JP2000148400A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000148400A
JP2000148400A JP32785998A JP32785998A JP2000148400A JP 2000148400 A JP2000148400 A JP 2000148400A JP 32785998 A JP32785998 A JP 32785998A JP 32785998 A JP32785998 A JP 32785998A JP 2000148400 A JP2000148400 A JP 2000148400A
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JP32785998A
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Katsuyuki Murata
克行 村田
Yoshimichi Namikata
義道 南方
Fumihiko Kato
文彦 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的なバッファリングによるRAM容量の
削減。 【解決手段】 比較的小容量である第2の容量となる第
2のバッファ領域(バッファエリアB)に格納データを
退避させることで、信号処理手段から第1のバッファ領
域(バッファエリアA)への連続的なバッファリングを
実現するとともに、第1の容量分の記録データを記録媒
体(フラッシュメモリ)に対して連続的に転送し記録さ
せることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データをバッファ
リングして記録媒体に転送し、記録動作を実行させる記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスクやテープなどの各種の記
録媒体を用いた記録装置が実用化されているが、特にフ
ラッシュメモリなどの固体メモリを記録媒体とする記録
装置も開発されている。例えば入力された音声信号をフ
ラッシュメモリなどに記録することで、会話、会議、講
演等のメモ録音を実行できる機器も考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音声信号の
ように時間的に連続して入力されてくるデータをフラッ
シュメモリに記録する際には、一旦データをバッファリ
ングすることが行なわれる。これには、音声データの入
力レートよりも高速な転送レートでデータ転送できるフ
ラッシュメモリに対してアクセス時間(期間)を短く
し、これによって消費電力を削減するという意味もあ
る。
【0004】このバッファリング処理を介したデータの
流れを図9に示す。入力される音声信号Sinは、信号
処理部100でA/D変換、データ圧縮など所定の処理
が施されて記録データとされる。その記録データは一旦
バッファメモリ101にバッファリングされる。ここ
で、記録媒体となるフラッシュメモリ102に対して、
512バイトを単位として記録アクセスするように設定
すると、バッファメモリ101としては512バイトの
領域(エリアAR1)と、同じく512バイトの領域
(エリアAR2)というように2つのバッファ領域を設
定する。
【0005】入力音声信号Sinは時間的に連続して入
力されてくるため、信号処理部100はそれをリアルタ
イムでエンコード処理した記録データをバッファメモリ
101に転送していくが、まず最初に、記録データはエ
リアAR1に格納されていく。そしてエリアAR1での
512バイト分の記録データが格納されると、それ以降
の信号処理部100から出力される記録データはエリア
AR2に格納されていくことになる。このとき、エリア
AR1には512バイトの記録データのバッファリング
が完了しているため、このエリアAR1のデータが比較
的高速レートでフラッシュメモリ102に転送され、記
録される。つまりエリアAR2へのバッファリングを行
っている期間に、エリアAR1に格納された記録データ
のフラッシュメモリ102への記録動作が行われること
になる。
【0006】エリアAR1に格納された記録データのフ
ラッシュメモリ102への書込が終了したら、フラッシ
ュメモリ102へのデータ転送(記録アクセス)は一旦
終了され、エリアAR2での512バイトのバファリン
グを待つ。そしてエリアAR2での512バイト分の記
録データが格納されると、それ以降の信号処理部100
から出力される記録データはエリアAR1に格納されて
いく。そしてエリアAR1へのバッファリングを行って
いる期間に、エリアAR2に格納された記録データのフ
ラッシュメモリ102への転送/記録動作が行われるこ
とになる。
【0007】このように2つのエリアが書込と読出を交
互に行うことで、フラッシュメモリ102には512バ
イトのデータ転送/書込を連続して行うことができる。
つまり512バイトのデータ記録を行う期間内では、ア
クセス状態にありながらデータ書込を待機しなければな
らないという状態にならず、消費電力を最小限とするこ
とができる。
【0008】しかしながら、このような動作から理解さ
れるように、バッファメモリ101としては、書込を行
う単位データ量(例えば512バイト)に対して2倍の
容量(1024バイト)を必要とすることになる。即ち
バッファメモリ101としては領域が非効率的に使用さ
