の維持をヒンジ
部５Ｒ、５Ｌの摩擦力のみに依存しているため、例えば
テンプル２Ｒ、２Ｌを下側にして持ち上げた際には、テ
ンプル２Ｒ、２Ｌが自重で開いてしまい、取り扱いが煩
わしくなるという問題点がある。
【００１１】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
ヘッドマウントディスプレイ装置の折り畳まれた状態に
おいて、左右一対のテンプルが簡易に開かないように収
納状態を維持できるヘッドマウントディスプレイ装置を
提供することにある。
ヘッドマウントディスプレイ装置の折り畳まれた状態に
おいて、左右一対のテンプルが簡易に開かないように収
納状態を維持できるヘッドマウントディスプレイ装置を
提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るヘッドマウントデイスプレイ装置は、液
晶パネルを有するディスプレイ装置本体と、該ディスプ
レイ装置本体を天地方向に所定角度回転自在に支持する
第１のヒンジ部材と、前記ディスプレイ装置本体をその
略中央部付近で前記第１のヒンジ部材を介して支持する
略円弧状のフレームと、該フレームの両端部に設けた左
右一対の第２のヒンジ部材と、該第２のヒンジ部材を介
して前記フレームに対して所定角度回転自在に設けた左
右一対のテンプルと、これら左右一対のテンプルのそれ
ぞれの後端部に設け、観察者の耳の後方から後頭部付近
を押圧する後頭部押圧部材とから成り、前記左右一対の
テンプルが互いに係止する係止部を少なくとも一方のテ
ンプルに設けたことを特徴とする。
の本発明に係るヘッドマウントデイスプレイ装置は、液
晶パネルを有するディスプレイ装置本体と、該ディスプ
レイ装置本体を天地方向に所定角度回転自在に支持する
第１のヒンジ部材と、前記ディスプレイ装置本体をその
略中央部付近で前記第１のヒンジ部材を介して支持する
略円弧状のフレームと、該フレームの両端部に設けた左
右一対の第２のヒンジ部材と、該第２のヒンジ部材を介
して前記フレームに対して所定角度回転自在に設けた左
右一対のテンプルと、これら左右一対のテンプルのそれ
ぞれの後端部に設け、観察者の耳の後方から後頭部付近
を押圧する後頭部押圧部材とから成り、前記左右一対の
テンプルが互いに係止する係止部を少なくとも一方のテ
ンプルに設けたことを特徴とする。
【００１３】本発明に係るヘッドマウントデイスプレイ
装置は、液晶パネルを有するディスプレイ装置本体と、
該ディスプレイ装置本体を天地方向に所定角度回転自在
に支持する第１のヒンジ部材と、前記ディスプレイ装置
本体をその略中央部付近で前記第１のヒンジ部材を介し
て支持する略円弧状のフレームと、該フレームの両端部
に設けた左右一対の第２のヒンジ部材と、該第２のヒン
ジ部材を介して前記フレームに対して所定角度回転自在
に設けた左右一対のテンプルと、前記左右一対のテンプ
ルのそれぞれの後端部に設け、観察者の耳の後方から後
頭部付近を押圧する後頭部押圧部材とから成り、前記左
右一対のテンプルを前記ディスプレイ装置本体に係止す
る係止部を設けたことを特徴とする。
装置は、液晶パネルを有するディスプレイ装置本体と、
該ディスプレイ装置本体を天地方向に所定角度回転自在
に支持する第１のヒンジ部材と、前記ディスプレイ装置
本体をその略中央部付近で前記第１のヒンジ部材を介し
て支持する略円弧状のフレームと、該フレームの両端部
に設けた左右一対の第２のヒンジ部材と、該第２のヒン
ジ部材を介して前記フレームに対して所定角度回転自在
に設けた左右一対のテンプルと、前記左右一対のテンプ
ルのそれぞれの後端部に設け、観察者の耳の後方から後
頭部付近を押圧する後頭部押圧部材とから成り、前記左
右一対のテンプルを前記ディスプレイ装置本体に係止す
る係止部を設けたことを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明を図１〜図８に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例にお
けるヘッドマウントディスプレイ装置の斜視図、図２は
側面図をそれぞれ示している。ヘッドマウントディスプ
レイ装置２１には、観察者がヘッドマウントディスプレ
イ装置２１を頭部に装着した際に観察者の両眼の前方に
位置して眼鏡部となる略筐型の装置本体２２と、この装
置本体２２を回転自在に支持するヒンジ部材２３と、装
置本体２２をヒンジ部材２３を介して支持する略円弧状
のフレーム２４とが設けられている。また、フレーム２
４の両端部には、左右一対のヒンジ部材２５Ｒ、２５Ｌ
を介して、フレーム２４に対して所定角度回転自在に左
右一対のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが設けられ、装置本体
２２と観察者の両眼との距離を所定距離に保っている。
例に基づいて詳細に説明する。図１は第１の実施例にお
けるヘッドマウントディスプレイ装置の斜視図、図２は
