JPH10123452A - 頭部装着型映像表示装置 - Google Patents
頭部装着型映像表示装置Info
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- JPH10123452A JPH10123452A JP29977796A JP29977796A JPH10123452A JP H10123452 A JPH10123452 A JP H10123452A JP 29977796 A JP29977796 A JP 29977796A JP 29977796 A JP29977796 A JP 29977796A JP H10123452 A JPH10123452 A JP H10123452A
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Links
Abstract
優れた頭部装着型映像表示装置を提供する。 【構成】単眼式の映像表示ユニット11を、左側頭部の
後ろの上下2箇所で位置決め支持する第1および第2の
押圧支持部10Lu,10Ll、右側頭部の後ろの上下
2箇所で位置決め支持する第1および第2の押圧支持部
10Ru,10Rl、ならびに、前頭部で位置決め支持
する前頭押圧支持部10Fの5箇所の押圧支持部を持つ
フレーム10で支持する。
Description
像表示素子および該映像を観察者の眼球内網膜上に投影
するための光学系を含んでなる映像表示ユニットを観察
者の頭部に装着されるフレームメンバーによって所定位
置に支持して観察者の該当する側の片目により該映像を
観察することができるようにした頭部装着型表示装置に
関し、特にその使用時の利便性に係る機能の改良に関す
るものである。
察できる頭部または顔面装着型表示装置(以下HMDと
いう)の開発が進んでいる。この種の装置は医療分野、
建築分野、教育分野、或いはゲーム機等のアミューズメ
ンド分野など種々の分野での応用が進展しつつある。ま
た一方、VGA対応の高画質の表示を行なうことができ
るものや、OA(オフィス・オートメーション)機器の
一つとして情報機器のディスプレイ装置を構成するもの
なども開発されようとする趨勢にある。現時点で既に開
発されている多くのHMDは、左右両眼に対応した左眼
用映像表示部と右眼用映像表示部を備え、これら映像表
示部をそれぞれ対応する眼で観察するような両眼式のも
のであるが、上述したOA用途のものなどでは、片方の
眼で映像の表示を観察する一方、他方の眼では前方乃至
手元の視野が確保されるようにして、キーボードその他
の操作部に対する操作を同時に行えるような単眼式のも
のも提案されてきている。
軽便な構成もの、言わば眼鏡のような感覚で装着して用
いることができるようなものが望まれる。しかしなが
ら、軽便であると共に、強度や耐久性、ならびにHMD
としての基本的機能である映像の観察のし易さなど、種
々の観点からの技術課題そのものを具体的に認識するこ
と、およびその解決については未だ十分な回答を得るに
到っていなかった。
に各対応する映像表示素子を有する映像表示装置本体
(映像表示ユニット)を後頭部を開放した形に観察者の
頭部を取り囲むようなフレ−ムで支持するように構成さ
れたHMDが開示されている。この特開平7-84210 号公
報に開示されたHMDは、後頭部に干渉部を持たず、前
面からの着脱が容易である点を特徴とするものである。
しかしながら、このHMDではフレ−ムに設定された左
右両側頭部後方での頭部に対する位置固定部は各1箇所
であり、前頭部のパッドと合わせて3箇所で頭部に接触
して位置決めされる構成であるため、位置決めの安定性
に欠ける。特に、頭部の動きが激しい用途ではこの点は
看過できない課題となる。
に各対応する映像表示素子を有する装置本体(映像表示
ユニット)を後頭部を開放した形に観察者の頭部を取り
囲むようなU字状のフレ−ム部と頭頂部近傍を巡ってU
字状のフレ−ム部の両脚部を結ぶア−ム部とを有してな
るフレ−ムによって眼前に支持するように構成されたH
MDが開示されている。この特開平8-168059号公報に開
示されたHMDでは、後頭部を開放した形に観察者の頭
部を取り囲むようなU字状のフレ−ム部に更に頭頂部近
傍を巡ってU字状のフレ−ム部の両脚部を結ぶア−ム部
が設けられたフレームによって映像表示ユニットを装着
者の頭部に位置決めする構成であるため、位置決めの安
定性に優れる。しかしながら、このHMDではこのU字
状のフレ−ム部が特設されているため、装着の操作が多
少煩雑であると共に折り畳み可能に構成することが難し
く、携帯性等の点では問題がある。
に各対応する映像表示素子を有する装置本体(映像表示
ユニット)の両側部から後方に延出した2脚でなるフレ
−ム部と頭頂部近傍を巡ってこのフレ−ム部の両脚部を
結ぶヘアバンドと称されるア−ム部とを有してなるフレ
−ムによって眼前に支持するように構成されたHMDが
開示されている。この特開平5-264946号公報に開示され
たHMDは不使用時には全体をコンパクトに折り畳んで
収納することができるように構成されている点を特徴と
するものである。しかしながら、折り畳みの機構部は上
述したヘアバンドをU字状のフレ−ム部の両脚部に対し
て旋回させて倒してから折り畳む複雑な機構であり、操
作も煩雑であるという問題がある。
に各対応する映像表示素子を有する装置本体(映像表示
ユニット)の両側部から回動可能な接続部を介して後方
に延出した2脚でなるフレ−ムを、この接続部から取り
外してベルト状のヘッドバンドに付け替えることができ
るように構成されたHMDが開示されている。この特開
平5-281506号公報に開示されたHMDは通常の使用時に
は2脚でなるフレ−ムで映像表示ユニットを支持し、ベ
ットに寝た病人が用いる場合にはこのフレ−ムをヘッド
バンドに付け替えてフレームが邪魔にならないようにし
て用いる等、使用条件に応じて適当な形式のフレーム等
の支持手段を選択適用できるようにしたことを特徴とす
るものである。しかしながら、ヘッドバンドだけでHM
Dを支持する場合、バンドだけでは支持手段として全く
剛性がないため位置決めの安定性に欠ける。
応した映像表示素子を有する単眼式のディスプレイ(映
像表示ユニット)を、ヘッドバンドに鍔の付いたサンバ
イザー型のフレームや、ゴーグル型のフレームや、或い
は、通常の眼鏡のフレームの一方のレンズ側や、レンズ
の無い眼鏡フレーム型のフレーム等に選択的に取り付け
て用いることができるHMDが開示されている。この特
開平5-88109 号公報に開示されたHMDは種々のフレー
ムに選択的に取り付けて用いることができる点を特徴と
している。しかしながら、映像表示ユニットをいずれの
フレームに取り付けるについても、特殊な形状をした専
用の取り付け手段を用いてビス止めするものであり、元
来通常の使用者が使用段階で任意に取り付け位置を調整
したりすることは予定されておらず、当然ながら映像表
示ユニットの取り付け位置や姿勢を変えることは容易に
はできない。
装置本体(映像表示ユニット)を用いるHMDが開示さ
れている。これは、映像表示素子を有する装置本体(映
像表示ユニット)の両側部から後方に延出した2脚でな
るフレ−ム部と頭頂部近傍を巡ってこのフレ−ム部の両
脚部を結ぶ保持部と称されるア−ム部とを有してなるフ
レ−ムによって映像表示ユニットを眼前(左眼または右
眼の前)に支持するように構成されたHMDが開示され
ている。この特開平8-160342号公報に開示されたHMD
は左右方向に延長されるように設けられたスクリュー軸
によってこの軸に螺合する映像表示ユニットを懸架する
ようにして、スクリュー軸を活動操作することによって
映像表示ユニットの位置を左右方向に調節可能に構成さ
れている。しかしながら、単眼式の映像表示ユニットを
左眼または右眼の前に選択的に位置させるように左右方
向に位置調整するためにはスクリュー軸を両眼の左右端
を越えるところまで左右方向に延長して設けることが必
要であり、且つ、位置調整のためのスクリュー軸の回転
操作も多く必要とされることから、機構が大きく複雑に
なると共に調節操作も面倒である。
ンド状の支持フレームで左右両眼に各対応する映像表示
素子を有する装置本体(映像表示ユニット)を支持する
ように構成すると共に、映像表示ユニットを両眼の視野
を妨げない位置に撥ね上げて位置保持することも出来る
ようにしたHMDが開示されている。この特開平4-2358
2 号公報に開示されたHMDはトグルバネを用いた特殊
な機構によって映像表示ユニットをそれによって映像を
観察できるように眼前に配置した位置と撥ね上げて両眼
の視野を妨げない位置との2位置に選択的に保持できる
撥ね上げ機構を設けたことを特徴とするものである。し
かしながら、この撥ね上げ機構は映像表示ユニットを回
動可能に支持する機構に対して更にトグルバネを用いた
特殊な機構を付加した複雑な構成を有するものであり、
製造時の組み立て作業もかなり煩雑なものとなる点で課
題を残す。
空機の操縦士がコクピットで装着するヘルメット型の保
持手段で左右両眼に各対応する映像表示素子を有するゴ
ーグル型の映像表示ユニットを支持するように構成する
と共に、映像表示ユニットを両眼の視野を妨げない位置
に撥ね上げて位置保持することも出来るようにしたHM
Dが開示されている。この特開昭58-78116号公報に開示
されたHMDはヘルメットの前頭部の上から前方に張り
出すようにして設けられた板バネの先端近傍の2つの安
定位置間で摺動可能に映像表示ユニットの上方所定部を
保持し、映像表示ユニットがそれによる映像を観察でき
るように眼前にある位置か或いは撥ね上げられて両眼の
視野を妨げない位置にあるかに応じて板バネの上記2つ
の安定位置のいずれか一方で映像表示ユニットを保持す
ることにより、映像表示ユニットを2位置のいずれかに
保持することができるように構成されている。しかしな
がら、映像表示ユニットを2位置のいずれかに保持する
ための機構は極めて複雑で大型であり、機構も複雑で重
量も重くなるため、高性能航空機の操縦士が用いる特殊
な用途である場合はともかく、一般向きには適さない。
に対応した映像表示素子を有する単眼式の映像表示ユニ
ットを眼鏡フレーム型のフレームで支持すると共に、映
像表示ユニットによる映像を観察しない方の眼前に視野
の光透過率を抑えるバイザーを配したHMDが開示され
ている。この特開平8-21974 号公報に開示されたHMD
は、映像表示ユニットによる映像を観察しない方の眼に
対して入射光を減衰させて、映像表示ユニットによる映
像を観察する方の眼の視認性を向上させることを特徴と
するものである。しかしながら、映像表示ユニットおよ
びバイザーの左右両眼に対する相対的位置関係は固定で
あり、観察者の効き目が左眼か右眼かに拠らず映像観察
眼は固定されてしまうため、万人に適合したものとはな
り得ない。
案されているこの種の装置も、OA分野等の用途におけ
る現実の使用状況においては必ずしも十全な利便性が確
保されているとは言い切れない。
たものであり、OA分野等の用途における現実の使用状
況において軽便であると共に、強度や耐久性、ならびに
HMDとしての基本的機能である映像の観察のし易さな
ど、種々の観点からの技術課題そのものを具体的に認識
した上で、それら課題の解決が計られたこの種の装置を
提供することを目的とする。
決するため、一つの本願発明は: ・装着者(図2:2)の左側頭部位(同:2L)乃至同
部位の後方部位で前後方向には概略同位置であって上下
の水準位置を異にする2位置である左側頭上方部位
(同:2Lu)および左側頭下方部位(同:2Ll)に
対して該両部位の概略法線方向に夫々所定の押圧力を以
て接触することによって自己と装着者頭部の該当接触位