れていることになり、これによって他の処理に利用でき
るRAMエリアが少なくなること(他の機能が制限され
ること)や、また必要なRAM容量が増えることで装置
コストの増大という問題が生ずる。
【0009】なお、フラッシュメモリ102からのデー
タ再生の際のバッファリングは、上記記録時と逆の動作
となるため、その場合もRAM容量は1025バイト必
要になる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、バッファリング動作を効率化し、そのため
に必要なメモリ容量を削減することを目的とする。
【0011】このために記録装置として、入力されたオ
ーディオ信号を記録データにエンコードする信号処理手
段と、信号処理手段でエンコードされた記録データを格
納することができるとともに、その格納領域として第1
の容量とされた第1のバッファ領域と、第1の容量より
小容量の第2の容量とされた第2のバッファ領域が設定
されるバッファメモリ手段と、信号処理手段でエンコー
ドされた記録データを連続的に第1のバッファ領域にバ
ッファリングしていくバッファリング制御手段と、第1
のバッファ領域へ第2の容量分のバッファリングが行わ
れたことに応じて、その第2の容量分の記録データを第
2のバッファ領域に移動させる格納データ制御手段と、
バッファリング制御手段によるバッファリング動作に応
じた所定の時点で、格納データ制御手段により第2のバ
ッファ領域へ移動された記録データと、第2のバッファ
領域へ移動されずに第1のバッファ領域に格納されてい
る記録データによる、第1の容量に相当する記録データ
を、連続的に記録媒体に転送して記録を実行させる記録
制御手段とを備えるようにする。即ち、比較的小容量で
ある第2の容量となる第2のバッファ領域にバッファリ
ングデータの一部を退避させることで、信号処理手段か
ら第1のバッファ領域への連続的なバッファリングを実
現する。そしてまた、第2のバッファ領域に退避された
データと、その後第1のバッファ領域にバッファリング
されていったデータを合わせた所定の容量(第1の容
量)のデータを、フラッシュメモリなどの記録媒体に転
送するようにすることで、その第1の容量分の記録デー
タを記録媒体に対して連続的に転送することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録装置の実施の
形態について説明する。この例はフラッシュメモリを音
声データの記録媒体として用いる記録再生装置とし、以
下の順序で説明する。 1.記録再生装置の構成 2.記録動作 3.再生動作
【0013】1.記録再生装置の構成 図1に本例の記録再生装置の構成を示す。まず音声信号
の入力系としてマイクロホン1、マイクアンプ2、AG
C(AutoGain Control)回路3が設けられる。マイクロ
ホン1により入力された音声信号は、マイクアンプ2で
増幅された後、AGC回路で利得調整され、信号処理部
7に供給される。
【0014】信号処理部7は例えばDSP(Digital Si
gnal Procceser)により形成され、入力信号に対する所
定の処理、及び後述するフラッシュメモリ20から再生
され出力される出力信号に対する所定の処理を行う。ま
ずAGC回路3から入力される音声信号については、信
号処理部7はその入力段でA/D変換を行い、デジタル
オーディオデータとした後、所定のデータ圧縮/変調等
の処理を行う。具体的には、ADPCMエンコード(Ad
aptive Differential Pulse Code Modulation)等を行
うことが考えられる。変調処理、圧縮処理としてのエン
コードが行われた信号は記録データとして信号処理部7
から出力され、マイクロコンピュータにより形成される
制御部11に供給される。
【0015】制御部11は、システム制御部としてのC
PU12、ワークエリアや後述するバッファリングに用
いられるRAM13、動作プログラムや制御係数等を保
持するROM14、信号処理部7に対するデータ転送の
インターフェース15、フラッシュメモリ20に対する
データ転送のためのインターフェース16、操作入力に
関するインターフェース17、表示制御データのインタ
ーフェース18が設けられる。そして信号処理部7から
供給される記録データのバッファリングのために、RA
M13内にはバッファ領域が設定される。
【0016】記録動作時には、CPU12は信号処理部
7からインターフェース15を介して供給されてくる記
録データをRAM13内のバッファ領域に格納してい
く。また詳しくは後述するが、そのバッファ領域へのバ
ッファリングの進行に応じて、バッファリングされた記
録データを読み出し、インターフェース16を介してフ
ラッシュメモリ20に転送し、フラッシュメモリ20に
記録させる。
【0017】フラッシュメモリ20は、例えば64Mb
itの容量の記録媒体とされる。例えば圧縮処理された
オーディオデータとして30分程度が記録可能とされ
る。本例では、このフラッシュメモリ20に対する記録
データの転送は512バイト単位で実行されるものと
し、つまりCPU12は、RAM13のバッファ領域か
ら512バイトの記録データを連続的にフラッシュメモ
リ20に転送し、書込を実行させる。なお、512バイ
トという転送データ単位は一例にすぎない。
【0018】なお、この例ではフラッシュメモリ20は
当該記録再生装置内に内蔵されるものとするが、例えば
カートリッジ形態、メモリカード形態としてフラッシュ