側面図をそれぞれ示している。ヘッドマウントディスプ
レイ装置２１には、観察者がヘッドマウントディスプレ
イ装置２１を頭部に装着した際に観察者の両眼の前方に
位置して眼鏡部となる略筐型の装置本体２２と、この装
置本体２２を回転自在に支持するヒンジ部材２３と、装
置本体２２をヒンジ部材２３を介して支持する略円弧状
のフレーム２４とが設けられている。また、フレーム２
４の両端部には、左右一対のヒンジ部材２５Ｒ、２５Ｌ
を介して、フレーム２４に対して所定角度回転自在に左
右一対のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが設けられ、装置本体
２２と観察者の両眼との距離を所定距離に保っている。
【００１５】また、テンプル２６Ｒ、２６Ｌの端部に
は、テンプル２６Ｒ、２６Ｌの撓み力に応じた押圧力で
観察者の耳の後方から後頭部にかかる部分を押圧するた
めの後頭部押圧部材２７Ｒ、２７Ｌが設けられている。
更に、フレーム２４の中央部には前頭部押圧部材２８が
設けられ、観察者の頭囲より若干小さい略円形を形成し
ている。テンプル２６Ｌには、装置本体２２に電源、映
像信号、音声信号、その他の信号、情報等を通信するた
めのケーブル２９と、このケーブル２９を支持するため
のケーブル支持部材３０ａ、３０ｂとが設けられてい
る。
は、テンプル２６Ｒ、２６Ｌの撓み力に応じた押圧力で
観察者の耳の後方から後頭部にかかる部分を押圧するた
めの後頭部押圧部材２７Ｒ、２７Ｌが設けられている。
更に、フレーム２４の中央部には前頭部押圧部材２８が
設けられ、観察者の頭囲より若干小さい略円形を形成し
ている。テンプル２６Ｌには、装置本体２２に電源、映
像信号、音声信号、その他の信号、情報等を通信するた
めのケーブル２９と、このケーブル２９を支持するため
のケーブル支持部材３０ａ、３０ｂとが設けられてい
る。
【００１６】前頭部当接部材２８は、観察者の前頭部に
直接当接するポリウレタン等の発泡部材を被覆したパッ
ド部材２８ａと、このパッド部材２８ａをその背面又は
側周面で支持するパッド支持部材２８ｂと、このパッド
支持部材２８ｂとフレーム２４とを連結するためのパッ
ド連結部材２８ｃから構成されている。また、後頭部押
圧部材２７Ｒ、２７Ｌは、それぞれ観察者の後頭部に直
接当接するポリウレタン等の発泡部材を被覆したパッド
部材２７ａと、これらのパッド部材２７ａをその背面又
は側周面で支持するパッド部材２７ｂとから構成されて
いる。
直接当接するポリウレタン等の発泡部材を被覆したパッ
ド部材２８ａと、このパッド部材２８ａをその背面又は
側周面で支持するパッド支持部材２８ｂと、このパッド
支持部材２８ｂとフレーム２４とを連結するためのパッ
ド連結部材２８ｃから構成されている。また、後頭部押
圧部材２７Ｒ、２７Ｌは、それぞれ観察者の後頭部に直
接当接するポリウレタン等の発泡部材を被覆したパッド
部材２７ａと、これらのパッド部材２７ａをその背面又
は側周面で支持するパッド部材２７ｂとから構成されて
いる。
【００１７】一方、ケーブル２９は装置本体２２に設け
たケーブル支持用開口部に係合するケーブル用ブッシュ
２９ａ、テンプル２６Ｌに設けたケーブル支持部材３０
ａ、後頭部押圧部材２７Ｌのパッド部材２７ｂに設けた
ケーブル支持部材３０ｂの３個所において支持されてい
る。なお、本実施例においては、ケーブル２９の支持を
左側のテンプル２６Ｌに設けたが、右側のテンプル２６
Ｒにより行うことも可能である。
たケーブル支持用開口部に係合するケーブル用ブッシュ
２９ａ、テンプル２６Ｌに設けたケーブル支持部材３０
ａ、後頭部押圧部材２７Ｌのパッド部材２７ｂに設けた
ケーブル支持部材３０ｂの３個所において支持されてい
る。なお、本実施例においては、ケーブル２９の支持を
左側のテンプル２６Ｌに設けたが、右側のテンプル２６
Ｒにより行うことも可能である。
【００１８】図３はテンプル２６Ｌの内側から見た拡大
側面図を示しており、ケーブル支持部材３０ａはビス３
０ｃ、３０ｄによりテンプル２６Ｌの内側に取り付けら
れているが、テンプル２６Ｌに一体成形することも可能
である。また、ヒンジ部材２５Ｌはフレーム２４Ｌ側に
設けたヒンジ駒２５ａと、テンプル２６Ｌ側に設けたヒ
ンジ駒２５ｂと、両者を結合する図示しないビスとから
構成されている。なお、テンプル２６Ｒはテンプル２６
Ｌと同様の構成のため、説明は省略する。ヒンジ駒２５
ａ、２５ｂはそれぞれ設けている孔を一致させ、下方か
らビスを締め込むことにより、ビスを回転軸として所定
角度回転自在になる。また、回動軸を鉛直方向から所定
角θだけ傾斜させることにより、観察時における全開状
態に対し、収納時の全閉状態でテンプル２６Ｌを前述し
た所定角θだけ下方向に傾斜させることができる。
側面図を示しており、ケーブル支持部材３０ａはビス３
０ｃ、３０ｄによりテンプル２６Ｌの内側に取り付けら
れているが、テンプル２６Ｌに一体成形することも可能
である。また、ヒンジ部材２５Ｌはフレーム２４Ｌ側に