置との相対変位を規制するようになされた左側第1押圧
支持部(同:10Lu)および左側第2押圧支持部
(同:10Ll)、上記装着者(同:2)の右側頭部位
(同:2R)乃至同部位の後方部位で前後方向には概略
同位置であって上下の水準位置を異にする2位置である
右側頭上方部位(同:2Ru)および右側頭下方部位
(同:2Rl)に対して該両部位の概略法線方向に夫々
所定の押圧力を以て接触することによって自己と装着者
頭部の該当接触位置との相対変位を規制するようになさ
れた右側第1押圧支持部(同:10Ru)および右側第
2押圧支持部(同:10Rl)、ならびに上記装着者
(同:2)の前頭部位(同:2F)乃至同部位近傍部位
に対して該部位の概略法線方向に所定の押圧力を以て接
触することによって自己と装着者頭部の該当接触位置と
の相対変位を規制するようになされた前頭押圧支持部
(同:10F)の上記5つの押圧支持部が設けられ、こ
れら5つの押圧支持部からの押圧力の合力によって装着
者の頭部に対して位置規制されるように構成されてなる
ことを特徴とする頭部装着型映像表示装置である。……
…………………〔1〕
持部による押圧力が適切に配分されることにより装置が
装着者の頭部に対して安定して位置決めされる。
押圧支持部(10Ll)を有してなり自己の弾性力によ
って該両押圧支持部における上記押圧力を得るようにな
された左リヤフレーム(10L)と、上記右側第1押圧
支持部(10Ru)および右側第2押圧支持部(10R
l)を有してなり自己の弾性力によって該両押圧支持部
における上記押圧力を得るようになされた右リヤフレー
ム(10R)と、上記前頭押圧支持部(10F)を有し
てなり上記左リヤフレーム(10L)および右リヤフレ
ーム(10R)が自己の左右所定部位に連結(10C)
されてなるメインフレーム(10M)とを備えたことを
特徴とする上記(1)に記載の頭部装着型映像表示装置
である。………………………………〔2〕
が開放された形状となるため前方から容易に装着するこ
とができる
10R)はポリアミド,ポリカーボネイト,ポリプロピ
レン,ABS樹脂,ポリエチレン,ポリエチレンテレフ
タレートまたはポリアセタールのうちのいずれかのプラ
スチック材料よりなるものであることを特徴とする上記
〔2〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。………
…………………………………………………………〔3〕
ここで、プラスチック材料のうちABS樹脂が最良であ
る。
頭部の該当する押圧部位に対して材料自体の持つ弾力に
よって適当な押圧力が容易に得られる。
エンジニアリングプラスチックよりなるものであること
を特徴とする上記(2)に記載の頭部装着型映像表示装
置である。……………………………………………………
〔4〕
ムが高強度、高剛性、且つ、軽量となり、フレーム全体
としての位置決めのための保持力も十分なものとするこ
とができる。
10R)は上記メインフレーム(10M)に対して屈曲
可能な連結機構(10Lh ,10Rh )によって連結さ
れてなることを特徴とする上記〔2〕に記載の頭部装着
型映像表示装置である。……………………………………
……………………………〔5〕
ムに対して左リヤフレームおよび右リヤフレームを連結
機構の部位で折り曲げて畳むことができる(図3)。
レーム(10M)に対する左リヤフレームおよび右リヤ
フレーム(10L,10R)の回動可能な範囲を規制す
る回動範囲規制手段(図1;図2;図4〜図8:13
L,13R)を有してなるものであることを特徴とする
上記〔5〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。…
……………………………………………………………
〔6〕
ムに対する左リヤフレームおよび右リヤフレームの開度
を調節することによりフレームを装着者の頭部の大きさ
に適合させることができる。
0R)およびメインフレーム(10M)のうちの少なく
とも一のものは応力に抗して変形を抑止するための剛性
強化断面形状部(図9,図10:Rf )を含んで構成さ
れてなるものであることを特徴とする上記〔2〕に記載
の頭部装着型映像表示装置である。………………………
…………………………………………………………〔7〕
となり、また捻り方向に柔軟に変形できるため頭部にフ
ィットしやすい。
向の基本構造部(図9,図10:Rb )に対して概略法
線方向の応力に抗するための補強リブ部(Rf )が付加
されて形成されてなるものであることを特徴とする上記
〔7〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。………
……………………………〔8〕
となり、また捻り方向に柔軟に変形できるため頭部にフ
ィットしやすい。
(10R)は上記メインフレーム(10M)に対して着
脱自在な連結機構(図11:40L,40R)によって
連結されてなるものであることを特徴とする上記〔2〕
に記載の頭部装着型映像表示装置である。………………
……………………………
ムおよび右リヤフレームの交換が容易で保守がしやす
い。また、左リヤフレームおよび右リヤフレームをメイ
ンフレームとは分割して収納でき、携帯性に優れる。
(10R)のうちの少なくとも一のものは装着者の頭部
の動きを検出するための検出器を含んでなる検出器ユニ
ット(図12:61)を所定の位置関係を維持して連結
するための着脱自在な連結機構(図12,図13:19
L,19R)を備えてなるものであることを特徴とする
上記〔2〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。…
…………………………………………………………………
……………………〔10〕
て装着者の頭部の動きを検出するための検出器を含んで
なる検出器ユニットを適用することができる。また、検
出器が故障乃至破損するようなことがあっても検出器ユ
ニットごと容易に交換できるため保守が極めて容易であ
る。更に、検出器ユニットを取り外せることは分割収納
が容易であるため携帯性にも優れる。
フレーム(同:10R)は自己の前方側所定部に上記メ
インフレーム(同:10M)に連結される連結機構
(同:10Lh ,10Rh )が設けられた前部メンバー
(同:10Lc ,10Rc )とこの前部メンバーの後方
側に結合された後部メンバー(同:10Lu,10L
l;10Ru,10Rl)とを含んでなり且つこの後部
メンバーが装着者の頭部を押圧する方向の弾性力を生じ
るようになされたものであることを特徴とする上記
〔2〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。……
〔11〕
フレームの各後半部が弾性的に装着者の頭部を押圧する
ため装着者の頭部の形状に良く適合する。
10Rl)は一つの前部メンバー(10Lc ,10Rc
)に対して複数のもの(10Lu,10Ll;10R
u,10Rl)が異方向に設けられてなるものであるこ
とを特徴とする上記〔11〕に記載の頭部装着型映像表
示装置である。……………〔12〕
フレームの各後半部は複数のものが異方向に設けられて
なるものでありそれらが弾性的に装着者の頭部を押圧す
るため装着者の頭部の形状に一層良く適合する。
10Rl)は上記前部メンバー(10Lc ,10Rc )
に対して回動可能に結合(10Lj1,10Lj2;10R
j1,10Rj2)されてなるものであることを特徴とする
上記〔11〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。
…………………………〔13〕
ムの各後部メンバーは前部メンバーに対して回動可能に
結合されるため装着者の頭部のサイズや形状に対して極
めて弾力的に適合し得るようになる。また、メインフレ
ームに対して連結機構(ヒンジ部10Lh,10Rh)
により左右のリヤフレームが折り畳めるため、携帯に便
利である。
に構成されてなるフレームメンバー(図1,図2,図1
1,図12,図14,図16,図19,図20〜図2
4:10)と、このフレームメンバーに取り付けられる
単眼式の映像表示ユニット(11)とを含んでなる頭部
装着型映像表示装置であって、上記フレームメンバー
(10)と映像表示ユニット(11)とは使用者の任意
に応じて着脱自在な結合機構(10C)により結合され
てなるものであることを特徴とする頭部装着型映像表示
装置である。……………………〔14〕
て単眼式の映像表示ユニットをフレームメンバーから取
り外して、前方視野を十分に確保したり、この映像表示
ユニットを手に持って映像を観察したりすることができ
る。
断面を有する軸状の第1のメンバー部(同:50)とこ
の第1のメンバーに対し該第1のメンバー部を握持する
ようにして結合される第2のメンバー部(同:51)と
を含んで構成され、上記第2のメンバー部(同:51)
は第1のメンバー部(同:50)の回りの少なくとも第
1および第2の相対的回動位置(図21:実線図示位置
〜一点鎖線図示位置)において上記両メンバーが相互に
位置規制されて安定するようになされ且つ上記第1の相
対的回動位置(図21:実線図示位置)では上記映像表
示ユニット(11)が上記装着者による映像観察に供さ
れるよう位置し上記第2の相対的回動位置(図21:一
点鎖線図示位置)では映像表示ユニット(11)が上記
装着者の前方視野を妨げないよう位置するようになされ
たものであることを特徴とする上記〔14〕に記載の頭
部装着型映像表示装置である。……………………………
………………………………………………………………
〔15〕
て単眼式の映像表示ユニットを装着者の前方視野を妨げ
ない位置に跳ね上げるなどして前方視野を十分に確保す
ることができる。
2のメンバー部(51)とは第1のメンバー部の軸方向
に相対変位可能に構成されてなるものであることを特徴
とする上記〔15〕に記載の頭部装着型映像表示装置で
ある。…………………………………………………………
……………………………〔16〕
幅に応じて映像表示ユニットを左右方向の適切な位置に
調節することができる。
面が多角形状に形成されたものであることを特徴とする
上記〔15〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。
…………………………………………………………………
〔17〕
て単眼式の映像表示ユニットを装着者の前方視野を妨げ
ない位置に跳ね上げるなどして前方視野を十分に確保す
るための機構が極めて簡単なものとして実現できる。
成されてなるものであることを特徴とする上記〔15〕
に記載の頭部装着型映像表示装置である。………………
…………………………………………………………………
〔18〕
て単眼式の映像表示ユニットを装着者の左眼側位置或い
は右眼側位置に選択的に移動して用いても双方の位置で
の使用に適合させることができる。
2のメンバー部(51)とは異なる材料により構成され
てなるものであることを特徴とする上記〔15〕に記載
の頭部装着型映像表示装置である。………………………
〔19〕
バー部と第2のメンバー部とが異材質の組み合わせであ
るため、回動時の滑りが良く耐磨耗性に優れる。 第1のメンバーの例:ポリアセタール、ナイロン、フッ
素入りポリカーボネイト、ポリブタジレンテレフタレー
ト 第2のメンバーの例:ポリカーボネイ、ABS樹脂 以上のうち最良の組み合わせはポリアセタールとポリカ
ーボネイトである。
ー(10)との相対変位に応動して映像の映出を停止す
るスイッチ(図21,図22:53,53a)を備えた
ものであることを特徴とする上記〔14〕に記載の頭部
装着型映像表示装置である。………………………………