メモリ等の固体メモリによる記録媒体を構成し、着脱可
能なものとしてもよい。その場合は、記録媒体に対する
コネクタが形成され、コネクタを介してデータ転送が行
われることになる。
【0019】フラッシュメモリ20に記録されたデータ
の再生動作時には、CPU12はフラッシュメモリ20
から読み出したデータをインターフェース16を介し
て、RAM12のバッファ領域に格納していく。そして
これも後述するが、バッファ領域に格納されたデータを
連続的に読み出して、インターフェース15を介して信
号処理部7に転送していく。
【0020】信号処理部7は、転送されてきたデータに
対して復調・圧縮解除等の必要なデコード処理を行う。
そしてデコードされたデータをD/A変換してアナログ
音声信号として出力する。信号処理部7から出力される
アナログ音声信号波、フィルタ4で帯域制限された後、
出力アンプ5で増幅され、スピーカ6から再生音声とし
て出力されることになる。
【0021】操作部8としては、ユーザーが記録/再生
のための各種操作を行う各種操作キーが設けられてお
り、これらの操作キーによる操作情報はインターフェー
ス17を介して制御部11に取り込まれる。CPU12
は入力された操作情報に基づいて、記録・再生動作の実
行制御を行う。
【0022】表示部10は例えば液晶パネルで構成さ
れ、CPU12の制御に基づいて各種の表示動作を実行
する。例えば記録進行時間、再生進行時間、動作モード
などの表示を実行する。このためにCPU12は動作状
況に応じて表示制御データをインターフェース18から
表示ドライブ部9に供給する。表示ドライブ部9は表示
制御データに応じて表示部10を駆動することになる。
なお図示していないが、液晶パネルに対するバックライ
トを備えるようにしてもよい。
【0023】2.記録動作 続いてフラッシュメモリ20への音声データの記録動作
について説明していく。図2は、記録時における、信号
処理部7、RAM13のバッファ領域、フラッシュメモ
リ20の間のデータ転送状態を模式的に示すものであ
る。
【0024】入力される音声信号Sinは信号処理部7
でリアルタイムで処理され、記録データとしてRAM1
3にバッファリングされることになる。つまり信号処理
部7からRAM13への記録データの転送は、時間的に
連続して行われることになる。例えば250μsec/
Byteのレートでバッファリングのためのデータ転送
が行われる。
【0025】一方、RAM13からフラッシュメモリ2
0への記録データの転送及び記録アクセスは、512バ
イト単位で間欠的に行われる。例えばバッファリング動
作に応じてある時点で512バイトのデータ記録のため
のアクセスが行われ、その間、512バイトのデータは
連続的に転送されることになるが、その512バイトの
記録が終了した時点で一旦フラッシュメモリ20へのア
クセスは終了される。その後、再びバッファリング動作
に応じて、512バイトの記録アクセスが行われるとい
う動作となる。なお、フラッシュメモリ20に対するア
クセス時のデータ転送レートは、例えば40μsec/
Byteというように、上記バッファリングのための転
送と比較して高速で行われる。
【0026】ここでRAM13の容量を効率的に利用し
てバッファリングを行うために、図示するようにRAM
13内のバッファ領域としては、512バイトのバッフ
ァエリアAと、例えば80バイトのバッファエリアBが
設定される。説明上、バッファエリアAのバイトアドレ
スをA0〜A511、バッファエリアBのバイトアドレ
スをB0〜B79とする。そしてバッファリング及びフ
ラッシュメモリ20への記録のためのデータ転送は次の
ような手順で行われることになる。
【0027】信号処理部7からの転送データは、バッフ
ァエリアAにアドレスA0から順に格納されていく。こ
の転送は連続して行われ、例えばアドレスA511への
格納が行われたら、その次の転送データはアドレスA0
に格納される。つまり信号処理部7からの転送データの
バッファリングには、バッファエリアAがリングメモリ
状に用いられる。
【0028】このようなバッファリングの過程におい
て、バッファエリアAにアドレスA0〜A79まで、即
ち80バイトの記録データがバッファリングされた時点
で、その80バイトのデータはバッファエリアBのアド
レスB0〜B79に移動される。その後、バッファエリ
アAへのバッファリングが継続され、或る時点でアドレ
スA511まで記録データが格納されると、RAM13
には、バッファエリアBにおけるアドレスB0〜B79
と、バッファエリアAにおけるアドレスA80〜A51
1に、時間的に連続した512バイトの記録データがバ
ッファリングされていることになる。そこで、その51
2バイトに関して、フラッシュメモリ20に対する転送
を実行する。このとき、上述のように信号処理部7から
の転送は継続されており、その転送データはバッファエ
リアAのアドレスA0から行われていくことになるが、
アドレスA0〜A79までの記録データはバッファエリ
アBに退避されているため、まだフラッシュメモリ20
に転送されていないデータが消失されることはない。
【0029】即ち、フラッシュメモリ20に対してバッ
ファエリアBにおけるアドレスB0〜B79と、バッフ
ァエリアAにおけるアドレスA80〜A511という、
512バイトの記録データが連続的に転送され、フラッ
シュメモリ20に記録が行われている間に、次に転送さ
れてくる記録データのバッファリングがバッファエリア