設けたヒンジ駒２５ａと、テンプル２６Ｌ側に設けたヒ
ンジ駒２５ｂと、両者を結合する図示しないビスとから
構成されている。なお、テンプル２６Ｒはテンプル２６
Ｌと同様の構成のため、説明は省略する。ヒンジ駒２５
ａ、２５ｂはそれぞれ設けている孔を一致させ、下方か
らビスを締め込むことにより、ビスを回転軸として所定
角度回転自在になる。また、回動軸を鉛直方向から所定
角θだけ傾斜させることにより、観察時における全開状
態に対し、収納時の全閉状態でテンプル２６Ｌを前述し
た所定角θだけ下方向に傾斜させることができる。
【００１９】図４はディスプレイ装置２１の背面図を示
しており、テンプル２６Ｌの後端部付近にテンプル係止
用凹部２６ａが設けられており、このテンプル係止用凹
部２６ａにテンプル２６Ｒの部分２６ａが係止されるこ
とにより、収納時におけるテンプル２６の開きを規制し
ている。
しており、テンプル２６Ｌの後端部付近にテンプル係止
用凹部２６ａが設けられており、このテンプル係止用凹
部２６ａにテンプル２６Ｒの部分２６ａが係止されるこ
とにより、収納時におけるテンプル２６の開きを規制し
ている。
【００２０】図５は収納時におけるテンプル２６Ｒ、２
６Ｌの斜視図を示し、テンプル係止用凹部２６ａは一対
のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが所定角度回転したとき、つ
まり収納時に部分２６ａがテンプル係止用凹部２６ａに
クリック感を伴ないながら係止される。
６Ｌの斜視図を示し、テンプル係止用凹部２６ａは一対
のテンプル２６Ｒ、２６Ｌが所定角度回転したとき、つ
まり収納時に部分２６ａがテンプル係止用凹部２６ａに
クリック感を伴ないながら係止される。
【００２１】図６は第２の実施例におけるディスプレイ
装置３１の背面図、図７は斜視図を示しており、第１の
実施例と同一の部材には同一の符号を付している。装置
本体２２の側面には一対の突起部３２が設けられ、パッ
ド部材２７ｂの先端には一対の係止部３３が設けられて
いる。なお、説明を分かり易くするために、パット部材
２７ｂ側の突起部３２、係止部３３については図示を省
略している。
装置３１の背面図、図７は斜視図を示しており、第１の
実施例と同一の部材には同一の符号を付している。装置
本体２２の側面には一対の突起部３２が設けられ、パッ
ド部材２７ｂの先端には一対の係止部３３が設けられて
いる。なお、説明を分かり易くするために、パット部材
２７ｂ側の突起部３２、係止部３３については図示を省
略している。
【００２２】図８はディスプレイ装置３１におけるテン
プル２６Ｒをヒンジ部材５Ｒを介して回動させた状態を
示している。テンプル２６Ｒは閉止方向に回動させるこ
とにより、パッド部材２７ｂに設けた係止部３３が装置
本体２２に設けた突起部３２に噛合することで、テンプ
ル２６Ｒは係止される。
プル２６Ｒをヒンジ部材５Ｒを介して回動させた状態を
示している。テンプル２６Ｒは閉止方向に回動させるこ
とにより、パッド部材２７ｂに設けた係止部３３が装置
本体２２に設けた突起部３２に噛合することで、テンプ
ル２６Ｒは係止される。
【００２３】なお、この場合に折り畳んだ状態に外側に
位置するテンプル２６にのみ係止部３３を設けると共
に、この係止部３３に係合する突起部３２を設ければ内
側に位置する方をも押さえることもできる。また、突起
部３２及び係止部３３を磁石又は磁性体で形成し、互い
の吸引力によって係止させてもよい。
位置するテンプル２６にのみ係止部３３を設けると共
に、この係止部３３に係合する突起部３２を設ければ内
側に位置する方をも押さえることもできる。また、突起
部３２及び係止部３３を磁石又は磁性体で形成し、互い
の吸引力によって係止させてもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るヘッド
マウントデイスプレイ装置は、使用後に折り畳まれたテ
ンプルをヒンジ軸の摩擦に頼ることなく、装置本体及び
テンプルに設けた係止部により、一対のテンプルを収納
状態で確実に係止させることができる。
マウントデイスプレイ装置は、使用後に折り畳まれたテ
ンプルをヒンジ軸の摩擦に頼ることなく、装置本体及び
テンプルに設けた係止部により、一対のテンプルを収納
状態で確実に係止させることができる。
【図１】第１の実施例の斜視図である。
【図２】第１の実施例の左側面図である。
【図３】第１の実施例の左側テンプルの拡大側面図であ
る。
る。
【図４】第１の実施例の背面図である。
【図５】第１の実施例の収納状態の斜視図である。
【図６】第２の実施例の背面図である。
【図７】第２の実施例の側面図である。
【図８】第２の実施例のディスプレイ装置を回動させた
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図９】従来例の斜視図である。
【図１０】従来例の上面図である。
【図１１】従来例の正面図である。
【図１２】従来例の側面図である。