……………………………〔20〕
ニットによる映像を観察しない跳ね上げた位置などに変
位させるに応動して映像の映出を停止させ節電を計るこ
とができる。
2,図14:11)はこの映像表示ユニットによる映像
を観察しない方の眼に対してその前方視野に係る可視光
透過率を70パーセント以下に規制するバイザー(11
V)が設けられてなるものであることを特徴とする上記
〔14〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。……
……………………………………………………………〔2
1〕
眼で映像を観察する場合に、映像表示ユニットによる映
像を見ない方の眼に入射する光量が制限されるため視野
闘争が抑制される。
の映像表示ユニットによる映像を観察しない方の眼(図
26では左眼)に対してその前方視野に係る可視光透過
率を10パーセント乃至90パーセントの範囲内で制御
可能な液晶シャッターを有してなるバイザー(同:11
V′)と、このバイザーの上記液晶シャッターを駆動す
るための駆動回路(同:11S)とを備えてなるもので
あることを特徴とする上記〔14〕に記載の頭部装着型
映像表示装置である。………………………………………
…………………………………………………〔22〕
用時の環境に応じてバイザーの可視光透過率を適切に調
節することができ、良好な状態で映像を観察できる。
,11Vb )は上記映像表示ユニット(11)側に収
納可能に構成されてなるものであることを特徴とする上
記〔21〕または〔22〕に記載の頭部装着型映像表示
装置である。…………………………………………………
………………………………〔23〕
収納できるため携帯に便利である。
,11Vb )は上記映像表示ユニット(11)側への
収納状態において該映像表示ユニットの映像表示面(1
1d)を覆うように構成されてなるものであることを特
徴とする上記〔23〕に記載の頭部装着型映像表示装置
である。……………………〔24〕
トの不使用時にはバイザーによって映像表示面を保護で
きる。
着者により映像が観察される姿勢における底部乃至その
近傍部に所定の突出部(同:11B)が形成されてなる
ものであることを特徴とする上記〔14〕に記載の頭部
装着型映像表示装置である。………………………………
……………………………〔25〕
ニットを回動操作するとき突出部が指掛け部となって操
作し易く、且つ、机上に載置したときにはこの突出部が
装置本体の一つの支持部となる。
ームメンバー(10)から離脱した状態において自己に
対応するコントローラの筐体(100)によって支持さ
れる被支持部(11W)が形成されてなるものであるこ
とを特徴とする上記〔14〕に記載の頭部装着型映像表
示装置である。…………〔26〕
ニットをコントローラの筐体によって支持するようにし
て、同コントローラと共に机上に置いて使用すれば、映
像の観察が容易になる。また、装置を頭部に装着する煩
わしさがなく便利である。
は、外部からの操作に応じた所定の形態の信号を得るス
イッチ回路(11SW)と、このスイッチ回路に対する操
作に応動して上記映像表示ユニット(11”)の表示部
(11d)における表示の向きに関して駆動形態を変更
するようになされた表示部駆動回路(11Sa )とを含
んで構成されたものであることを特徴とする上記〔1
4〕に記載の頭部装着型映像表示装置である。…………
………………………………〔27〕
像表示ユニットを手に持って観察する場合等において、
手で持つ向きに応じて適宜表示の向きを上下反転させる
等して適切に選択できる。
での該映像表示ユニットの姿勢に対応した検出信号を得
る姿勢検出回路(11GV)と、この姿勢検出回路による
検出信号に応じて上記映像表示ユニットの表示部におけ
る表示の向きに関して駆動形態を変更するようになされ
た表示部駆動回路とを含んで構成されたものであること
を特徴とする上記〔14〕に記載の頭部装着型映像表示
装置である。…………………………………………………
……………………〔28〕
像表示ユニットを手に持って観察する場合等において、
手で持つ向きに応じて自動的に表示の向きを上下反転さ
せる等して適切に選択できる。
を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の一つの
実施の形態としての頭部装着型映像表示装置1の斜視図
である。図2は図1の頭部装着型映像表示装置1を装着
者2が装着した状態を示す図である。
表示装置1の構造部であるフレーム10は、装着状態に
おいて装着者2の前頭部2Fに当接する位置を占め本装
置の主たる構造部材をなすメインフレーム10Mと、こ
のメインフレーム10Mに対し左側ヒンジ部10Lhで
回動自在に結合された左リヤフレーム10Lおよび同メ
インフレーム10M対し右側ヒンジ部10Rhで回動自
在に結合された右リヤフレーム10Rを含んで構成され
ている。
像信号の伝送路であるコード11cを通して供給される
映像を自己の表示部11dに映出する映像表示ユニット
11を所定位置に懸架するための連結機構10Cが設け
られている。尚、この実施の形態における映像表示ユニ
ット11にはこの映像表示ユニットによる映像を観察し
ない方の眼に対してその前方視野に係る可視光透過率を
70パーセント以下に規制して映像の観察が妨げられな
いようにするためのバイザー11Vが設けられている。
即ち、このバイザー11Vによって両眼での観察時にお
ける視野闘争が効果的に抑制される。
方部位であって上下の水準位置を異にする2位置である
左側頭上方部位2Luおよび左側頭下方部位2Llに対
して該両部位の概略法線方向に夫々所定の押圧力を以て
接触することによって自己と装着者2の頭部の該当接触
位置との相対変位を規制するようになされた左側第1押
圧支持部10Luおよび左側第2押圧支持部10Llが
上述した左リヤフレーム10Lの後方で二股に分かれた
両脚のように設けられている。
方部位2Luおよび左側頭下方部位2Llは二股に分か
れた上記各脚部の一部分が頭部に接触するようになされ
ていて上下の水準位置を異にするも前後方向には概略同
位置である。
左側第2押圧支持部10Llの各後端部近傍内側であっ
て上述の装着者2の左側頭上方部位2Luおよび左側頭
下方部位2Llへの接触部位には、夫々の接触部位に対
応して良好な接触感を得るためと位置決め効果を確保す
るためにパッド12Luおよび12Llが設けられてい
る。
も、右側頭部位2R乃至同部位の後方部位であって上下
の水準位置を異にする2位置である右側頭上方部位2R
uおよび右側頭下方部位2Rlに対して該両部位の概略
法線方向に夫々所定の押圧力を以て接触することによっ
て自己と装着者2の頭部の該当接触位置との相対変位を
規制するようになされた右側第1押圧支持部10Ruお
よび右側第2押圧支持部10Rlが、上述した右リヤフ
レーム10Rの後方で二股に分かれた両脚のように設け
られている。
右側第2押圧支持部10Rlについても、両者は二股に
分かれた上記各脚部の一部分が頭部に接触するようにな
されて上下の水準位置を異にするも前後方向には概略同
位置である。
右側第2押圧支持部10Rlの各後端部近傍内側であっ
て上述の装着者2の右側頭上方部位2Ruおよび右側頭
下方部位2Rlへの接触部位には、夫々の接触部位に対
応して良好な接触感を得るためと位置決め効果を確保す
るためにパッド12Ruおよび12Rlが設けられてい
る。
近傍部位に対して該部位の概略法線方向に所定の押圧力
を以て接触することによって自己と装着者2の頭部の該
当接触位置との相対変位を規制するようになされた前頭
押圧支持部10Fが、上述したメインフレーム10Mに
設けられている。また、この前頭押圧支持部10Fの内
側であって装着者2の前頭部位2Fへの接触部位にも、
良好な接触感を得るためと位置決め効果を確保するため
にパッド12Fが図3に示すように設けられている。
1では、上述した5つの押圧支持部、即ち、左側第1押
圧支持部10Luおよび左側第2押圧支持部10Ll、
および、右側第1押圧支持部10Ruおよび右側第2押
圧支持部10Rl、ならびに、前頭押圧支持部10Fが
設けられ、これら5つの押圧支持部からの押圧力の合力
によって装着者2の頭部に対して位置規制されるように
構成されている。そして、これら押圧力は、上述した左
リヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム10Rによる
それら自体が有する弾性力によって生起せしめられるよ
うに構成されている。
上述のようにフレーム10自体がそれら全体として有す
る弾性力によって装着者2の頭部に対して位置規制され
るように構成されているため、別途のばね等の弾性体を
用いない簡素な構成をとることができ、小型化および軽
量化が容易である。
支持部10Ll側の脚部への分岐部の下方部位に、装着
者2の左耳上部に当接して適度な位置規制状態を得るた
めの位置決め用凸部10Lpが形成され、同様に、右リ
ヤフレーム10Rの右側第2押圧支持部10Rl側の脚
部への分岐部の下方部位に、装着者2の右耳上部に当接
して適度な位置規制状態を得るための位置決め用凸部1
0Rpが形成されている。
の押圧支持部からの押圧力を生起させるための弾性力を
得るために、左リヤフレーム10Lおよび右リヤフレー
ム10Rは、ポリアミド,ポリカーボネイト,ポリプロ
ピレン,ABS樹脂,ポリエチレン,ポリエチレンテレ
フタレートまたはポリアセタールのうちのいずれかのプ
ラスチック材料により構成されている。上記各プラスチ
ック材料のうち最良のものはABS樹脂である。
ーボンを含有したエンジニアリングプラスチックにより
構成されている。フレーム10をこのような材料で構成
することにより、適度な位置規制状態を得るために十分
な弾性力が生起され得る。また、カーボンを含有したエ
ンジニアリングプラスチックを用いることで剛性の点で
も優れたものとなり、映像観察時にフレームが歪んで観
察に支障を来すような虞れが少なくなる。
ム10Rは上記メインフレーム10Mに対して屈曲可能
な連結機構によって連結されている。既述のとおり、図
1および図2の実施の形態ではメインフレーム10Mに
対し左リヤフレーム10Lはこの連結機構である左側ヒ
ンジ部10Lhにより回動自在に結合され、右リヤフレ
ーム10Rはこの連結機構である右側ヒンジ部10Rh
により回動自在に結合されている。
の平面図であり、特に、同装置の上記右リヤフレーム1
0Rを右側ヒンジ部10Rhの回りに回動させることに
より折り畳んだ状態を示してある。図3において図1お
よび図2との対応部は同一の符号を用いて示し、それら
各部の説明は省略するが、本実施の形態では、図示のよ
うにしてフレームを折り畳むことができるため携帯時に
便利である。
上記連結機構である左側ヒンジ部10Lhおよびび右側
ヒンジ部10Rhに関連して、上記メインフレーム10
Mに対する左リヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム
10Rの回動可能な範囲を規制する回動範囲規制手段1
3Lおよび13Rが設けられている。
面左側面図である。この図4においても既述の図1乃至
図3との対応部は同一の符号を用いて示し、それら各部
の説明は省略するが、この図4ではメインフレーム10
Mに対する左リヤフレーム10Lの回動可能な範囲を規
制する回動範囲規制手段13Lについて詳細に表現して
ある。
ム10Lの前端部側に設けられた左側ヒンジ部10Lh
に臨んで前後方向を自己の長手方向とするようにして形
成された左長穴部14L内から左リヤフレーム10Lの
前端部より自己の頭部が左側ヒンジ部10Lh内に突出
するようにして前後方向に延長して設けられたネジ軸1