AのアドレスA0から行われる。そして上記各転送レー
トの場合、アドレスB0〜B79とアドレスA80〜A
511の512バイトの記録アクセスが完了する時点で
は、まだ信号処理部7からの転送/バッファリングは、
アドレスA80までは完了していない状態となる。従っ
て、例えば80バイトというバッファエリアBを用いて
512バイトの内の先頭80バイトを退避させること
で、記憶エリアを効率利用してバッファエリアとして必
要な容量を削減し、かつフラッシュメモリ20に対する
512バイトの期間の連続アクセスを可能とできる。
【0030】なお、以上の説明から理解されるように、
バッファエリアBの容量は、バッファリングのためのデ
ータ転送のレートと、フラッシュメモリ20への記録の
ためのデータ転送のレートの差に応じて最適値が設定さ
れればよい。そして少なくとも、バッファリングするデ
ータのRAM13の書込アドレスを示す書込ポインタ
が、フラッシュメモリ20への転送のための読出を行う
アドレスを示す読出ポインタを追い越してしまうような
状態が起こらないようにすればよいものである。従っ
て、バッファエリアBを80バイトとしたのは一例であ
り、これは上記各転送レートを例として、上記動作に必
要な容量以上であり、かつ或る程度余裕を持たせたもの
である。仮にフラッシュメモリ20への転送レートがよ
り高速化されるなどして、転送レートの差が大きくなれ
ば、バッファエリアBとして必要な容量はさらに小さく
することができる。
【0031】図2で説明した動作を実現するためのCP
U12の処理を、図3、図4、図5により説明する。図
3は信号処理部7からRAM13への転送(バッファリ
ング)処理の制御、図4は上述したバッファエリアAか
らバッファエリアBへの移動制御、図5はRAM13か
らフラッシュメモリ20への転送制御を、それぞれ示し
ている。
【0032】マイクロホン1から入力される音声信号に
対して記録動作が開始されると、CPU12は図3の処
理として、信号処理部7から転送されてくる記録データ
のRAM13へのバッファリング処理を開始する。まず
ステップF101としてRAM13のライトポインタW
PをアドレスA0にセットする。
【0033】そして、信号処理部7から1バイトの記録
データが転送されてくるたびに、ステップF103で、
その時点のライトポインタWPに示されるアドレスに、
転送されてきた1バイトの記録データを書き込んでい
く。そして、ステップF104でライトポインタWPを
インクリメントしてステップF102に戻る。このよう
な処理により、信号処理部7からの転送データが、1バ
イトづつ、バッファエリアAのアドレスA0、A1、A
2・・・に、順にバッファリングされていく。
【0034】このような転送データのバッファリングが
進行して、或る時点でステップF105においてライト
ポインタWPの値がアドレスA511を超えたと判断さ
れると、ステップF101にもどってライトポインタW
PがアドレスA0に戻され、引き続き同様の処理が行わ
れていく。
【0035】以上の処理により、アドレスA0〜A51
1のバッファエリアAの領域がリングメモリ形態で用い
られて、連続的に信号処理部7からの転送データがバッ
ファリングされていくことになる。なお、このバッファ
リングは、ユーザーが記録停止操作を行うことに伴っ
て、ステップF102から終了される。
【0036】この図3のようなバッファリング制御と並
行して、CPU12は図4、図5の制御も行う。まず図
4の処理としては、ステップF120で、バッファエリ
アAにおけるアドレスA0〜A79までの80バイトの
バッファリングが完了する時点を監視している。そし
て、上記図3の処理により80バイトのバッファリング
が完了した時点、つまりライトポインタWP=A80と
なった時点で、処理をステップF120からF121に
進め、その時点でアドレスA0〜A79に格納されてい
る80バイトの記録データを、バッファエリアBのアド
レスB0〜B79に移動させる処理を行う。
【0037】さらにCPU12は、図5の処理として、
RAM13からフラッシュメモリ20へのデータ転送、
即ち書込アクセスを実行する。まずステップF141と
して、フラッシュメモリ20における書込ページを設定
する。なお、ページとは例えば512バイトのデータと
される単位データユニットをいうこととする。即ちステ
ップF141では、1回の連続したアクセスで記録する
512バイトのデータについての、フラッシュメモリ2
0上の記録アドレスを設定する処理となる。
【0038】フラッシュメモリ20へのアクセスは、ス
テップF142でRAM13で512バイトの記録デー
タのバッファリングの完了を待機して行われることにな
る。512バイトのバッファリングの完了時点とは、上
記図3、図4の処理により、バッファエリアBにおける
アドレスB0〜B79と、バッファエリアAにおけるア
ドレスA80〜A511に、512バイトの記録データ
がバッファリングされている状態となった時点である。
(この時点から、図3の処理によるバッファリングは再
びバッファエリアAのアドレスA0から行われる。)
【0039】512バイトのバッファリングが完了する
と、図5の処理はステップF142からF143に進
み、CPU12はまずRAM13のリードポインタRP
をアドレスB0に設定する。そしてステップF144で
リードポインタRPに従って1バイトデータを読み出
し、フラッシュメモリ20に転送して記録させる。また
ステップF145でリードポインタRPをインクリメン