２１、３１ ヘッドマウントディスプレイ装置 ２２ 装置本体 ２３、２５、２６ ヒンジ部材 ２４ フレーム ２５ａ、２５ｂ ヒンジ駒 ２６Ｒ、２６Ｌ テンプル ２７ 後頭部押圧部材 ２８ 前頭部当接部材 ２９ ケーブル ３０ａ、３０ｂ ケーブル支持部材 ３２ 突起部 ３３ 係止部
Claims (4)
- 【請求項１】 液晶パネルを有するディスプレイ装置本
体と、該ディスプレイ装置本体を天地方向に所定角度回
転自在に支持する第１のヒンジ部材と、前記ディスプレ
イ装置本体をその略中央部付近で前記第１のヒンジ部材
を介して支持する略円弧状のフレームと、該フレームの
両端部に設けた左右一対の第２のヒンジ部材と、該第２
のヒンジ部材を介して前記フレームに対して所定角度回
転自在に設けた左右一対のテンプルと、これら左右一対
のテンプルのそれぞれの後端部に設け、観察者の耳の後
方から後頭部付近を押圧する後頭部押圧部材とから成
り、前記左右一対のテンプルが互いに係止する係止部を
少なくとも一方のテンプルに設けたことを特徴とするヘ
ッドマウントディスプレイ装置。 - 【請求項２】 前記係止部は前記一対のテンプルが所定
角度回転したときに互いに係止するようにした請求項１
に記載のヘッドマウントディスプレイ装置。 - 【請求項３】 液晶パネルを有するディスプレイ装置本
体と、該ディスプレイ装置本体を天地方向に所定角度回
転自在に支持する第１のヒンジ部材と、前記ディスプレ
イ装置本体をその略中央部付近で前記第１のヒンジ部材
を介して支持する略円弧状のフレームと、該フレームの
両端部に設けた左右一対の第２のヒンジ部材と、該第２
のヒンジ部材を介して前記フレームに対して所定角度回
転自在に設けた左右一対のテンプルと、前記左右一対の
テンプルのそれぞれの後端部に設け、観察者の耳の後方
から後頭部付近を押圧する後頭部押圧部材とから成り、
前記左右一対のテンプルを前記ディスプレイ装置本体に
係止する係止部を設けたことを特徴とするヘッドマウン
トディスプレイ装置。 - 【請求項４】 前記係止部は前記テンプルが所定角度回
転したときに係止するようにした請求項３に記載のヘッ
ドマウントディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33851998A JP2000152127A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | ヘッドマウントディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33851998A JP2000152127A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | ヘッドマウントディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000152127A true JP2000152127A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18318935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33851998A Pending JP2000152127A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | ヘッドマウントディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000152127A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111692464A (zh) * | 2019-03-15 | 2020-09-22 | 松下航空电子公司 | 用于监视器附接的系统和方法 |
| WO2023027160A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 表示装置 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP33851998A patent/JP2000152127A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111692464A (zh) * | 2019-03-15 | 2020-09-22 | 松下航空电子公司 | 用于监视器附接的系统和方法 |
| CN111692464B (zh) * | 2019-03-15 | 2024-04-12 | 松下航空电子公司 | 用于监视器附接的系统和方法 |
| WO2023027160A1 (ja) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 表示装置 |
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