5Lと、同左長穴部14L内でこのネジ軸15Lに螺合
し外部から回転操作されることにより同ネジ軸15Lの
前後方向の移動、即ちネジ軸15Lの左側ヒンジ部10
Lh内への突出の程度を調節するためのローレットネジ
16Lとを含んで構成されている。
も、既述の左側面の機構と同様の機構が備えられてい
る。右側面の機構についてはこの図4に関する説明によ
って十分に理解されるため、図示は省略する。即ち、こ
の装置1の右側面にも、既述の左側面におけると同様
に、回動範囲規制手段13Rが設けられ、この回動範囲
規制手段13Rは、右リヤフレーム10Rの前端部側に
設けられた右側ヒンジ部10Rhに臨んで前後方向を自
己の長手方向とするようにして形成された右長穴部14
R内から右リヤフレーム10Rの前端部より自己の頭部
が右側ヒンジ部10Rh内に突出するようにして前後方
向に延長して設けられたネジ軸15Rと、同右長穴部1
4R内でこのネジ軸15Rに螺合し外部から回転操作さ
れることにより同ネジ軸15Rの前後方向の移動、即ち
ネジ軸15Rの右側ヒンジ部10Rh内への突出の程度
を調節するためのローレットネジ16Rとを含んで構成
されている。
3R)において、ローレットネジ16L(16R)を外
部から回転操作してネジ軸15L(15R)の頭部を左
側ヒンジ部10Lh(右側ヒンジ部10Rh)内へ深く
突出(例えば2〜3mm)させれば、メインフレーム10
Mに対する左右リヤフレーム10L,10Rの開き加減
が、例えば既述の図3において一点鎖線で図示したよう
に狭められる方向に調節され、またこれと逆方向の調節
も可能であるため、装着者の頭部の大きさや形状などの
個人差に応じた最適な装着状態を得ることができる。
の構成ならびに作用を詳細に説明するための要部斜視図
である。
図である。
ーム10Mに対して左側ヒンジ部10Lh(右側ヒンジ
部10Rh)によって回動可能に左右リヤフレーム10
L,10Rが結合され、これら左右リヤフレーム10
L,10Rの前端縁10Le(10Re )に臨んで前後
方向を自己の長手方向とするようにして左長穴部14L
(右長穴部14R)が形成されている。左長穴部14L
(右長穴部14R)内には左右リヤフレーム10L,1
0Rの前端縁10Le (10Re )より自己の頭部がヒ
ンジ部10Lh(10Rh)内に突出するようにして前
後方向に延長してネジ軸15L(15R)が設けられて
いる。このネジ軸15Lには長穴部14L(14R)内
で同ネジ軸15L(15R)と螺合し外部から回転操作
されることによりネジ軸15L(15R)の進退の移
動、即ちネジ軸15L(15R)のヒンジ部10Lh
(10Rh)内への突出の程度を調節するためのローレ
ットネジ16L(16R)が設けられている。
(16R)を回転操作してネジ軸15L(15R)のヒ
ンジ部10Lh(10Rh)内への突出の程度を増加さ
せておくと、左(右)リヤフレーム10L(10R)を
ヒンジ部10Lh(10Rh)の回りに回動させて両リ
ヤフレーム10L,10Rをメインフレーム10Mから
開く方向に動かすと、両リヤフレーム10L,10Rが
比較的狭い開度にあるうちにネジ軸15L(15R)の
突出した頭部がメインフレーム10Mのヒンジ部10L
h(10Rh)内に臨む端縁部10Meに当接して両リ
ヤフレーム10L,10Rが開動作が規制されることに
なる。従って、この場合は、両リヤフレーム10L,1
0Rの許容開度が狭められる方向への調節がなされるこ
とになる。ローレットネジ16L(16R)を上述とは
逆方向に回転操作してネジ軸15L(15R)のヒンジ
部10Lh(10Rh)内への突出の程度を減少させれ
ば上記とは逆の調節が行われることは勿論である。
変形例としての装置の回動範囲規制手段13L′(13
R′)の構成ならびに作用を詳細に説明するための要部
斜視図である。
号にダッシュを附して示してある。図7の例でも図5の
実施の形態同様に、メインフレーム10M′に対して左
側ヒンジ部10Lh′(右側ヒンジ部10Rh′)によ
って回動可能に左右のリヤフレーム10L′,10R′
が結合され、これら左右のリヤフレーム10L′,10
R′の前端縁10Le ′(10Re ′)に臨んで前後方
向を自己の長手方向とするようにして左長穴部14L′
(右長穴部14R′)が形成されている。
R′)内には左右リヤフレーム10L′,10R′の前
端縁10Le ′(10Re ′)より自己の頭部がヒンジ
部10Lh′(10Rh′)内に突出するようにして前
後方向に延長してスライド軸15L′(15R′)が設
けられている。このスライド軸15L′(15R′)は
後述するように左長穴部14L′(右長穴部14R′)
から左右リヤフレーム10L′,10R′の前端縁10
Le ′(10Re ′)より自己の頭部が突出するように
左右リヤフレーム10L′,10R′内を貫通して延長
されている。この貫通の仕方は、左右リヤフレーム10
L′,10R′内で向きを変えずにそれらフレームの厚
み方向へのシフトが可能なように断面が長円形状になさ
れた貫通孔17内に挿通されるようにされている。
長穴部14L′(14R′)内で同スライド軸15L′
(15R′)と結合してなり外部から左右リヤフレーム
10L′,10R′の厚み方向へ押圧しつつ前後に進退
操作されることによりスライド軸15L′(15R′)
の進退の移動、即ちスライド軸15L′(15R′)の
ヒンジ部10Lh′(10Rh′)内への突出の程度を
調節するための調節用操作片18が設けられている。
リヤフレーム10L′,10R′の開度の調節のための
機構ならびにその作用を説明するための模式図である。
図8の(P)部は図7の調節用操作片18に係る上面図
であり、図8の(A)部〜(D)部は上記(P)部の図
におけるZ−Z面での断面を上から見た側面図である。
おり、両リヤフレーム10L′,10R′の開度の調節
は、スライド軸15L′(15R′)が上記ヒンジ部1
0Lh′(10Rh′)内へ突出する程度を調節するこ
とによって行われる。図8のとおり、スライド軸15
L′(15R′)は調節用操作片18に植設されてい
る。この調節用操作片18は図7について既述のとおり
長穴部14L(14R)内でスライド軸15L′(15
R′)と結合してなり外部から左右リヤフレーム10
L′,10R′の厚み方向へ押圧しつつ前後に進退操作
されることによりスライド軸15L′(15R′)の進
退の移動を調節するものであり、長穴部14L(14
R)内で同長穴部の底部に設けられた弾性体S1および
S2によって底部から離隔する方向に常時付勢力が与え
られている。
18が前後方向(図8で見て左右方向)に変位するとき
の複数の所定位置で適切に位置規制されるための複数
(図示では3箇所)の位置規制用凹所P1,P2および
P3が斜線を施して示された各係止部の間に形成され、
これに対応して左右のリヤフレーム10L′,10R′
側には位置規制用係止片Bが設けられている。
位置規制用係止片Bが位置規制用凹所P2に嵌入する形
で調節用操作片18、従ってスライド軸15L′(15
R′)に対する位置規制がされている。この状態で弾性
体SP1およびSP2の付勢力に抗して白抜きの矢線図
示の方向に調節用操作片18を押圧操作すると、図8の
(B)部に示されたように位置規制用係止片Bが位置規
制用凹所P2から脱して調節用操作片18は前後方向
(図8で見て左右方向)に変位することができる状態に
なる。この状態で図8の(B)部で白抜きの矢線で図示
された方向に調節用操作片18を押圧操作すると、同調
節用操作片18は図8の(C)部に示されたように位置
規制用係止片Bが位置規制用凹所P3に対応する位置に
到る。
用操作片18に対する押圧操作を解除すると、図8の
(D)部に示されたように、この位置規制用係止片Bが
位置規制用凹所P3に嵌入するようにして調節用操作片
18、従って、スライド軸15L′(15R′)に対す
る位置規制が掛かる状態に到る。即ち、スライド軸15
L′(15R′)が調節前よりも1段突出した状態、従
って、両リヤフレーム10L′,10R′の開度が1段
狭められた状態に調節される。上記とは逆に、位置規制
用係止片Bが位置規制用凹所P1で位置規制されるよう
にすれば、両リヤフレーム10L′,10R′の開度が
1段広められた状態に調節されることになる。
頭部装着型映像表示装置1のフレーム10の強度メンバ
ー部の構造を説明するための要部斜視図である。
示の面SEで見たときの種々の断面形状の例を示す断面
図である。
対して右リヤフレーム10Rが右側ヒンジ部10Rhで
結合され、この右リヤフレーム10Rには図1について
既述のものと略同様に右側第1押圧支持部10Ruおよ
び右側第2押圧支持部10Rhが夫々設けられている。
この図9では、右リヤフレーム10Rのヒンジ部10R
hの近傍位置に断面形状を特定するための仮想切断面S
Eが設定されている。
力に抗して変形を抑止するための剛性強化断面形状部を
含んで構成され、より具体的には、この剛性強化断面形
状部は装着者の頭部(その外表面)に概略沿う方向の基
本構造部Rb に対して概略法線方向(頭部外表面の方線
方向)の応力に抗するための補強リブ部Rf が付加され
て形成されてなる形状になされ、この補強リブ部Rf を
含んで、例えば図10の(A)部に示されるようなL
型,同図(B)部に示されるような溝型,同図(C)部
に示されるようなE型,或いは、同図(D)部に示され
るようなH型の断面形状になされている。
薄となるため軽量で且つ補強リブ部Rf によって高強度
且つ特定方向(頭部外表面の方線方向)の応力に対して
高剛性となり、また捻り方向に対しては比較的柔軟に変
形できるため頭部にフィットしやすい。
リブ部Rf によって形成される凹所乃至溝状部を映像信
号の伝送路となるコードの配設経路として用いるように
してもよい。
頭部装着型映像表示装置を示す斜視図である。図11に
おいて既述の図1との対応部は同一符号を附してそれら
各部の詳細な説明は省略するが、フレーム10が、主た
る構造部材をなすメインフレーム10Mと、このメイン
フレーム10Mに対し屈曲可能な連結機構で結合された
左リヤフレーム10Lおよび同メインフレーム10M対
し上記同様の屈曲可能な連結機構で結合された右リヤフ
レーム10Rを含んで構成されている点は図1の実施の
形態と同様であるが、この図11の実施の形態では特
に、左リヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム10R
はメインフレーム10Mに対して着脱自在な連結機構4
0L,40Rによって連結されてなるものである点を特
徴としている。
左端側に設けられた挿通孔41Lと左リヤフレーム10
Lの前端側に設けられた挿通孔10Pとを同軸状に位置
合わせした状態で、双方の挿通孔41Lおよび10Pに
対して共通のピン42Lを挿通せしめるようにして構成
されている。右側の連結機構40Rについてもその構成
は上述の連結機構40Lと同様であるためその説明は省
略する。
フレーム10Lおよび右リヤフレーム10Rはメインフ
レーム10Mに対して着脱自在であるため、左リヤフレ
ーム10Lまたは右リヤフレーム10Rの一方或いは双
方が破損するようなことがあっても簡単に交換できるた
め保守が極めて容易である。また、左リヤフレーム10
Lおよび右リヤフレーム10Rを取り外して分割収納す
ることができるため携帯性に優れる。
は、上記ピン42Lは挿通孔41Lおよび10Pに対し
て容易に装脱自在に構成され、メインフレーム10Mの
左端側に左リヤフレーム10Lを連結するに替えて、挿
通孔10Pに相応する挿通孔30Pが自己の左前端の剛
体部31Lに設けられこの剛体部31Lから弾性のある
ベルト32が導出されてなるヘアバンド30を連結して