トし、再びステップF144の転送・フラッシュメモリ
への書込を実行する。この処理がステップF146でリ
ードポインタRPの値がアドレスB79を超えたと判断
されるまで繰り返される。従って、バッファエリアBの
アドレスB0〜B79までの80バイトのデータが1バ
イトづつ連続してフラッシュメモリ20に転送され、記
録が行われる。
【0040】ステップF146でリードポインタRPの
値がアドレスB79を超えたと判断されたら、処理はス
テップF147に進み、CPU12はリードポインタR
Pの値をアドレスA80にセットする。そしてステップ
F148でリードポインタRPに従って1バイトデータ
を読み出し、フラッシュメモリ20に転送して記録させ
る。またステップF149でリードポインタRPをイン
クリメントし、再びステップF148の転送・フラッシ
ュメモリへの書込を実行する。この処理がステップF1
50でリードポインタRPの値がアドレスA511を超
えたと判断されるまで繰り返される。従って、上記バッ
ファエリアBのアドレスB0〜B79までの80バイト
のデータに続いて、バッファエリアAのアドレスA80
〜A511までの432バイトのデータが、1バイトづ
つ連続してフラッシュメモリ20に転送され、記録が行
われる。
【0041】つまり、ステップF143〜F150まで
の処理により、バッファエリアBにおけるアドレスB0
〜B79と、バッファエリアAにおけるアドレスA80
〜A511の、合計512バイトの記録データが、連続
的にフラッシュメモリ20に転送され、1ページのデー
タとして記録されることになる。
【0042】このように1回のアクセス期間内で512
バイトのデータが時間的に連続して記録されることで、
アクセス期間長は最小限となり、無駄な電力消費が避け
られることになる。
【0043】1回のアクセスが終了したら、ステップF
151で次ページの記録が行われるか否かを判断する。
即ち、まだ記録動作が継続され、後続のデータのバッフ
ァリングが図3の処理により継続されているかを判断す
る。そして継続されている場合は、ステップF141で
次のページの記録のためのアドレス設定を行い、ステッ
プF142で待機の後、上記同様の処理で転送が行われ
ることになる。
【0044】なお、RAM13にバッファリングされた
データについて、全て転送完了した時点、つまりユーザ
ーが記録停止を行った時点の入力音声データまでを、フ
ラッシュメモリ20に記録した時点で、ステップF15
1から処理を終えることになる。
【0045】以上、図3、図4、図5の処理により、図
2で説明したような転送動作が実現され、これによっ
て、フラッシュメモリ20への512バイトの転送を連
続して行うことを維持した上で、RAM13の効率利用
が可能となり、バッファエリアとしての必要な容量を少
なくすることができる。例えば本例の場合、512+8
0=592バイトとなり、図9で説明した従来例におけ
る1024バイトに比べて著しく少なくすることができ
る。また、信号処理部7からRAM13への転送は、そ
の転送先はバッファエリアAのみとなるため、従来のよ
うに異なるエリアへ順次切りかえて転送していくことに
比べて、CPU12の処理は図3のように非常に簡単な
処理となり、バッファリング処理の簡易化を実現できる
という利点もある。
【0046】3.再生動作 続いてフラッシュメモリ20に記録された音声データを
再生する際の動作について説明していく。図6は、再生
時における、フラッシュメモリ20、RAM13のバッ
ファ領域、信号処理部7の間のデータ転送状態を模式的
に示すものである。
【0047】フラッシュメモリ20から読み出される音
声データは、RAM13にバッファリングされた後、連
続的に信号処理部7に転送され、デコード処理されて上
述のようにスピーカ6から出力されることになる。従っ
てRAM13から信号処理部7へのデータの転送は、時
間的に連続して行われる。例えば250μsec/By
teのレートで転送される。一方、フラッシュメモリ2
0からRAM13へのデータの転送は、ページ単位(5
12バイト単位)で間欠的に行われる。データ転送レー
トは、例えば40μsec/Byteとなる。ただし本
例の処理としては、再生時においてフラッシュメモリ2
0からの初回のページデータに関しては512バイトが
連続して行われるが、第2ページ以降のページデータに
関しては352バイトの連続転送と160バイトの連続
転送に分けられて行われることになる。
【0048】RAM13のバッファ領域としては、図示
するように512バイトの領域のみでよいが、説明上、
アドレスA0〜A351をバッファエリア#1、アドレ
スA352〜A511をバッファエリア#2と呼ぶこと
とする。そして再生時のデータ転送は次のような手順で
行われることになる。
【0049】まず再生対象のデータとしての初回のペー
ジデータ(512バイト)に関しては、フラッシュメモ
リ20から連続的に読み出されてRAM13のアドレス
A0〜A511にバッファリングされていく。そしてそ
のバッファリングの開始後の或る時点から、RAM13
からの信号処理部7への転送が開始される。
【0050】ここで、RAM13から信号処理部7への
転送が352バイト分完了した時点、つまりアドレスA
0〜A351というバッファエリア#1のデータが信号
処理部7へ転送された時点で、フラッシュメモリ20に
おける次のページデータの先頭から352バイトが読み
出され、バッファエリア#1に格納される。その後、R
AM13から信号処理部7への転送が512バイト目ま
で完了した時点、つまりアドレスA352〜A511と
いうバッファエリア#2のデータが信号処理部7へ転送
された時点で、フラッシュメモリ20における次のペー
ジデータの353〜512バイト目までのデータが読み
出され、バッファエリア#2に格納される。
【0051】つまり本例の動作は、バッファエリア#2
にバッファリングされたデータが信号処理部7へ転送さ
れている期間に、バッファエリア#1へのバッファリン
グを行い、逆にバッファエリア#1にバッファリングさ
れたデータが信号処理部7へ転送されている期間に、バ
ッファエリア#2へのバッファリングを行なうものであ
る。
【0052】但し、バッファエリア#1、#2の領域を
同じバイト数で分けることはせずに、上記のように例え
ば352バイトと160バイトで分けているのは、フラ
ッシュメモリ20からの1ページの読出アクセスをでき
るだけ効率的に行うためである。換言すれば、或るペー
ジデータについては352バイトの連続転送と160バ
イトの連続転送に分けられて行われることになるが、3
52バイトの転送が終了した時点では、アクセス状態の
まま、続きの160バイトの転送開始を待機することに
なるため、その待機時間をできるだけ短くし、できるだ
け無駄な消費電力を増大させないようにするためであ
る。そして、フラッシュメモリ20からバッファエリア
#1への転送に要する時間と、バッファエリア#2から
信号処理部7への転送に要する時間が同じであれば、フ
ラッシュメモリ20からの512バイトのうちの前半デ
ータの転送と後半データの転送をほぼ連続して(後半デ
ータの転送開始の待機時間をほぼゼロとして)実行でき
る。ただし、RAM13のライトポインタがリードポイ
ンタを追いこしてしまうような事態を避ける必要がある
ため、多少余裕を与える必要がある。その様な点を考慮
すると、上述のような各転送レートの条件下では、本例
のように352バイトと160バイトで分けることが好
適なものとなる。
【0053】なお、以上のことから理解されるように、
352バイトと160バイトで分けるのは一例にすぎ
ず、この分割設定は各転送レート差に応じて適正と考え
られる値にされればよい。
【0054】図6で説明した動作を実現するためのCP
U12の処理を、図7、図8により説明する。図7はフ
ラッシュメモリ7からRAM13への転送(バッファリ
ング)処理の制御、図8はRAM13から信号処理部7
への転送制御を、それぞれ示している。
【0055】再生動作が開始されると、まず最初に、再
生対象とされているページデータ群の最初のページデー
タがフラッシュメモリ20から読み出され、RAM13
にバッファリングされる処理が行われることになる。こ
のためCPU12はまず図7のステップF201として
フラッシュメモリ20における読出ページを設定する。
そしてステップF202でRAM13のライトポインタ
WPをアドレスA0にセットする。初回のページデータ
のバッファリングのため、続いて処理をステップF20
3からF204に進め、このステップF204でフラッ
シュメモリ20からの1バイトの読出/転送/RAM1
3への読込を実行する。これを、ステップF205でラ
イトポインタWPをインクリメントしながら、ステップ
F206でライトポインタWPがA511を超えたと判
断されるまで繰り返す。従って、最初のページとしての
512バイトがRAM13のアドレスA0〜A511ま
でにバッファリングされていくことになる。
【0056】この最初の512バイトのバッファリング
が完了された時点で、ステップF207で、後続ページ
データの再生実行の有無を確認し、後続ページが存在す
る場合はステップF201に戻る。そしてステップF2
01でフラッシュメモリ20からの次の読出ページ(読
出アドレス)を設定し、ステップF202でRAM13
のライトポインタWPをA0にセットして、2ページ目
以降の処理であるためステップF203からF208に
進む。但しここで、その時点のRAM13のリードポイ
ンタがアドレスA0〜A351の範囲内にあるか否か、
つまりバッファエリア#1のデータを信号処理部7に転
送している期間であるか否かを確認し、その場合はステ
ップF208で待機することになる。
【0057】この図7の処理と並行して、CPU12は
図8の処理、即ちバッファリングされたデータの信号処
理部7への転送を行うものであるが、まずステップF2
21として、信号処理部7への転送開始まで所定バイト
のバッファリング完了を待機する。即ち上記図7のステ
ップF204〜F206による初回ページのバッファリ
ングが、或る程度進行したか否かを待機することにな
る。なお、ここで所定バイトとは例えば1バイトとして
もよく、つまり、少なくとも1バイト以上のバッファリ
ングが完了した以降であれば、信号処理部7への転送を
開始させてもよい。
【0058】或る時点でステップF222に進んだら、
CPU12はRAM13のリードポインタRPをアドレ
スA0に設定する。そしてステップF224でリードポ
インタRPに従って1バイトデータを読み出し、信号処
理部7に転送する。またステップF225でリードポイ
ンタRPをインクリメントし、再びステップF223で
転送を行う。このような処理により、RAM13のアド
レスA0、A1、A2・・・にバッファリングされた再
生データが、信号処理部7へ1バイトづつ順に転送され
ていく。
【0059】このような転送が進行して、或る時点でス