用いることができる点である。
成は上述の左側に関するものと同様であるため詳細な説
明は省略するが、ベルト32が後頭部から右側頭部に回
ったところで右側の剛体部31Rを介してメインフレー
ム10Mの右端側に連結機構40Lと同様の連結機構4
0Rによって連結される。上記のヘアバンド30を用い
た場合は、剛体でなる左リヤフレーム10Lおよび右リ
ヤフレーム10Rを用いたのでは装着不可能なほどに頭
部のサイズが大きい観察者でもヘアバンド式の装着手段
であれば弾力的に適合するため本装置を利用できるよう
になる。また一方、ヘアバンド30の張力(弾性力)を
適切に選択しておくことで、頭部の動きの激しい状態で
の使用も可能となる。
す斜視図である。図12において既述の図1との対応部
は同一符号を附してそれら各部の詳細な説明は省略する
が、この図12の実施の形態でも、フレーム10は主た
る構造部材をなすメインフレーム10Mとこのメインフ
レーム10Mに対し左側および右側のヒンジ部10Lh
および10Rhで結合された左および右リヤフレーム1
0Lおよび10Rを含んで構成されている点は図1の実
施の形態と同様であるが、この図12の実施の形態では
特に、左リヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム10
Rの第1押圧支持部10Luおよび10Ruの各後端部
内に挿脱自在な係合機構19L,19Rが破線図示の位
置に設けられ、これら係合機構19L,19Rによって
ヘッドモーションセンサ・ユニット60をフレーム10
と所定の位置関係を維持して取り付けることができるよ
うにしてある点を特徴としている。
0は装着者の頭部の動きを検出するためのヘッドモーシ
ョンセンサ並びに信号処理回路が内蔵された薄型の筐体
であるヘッドモーションセンサ・ボックス61と、同ボ
ックス61の左右両側部から導出され左および右のベル
ト62Lおよび62R、並びに、左および右のベルト6
2Lおよび62Rの各端部に上述した係合機構19L,
19Rに適合するように設けられた係合片63L,63
Rとを含んで構成される。
1から発せられる頭部の動きに関する検出信号はこのボ
ックス61から導出された信号ケーブル61cを通し
て、特にヘッドモーションセンサの検出出力に応動可能
なように構成された映像表示ユニット11′に供給され
るようになされている。この場合、信号ケーブル61c
の先端に設けられた雄型コネクタ51mが映像表示ユニ
ット11′の右肩上部に設けられた雌型コネクタに差し
込まれて信号ケーブル61cの接続がなされるように構
成されている。
19L(19R)に各対応する係合片63L(63R)
が差し込まれて結合した状態を示す図である。
比較的薄手で幅の狭い弾性体を中空の矢印状に成形して
なり、その基部がベルト62L(62R)の端部に固定
されている。係合片63L(63R)の上記基部より先
端方向に離隔した位置に対して矢線図示の左右両側方向
から同係合片63L(63R)の平生は概して平行な係
合片63L(63R)の両脚を狭めるような押圧力を伝
達して弾性変形させるための一対の開放操作片63La
(63Ra)が設けられ、これら開放操作片63La
(63Ra)を両側から押圧操作することで上記係合機
構19L,19Rから係合片63L(63R)を離脱さ
せ得るように構成されている。
ヘッドモーションセンサ・ユニット60は所要に応じて
使用者が任意に付加して適用することができるため、装
置本体側の仕様が徒に膨大なものとなる弊害が払拭され
る。また、ヘッドモーションセンサが故障乃至破損する
ようなことがあってもヘッドモーションセンサ・ユニッ
ト60ごと容易に交換できるため保守が極めて容易であ
る。更に、ヘッドモーションセンサ・ユニット60を取
り外せることは分割収納が容易であるため携帯性にも優
れる。
モーションセンサの検出出力をヘッドモーションセンサ
・ボックス61から導出された信号ケーブル61cを通
して映像表示ユニット11′に供給するように構成した
が、これに替えて、ヘッドモーションセンサの検出出力
を左または右のベルト62L(62R)内を通し、係合
片63L(63R)と係合機構19L(19R)とを両
者間で信号の授受をなし得るコネクタ状に構成するか、
あるいはこのようなコネクタを含んで構成し、これを通
して映像表示ユニット11′にヘッドモーションセンサ
の検出出力を供給するように構成してもよい。このよう
に構成すれば信号ケーブル61cを省略できるため外部
に出る信号線を減らすことができるため取り扱う上での
煩わしさが減少する。
L、および、係合片63Rと係合機構19Rとを、例え
ば一方の組では2本、他方の組では1本の信号伝送路を
構成するようにして、双方の組で共に信号の授受を行な
うように構成し、これら双方の組のコネクタ状部におい
て正規の結合が確立することを条件として映像表示ユニ
ット11′が動作可能になるようにシーケンスの条件を
設定してもよい。このようにすれば、装置の使用に際し
て係合片と係合機構との結合が左右とも正規になされて
いるか否かを使用者が容易に識別できることになる。
す斜視図である。図14において既述の図1との対応部
は同一符号を附してそれら各部の詳細な説明は省略する
が、この実施の形態でも、フレーム10は主たる構造部
材をなすメインフレーム10Mとこのメインフレーム1
0Mに対し左側および右側のヒンジ部10Lhおよび1
0Rhで結合された左および右リヤフレーム10Lおよ
び10Rを含んで構成されているという見方をすれば図
1のものと同様であるが、この図14の実施の形態では
特に、左リヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム10
Rは夫々連結機構により結合された前部メンバーと後部
メンバーとによって構成されている。
側所定部(図示の実施の形態では前端部)にメインフレ
ーム10Mに連結される連結機構(ヒンジ部10Lhの
構成部分)が設けられた前部メンバー10Lcとこの前
部メンバー10Lcの後方側に結合された後部メンバー
である左側第1押圧支持部10Luおよび左側第2押圧
支持部10Llとを含んでなり且つこれらの後部メンバ
ー10Luおよび10Llが装着者の頭部を押圧する方
向の弾性力を生じるように構成されている。
第1押圧支持部10Luとの間の連結機構10Lj1およ
び前部メンバー10Lcと左側第2押圧支持部10Ll
との間の連結機構10Lj2に各設けられた弾性体により
生起される。
も全く同様であり、右リヤフレーム10Rは自己の前方
側所定部(図示の実施の形態では前端部)にメインフレ
ーム10Mに連結される連結機構(ヒンジ部10Rhの
構成部分)が設けられた前部メンバー10Rcとこの前
部メンバー10Rcの後方側に結合された後部メンバー
である右側第1押圧支持部10Ruおよび右側第2押圧
支持部10Rlとを含んでなり且つこれらの後部メンバ
ー10Ruおよび10Rlが装着者の頭部を押圧する方
向の弾性力を生じるように構成されている。
第1押圧支持部10Ruとの間の連結機構10Rj1およ
び前部メンバー10Rcと右側第2押圧支持部10Rl
との間の連結機構10Rj2に各設けられた弾性体により
生起される。
j2,10Rj1,および10Rj2の構成例を説明するため
の模式図である。これら各連結機構は夫々同様の構成で
あるため、図では連結機構10Lj1について例示してあ
る。同図において、前部メンバー10Lcと左側第1押
圧支持部10Luとは両者が対向する双方の端部近傍部
位に上下2箇所段違いに形成された各凸部の幅方向(図
示の上下方向)に穿設された軸孔に対して共通のピン1
0Jが挿通されることによって相互に回動自在に結合さ
れている。
ピン10Jの中間部位が露呈した空所になされ、この空
所にピン10Jの回りに線条を巻き付けるようにしてコ
イルバネ10Lsがその一端と他端とを前部メンバー1
0Lc側の部位と左側第1押圧支持部10Luの部位と
に夫々係止するようにして蓄勢された状態で配されてい
る。このコイルバネ10Lsの蓄勢された弾発力により
左側第1押圧支持部10Luは前部メンバー10Lcに
対して相対的に内側に、即ち、装着者の頭部を押圧する
方向に弾性力を生起する。
実施の形態によれば、装着者の頭部のサイズや形状に対
して極めて弾力的に適合し得るようになる。また、メイ
ンフレーム10Mに対して連結機構(ヒンジ部10L
h,10Rh)により左右のリヤフレーム10L,10
Rが折り畳めるため、携帯に便利である。尚、上述した
左側の連結機構10Lj1および10Lj2のうちの何れか
一方は可動式ではなく固定された接続部として構成し、
また同様に右側の連結機構10Rj1および10Rj2のう
ちの何れか一方も固定された接続部として構成してもよ
い。この場合は、全体として構成が簡素化される。
す斜視図である。図16において既述の図14との対応
部は同一符号を附してそれら各部の詳細な説明は省略す
るが、この実施の形態でも、フレーム10は主たる構造
部材をなすメインフレーム10Mとこのメインフレーム
10Mに対し左側および右側のヒンジ部10Lhおよび
10Rhで結合された左および右リヤフレーム10Lお
よび10Rを含んで構成されている点は図14のものと
同様であるが、この図16の実施の形態では特に、左リ
ヤフレーム10Lおよび右リヤフレーム10Rは夫々図
14のものとは異なる連結機構により結合された前部メ
ンバーと後部メンバーとによって構成されている。
側所定部(図示の実施の形態では前端部)にメインフレ
ーム10Mに連結される連結機構(ヒンジ部10Lhの
構成部分)が設けられた前部メンバー10Lcとこの前
部メンバー10Lcの後方側に結合された後部メンバー
である左側第1押圧支持部10Luおよび左側第2押圧
支持部10Llとを含んでなり且つこれらの後部メンバ
ー10Luおよび10Llは破線図示されたように装着
者の頭部外面に概略沿う方向に回動変位可能に連結機構
10Lj1′および10Lj2′により結合されて構成され
ている。
ても全く同様であり、右リヤフレーム10Rは自己の前
方側所定部(図示の実施の形態では前端部)にメインフ
レーム10Mに連結される連結機構(ヒンジ部10Rh
の構成部分)が設けられた前部メンバー10Rcとこの
前部メンバー10Rcの後方側に結合された後部メンバ
ーである右側第1押圧支持部10Ruおよび右側第2押
圧支持部10Rlとを含んでなり且つこれらの後部メン
バー10Ruおよび10Rlは破線図示されたように装
着者の頭部外面に概略沿う方向に回動変位可能に連結機
構10Rj1′および10Rj2′により結合されて構成さ
れている。
ヤフレーム10Lの前部メンバー10Lcに対する後部
メンバーである左側第1押圧支持部10Luおよび左側
第2押圧支持部10Llの回動変位の様子を示す模式図
である。図17の(A)部は前部メンバー10Lcに回
動可能な連結機構10Lj1′で連結された2つの後部メ
ンバーである左側第1押圧支持部10Luと左側第2押
圧支持部10Llとの相互の開度が、実線図示の位置か
ら一点鎖線図示のように調節変位可能である様子を示し
たものである。また図17の(B)部は前部メンバー1
0Lcに対して回動可能な連結機構10Lj1′で連結さ
れた2つの後部メンバーである左側第1押圧支持部10
Luと左側第2押圧支持部10Llとを実線図示の位置
から一点鎖線図示のように双方とも後方に揃えられて概
略平行となるような格納位置まで変位可能である様子を
示したものである。この格納位置ではフレーム10の上
下方向のサイズが最小となるため携帯に便利である。
の変形例を示す図である。図18の(A)部に示す実施
の形態では、図17の(B)部に示された例においては
左リヤフレーム10Lの前部メンバー10Lcに係る後