テップF226においてリードポインタRPの値がアド
レスA511を超えたと判断されると、ステップF22
2にもどってリードポインタRPがアドレスA0に戻さ
れ、引き続き同様の処理が行われていく。即ち図8の処
理により、RAM13にバッファリングされた再生デー
タが連続的に信号処理部7に転送されていくことにな
る。この転送データは信号処理部7でデコードされた
後、連続した再生音声としてスピーカ6から出力され
る。なお、この転送は、ユーザーが再生停止操作を行う
こと、もしくは再生されるべき全データの再生が完了す
ることに伴って、ステップF223から終了される。
【0060】この図8のようにバッファリングデータが
転送されていることに応じて、図7の第2ページ目以降
のデータのバッファリングが行われることになる。上記
のように第2ページ目のバッファリングの開始は、ステ
ップF208で待機されているが、上記図8の転送処理
が進行して、リードポインタRPがアドレスA0〜A3
51以外となった時点、つまりバッファエリア#2から
のデータ転送が行われている時点となったら、図7の処
理はステップF208からF209に進む。ここで、ま
ずそのページデータの先頭側の352バイトのバッファ
リングが完了したと判断されるまでは、ステップF20
9→F211→F212→F213→F209という処
理が繰り返されることになる。つまり、ライトポインタ
WPがA0からインクリメントされていきながら、フラ
ッシュメモリ20のページデータのRAM13への読込
が行われていくため、RAM13のバッファエリア#1
としてのアドレスA0〜A351に、352バイトの再
生データがバッファリングされることになる。
【0061】この352バイトのバッファリングが完了
した時点で、処理はステップF209からF210に進
むことになり、ここで、その時点のRAM13のリード
ポインタがアドレスA352〜A511の範囲内にある
か否か、つまりバッファエリア#2のデータを信号処理
部7に転送している期間であるか否かを確認し、その場
合はステップF210で待機することになる。
【0062】上記図8の転送処理が進行して、リードポ
インタRPがアドレスA352〜A511以外となった
時点、つまりバッファエリア#1からのデータ転送が行
われている時点となったら、図7の処理はステップF2
10からF211に進む。そして、ステップF213で
そのページデータの512バイト目までのバッファリン
グが完了したと判断されるまでは、ステップF211→
F212→F213→F209→F210→F211・
・・という処理が繰り返される。つまり、ライトポイン
タWPがA352からインクリメントされていきなが
ら、フラッシュメモリ20のページデータのRAM13
への読込が行われていくため、RAM13のバッファエ
リア#2としてのアドレスA352〜A511に、残り
の160バイトの再生データがバッファリングされるこ
とになる。
【0063】1つのページデータとして512バイトの
バッファリングが完了したら、ステップF214で、後
続ページデータの再生実行の有無を確認し、後続ページ
が存在する場合はステップF201に戻る。そして上記
同様に、ステップF202,F203,F208と進ん
で、図8の転送処理に応じて待機を行いながら、352
バイトのバッファリングと160バイトのバッファリン
グを行うことになる。
【0064】なお、ステップF207又はF214で、
再生完了もしくはユーザーの再生停止操作により、次ペ
ージのバッファリングが不要となったら、処理を終了す
ることになる。
【0065】以上、図7、図8の処理により、図6で説
明したような転送動作が実現され、これによって、RA
M13を効率的に利用した再生データのバッファリング
及び信号処理部7への転送が可能となる。特に、RAM
13のバッファリングのための容量は従来の1024バ
イトに比べて半分の512バイトとすることができる。
また、フラッシュメモリ7に対するアクセス期間には、
352バイトの転送と160バイトの転送に分けられて
行われ、従って前半352バイトの転送後、後半160
バイトの転送まで或る程度待機時間(ステップF210
での待機時間)が発生してしまうが、上述のように35
2バイトと160バイトで分けられていることにより、
この待機時間は、或る程度の余裕を待たせた必要最小限
とすることができ、従って消費電力のロスはさほど生じ
ない。
【0066】以上実施の形態の例を説明してきたが、本
発明は上記例に限定されるものではなく、その要旨の範
囲内で各種の変形例が考えられる。例えば上記例のよう
に音声の記録再生装置とする場合、音声入力部、出力部
にアナログ又はデジタルライン入出力を採用する例や、
信号処理部におけるエンコード方式、デコード方式な
ど、各種の例が考えられる。また記録専用装置としての
構成例も考えられる。もちろん各種の例において、フラ
ッシュメモリ等の記録媒体へのデータ転送を512by
teと限定する必要はなく、また、その転送1単位のデ
ータ量に応じて、バッファエリア容量が適切に設定され
ればよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の記録装置
は、信号処理手段でエンコードされた記録データを連続
的に第1のバッファ領域にバッファリングしていくとと
もに、第1のバッファ領域へ第2の容量分のバッファリ
ングが行われたことに応じて、その第2の容量分の記録
データを第2のバッファ領域に移動させる。そしてさら