部メンバーである左側第1押圧支持部10Luおよび左
側第2押圧支持部10Llが双方とも後方に揃えられて
概略平行となるような格納位置まで変位可能であるよう
に構成されていたのに対し、双方の後部メンバー10L
u(左側第1押圧支持部)および10Ll(左側第2押
圧支持部)が、実線図示の使用位置(通常の位置)から
矢線の方向に夫々回動されて、一点鎖線図示のように双
方の後部メンバー10Luおよび10Llの後端側が前
部メンバー10Lcの前端側に反転された格納位置まで
変位される。
ム10L,10Rの双方について同様に操作して図18
の(A)部について上述した状態にしてから、更に、ヒ
ンジ部10Lhおよび10Rhの回りに左及び右リヤフ
レーム10L,10Rを回動させて折り畳んだ様子を示
す模式図である。この図18の実施の形態によれば、装
置の不使用時に極めてコンパクトに折り畳むことができ
携帯性が一層良好である。
す斜視図である。図19において図1との対応部は同一
の符号を附して示し詳細な説明は省略する。この図19
の実施の形態ではメインフレーム10Mの上方部位に設
けられた着脱自在になされた連結機構10Cは、映像表
示ユニット11を所定位置に適宜の嵌合機構によって位
置決めしつつ懸架するように構成され、特に同ユニット
11を一点鎖線図示のように2種類の位置を選択的にと
り得るようにして装着することができる。
(観察者)の利き眼に応じて映像表示ユニット11をレ
イアウトできる。また、連結機構10Cは映像表示ユニ
ット11を着脱自在に懸架するものであるため使用者は
所要に応じて映像表示ユニット11をフレーム10から
取り外して手に持って映像を観察することもでき、多様
な目的に適合させることができる。
す斜視図である。図20において図1との対応部は同一
の符号を附して示し詳細な説明は省略する。この図20
の実施の形態ではメインフレーム10Mの上方部位に設
けられた着脱自在な連結機構10Cは、映像表示ユニッ
ト11を例えば横軸状のメンバー50によって所定位置
に適宜の係合メンバーによって係合することで位置決め
しつつ懸架するように構成され、特に、映像表示ユニッ
ト11が実線図示の位置と一点鎖線図示の位置との少な
くとも2種類の安定位置を選択的にとることができるよ
うになされている。また、映像表示ユニット11を矢線
図示のように横軸状のメンバー50に沿う方向に適宜移
動させることもできるように構成されている。
る連結機構10Cの構成例を示す要部側面図である。こ
の実施の形態では、横軸状のメンバー50は断面が正六
角形、即ち六角柱状のものであり、メインフレーム11
Mに設けられた構造メンバー52によって図21の奥行
き方向の端部乃至中間部の適所で支持されている。この
メンバー50に対応して映像表示ユニット11の係合凹
部51側も六角柱状のメンバー50に沿って断面が正六
角形で一方側に開放部51aが形成された形状になされ
ている。映像表示ユニット11は実線図示の映像観察位
置と一点鎖線図示の前方視野が確保される跳ね上げ位置
との少なくとも2つの位置で安定に支持されるが、更に
上方に回動した位置では映像表示ユニット11を容易に
取り外すことができるように構成してもよい。
形態では、所要に応じて単眼式の映像表示ユニットをフ
レームメンバーから取り外して、前方視野を十分に確保
したり、この映像表示ユニットを手に持って映像を観察
したりすることができ、また、所要に応じて単眼式の映
像表示ユニットを装着者の前方視野を妨げない位置に跳
ね上げるなどして前方視野を十分に確保することができ
る。更に、装着者の眼幅に応じて映像表示ユニットを左
右方向の適切な位置に調節することができる。
11Mに設けられた構造メンバー部52によって支持さ
れる。映像表示ユニット11が実線図示の映像観察位置
にあるときには、同映像表示ユニット11の内側に設け
られたスイッチ53がメインフレーム11Mの対向部に
当接することによって押圧され、オンとなり、このオン
信号が内部の信号処理基板11eに伝達されて映像表示
ユニット11の現在位置が映像観察位置にある旨が認識
され、この認識に基づいてLCD表示素子11dが駆動
されて映像の表示が行われる。
ね上げ位置へと離隔するとスイッチ53はオフとなり、
このオフ信号が内部の信号処理基板11eに伝達されて
LCD表示素子11fの駆動は停止されて節電が計られ
る。
の突出部11Bがこの底部の左右方向に設けられてい
る。この突出部11Bは映像表示ユニット11を変位操
作する場合の指掛け部として機能すると共にこの実施の
形態の頭部装着型映像表示装置を机上に置いた場合の受
け部(底部全面の摩擦や表面の損傷を防ぐ特定の当たり
面部)となるものである。即ち、この受け部としての突
出部11Bは図20に示されたようにしてフレ−ム10
に装着された状態で本装置を机上に置いた場合に、同部
と、フレ−ム10の左側第2押圧支持部10Llおよび
右側第2押圧支持部10Rlの各後端下部とを合わせた
合計3点で、装置全体を適切なバランスで支持すること
ができるため、非使用時にも安定した姿勢を維持できる
ため取り扱いの容易性に関する便益が計られる。
す要部側面図である。図22において図21との対応部
は同一の符号を附して示しそれら各部の説明は省略する
が、この図22の例では、上述のスイッチ53に替えて
このスイッチを手動操作にも適合するように構成すべく
手動操作に適した操作子53aとこの操作子53aの進
退移動に応じてスイッチ信号を生成するスイッチ素子部
54とを含んで構成してある。
ニット11をメインフレーム11Mの連結機構10Cか
ら取り外して手に持って観察したい場合に、指で操作子
53aを押圧操作してスイッチをオンにすれば、図22
の例におけるスイッチ53がオンになる場合と全く同様
にして映像の表示がなされ、オフにすればLCD表示素
子の駆動は停止されて節電が計られる。
した実施の形態の変形例を示す本装置の斜視図である。
構10Cの構成例を示す要部側面図である。
乃至図22との対応部は同一符号を附してそれらの詳細
な説明は省略するが、この例では、上述した六角柱状の
メンバー50に替えて、断面が円形の周上の2箇所の対
向位置を平面で切り欠いた形状になされた軸状のメンバ
ー50′を適用した一層簡素な構成がとられている。図
23の通り映像表示ユニット11は連結機構10Cに対
して着脱自在に構成され且つ、図25に実線図示の映像
観察位置と一点鎖線図示の前方視野が確保される跳ね上
げ位置との2つの位置で安定に支持される。
バー50′に対応して形成された映像表示ユニット11
の係合凹部51′側も軸状のメンバー50′に沿って断
面が同様の形状をなし一方側に開放部51a′が形成さ
れている。また、映像表示ユニット11が軸状のメンバ
ー50′の回りに上方に回動した位置では、軸状のメン
バー50′の断面の切り欠きによってその幅(径)が狭
められた形状の部分が係合凹部51′の開放部51a′
の開口幅に対応することになって、この位置で比較的容
易に取り外すことができるように構成されている。
表示ユニットの一つの構成例を示す斜視図である。
上部には、例えば図20乃至図23を用いて説明したよ
うな連結機構10Cの軸状のメンバー50と係合してこ
の軸状のメンバー50によって懸架されるための3箇所
の係合凹部51-1,51-2,51-3が設けられ、これら
各係合凹部51-1,51-2,51-3は軸状のメンバー5
0と対向する側に開放部51a-1,51a-2,51a-3
がそれぞれ形成されている。上述した3箇所の係合凹部
51-1,51-2,51-3はそれらのうちの左寄りまたは
右寄りのいずれか2箇所のものが軸状のメンバーと係合
して同メンバーによって懸架されるために選択的に用い
られる。このような選択的な係合が行われることによっ
て映像表示ユニット11は連結機構10Cの軸状のメン
バーに対して、比較的右寄り或いは比較的左寄りに適宜
に位置を選択して取り付けることができ、観察者の利き
眼側に合わせて映像表示ユニット11を配置する、即
ち、利き眼の前に映像表示ユニット11の映像表示面1
1dを対向させることができるようになる。
側方に液晶シャッタでなるバイザー11V′が設けら
れ、その光透過率が電子的に制御され得るように構成さ
れている。また、映像表示ユニット11の筐体内には一
点鎖線図示のようにバイザー11V′の光透過率を電子
的に制御するための回路が実装された回路基板11Sが
設けられ、この回路基板11Sの一側縁(この実施の形
態では観察者より見て左端側)には上述の光透過率の調
節操作のための調節ダイヤル11Nが自己の一部が映像
表示ユニット11の筐体外に露呈するようにして配され
ている。
ユニット11中の回路基板11Sとバイザー11V′と
が信号ライン11Sc で結ばれてなるアッセンブリーを
示す斜視図である。この実施の形態では、調節ダイヤル
11Nが配された回路基板11Sとバイザー11V′と
がフレキシブルな信号ライン11Sc で結ばれてアッセ
ンブリーが構成されているため製造時の組み立てが容易
である。
11内に配された映像表示素子としてのLCDによる映
像を観察者の眼球内に導く光学系を所要に応じて前方視
野を見通すことができるように電子光学的に切り換え可
能な構成となし、このように前方視野を見通すことがで
きる動作モードにあるときには、バイザー11V′にお
ける光透過率が前方視野を見通すときの光学系の光透過
率と実効的に等しくなるような制御が自動的になされる
ように構成してもよい。
なバイザー11V′として液晶シャッタでなるものを適
用する例について述べたが、これに替えて印加電圧によ
って偏光方向が回転する偏光板でなるバイザーを適用す
ることもできる。
ユニット11の変形例を示す斜視図である。図28にお
いて図26との対応部は同一の符号を附してその説明は
省略するが、この図28の例では特に、バイザー11
V″を映像表示ユニット11の筐体の映像表示面11d
の左側方に設けられたヒンジ部55hを回動中心軸とし
て回動させることができるように構成されている。即
ち、図28の(A)部に示された使用状態から同図
(B)部に示された格納状態となるように折り畳んで、
このバイザー11V″によって映像表示面11dを覆う
ことができるように構成されている。従って、この格納
状態では比較的傷つき易い映像表示面11dがバイザー
11V″によって保護される。
ユニット11の他の変形例を示す図である。図29の
(A)部は同映像表示ユニット11の斜視図、同(B)
部は側断面図、同図(C)部および(D)部はバイザー
11Vaの位置を変えた状態を説明するための斜視図で
ある。図29において図26との対応部は同一の符号を
附してその説明は省略するが、この図29の例では特
に、同図の(A)部および(B)部を参照して理解し易
いように、映像表示ユニット11の筐体の映像表示面1
1dの上下2辺に各対応する位置にバイザー11Vaの
上下2辺を自己の長溝部でスライド可能に各保持するガ
イドメンバー55r-1および55r-2を設けてある。方
形のバイザー11Vaの対角線上にある2角の各近傍位
置に突起P1およびP2がそれぞれ形成され、これらの
突起P1およびP2に対応して、ガイドメンバー55r
-1の図示における左端部にストッパ−部S1およびガイ
ドメンバー55r-2の図示における右端部にストッパ−
部S2がそれぞれ形成されている。
ユニット11に対してバイザー11Vaを図示における
左側に位置させたときには、バイザー11Vaがその移
動範囲の左端位置に達したところで上述の突起P1がガ
イドメンバー55r-1の左端部のストッパ−部S1に当
接して移動が規制され、脱落することが防止される。バ
イザー11Vaをこの位置にセットしたときには、観察
者は右眼で映像表示ユニット11の映像表示面11dの
映像を観察する一方、左眼はバイザー11Vaによって
前方視野に係る光透過率が低減され、視野闘争が抑制さ
れる。
像表示ユニット11に対してバイザー11Vaを図示に
おける右側に位置させたときには、バイザー11Vaが
その移動範囲の右端位置に達したところで上述の突起P
2がガイドメンバー55r-2の右端部のストッパ−部S
2に当接して移動が規制され、脱落することが防止され
る。バイザー11Vaをこの位置にセットしたときに
は、観察者は左眼で映像表示ユニット11の映像表示面
11dの映像を観察する一方、右眼はバイザー11Va
によって前方視野に係る光透過率が低減され、視野闘争
が抑制される。
ユニット11の更に他の変形例を示す斜視図である。
細部を説明するための図であり、同図(A)部は映像表
示ユニット11を図30の矢線A方向から見た部分図、
同図(B)部は上記部分図の要部拡大図である。
応部は同一の符号を附してその説明は省略するが、この
図30および図31の例では特に、方形のバイザー11
Vbで映像表示ユニット11の映像表示面11dを覆う
ように同バイザー11Vbを着脱自在に取り付けること
ができるように構成されている。この取り付けは、図3
1を併せ参照して理解しやすいように、方形のバイザー
11Vbの四隅にそれぞれ形成された各係合凸片E1,
E2,E3,E4と、これらの各係合凸片E1,E2,
E3,E4に対応して、映像表示ユニット11の映像表
示面11dの四隅の各近傍位置にそれぞれ設けられた各
係合凹片C1,C2,C3,C4とが係合することによ
ってなされる。
照して理解しやすいように、方形の板状のバイザー11
Vbの一側縁が肉薄に成形された部位の外側端部に丸み
を持って膨らんだような断面の係合凸片(E3)が形成
され、この係合凸片(E3)がこれに対応した丸みを持
った断面形状の空所が形成された係合凹片(C3)中に
弾性的に嵌入することによって成立している。この係合
は一定以上の操作力によって解除され得るものであり、
またこれとは逆の操作力によって再度係合させ得るもの
である。
したバイザー11Vbを映像表示ユニット11の右側に
張り出すようにして取り付けた状態を示す図である。同
図の(A)部は斜視図であり、同図の(B)部は係合凹
片C1,C3を含む部分の横断面図である。
したバイザー11Vbを映像表示ユニット11の左側に
張り出すようにして取り付けた状態を示す図である。同
図の(A)部は斜視図であり、同図の(B)部は係合凹
片C1,C3を含む部分の横断面図である。
イザー11Vbは図30について説明した映像表示ユニ
ット11の映像表示面11dを覆う位置から左右いずれ
か一端側を離脱させて回動させ、図32に示されたよう
に右眼視野の光透過率を制限し左眼によって映像表示面
11dの映像を観察する位置か、或いは、図33に示さ
れたように左眼視野の光透過率を制限し右眼によって映
像表示面11dの映像を観察する位置に選択的にセット
することができる。
ユニット11′をそれに対応する映像のコントローラ1
00と共に示す斜視図である。図34において図26乃
至図33等との対応部は同一符号を附して示しそれらの
説明は省略するが、特にこの図34の映像表示ユニット
11′は、対応する図示しない既述のものと同様のフレ
ーム10から取り外された状態において、映像信号に関
する処理や電源の供給を行なうコントローラ100に設
定された受け部101に自己の被支持部たる底部近傍の
部位11Wが当接し、更にはその底部先端の一部はコン
トローラ側の受け部101と嵌合する等した状態で静置
され得るように構成されている。
はコントローラ100と結合された状態で机上に載置さ
れ、観察者は眼前より離隔した状態で映像表示面11d
の映像を観察することができる。この状態では、映像表
示ユニット11′とコントローラ100とは、破線図示
の2箇所の位置Se1およびSe2に設けられた適宜のコネ
クタ等の電気的結合手段により結合されて、両者間の信
号並びに電源の授受を行なうことができる。
ニット11′の映像を離れて観察することができるた
め、一瞥で確認するだけで十分であるような簡単な映像
を観察する場合には、観察者が装置を手で持って観察で
きるため装置を頭部に装着する煩わしさがなく便利であ
る。
表示ユニット11″を示す斜視図である。図35におい
て図26乃至図33等との対応部は同一符号を附して示
しそれらの説明は省略するが、特にこの図35の映像表
示ユニット11″は図示しない光学系を介して映像表示
面11dに映像を表出させるための表示素子11L(L
CD)、およびこの表示素子11Lを駆動するための駆
動回路を搭載した回路基板11Sa をその内部に備えて
いる。回路基板11Sa の一側縁(この実施の形態では
観察者より見て左端側)には自己の操作子が映像表示ユ
ニット11″の筐体外に露呈するようにして、切り換え
スイッチ11SWが設けられている。この切り換えスイッ
チ11SWを押圧操作すると、表示素子11Lの駆動につ
いて、映像表示面11dに表出される映像の上下の関係
が逆転するように駆動が切り換えられるようになされて
いる。
ユニット11″を上下を反転して用いる場合の映像の表
示の状況を説明するための模式図である。図36の
(A)部には、映像表示ユニット11″を既述のフレー
ム10に取り付けた場合と同じ姿勢にしたときの映像表
示面11dでの映像の表示の状況を示してある。この状
態で映像は通常のとおり成立して見えるように表示素子
11Lの駆動がなされる。同図の(B)部には、上記と
は上下関係が反転した姿勢にしたときの映像の表示の状
況を示してある。この状態では、未だ(A)部について
説明したものと同様にして表示素子11Lの駆動がなさ
れているため、映像表示面11dでの映像は上下関係が
反転している。同図の(C)部には、(B)部について
上述した状態から切り換えスイッチ11SWを押圧操作し
たときの映像の表示の状況を示してある。この状態で
は、(A)部について説明した場合とは映像の表示に関
する上下の関係が反転するように表示素子11Lの駆動
がなされるため、映像表示面11dでの映像は成立して
見えるようになっている。
せる機能を持った映像表示ユニット11″の構成を説明
するための模式図である。
対応部は同一の符号を附して示しそれらの詳細な説明は
省略するが、両図においても表示素子11L(LCD)
を駆動するための駆動回路を搭載した回路基板11Sa
が設けられている点は同様であり、破線図示のように回
路基板11Sa の配置姿勢を若干異にする。尚、表示素
子11L(LCD)の像はバックライト11BLにより照
射されて不図示の光学系を通り映像表示面11dに導か
れる。
換えスイッチ11SWが設けられており、図35のものと
実質的に相違はない。これに対し、図38の映像表示ユ
ニット11″では、図37について説明した切り換えス
イッチ11SWに替えて、重力感知センサー11GVが設け
られている。この重力感知センサー11GVは映像表示ユ
ニット11″の姿勢が上下反転すると、このように姿勢
が反転したことを検知して、図37の映像表示ユニット
11″における切り換えスイッチ11SWが押圧された場
合と等価な信号を回路基板11Sa の表示素子駆動回路
に与えるため、映像表示ユニット11″の姿勢を上下反
転させても図36の(C)部について説明した場合と同
様に映像表示面11dでの映像は成立して見えるように
なる。
に設けられる重力感知センサー11GV、回路基板11S
a 、表示素子11L(LCD)が電気的に接続されてな
るアセンブリの例を示す図である。この実施の形態で
は、上述した主要な回路および表示素子がアセンブリと
して一体化されているため組み立てが容易となる。
ユニット11′の変形例をそれに対応する映像のコント
ローラ110と共に示す斜視図である。
面部に映像表示ユニット11′の映像表示面部を含む部
分を収容可能な空所である表示ユニット収容部120が
設けられている。コントローラ110と筐体側面部に映
像表示ユニット11′とは表示ユニット収容部120の
奥部で図34について説明したものと同様、適宜のコネ
クタ等の電気的結合手段により結合されて、両者間の信
号並びに電源の授受を行なうことができるように構成さ
れている。コントローラ110の上面側に臨んで光学的
な像拡大手段130が設けられている。
ならびにコントローラ110の上面側に臨んで設けられ
た像拡大手段の光学系の構成を示す模式図である。LC
D等でなる表示素子11Lの背後にバックライト11BL
が配されている。表示素子11Lによる像は2つの非球
面が対向してなる部分を有するプリズム様の光学要素1
1OPを通して表示面11dから外部に出射され、正レン
ズを含んでなる拡大光学系131を通して光学的に拡大
されて、拡大表示窓110dから観察されるようにな
る。この図41の装置を用いれば、映像表示ユニット1
1′を頭部に装着する煩わしさから開放された状態で机
上に載置された装置の映像を光学的に拡大された見やす
い状態で観察することができる。
おける現実の使用状況において軽便であると共に、強度
や耐久性、ならびにHMDとしての基本的機能である映
像の観察のし易さなど、種々の観点からの技術課題の解
決が計られた実用性の高いこの種の装置が実現される。
映像表示装置1の斜視図である。
した状態を示す図である。
ある。
左側面図である。
構成ならびに作用を詳細に説明するための要部斜視図で
ある。
しての装置の回動範囲規制手段の構成ならびに作用を詳
細に説明するための要部斜視図である。
ムの開度の調節のための機構ならびにその作用を説明す
るための模式図である。
映像表示装置のフレームの強度メンバー部の構造を説明
するための要部斜視図である。
たときの種々の断面形状の例を示す断面図である。
映像表示装置を示す斜視図である。
ある。
する係合片が差し込まれて結合した状態を示す図であ
る。
ある。
成例を説明するための模式図である。
ある。
の前部メンバーに対する後部メンバーである左側第1押
圧支持部および左側第2押圧支持部の回動変位の様子を
示す模式図である。
示す図である。
ある。
ある。
の構成例を示す要部側面図である。
図である。
の形態の変形例を示す本発明の装置の斜視図である。
成例を示す要部側面図である。
トの一つの構成例を示す斜視図である。
中の回路基板とバイザーとが信号ラインで結ばれてなる
アッセンブリーを示す斜視図である。
の変形例を示す斜視図である。
の他の変形例を示す図である。
の更に他の変形例を示す斜視図である。
ための図である。
ザーを映像表示ユニットの右側に張り出すようにして取
り付けた状態を示す図である。
ザーを映像表示ユニットの左側に張り出すようにして取
り付けた状態を示す図である。
それに対応する映像のコントローラと共に示す斜視図で
ある。
ト11″を示す斜視図である。
を上下を反転して用いる場合の映像の表示の状況を説明
するための模式図である。
た映像表示ユニットの構成を説明するための模式図であ
る。
示ユニットの構成を説明するための模式図である。
感知センサー、回路基板、表示素子が電気的に接続され
てなるアセンブリの例を示す図である。
の変形例をそれに対応する映像のコントローラと共に示
す示す斜視図である。
ーラの上面側に臨んで設けられた像拡大手段の光学系の
構成を示す模式図である。
構 10R 右リヤフレーム 10Rl 右側第2押圧支持部 10Ru 右側第1押圧支持部 10Rh 右側ヒンジ部 10Rj1,10Rj2,10Rj1′,10Rj2′ 連結機
構 11,11′,11″ 映像表示ユニット 11V バイザー 12F,12Ll,12Lu,12Rl,12Ru