に、第1のバッファ領域へのバッファリング動作に応じ
た所定の時点で、第2のバッファ領域へ移動された記録
データと、第1のバッファ領域に格納された記録データ
を合わせた、第1の容量に相当する記録データを、連続
的に記録媒体に転送して記録を実行させるようにしてい
る。つまり、比較的小容量である第2の容量となる第2
のバッファ領域に格納データを退避させることで、信号
処理手段から第1のバッファ領域への連続的なバッファ
リングを実現するとともに、第1の容量分の記録データ
を記録媒体に対して連続的に転送し記録させることがで
きる。これによって、記録媒体への記録のための消費電
力を増大させることなく、バッファメモリ手段に要求さ
れる容量(第1のバッファ領域の容量+第2のバッファ
領域の容量)を、従来のバッファメモリに比べて著しく
削減することができるという効果がある。また従って、
RAMの効率利用や他の処理への利用可能性の増大、機
器コストの削減を実現できる。
【0068】また、第2のバッファ領域の容量は、記録
データのバッファリング動作のデータ転送レートと、記
録媒体への記録データのデータ転送レートの差に基づい
て設定されることで、最も効率的なバッファリングを実
現できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック
図である。
【図2】実施の形態の記録時のデータ転送動作の説明図
である。
【図3】実施の形態の記録時のバッファリング処理のフ
ローチャートである。
【図4】実施の形態の記録時のバッファリングデータの
移動処理のフローチャートである。
【図5】実施の形態の記録時のフラッシュメモリへの転
送処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態の再生時のデータ転送動作の説明図
である。
【図7】実施の形態の再生時のバッファリング処理のフ
ローチャートである。
【図8】実施の形態の記録時の信号処理部への転送処理
のフローチャートである。
【図9】従来のバッファリング動作の説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロホン、6 スピーカ、7 信号処理部、1
1 制御部、12 CPU、13 RAM、14 RO
M、20 フラッシュメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 文彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AD04 5B065 BA05 CC08 CE03 CE14 EA23 ZA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたオーディオ信号を記録データ
    にエンコードする信号処理手段と、 前記信号処理手段でエンコードされた記録データを格納
    することができるとともに、その格納領域として第1の
    容量とされた第1のバッファ領域と、前記第1の容量よ
    り小容量の第2の容量とされた第2のバッファ領域が設
    定されるバッファメモリ手段と、 前記信号処理手段でエンコードされた記録データを連続
    的に前記第1のバッファ領域にバッファリングしていく
    バッファリング制御手段と、 前記第1のバッファ領域へ前記第2の容量分のバッファ
    リングが行われたことに応じて、その第2の容量分の記
    録データを前記第2のバッファ領域に移動させる格納デ
    ータ制御手段と、 前記バッファリング制御手段によるバッファリング動作
    に応じた所定の時点で、前記格納データ制御手段により
    前記第2のバッファ領域へ移動された記録データと、前
    記第2のバッファ領域へ移動されずに前記第1のバッフ
    ァ領域に格納されている記録データによる、前記第1の
    容量に相当する記録データを、連続的に記録媒体に転送
    して記録を実行させる記録制御手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の容量は、前記バッファリング
    制御手段による記録データのバッファリング動作のデー
    タ転送レートと、前記記録制御手段による記録媒体への
    記録データのデータ転送レートの差に基づいて設定され
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
JP32785998A 1998-11-18 1998-11-18 記録装置 Pending JP2000148400A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288034A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置とその読出し・書き込み方法
JP2010186403A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Renesas Electronics Corp データ処理装置
EP2360695A3 (en) * 2005-09-13 2011-09-14 MediaTek, Inc Method and apparatus for optimizing data buffering

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