パッド 13L,13R 回動範囲規制手段 19L,19R 係合機構19L 30 ヘアバンド 40L,40R 連結機構 50 六角柱状のメンバー 51 係合凹部 51a 開放部 52 構造メンバー 53 スイッチ 53a 操作子 60 ヘッドモーションセンサ・ユニット 61 ヘッドモーションセンサ・ボックス 100,110 コントローラ
Claims (28)
- 【請求項1】装着者の左側頭部位乃至同部位の後方部位
で前後方向には概略同位置であって上下の水準位置を異
にする2位置である左側頭上方部位および左側頭下方部
位に対して該両部位の概略法線方向に夫々所定の押圧力
を以て接触することによって自己と装着者頭部の該当接
触位置との相対変位を規制するようになされた左側第1
押圧支持部および左側第2押圧支持部、 上記装着者の右側頭部位乃至同部位の後方部位で前後方
向には概略同位置であって上下の水準位置を異にする2
位置である右側頭上方部位および右側頭下方部位に対し
て該両部位の概略法線方向に夫々所定の押圧力を以て接
触することによって自己と装着者頭部の該当接触位置と
の相対変位を規制するようになされた右側第1押圧支持
部および右側第2押圧支持部、 ならびに上記装着者の前頭部位乃至同部位近傍部位に対
して該部位の概略法線方向に所定の押圧力を以て接触す
ることによって自己と装着者頭部の該当接触位置との相
対変位を規制するようになされた前頭押圧支持部の上記
5つの押圧支持部が設けられ、これら5つの押圧支持部
からの押圧力の合力によって装着者の頭部に対して位置
規制されるように構成されてなることを特徴とする頭部
装着型映像表示装置。 - 【請求項2】上記左側第1押圧支持部および左側第2押
圧支持部を有してなり自己の弾性力によって該両押圧支
持部における上記押圧力を得るようになされた左リヤフ
レームと、上記右側第1押圧支持部および右側第2押圧
支持部を有してなり自己の弾性力によって該両押圧支持
部における上記押圧力を得るようになされた右リヤフレ
ームと、上記前頭押圧支持部を有してなり上記左リヤフ
レームおよび右リヤフレームが自己の左右所定部位に連
結されてなるメインフレームとを備えたことを特徴とす
る請求項1に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項3】上記左リヤフレームおよび右リヤフレーム
はポリアミド,ポリカーボネイト,ポリプロピレン,A
BS樹脂,ポリエチレン,ポリエチレンテレフタレート
またはポリアセタールのうちのいずれかのプラスチック
材料よりなるものであることを特徴とする請求項2に記
載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項4】上記メインフレームはカーボンを含有した
エンジニアリングプラスチックよりなるものであること
を特徴とする請求項2に記載の頭部装着型映像表示装
置。 - 【請求項5】上記左リヤフレームおよび右リヤフレーム
は上記メインフレームに対して屈曲可能な連結機構によ
って連結されてなることを特徴とする請求項2に記載の
頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項6】上記連結機構は上記メインフレームに対す
る左リヤフレームおよび右リヤフレームの回動可能な範
囲を規制する回動範囲規制手段を有してなるものである
ことを特徴とする請求項5に記載の頭部装着型映像表示
装置。 - 【請求項7】上記左リヤフレーム、右リヤフレームおよ
びメインフレームのうちの少なくとも一のものは応力に
抗して変形を抑止するための剛性強化断面形状部を含ん
で構成されてなるものであることを特徴とする請求項2
に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項8】上記剛性強化断面形状部は装着者の頭部に
概略沿う方向の基本構造部に対して概略法線方向の応力
に抗するための補強リブ部が付加されて形成されてなる
ものであることを特徴とする請求項7に記載の頭部装着
型映像表示装置。 - 【請求項9】上記左リヤフレームおよび右リヤフレーム
は上記メインフレームに対して着脱自在な連結機構によ
って連結されてなるものであることを特徴とする請求項
2に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項10】上記左リヤフレームおよび右リヤフレー
ムのうちの少なくとも一のものは装着者の頭部の動きを
検出するための検出器を含んでなる検出器ユニットを所
定の位置関係を維持して連結するための着脱自在な連結
機構を備えてなるものであることを特徴とする請求項2
に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項11】上記左リヤフレームおよび右リヤフレー
ムは自己の前方側所定部に上記メインフレームに連結さ
れる連結機構が設けられた前部メンバーとこの前部メン
バーの後方側に結合された後部メンバーとを含んでなり
且つこの後部メンバーが装着者の頭部を押圧する方向の
弾性力を生じるようになされたものであることを特徴と
する請求項2に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項12】上記後部メンバーは一つの前部メンバー
に対して複数のものが異方向に設けられてなるものであ
ることを特徴とする請求項11に記載の頭部装着型映像
表示装置。 - 【請求項13】上記後部メンバーは上記前部メンバーに
対して回動可能に結合されてなるものであることを特徴
とする請求項11に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項14】装着者の頭部に対して位置規制して装着
され得るように構成されてなるフレームメンバーと、こ
のフレームメンバーに取り付けられる単眼式の映像表示
ユニットとを含んでなる頭部装着型映像表示装置であっ
て、 上記フレームメンバーと映像表示ユニットとは使用者の
任意に応じて着脱自在な結合機構により結合されてなる
ものであることを特徴とする頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項15】上記結合機構は、非円形断面を有する軸
状の第1のメンバー部とこの第1のメンバーに対し該第
1のメンバー部を握持するようにして結合される第2の
メンバー部とを含んで構成され、上記第2のメンバー部
は第1のメンバー部の回りの少なくとも第1および第2
の相対的回動位置において上記両メンバーが相互に位置
規制されて安定するようになされ且つ上記第1の相対的
回動位置では上記映像表示ユニットが上記装着者による
映像観察に供されるよう位置し上記第2の相対的回動位
置では映像表示ユニットが上記装着者の前方視野を妨げ
ないよう位置するようになされたものであることを特徴
とする請求項14に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項16】上記第1のメンバー部と第2のメンバー
部とは第1のメンバー部の軸方向に相対変位可能に構成
されてなるものであることを特徴とする請求項15に記
載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項17】上記第1のメンバー部は断面が多角形状
に形成されたものであることを特徴とする請求項15に
記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項18】上記映像表示ユニットは左右対象の形状
に構成されてなるものであることを特徴とする請求項1
5に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項19】上記第1のメンバー部と第2のメンバー
部とは異なる材料により構成されてなるものであること
を特徴とする請求項15に記載の頭部装着型映像表示装
置。 - 【請求項20】上記映像表示ユニットは上記フレームメ
ンバーとの相対変位に応動して映像の映出を停止するス
イッチを備えたものであることを特徴とする請求項14
に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項21】上記映像表示ユニットはこの映像表示ユ
ニットによる映像を観察しない方の眼に対してその前方
視野に係る可視光透過率を70パーセント以下に規制す
るバイザーが設けられてなるものであることを特徴とす
る請求項14に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項22】上記映像表示ユニットはこの映像表示ユ
ニットによる映像を観察しない方の眼に対してその前方
視野に係る可視光透過率を10パーセント乃至90パー
セントの範囲内で制御可能な液晶シャッターを有してな
るバイザーと、このバイザーの上記液晶シャッターを駆
動するための駆動回路とを備えてなるものであることを
特徴とする請求項14に記載の頭部装着型映像表示装
置。 - 【請求項23】上記バイザーは上記映像表示ユニット側
に収納可能に構成されてなるものであることを特徴とす
る請求項21または22に記載の頭部装着型映像表示装
置。 - 【請求項24】上記バイザーは上記映像表示ユニット側
への収納状態において該映像表示ユニットの映像表示面
を覆うように構成されてなるものであることを特徴とす
る請求項23に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項25】上記映像表示ユニットは装着者により映
像が観察される姿勢における底部乃至その近傍部に所定
の突出部が形成されてなるものであることを特徴とする
請求項14に記載の頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項26】上記映像表示ユニットは上記フレームメ
ンバーから離脱した状態において自己に対応するコント
ローラの筐体によって支持される被支持部が形成されて
なるものであることを特徴とする請求項14に記載の頭
部装着型映像表示装置。 - 【請求項27】上記映像表示ユニットは、外部からの操
作に応じた所定の形態の信号を得るスイッチ回路と、こ
のスイッチ回路に対する操作に応動して上記映像表示ユ
ニットの表示部における表示の向きに関して駆動形態を
変更するようになされた表示部駆動回路とを含んで構成
されたものであることを特徴とする請求項14に記載の
頭部装着型映像表示装置。 - 【請求項28】上記映像表示ユニットは、現時点での該
映像表示ユニットの姿勢に対応した検出信号を得る姿勢
検出回路と、この姿勢検出回路による検出信号に応じて
上記映像表示ユニットの表示部における表示の向きに関
して駆動形態を変更するようになされた表示部駆動回路
とを含んで構成されたものであることを特徴とする請求
項14に記載の頭部装着型映像表示装置。
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JPH10123452A true JPH10123452A (ja) | 1998-05-15 |
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ID=17876838
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JP29977796A Expired - Lifetime JP3853888B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 頭部装着型映像表示装置 |
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